JP2008022285A - 画像読取り装置、画像形成装置、原稿サイズ検知方法、原稿サイズ検知プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像読取り装置、画像形成装置、原稿サイズ検知方法、原稿サイズ検知プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】原稿読取り用のラインセンサを用いて副走査方向の原稿サイズ検知を行うことが出来る画像読取り装置、画像形成装置、原稿サイズ検知方法、原稿サイズ検知プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】キャリッジを原稿読取り最大サイズの終端位置に移動させ(ステップS1)、ホームポジションまで原稿サイズ検知のため画像データを読取る。原稿サイズ検知のために必要な準備を行い(ステップS2)、圧板が閉められたことを検知すると(ステップS3/Yes)、原稿サイズ検知を開始する。複数ラインの画像を読取り、複数ラインメモリ29に保存する。原稿読取り完了後、原稿の照射を終了する(ステップS6)。読取った原稿画像データの取り出しを行い(ステップS7)、画像データを解析する(ステップS8)。サイズ検知が成功した場合には(ステップS9/Yes)、原稿サイズを決定する(ステップS10)。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像読取り装置、画像形成装置、原稿サイズ検知方法、原稿サイズ検知プログラム及び記録媒体に関し、特に原稿読取り用のラインセンサを用いて副走査方向の原稿サイズ検知を行う画像読取り装置、画像形成装置、原稿サイズ検知方法、原稿サイズ検知プログラム及び記録媒体に関する。
従来、原稿読取装置においては、ブック読取り時に原稿サイズを検知する方式として赤外線センサを用いていたが、近年コストダウンの一環として赤外線センサを用いずに、原稿読取り用のラインセンサを用いて原稿サイズを検知する方式が提案されている。
例えば、圧板開放時に原稿内は白、原稿外は黒であるとして主走査方向の原稿サイズを判断する方式で、原稿内に黒が来てしまった場合は、ラインセンサ読取り位置を移動させ原稿内が白のラインにてサイズ検知を行うことを特徴とする原稿サイズ検知装置が提案されている(特許文献1参照)。
同じく圧板開放時に原稿内は白、原稿外は黒であるとして主走査方向の原稿サイズを判断する方式であるが、ランプが点いた場合とランプが消えた場合との2条件でデータを取り、外乱光の影響を除くことを特徴とする原稿サイズ検出装置(特許文献2参照)や、主走査方向複数点でのラインセンサの読取データを用いることで、複数種類の原稿サイズを同時に検知することを特徴とする原稿サイズ検知装置(特許文献3参照)が提案されている。
特開平10−257255号公報 特開2000−138798号公報 特開2003−198809号公報
しかしながら、上記従来技術は全て主走査方向の原稿サイズ検知のみに言及していて、副走査方向のサイズ検知は従来までの赤外線センサを用いている。副走査方向のサイズ検知用赤外線センサを除かなければ、コストダウンが十分でないという問題がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、副走査方向のサイズ検知用赤外線センサを除き、原稿読取り用のラインセンサを用いて副走査方向の原稿サイズ検知を行う原稿サイズ検知装置を提供することを目的とする。なお、原稿読取り用のラインセンサを用いて副走査方向の原稿サイズ検知を行う場合には、検知したい原稿サイズ分程度読取り(ラインセンサの移動)が必要になる。しかし、本来の原稿読取り(本スキャン)毎にサイズ検知用の原稿読取り(プレスキャン)を行うと、時間がかかり読取り生産性が落ちてしまうため、出来るだけプレスキャンに時間をかけない原稿サイズ検知装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、原稿を照射する原稿照射手段と、前記原稿照射手段により原稿を走査して原稿の画像データをライン毎に読み取る画像読取手段と、原稿押え板の開閉を検知する開閉検知手段と、前記画像読取手段によって得られた複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定するサイズ検知手段と、を備え、前記画像読取手段は、前記開閉検知手段による原稿押え板の状態の検知により、原稿読み取り位置を制御することを特徴とする画像読取り装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、原稿読取サイズの最大サイズに位置し、前記開閉検知手段により、原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記原稿読取サイズの最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズに位置し、前記開閉検知手段により、原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、通常読取りが行われるスタート位置に位置し、前記開閉検知手段により原稿押え板が閉から開に変化したと検知されたとき、前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズ位置まで移動し、その後前記開閉検知手段により原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の装置において、サイズ検知を行う前は、通常読取りが行われるスタート位置に位置し、前記画像読取手段は、前記開閉検知手段により、原稿押え板が閉から開に変化したと検知されたとき、前記スタート位置から検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置まで移動し、その後前記開閉検知手段により原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、通常読取りが行われるスタート位置に位置し、前記開閉検知手段により、原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズの位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、通常読取りが行われるスタート位置に位置し、前記開閉検知手段により、原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記スタート位置から検知をしたいサイズから必要な読み取りが最大サイズの位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から請求項7記載の画像読取手段のうちいずれかを選択する選択手段を備えることを特徴とする画像読み取り装置である。
請求項9記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項記載の画像読み取り装置を備える画像形成装置である。
請求項10記載の発明は、原稿押え板の開閉状態を検知する工程と、前記検知する工程による原稿押え板の状態の検知により、原稿読み取り位置を制御し、原稿を照射しつつ、走査して原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法である。
請求項11記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、原稿読取サイズの最大サイズに位置させる工程と、原稿押え板が開から閉に変化したことを検知する工程と、原稿を照射しつつ、前記原稿読取サイズの最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法である。
請求項12記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズに位置させる工程と、原稿押え板が開から閉に変化したことを検知する工程と、原稿を照射しつつ、前記検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿画像データをライン毎に読み取る工程と、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法である。
請求項13記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる工程と、原稿押え板が、閉から開に変化したことを検知する工程と、前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズ位置まで移動する工程と、原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する工程と、原稿を照射しつつ、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法である。
請求項14記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる工程と、原稿押え板が、閉から開に変化したことを検知する工程と、前記スタート位置から検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置まで移動する工程と、原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する工程と、原稿を照射しつつ、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法である。
請求項15記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる工程と、原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する工程と、原稿を照射しつつ、前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズの位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法である。
請求項16記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる工程と、原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する工程と、原稿を照射しつつ、前記スタート位置から検知をしたいサイズから必要な読み取りが最大サイズの位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法である。
請求項17記載の発明は、原稿押え板の開閉状態を検知する処理と、前記検知する処理による原稿押え板の状態の検知により、原稿読み取り手段を制御し、原稿を照射しつつ、走査して原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラムである。
請求項18記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、原稿読取サイズの最大サイズに位置させる処理と、原稿押え板が開から閉に変化したことを検知する処理と、原稿を照射しつつ、前記原稿読取サイズの最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラムである。
請求項19記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズに位置させる処理と、原稿押え板が開から閉に変化したことを検知する処理と、原稿を照射しつつ、前記検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿画像データをライン毎に読み取る処理と、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラムである。
請求項20記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる処理と、原稿押え板が、閉から開に変化したことを検知する処理と、前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズ位置まで移動する処理と、原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する処理と、原稿を照射しつつ、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラムである。
請求項21記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる処理と、原稿押え板が、閉から開に変化したことを検知する処理と、前記スタート位置から検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置まで移動する処理と、原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する処理と、原稿を照射しつつ、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラムである。
請求項22記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる処理と、原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する処理と、原稿を照射しつつ、前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズの位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラムである。
請求項23記載の発明は、原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる処理と、原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する処理と、原稿を照射しつつ、前記スタート位置から検知をしたいサイズから必要な読み取りが最大サイズの位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラムである。
請求項24記載の発明は、請求項17から23のいずれか1項記載のプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、副走査方向のサイズ検知用赤外線センサを除き、原稿読取り用のラインセンサを用いて副走査方向の原稿サイズ検知を行うことが出来る。
図1は、本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略断面図である。この画像読取装置は、原稿面をなすコンタクトガラス1上に置いた原稿10に対してランプ2により光を照射し、第1ミラー3、第2ミラー4、第3ミラー5によって反射させた光をレンズ8によって集光し、CCD9上に結像する。ランプ2及び第1ミラー3が距離Lだけ進む間に第2ミラー4、第3ミラー5は距離L/2だけ進む。このことにより、光学系の光路長を一定に保ち、原稿全体を走査する。
図2は、図1の画像読取装置の概略斜視図である。ランプ2と第1ミラー3を備えた第1キャリッジ6は駆動ワイヤ11に取り付けられ、第2ミラー4、第3ミラー5、を備えた第2キャリッジ7はプーリ12に駆動ワイヤが巻きつけられる。駆動軸14に繋がれたワイヤプーリ15に駆動ワイヤ11を巻きつけ、タイミングプーリ16とタイミングベルト17によって、モータ18の駆動を伝達する。第1キャリッジ6の一端がホームポジションセンサ13を横切ってからある一定距離をリターンさせた位置をホームポジションとする。図6は、画像読取装置の一例であるスキャナ20の外観図である。
図3は、本実施形態に係る画像読取装置により画像を読み取った後の一連のコピー動作において必要となる構成ブロック図である。スキャナ20(画像読取装置)、IPU(画像処理ユニット)21、プリンタ22、CPU23、操作部24、CPU25、表示部26、RAM27から構成されている。
スキャナ20(画像読取装置)のコンタクトガラス1上に原稿をセットしてスタートキーを押下すると、スキャナ20にて原稿読み取り、IPU(イメージプロセッシングユニット;画像処理ユニット)21内で一連の画像処理を行い、プリンタ22に画像データを出力し、紙排出が行われる。スキャナ20、IPU21、プリンタ22内の必要なパラメータはRAM27内に保持されており、CPU23により各デバイスに設定が行われる。またパラメータ設定に必要なモード情報は操作部24を使ってユーザが指定できるような構成となっており、操作部24内のCPU25と、CPU23とが通信を行うことで情報の交換を行っている。
図4は、本実施形態に係るIPU21周辺の構成ブロック図である。IPU21は、画像処理モジュール28、複数ラインメモリ29、メモリコントロール30から構成されている。IPU21は、スキャナ20から受け取った原稿読み取りデータに対し、所望の画像処理を実施する。本発明に係る原稿サイズ検知動作を行う場合は、画像処理モジュール28に接続された複数ラインメモリ29にその画像データを蓄える。メモリコントロール30は、複数ラインメモリ29を制御する。また、メモリコントロール30はCPU23から複数ラインメモリ29データのリード/ライトが可能である。
以下に、本発明の実施形態を説明する。なお、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図5は、本発明の実施形態に係る原稿サイズ検知方法の動作処理を示すフローチャートである。図8は、本実施形態に係る画像読取手段(以下キャリッジと呼ぶ。図2では、第1キャリッジ6及び第2キャリッジ7)の移動を示す図である。まず、キャリッジをホームポジションから原稿サイズ検知位置に移動させる(ステップS1、図8(a)参照)。本実施形態に係る原稿サイズ検知位置は、原稿読取り最大サイズの終端位置である。図8(a)は、スキャナ20の原稿読取り最大サイズがA3サイズとした場合の一例である。本実施形態においては、原稿読取り最大サイズの終端位置からホームポジション(原稿読み取りスタート位置)まで、キャリッジ(画像読取手段)を走査し、原稿サイズ検知のため画像データを読取ることを特徴とする。
その後原稿サイズ検知のために必要な準備を行う(ステップS2)。必要な準備は、図10、図11に示すような原稿サイズ検知のための原稿読取りタイミングの設定、及び必要に応じてシェーディング補正に必要な準備設定を実行する。図10は、メモリコントロール30の副走査方向タイミングチャートである。図11は、メモリコンロトロール30の主走査方向タイミングチャートである。
その後圧板が閉められたこと(開→閉→開)を検知すると(ステップS3/Yes)、原稿サイズ検知を開始する。若しくはユーザが操作部24から原稿の読取り開始指示を行った時点で、原稿サイズ検知を開始する(プレスキャン)。圧板の開閉(ステップS3)は、DF開閉センサのON/OFFによって検知することが考え得る。図7は、本実施形態に係るスキャナ20の圧板の閉検知を示す概略側面図である。
原稿サイズ検知は、まず原稿読取りのために原稿をランプ2により照射する(ステップS4)ことから開始される。次に原稿を読取る(ステップS5)。原稿読取りは、原稿サイズ用のライト信号を発生し、ライト信号の有効期間内の画像データ読取ることにより行う。図8(b)に本実施形態に係るキャリッジの動きを示す。ライト信号は、メモリコントロール30から送られる。以下詳述する。
図9は、本実施形態に係るメモリコントロール30周辺の構成ブロック図である。メモリコントロール30は、画像処理モジュール28から、XFSYNC信号、XLSYNC信号(Line Synchronous:ライン同期信号)、PCLK(Pixel Clock)を受け取る。XFSYNC信号は、ラインセンサ読取り開始トリガを示す。XLSYNC信号は、ラインセンサ読取り1ラインの基準となる。PCLKは画素クロックである。そしてメモリコントロール30は、複数ラインメモリ29に、ライトリセット(XWRST:Write Reset)信号とライトイネーブル(XWE:Write Enable)信号を渡す。
メモリコントロール30は、画像処理モジュール28と複数ラインメモリ29とのやり取りと共に、CPU23からパラメータを受け取り、2つの基準信号であるXFSYNC、XLSYNCから、メモリのライト位置を確定する。CPU23から受け取るパラメータとは、メモリライト領域を示す主走査スタート、主走査幅、副走査スタート、副走査幅の4つのパラメータである。図10に副走査方向のタイミングチャートを、図11に主走査方向のタイミングチャートを示す。
図12は、本実施形態に係るパッチ読取りの一例を示す図である。メモリコントロール30は、上記パラメータ等からライト位置を確定することにより、図12に示すように2次元方向の複数パッチのデータを同時にメモリに書き込むことが出来る。なお、斜線部がメモリ書込み領域を示す。
原稿読取り(ステップS5)は、キャリッジを図8(b)に示すように原稿サイズ検知位置から移動させ、走査させながら読取りを実行する。このため、原稿上の異なる位置の画像を読取り、副走査方向に複数位置の画像データの読取りが可能となる。複数ラインの画像を読み取ることが出来る。読み取った画像データは、複数ラインメモリ29に保存される。なおキャリッジは、原稿サイズ検知のため読取る(ステップS5)と同時に、そのまま本来の原稿読取り(本スキャン)位置(ホームポジション)へ移動する(図8(b)参照)。
原稿の読取りが完了したら、原稿の照射を終了する(ステップS6)。なお、サイズ検知のための原稿読取り(ステップS4、S5)が完了した直後に、本スキャンを開始するような場合は、原稿の照射を終了せず、原稿照射用のランプを点灯したままにすることも考え得る。この場合、図5のステップS5とS6の間に、本スキャンを実行するか否かの判断処理が入る。
また、ステップS6の処理は、以下に説明するステップS7の処理(画像データ取り出し)と平行して行うことも考え得る。この場合、原稿読み取り(ステップS5)が完了した時点で、読取った原稿画像データの取り出しを行い(ステップS7)、画像データを解析する(ステップS8)。図12に示す斜線部がメモリ書込み領域である。かかるパッチデータを、複数ラインメモリ29に保存している(上記ステップS5)。そこで複数ラインメモリ29から、1パッチずつ、CPU23の持つRAM27に読み出す(ステップS7)。
画像データの解析(ステップS8)について、下記表1、図13及び図14を用いて以下詳述する。下記表1は、原稿サイズ検知決定表である。図13は、本実施形態に係る白黒判定処理動作を示すフローチャートである。図14は、本実施形態に係る画像データ読取り位置と原稿サイズを示した図である。
図14に示すように、読取りパッチ(patch)としてSEN11、SEN12、SEN21、SEN22を用いる。本実施形態では、検知する原稿サイズをA3、A4ヨコ、A4タテ及びそれ以外とする。画像データを取り出し(ステップS7)、各パッチの白黒判定を行うことにより(図13参照)、各読取りパッチの白/黒が決定する。
白黒判定処理について図13を用いて以下詳述する。まず1パッチ内の画素数を設定する(ステップS81)。その後複数ラインメモリ29から1画素単位でリードを行い(ステップS82)、設定したN画素以上であるか判定する(ステップS83)。Nより少ない場合は(ステップS83/No)、画素の加算(n+1)を行う(ステップS84)。
N以上になった場合は(ステップS83/Yes)、1パッチ内の平均値を求め(ステップS85)、そのパッチの2値化を行う(ステップ86)。2値化は、閾値(TH:threshold)を基準として判別する。その結果からパッチの黒画素(ステップS86/No、S88)、白画素(ステップS86/Yes、S87)を判定し、白黒判定フローを終了する。なお、平均値を求めるフローとしてN画素全加算のあと全平均としているが(ステップS83、S84、S85)、例えば主走査方向だけの加算を行い1ラインでの平均を求め、その後次のラインの加算と平均を繰り返し、最終判定を行う方式も考え得る。決定した白/黒により下記表1から原稿サイズの決定を行う。
Figure 2008022285
表1に示すように、SEN11、SEN12、SEN21、SEN22がすべて白だった場合、4つの読取り位置にすべて原稿が有ると判断し、原稿がA3サイズであると決定する。SEN11とSEN12が白で、SEN21とSEN22が黒だった場合、副走査方向の後ろ側に原稿が無いと判断され、原稿がA4ヨコであると決定する。
SEN11とSEN21が白で、SEN12とSEN22が黒だった場合、今度は主走査方向の後ろ側に原稿が無いと判断され、原稿がA4タテであると決定する。SEN11、SEN12、SEN21、SEN22、すべて黒だった場合、4つの読取り位置にすべて原稿が無いと判断し、A4より小さいサイズ、あるいは原稿無しと決定する。上記4つのパターンのどれにも当てはまらない場合は、どこかで検知エラーがあったと判断され、原稿サイズが検知されなかったことを知らせることとなる。
以上のように、サイズ検知が成功した場合には(ステップS9/Yes)、原稿サイズを決定する(ステップS10)。原稿サイズの決定とは、具体的にはCPU23(図4参照)に接続されたプログラム実行用のRAM27に原稿サイズ情報を保存しておくことであり、以降は必要に応じて決定した原稿サイズ情報を読み出して利用する。原稿サイズの決定後は、原稿サイズ検知動作を完了する。
一方、原稿サイズの判定に失敗した場合は(ステップS9/No)、原稿サイズを決定せず、原稿サイズ検知動作を完了する。原稿サイズの判定が失敗する例としては、真黒な原稿の場合や、原稿台に対する外光の影響、原稿照射用のランプの点灯状態(ランプをONしたが光量が安定していない状態で読取りを実行する等)によって、読取りデータから原稿のサイズを判定することができない場合等が考え得る。
上記実施形態により、サイズ検知を行う前、原稿読取手段の位置は原稿読取サイズの最大サイズに位置し、原稿押さえ板の開閉検知手段が開から閉に変化した時、前記最大サイズの位置から原稿読取りスタート位置(ホームポジション)まで原稿読取手段が移動し、その区間の原稿読取りを行うことで、原稿押さえ版を閉じて原稿読取りを行うまでのオーバーヘッド時間を少なくし、すなわち原稿一面分スキャン(プレスキャン)を行わないため生産性ダウンを極力抑えることが出来る。また、副走査方向の原稿サイズ検知を同時に行うことが可能となる。
また、サイズ検知を行う前の原稿読取手段の位置を原稿読取りサイズの最大サイズにおくことにより、検知したい原稿サイズの種類により制御を切り替える必要が無く、機種共通の制御が可能となる。その他、従来までの読取りシーケンスを積極的に用いる、あるいは主走査方向の原稿サイズ検知のシーケンスに出来るだけ近付くため、制御変更小となる。原稿サイズ検知用のメモリ容量を、出来るだけ主走査方向原稿サイズ検知に必要な容量に近づけて、コスト削減することも考え得る。
以下、本発明の他の実施形態について図を用いて説明する。図15は、本実施形態に係る原稿サイズ検知動作処理を示すフローチャートである。図16は、本実施形態に係るスキャナ20の原稿押え板の閉検知(圧板:閉→開→閉)を示す概略側面図である。図17は、本実施形態に係るキャリッジの移動を示す図である。
図15に示すように、まずキャリッジをホームポジション(図17(a)左、点線キャリッジの位置)から原稿サイズ検知位置(図17(a)右、実線キャリッジの位置)に移動させる(ステップS11)。本実施形態に係る原稿サイズ検知位置は、検知をしたいサイズから必要となる読取り最大サイズ位置である。例えば、A3/A4ヨコ/A4タテの3種類の原稿サイズを検知したい場合は、A4タテの外側近傍が必要となる読取り最大位置となる。この点が上記実施形態と異なる。
キャリッジ移動後(ステップS11)、原稿サイズ検知のために必要な準備を行う(ステップS12)。その後圧板が閉められたことを検知(ステップS13/Yes)(図16参照)、もしくはユーザが原稿の読取りを開始した時点で、原稿サイズ検知動作の開始する(ステップS14以降)。なお、ステップS12からS20は、上記図5ステップS6以降と同様の処理である。
本実施形態においては、上記実施形態と異なり、キャリッジはサイズ検知読取りに必要な最大値からホームポジションまで原稿サイズ検知のため画像データを読取る(図17(b)参照)。また、読取りと同時にキャリッジを本来の原稿読取り(本スキャン)位置へと移動させる(図17(b)参照)。
上記実施形態により、サイズ検知を行う前の原稿読取手段の位置は、検知をしたいサイズから必要となる読取り最大サイズに位置し、原稿押さえ板の開閉検知手段が開から閉に変化した時、前記最大サイズの位置から原稿読取りスタート位置まで原稿読取手段が移動し、その区間の原稿読取りを行うことで、原稿押さえ版を閉じて原稿読取りを行うまでのオーバーヘッド時間を少なく出来るため生産性ダウンを極力抑えることが出来る。また、サイズ検知を行う前の原稿読取手段の位置を、検知したいサイズから必要となる読取り最大サイズにおくことにより、その機種最適の制御が実現可能となり、オーバーヘッド時間を更に少なく出来、生産性ダウンを抑えることが出来る。
以下に、本発明の他の実施形態について図を用いて説明する。図18は本実施形態に係る処理動作を示すフローチャートである。図19は、本実施形態に係るスキャナ20の原稿押さえ板の開検知(圧板:閉→開)を説明する概略側面図である。図20は、本発明の実施形態に係るスキャナ20の原稿押さえ板の閉検知(圧板:開→閉)を説明する概略側面図である。
図18に示すように、まず圧板の開閉を検知する(ステップS21)。キャリッジは、通常原稿読取りスタート位置(ホームポジション)に位置したままである。図19に示すように、圧板が閉じられた状態から開かれた状態になると(ステップS21/Yes)、原稿サイズ検知位置にキャリッジを移動させる(ステップS22)。前記原稿サイズ検知位置は、原稿読取り最大サイズの終端に位置する。上記図8と同様である。本実施形態は、圧板が開いた時点でキャリッジを原稿サイズ検知位置に移動させることを特徴とする。
その後、原稿サイズ検知の準備(ステップS23)から原稿サイズを決定(ステップS31)は、上記図5ステップS2からS10と同様である。ステップS24は図20を参照する。
上記実施形態により、サイズ検知を行う前、原稿読取手段の位置は通常読取りが行われるスタート位置に位置し、原稿押さえ板(圧板)の開閉検知手段が閉から開に変化した時、前期スタート位置から原稿読取り最大サイズの位置まで移動し、開から閉に変化した時、前記最大サイズの位置から原稿読取りスタート位置まで原稿読取手段が移動し、その区間の原稿読取りを行うことで、サイズ検知を行わない原稿読取り時には、原稿読取手段の移動が必要なくオーバーヘッド時間が必要なく生産性ダウンが無くなる。
また、原稿押さえ版を閉じて原稿読取りを行うまでのオーバーヘッド時間を少なく出来るため生産性ダウンを極力抑えることが出来る。また、サイズ検知を行う前の原稿読取手段の位置を原稿読取りサイズの最大サイズにおくことにより、検知したい原稿サイズの種類により制御を切り替える必要が無く、機種共通の制御が可能となる。
以下に、本発明の他の実施形態に係る原稿サイズ検知方法について図を用いて説明する。図21は、本実施形態に係る原稿サイズ検知動作処理を示すフローチャートである。
図21に示すように、圧板が開いた時点でキャリッジ(画像読取り手段)を移動させる点は(ステップS32)、上記図18ステップS21と同様であるが、キャリッジを移動させる原稿サイズ検知位置が図18とは異なる。本実施形態では、上記図15ステップS11と同様に、検知をしたいサイズから必要となる読取り最大サイズ位置にキャリッジを移動させる(ステップS33)。したがって、ステップS33の処理については、上記図15ステップS11に係る処理と同様である。なお、検知をしたいサイズも、本実施形態では、ステップS11に係る説明にあるように、A3/A4ヨコ/A4タテの3種類の原稿サイズとする。その後、本実施形態に係るステップS34からS42の動作処理は、図5ステップS2からS10と同様の処理である。
上記実施形態により、サイズ検知を行う前、画像読取り手段の位置は通常読取りが行われるスタート位置に位置し、原稿押さえ板の開閉検知手段が閉から開に変化した時、前期スタート位置から、検知をしたいサイズから必要となる読取り最大サイズの位置まで移動し、開から閉に変化した時、前記最大サイズの位置から原稿読取りスタート位置まで原稿読取手段が移動し、その区間の原稿読取りを行うことで、サイズ検知を行わない原稿読取り時には、原稿読取手段の移動が必要なくオーバーヘッド時間が必要なく生産性ダウンが無くなる。また、サイズ検知を行う前の原稿読取手段の位置を、検知したいサイズから必要となる読取り最大サイズにおくことにより、その機種最適の制御が実現可能となり、オーバーヘッド時間を更に少なく出来、生産性ダウンを抑えることが出来る。
以下に、本発明の他の実施形態に係る原稿サイズ検知方法について図を用いて説明する。図22は、本実施形態に係る動作処理を示すフローチャートである。図23は、本実施形態に係るスキャナ20の原稿押え板の閉検知(圧板:閉→開→閉)を示す概略側面図である。図24は、本実施形態に係るキャリッジの移動の様子を示す図である。
図22に示すように、本実施形態においては、まず原稿サイズ検知の準備を行う点が(ステップS43)、上記各実施形態とは異なる。上記各実施形態では、原稿サイズ検知準備は、キャリッジの移動後に行っている。従って、スタンバイ状態では画像読取り手段(以下キャリッジ)は通常原稿読取りスタート位置(ホームポジション)に位置したままで、原稿サイズ検知のために必要な準備を行う(ステップS43)。なお、原稿サイズ検知準備の処理自体は、図5ステップ2と同様であり、原稿サイズ検知のための原稿読取りタイミングの設定、および必要に応じてシェーディング補正に必要な準備設定を実行する。
ステップS44及びS45は、図5ステップS3、S4と同様である。原稿照射開始(ステップS45)後、キャリッジを移動させながら、最大サイズ分原稿を読取る。原稿の読取りについては、図5ステップS5と同様に、原稿サイズ用のライト信号を発生し、ライト信号の有効期間内の画像データ読取りを行って処理を終了する。
本実施形態では、キャリッジはホームポジションからスタートし、走査しながら最大サイズ(例えば、A3サイズ。図24参照)の原稿を、原稿サイズ検知のため画像データとして読み取る(ステップS46)。また読取りと同時にキャリッジを本来の原稿読取り(本スキャン)位置へと移動させる。原稿の照射終了(ステップS47)後は、図5ステップS6からステップS10と同様である。
上記実施形態により、サイズ検知を行う前、原稿読取手段の位置は通常読取りが行われるスタート位置に位置し、原稿押さえ板の開閉検知手段が開から閉に変化した時、前期スタート位置から原稿読取り最大サイズの位置まで原稿読取手段が移動し、その区間の原稿読取りを行うことで、サイズ検知を行わない原稿読取り時には、原稿読取手段の移動が必要なくオーバーヘッド時間が必要なく生産性ダウンが無くなる。また、サイズ検知読取り制御を通常原稿読取りと同じに出来るため、制御変更をより少なく出来、開発効率アップが図れる。また、サイズ検知読取りサイズを最大サイズにすることにより、検知したい原稿サイズの種類により制御を切り替える必要が無く、機種共通の制御が可能となる。
以下に、本発明の他の実施形態に係る原稿サイズ検知方法について図を用いて説明する。図25は、本実施形態に係る原稿サイズ検知動作処理を示すフローチャートである。図26は、本実施形態に係るキャリッジの移動の様子を示す図である。
図25に示すように、本実施形態の動作処理は、ステップS58の処理以外は、上記図22を用いて説明した実施形態の動作処理(ステップS43からS45、S47からS51)と同様である。本実施形態では、ホームポジションからキャリッジが走査し、検知をしたいサイズから必要となる読取り最大サイズ分原稿を画像データとして読取る(ステップS58)。具体的には、原稿サイズ用のライト信号を発生し、ライト信号の有効期間内の画像データ読取りにより行い、読取り処理自体は上記図5ステップS4と同様である。このとき、キャリッジを移動させて原稿を走査しながら読取りを実行する。
本実施形態の場合、検知をしたいサイズをA3/A4ヨコ/A4タテの3種類の原稿サイズとする(図26参照)。したがって、A4タテサイズより外側近傍が必要となる読取り最大サイズ分原稿であり、この位置まで読取りを行うこととなる(図26参照)。また読取りと同時に並行してキャリッジを本来の原稿読取り(本スキャン)位置へと移動させる。
上記実施形態により、サイズ検知を行う前、原稿読取手段の位置は通常読取りが行われるスタート位置に位置し、原稿押さえ板の開閉検知手段が開から閉に変化した時、前期スタート位置から検知をしたいサイズから必要な読取りが最大サイズの位置まで原稿読取手段が移動し、その区間の原稿読取りを行うことで、サイズ検知を行わない原稿読取り時には、原稿読取手段の移動が必要なくオーバーヘッド時間が必要なく生産性ダウンが無くなる。また、サイズ検知読取りサイズを必要となる読取り最大サイズにおくことにより、その機種最適の制御が実現可能となり、オーバーヘッド時間を更に少なく出来、生産性ダウンを抑えることが出来る。
以下に、本発明の他の実施形態に係る原稿サイズ検知方法について図を用いて説明する。図27は、本実施形態に係るサイズ検知動作処理を示すフローチャートである。
本実施形態は、上記各実施形態のいずれを実行するか選択できることを特徴とする。具体的には、図27に示すように、サイズ検知フローに入る前に制御ナンバーをCPU23(図4参照)に設定する(ステップS70)。制御ナンバーは例えばNO.1、NO.2等で示す。なお、本実施形態において、図27に示す「NO.1」は上記図5、「NO.2」は図15、「NO.3」は図18、「NO.4」は図21、「NO.5」は図22、「NO.6」は図25の各フローチャートを用いて説明した実施形態を指し、制御ナンバーとして設定する。
その後は設定された制御ナンバーに対応する各実施形態の動作処理(図5、図15、図18、図21、図22、図25参照)と同様に行われる(ステップS71からS80)。
上記実施形態により、生産性のダウンを抑え、制御変更やコストアップの負担が軽減され、システム要求に合わせて制御方式を切り替えることが可能となり、より汎用性の高いシステムを得ることが可能となる。
尚、各図のフローチャートに示す処理を、CPU23が実行するためのプログラムは本発明によるプログラムを構成する。このプログラムを記録する記録媒体としては、半導体記憶部や光学的及び/又は磁気的な記憶部等を用いることができる。このようなプログラム及び記録媒体を、前述した各実施形態とは異なる構成のシステム等で用い、そこのCPUで上記プログラムを実行させることにより、本発明と実質的に同じ効果を得ることができる。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略断面図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係るIPU周辺の構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係る原稿サイズ検知動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るスキャナ20の外観図である。 本発明の実施形態に係るスキャナ20の原稿押さえ板の閉検知(圧板:閉→開→閉)を説明する概略側面図である。 本発明の実施形態に係る読み取りキャリッジの移動を示す図である。 本発明の実施形態に係るメモリコントロール30周辺の構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係るメモリコントロール30の副走査方向タイミングチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るメモリコントロール30の主走査方向タイミングチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係るパッチ読み取りの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る白黒判定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るサイズ検知判定用パッチ読み取り位置を示す図である。 本発明の実施形態に係る原稿サイズ検知動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るスキャナ20の原稿押さえ板の閉検知(圧板:閉→開→閉)を説明する概略側面図である。 本発明の実施形態に係る読み取りキャリッジの移動を示す図である。 本発明の実施形態に係る原稿サイズ検知動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るスキャナ20の原稿押さえ板の開検知(圧板:閉→開)を説明する概略側面図である。 本発明の実施形態に係るスキャナ20の原稿押さえ板の閉検知(圧板:開→閉)を説明する概略側面図である。 本発明の実施形態に係る原稿サイズ検知動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る原稿サイズ検知動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るスキャナ20の原稿押さえ板の閉検知(圧板:閉→開→閉)を説明する概略側面図である。 本発明の実施形態に係る読み取りキャリッジの移動を示す図である。 本発明の実施形態に係る原稿サイズ検知動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る読み取りキャリッジの移動を示す図である。 本発明の実施形態に係る原稿サイズ検知動作処理を示すフローチャートである。
符号の説明
20 スキャナ
21 IPU
22 プリンタ
23、25 CPU
24 操作部
26 表示部
27 RAM
28 画像処理モジュール
29 複数ラインメモリ
30 メモリコントロール

Claims (24)

  1. 原稿を照射する原稿照射手段と、
    前記原稿照射手段により原稿を走査して原稿の画像データをライン毎に読み取る画像読取手段と、
    原稿押え板の開閉を検知する開閉検知手段と、
    前記画像読取手段によって得られた複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定するサイズ検知手段と、を備え、
    前記画像読取手段は、前記開閉検知手段による原稿押え板の状態の検知により、原稿読み取り位置を制御することを特徴とする画像読取り装置。
  2. 前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、原稿読取サイズの最大サイズに位置し、前記開閉検知手段により、原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記原稿読取サイズの最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする請求項1記載の画像読取り装置。
  3. 前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズに位置し、前記開閉検知手段により、原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする請求項1記載の画像読取り装置。
  4. 前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、通常読取りが行われるスタート位置に位置し、前記開閉検知手段により原稿押え板が閉から開に変化したと検知されたとき、前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズ位置まで移動し、その後前記開閉検知手段により原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする請求項1記載の画像読取り装置。
  5. 前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、通常読取りが行われるスタート位置に位置し、前記開閉検知手段により、原稿押え板が閉から開に変化したと検知されたとき、前記スタート位置から検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置まで移動し、その後前記開閉検知手段により原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする請求項1記載の画像読取り装置。
  6. 前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、通常読取りが行われるスタート位置に位置し、前記開閉検知手段により、原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズの位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする請求項1記載の画像読取り装置。
  7. 前記画像読取手段は、サイズ検知を行う前は、通常読取りが行われるスタート位置に位置し、前記開閉検知手段により、原稿押え板が開から閉に変化したと検知されたとき、前記スタート位置から検知をしたいサイズから必要な読み取りが最大サイズの位置まで移動し、その区間の原稿画像データを読み取ることを特徴とする請求項1記載の画像読取り装置。
  8. 請求項1から請求項7記載の画像読取手段のうちいずれかを選択する選択手段を備えることを特徴とする画像読取り装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項記載の画像読み取り装置を備える画像形成装置。
  10. 原稿押え板の開閉状態を検知する工程と、
    前記検知する工程による原稿押え板の状態の検知により、原稿読み取り手段を制御し、原稿を照射しつつ、走査して原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  11. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、原稿読取サイズの最大サイズに位置させる工程と、
    原稿押え板が開から閉に変化したことを検知する工程と、
    原稿を照射しつつ、前記原稿読取サイズの最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  12. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズに位置させる工程と、
    原稿押え板が開から閉に変化したことを検知する工程と、
    原稿を照射しつつ、前記検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿画像データをライン毎に読み取る工程と、
    その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  13. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる工程と、
    原稿押え板が、閉から開に変化したことを検知する工程と、
    前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズ位置まで移動する工程と、
    原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する工程と、
    原稿を照射しつつ、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  14. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる工程と、
    原稿押え板が、閉から開に変化したことを検知する工程と、
    前記スタート位置から検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置まで移動する工程と、
    原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する工程と、
    原稿を照射しつつ、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  15. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる工程と、
    原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する工程と、
    原稿を照射しつつ、前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズの位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  16. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる工程と、
    原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する工程と、
    原稿を照射しつつ、前記スタート位置から検知をしたいサイズから必要な読み取りが最大サイズの位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る工程と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する工程と、を備えることを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  17. 原稿押え板の開閉状態を検知する処理と、
    前記検知する処理による原稿押え板の状態の検知により、原稿読み取り手段を制御し、原稿を照射しつつ、走査して原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラム。
  18. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、原稿読取サイズの最大サイズに位置させる処理と、
    原稿押え板が開から閉に変化したことを検知する処理と、
    原稿を照射しつつ、前記原稿読取サイズの最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラム。
  19. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズに位置させる処理と、
    原稿押え板が開から閉に変化したことを検知する処理と、
    原稿を照射しつつ、前記検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿画像データをライン毎に読み取る処理と、
    その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラム。
  20. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる処理と、
    原稿押え板が、閉から開に変化したことを検知する処理と、
    前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズ位置まで移動する処理と、
    原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する処理と、
    原稿を照射しつつ、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラム。
  21. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる処理と、
    原稿押え板が、閉から開に変化したことを検知する処理と、
    前記スタート位置から検知をしたい原稿サイズから必要となる読み取り最大サイズ位置まで移動する処理と、
    原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する処理と、
    原稿を照射しつつ、前記最大サイズの位置から原稿読み取りスタート位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラム。
  22. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる処理と、
    原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する処理と、
    原稿を照射しつつ、前記スタート位置から原稿読み取り最大サイズの位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラム。
  23. 原稿を照射しつつ原稿の画像データを読み取る画像読取手段を、通常読取りが行われるスタート位置に位置させる処理と、
    原稿押え板が、開から閉に変化したことを検知する処理と、
    原稿を照射しつつ、前記スタート位置から検知をしたいサイズから必要な読み取りが最大サイズの位置まで前記画像読取手段を走査し、その区間の原稿の画像データをライン毎に読み取る処理と、
    読み取った複数ラインの画像データから、主/副走査方向独立に、主/副走査方向任意の位置の読み取り画像データを用いて、原稿の主走査サイズと副走査サイズを判定し、原稿サイズを検知する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする原稿サイズ検知プログラム。
  24. 請求項17から23のいずれか1項記載のプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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