JP2007513506A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 少なくとも１つの放熱エレメントからの熱を受けるのに適合した第１受熱部（６）と、加熱および蒸発により熱を吸収する冷却流体（４）を備えた冷却システムにおいて、
   そのシステムが密閉されており、さらに、冷却流体を筒形状部内で気泡と実質的に同じ速度で移動させる気泡の原動力によりシステム内で流体の流れを生成する筒形状部を有するバブルポンプ（１）を備え、
   筒形状部は第１受熱部（６）の下流に配置されており、
   液体状の冷却流体から熱を周囲に放射するラジエータ（２，９）および、蒸発した冷却流体（３）を凝縮し凝縮による熱を放射するコンデンサ（２，１０）の方に向けて冷却流体を移動させることを特徴とする、
   少なくとも１つの放熱エレメントを冷却するための冷却システム（１００，１１０，１２０，１３０，１４０，１５０）。
2. バブルポンプは出口（５）を有し、出口（５）は冷却システムの稼働中にシステムの液体レベルよりも上に配置される、請求項１に記載の冷却システム。
3. 放熱エレメントに適応するための、第２受熱部（７）をさらに備える、請求項１または２に記載の冷却システム。
4. 複数のバブルポンプ（１ａ，１ｂ）をさらに備える、請求項１〜３のいずれか１つに記載の冷却システム。
5. 少なくともバブルポンプのいくつかが直列に接続されている、請求項３に記載の冷却システム。
6. 少なくともバブルポンプのいくつかが並列に接続されている、請求項４または５に記載の冷却システム。
7. 冷却流体（４）が少なくとも２つの異なる沸点の流体で構成されている、請求項１〜６のいずれか１つに記載の冷却システム。
8. 冷却流体（４）の第１流体がエタノール、メタノール、アセトン、エーテルおよびプロパンのグループから選択される、請求項１〜７のいずれか１つに記載の冷却システム。
9. 冷却流体（４）の第２流体が水である、請求項１〜８のいずれか１つに記載の冷却システム。
10. 冷却システムの圧力が所望の圧力に調整される、請求項１〜９のいずれか１つに記載の冷却システム。
11. 流体の最も低い沸点温度が、少なくとも１つの放熱エレメントの所望の稼動温度と実質的に等しくなるように圧力が調整される、請求項１０に記載の冷却システム。
12. 冷却システム内の圧力が大気圧よりも低い、請求項１０または１１に記載の冷却システム。
13. 放熱エレメントが受熱部（６，７）に統合され、冷却システム内の冷却流体（４）と直接に接触する、請求項１〜１２のいずれか１つに記載の冷却システム。
14. 受熱部が複数の分離した液体室で構成される、請求項１〜１３のいずれか１つに記載の冷却システム。
15. 請求項１〜１４のいずれか１つに記載の冷却システムを備え、稼働中に冷却される１つまたはそれ以上の部品を有する電子装置。
16. 電子部品を冷却するための、請求項１〜１４のいずれか１つに記載の冷却システムの使用方法。