JP2004282517A - 原稿読取装置 - Google Patents

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Kenji Tanaka
賢治 田中
Yoshinobu Umetani
佳伸 梅谷
Yukito Nishio
幸人 西尾
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Abstract

【課題】簡易な構成で迅速に原稿サイズの検出を行うことが可能な原稿読取装置を提供する。
【解決手段】原稿のサイズの検出を光学系ユニットによって行う場合であって、原稿のエッジを光学系ユニットによって読み取るときに、光学系ユニットを構成するスキャナキャリッジ13を、最大定型サイズのA3サイズの原稿端部の位置と、その次に大きいB4サイズの原稿端部の位置との間であるサイズ検出前待機位置P2からシェーディング位置P3まで移動させる。そして、その移動の間で原稿のエッジによる原稿サイズの決定ができないときには、原稿台19に載置された原稿のサイズをA3であるとして取り扱う。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、原稿の画像を読み取る原稿読取装置に関し、特に原稿のサイズの検出を効果的に行う原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
読み取る原稿のサイズを的確に把握することは、原稿読取装置において光学系ユニットによって読み取るべき範囲を確定するために重要である。さらに、この原稿読取装置から画像データを受け取ったプリンタ等の画像形成装置においても、原稿のサイズに基づいて給紙すべき用紙のサイズを決定するため、原稿読取装置において確実に原稿のサイズを決定する必要がある。
【0003】
このため、従来技術の中には光学系ユニットに原稿サイズ検出用のセンサを設け、この光学系ユニットを、待機位置の反対側の端である最大走査位置から待機位置まで戻りながら原稿のサイズを検出する方法や、前記待機位置から走査手段を走査方向に移動させて原稿サイズを確定した後に、光学系ユニットを前記待機位置にUターンさせることによって原稿のサイズを検出しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、原稿の読取速度の向上を図るためには、原稿サイズの検出を迅速に行う必要があるため、従来技術の中には、カバーの開閉やユーザの接近を検出したときに走査手段を原稿サイズ検出位置に移動し、原稿の幅方向のサイズのみ検出するものがある(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
そして、このような従来技術によれば、原稿サイズの検出を確実に、かつ迅速に行うことができる、とされている。
【0006】
【特許文献1】
特開昭61−286834
【特許文献2】
特開平11−196235
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1の発明は、待機位置に戻りながら原稿サイズ検出する場合では、原稿読み取りの指示後に原稿走査手段(光学系ユニット)を最大読み取りサイズまで往復動作させる必要があり、たとえ走査方向に移動しながら原稿サイズを検出する場合であっても、読み取り指示後に光学系ユニットを原稿サイズを検出するまでの距離を往復動作させる必要があり時間がかかるという問題がある。さらには、原稿サイズ検出用のセンサを別途に設ける必要があるため、コストがかかるという不都合がある。
【0007】
一方、特許文献2の発明については、原稿走査手段(光学系ユニット)で原稿の幅方向しか検出しないため、長さ方向を検出するために別のセンサが必要となり、また、読み取り原稿の定型種類が増えれば増えるほど必要となるセンサの数も増えるという不都合があり、さらには原稿のセット位置がずれた場合など誤検出を回避することができないという不都合が生じていた。
【0008】
このため、上述の特許文献1および特許文献2を含む従来技術では、センサの性能アップやデータ転送速度の向上を図ることにより、画像読取装置において読み取り画像の高画質化、および読み取り時間の短縮化が強く求められていた。そして、現在では、さらなる課題として低コスト化や省エネに対する要求もあり、待機中のランプの消灯と待機状態からの復帰の速度向上等が強く求められている。
【0009】
この発明の目的は、簡易な構成で迅速に原稿サイズの検出を行うことが可能な原稿読取装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は以下の構成を備えている。
【0011】
(1)読み取るべき原稿が載置される原稿台と、
前記原稿台の長手方向、またはこれに直交する方向に沿って移動しつつ前記原稿台に載置された原稿の画像を読み取る光学系ユニットと、を備え、
前記原稿のサイズの検出の際には、前記光学系ユニットを移動させて、少なくとも前記原稿台の長手方向における前記原稿の長さ、または前記長手方向に直交する方向における前記原稿の幅のいずれかを検出し、前記原稿サイズの決定を行う原稿読取装置において、
前記光学系ユニットによって前記原稿の長さまたは前記原稿の幅が検出されないときには、当該原稿の長さまたは当該原稿の幅が、前記光学系ユニットによって読取可能な最大値であるとして前記原稿のサイズを決定することを特徴とする。
【0012】
この構成においては、原稿台の長手方向を原稿の長さ方向とし、原稿台の短手方向を原稿の幅方向とした場合に、光学系ユニットによって原稿のエッジを検出し、その原稿の少なくとも長さまたは幅のいずれかを検出してこの原稿のサイズを決定する原稿読取装置で、前記光学系ユニットによって原稿のエッジの検出ができないことによりその原稿の長さを検出できないときは、原稿サイズの当該原稿の長さが前記光学系ユニットによって読取可能な最大長さであるとして取り扱われ、また、その原稿の幅を認識することができないときは当該原稿の幅が前記光学系ユニットによって読取可能な最大幅であるとして取り扱われる。
【0013】
したがって、前記原稿の最大長さを検出するために光学系ユニットの移動範囲を増加させたり、前記原稿の最大幅を検出するために光学系ユニットにおけるラインセンサの数を増加させる等が不要になるため、光学系ユニットの移動範囲が減縮されて原稿サイズの検出に要する時間の短縮化、または光学系ユニットにおけるラインセンサの簡易化が図られる。さらに、原稿の画像を読み取るラインセンサとは別に原稿サイズを検出するためのセンサ等を備えることが不要になる。
【0014】
(2)前記原稿台に載置される定型原稿のうち、最大のものを第1の原稿とし、前記第1の原稿の次に大きなものを第2の原稿としたときに、
前記原稿サイズの検出の際の前記光学系ユニットの読取開始位置が、前記原稿台の長手方向における、前記第1の原稿の端部が配置される位置と前記第2の原稿の端部が配置される位置との間であることを特徴とする。
【0015】
この構成においては、光学系ユニットが原稿サイズを検出する際の読取動作を、少なくとも前記第1の原稿以外のサイズの原稿のエッジを確実に検出できる位置から開始している。したがって、前記第1の原稿以外の原稿については検出したエッジの情報から原稿サイズが決定され、前記エッジが検出されない場合は当該原稿が前記第1の原稿であると判断することで、迅速かつ確実に定型原稿のサイズが検出される。
【0016】
(3)前記光学系ユニットの読取開始位置が、前記原稿台の長手方向における前記原稿台に載置される最大の定型原稿の端部と、当該長手方向における前記最大の定型原稿の中心と、の間であるとともに、
前記光学系ユニットが検出した前記原稿の幅に基づいて、前記長手方向における前記最大の定型原稿の端部と前記長手方向における前記最大の定型原稿の中心との間に、前記長手方向の端部が位置する原稿のサイズを決定することを特徴とする。
【0017】
この構成においては、光学系ユニットにおけるラインセンサ等で確実に定型原稿の幅を検出できる場合には、前記光学系ユニットによる定型原稿サイズの検出における読取開始位置が、前記原稿台の長手方向における前記最大の定型原稿の中心に接近するようにして配置される。したがって、光学系ユニットにおけるラインセンサ等で検出される前記定型原稿の幅の情報が原稿サイズの決定の際に用いられることにより、前記光学系ユニットの前記長手方向の移動範囲をさらに短縮した場合でも、確実に定型原稿のサイズの検出が行われる。
【0018】
(4)前記原稿台を開放状態または閉塞状態にする原稿カバーと、前記原稿カバーの開閉動作を検出する第1の検出手段と、をさらに備え、
前記第1の検出手段が、前記原稿カバーが開き前記原稿台が開放状態になったことを検出した時に、前記光学系ユニットが前記読取開始位置に移動することを特徴とする。
【0019】
この構成においては、原稿台カバーの開閉動作を検出する開閉スイッチ等の第1の検出手段が原稿カバーが開かれたことを検出したときに、光学系ユニットが原稿サイズの検出のために読取開始位置に移動する。したがって、ユーザが原稿を原稿台に載置して原稿カバーを閉じた後から原稿サイズの検出の開始までの時間が短縮されるため、原稿サイズの検出に要する時間がさらに短縮される。
【0020】
(5)原稿読取装置に対して操作を行うユーザを検出する第2の検出手段をさらに備え、
前記第2の検出手段が前記ユーザを検出した時に、前記光学系ユニットが前記読取開始位置に移動することを特徴とする。
【0021】
この構成においては、赤外線センサや温度センサ等の第2の検出手段がユーザを検出すると、光学系ユニットが原稿サイズの検出のために読取開始位置に移動する。したがって、原稿読取装置にユーザが接近したときには光学系ユニット側では原稿サイズの検出動作の準備がされていることから、原稿を原稿台に載置して原稿カバーを閉じた後から原稿サイズの検出の開始までの時間が短縮されるため、原稿サイズの検出に要する時間がさらに短縮される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の原稿読取装置の実施形態を説明する。
【0023】
図1は、本発明の原稿読取装置の構成の概略を示している。同図に示すように、原稿読取装置1は、原稿が載置される原稿台19、非使用時には原稿台19上をカバーする原稿台カバー20、および原稿台19の下方に配置される位置するとともに原稿台19に載置された原稿の画像データを図中左右方向に移動しつつ読み取る光学系ユニットを備えている。
【0024】
光学系ユニットは、原稿照明用ランプ11、図示しない原稿読取用イメージセンサとしての光電変換素子(以下、CCDという。)、前記CCDのサイズに合わせて集光するレンズユニット14、これらの構成要素を搭載するスキャナキャリッジ13、スキャナキャリッジ13を駆動するスキャナキャリッジ駆動用モータ12、およびスキャナキャリッジ駆動用モータ12の駆動力を原稿台19の長手方向における直線方向の駆動力にする駆動用ベルト15を備えている。
【0025】
スキャナキャリッジ13は、上述のように原稿からの光の光路を変更して前記CCDに導く複数のミラー等を備えており、原稿台19の長手方向に沿って配置されたスライドシャフト16にガイドされつつ原稿台19の長手方向(図1中において左右方向)において往復移動する。
【0026】
スキャナキャリッジ駆動用モータ12は、その回転力を駆動用ベルト15に伝達し、駆動用ベルト15を介してスキャナキャリッジ3の移動方向の駆動力をスキャナキャリッジ13に伝達しスキャナキャリッジ13を往復動作させる。また、スキャナキャリッジ駆動用モータ12は、ステップモータを使用しており、スキャナキャリッジ駆動用モータ12の動作ステップ数からスキャナキャリッジ13を移動距離が把握される。
【0027】
図2は、原稿台19における原稿配置状態とスキャナキャリッジ13の配置位置との関係を示す図である。同図に示すように原稿台19には、はがきサイズの原稿から最大A3サイズの原稿まで、それぞれのサイズの定型原稿が載置される。なお、ここで定型原稿とは、はがきサイズ、A5〜A3サイズ、B5〜B4サイズ等の定型サイズの原稿をいう。
【0028】
上述したように、スキャナキャリッジ13は原稿台の長手方向(同図中の左右方向)に往復移動する。本実施形態ではスキャナキャリッジ13の配置位置は、大別すると待機位置P1、サイズ検出前待機位置(P2またはP2′)、およびシェーディング位置P3である。
【0029】
待機位置P1は、一定時間、原稿読取要求等が発生しない場合に、光学系ユニットがランプ11を消灯して省電力待機モードに移行する際にスキャナキャリッジ13が配置される位置である。本実施形態では、スキャナキャリッジ13を待機位置P1に案内する際に、スキャナキャリッジ13が装置の内壁等に衝突してスキャナキャリッジ駆動用モータ12が脱調することによってスキャナキャリッジ13が待機位置P1に到達したことを検出している。なお、装置の構成によっては、スキャナキャリッジ13を内壁等に突き当てた振動により光学系などに悪影響が出る虞もあるため、そのような場合を想定して別に位置センサを用意して、そのセンサでスキャナキャリッジ13が待機位置に到達したことを検出するようにしてもよい。
【0030】
シェーディング位置P3は、原稿の読取範囲外であって、原稿読取装置1本体の内側に貼り付けられたあらかじめ反射率のわかっているシェーディング板7の対向する位置である。すなわち、シェーディング位置P3にランプ11を点灯させた状態のスキャナキャリッジを移動して、CCDセンサ出力をキャリブレーションして異常があるか否かの確認(シェーディング動作)が行われる。
【0031】
サイズ検出前待機位置(P2またはP2′)は、光学系ユニットが原稿のサイズを検出する際の読出開始位置を示している。検出前待機位置P2は、原稿読取装置1の原稿台19に載置される最大サイズの定型原稿であるA3サイズの原稿の長手方向の端部と、その次に大きいB4サイズの定型原稿の長手方向の端部と、の間に位置している。検出前待機位置P2は、スキャナキャリッジ13を移動することによりA3以外の定型原稿の長さ方向のエッジを確実に検出するための位置である。
【0032】
また、検出前待機位置P2′は、上述の最大サイズの定型原稿であるA3サイズの原稿の長手方向の端部と、このA3サイズの原稿の長手方向における中心部との間であって、A3サイズの原稿の長手方向における中心部に可能な限り接近するような位置に配置される。検出前待機位置P2′は、はがき、A5、B5縦、およびA4縦サイズの定型原稿の長さ方向のエッジを確実に検出するための位置であり、この場合、B5横、A4横、B4、A3の各定型原稿については、幅方向の情報も考慮してその原稿サイズを判断する必要がある。
【0033】
図3は、原稿読取装置1の側面の概略を示している。同図に示すように、原稿読取装置1は、原稿台カバー20の開閉動作を検出するカバー開閉検出スイッチ24を備えている。このため、同図に示されるように、原稿台カバー20が閉じられたときのみカバー開閉検出スイッチ24に備えつけられたレバーが押されるため、カバー開閉検出スイッチ24に備えつけられたレバーによって原稿台カバー20の開状態と閉状態との判定がされる。
【0034】
図4は、原稿読取装置1の機能ブロック図である。同図に示すように、原稿読取装置1では、スキャナキャリッジ駆動用モータ12の動作ステップ数が原稿サイズ決定部40に供給される。原稿サイズ決定部40では、供給された前記動作ステップ数を用いて原稿の長手方向の両端を検出する間におけるスキャナキャリッジ13の移動距離を求めて、この移動距離から該当する長さに適合する定型原稿のサイズを選択することで原稿サイズを決定して、原稿サイズ情報として制御部50に出力する。
【0035】
ここで、本発明の原稿読取装置1では、光学系ユニットによって原稿台19に載置された原稿のうちの一方の端部しか検出できないことにより、上述のようにスキャナキャリッジ駆動用モータ12のステップ数によって原稿の長手方向の長さが検出できないときに、原稿サイズ決定部40が当該原稿の長さが原稿読取装置1で読取可能な最大長さであるとして取り扱うようにしている。すなわち、本実施形態では、スキャナキャリッジ駆動用モータ12のステップ数によって原稿の長手方向の長さが検出できないときには、この原稿のサイズがA3サイズであると認識される。
【0036】
なお、上述の原稿の長さとともにCCD30によって原稿の前記長手方向に直交する方向における両端部を検出することにより、当該原稿の原稿台19の短手方向の幅を検出するようにしてもよい。このようにすることで、スキャナキャリッジ駆動用モータ12によって原稿の長さ方向の検出範囲を限定する場合であっても、原稿の幅の情報と合わせることにより原稿のサイズを決定することが可能になる。
【0037】
上述の原稿読取装置1の構成において、原稿読取装置1の電源が投入されるとスキャナキャリッジ13が図1の左方向に移動する。このとき、スキャナキャリッジ13は、壁もしくは待機位置検出用突起に当接する位置、すなわち待機位置P1で停止する。その後、スキャナキャリッジ13は、待機位置P1を基準にして、スキャナキャリッジ駆動用モータ2のステップ数から、原稿台19の長手方向における自らの位置を計算している。
【0038】
原稿読取装置1の電源投入時に、スキャナキャリッジ13の待機位置P1を検出し、上述のシェーディング板7の対向する位置P3に、ランプ1を点灯させた状態でスキャナキャリッジ13を移動させ、CCDセンサ出力をキャリブレーションして異常が無いか否かの確認動作、すなわちシェーディング動作を行う。
【0039】
シェーディング動作終了後、一定時間経過しても原稿読取要求が発生しない場合、スキャナキャリッジ13がシェーディング位置P3に長期間停まっていると、スキャナキャリッジスライドシャフト6が変形し影響が出る可能性があるので、スキャナキャリッジ13を待機位置P1に移動させランプ11を消して省電力待機モードに移行する。
【0040】
省電力待機モードで、図3(a)、図3(b)に示すように、原稿台カバー20が閉じた状態から開いた状態に変化したとき、スキャナキャリッジ13がランプ11を消灯した状態で、図2におけるサイズ検出前待機位置P2に移動させる。
【0041】
なお、サイズ検出前待機位置P2は、原稿の長さのみの検出で原稿のサイズを決定するか、CCD30で検出した原稿の幅情報をも考慮して原稿のサイズを決定するかの選択によって変化する。本実施形態では、原稿台19の載置される原稿のうち最大サイズの定型原稿であるA3サイズの原稿の端部と、その次に大きい定型原稿であるB4サイズの原稿の端部の間に位置するようにサイズ検出前待機位置P2が設定されている。
【0042】
つまり、本発明の本質的な技術的思想には、原稿台19上で読取可能な最大サイズの原稿であるA3サイズの原稿以外については確実にスキャナキャリッジ駆動用モータ12からの情報によってその長さが検出できるような状態を形成しておき、この状態でスキャナキャリッジ駆動用モータ12からの情報によって原稿の長さが把握できない場合には、この原稿のサイズがA3であると判断することが含まれている。
【0043】
これにより、A3サイズの原稿の長さを確実に検出するためにスキャナキャリッジ13を移動させることなく、最小サイズの原稿から最大サイズの原稿まで、定型原稿のサイズを判断することが可能になる。さらに、上述のCCD30によって検出した原稿の幅情報に合わせて原稿サイズを検出する場合には、上述のサイズ検出前待機位置P2に代えてサイズ検出前待機位置P2′から原稿のサイズを検出するための読取動作を開始することが可能になる。そして、サイズ検出前待機位置P2ではなくサイズ検出前待機位置P2′からスキャナキャリッジ13の移動を開始させることにより、原稿サイズの検出に要する時間をさらに短縮することが可能になる。
【0044】
なお、本実施形態では、カバーの開閉を検出して、スキャナキャリッジ13をサイズ検出前待機位置P2(またはP2′)に移動させているが、温度センサや赤外線センサ等の測距センサによりユーザの接近を検出したときにスキャナキャリッジ13をサイズ検出前待機位置P2(またはP2′)に移動させるようにしてもよい。また、最も小さい定型サイズ(ここでははがきサイズ)の原稿部分に反射型のフォトセンサを設置し原稿を置かれたことを検出してスキャナキャリッジ13をサイズ検出前待機位置P2(またはP2′)に移動させるような構成にすることも可能である。
【0045】
その後、原稿カバー19が開状態から閉状態に変化したのを確認したら、ランプ11を点灯させてエッジ検出に最低限必要な光量が出るまで待ち、シェーディング動作を行うシェーディング位置P3に向かってエッジ検出をしながら移動させる。このとき、照明ランプ点灯から光量が安定するまで時間がかかるが、照明ランプが十分な光量にならなくても原稿のエッジ検出は可能であるため、プリスキャンによる読み取り開始の遅れが実質的に短縮されている。
【0046】
本実施形態では、原稿カバー19の開状態から閉状態への変化を検出して、原稿サイズの検出を開始しているが、上述と同様にユーザが原稿読取装置1に接近したことを検出したときや、最も小さい定型サイズの原稿部分に反射型のフォトセンサを設置してこのフォトセンサが原稿を置かれたことを検出したときにスキャナキャリッジ3を動作させて原稿サイズ検出動作を行うこともできる。なお、原稿カバー19の開閉を検出する手段を有さない場合は、読み取り速度は若干遅くなるが、ユーザによって原稿の読取開始を促す操作を行った時点で、原稿サイズ検出動作を行うようにしてもよい。
【0047】
原稿サイズを決定するための原稿のエッジ検出(端部検出)について、本実施形態では、原稿カバー19が閉じられた状態で、原稿の影の黒い部分を検出しているが、エッジ検出の手法はこの方法に限定されることはなく、カバーが開いた状態での、原稿の無い部分(黒)と原稿のある部分(黒以外)との境界をエッジとして検出してもよい。
【0048】
図5、図6、および図7は、原稿読取装置1における原稿サイズの決定の処理手順を示すフローチャートである。
【0049】
原稿サイズの決定を行う際に原稿読取装置1の制御部50は、原稿カバー19が開かれるまで待機している(s1)。s1の状態変化待機工程において、原稿カバー19が開かれたことをカバー開閉検出スイッチ24が検出すると、制御部50は、スキャナキャリッジ13を原稿照射用ランプ11を消灯させた状態でサイズ検出前待機位置に移動させる(s2)。
【0050】
その後、制御部50は、原稿カバー19が閉じられるまで待機する(s3)。s3の状態変化待機工程において、原稿カバー19が閉じられたことをカバー開閉検出スイッチ24が検出すると、原稿照射用ランプ11を点灯させ、点灯後所定の時間が経過するとスキャナキャリッジ13をシェーディング位置P3に向かって移動させる(s4)。なお、ここでいう所定の時間とは、原稿照射用ランプ11が原稿のエッジ検出に最低限必要な光量になるまでの時間をいう。
【0051】
次に制御部50は、スキャナキャリッジ13がシェーディング位置P3に到達するまで待機しているが(s5)、この待機している間において、スキャナキャリッジ13のCCD30が原稿のエッジを検出するか否かの判断も行っている(s6)。本実施形態では、原稿の影(黒部分)検出することでエッジの検出を行っている。
【0052】
s6の判断工程において、スキャナキャリッジ13が原稿のエッジを検出したときには、制御部50は、検出されたエッジが長さ方向(原稿台19の長手方向)、幅方向(原稿台の短手方向)のいずれであるかを判断する(s15)。なお、上述のs5およびs6の判断は、スキャナキャリッジ13がシェーディング位置P3に到達するまで繰り返される。
【0053】
s15の判断工程において、検出したエッジが原稿の長さ方向のエッジである場合には、制御部50は原稿の長さ方向のMAX値が記憶済みであるか否かを判断する(s16)。
【0054】
ここで、長さ方向のMAX値とは、原稿の長さ方向における原稿のエッジの位置であって、光学系ユニットが原稿画像の読出を開始する基準位置からの距離がもっとも大きいものをいう。同様に、長さ方向のMIN値とは、原稿の長さ方向における原稿のエッジの位置であって、前記基準位置からの距離がもっとも小さいものをいう。さらに、原稿の幅方向においては、原稿の長さ方向における原稿のエッジの位置であって、ラインセンサのいずれか一方の端部(本実施形態では、図1(b)における上側端部)からの距離がもっとも大きいものを幅方向のMAX値とし、もっとも小さいものを幅方向のMIN値とする。なお、以下の説明において、長さ方向のMAX値、長さ方向のMIN値、幅方向のMAX値、および幅方向のMIN値を、それぞれMAX値(長さ)、MIN値(長さ)、MAX値(幅)、MIN値(幅)と略して用いる。
【0055】
このs16の工程で、MAX値(長さ)が未だに記憶されていない場合には、制御部50は検出したエッジ位置情報からMAX値(長さ)を検出してMAX値(長さ)として記憶し、MAX値記憶済み状態に移行する(s17)。
【0056】
s16の判断工程で、MAX値(長さ)が既に記憶されている場合や、s17の工程でMAX値記憶済み状態に移行した後には、検出した原稿のエッジ位置情報からMIN(長さ)を検出して、MIN値(長さ)として記憶する(s18)。その後、制御部50は、幅方向のエッジも検出されたか否かについても判断する(s19)。
【0057】
上述のs15の判断工程で、検出した原稿のエッジが幅方向である場合、またはs19の判断工程で原稿の幅方向のエッジが検出された場合には、制御部50は、幅方向のエッジがMAX値より大きいか否かを判断する(s20)。このs20の判断工程で、幅方向のエッジがMAX値(幅)より大きい場合には、制御部50は、最も大きい幅方向のエッジの位置を検出してMAX値(幅)として記憶する(s21)。
【0058】
s20の判断工程で幅方向のエッジがMAX値(幅)以下の場合、およびs21において最も大きいエッジ位置情報をMAX値として記憶した後には、MIN値(幅)の検出を行い、MAX値(幅)をMIN値(幅)で減じた値を算出し、その算出結果を幅情報として記憶する。
【0059】
そして、制御部50は、単一の原稿のサイズ検出において、幅情報の算出が行われる度に算出された幅情報が現時点で記憶されている幅情報より大きいか否かを判断し(s23)、算出された幅情報の値が既に記憶されている幅情報の値より大きい場合には、幅情報の更新を行った後にs5の判断工程に移行し(s24)、そうでない場合には幅情報の記憶を行うことなくs5の判断工程に移行する。
【0060】
s5の判断工程において、スキャナキャリッジ13がシェーディング位置P3に到達した場合には、制御部50は、MAX値(長さ)と一致する定型サイズがあるか否かを判断する(s7)。また、制御部50は、s7の工程でMAX値(長さ)と一致する定型サイズがない場合に、MAX値(長さ)からMIN値(長さ)を引いた値と一致する定型サイズがあるか否かを判断する(s8)。なお、s7の工程は、原稿のエッジが上述の基準位置に整然と配置されている状態を想定したものであり、s8の工程は、原稿のエッジが基準位置から離れた位置に配置されている状態を想定したものである。
【0061】
そして、s8の判断工程において、MAX値(長さ)からMIN値(長さ)を減じた値と一致する定型サイズがない場合は、原稿のサイズを光学系ユニットによって判定することができないため、制御部50は原稿台19に載置された原稿が原稿台19における最大長さを有するものとして原稿サイズの決定を行う。具体的に本実施形態では、この場合A3サイズの原稿であるとの判断がされる。
【0062】
これに対して、s7の判断工程でMAX値(長さ)と一致する定型サイズがある場合、またはs8の判断工程でMAX値(長さ)からMIN値(長さ)を減じた値と一致する定型原稿がある場合には、制御部50は当該定型原稿の幅がMAX値(幅)と一致するか否かを判断する(s10)。
【0063】
s10の判断工程において、当該定型原稿の幅がMAX値(幅)と一致しない場合には、制御部50は当該定型原稿の幅がs22の工程で算出された幅情報の値と一致するか否かを判断し(s11)、当該定型原稿の幅と上述の幅情報との整合性がとれない場合には、原稿のサイズを光学系ユニットによって判定することができないため、制御部50は原稿台19に載置された原稿のサイズの幅が最大幅を有する定型原稿であると判断される(s9)。なお、図において、この場合にはA3サイズの原稿であるとの判断がされているが、原稿の長さの値に基づいてA4サイズの原稿が縦向きに載置されているものと判断することも可能である。
【0064】
一方、s10の判断工程で制御部50は当該定型原稿の幅方向が、MAX値(幅)と一致する場合、または、s11の判断工程で当該定型原稿の幅が幅情報の値と一致する場合には、制御部50は原稿が当該定型原稿のサイズに相違ないと判断し、原稿サイズを決定する(s12)。
【0065】
なお、制御部50は決定された定型原稿とMAX値(長さ)またはMAX値(幅)との差が一定以上であるか否かを判断し(s13)、この差が一定以上である場合には、原稿が真っ直ぐに載置されずズレている可能性がある旨の警告をディスプレイ等の表示部に表示させる(s14)。
【0066】
上述のように、制御部50は、スキャナキャリッジ13が検出した原稿の長さ方向もしくは幅方向、またはこれらの両方におけるエッジの値のうちの最大値をエッジの位置として判定して、そのエッジの位置の情報に基づいて原稿の位置や載置状態を検出している。
【0067】
また、本実施形態では、メモリを節約するのためにエッジの位置情報のみを記憶しているが、読み取った原稿の画像データを全走査分(前画像データ)記憶し、記憶した当該画像データに基づいてエッジを検出すれば、原稿を斜めに置いた場合や、異形の原稿に対しても検出することが可能になる。
【0068】
さらに、本発明の原稿サイズの検出の手法は上述のものに限定されるものではなく、例えば、原稿の長さ方向のエッジが検出できなかった場合は、まず幅方向のエッジから原稿のサイズを判断し、原稿の幅方向のエッジも検出できなかった場合は、読み取り可能な最大の定型原稿であると原稿サイズの決定をすることも可能である。
【0069】
なお、上述の原稿読取装置1において、原稿台カバー20の閉じた状態(閉塞状態)を検出したときに自動的に原稿サイズの検出を行うようにするようにしてもよい。この場合、原稿読み取り時に原稿の無い部分が黒か白かを判定することにより原稿の行うことが可能であり、このようにすることで、原稿のセット完了操作の検出手段を別途用意することを不要にできる。
【0070】
最後に副次的な効果ではあるが、上述のように、光学系ユニットが原稿サイズ検出前待機位置より早いタイミングで移動することにより、光学系ユニットが高速に移動させる必要がなくなり、光学系ユニットにおけるスキャナキャリッジ13が高速に移動することにより生じ得る振動が発生することを抑えることも可能になる。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
【0072】
(1)光学系ユニットによって原稿のエッジを検出し、その原稿の少なくとも長さまたは幅のいずれかを検出してこの原稿のサイズを決定する原稿読取装置で、前記光学系ユニットが原稿のエッジを検出できないことにより、その原稿の長さを検出できないときは原稿サイズの当該原稿の長さを前記光学系ユニットによって読取可能な最大長さであるとして取り扱い、また、その原稿の幅を認識することができないときは当該原稿の幅を前記光学系ユニットによって読取可能な最大幅であるとして取り扱うことにより、前記原稿の最大長さを検出するために光学系ユニットの移動範囲を増加させたり、前記原稿の最大幅を検出するために光学系ユニットにおけるラインセンサの数を増加させる等が不要になるため、光学系ユニットの移動範囲が減縮されて原稿サイズの検出に要する時間の短縮化、または光学系ユニットにおけるラインセンサの簡易化を図ることが可能になる。さらに、原稿の画像を読み取るラインセンサとは別に原稿サイズを検出するためのセンサ等を備えることを不要にできる。
【0073】
(2)光学系ユニットが原稿サイズを検出する際の読取動作を、少なくとも前記第1の原稿以外のサイズの原稿のエッジを確実に検出できる位置から開始することにより、前記第1の原稿以外の原稿については検出したエッジの情報から原稿サイズを決定でき、前記エッジが検出されない場合は当該原稿が前記第1の原稿であると判断することで、迅速かつ確実に定型原稿のサイズを検出することが可能になる。
【0074】
(3)光学系ユニットにおけるラインセンサ等で確実に定型原稿の幅を検出できる場合には、前記光学系ユニットによる定型原稿サイズの検出における読取開始位置を、前記原稿台の長手方向における前記最大の定型原稿の中心に接近するようにして配置することにより、光学系ユニットにおけるラインセンサ等で検出される前記定型原稿の幅の情報を原稿サイズの決定の際に用いて、前記光学系ユニットの前記長手方向の移動に要する時間がさらに短縮した場合でも、確実に定型原稿のサイズの検出を行うことができる。
【0075】
(4)原稿台カバーの開閉動作を検出する開閉スイッチ等の第1の検出手段が原稿カバーが開かれたことを検出したときに、光学系ユニットを原稿サイズの検出のために読取開始位置に移動させることにより、ユーザが原稿を原稿台に載置して原稿カバーを閉じた後から原稿サイズの検出の開始までの時間を短縮できるため、原稿サイズの検出に要する時間をさらに短縮することが可能になる。
【0076】
(5)赤外線センサや温度センサ等の第2の検出手段がユーザを検出すると、光学系ユニットを原稿サイズの検出のために読取開始位置に移動させることにより、原稿読取装置にユーザが接近したときには光学系ユニット側では原稿サイズの検出動作の準備がされていることから、原稿を原稿台に載置して原稿カバーを閉じた後から原稿サイズの検出の開始までの時間を短縮することができ、原稿サイズの検出に要する時間をさらに短縮することが可能になる。
【0077】
よって、簡易な構成で迅速に原稿サイズの検出を行うことが可能な原稿読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取装置の構成の概略を示す図である。
【図2】本発明の原稿配置状態とスキャナキャリッジの配置位置との関係を示す図である。
【図3】本発明の原稿カバーの開閉動作の検出手法の一例を示す図である。
【図4】本発明の原稿読取装置の機能を示すブロック図である。
【図5】本発明の原稿読取装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の原稿読取装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の原稿読取装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11−原稿照明用ランプ
12−スキャナキャリッジ駆動用モータ
13−スキャナキャリッジ
14−レンズユニット
15−スキャナ駆動用ベルト
16−スキャナキャリッジスライドシャフト
17−シェーディング板
18−反射ミラー
19−原稿台
20−原稿カバー
24−カバー開閉検出スイッチ
50−制御部

Claims (5)

  1. 読み取るべき原稿が載置される原稿台と、
    前記原稿台の長手方向、またはこれに直交する方向に沿って移動しつつ前記原稿台に載置された原稿の画像を読み取る光学系ユニットと、を備え、
    前記原稿のサイズの検出の際には、前記光学系ユニットを移動させて、少なくとも前記原稿台の長手方向における前記原稿の長さ、または前記長手方向に直交する方向における前記原稿の幅のいずれかを検出し、前記原稿サイズの決定を行う原稿読取装置において、
    前記光学系ユニットによって前記原稿の長さまたは前記原稿の幅が検出されないときには、当該原稿の長さまたは当該原稿の幅が、前記光学系ユニットによって読取可能な最大値であるとして前記原稿のサイズを決定することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記原稿台に載置される定型原稿のうち、最大のものを第1の原稿とし、前記第1の原稿の次に大きなものを第2の原稿としたときに、
    前記原稿サイズの検出の際の前記光学系ユニットの読取開始位置が、前記原稿台の長手方向における、前記第1の原稿の端部が配置される位置と前記第2の原稿の端部が配置される位置との間であることを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記光学系ユニットの読取開始位置が、前記原稿台の長手方向における前記原稿台に載置される最大の定型原稿の端部と、当該長手方向における前記最大の定型原稿の中心と、の間であるとともに、
    前記光学系ユニットが検出した前記原稿の幅に基づいて、前記長手方向における前記最大の定型原稿の端部と前記長手方向における前記最大の定型原稿の中心との間に、前記長手方向の端部が位置する原稿のサイズを決定することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  4. 前記原稿台を開放状態または閉塞状態にする原稿カバーと、前記原稿カバーの開閉動作を検出する第1の検出手段と、をさらに備え、
    前記第1の検出手段が、前記原稿カバーが開き前記原稿台が開放状態になったことを検出した時に、前記光学系ユニットが前記読取開始位置に移動することを特徴とする請求項2または3に記載の画像読取装置。
  5. 原稿読取装置に対して操作を行うユーザを検出する第2の検出手段をさらに備え、
    前記第2の検出手段が前記ユーザを検出した時に、前記光学系ユニットが前記読取開始位置に移動することを特徴とする請求項2または3に記載の画像読取装置。
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