JP2001349313A - おねじ及びこれの転造方法 - Google Patents

おねじ及びこれの転造方法

Info

Publication number
JP2001349313A
JP2001349313A JP2000172619A JP2000172619A JP2001349313A JP 2001349313 A JP2001349313 A JP 2001349313A JP 2000172619 A JP2000172619 A JP 2000172619A JP 2000172619 A JP2000172619 A JP 2000172619A JP 2001349313 A JP2001349313 A JP 2001349313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
screw
effective diameter
male screw
rolling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000172619A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Oka
光男 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOMIKAWA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TOMIKAWA SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOMIKAWA SEISAKUSHO KK filed Critical TOMIKAWA SEISAKUSHO KK
Priority to JP2000172619A priority Critical patent/JP2001349313A/ja
Publication of JP2001349313A publication Critical patent/JP2001349313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 おねじを比較的小さな力で容易に締め込むこ
とができるとともに、めねじとの接触抵抗を非常に大き
くすることができ、振動等によるおねじの弛緩を良好に
防止することができるようにする。 【解決手段】 ねじ部31を有するおねじにおいて、前
記ねじ部31は一端側の有効径寸法d1が他端側の有効
径寸法d2よりも大きくしてあり、有効径寸法d2が小
さい部分ではおねじを比較的小さな力で容易に締め込む
ことができ、有効径寸法d1が大きい部分ではめねじと
の接触抵抗を非常に大きくすることができるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、六角ボルト、六角
孔付ボルト等のおねじ及びこれを転造するための方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】六角ボルト等のおねじはねじ山を有する
ねじ部と、該ねじ部の一端に設けられた六角形の頭部と
を備えており、前記ねじ部は全長に亘って有効径寸法を
等しくしてある。
【0003】また、六角ボルト等のおねじを転造する方
法は、ねじ部を有する一対の回転が可能な丸形のダイス
を用い、該ダイスの夫々を回転させつつ一方のダイスを
他方のダイスへと移動させ、該ダイスの間に介在された
おねじの素材を前記ねじ部が転造し、該素材の表面にね
じ山を形成する。ダイスの夫々は前記ねじ部のねじ山の
頂及び谷底がねじ部の全長に亘って等しくしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の転造方
法はねじ部のねじ山の頂及び谷底がねじ部の全長に亘っ
て等しい一対のダイスが用いられており、このダイスに
よって転造されたおねじのねじ部は全長に亘って有効径
寸法が等しいため、転造されたおねじをめねじに螺着し
て機械部品、機器等を固定、連結する場合、機械部品、
機器等に加わる振動等によっておねじが非常に僅かづつ
弛緩し、該おねじによる固定、連結が解除されることに
なる。この問題点に対してはばね座金を用いておねじが
弛緩し難いようにしているが、未だ十分でなく、しか
も、部品点数が増加し、組み付け性も悪くなるという問
題があり、改善が要望されていた。
【0005】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、ねじ部の一端側の有効径寸法を他端側
の有効径寸法よりも大きくすることにより、有効径寸法
が小さい部分では比較的小さな力で容易に締め込むこと
ができ、有効径寸法が大きい部分ではめねじとの接触抵
抗を非常に大きくすることができ、振動等によるおねじ
の弛緩を良好に防止することができるおねじを提供する
ことを目的とする。
【0006】また、ねじ部の外径寸法が全長に亘って等
しい構造とすることにより、有効径寸法が変わる部分で
の強度低下をなくすることができるおねじを提供するこ
とを目的とする。
【0007】また、ねじ部の一端側ねじ山の頂が他端側
ねじ山の頂よりも低い一対のダイスを用いて転造するこ
とにより、一度の転造工程によっておねじの有効径寸法
が小さい部分と有効径寸法が大きい部分とを転造するこ
とができる転造方法を提供することを目的とする。
【0008】また、一端側の外径寸法が他端側の外径寸
法よりも大きいおねじの素材を用い、該素材の外径寸法
が大きい部分を前記ダイスの一端側が転造し、前記素材
の外径寸法が小さい部分を前記ダイスの他端側が転造す
ることにより、おねじのねじ部の外径寸法を等しくする
ことができ、有効径寸法が変わる部分での強度低下をな
くすることができ、おねじの耐久性を高めることができ
る転造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るおねじ
は、ねじ部が一端側の有効径寸法が他端側の有効径寸法
よりも大きくしてあることを特徴とする。
【0010】第1発明にあっては、有効径寸法が小さい
部分に対応して穿設されためねじに締め込むとき、ねじ
部の有効径寸法が小さい他端側では比較的小さな力で締
め込むことができ、また、ねじ部の有効径寸法が大きい
一端側では比較的大きな締め込み力を必要とするが、そ
の反面めねじとの接触抵抗を非常に大きくすることがで
きるため、ねじ部の有効径寸法が小さい他端側からめね
じに締め込むことによりおねじを比較的小さな力で容易
に締め込むことができ、しかも、ねじ部の未締め込み長
さが短くなったときねじ部の有効径寸法が大きい一端側
を締め込むことによりめねじとの接触抵抗を非常に大き
くすることができ、振動等によるおねじの弛緩を良好に
防止することができる。
【0011】第2発明に係るおねじは、前記ねじ部の外
径寸法は全長に亘って等しいことを特徴とする。
【0012】第2発明にあっては、有効径寸法が小さい
部分及び有効径寸法が大きい部分の外径寸法が等しいた
め、有効径寸法が変わる部分での強度低下をなくするこ
とができ、おねじの耐久性を高めることができる。
【0013】第3発明に係る転造方法は、ねじ部を有す
る一対のダイスの少なくとも一方を回転又は移動させて
おねじを転造する方法において、前記ダイスの夫々は前
記ねじ部の一端側ねじ山の頂が他端側ねじ山の頂よりも
低いものを用い、該一対のダイスの間におねじの素材を
介在させて転造することを特徴とする。
【0014】第3発明にあっては、一対のダイス自体の
ねじ山の頂の高さを違えてあるため、一度の転造工程に
よって有効径寸法が小さい部分と有効径寸法が大きい部
分とを転造することができ、従来の転造方法に比べて転
造工程を増加することなくねじ部の有効径寸法が異なる
おねじを転造することができる。
【0015】第4発明に係る転造方法は、前記素材は一
端側の外径寸法が他端側の外径寸法よりも大きいものを
用い、該素材の外径寸法が大きい部分を前記ダイスの一
端側が転造し、前記素材の外径寸法が小さい部分を前記
ダイスの他端側が転造することを特徴とする。
【0016】第4発明にあっては、ねじ部の有効径寸法
が大きくなる部分での素材の外径寸法を有効径寸法が小
さくなる部分での素材の外径寸法よりも大きいため、ね
じ部の一端側ねじ山の頂が他端側ねじ山の頂よりも低い
ダイスを用いておねじを転造する場合、該おねじのねじ
部の外径寸法を等しくすることができ、有効径寸法が変
わる部分での強度低下をなくすることができ、おねじの
耐久性を高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1はおねじの転造装置の模式図である。
【0018】図1に示した転造装置は、周面にねじ部1
1を有し、ラジアル方向へ離隔する一対の丸形のダイス
1,1と、該ダイス1,1の間に配置された素材受台2
とを備えた丸ダイス式の転造装置である。ダイス1,1
は連動して回転することが可能として静止側部材に支持
してあり、さらに、ダイス1,1の一方は他方のダイス
へ向けての移動が可能としてある。
【0019】図2は転造する部分の拡大断面図、図3は
ダイスのねじ部の拡大断面図である。ダイス1,1のね
じ部11は、一端から他端に亘ってピッチP、ねじ山の
角度θが夫々同じとなるようにしてある。
【0020】ダイス1,1は一端と他端との間の中間か
ら軸心と直交する方向へ夫々分割されている。この分割
された第1分割体1aと第2分割体1bとのねじ山11
a,11bは前述のピッチP、ねじ山の角度θで連続し
ており、第1分割体1aのねじ部11の有効径寸法D1
は第2分割体1bのねじ部11の有効径寸法D2よりも
小さくしてあり、また、第1分割体1aのねじ山11a
の頂aは第2分割体1bのねじ山11bの頂aよりも低
くしてあり、また、第1分割体1aのねじ山11aの谷
底bは第2分割体1bのねじ山11bの谷底bよりも浅
くしてあり、また、第1分割体1aのねじ山11aの高
さHは第2分割体1bのねじ山11bの高さHよりも低
くしてある。尚、第1分割体1aの軸長方向の長さはダ
イス1,1の軸長方向長さの約1/4としてあるが、そ
の長さは特に制限されない。
【0021】第1分割体1aのねじ部11は、ねじ山頂
部の面取量H1を第2分割体1bにおけるねじ部11の
ねじ山頂部の面取量H2よりも多くし、さらに、第1分
割体1aのねじ部11は、隣り合うねじ山の間の谷の面
取量H3を第2分割体1bにおけるねじ部11の谷の面
取量H4よりも多くすることによって第1分割体1aの
ねじ部11の有効径寸法D1を第2分割体1bのねじ部
11の有効径寸法D2よりも小さくしてあり、また、ね
じ山11aの頂a及びねじ山11aの高さHをねじ山1
1bの頂a及びねじ山11bの高さHよりも夫々低く
し、また、ねじ山11aの谷底bをねじ山11bの谷底
bよりも浅くしてある。
【0022】このように分割された第1分割体1aと第
2分割体1bとはボルト等の結合手段によって一体的に
結合してある。
【0023】図4は転造した状態の拡大断面図、図5は
転造したおねじの正面図である。以上の如く構成された
ダイスを用いておねじを転造する場合、静止部材に回転
可能に支持されたダイス1,1の間の素材受台2におね
じの素材3aを受止めた状態で一対のダイス1,1を回
転させつつ一方のダイスを他方のダイスに向けて移動
(ラジアル方向への移動)させることによりダイス1,
1のねじ部11,11を素材3aの表面に押圧し、該素
材3aの表面部分を塑性変形させてねじ部11,11の
形状に対応したねじ部31を成形することができ、該ね
じ部31を有するおねじ3を一度の転造工程によって転
造することができる。
【0024】図6は転造したおねじの一部を拡大した断
面図である。この転造したおねじ3のねじ部31は、一
端から他端に亘ってピッチP、ねじ山の角度θが夫々等
しくなり、さらに、頭部側である一端側の有効径寸法d
1が他端側の有効径寸法d2よりも大きくなる。
【0025】また、おねじ3のねじ部31は一端側のね
じ山頂部の面取量h1が他端側のねじ山頂部の面取量h
2よりも多くし、さらに、一端側の谷の面取量h3を他
端側の谷の面取量h4よりも少なくすることによって一
端側の有効径寸法d1を他端側の有効径寸法d2よりも
大きくしてある。尚、有効径寸法d1部分の軸長方向長
さはねじ部31の軸長方向長さの約1/4としてある
が、その長さは特に制限されない。また、有効径寸法d
1と有効径寸法d2との寸法差は、例えばねじの呼び径
が12である場合、約0.050乃至0.150として
あるが、その寸法差は特に制限されない。
【0026】このように転造されたおねじは、一端側の
有効径寸法d1よりも小さい有効径寸法d2とされた他
端側の有効径寸法に対応して穿設されためねじに締め込
むことによって機械部品、機器等を固定したり、連結し
たりするために用いられる。ねじ部31の有効径寸法d
2が小さい他端側では従来のおねじと同様、比較的小さ
な力で締め込むことができる。そして、この締め込みに
伴って,ねじ部31の未締め込み長さが短くなったとき
ねじ部31の有効径寸法d1が大きい一端側を締め込む
ことによりめねじとの接触抵抗を非常に大きくすること
ができ、即ち、めねじの有効径寸法は上述のd2であ
り、この有効径寸法d2のめねじに有効径寸法d1のお
ねじを螺合させるため、めねじとの接触抵抗を非常に大
きくすることができ、振動等によるおねじの弛緩を良好
に防止することができる。
【0027】実施の形態2 図7は転造する部分の拡大断面図である。実施の形態2
のおねじの転造方法は、おねじ3の素材3aは一端側の
外径寸法が他端側の外径寸法よりも大きいものを用い、
該素材3aの外径寸法が大きい部分3bを前記ダイス
1,1の第1分割体1a,1aが転造し、前記素材3a
の外径寸法が小さい部分3cを前記第2分割体1b,1
bが転造するようにしたものである。
【0028】図8はダイスのねじ部の拡大断面図であ
る。実施の形態2において、第1分割体1aのねじ部1
1は、ねじ山頂部の面取量H1を第2分割体1bにおけ
るねじ部11のねじ山頂部の面取量H2よりも多くし、
さらに、第1分割体1aのねじ部11は、隣り合うねじ
山の間の谷の面取量H3を第2分割体1bにおけるねじ
部11の谷の面取量H4と等しくすることによって第1
分割体1aのねじ部11の有効径寸法D1を第2分割体
1bのねじ部11の有効径寸法D2よりも小さくしてあ
り、また、ねじ山11aの頂a及びねじ山11aの高さ
Hをねじ山11bの頂a及びねじ山11bの高さHより
も夫々低くし、また、ねじ山11aの谷底bをねじ山1
1bの谷底bと等しい深さにしてある。また、素材3a
の外径寸法が大きい部分3bと小さい部分3cとの寸法
差は、第1分割体1aのねじ山頂部の面取量H1と第2
分割体1bのねじ山頂部の面取量H2との差に相当する
寸法としてある。
【0029】図9は転造した状態の拡大断面図、図10
は転造したおねじの正面図、図11はおねじの一部を拡
大した断面図である。この実施の形態2にあっては、第
1分割体1a,1aのねじ山頂部の面取量H1と第2分
割体1bのねじ山頂部の面取量H2との差に相当する寸
法だけ素材3aの外径寸法が大きい部分3bを第1分割
体1a,1aが転造し、素材3aの外径寸法が小さい部
分3cを第2分割体1b,1bが転造するため、おねじ
3のねじ部31の外径寸法を等しくすることができる。
【0030】その他の構成及び作用は実施の形態1と同
じであるため、同様の部品については同じ符号を付し、
その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0031】尚、以上説明した実施の形態1,2では、
一対の丸形のダイスを有する丸ダイス式の転造装置を用
いておねじを転造する方法について説明したが、その
他、本発明の転造方法は、一対の平ダイスの間におねじ
の素材を介在させ、一方の平ダイスを移動させておねじ
を転造する平ダイス式の転造装置、又は円弧形のセグメ
ントダイス及び丸ダイスの間におねじの素材を介在さ
せ、丸ダイスを回転させておねじを転造するプラネタリ
式転造装置を用いてもよい。この場合においても一対の
ダイスを実施の形態1,2の如く分割し、少なくとも第
1分割体1aのねじ山11aの頂aを第2分割体1bの
ねじ山11bの頂aよりも低くし、頭部側である一端側
の有効径寸法d1が他端側の有効径寸法d2よりも大き
くなるおねじを転造する。
【0032】
【発明の効果】第1発明によれば、有効径寸法が小さい
部分に対応して穿設されためねじに締め込むとき、有効
径寸法が小さい他端側からめねじに締め込むことにより
おねじを比較的小さな力で容易に締め込むことができ、
しかも、ねじ部の未締め込み長さが短くなったときねじ
部の有効径寸法が大きい一端側を締め込むことによりめ
ねじとの接触抵抗を非常に大きくすることができ、振動
等によるおねじの弛緩を良好に防止することができる。
【0033】第2発明によれば、有効径寸法が変わる部
分での強度低下をなくすることができ、おねじの耐久性
を高めることができる。
【0034】第3発明によれば、一度の転造工程によっ
て有効径寸法が小さい部分と有効径寸法が大きい部分と
を転造することができ、従来の転造方法に比べて転造工
程を増加することなくねじ部の有効径寸法が異なるおね
じを転造することができる。
【0035】第4発明によれば、ねじ部の一端側ねじ山
の頂が他端側ねじ山の頂よりも低いダイスを用いておね
じを転造する場合、該おねじのねじ部の外径寸法を等し
くすることができ、有効径寸法が変わる部分での強度低
下をなくすることができ、おねじの耐久性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るおねじの転造装置の模式図であ
る。
【図2】本発明に係るおねじを転造する部分の拡大断面
図である。
【図3】本発明に係るおねじを転造するダイスのねじ部
の拡大断面図である。
【図4】本発明に係るおねじを転造した状態の拡大断面
図である。
【図5】本発明に係るおねじの正面図である。
【図6】本発明に係るおねじの一部を拡大した断面図で
ある。
【図7】本発明に係るおねじを転造する部分の拡大断面
図である。
【図8】本発明に係るおねじを転造するダイスのねじ部
の拡大断面図である。
【図9】本発明に係るおねじを転造した状態の拡大断面
図である。
【図10】本発明に係るおねじの正面図である。
【図11】本発明に係るおねじの一部を拡大した断面図
である。
【符号の説明】 1 ダイス 11 ねじ部 a ねじ山の頂 3 おねじ d1,d2 有効径寸法

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ部が一端側の有効径寸法が他端側の
    有効径寸法よりも大きくしてあることを特徴とするおね
    じ。
  2. 【請求項2】 前記ねじ部の外径寸法は全長に亘って等
    しい請求項1記載のおねじ。
  3. 【請求項3】 ねじ部を有する一対のダイスの少なくと
    も一方を回転又は移動させておねじを転造する方法にお
    いて、前記ダイスの夫々は前記ねじ部の一端側ねじ山の
    頂が他端側ねじ山の頂よりも低いものを用い、該一対の
    ダイスの間におねじの素材を介在させて転造することを
    特徴とするおねじの転造方法。
  4. 【請求項4】 前記素材は一端側の外径寸法が他端側の
    外径寸法よりも大きいものを用い、該素材の外径寸法が
    大きい部分を前記ダイスの一端側が転造し、前記素材の
    外径寸法が小さい部分を前記ダイスの他端側が転造する
    請求項3記載のおねじの転造方法。
JP2000172619A 2000-06-08 2000-06-08 おねじ及びこれの転造方法 Pending JP2001349313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000172619A JP2001349313A (ja) 2000-06-08 2000-06-08 おねじ及びこれの転造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000172619A JP2001349313A (ja) 2000-06-08 2000-06-08 おねじ及びこれの転造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001349313A true JP2001349313A (ja) 2001-12-21

Family

ID=18674989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000172619A Pending JP2001349313A (ja) 2000-06-08 2000-06-08 おねじ及びこれの転造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001349313A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007512488A (ja) * 2003-11-21 2007-05-17 マックリーン−フォグ カンパニー U字型ボルトアセンブリ
JP2008064311A (ja) * 2006-09-04 2008-03-21 Hilti Ag 拡開ねじ
WO2018097043A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 日本特殊陶業株式会社 金具、転造ダイス、雄ネジの形成方法
CN109201980A (zh) * 2018-09-18 2019-01-15 中国航空制造技术研究院 一种滚丝轮的分区使用方法
WO2019137683A1 (de) * 2018-01-10 2019-07-18 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum herstellen einer gewinderolle und gewinderolle

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007512488A (ja) * 2003-11-21 2007-05-17 マックリーン−フォグ カンパニー U字型ボルトアセンブリ
JP2008064311A (ja) * 2006-09-04 2008-03-21 Hilti Ag 拡開ねじ
WO2018097043A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 日本特殊陶業株式会社 金具、転造ダイス、雄ネジの形成方法
JP2018085265A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 日本特殊陶業株式会社 金具、転造ダイス、雄ネジの形成方法
CN110023003A (zh) * 2016-11-25 2019-07-16 日本特殊陶业株式会社 金属件、搓螺纹辊、外螺纹的形成方法
WO2019137683A1 (de) * 2018-01-10 2019-07-18 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum herstellen einer gewinderolle und gewinderolle
CN109201980A (zh) * 2018-09-18 2019-01-15 中国航空制造技术研究院 一种滚丝轮的分区使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5655208B2 (ja) 焼付き防止ボルト
JP3522695B2 (ja) 緩み止め用締結構造及び当該締結構造用の座金
JP2001082430A (ja) ボルト
JP2001349313A (ja) おねじ及びこれの転造方法
JP4260624B2 (ja) 薄い被加工物を結合するためのセルフタッピングねじ及びその方法
US20240191744A1 (en) Kind of bending bolt type anti-loosening nut
KR20040093474A (ko) 회전 포인트를 구비한 세트 스크류
JP2000329125A (ja) 雄ねじ
JP2013543963A (ja) セルフロッキングナット
JP2021116893A (ja) おねじ部材
JPH07139536A (ja) 締結部材およびその製造方法
JPH08226424A (ja) タッピンねじおよびその製造方法
JPH0742724A (ja) セルフロックボルト、その製造方法およびダイス
CN1673557A (zh) 防松防卸螺母
CN210565555U (zh) 大型拉杆固定装置
CN2890465Y (zh) 防松、卸螺母
JP2002250326A (ja) 座金組込みボルト
CN102091910A (zh) 一种用于狭窄装配空间螺母的制作方法及抗拉型高锁螺母
JP3709183B2 (ja) 緩み止めボルト及びその製造方法
CA2497932A1 (en) Threaded fastener assembly
WO2024143540A1 (ja) ねじ構造
WO2019205957A1 (zh) 防止做松动方向自动滚动运动的双螺母螺纹联接
CN201428714Y (zh) 法兰面带齿内外六角防松全螺纹螺钉
JP3059362B2 (ja) タッピンねじ
JP2001252737A (ja) ボルトの製造方法