JP2007531024A - 投影対物レンズ、マイクロリソグラフィのための投影露光装置及び反射レチクル - Google Patents

投影対物レンズ、マイクロリソグラフィのための投影露光装置及び反射レチクル Download PDF

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Abstract

【課題】 微細にパターン化された機器のマイクロリソグラフィ製造の間、投影対物レンズを用いて超微細構造が費用効果的に製造され得る投影対物レンズを提供する。
【解決手段】 マイクロリソグラフィのための投影対物レンズが、その物表面に配置されたマスクのパターンをその像表面に配置された像視野に縮小結像系で結像するのに役立つ。それが投影対物レンズの光学軸心に沿って配置された多数の光学素子を有し、投影対物レンズが像側開口数NA>0.85及び縮小結像スケール|b|<0.05となるように、複数の光学素子が構成されて配置されていて、平面状の像視野が、1mmより大きいマイクロリソグラフィに適した最小像視野直径を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、投影対物レンズの物表面に配置されたパターンを、投影対物レンズの像表面に配置された像視野に、縮小結像スケールで結像するための投影対物レンズに関し、このような投影対物レンズを有するマイクロリソグラフィ投影露光装置に関し、このような投影露光装置での使用に適した反射マスクに関する。本発明の好ましい利用分野は、いわゆる“マスクレスリソグラフィ”である。
縮小結像スケールの複数のフォトリソグラフィ投影対物レンズ(複数の縮小対物レンズ)は、半導体コンポーネントや他の微細にパターン化された機器のフォトリソグラフィ製造のために、数十年にわたって使用されている。これらは、通常、マスク(フォトマスク又はレチクル)上のパターンを、感光層で覆われた物品上に超高解像度で縮小スケールで投影するのに役立つ。多くの従来のマスクは、固定的に予め画定されたパターンを保持していて、これは例えば半導体コンポーネントの特定の機能層に対応している。このような固定的に予め画定された複数のパターンを有する複数のマスクは、様々なタイプのマスク、例えばバイナリマスク、多様位相シフトマスク又はハイブリッドマスクを含んでいる。これらは、透過マスク又は反射マスクとして形成されて良い。マスクは、以後レチクルとも呼ばれる。1:4又は1:5の縮小結像スケールβは、一方で従来の投影系において慣例になっている。
従来の投影系は、平面状のマスクを平面状の像視野に結像するように構成されている。従って、像視野曲率を補正(ペッツヴァル補正)するための複数の手段が、複数の投影対物レンズに設けられている。湾曲した基質への投影リソグラフィのため、米国特許US 6,461,908 B1は、湾曲した基質の形状と同一の形状を有する湾曲したマスクを使用することを提案している。湾曲したマスクは、接触方法で製造される。
米国特許US 5,257,139は、極紫外放射(EUV)のための純粋に反射性の縮小対物レンズを開示しており、物表面及び/又は像表面が投影対物レンズに関して凹形に湾曲している。
より微細な構造を生産可能にする目的で、第1に、複数の投影対物レンズの像側開口数(NA)を一層増加させることが行われている。第2に、更に短い波長、とくに260nmより短い波長、例えば248nm、193nm又は157nmのUV光が使用されている。マスク上に存在する複数のパターンの複数の特徴寸法を減少させることは、像側に生成された複数の構造の寸法を減少させることにも寄与し得る。もっとも、固定的に予め画定された超微細構造を欠陥無く製造することは、複雑で費用がかかる。例えば「リソグラフィ:前方の道」、D.A.Markle:固体技術、1999年2月、p84以下参照、で説明されるようなマスクレス技術がそれゆえ開発されている。
「マスクレス技術」の用語は、この出願で使用されているように、一般に、固定的に予め画定されたパターンを有する複数のマスクを使用していない又はこのような複数のマスクを専ら使用していないリソグラフィ技術に関連している。
公知の「マスクレス」リソグラフィ技術は、個別に駆動可能な複数の鏡領域を有する複数の反射レチクル(複数の反射マスク)の使用を伴う。マスクのパターンは、こうしてマスクの適切な駆動により変化され得る。結像されるべき複数のパターンは、例えばUS 6,238,852 B1の特許に示されるように、変形可能又は移動可能な複数のマイクロ鏡により、生成されて良い。刊行物である「投影TV用デジタルマイクロ鏡アレイ」、M.A.Mignard、固体技術、1994年7月、pp.63−68は、駆動可能な複数のマイクロ鏡アレイを開示している。投影露光装置で結像されるべき物としてこのような個別に駆動可能な複数の個別鏡のアレイを有する複数の平面鏡設備を使用することは、複数の特許明細書US 5,523,193、US 5,691,541、US 6,060,224、US 6,312,134及びUS 5,870,176の主題である。そこで説明されている複数の典型的態様での複数の投影対物レンズは、概念的にのみ表されている。
本出願人の国際特許出願WO 03/016977 A2は、純粋に反射性の構成の種々の投影露光装置を示しており、これらは極紫外領域(EUV)の投影露光に適しており、駆動可能な複数のマイクロ鏡アレイの形状の複数の反射レチクルを使用している。駆動可能な反射マスクが照明系により斜照明される照明系と、露光されるべき基質上に反射マスクで形成されたパターンの高度縮小像を生成する投影対物レンズの両方が、中心に穴をあけられた複数の凹面鏡の使用により、中心のオブスキュレーションを有する。軸外物視野は、平面状レチクルの斜照明の間、照明される。NA=0.6までの像側開口数が、1:100までの縮小結像スケールで達成される。
本出願人の独国特許出願DE 100 05 189 A1(US 6,596,718 B1に対応する)は、複数の純粋に屈折性又はカタディオプトリック投影対物レンズを有する複数の投影露光装置を開示しており、これらは固定的に予め画定されたパターンを有する平面状反射レチクルを使用している。ビームスプリッタキューブは、複数の縮小対物レンズに設けられていて、そのために1:4の典型的な縮小スケールとNA>0.5の典型的NA値が指定され、このビームスプリッタキューブは照明系の照明ビームパスと投影対物レンズの結像ビームパスを重ねるのに役立っている。投影対物レンズ内に横方向に放射される照明光は、ビームスプリッタ表面での反射の後で、反射レチクルに中心で当たる。照明ビームパスと結像ビームパスの両方で利用される複数の光学素子は、ビームスプリッタキューブと反射レチクルの間に位置する。
ビームスプリッタにより光学結像系の結像ビームパス内に照明放射を横方向にカップリングすることは、紫外顕微鏡検査の分野から公知である。米国特許5,999,310は、物側NA=0.9及び100:1までの可変倍率を有するUV広帯域顕微鏡の例を示している。
米国特許6,439,726は、照明系の光学軸心が投影対物レンズの光学軸心に関して所定の角度にあるときの、ビデオ投影用に意図された一体型照明系を有する投影対物レンズを示している。投影系への照明光の傾斜されたカップリングは、米国特許4,969,730に更に開示されている。
米国特許6,461,908 B1 米国特許5,257,139 米国特許6,238,852 B1 米国特許5,523,193 米国特許5,691,541 米国特許6,060,224 米国特許6,312,134 米国特許5,870,176 WO 03/016977 A2 DE 100 05 189 A1 米国特許6,596,718 B1 米国特許5,999,310 米国特許6,439,726 米国特許4,969,730 「リソグラフィ:前方の道」、D.A.Markle:固体技術、1999年2月、p84以下参照 「投影TV用デジタルマイクロ鏡アレイ」、M.A.Mignard、固体技術、1994年7月、pp.63−68
本発明の1つの目的は、微細にパターン化された機器のマイクロリソグラフィ製造の間、投影対物レンズを用いて超微細構造が費用効果的に製造され得る投影対物レンズを提供することである。本発明の更なる目的は、マイクロリソグラフィを用いて微細にパターン化された複数の機器の柔軟な製造を可能にする投影対物レンズを提供することである。本発明の更なる目的は、超微細構造を有する微細にパターン化された複数の機器の柔軟な製造を費用効果的に可能にするマイクロリソグラフィ投影露光装置を提供することである。
これらの及び他の目的は、本発明の1つの見地によれば、投影対物レンズの物表面に配置されたパターンを、投影対物レンズの像表面に配置された像視野に、縮小結像スケールで結像するための投影対物レンズを用いて達成される。この投影対物レンズは、投影対物レンズの光学軸心に沿って配置された多数の光学素子を有し、投影対物レンズが像側開口数NA>0.85及び縮小結像スケール|β|<0.05となるように、複数の光学素子が構成されて配置されていて、像視野が1mmより大きい最小像視野直径を有する。
発明を実施するための形態
次の条件が好ましくは結像スケールβの大きさ|β|に当てはまる。つまり、|β|<0.02、とくに|β|≦0.01であって良い。
マイクロリソグラフィにおいて、大きな最小像視野直径を有する平面状像視野は、典型的には顕微鏡の典型的視野直径よりも少なくとも10倍大きく、微細にパターン化された機器のための経済的な製造工程に必要な条件である。それらは、とくに視野依存の収差を補正するための特有の構成手段を必要とする。高い像側開口数と大きな縮小スケールの組み合わせは、粗くパターン化されたパターンで比較的費用効果的に提供され得るマスクの場合でも、超微細特徴寸法がシャープな輪郭で露光された物品上に製造されることを可能にする。100nm以下の領域となり得る、像側で得られる小さな特徴寸法にも関わらず、これは、比較的単純な構成の投影対物レンズで、例えば193nm以上の操作波長用に構成され得る純粋に屈折性の投影対物レンズで、所望のように達成され得る。加工の点で直ちに制御可能な費用効果的材料が、複数のレンズの製造と複数の光学被覆の製造の両方のため、この波長領域で利用可能であるため、維持できる費用で高い結像品質を有する投影対物レンズを提供できる。
好ましい複数の態様において、最小像視野直径は5mm以上、とくに、それは10mm以上であって良い。この寸法の複数の像視野で、微小パターン化された複数の機器が、ステップアンドリピート方法及びステップアンドスキャン方法の両方で、露光され得る。
本発明による複数の投影対物レンズの複数の態様があり、これらは平面状物表面を有する。これらは、従来の複数の平面状透過マスク又は複数の反射マスク又は複数の位相シフトマスクと連係して使用可能であり、この場合複数のマスクに形成された複数のパターンは大きな縮小のために非常に粗くてよい。これはマスク製造の費用を低減させる。使用可能な複数のマスクの複数のパターンの典型的特徴寸法は、1μm又は10μm又はそれを超える大きさのオーダーであって良い。
平面状像表面を有する他の複数の態様において、投影対物レンズの物表面は、曲率を有していて投影対物レンズに関して凹形である。曲率中心はこうして物表面の側に存在し、これは投影対物レンズを向いている。物表面の好ましい曲率半径Rは、最大視野直径Dmaxの系で0.525・Dmax<RO<100・Dmaxの範囲にあり、構造長Lの系で0.525・Dmax<RO<10・Lの範囲にある。像表面のみが平面状であって物表面が物側で凹形に湾曲している複数の投影対物レンズにおいて、像側曲率を補正(ペッツヴァル補正)するための複雑な補正手段が、主として又は完全に無しで済まされ得る。例として、ペッツヴァル補正された系で顕著な凸状及びウエスト構造につながるビーム束直径の大きな変化を減少させることが可能である。これは、費用効果的な複数の系の構造を、より少ないレンズ及びより小さい最大レンズ直径で可能にする。もし少なくとも1つの凹面鏡を有する複数のカタディオプトリック系が利用されるなら、後者は中程度の寸法を与えられる。これはペッツヴァル補正への大きな寄与が求められないためである。
とくに好ましい曲率半径を有する投影対物レンズに関して凹形の物表面の曲率は、結像スケール|β|>0.05、例えば0.1≦|β|<0.05またはより大きい、例えばβ=0.25又はβ=0.2の、このような複数の投影対物レンズの場合、更に有利かもしれない。
複数の反射レチクルの使用にとくに適合された複数の態様において、投影対物レンズは、投影対物レンズの少なくとも1つの光学素子を備えた物側素子群と、投影対物レンズの少なくとも1つの光学素子を備えた像側素子群を有し、結像ビームパスの投影放射に対して透過性であって投影対物レンズに照明放射をカップリングするのに役立つカップリングイン機器が、物側素子群と像側素子群の間に配置されている。カップリングイン機器により、照明放射は最初に反射レチクル上に方向付けられることが可能であり、これから投影対物レンズの像面の方向に結像するために反射される。反射レチクルの中心の反射光照明が結果として可能である。結像ビームパスと照明ビームパスが、カップリングイン機器により、重ねられ得る。従来の系とは対照的に、照明系と結像光学との間のインターフェースは、もはやマスクが位置する物表面の領域ではなく、むしろ照明系を向いたカップリングイン機器の入口である。
カップリングイン機器は、ビームスプリッタとして構成されていて良く、投影対物レンズの光学軸心に関して傾斜して配向されたビームスプリッタ表面を有して良い。ビームスプリッタキューブ又はビームスプリッタブロックが、とくに偏光選択的ビームスプリッタ表面(偏光ビームスプリッタ)と関連して良い。部分的に透過性の複数の鏡又はビームパスに傾斜して置かれた複数のビームスプリッタ板の使用も可能である。とくに、出願人のUS 6,596,718 B1で説明されているような、光をカップリングインするのに適した複数のビームスプリッタ素子の提供がなされて良い。この文献の開示内容は、参照により全体としてこの明細書の主題に含められる。
幾つかの態様において、結像ビームパスの少なくとも1つのくびれが、投影対物レンズの物表面と像表面の間に設けられる。周囲と比較して最小ビーム高さを有する領域が「ウエスト」として以下更に言及される。カップリングイン機器は、好ましくは結像ビームパスのこのようなくびれの領域に取り付けられ、これに応じて小さな寸法を与えられることが可能であり、例えばビームスプリッタブロックの生産時の材料が節約され得るようになっている。照明系を投影対物レンズにカップリングさせるための構造空間要求に関する利点も与えられるかも知れない。更に、比較的小さなビーム直径の出口放射を与える照明形の利用に十分である。
好ましくは、単一のウエストのみが設けられる。純粋に屈折性の複数の回転対称投影対物レンズが、最小ビーム束直径で単一のくびれ領域を有して、とくにコンパクトかつ省材料のやり方で構成され得る。
投影対物レンズのもう1つの変形において、後者は同様に物側素子群と像側素子群を有し、2つの素子群はいずれも投影対物レンズの少なくとも1つの光学素子を含む。適切なカップリングイン機器を用いて、照明放射が物側と像側の素子群の間の投影対物レンズに傾斜して放射され、物側素子群の少なくとも1つの光学素子が、照明ビームパスと結像ビームパスの両方により利用され、こうして照明系の一部と投影対物レンズの一部の両方となる。この態様において、照明系の少なくとも1つの光学素子が、照明系、すなわち投影対物レンズの物側素子群の少なくとも1つの光学素子の光学軸心に関して偏心して配置される。傾斜したカップリングインゆえに、この場合、カップリングイン機器は投影対物レンズの結像ビームパスの外側に存在して良く、非偏光での結像が可能であり、投影対物レンズの透過がカップリングイン機器により損なわれない。
屈折投影対物レンズの1つの態様において、後者は像表面に続いていて正の屈折力を有する第1レンズ群と、第1レンズ群に続いていて負の屈折力を有する第2レンズ群と、第2レンズ群に続いていて正の屈折力を有する第3レンズ群と、第3レンズ群に続いていて正の屈折力を有する第4レンズ群と、第3レンズ群から第4レンズ群への移行領域に配置された系絞りを有する。最小ビーム束直径を有する単一のくびれ領域が、負の屈折力を有する第2レンズ群の領域に形成される。照明光のためのカップリングイン機器、例えばビームスプリッタは、好ましくはいずれも負の屈折力を有する2つのレンズの間に配置されて良い。他の複数の態様において、照明光の傾斜したカップリングインは、この領域、とくに第2レンズ群の2つの負レンズの間に提供されて良い。正の第1レンズ群により、投影対物レンズが物空間で仮想的にテレセントリックのビームパスを有することが可能である。テレセントリックエラーは、とくに50mrad未満、好ましくは10mrad未満、とくに1mrad未満でよい。
他の複数の態様において、正の屈折力を有する入力側第1レンズ群が不要にされて良く、系は負の屈折力を有するレンズ群で始まるようになっている。このような態様は、湾曲したレチクルでの使用にとくに適合されている。この場合、投影対物レンズの物空間のビームパスは、テレセントリック条件から著しく逸脱して良い。とくに、50mradより大きいテレセントリックエラーが提供されて良い。テレセントリックエラーは、主の結像ビームの光学軸心に関する傾斜角度により本質的に決定され、一般にビーム高さに依存する。
本発明による投影対物レンズの他の複数の態様において、像表面に続いていて負の屈折力を有する第1レンズ群が、物視野の縮小された中間虚像を生成し、続く正の屈折力を有する第2レンズ群が、中間虚像を像表面に縮小結像するのに役立つ。好ましい系は、リトロフォーカスN−Pタイプの系とみなされて良い。1つの態様において、正の屈折力を有する追加のレンズ群が負の屈折力を有する入力側レンズ群の上流に挿入されるため、物側テレセントリシティが達成される。このタイプの屈折及びカタディオプトリック投影対物レンズの両方が可能である。カタディオプトリック対物レンズの1つの態様において、正の屈折力を有する像側レンズ群は、凹面鏡を有し、これが像面に関して凹形であり、中心開口及び後方反射鏡を有し、これが凹面鏡の反対に存在し、凹面鏡に向けて開口を通過する放射の後方反射のための物側鏡表面を含む。1つの態様においては、後方反射鏡は凸形に湾曲しているが、もう一つの態様においては、平面鏡として具体化される。
本発明は、更に、主放射源からの放射で投影対物レンズの物表面に配置されたパターンを照明するための照明系を有し、かつ、本発明の投影対物レンズを有する、マイクロリソグラフィ用の投影露光装置に関する。
1つの態様において、照明系は、光源に続いていて照明系の少なくとも1つの光学素子を有する入力側素子群と、照明系の少なくとも1つの光学素子を有する出力側素子群を有し、出力側素子群が同時に投影対物レンズの一部である。これは、1又は複数のレンズが、投影対物レンズの結像ビームパスと照明系の照明ビームパスの両方により利用されることを可能にする。この場合、レチクルの中心照明とレチクルの斜照明の両方が、この態様に依存して可能である。中心照明を有する複数の態様において、照明系が、カップリングイン機器と投影対物レンズの物表面の間で、投影対物レンズの光学軸心と一致する光学軸心を有する。代替として、照明系の光学軸心は、投影対物レンズのそれと有限角度を形成して良い(斜照明)。この場合、照明系の出力側素子群の複数の光学素子は、この照明系の光学軸心に関して偏心して配置されて良く、照明系の出射面が照明系の光学軸心に関して傾斜されている。
両方の場合において、少なくとも1つの非球面を有する少なくとも1つの光学素子が、照明放射を投影対物レンズに良好に適合させる目的で、照明系の入力側素子群に便宜上配置されて良い。照明系の開口絞りは、好ましくは入力側素子群の領域に配置される。好ましくは、照明系の像側開口数が投影対物レンズの物側開口数と等しいかこれより大きくなるように、照明系が構成される。結果として、投影対物レンズの瞳孔は十分に照明され得る。
概して、照明放射が、投影対物レンズの物表面に対して本質的に垂直に、本質的に全照明領域にわたって当たるように、照明系の出力側素子群が構成されるのが好都合であり、これが同時に照明系の出射面である。それゆえ、平面状の物表面を有する複数の投影対物レンズの複数の態様において、照明系は好ましくはその出口でテレセントリックのビームパスのために構成される。湾曲した物表面を有する複数の投影対物レンズにおいては、対照的に、照明系の出口放射がテレセントリック条件から大きく逸脱して良い。
本発明は更に、反射レチクルに関し、これはとくに本発明による投影対物レンズと連係した使用のために設けられるが、他の投影対物レンズとも有益に使用され得る。レチクルは、曲率を有していて鏡側で凹形の凹形反射マスクとして構成されて良い。曲率は、関連する投影対物レンズの物表面の曲率に適合される。鏡表面の好ましい曲率半径ROは、最大使用可能鏡直径Dmaxを有する系で、0.525・Dmax<RO<100・Dmaxの範囲にある。このような複数の湾曲した反射マスクにより、湾曲した物表面を有する投影対物レンズの製造時の先述の利点(例えば像視野曲率の補正用に設けられた構成手段を減少させること)が十分に利用可能である。
好ましい態様において、反射マスクは個別に駆動可能な複数の個別鏡のアレイ(マイクロ鏡アレイ)を有する鏡設備として構成される。複数の個別鏡の反射率の空間分布の適切な設定は、パターンが様々なやり方で設定されることを可能にし、これは更に大幅に縮小された形で投影対物レンズを通って投影対物レンズの像面に投影される。
複数の個別鏡の反射率は、種々の仕方で設定され得る。傾斜可能な複数の個別鏡を有する複数の態様が好ましく、これは、複数の個別鏡を傾斜させることにより、個別鏡に入射する放射が投影対物レンズに反射される事を可能にし、又は当たる放射が投影対物レンズを過ぎて方向付けられることを可能にする。この目的のため、レチクルから反射された放射を当たる角度に依存して透過又は反射する表面、例えば全反射表面が、投影対物レンズに設けられて良い。
反射マスクは、好ましくは曲率を有していて反射マスクの対称軸心に関して回転対称であり、鏡設備の複数の個別鏡は、対称軸心に関する放射方向に対して垂直に配向された複数の傾斜軸心の周りで、鏡設備の他の複数の個別鏡に対して傾斜され得る。とくに望ましい構成がこの結果として可能である。
光からの有効なマスキングを確実にする目的で、反射マスクの複数の個別鏡は、好ましくは投影対物レンズの物表面の領域の最大開口角度よりも大きい傾斜角度で、反射マスクの対称軸心に関して傾斜され得る。
複数の個別鏡は、好ましくはその領域を本質的に充填するように配置され、この場合複数の個別鏡の間に存在する反射の無い複数の領域が、典型的な数μmの幅、とくに1μm未満の幅を有して良い。
複数の個別鏡の正六角形状が好ましい。これは、一方で領域のほぼ完全な充填を、例えば充填因子>95%又は>98%又は>99%で、可能にする。他方で、このようなハニカム構造が使用されて、多くの異なる方向で、パターンの構造方向に対応する列の複数の個別鏡をいずれも一緒に駆動することにより、パターンの複数のリニア構造素子を生成することが可能である。
本発明は更に、マイクロリソグラフィ投影露光装置を用いて、複数の感光性基質を露光する方法を含む。この方法において、反射マスクは、複数の個別に駆動可能な個別鏡のアレイを含み、照明系により照明される。この場合、照明放射の複数のビーム束は、鏡設備の複数の個別鏡のところで反射される。制御ユニットは、予め決められたパターンに合わせて、鏡設備の複数の個別鏡を駆動し、複数のビーム束の一部のみが投影対物レンズを通過して感光性基質に至り、感光性基質が予め決められたパターンに合わせて投影対物レンズを透過した複数のビーム束により露光されるようになっている。反射マスクは、好ましくはその鏡側で凹形に湾曲される。
上記の及び更なる特徴は、特許請求の範囲からだけでなく、明細書から及び図面から明らかとなり、この場合、複数の個別の特徴は、それ自体保護可能な複数の有利な態様を表現して良く、いずれの場合もそれら自体又は複数のサブコンビネーションの形で、本発明の態様及び他の複数の分野で実施されて良い。
以下の好ましい複数の態様の説明において、「光学軸心」の語は、複数の球状光学コンポーネントの複数の曲率中心又は複数の非球面素子の複数の対称軸心を通る直線又は一連の複数の直線部分を意味する。光学軸心は、複数の折り畳み鏡(複数の偏向鏡)又は他の複数の反射表面で折り畳まれる。複数の例において、物体は集積回路の層のパターンを有するマスク(レチクル)である。例えば格子の異なるパターンが含められても良い。複数の例において、フォトレジスト層を有する感光性基質として役立つウェーハ上に像が投影される。他の基質、例えば液晶ディスプレイ用の素子又は光学格子用の基質も可能である。
図1は、マイクロリソグラフィ投影露光装置をウェーハステッパ100の形状で示し、これは大規模集積半導体コンポーネントの製造用に提供される。投影露光装置100は、193nmの操作波長を有するArFレーザ101を光源として有しており、例えば157nmのためのFレーザ、126nmのためのArレーザ又は106nmのためのNeFレーザを、複数の光源としてのDUV又はVUVレーザを使用することも可能である。下流の照明系110は、主光源101からの光から、その球面状に湾曲した出射面103に、大きくシャープに境界付けられた非常に均質に照明された照明視野を生成し、これは下流の投影対物レンズ120のテレセントリック要件に適合されている。照明系110は、照明モード部分の選択用の複数の機器を有し、例えば可変コヒーレンス度を有する従来の照明、環状視野照明と、極性照明、とくに双曲又は四極照明のような双曲照明との間で切り替えられ得る。
凹形球状に湾曲した反射表面131を有する反射マスク130は、照明系の出射面103の領域に配置されていて、反射表面が照明系の出射面103と一致するようになっている。反射マスクは、以下において反射レチクルとも呼ばれていて、マスクを保持して取り扱うための機器140(レチクルステージ)により保持されている。幾つかの態様において、反射マスクはスキャナ操作のために設定される。
マスク130の下流の光路に純粋に屈折性の縮小対物レンズ120が続いており、これは、結像スケールβ=1:100の場合、反射マスク130により形成されたパターンの大幅に縮小された像を、投影対物レンズ120の平面状の像面104に結像するために構成されている。感光性基質として役立つ半導体ウェーハ105が像面104の領域に配置されていて、フォトレジスト層で覆われたその平面状の基質表面が、投影対物レンズ120の像面104と本質的に一致するようになっている。ウェーハは、機器150(ウェーハステージ)により保持されていて、これはスキャナ駆動部を有して良い。機器150は更に、z方向すなわち投影対物レンズ120の光学軸心121と平行に、及びこの軸心に垂直なx及びy方向の両方にウェーハを移動させる目的で、複数のマニピュレータを有する。光学軸心に垂直に延びる少なくとも1つの傾斜軸心を有する傾斜機器が一体化されている。中心コンピュータユニット145により、光源101、照明系110、投影対物レンズ120、レチクルステージ140、ウェーハステージ150及び反射マスク130が、駆動可能であり、露光ステップのための露光が最適化されて実行可能になっている。
更なる複数の特有の構成が、図1−4に関してより詳細に説明される。投影対物レンズ120は、光学軸心121に関して回転対称であり、球状に湾曲した物表面103が、くすみ無く、像側開口数NA=0.9を与える結像スケール1:100を有する平面状の像表面104に、結像され得るようになっている。この場合、光学軸心121に関して中心付けられた物平面は、4mmの像面直径を有する、中心付けられた像面に結像される。物表面103は、像面に関して凹形であり、400mmの曲率半径ROを有し、これは光学軸心121に沿って物表面103と像表面104の間の軸方向距離で与えられる投影対物レンズの構造長L(L=1000mm)よりかなり小さい。投影対物レンズ(図2)は、4個のレンズを備えた物側素子群125と、13個のレンズを備えた像側素子群126を有し、開口絞りAは、像側素子群の最大ビーム束直径の領域に配置されていて、厳密なテレセントリシティが像空間に広がるようになっている。対照的に、物空間の結像ビームパスは、テレセントリック条件から逸脱しており、テレセントリックエラーがとくに50mradよりも大きくなっている。図2で認識できるように、物側ビームガイダンスが設定されており、露光の間に複数のビーム束が物空間で物表面103に対して本質的に垂直となるようになっている。複数の物側ビーム角度を正確に設定する目的で、投影対物レンズの入射面が非球面状に形成されていて、この入射面は物表面に直接続いて物表面に関して凸形に湾曲している。残りの複数のレンズ表面は球状であり、これは複数のレンズの生産及び試験を単純化している。投影対物レンズの出射面は、像面104の前の有限距離に位置付けられており、像側で凸形に湾曲している。これは、この表面が高い入射角度を負わされた結果として、収差、とくに球面収差の導入を避けることを可能にする。
表1は、構成の詳細を表の形でまとめている。この場合、欄1は屈折表面又は他の何らかの仕方で区別された表面の番号を示し、欄2は表面の半径rを(mmで)示し、欄3は表面と次の表面の間の距離dを(mmで)示し、欄4は複数の光学コンポーネントの材料を示す。欄5は、複数のレンズの使用可能な自由半径又は自由直径の半分を(mmで)示す。
この態様において、第1レンズの入射面、すなわち物表面に最も近いレンズ表面は、非球面である。表2は、対応する非球面データを示し、非球面は次の式により計算される。
Figure 2007531024
この場合、半径の逆数(1/r)は表面曲率を示し、hは表面地点と光学軸心の間の距離(すなわちビーム高さ)を示す。結局、p(h)はいわゆるサジッタ、すなわちz方向すなわち光学軸心の方向の表面地点と表面頂点の間の距離を示す。複数の定数K、C1、C2、・・・は表2に再現されている。
投影対物レンズは、適切に湾曲した複数のマスクを像面に結像するのに通常利用され得る。示された態様は、凹形に湾曲した鏡表面を有する複数の反射レチクル(複数の反射マスク)の使用にとくに適合されている。この目的のため、ビームスプリッタキューブ160の形状のカップリングイン機器が物側素子群125と像側素子群126の間の投影対物レンズに一体化されていて、このビームスプリッタキューブにより、照明光が投影対物レンズに中心でカップリングされ得る。ビームスプリッタ160は、照明系110と投影対物レンズ120の間のインターフェースとして役立つ。この場合、照明系110は、入射側素子群135と、投影対物レンズの物側素子群125で形成された出射側素子群に細分され得る。ビームスプリッタキューブ160は、これらの素子群の間に配置される。こうして達成され得ることは、複数のレンズ、すなわちレンズ群125のそれらが、照明系の照明ビームパスと投影対物レンズの結像ビームパスの両方により、利用されることである。カップリングイン機器160は、偏光選択的有効平面状ビームスプリッタ表面161を有する偏光ビームスプリッタキューブとして形成され、そこで照明系の光学軸心111が折り畳まれ、ビームスプリッタ表面161と物表面103の間に位置するその部分が投影対物レンズの光学軸心121の対応部分と一致するようになっている。物視野の中心照明がこの結果として可能である。
ビームスプリッタキューブ160に入射する照明光が、折り畳まれた光学軸心111でスパンされた入射面に関してs偏光とされるように、照明系が構成される。結果として、照明光はビームスプリッタ表面161から反射レチクル又は表面103の方向に最初に反射される。ビームスプリッタキューブ160と物表面103又は反射レチクルの間に配置されるのは、λ/4板の効果を有する遅延機器127であり、これはビームスプリッタ表面161と反射レチクルの間の照明ビームパスで一度通過され、レチクルが円偏光で照明されるようになっている。像面104の方向に反射された光は、もう一度λ/4板127を通過し、それがビームスプリッタ表面161に関してp偏光とされ、2回目にそれはビームスプリッタキューブに入射し、こうして損失無く大部分ビームスプリッタ表面で透過されるようになっている。こうして、偏光ビームスプリッタキューブ、λ/4板127の2度の通過及び反射レチクルでの複数の反射の組み合わせで、照明ビームパスの、及び結像ビームパスの分離が存在する。
図2は、ビームスプリッタキューブ160が結像ビームパスの最小ビーム束直径の領域に配置されることを明らかにしている。これは、高品質で費用効果的に設けられ得る複数の小さな体積ビームスプリッタ素子を利用可能にする。
照明系の開口絞りA’は、入射側群135に配置されている。こうして照明系の像側(出力側)開口を設定可能であり、これは好ましくは投影対物レンズの物側開口より大きいか又はこれと等しい。入射側群135の複数のレンズは、複数の非球面レンズ表面を有する。照明系の詳細が、表3及び4に示されている。
図3は、凹形に湾曲した鏡表面を有する反射レチクル130の好ましい態様を概略的に示し、図3(a)は軸方向平面図を示し、図3(b)は軸方向断面図を示し、図3(c)は複数の傾斜可能な鏡素子の複数の傾斜軸心の図を拡大した詳細図で示す。反射マスクの巨視的に凹形に反対に湾曲した反射表面131は、多数の六角形鏡素子(個別鏡132、133)で形成されていて、これらは、その領域を本質的に充填していて互いに関して数μmのオーダーの最小の横方向距離を有するように配置されていて、それらが接触を起こすことなく互いに関して相対的に移動可能になっている。六角形状は、最適な充填を可能にする。各鏡素子は、凹面鏡130の対称軸心136に垂直に交わる傾斜軸心135の周りで傾斜され得るようになっていて、それぞれの鏡素子の表面への法線が、その傾斜軸心の周りでの鏡の回転移動の間、鏡設備130の対称軸心136をも含む面にある(図3b)。各鏡素子は、3つの安定位置を有する。1つの位置(反射位置)において、鏡表面の表面への法線が、巨視的に湾曲した鏡表面131への法線の方向を示していて、湾曲した表面131に本質的に垂直に当たる光がそれ自身により大部分反射されて戻されるようになっている。第2位置(偏光位置)において、複数のビームが大きな角度で反射されていて、それらは投影対物レンズの複数のレンズを通り過ぎて複数の光トラップ137(図4)で吸収され得るようになっている。この場合、傾斜により得られることが可能な複数の鏡素子の入射角度は、好ましくは物空間の投影対物レンズの開口角度よりも大きい。結果として、放射の完全なカップリングアウトが偏向位置で可能である。
投影露光装置の操作の間、照明光は投影対物レンズに関して横方向にカップリングされていて、湾曲した反射マスク130のマイクロ鏡アレイに当たる。この場合、複数のビーム束はミラー配置の複数のミラー素子(複数のマイクロ鏡)で反射される。コンピュータユニット145は、複数の別個の鏡を駆動し、これらの複数の鏡素子が所望のマスクパターンの暗部領域に対応していて反射位置から偏向位置に傾斜されるようになっていて、反射された光が投影対物レンズにカップリングしないようになっている。複数のビーム束の残りの部分は、複数の非傾斜の鏡素子で反射され、そこに取り付けられた感光性基質を露光する目的で、複数の傾斜及び非傾斜個別鏡により予め決められるパターンに合わせて、投影対物レンズを通過してその像面に至る。この場合、マイクロ鏡アレイの複数の個別マイクロ鏡は、偏向位置ではなくむしろ反射位置にあり、投影対物レンズの1:100の結像比で、感光性基質上に結像されている。複数の六角形個別鏡の典型的な最大直径が10μmであるとすると、100nmの大きさのオーダーの複数のマイクロ鏡の複数の像がこのようにして生じ、100nm未満の大きさのオーダーの複数の構造が、回折−監視されたウェーハへの投影で生成され得るようになっている。
示された態様は、ウェーハステッパのために構成されている。本発明の他の複数の態様において、複数の反射マスクがスキャナ操作のために更に装備され又は駆動されて良い。1つの態様において、反射マスクは、反射表面の曲率中心を通る回転軸心の周りで回転され得るように載置され、設定されたスキャン方向に対して垂直に配向されている。スキャン操作の間、マスクはこの軸心の周りで回転され、これに同期してウェーハステージのスキャナ駆動部がスキャン方向にウェーハを移動させる。もう一つの態様においては、反射マスクは全体として動かないが、複数の個別鏡の傾斜は電子駆動部により制御可能であり、予め決められたパターンが全鏡表面にわたって次第に「移住」するようになっていて、新しいパターンが複数の個別鏡の周期的な切り替えの結果として生じる前に、複数の個別鏡の傾斜により画定されるパターンで瞬時の露光をいずれにおいても可能にする目的で、照明が対応して時刻計測され、この新しいパターンが基質に再び移行される。複数の反射マスクの対応するスキャン操作が、US 6,312,134の特許に説明されていて、その開示内容は、この明細書に含められる。
図5は、屈折投影対物レンズ220の第2の態様を示し、これは193nmのために構成されていて、偏光ビームスプリッタにより照明放射を中心にカップリングインするための照明系210が割り当てられている。同一の又は対応する複数の特徴又は複数の特徴の複数の群が、図2と同じ参照符号により100だけ増加されて示されている。投影対物レンズの詳細が表5に示されており、照明系の詳細が表6に示されている。全系の全てのレンズが球状であり、合成石英ガラス(n 1.56)からなり、その結果として生産が比較的簡単で費用効果的になる。結像スケールβ=0.01が与えられるとすると、像側開口数NA=0.9が2mmの像視野直径で達成される。投影対物レンズは、平面状の物表面203に配置された平面状マスクの像を、同様な平面状の像面204上に結像するために構成されている。
投影系は、物平面に直接続いていて正の屈折力を有する第1レンズ群231と、この第1レンズ群に直接続いていて負の屈折力を有する第2レンズ群232と、この第2レンズ群に直接続いていて正の屈折力を有する第3レンズ群233と、この第3レンズ群に直接続いていて正の屈折力を有する第4レンズ群234と、最大ビーム束直径の位置の近傍で第3レンズ群233と第4レンズ群234の間の移行領域に配置された開口絞りAを有する。これは、負の群232の領域でビーム束直径の単一のくびれを備えた、いわゆる単一ウエスト系という結果となる。最小ビーム束直径を有するこの領域で、小さな容積の偏光ビームスプリッタキューブ260は、いずれも負の屈折力を有する2つの両凹のレンズの間に配置され、このキューブの平面状偏光ビームスプリッタ表面261が投影対物レンズの光学軸心221と照明系の光学軸心211の両方に関して45°の角度にある。λ/4遅延機器(板227)が偏光ビームスプリッタ表面261と物平面201の間に配置されている。偏光で操作され得る投影系の操作手順が、図2からの系のそれに対応しており、その理由のためその説明が参照される。
図2による態様とは対照的に、ここでは入力側の正の群231は、物空間のビームパスが仮想的にテレセントリック(テレセントリックエラー<1mrad)であることを確実にし、照明放射又はその複数の主要ビームが物の全面にわたる平面状マスクに垂直に入射するようになっている。像側テレセントリシティが同様に与えられる。
図6におけるレンズ断面は、割り当てられた照明系310を有する屈折投影対物レンズ320の第3態様を示す。同一又は対応する複数の特徴又は複数の特徴の複数の群が、図3と同じ参照符号により100だけ増加されて示されている。複数の球面石英ガラスレンズで専ら構成された投影対物レンズの詳細が表7に示されており、2つの非球面を有する照明系のそれが表8に示されており、複数の非球面定数が表9に示されている。193nmの操作波長及び結像スケールβ=0.01が与えられるとすると、系は2mmの像視野直径で像側開口数NA=0.9を達成する。それは像側焦点距離f’>250mmを有する。これはテレセントリックのゾーンエラーを制限するのに好適である。
図5による態様とは対照的に、投影系310、320が照明放射を投影対物レンズに傾斜してカップリングさせるために構成されている。この目的のため、平面状の偏向鏡360が照明系310に設けられていて、この偏向鏡は、複数の入射側素子により画定される照明系の光学軸心の一部に関して45°の角度にある。照明系のこの入力側素子群335は、投影対物レンズに関して側部アームに配置されていて、これは投影対物レンズの光学軸心321に関してほぼ10から15°だけ傾斜されている。照明系の光学軸心の出射側部分は、偏向鏡360のところで入力側部分311’の折り畳みの結果として生じており、こうしてほぼ15°の鋭角を投影対物レンズの光学軸心321で形成し、同時に照明系の出射面である投影対物レンズの平面状の像表面303は、この光学軸心に関して斜めに傾斜されている。この照明系310の場合、偏向鏡360と表面303の間に配置された照明系の出射側素子群の複数のレンズが、この系の光学軸心に関して偏心して配置されている。物平面303に配置されるべき反射レチクルは、そのため斜照明される。投影対物レンズの結像ビームパスの外側にカップリングイン機器360を配置することにより、投影装置が非偏光で操作され得る。照明放射のカップリングイン角度が投影対物レンズの光学軸心に関して可能な限り小さく保たれる目的で、偏向鏡360は負の群332の最小直径を有する負レンズの直近に配置される。それゆえ、この場合も同様に、照明放射がそのくびれ領域にカップリングインされ、そこに最小ビーム束直径が投影対物レンズ内に存在する。小さなカップリングイン角度がこの結果として可能である。
大幅に縮小する結像スケールβ=0.01と大きな像側開口数NA=0.9とマイクロリソグラフィに十分な像視野直径とを有する複数の投影対物レンズの更なる複数の態様が、図7から10に示されている。全ての態様が像空間での厳密なテレセントリシティにより区別されていて、この場合厳密なテレセントリシティは、同様に物側に存在して良いが必須ではない。物側操作距離>200mmと像側操作距離>5mmが、1000mmの構造長L(物表面と像表面の間の軸方向距離)で全ての系について達成される。複数の例示的な系が、いずれの場合も193nmの操作波長のために構成されるが、他の波長、例えば157nm又は248nm用の僅かな修正により更に修正され得る。
図7による態様の系の詳細が表10に示されており、図8による態様のそれが表11及び12に示されており、図9による態様のそれが表13及び14に示されており、図10による態様のそれが表15に示されている。
複数の投影対物レンズは、複数の可能な基本形状を表現しており、これらは図1−4のそれと同様に、照明系に有利に割り当てられ得る。
複数の系が、第1の負レンズ群(N)と後者に続く正レンズ群(P)を有し、正レンズ群は好ましくは2つの正レンズ群を有し、それらの間に開口絞りAが位置付けられていて、厳密にテレセントリックのビームパスが像空間に広がるようになっている。
機能的には、第1負レンズ群は、以後「負前方素子」とも呼ばれるが、物を仮想的に縮小された形で結像する。正の第2レンズ群は、以後「正後方素子」とも呼ばれるが、更に中間虚像を縮小し、それを実の形で像面上に結像する。
物空間でのテレセントリックのビームパスが、系の構成から独立して、原則として追加の正前方素子(対物レンズの入口での追加の正レンズ群)の使用により、達成される。複数のビーム束の不可欠な高拡大が、負の屈折力を有する複数のレンズ又は複数の鏡設備により、いずれも屈折光学的に確実にされる。この場合、実の中間像の生成もまた提供されて良い(図9)。複数の系のウエスト構造は、あいまいでなく、負前方素子と正後方素子の間の1つのウエスト部分であり、構造長が減少されるにつれてその厚さが増大する。
一般的な用語で上で説明された構造は、4つの例示的な態様で実際に説明される(図7から10)。
1つの態様において(図7)、系は、負前方素子G1と2つの正レンズ群G21及びG22から形成された正後方素子G2を有する。前方素子は、主として歪に影響を与えるが、系の非点収差にも重要な影響を与え、連続的に交替する効果:L1(P)−L2(N)−L3(P)−L4(N)を有する4つのレンズを含む。続く3つの負レンズL5、L6及びL7は、この第1の態様において純粋に屈折光学的に、ビーム束の拡大に実質的に寄与している。所望の開口数が与えられるとすると、複数のビーム束のくびれは屈折第2レンズ群G22により行われる。球面収差の大幅な下方補正は、負メニスカスレンズL10及びL15により主として補償される。負メニスカスレンズL15は、最終レンズ群(G22)の厳密な負コマ収差を補正する。系は18個の球面レンズで全視野にわたって良好に補正される。波面収差の最大RMS値は、193nmの波長と0.9の開口数NAで27mλを下回る。
図8による態様の構造は、図7におけるそれとかなり異なる。ビーム束を拡大するための複数の負レンズと後方素子の実際上完全な第1レンズ群が、ここではカセグレンタイプの鏡系により置き換えられている。所望の開口数のための複数のビーム束のくびれは、屈折第2レンズ群G22により達成される。前方負レンズ素子は、1つの正レンズL1と、2つの連続する負レンズL2及びL3を有し、主として歪を補正する。第1レンズL1及び第1鏡S1により導入される負の非点収差は、負レンズL2及びL3のそれにより実質的に補償され、第1鏡の非球面寄与により実質的に補償される。球面収差の粗い補正は、負メニスカスレンズL9により達成される。結像エラーの微細な補正の実質的な比率は、2つの非球面鏡S1及びS2により達成される。その結果は、コンパクトな(10個の球面レンズ及び2つの非球面鏡)高開口(NA 0.9)投影対物レンズであり、193nmの波長で全視野(14mλを下回る波面収差のRMS)にわたって優れた補正を有する。系の口径食は25%である。
図9による態様は、更に上記された構成原理に向けられている。この場合、開口は全レンズ系で小さく保たれた。開口数を達成する目的での複数のビーム束の拡大及びくびれは、ここで2つの鏡S1及びS2から形成された素子により行われる。後者は実際に「開口増大アドオン」APを形成し、これは実の中間像IMIを像面に結像して像視野曲率の補正を行う。
中間像を生成する系の屈折部分は、4つのレンズ:L1(N)、L2(P)、L3(N)及びL4(N)を有する前方負レンズ素子G1と、いずれも4つのレンズから形成される2つの正レンズ群G21及びG22を有する正後方レンズ素子G2から形成されていて、これは、小さい開口数が与えられるとすると、中間像を提供し、これは収差が無いわけではないが、実の粗く補正された中間像である。補正における複数の系素子の複数の役割が保たれている。良好な補正が非球面鏡S2で行われる。この補正は、全視野にわたって優れており、波面収差の最大RMS値は6mλを下回る。操作距離は、5mmであり、オブスキュレーションにより本質的に制限される。
図10による態様は、二重テレセントリック系である。2つの正レンズL1及びL2からなる第1正レンズ素子G1が導入されたことで、系は無焦点となるが有限の頂点焦点距離のために補正される。系のウエストは、この場合構造長により明確に決定される。物空間の厳密なテレセントリシティは、非球面無しで、全視野に渡って満たされ、20μradより小さく、像空間で10μradよりも小さい。負レンズL3、L4及びL5から形成された第2負レンズ素子G21は、第1正レンズ素子G1により導入された負の歪を相殺する。他の複数の系素子はいずれも特定の補正の仕事を行う。この系は、複数の非球面を使用することなく、25.6mλの波面収差という最大RMS値で、全視野にわたって良好に補正される。
上記された複数の原理を考慮すると、高開口及び非常に大きな結像スケールを有する複数の投影対物レンズがこうして可能であり、とくに1/200≦β≦1/50が有効である。投影対物レンズは、好ましくは3つのレンズ群LG1、LG2及びLG3を有し、LG1は負の屈折力を有し、LG2は正の屈折力を有し、LG3は正の屈折力を有し、開口絞りはLG2及びLG3の間に位置していて、最小ビーム高さはLG1及びLG2の間に存在する(単一ウエスト系)。
言うまでも無く、上記された全ての系は完全系、すなわち実物(例えばフォトリソグラフィマスク)の実像を(例えばウェーハに)形成するための系であって良い。もっとも、系はより大きな系の副系として利用されても良い。こうして、例として、上記された複数の系の1つの「物」が、物平面の上流の結像系(リレー系)により生成される像であって良い。同様に、上記された複数の系の1つにより形成された像は、像面の下流の系(リレー系)のための物として役立って良い。
Figure 2007531024
Figure 2007531024
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Figure 2007531024
Figure 2007531024
Figure 2007531024
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本発明による投影露光装置の態様を示し、そこで湾曲した反射マスクが使用されている。 屈折縮小対物レンズの態様のレンズ断面を示し、照明光が湾曲した物表面と像面の間のビームスプリッタを介してカップリングインされている。 多くの個別に傾斜可能な複数の個別鏡を有する湾曲した反射マスクの異なる図を示す。 図2による投影対物レンズの詳細を示し、照明光の一部が湾曲した反射マスクによりマスクされている。 照明光の中心カップリングインで屈折縮小対物レンズの第2態様のレンズ断面を示す。 照明光の偏心カップリングインで縮小対物レンズの第3態様を示す。 屈折縮小対物レンズの第4態様のレンズ断面を示す。 カタディオプトリック縮小対物レンズの第1態様のレンズ断面を示す。 カタディオプトリック縮小対物レンズの第2態様のレンズ断面を示す。 屈折縮小対物レンズの第5態様のレンズ断面を示す。

Claims (48)

  1. 投影対物レンズの物表面に配置されたパターンを、投影対物レンズの像表面に配置された像視野に、縮小結像スケールで結像するための投影対物レンズであって、
    投影対物レンズの光学軸心に沿って配置された多数の光学素子を有し、
    投影対物レンズが像側開口数NA>0.85及び縮小結像スケール|β|<0.05となるように、複数の光学素子が構成されて配置されていて、像視野が1mmより大きい最小像視野直径を有する、投影対物レンズ。
  2. 像表面が平面状であり、投影対物レンズの物表面が曲率を有していて投影対物レンズに関して凹形である、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  3. 物表面が、曲率を有していて投影対物レンズに関して凹形であり、投影対物レンズの構造長Lよりも小さい曲率半径ROを有する、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  4. 最大物視野直径がDmaxであり、構造長がLであり、物表面が曲率を有していて投影対物レンズに関して凹形であり、このために以下の複数の条件:
    (1) 0.525・Dmax<RO<100・Dmax
    (2) 0.525・Dmax<RO<10・L
    の少なくとも1つが当てはまる曲率半径ROを有する、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  5. 投影対物レンズが、投影対物レンズの少なくとも1つの光学素子を備えた物側素子群と、投影対物レンズの少なくとも1つの光学素子を備えた像側素子群を有し、結像ビームパスの投影放射に対して透過性であって照明放射を投影対物レンズにカップリングさせるのに役立つカップリングイン機器が、物側素子群と像側素子群の間に配置されている、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  6. カップリングイン機器が、ビームスプリッタとして構成されていて、投影対物レンズの光学軸心に関して傾斜して配向されたビームスプリッタ表面を有する、請求項5に記載の投影対物レンズ。
  7. カップリングイン機器が、偏光ビームスプリッタとして構成されていて、投影対物レンズの光学軸心に関して傾斜して配向された偏光選択的ビームスプリッタ表面を有する、請求項5に記載の投影対物レンズ。
  8. 結像ビームパスのくびれが物表面と像表面の間に設けられていて、結像ビームパスの投影放射に対して透過性であって照明放射を投影対物レンズにカップリングさせるのに役立つカップリングイン機器が、くびれの領域に配置されている、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  9. 投影対物レンズが屈折投影対物レンズとして構成されていて、この場合に、結像ビームパスの単一のくびれが、物表面と像表面の間に設けられている、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  10. 投影対物レンズが、投影対物レンズの少なくとも1つの光学素子を備えた物側素子群と、投影対物レンズの少なくとも1つの光学素子を備えた像側素子群を含んでいて、物側及び像側素子群の間で照明放射を傾斜してカップリングインするためのカップリングイン機器が、投影対物レンズに割り当てられている、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  11. 像表面に直接続いていて正の屈折力を有する第1レンズ群と、
    第1レンズ群に直接続いていて負の屈折力を有する第2レンズ群と、
    第2レンズ群に直接続いていて正の屈折力を有する第3レンズ群と、
    第3レンズ群に直接続いていて正の屈折力を有する第4レンズ群と、
    第3レンズ群から第4レンズ群への移行領域に配置された系絞りと、
    負の屈折力を有する第2レンズ群の領域に形成されていて最小ビーム束直径を有するくびれ領域と、
    を有する、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  12. 投影対物レンズが、物空間で本質的にテレセントリックのビームパスを有する、請求項11に記載の投影対物レンズ。
  13. テレセントリックエラーが、50mrad未満、好ましくは10mrad未満、とくに1mrad未満である、請求項12に記載の投影対物レンズ。
  14. 像表面に直接続いていて負の屈折力を有する第1レンズ群と、
    第1レンズ群に直接続いていて正の屈折力を有する第2レンズ群と、
    第2レンズ群に直接続いていて正の屈折力を有する第3レンズ群と、
    第2レンズ群から第3レンズ群への移行領域に配置された系絞りと、
    負の屈折力を有する第1レンズ群の領域に形成されていて最小ビーム束直径を有するくびれ領域と、
    を有する、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  15. 投影対物レンズが、物空間で非テレセントリックのビームパスを有する、請求項14に記載の投影対物レンズ。
  16. 物空間のテレセントリックエラーが、50mradよりも大きい、請求項15に記載の投影対物レンズ。
  17. 照明光のためのカップリングイン機器が、各々負の屈折力を有する2つのレンズの間のくびれ領域に配置されている、請求項14に記載の投影対物レンズ。
  18. 照明光のための傾斜したカップリングインが、各々負の屈折力を有する2つのレンズの間のくびれ領域で提供されている、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  19. 像表面に直接続いていて負の屈折力を有する第1レンズ群が、物視野の縮小された中間虚像を生成し、
    第1レンズ群に直接続いていて正の屈折力を有する第2レンズ群が、像表面に中間虚像を縮小結像する、請求項1に記載の投影対物レンズ。
  20. 正の屈折力を有する追加のレンズ群が、負の屈折力を有する第1レンズ群の上流に挿入されている、請求項19に記載の投影対物レンズ。
  21. 投影対物レンズが、純粋に屈折性である、請求項19に記載の投影対物レンズ。
  22. 投影対物レンズがカタディオプトリック投影対物レンズであり、正の屈折力を有する第2レンズ群が、凹面鏡を有し、これが像面に関して凹形であり、中央開口及び後方反射鏡を有し、これが凹面鏡の反対に存在し、凹面鏡に向けて開口を通過する放射の後方反射のための物側鏡表面を有する、請求項19に記載の投影対物レンズ。
  23. 後方反射鏡が凸形に湾曲している、請求項22に記載の投影対物レンズ。
  24. 後方反射鏡が、平面鏡として具体化されている、請求項22に記載の投影対物レンズ。
  25. 主放射源からの放射で投影対物レンズの物表面に配置されたパターンを照明するための照明系を有するマイクロリソグラフィ用の投影露光装置であって、請求項1に記載の投影対物レンズを有する、投影露光装置。
  26. 照明系が、放射源に続いていて照明系の少なくとも1つの光学素子を有する入力側素子群と、照明系の少なくとも1つの光学素子を有する出力側素子群を含み、出力側素子群が投影対物レンズの一部として構成されている、請求項25に記載の投影露光装置。
  27. 照明系が、カップリングイン機器と投影対物レンズの物表面の間で、投影対物レンズの光学軸心と一致する光学軸心を有する、請求項25に記載の投影露光装置。
  28. 照明系が、カップリングイン機器と投影対物レンズの物表面の間で、投影対物レンズの光学軸心と有限角度を形成する光学軸心を有し、照明系の出力側素子群の複数の光学素子が、照明系の光学軸心に関して偏心して配置されている、請求項25に記載の投影露光装置。
  29. 照明系の出射面が、照明系の光学軸心に関して傾斜されている、請求項28に記載の投影露光装置。
  30. 少なくとも1つの非球面を有する少なくとも1つの光学素子が、照明系の入力側素子群に配置されている、請求項26に記載の投影露光装置。
  31. 照明放射が、投影対物レンズの物表面に対して本質的に垂直に、本質的に全照明領域にわたって当たるように、照明系の出力側素子群が構成されていて、これが同時に照明系の出射面である、請求項26に記載の投影露光装置。
  32. 投影対物レンズが平面状の物表面を有し、照明系がその出射面でテレセントリックのビームパスのために構成されている、請求項25に記載の投影露光装置。
  33. 投影対物レンズが、曲率を有する湾曲した物表面を有していて投影対物レンズに関して凹形であり、照明系がその出射面で非テレセントリックのビームパスのために構成されている、請求項25に記載の投影露光装置。
  34. 照明系の開口絞りが、照明系の入力側素子群に配置されている、請求項26に記載の投影露光装置。
  35. 照明系の像側開口数が、投影対物レンズの物側開口数よりも大きいか又はこれと等しいように、照明系が構成されている、請求項25に記載の投影露光装置。
  36. マイクロリソグラフィのためのマスクであって、曲率を有していて鏡側で凹形の凹形反射マスクとして構成されている、マスク。
  37. 反射マスクの最大使用可能鏡直径がDmaxであり、鏡表面が曲率を有していて次の条件:0.525・Dmax<RO<100・Dmaxに当てはまる曲率半径ROを有する、請求項36に記載のマスク。
  38. 反射マスクが、個別に駆動可能な複数の個別鏡のアレイを有する鏡設備として構成されている、請求項36に記載のマスク。
  39. 複数の個別鏡が、複数の傾斜可能な個別鏡として構成されていて、複数の個別鏡を傾斜させることにより、個別鏡に入射する放射が選択的に投影対物レンズの結像ビームパスへ反射され得るか又は結像ビームパスを過ぎて方向付けられ得るようになっている、請求項38に記載のマスク。
  40. 反射マスクが、曲率を有していて反射マスクの対称軸心に関して回転対称であり、鏡設備の複数の個別鏡が、対称軸心に関する複数の放射方向に対して垂直に配向された複数の傾斜軸心の周りで、鏡設備の他の複数の個別鏡に対して傾斜され得る、請求項39に記載のマスク。
  41. 反射マスクの複数の個別鏡が、投影対物レンズの物表面の領域での最大開口角度よりも大きな傾斜角度だけ、反射マスクの対称軸心に関して傾斜され得る、請求項40に記載のマスク。
  42. 複数の個別鏡が、その領域を本質的に充填するように配置されている、請求項38に記載のマスク。
  43. 複数の個別鏡が正六角形状である、請求項38に記載のマスク。
  44. マイクロリソグラフィ投影露光装置により感光性基質を露光する方法であって、
    個別に駆動可能な複数の個別鏡のアレイを備えた鏡設備を有する反射マスクを、照明系により照明するステップと、
    鏡設備の複数の個別鏡で照明放射の複数のビーム束を反射するステップと、
    複数のビーム束の一部のみが投影対物レンズを通過して感光性基質上に到達するように、鏡設備の複数の個別鏡を予め決められたパターンに合わせて駆動するステップを含み、予め決められたパターンに合わせて投影対物レンズを透過した複数のビーム束により感光性基質が露光されるようになっている、方法。
  45. 鏡設備が、曲率を有していて投影対物レンズに関して凹形である、請求項44に記載の方法。
  46. 反射マスクが、投影対物レンズの物側部分を通って照明される、請求項44に記載の方法。
  47. 投影対物レンズの物表面に配置されたパターンを、投影対物レンズの像表面に配置された像視野に、縮小結像スケールで結像するための投影対物レンズであって、
    投影対物レンズの光学軸心に沿って配置された多数の光学素子を有し、
    投影対物レンズが像側開口数NA>0.85となるように、複数の光学素子が構成されて配置されていて、像表面が平面状であり、かつ、投影対物レンズの物表面が曲率を有していて投影対物レンズに関して凹形である、投影対物レンズ。
  48. 最大物視野直径がDmaxであり、構造長がLであり、物表面が曲率を有していて投影対物レンズに関して凹形であり、このために以下の複数の条件:
    (1) 0.525・Dmax<RO<100・Dmax
    (2) 0.525・Dmax<RO<10・L
    の少なくとも1つが当てはまる曲率半径ROを有する、請求項47に記載の投影対物レンズ。
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