JP2007512488A5 - - Google Patents

Claims (24)

1. 雄ファスナであって、
   ａ）軸線と第１の末端と第２の末端とを含むシャフトと、
   ｂ）前記シャフトは、第１のねじ付き表面と第２のねじ付き表面とを有するトライロビュラ形状を備えており、
   ｃ）前記第１のねじ付き表面は、第１のロッキングねじ山と、第１の案内ねじ山と、第１の従来通りのねじ山とを含み、
   ｄ）前記第２のねじ付き表面は、第２のロッキングねじ山と、第２の案内ねじ山と、第２の従来通りのねじ山とを含み、
   ｅ）前記第１の案内ねじ山は、第１の雌ねじ付き部材の第１の雌ねじ山と嵌合整合するように前記シャフトの上の前記ねじ山を案内するための第１の案内手段を含み、
   ｆ）前記第２の案内ねじ山は、第２の雌ねじ付き部材の第２の雌ねじ山と嵌合整合するように前記シャフトの上のねじ山を案内するための第２の案内手段を含み、
   ｇ）前記第１の案内ねじ山は、前記シャフトの前記第１の末端に概ね位置しており、かつ、前記第１の従来通りのねじ山の中に直接的に到達し、および、前記第２の案内ねじ山は前記シャフトの前記第２の末端に概ね位置しており、かつ、前記第２の従来通りのねじ山の中に直接的に到達し、
   ｈ）前記第１の従来通りのねじ山は、前記第１の雌ねじ付き部材上で自由に回転可能であるように前記第１の雌ねじ付き部材の前記第１の雌ねじ山と嵌合するように形状構成されている第１の谷径を含む第１の概ねＶ字形の谷底を備えており、
   ｉ）前記第２の従来通りのねじ山は、前記第２の雌ねじ付き部材上で自由に回転可能であるように前記第２の雌ねじ付き部材の前記第２の雌ねじ山と嵌合するように形状構成されている第２の谷径を含む第２の概ねＶ字形の谷底を備えており、
   ｊ）前記第１の従来通りのねじ山と前記第２の従来通りのねじ山は、複数の回旋にわたって延びる概ね一定不変の形状を含み、および、前記第１の従来通りのねじ山は前記第１のロッキングねじ山の中に直接的に到達し、および、前記第２の従来通りのねじ山は前記第２のロッキングねじ山の中に直接的に到達し、
   ｋ）前記第１のロッキングねじ山は、前記第１の谷径よりも大きい第３の谷径を備えている第１の谷底面を含み、および、前記第２のロッキングねじ山は、前記第２の谷径よりも大きい第４の谷径を備えている第２の谷底面を含み、および、前記第１のロッキングねじ山は、前記シャフトと前記第１の雌ねじ付き部材との間の相対的な回転を阻止するために前記第１の雌ねじ山を再形成するように形状構成されており、および、前記第２のロッキングねじ山は、前記シャフトと前記第２の雌ねじ付き部材との間の相対的な回転を阻止するために前記第２の雌ねじ山を再形成するように形状構成されている
   を備える雄ファスナ。
2. 前記谷底面の少なくとも１つは、前記シャフトの前記軸線に対して傾斜している請求項１に記載の雄ファスナ。
3. 前記谷底面の少なくとも１つは、前記シャフトの前記軸線に対して４度から８度までの角度にある請求項１に記載の雄ファスナ。
4. 前記案内手段は、第１の側面と第２の側面との間に位置している湾曲表面を含む請求項１に記載の雄ファスナ。
5. 前記案内手段は、湾曲している第１の側面と湾曲している第２の側面との間に位置している湾曲表面を含む請求項１に記載の雄ファスナ。
6. 前記雄ファスナ上に設けられている円錐形表面をさらに備える請求項１に記載の雄ファスナ。
7. 前記雄ファスナ上に設けられている円錐形表面と円筒形表面とをさらに備える請求項１に記載の雄ファスナ。
8. ａ）前記雌ねじ付き部材は前記シャフトの前記軸線を中心として回転可能であり、
   ｂ）前記雌ねじ付き部材上の環状表面が、波状の環状表面の一部分を形成する円周方向に方向配置されている複数の傾斜面を備えており、
   ｃ）前記雌ねじ付き部材に対して相対的に回転可能であり、かつ、軸受面と締め付け面とを備えている座金本体であって、前記締め付け面は複数の突起を含み、および、前記軸受面は、前記雌ねじ付き部材上の前記環状表面に対して軸方向に対向しており、かつ、円周方向に方向配置されておりかつ波状の軸受面の一部分を形成する複数の傾斜面を備えている
   をさらに備える請求項１に記載の雄ファスナ。
9. 雄ファスナであって、
   ａ）軸線と第１の末端と第２の末端とを含むシャフトと、
   ｂ）前記シャフトは、第１のねじ付き表面と第２のねじ付き表面とを有するトライロビュラ形状を備えており、
   ｃ）前記第１のねじ付き表面は、第１のロッキングねじ山と、第１の案内ねじ山と、第１の従来通りのねじ山とを含み、
   ｄ）前記第２のねじ付き表面は、第２のロッキングねじ山と、第２の案内ねじ山と、第２の従来通りのねじ山とを含み、
   ｅ）前記第１の案内ねじ山は、前記第１の雌ねじ付き部材が前記シャフトの前記第１のねじ付き表面上にねじ付けられることが可能であるように、第１の雌ねじ付き部材の第１の雌ねじ山と嵌合整合するように前記シャフトの上の前記ねじ山を案内するための第１の案内手段を含み、
   ｆ）前記第２の案内ねじ山は、前記第２の雌ねじ付き部材が前記シャフトの前記第２のねじ付き表面上にねじ付けられることが可能であるように、第２の雌ねじ付き部材の第２の雌ねじ山と嵌合整合するように前記シャフトの上の前記ねじ山を案内するための第２の案内手段を含み、
   ｇ）前記第１の案内ねじ山は、前記シャフトの前記第１の末端に概ね位置しており、および、前記第１の従来通りのねじ山の中に直接的に到達し、および、前記第２の案内ねじ山は前記シャフトの前記第２の末端に概ね位置しており、かつ、前記第２の従来通りのねじ山の中に直接的に到達し、
   ｈ）前記第１の従来通りのねじ山は、前記第１の雌ねじ付き部材上で自由に回転可能であるように前記第１の雌ねじ付き部材の前記第１の雌ねじ山と嵌合するように形状構成されている第１の谷径を含む第１の概ねＶ字形の谷底を備えており、
   ｉ）前記第２の従来通りのねじ山は、前記第２の雌ねじ付き部材上で自由に回転可能であるように前記第２の雌ねじ付き部材の前記第２の雌ねじ山と嵌合するように形状構成されている第２の谷径を含む第２の概ねＶ字形の谷底を備えており、
   ｊ）前記第１の従来通りのねじ山と前記第２の従来通りのねじ山は、複数の回旋にわたって延びる概ね一定不変の形状を含み、および、前記第１の従来通りのねじ山は前記第１のロッキングねじ山の中に直接的に到達し、および、前記第２の従来通りのねじ山は前記第２のロッキングねじ山の中に直接的に到達し、
   ｋ）前記第１のロッキングねじ山は、前記第１の谷径よりも大きい第３の谷径を備えている第１の谷底面を含み、および、前記第２のロッキングねじ山は、前記第２の谷径よりも大きい第４の谷径を備えている第２の谷底面を含み、および、前記第１のロッキングねじ山は、前記シャフトと前記第１の雌ねじ付き部材との間の相対的な回転を阻止するために前記第１の雌ねじ山を再形成するように形状構成されており、および、前記第２のロッキングねじ山は、前記シャフトと前記第２の雌ねじ付き部材との間の相対的な回転を阻止するために前記第２の雌ねじ山を再形成するように形状構成されている
   を備える雄ファスナ。
10. 前記谷底面の少なくとも１つは、前記シャフトの前記軸線に対して傾斜している請求項９に記載の雄ファスナ。
11. 前記谷底面の少なくとも１つは、前記シャフトの前記軸線に対して４度から８度までの角度にある請求項９に記載の雄ファスナ。
12. 前記案内手段は、第１の側面と第２の側面との間に位置している湾曲表面を含む請求項９に記載の雄ファスナ。
13. 前記案内手段は、湾曲している第１の側面と湾曲している第２の側面との間に位置している湾曲表面を含む請求項９に記載の雄ファスナ。
14. 前記雄ファスナ上に設けられている円錐形表面をさらに備える請求項９に記載の雄ファスナ。
15. 前記雄ファスナ上に設けられている円錐形表面と円筒形表面とをさらに備える請求項９に記載の雄ファスナ。
16. ａ）前記雌ねじ付き部材は前記シャフトの前記軸線を中心として回転可能であり、
    ｂ）前記雌ねじ付き部材上の環状表面が、波状の環状表面の一部分を形成する円周方向に方向配置されている複数の傾斜面を備えており、
    ｃ）前記雌ねじ付き部材に対して相対的に回転可能であり、かつ、軸受面と締め付け面とを備えている座金本体であって、前記締め付け面は複数の突起を含み、および、前記軸受面は、前記雌ねじ付き部材上の前記環状表面に対して軸方向に対向しており、かつ、円周方向に方向配置されておりかつ波状の軸受面の一部分を形成する複数の傾斜面を備えている
    をさらに備える請求項９に記載の雄ファスナ。
17. 雄ファスナであって、
    ａ）第１のねじ付き表面と第２のねじ付き表面とを有するトライロビュラ形状を備えており、かつ、さらに、第１の案内ねじ山と、第１の従来通りのねじ山と、第１のロッキングねじ山と、第２の案内ねじ山と、第２の従来通りのねじ山と、第２のロッキングねじ山とを備えているシャフトと、
    ｂ）前記第１の案内ねじ山は、第１の雌ねじ付き部材の第１の雌ねじ山と嵌合整合するように前記シャフトの上の前記ねじ山を案内するための第１の案内手段を含み、
    ｃ）前記第２の案内ねじ山は、第２の雌ねじ付き部材の第２の雌ねじ山と嵌合整合するように前記シャフトの上の前記ねじ山を案内するための第２の案内手段を含み、
    ｄ）前記第１の案内ねじ山は、前記シャフトの第１の末端に概ね位置しており、および、前記第１の従来通りのねじ山の中に直接的に到達し、および、前記第２の案内ねじ山は前記シャフトの第２の末端に概ね位置しており、および、前記第２の従来通りのねじ山の中に直接的に到達し、
    ｅ）前記第１の従来通りのねじ山は、前記第１の雌ねじ付き部材上で自由に回転可能であるように前記第１の雌ねじ付き部材の前記第１の雌ねじ山と嵌合するように形状構成されている第１の谷径を含む第１の概ねＶ字形の谷底を備えており、
    ｆ）前記第２の従来通りのねじ山は、前記第２の雌ねじ付き部材上で自由に回転可能であるように前記第２の雌ねじ付き部材の前記第２の雌ねじ山と嵌合するように形状構成されている第２の谷径を含む第２の概ねＶ字形の谷底を備えており、
    ｇ）前記第１の従来通りのねじ山と前記第２の従来通りのねじ山は、複数の回旋にわたって延びる概ね一定不変の形状を含み、および、前記第１の従来通りのねじ山は前記第１のロッキングねじ山の中に直接的に到達し、および、前記第２の従来通りのねじ山は前記第２のロッキングねじ山の中に直接的に到達し、
    ｈ）前記第１のロッキングねじ山は、前記第１の谷径よりも大きい第３の谷径を備えている第１の谷底面を含み、および、前記第２のロッキングねじ山は、前記第２の谷径よりも大きい第４の谷径を備えている第２の谷底面を含み、および、前記第１のロッキングねじ山は、前記シャフトと前記第１の雌ねじ付き部材との間の相対的な回転を阻止するために前記第１の雌ねじ山を再形成するように形状構成されており、および、前記第２のロッキングねじ山は、前記シャフトと前記第２の雌ねじ付き部材との間の相対的な回転を阻止するために前記第２の雌ねじ山を再形成するように形状構成されている
    を備える雄ファスナ。
18. 前記谷底面の少なくとも１つは、前記シャフトの前記軸線に対して傾斜している請求項１７に記載の雄ファスナ。
19. 前記谷底面の少なくとも１つは、前記シャフトの前記軸線に対して４度から８度までの角度にある請求項１７に記載の雄ファスナ。
20. 前記案内手段は、第１の側面と第２の側面との間に位置している湾曲表面を含む請求項１７に記載の雄ファスナ。
21. 前記案内手段は、湾曲している第１の側面と湾曲している第２の側面との間に位置している湾曲表面を含む請求項１７に記載の雄ファスナ。
22. 前記雄ファスナ上に設けられている円錐形表面をさらに備える請求項１７に記載の雄ファスナ。
23. 前記雄ファスナ上に設けられている円錐形表面と円筒形表面とをさらに備える請求項１７に記載の雄ファスナ。
24. ａ）前記雌ねじ付き部材は前記シャフトの前記軸線を中心として回転可能であり、
    ｂ）前記雌ねじ付き部材上の環状表面が、波状の環状表面の一部分を形成する円周方向に方向配置されている複数の傾斜面を備えており、
    ｃ）前記雌ねじ付き部材に対して相対的に回転可能であり、かつ、軸受面と締め付け面とを備えている座金本体であって、前記締め付け面は複数の突起を含み、および、前記軸受面は、前記雌ねじ付き部材上の前記環状表面に対して軸方向に対向しており、かつ、円周方向に方向配置されておりかつ波状の軸受面の一部分を形成する複数の傾斜面を備えている
    をさらに備える請求項１７に記載の雄ファスナ。