JP2007335329A - コネクタ用キャップの保持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタに被せ付けられるキャップの管理を確実にする。
【解決手段】車両ボディbに装着される保持具8には、雌雄コネクタ4,5を嵌合状態で保持するコネクタ用保持部12aと、両コネクタ4,5にそれぞれ被せ付け可能な雄型・雌型の両キャップ81,84を嵌合状態で保持するキャップ用保持部12bとを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明はコネクタ用キャップの保持構造に関する。
従来、コネクタが単体の状態でかつ使用されないときには、コネクタ内にごみ等が進入しないよう、キャップを被せ付けておくことがなされてきた。そのような従来例として、下記特許文献1のものが知られている。このものは自動車の電子制御回路のテスト端子を内部に組み込んだチェック用コネクタに適用したものであり、同コネクタの嵌合相手は検査装置に接続されたコネクタである。したがって、このものがそうであるように、テスト時以外はチェック用コネクタ単体で存在していることになるため、通常時からダミーキャップを被せ付けて車体に固定しておけばよい。
実開平7−8971号公報
ところで、上記のように通常時が単体であるコネクタとは別に、通常時は雌雄コネクタが嵌合状態にあり、必要時には雌雄が分離されて個々に単体となる形式のコネクタ(コネクタの一般的使用形態)を考慮した場合、このような一般的形式のコネクタに上記キャップを適用すると、次のような問題点を生じる。すなわち、嵌合状態にある雌雄コネクタを離脱させた後は、雌雄コネクタのそれぞれに対してキャップを被せ付けておく必要がある。したがって、キャップは雌雄コネクタ用に一対を準備し、必要時には直ちに取り出せるよう管理しておかねばならない煩わしさがある。また、2個のキャップに対する別途の管理スペースが必要となれば、それらの管理スペースも大きなものとなってしまう、という問題点もある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、防塵用のキャップの管理に好適なキャップの保持構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、相互に嵌合可能な雌雄コネクタと、両コネクタのうち雄コネクタに被せ付け可能な雄用キャップと、雌コネクタに被せ付け可能で前記雄用キャップに対して嵌合可能に形成された雌用キャップと、車両のボディに固定され、前記雌雄キャップを嵌合状態で保持可能な保持具とを備えてなる構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記保持具は、前記両キャップを保持するためのキャップ用保持部と、嵌合状態にある前記両コネクタを保持するためのコネクタ用保持部とを備えているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記キャップ用保持部は前記雄用キャップおよび雌用キャップのいずれかのキャップに解除可能に係止されるとともに、この係止解除力は前記雄用キャップと雌用キャップとの係止解除力よりも小さく設定されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記両キャップのうちの一方にはロックアームが配され、他方には前記両キャップが嵌合したときに前記ロックアームと係止する係止受け部が配され、かつ前記一方のキャップには、同キャップを前記他方のキャップから離脱させるときの操作方向と同一方向にスライド操作可能にスライダーが組み付けられ、前記スライダーと前記ロックアームの少なくとも何れかには、前記スライダーが前記スライド操作されたときに、この操作に連動して前記ロックアームに対し前記係止受け部から係止解除される方向に変位させる連係部が設けられ、かつ前記一方のキャップには、前記ロックアームが前記受け部から係止解除された状態で、前記スライダーと当接してそのスライド操作を規制することにより、前記スライダーを前記一方のキャップと一体化させるストッパ面が形成されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記スライダーの外面で幅方向両側には前記スライド操作を行うための指掛け部が形成され、また前記両キャップは保持具に対し前記指掛け部が前記車両ボディに対面する姿勢で保持されるところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載のものにおいて、前記一方のキャップには、他方のキャップと嵌合・離脱の方向に沿って戻しばねが組み込まれ、同戻しばねの一端側は前記一方のキャップに当接し他端側は前記スライダーに当接して前記スライダーを戻し方向に付勢しているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6の何れかに記載のものであり、前記両コネクタのうち一側は前記車両ボディから取り外し可能な脱着部材に接続されるものにおいて、前記一側のコネクタにはロックアームが配され、他側コネクタは前記保持具に対して保持されるとともに、同他側コネクタには前記両コネクタが嵌合したときに前記ロックアームと係止する係止受け部が配され、前記一側のコネクタには、同のコネクタを前記他側のコネクタから離脱させるときの操作方向と同一方向へスライド操作可能なスライダーが組み付けられ、かつ、このスライダーと前記ロックアームの少なくとも何れかに設けられ、前記スライダーが前記スライド操作されたときに、この操作に連動して前記ロックアームに対し前記係止受け部から係止が解除される方向に変位させる連係部と、さらに、前記一側のコネクタには、前記ロックアームが前記受け部から係止解除された状態で、前記スライダーと当接してそのスライド操作を規制することにより、前記スライダーを前記一側のコネクタと一体化させるストッパ面が設けられ、さらに、前記他側コネクタに対する前記保持具の保持力は両コネクタを離脱させるのに必要な離脱操作力よりも大に設定されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、雌雄コネクタが離脱されて単体状態とした後は、保持具から取り外された雌用キャップおよび雄用キャップを対応するコネクタにそれぞれ被せ付けることにより、両コネクタの防塵を図ることができる。また、キャップは車両ボディに固定された保持具を管理場所として与えられるため、紛失の恐れがなく、必要時に直ちに取出しが可能となる。また、両キャップは個別に保持されるのでなく、相互に嵌合させた状態で保持されるため、個別保持に比べて全体がコンパクトであるため、管理スペースも小さくて済む。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、コネクタの普段の使用部位に隣接してキャップの管理部位が設定されているため、キャップを探す手間もなく、使い勝手に優れる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、雌雄いずれかのキャップを摘んで保持具からの抜き取り操作を行うと、両キャップを相互に嵌合されたままの状態で抜き取ることができる。これとは逆に、キャップ同士の離脱が保持具からの抜き取りに先行してなされてしまうと、保持具に残された側のキャップの被せ付け忘れを生じさせてしまうが、請求項3のような設定とすることにより、キャップを雌雄コネクタに対して確実に被せ付けることができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、ロックアームと係止受け部とが係止状態にある嵌合状態から、キャップ同士を離脱させる場合には、スライダーをキャップ同士の離脱方向に沿ってスライドさせる。このスライド動作に連動して連係部がロックアームを係止解除方向に変位させ、係止受け部との係止が解かれる。これと共に、スライダーが一方のキャップに形成されたストッパ面と当接して、それ以上のスライド操作が規制される結果、スライダーは一方のキャップと一体化されるため、引き続きスライダーに対し同方向への操作力、つまりは他方のキャップから離脱させる方向への操作力が加えられると、他方のキャップからの抜き取りがなされる。このように、請求項4の発明によれば、スライダーのスライド操作を行うだけで、ロックアームによる係止の解除と離脱の二つの動作を行わせることができる。かくして、キャップの離脱作業を円滑に行うことができる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、キャップが保持具に保持されている状態では、指掛け部が車両ボディに対面しているため、指掛け部と車両ボディの間に指の挿入が困難とされている。このため、雌雄両キャップを嵌合状態のまま抜き取る作業に先立って一方のキャップのみが他方のキャップから離脱されてしまう、という誤った作業順を経てしまうことがなく、雌雄両キャップを嵌合状態のまま保持具から取り外す、という正規の作業手順が確実に遂行させることができる。
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば、一方のコネクタ内に設けられた戻しばねによってスライダーを初期の組み付け位置に自動的に戻すことができるため、人手による戻し操作は不要となる。
<請求項7の発明>
請求項7の発明によれば、脱着部材が車両ボディから取り外される前に、スライダーをスライド操作すると、このスライド操作に連動して連係部を介してロックアームと係止受け部との係止が自動的に解除される。そして、この係止解除と併せてストッパ面とスライダーとの当接がなされる。これによって、スライダーとコネクタとが一体化されるため、以後のスライダーの操作により一側コネクタが他側コネクタから離脱される。その場合、他側のコネクタに対する保持具の保持力は一側コネクタを他側コネクタから離脱させるに必要な離脱操作力よりも大に設定されていることから、他側コネクタを保持具に残したまま一側コネクタを離脱させることができる。
<実施形態1>
(コネクタの配置)
本発明の実施形態1を図1ないし図24によって説明する。図1において、1はいわゆるピックアップカーと呼ばれる車両であり、これに見られるように、車両の後部に荷台2を備え、その後部には開閉かつ荷台から取り外し可能なテールゲート3が装着されている。このテールゲート3にはバックモニターと呼ばれる、荷台の後方の状況を運転席において確認するための電気機器等(図示しない)が取り付けられている。このため、荷台2を含む車両ボディb側とテールゲート3側とは電気配線によって接続され、また必要に応じてテールゲート3が取り外されたときのために、この電気配線の途中は離脱可能なコネクタ4,5によって接続がなされている。そして、車両ボディb側の電気配線の端部には雄コネクタ4が接続され、テールゲート3側の電気配線の端部には雌コネクタ5が接続されている。
(保持具)
この実施形態においては、図2〜図4に示すように、コネクタ4,5はその不使用時に被せ付けられるキャップ81,84と共に保持具8によって車両ボディb側に保持されている。保持具8は例えば合成樹脂材料によって一体に成形されており、ボディbのパネルに貫通して形成された取付け孔9へ挿通される脚部10を有している。また、脚部10の途中にはカバー片11が張り出しており、取付け孔9を覆うようにしている。さらに、脚部10の基部にはコネクタ4,5及びキャップ81,84を保持するための保持部12が連続している。保持部12は図5における右側がコネクタ用保持部12aとされ、左側がキャップ用保持部12bとされており、共に同一構造に形成されている。両保持部12a,12bは、後に詳細を説明するが、雄コネクタ4のハウジング13あるいは雌コネクタ用キャップ81に形成された保持枠27,27a内に案内されながら差込み可能な略T字状部15を有し、かつここには引掛け片16が形成されて雄コネクタ4あるいは雌コネクタ用キャップ81に形成された装着爪14,14aが弾性的に係止可能である。
(雄コネクタ)
図6には雄コネクタ4の構成部品が示されている。雄コネクタ4は合成樹脂製のコネクタハウジング13、電線w端末に接続された雄端子金具17、雄端子金具17の抜け止めのためのリテーナ18とからなっている。
雄端子金具17は端子本体部17aを有し、その先端には雌端子金具35と接続するタブ部17bが形成されている。端子本体部17aは途中に係止凹部17cが凹み形成されている。また、端子本体部17aの後部には電線wの芯線と接続されるワイヤバレル20が連続し、さらにその後部には電線被覆の端末に嵌め付けられたゴム栓22と共に電線被覆をかしめ付けるインシュレーションバレル21が連続している。
雄コネクタハウジング13は図15に示すように、雄端子金具17を収容する端子収容部23を有し、その前部には前方へ開口する筒状をなすフード部24が備えられている。このフード部24の外面であって長辺側の一面には係止受け部としてのロック突起25が突出形成されている。このロック突起25はフード部24の幅方向中央でかつやや開口端寄りの位置に配されている。また、その両側にはロック突起25とほぼ同じ高さを持つ一対の保護壁26が長さ方向に沿って立設されている。一方、雄コネクタハウジング13の外面であってロック突起25が設けられている面と反対側には、撓み変形可能でかつ前述した保持具8に対して弾性的に係止可能な装着爪14を有した保持枠27が配されている。保持枠27はフード部24の開口側(嵌合面側)とは反対向きに開口する差込み口28を有し、前述したコネクタ用保持部12aのT字状部15を受け入れ可能である。
なお、フード部24の外面で保持枠27が設けられている側の面には、フード部24の開口縁から保持枠27に至るまでの間にわたり、幅方向中央から一方側に偏った位置に雌雄コネクタ4,5の嵌合ガイドを兼ねた誤嵌合防止リブ29が突出形成されている。
端子収容部23は雄端子金具17が挿通されるキャビティ30が図示4室、幅方向に並列しかつそれぞれが前後方向に沿って貫通して形成されている。各キャビティ30内であってフード部24の奥壁と連続する部分には雄端子金具を一次係止させるランス31が、斜め前方へ向けて片持ち状に延びており、雄端子金具17の通過時に撓み、通過後には復帰して係止凹部17cに対して弾性的に係止可能である。また、端子収容部23の後部は電線のゴム栓22を収容すためのシールタワー部32となっており、このシールタワー部32に対応する各キャビティ30は円筒状に形成されている。
リテーナ18は、端子収容部23の前端部に外側から嵌合可能なリテーナ本体部18aを有し、各キャビティ30にそれぞれ連通する窓部33が並列して開口している。また、リテーナ本体部18aの前面中央には雌雄コネクタ4,5の嵌合ガイドを兼ねたつまみ片34が前方へ向けて突出している。このつまみ片34を把持してリテーナ18を正規深さまで端子収容部23に嵌着することにより、リテーナ18はその一部が各ランス31の撓み空間内にそれぞれ進入してランス31の撓み規制を行い、もって雄端子金具17に対するランス31の二次係止を可能にする。
(雌コネクタ)
図9には雌コネクタ5の構成部品が示されている。雌端子金具35は略角筒状に形成された接続筒部36を有し、雄端子金具17のタブ部17bを挿通して電気的に接続状態とすることができる。接続筒部36の外面には突部37が形成され、この突部37に対してランス45が係止することによってキャビティ44から抜け出ないようにしている。また、接続筒部36の後方には電線wの芯線と接続されるワイヤバレル38が連続し、さらにその後部には電線被覆の端末に嵌め付けられたゴム栓40と共に電線被覆をかしめ付けるインシュレーションバレル39が連続している。
雌コネクタハウジング41は合成樹脂材によって一体に形成されている。雌コネクタハウジング41は内部に雌端子金具35を収容する端子収容部42を有し、この端子収容部42を取り囲むようにして外筒部43が形成されており、端子収容部42と外筒部43との間には雄コネクタ4が嵌合可能である。また、端子収容部42には図示4室のキャビティ44が幅方向に沿って並列して形成され、前後に貫通して形成されている。各キャビティ44内の前端寄りには斜め前方へ向けて片持ち状に延びるランス45が配されており、雌端子金具35における突部37に弾性的に係止可能である。なお、各キャビティ44はランス45が前方へ露出されるように、開放して形成されている。さらに、端子収容部42の後部(各キャビティ44を構成する部分の後部)はシールタワー部46となっており、雌端子金具35のゴム栓40を収容している。
端子収容部42の側面には全キャビティを横切るようにしてリテーナ挿通孔47が貫通している。より具体的には、リテーナ挿通孔47は図15等に現れるように、ゴムリング48(後述する)より前方でありランス45の後方を横切るように、キャビティ壁を貫いている。
一方、リテーナ49は合成樹脂材にて各雌端子金具35に対して係止可能な端子係合部50と、その一端部に形成された操作片51とを備えている。リテーナ49は、外筒部43においてリテーナ挿通孔47と対向する位置に開口して形成された通し孔52を経て端子収容部42への装着がなされる。そして、上記したリテーナ挿通孔47に対しては端子係合部50が挿通可能とされ、詳細には図示しないが、リテーナ49は端子収容部42に対し浅く差し込まれた状態で係止する位置(仮係止位置)と、より深く差し込まれた状態で係止する位置(本係止位置)との二位置でそれぞれ保持される。本係止位置では、各雌端子金具35に対応して形成された係止突起が各キャビティ44内に進入して雌端子金具35の接続筒部36の後端に係止し、ランス45と併せて雌端子金具35を二重に係止する位置のことを言う。一方、仮係止位置では、各係止突起が対応するキャビティ44から退避して雌端子金具35がキャビティ44に対して抜き差しを自在にする。
さらにまた、端子収容部42の奥端部にはリング状をなすゴムリング48が嵌着されており、雌雄両コネクタ4,5が嵌合した状態では、雄コネクタ4のフード部24の開口縁がゴムリング48の外周縁に密着し、これによって両コネクタ4,5間の水密性が確保される。また、端子収容部42の前端面で幅方向中央部には、雄コネクタ4におけるリテーナ18のつまみ片34が適合して挿入される差込み孔53がスリット状にかつ縦向きに開口している。
端子収容部42の前端部にはフロントホルダー54が嵌着されている。フロントホルダー54は端子収容部42の前端部を外側から被せ付け可能なキャップ状に形成され、装着状態ではその後端縁がゴムリング48の前縁に当接可能とされ、雌雄コネクタ4,5の離脱時にゴムリング48が連れ立って抜け出ないようにしている。さらに、フロントホルダー54は雌端子金具35の接続筒部36の前端部を受入れ可能であり、かつ雌端子金具35がキャビティ44内に挿入されるときに、接続筒部36の前端面をその内面に当接させて雌端子金具35の前止まりを行う。さらにまた、フロントホルダー54の前面にはキャビティ44と同軸でタブ挿通孔55が貫通し、かつ幅方向中央部には雄コネクタ4側のつまみ片34に対する逃がし孔56が縦向きに貫通し、端子収容部42側の差込み孔53と整合して連通する。また、フロントホルダー54の前面における幅方向の一方の端部から側面にかけての部分にはスリット状に操作溝57が切り欠き形成され(図9参照)、リテーナ49に対する前記仮係止位置と本係止位置との間の移動操作を適切な治具によってフロントホルダー54の前面側から行うことができるようにしている。さらに、フロントホルダー54の側面であって操作溝57と連通する箇所には切り欠き凹所58が形成され、リテーナ49の操作片51が適合して嵌り合う、つまりリテーナ49が正規に装着された状態では操作片51とフロントホルダー54の周辺とがほぼ面一をなして嵌合し合えるようにしてある。
なお、雌雄のコネクタ4,5が正規方向で向き合ったときに、外筒部43の内面で雄コネクタ4側の誤嵌合防止リブ29と適合して嵌り合う位置には受け溝59が凹み形成され、外筒部43の開口縁から外筒部43の奥壁に至る範囲に亘って延びている。したがって、雄コネクタ4が雌コネクタ5に対して正規嵌合姿勢から反転した状態で嵌合しようとしても、誤嵌合防止リブ29と受け溝59とが整合せず干渉し合う結果、誤嵌合であることが作業者に認識される。
また、外筒部43の外面において受け溝59が設けられているのと反対側には、その全長に亘って方形窓枠状の保護枠60が立設されている。この保護枠60の内側は開口となっていて、外筒部43内部である雄コネクタ4の嵌合空間へと通じている。保護枠60は、前後方向の全長にわたって立設された一対の側壁60aと、両側壁60aの前端同士を外筒部43の前端縁と面一をなして接続する前壁60bと、両側壁60aの後端同士を外筒部43よりさらに後方へ突出した状態で接続する後壁60cとからなっている。
なお、両側壁60aの外面で外筒部43の開口面寄りには図10あるいは図13に示すような規制爪61が形成されていて、後述するスライダー62と係止してスライダー62が前方へ抜け出さないようになっている。
この保護枠60の内側にはロックアーム63が前後方向に沿って配されている。ロックアーム63は雌雄コネクタ4,5が正規に嵌合したときに、その前端寄りに貫通するロック孔64(本願発明の係止部に相当する)内に雄コネクタ4のロック突起25を係止させて両コネクタ4,5を嵌合状態にロックする役割を果たす。ロックアーム63はその幅方向両側縁で、かつ長さ方向の途中位置において対面する側壁60aとそれぞれヒンジ片64を介して接続され、このヒンジ片64を中心として垂直面内でシーソー状に撓み変位する。また、ロックアーム63の後端下面と端子収容部42の後端面上部との間には左右に分かれて一対の連結片65によって連結されていて、ロックアーム63の後端に対し持ち上げ方向の強い外力が作用した場合に、ロックアーム63の過度の持ち上げによるヒンジ片64の破断を未然に回避することができる。さらに、ロックアーム63の上面後端であって、幅方向両端には一対の解除突部66(本願発明の解除端部)が上方へ向けて突出形成されている。但し、両解除突部66の上端の高さ位置は保護枠60(側壁60a)よりも高く形成され、さらに上方へ突出するようにして形成されている。
外筒部43の外面であって保護枠60(両側壁60a)の外側方、言い換えればロックアーム63を幅方向から挟んだ位置には一対のばね収容部67が配されている。両ばね収容部67は外筒部43の外面の長さ方向の途中位置から外筒部43の後端に至るまでの長さ範囲に亘って形成され、それぞれは前方へ開口する略円筒状に形成されている。また、両ばね収容部67内には戻しばね68(コイルスプリング)がそれぞれ収容されており、次述するスライダー62を戻し方向に付勢する役割を果たす。なお、戻しばね68の外周形状に適合させるために、この実施形態では両ばね収容部67内の下面の全長さ範囲を含み、さらにここから前方へ所定長さはみ出た範囲にわたって連続する円弧状の逃がし溝69が凹設されている。
スライダー62は雌コネクタハウジング41に対しその嵌合面側から外嵌可能な筒状に形成され、その外面には開口を有することなく前後方向に貫通して形成されている。スライダー62は雌コネクタハウジング41に組付けられた状態では、雌雄コネクタ4,5の嵌合・離脱方向に沿ってスライド可能である。そして、詳細には図示はしないが、スライダー62の内面には複数個所にがた詰めのためのリブが上記嵌合・離脱方向(前後方向)に沿いつつ所定範囲に亘って形成され、雌コネクタハウジング41との接触面積を減らしてスライド操作が低い操作力でもって行えるようになっている。また、スライダー62が組み付けられたときに、保護枠60と対応する位置、つまり前面上部の中央には保護枠60との干渉を避けるためのアーチ部70が前後方向に沿って形成されている。さらに、スライダー62の内面であってアーチ部70を挟んだ両側には両ばね収容部67と嵌合可能なばね受け71が凹み形成されている。両ばね受け71はスライダー62の後方へは開放するが、前端側は当て壁72が形成されて閉じられており、戻しばね68の前端と当接している。さらにまた、ばね受け71とアーチ部70との仕切り壁となっている部分71aの長さ方向中央部には前記した規制爪61と解除可能に係止する引っ掛け爪73が形成されている。スライダー62を雌コネクタハウジング62に対して組み付けるときには、戻しばね68をばね収容部67内へ圧縮しつつ押し込み、図13に示すように、規制爪61と引っ掛け爪73とが係止し合うようにする。これにより、スライダー62は前方への抜けが規制された状態で保持される。したがって、スライダー62は図13に示す状態が初期の組み付け位置となり、この状態ではスライダー62の前面と雌コネクタハウジング41の前面とが面一となっている。また、スライダー62は初期の組み付け位置から後方へのスライドストロークが規制されており、このときの規制は図14に示すように、当て壁72がばね収容部67の前端の開口周縁をストッパ面74として、ここに当接し、もってこれ以上の後退操作を規制する。
本実施形態では、スライダー62の幅方向両側面には滑り止めのための凹凸をもった指掛け部75が形成され、スライダー62の後退操作の際のつまみ操作を行い易くしている。
また、スライダー62は図9に示すように、上面の後端中央部に張り出し部76が形成され、後方へ水平に張り出している。そして、この張り出し部76にかけての範囲にはスライダー62の操作方向を示す矢印型の指標77が全体を僅かに盛り上げて形成されている。一方、張り出し部76の裏面側にはロックアーム63に対してロック解除動作を行わせるための解除案内面78が形成されている。両解除案内面78はロックアーム63の両解除突部66と対応した位置に一対配置してあり、それぞれは図15等に示すように、後方へ向けて上り勾配をなす傾斜面が形成されるように、当該部位を除肉することによって形成されている。そして、同図から明らかなように、スライダー62が初期位置にあるときには両解除突部66は対応する解除案内面78の途中に当接している。したがって、スライダー62が後方へ操作されると、この操作に伴って解除突部66には押し下げ方向の力が作用するため、ロックアーム63は前端側が持ち上げられる。そして、解除突部66が解除案内面78を通過し、スライダ62内面の水平面に差し掛かった時点でロック突起25との係止解除が可能となるような設定としてある(図19参照)。なお、ロックアーム63がロック突起25との係止を解除する位置まで前端側での変位がなされたときに、スライダー62との干渉を避けるために、スライダー62の前面上部側開口縁であって、幅方向中央部には干渉回避凹所79が形成されている。また、スライダー62内部におけるロックアーム63の上方の空間(保護枠60内の空間)は所定の高さが確保されており(図16参照)、同空間は雌雄コネクタ4,5が嵌合する際にロックアーム63がロック突起25を乗り上げるに必要な変位を許容する変位許容空間80となる。
(雌コネクタ用キャップ)
雌コネクタ用キャップ(以下、雄型キャップ81という。)は、基本的には雄コネクタハウジング13と近似した形態となっているため(図21乃至図23、および図3参照)、機能的にあるいは形態的に同一のものには同一符号(但し、符号末尾にpを付けて区別する)をもって説明する。このように、雄型キャップ81と雄コネクタ4とは近似した形態に形成されているため、雄型キャップ81を雄コネクタ4と誤って雌コネクタ5との嵌合作業を行うことが懸念される。そこで、本実施形態では雄コネクタ4とは異なる着色を施して成形することによって対策が採られている。
雄型キャップ81は、雌コネクタ5における端子収容部42と外筒部43との間の空間へ嵌合可能な筒状に形成されており、詳細には後半部は略方形断面をもって形成され、前半部は略長円形断面をもって形成されている。但し、雄型キャップ81は雄コネクタハウジング13とは異なり、奥壁は閉止板82となって閉じた平坦面に形成されている。また、雄型キャップ81の内部における両短辺部の中央高さ位置には一対の嵌合規制板83が対向する様にして張り出している。この嵌合規制板83は図23および図3に示すように、雄型キャップ81内に雌コネクタ5が正規深さまで嵌合されたとき、あるいは次述する雌型キャップ84と正規深さで嵌合したときに、雌コネクタ5のフロントホルダー54前面あるいは雌型キャップ84のフロントホルダー54p前面と当接することにより、嵌合深さを規制することができる。さらに、雄型キャップ81の内部には両長辺間を幅方向中央部で連結するガイド板85が縦向きに設けられている。このガイド板85は雄型キャップ81の奥壁から前後方向に沿って延び、上記した両嵌合規制板83よりもさらに前方へ突出する長さ寸法をもって形成されている。但し、ガイド板85において嵌合規制板83よりも前方へ突出する先端部分は基部側に比べて上下両側から切り欠かれて短尺部85aとされている。具体的には、つまみ片34とほぼ同寸に形成され、雄型キャップ81が雌コネクタ5と嵌合するときには、フロントホルダー54の逃がし孔56を介して雌コネクタハウジング41の差込み孔53へ挿通される。
また、雄型キャップ81の外面の前半部には、雄コネクタ4と同様に、ロック突起25pとその両側の保護壁26pが備えられている。さらに、雄型キャップ81の後半部の外面でかつロック突起25pが配された面と隣接した面(直角にずれた面)には雄コネクタと同様の保持枠27pが設けられている。保持枠27p内に形成された装着爪14pは、雄コネクタ4に設けられたものでは、爪の係止部位が垂直に切り落とされていることから保持具8側の引掛け片16とは面当たりし、高い係止力を得る設定となっていたが、雄型キャップ81に設けられたものでは装着爪14pの係止部位は逆テーパー面(図3においてTで示される面)としてあり、これによって引掛け片16とはほぼ点当たりで係止代が浅く、もって相対的に係止力が低くなるような設定としてある。
さらに、雄コネクタ4においては、保持枠27が配された面はロック突起25が設けられている面と反対側であったのに、雄型キャップ81では隣接した面とされている点で相違している。この相違により、保持具8に対する取り付け姿勢が図2に示すように、雄型キャップ81では縦向きであるのに、雄コネクタ4では横向きとなる。この点の相違は、後に詳述するような意義を持つ。
さらにまた、雄型キャップ81において保持枠27pが設けられた側と反対側には、指掛け部86が形成されている。
(雄コネクタ用キャップ)
雄コネクタ用キャップ(以下、雌型キャップ84という。)は、基本的には雌コネクタ5と近似した形態となっているため(図3および図24参照)、機能的にあるいは形態的に同一のものには同一符号(但し、符号末尾にpを付けて区別する)をもって説明する。このように、雌型キャップ84と雌コネクタ5とは近似した形態に形成されているため、雄型キャップ81と同様に、雌コネクタ8とは異なる着色を施して誤嵌合への対応が図られている。
雌型キャップ84の構成部品は、基本的に雌コネクタ5と同様であるが、リテーナ49を備えない点が相違するだけで、ハウジング41p(雌コネクタハウジング41とは若干相違する構成となっている)、ゴムリング48p、スライダー62p、フロントホルダー54p、戻しばね(図示されない)を備える点は共通である。ハウジング41pは雌コネクタハウジング41の各キャビティ44に対応する構造を備えるが、端子金具の挿入の必要がないことから、ハウジング41pの後面は閉じられて平坦な閉止面88が形成されている。また、リテーナを必要としないことから、端子収容部42pのリテーナ挿通孔および外筒部43pの通し孔は形成されていない。これら構造を除き、他は雌コネクタハウジング41と共通の構造となっている。
但し、ハウジング41pに形成されたロックアーム63pは、雄型キャップ81のロック突起25pに係止可能であるとともに、雄コネクタ4のロック突起25にも係止可能であり、これらの係止解除はいずれも雌型キャップ84に備えられたスライダー62pの後退操作によって可能となる。
ところで、雄型キャップ81の保持具8に対する保持力、つまり雄型キャップ81側の装着爪14pと保持具8側の引掛け片16との係止力は、雌型キャップ84と雄型キャップ81との係止力、つまりスライダー62pを後退させて雌雄キャップを離脱させるに必要な力(図示されない戻しばねのばね力、スライダー62pとハウジング41p間の摩擦力、両キャップ81,84間の摩擦力等の総和)よりも十分に低く設定されている。したがって、雄型キャップ81を摘んで引き抜き操作したときは勿論のこと、スライダー62pの後退操作を行ったとしても、キャップは雄型側のみが保持具8に残される形態でなく、雄型・雌型の双方が嵌合した状態で取り外されることになる。また、雄コネクタ4の保持具8に対する保持力、つまり雄コネクタ4の装着爪14と保持具8側の引掛け片16との係止力は、雌雄両コネクタ4,5同士の係止力よりも高く設定されている。したがって、雌雄コネクタ4,5の取り外し時には、雄コネクタ4が保持具8に取り残された状態で、雌コネクタ5が離脱されることになる。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用効果を具体的に説明する。テールゲート3が車両に装着された状態においては、図2に示すように、雌雄両コネクタ4,5と雄型・雌型の両キャップ81,84は共に嵌合状態で、保持具8のコネクタ用保持部12aとキャップ用保持部12bとにそれぞれ並列した状態で保持されている。
上記の状態で、テールゲート3を取り外す必要が生じた場合には、雌雄両コネクタ4,5を分離しなければならない。その場合には、まず雄型・雌型の両キャップ81,84の保持具8からの取り外し作業がなされる。すなわち、雄型キャップ81を保持具8から抜き取るべく、図3に示す左方へ引っ張る。このとき、雄型キャップ81の装着爪14pの係止部位は逆テーパ面Tをもって保持具8側の引掛け片16に係止しているため、雄型キャップ81に対する抜き取り操作に伴って装着爪14pは係止解除方向に撓み変形し、これによって雄型・雌型両キャップ81,84を相互に嵌合したままの状態で保持具8から抜き取ることができる。上記の抜き取りに際し、本実施形態では図2に示すように、保持具8に対する両キャップ81,84の保持姿勢を両コネクタ4,5側とは変えて、縦向きにしている。これにより、雌型キャップ84におけるスライダー62pの指掛け部86が車両ボディbと対向し、この間に作業者の指が入りにくい状況が作られている。したがって、スライダー62pの操作によって保持具8からの取り外しに先立って雌雄両キャップ81,84を離脱させようとする誤った作業が未然に回避されている。加えて、仮にスライダー62pが操作されたとしても、嵌合状態にある両キャップ81,84の離脱力よりも保持具8から雄型キャップ81を離脱させる力の方が小さい設定としてあるため、両キャップ81,84が嵌合されたまま保持具8から抜き取られ、雄型キャップ81のみが保持具8側に取り残されることはない。
次に、スライダー62pの両指掛け部75pを把持して後方、つまり雄型・雌型両キャップ81,84を分離させる方向に沿って引っ張り操作を行う。この操作に伴って、ロックアーム63pとロック突起25pとの係止が解除されるが、このときの動作は雌雄コネクタ4,5の離脱の際の動作(図18から図20参照)と同様であるため、直後の説明に譲る。
かくして、両キャップ81,84が切り離され、共に単体の状態となる。その後(あるいはこれに先立って)雌雄コネクタ4,5の離脱作業がなされる。スライダー62を幅方向から摘んで後退させると、ロックアーム63の両解除突部66が解除案内面78の傾斜に沿って摺接する。これにより、ロックアーム63の両解除突部66には押し下げ方向の分力が作用するため、ロックアーム63はヒンジを中心としてシーソ状に変位し、前端側が持ち上がる(図18状態)。さらに、スライダー62が後退し、解除突部66が解除案内面78を通過し、スライダー62内面のストレート部に移行すると、ロックアーム63先端はスライダー62の干渉回避凹所79内に入り込み、両ロック孔64がロック突起25から外れる(図19状態)。
一方、スライダー62の後退操作がなされる間は、戻しばね68の圧縮動作が進行するため、後退操作は両戻しばね68のばね力に抗してなされるが、戻しばね68はロックアーム63を挟んで対称に配置されているため、スライダー62は幅方向にバランスよくこじりなく操作することができる。そして、図19に示すようなロックが解除された時点では図14に示すように、当て壁72がばね収容部67のストッパ面74に当接して、これ以上に戻しばね68の圧縮を行い得ない状態となった以降は、スライダー62と雌コネクタハウジング41とが一体化する。したがって、スライダー62の後退操作によって雌コネクタハウジング41には雄コネクタ4から離脱する方向の力が作用するため、雌コネクタハウジング41を雄コネクタ4からそのまま抜き取ることができる。なお、雌雄コネクタ4,5の離脱力は保持具8に対する雄コネクタ4の離脱力よりも小さく設定されているため、雄コネクタ4は保持具8に保持されたまま雌コネクタ5のみ抜き取ることができる。かくして雌雄両コネクタ4,5が分離されれば、雄コネクタ4に対しては雌型キャップ84が、また雌コネクタ5に対しては雄型キャップ81がそれぞれ被せ付けられる。
雌コネクタ5と雄型キャップ81との嵌合作業は、図23に示すように、雄型キャップ81を雌コネクタ5における端子収容部42と外筒部43との間へ嵌め合わせることによってなされる。この間、ガイド板85が逃がし孔56および差込み孔53へ挿通されてゆくと同時に、ロックアーム63の先端が雄型キャップ81のロック突起25pを乗り上げるよう変位する。そして、両嵌合規制板83が雌コネクタ5のフロントホルダー54の前面に当接すると、ロックアーム63はロック突起25pを乗り越え、ロック孔64に入り込む。これによって、雄型キャップ81は雌コネクタ5に対して抜け止めされた状態で被せ付けられる(図23状態)。
両者のロック状態を解除するには、スライダー63の後退操作を行えばよい。これにより、前記した動作順にて両者のロック解除と共に離脱も併せて行うことができる。
一方、雄コネクタ4と雌型キャップ84との嵌合作業は、図24に示すように、雄コネクタ4は保持具8に保持されたままの状態、つまり車両ボディb側に保持された状態で、両者の嵌合がなされる。この嵌合により、雄端子金具17のタブ部17bは対応する各キャビティ(実際にはキャビティとしての機能はない)へと差し込まれると同時に、ロックアーム63pがロック突起25を乗り上げ、両者が正規深さで嵌合すると、ロックアーム63pは復帰し、ロック突起25に係止する。これにより、雌型キャップ84は雄コネクタ4に対して抜け止めされた状態で被せ付けられる(図24状態)。なお、両者のロック解除は、やはりスライダー63の後退操作によって可能となる。
かくして、雌雄両コネクタ4,5に対するキャップ84の被せ付けが完了すれば、これと前後してテールゲート3の取り外しがなされる。テールゲート3側には雄型キャップ81が被せ付けられた雌コネクタが電気配線と共に、車両ボディb側には全体が保持具8に保持された状態でのキャップ付き雄コネクタ4がそれぞれ分離して配され、雌雄両コネクタ共に防塵・防水が達成されている。
テールゲート3を再度装着する場合には、上記とは逆順にして雌雄両コネクタ4,5からのキャップ81,84の取り外しがなされる。そのいずれの場合にも、スライダー62,62pの後退動作によってキャップ81,84の取り外しを簡単に行うことができる。そして、雄型・雌型両キャップ81,84同士の嵌合も、雌雄両コネクタ4,5同士の嵌合も基本的には同様の動作であり、さらにはコネクタと対応するキャップとの嵌合動作と同じであるため、これ以上の説明は省略する。
本実施形態の効果を以下に列挙する。
(1)雌雄コネクタ4,5同士、雄型・雌型キャップ81,84同士、あるいはキャップと対応するコネクタとのロック状態を解除し、さらには離脱まで行わせる場合に、スライダー62,62pを後退操作する、という単一の操作を行うだけでよい。したがって、従来のようにロックアームの操作を行った上で、抜き取りの操作を行う、という二段階の操作を必要としないため、ロック解除の作業性に優れる。
(2)スライダー62,62pは全周に開口を有さず、コネクタあるいはキャップのハウジングの外周を包み込むため、異物の進入をできるだけ回避でき、スライダーの円滑な操作性を保持することに寄与する。
(3)ストッパ面74をロックアーム63,63pを挟んで対称に配置したため、スライダー62,62pの後退操作をバランスよく行うことができる。
(4)ばね収容部67を利用してストッパ面74を形成するようにしたため、別途に形成する場合に比べてコネクタ構造を簡素化することができる。
(5)ロックアーム63はロック突起25を乗り越え可能な変位空間をスライダー62,62p内に確保した状態で配置されている。このように、ロックアーム63とスライダー62,62pとの間のギャップを埋めるようにしてロックアーム63から解除突部66を起立させ、これによってスライダー62,62pの後退動作と連動するロック解除機構を成立させている。かかる構造の採用により、スライダー62,62pには開口を設けることなく外周面が閉止した形態を採用することが可能となった。
(6)雌雄両コネクタ4,5に被せ付けられるキャップ81,84をコネクタに並んで保持具8に保持させるようにしたため、キャップ81,84の紛失の虞がない。また、キャップ81,84を嵌合状態で保持するため、個別に保持する場合に比較して管理スペースも小さくて済む。
(7)キャップ81,84が保持具8に保持されている状態では、指掛け部75pの一方側を車両ボディbに対向する姿勢となるように設定したため、スライダー62pによる操作を困難にし、もって雄型キャップ81を保持具8側に残したまま雌雄が分離した状態となることが回避できる。したがって、取り外された雌型キャップ84のみを雄コネクタ4に被せ付けただけで、雄型キャップ81の被せ付けを行うことなく作業を終了してしまう事態を未然に回避することができる。
(8)また、保持具8に対する雄型キャップ81の離脱力は、キャップ同士の離脱力よりも低く設定されていることも、(7)の効果をより確実なものとする。
(9)雌雄コネクタ4,5の離脱力は保持具8に対する雄コネクタ4の離脱力よりも低く設定されているため、保持具8から取り外す必要のない雄コネクタ4を確実に保持具8に留めておくことができる。
(10)指掛け部75は中央部を境にしてその前後で勾配を逆にしているため、コネクタあるいはキャップの嵌合・離脱の際の指の掛かりをよくし、もって嵌合・離脱の作業をしやすくしている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態では解除案内面78をスライダー62側に形成したが、ロックアーム63側に形成することも可能である。また、解除突部66はスライダー62側からロックアーム63側に向けて突出するようなものであってもよい。
(2)スライダー62はハウジング部分の外周を全周から取り囲むような筒状の形態である必要はなく、例えばロックアーム63側のみを部分的に覆うようなものであってもよい。
(3)戻しばね68は特にロックアーム63を挟んで一対備えたものである必要はなく、例えばロックアーム63の上方においてセンターに一つだけ配置する構造のものも考えられる。
(4)本実施形態では一つの保持具8にキャップ用保持部12bとコネクタ用保持部12aとを設定したが、これらは別個の保持具に形成してもよい。
本実施形態のコネクタの配置状況を示す概略図 コネクタとキャップの保持構造を示す断面図 キャップが嵌合状態で保持されている状況を示す断面図 コネクタが嵌合状態で保持されてる状況を示す断面図 保持具の正面図 雄コネクタの分解斜視図 同ハウジングの正面図 同じく底面図 雌コネクタの分解斜視図 同ハウジングの平面図 雌コネクタの正面図 雌コネクタの分解状態を示す平断面図 同組付け状態を示す平断面図 同スライダーをスライド操作した後の状態を示す平断面図 雌雄コネクタの嵌合前の状態を示す側断面図 同じく嵌合途中の状態を示す側断面図 同じく嵌合が完了した状態を示す側断面図 同じく離脱操作の初期の状態を示す側断面図 同じく中期の状態を示す側断面図 同じく離脱は完了したが、スライダーの戻り前の状態を示す側断面図 雌コネクタ用キャップの斜視図 同正面図 雌コネクタにキャップが被せ付けられた状態を示す側断面図 雄コネクタのキャップが被せ付けられた状態を示す側断面図
符号の説明
4…雄コネクタ
5…雌コネクタ
8…保持具
12a…コネクタ用保持部
12b…キャップ用保持部
25…ロック突起
62,62p…スライダー
63,63p…ロックアーム
66…解除突部
67…ばね収容部
68…戻しばね
72…当て壁
74…ストッパ面
78…解除案内面
81…雄型キャップ
84…雌型キャップ

Claims (7)

  1. 相互に嵌合可能な雌雄コネクタと、
    両コネクタのうち雄コネクタに被せ付け可能な雄用キャップと、雌コネクタに被せ付け可能で前記雄用キャップに対して嵌合可能に形成された雌用キャップと、
    車両のボディに固定され、前記雌雄キャップを嵌合状態で保持可能な保持具とを備えてなることを特徴とするコネクタ用キャップの保持構造。
  2. 前記保持具は、前記両キャップを保持するためのキャップ用保持部と、嵌合状態にある前記両コネクタを保持するためのコネクタ用保持部とを備えていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ用キャップの保持構造。
  3. 前記キャップ用保持部は前記雄用キャップおよび雌用キャップのいずれかのキャップに解除可能に係止されるとともに、この係止解除力は前記雄用キャップと雌用キャップとの係止解除力よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ用キャップの保持構造。
  4. 前記両キャップのうちの一方にはロックアームが配され、他方には前記両キャップが嵌合したときに前記ロックアームと係止する係止受け部が配され、かつ前記一方のキャップには、同キャップを前記他方のキャップから離脱させるときの操作方向と同一方向にスライド操作可能にスライダーが組み付けられ、前記スライダーと前記ロックアームの少なくとも何れかには、前記スライダーが前記スライド操作されたときに、この操作に連動して前記ロックアームに対し前記係止受け部から係止解除される方向に変位させる連係部が設けられ、かつ前記一方のキャップには、前記ロックアームが前記受け部から係止解除された状態で、前記スライダーと当接してそのスライド操作を規制することにより、前記スライダーを前記一方のキャップと一体化させるストッパ面が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ用キャップの保持構造。
  5. 前記スライダーの外面で幅方向両側には前記スライド操作を行うための指掛け部が形成され、また前記両キャップは保持具に対し前記指掛け部が前記車両ボディに対面する姿勢で保持されることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ用キャップの保持構造。
  6. 前記一方のキャップには、他方のキャップと嵌合・離脱の方向に沿って戻しばねが組み込まれ、同戻しばねの一端側は前記一方のキャップに当接し他端側は前記スライダーに当接して前記スライダーを戻し方向に付勢していることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のコネクタ用キャップの保持構造。
  7. 前記両コネクタのうち一側は前記車両ボディから取り外し可能な脱着部材に接続されるものにおいて、
    前記一側のコネクタにはロックアームが配され、
    他側コネクタは前記保持具に対して保持されるとともに、同他側コネクタには、
    前記両コネクタが嵌合したときに前記ロックアームと係止する係止受け部が配され、
    前記一側のコネクタには、同のコネクタを前記他側のコネクタから離脱させるときの操作方向と同一方向へスライド操作可能なスライダーが組み付けられ、
    かつ、このスライダーと前記ロックアームの少なくとも何れかに設けられ、前記スライダーが前記スライド操作されたときに、この操作に連動して前記ロックアームに対し前記係止受け部から係止が解除される方向に変位させる連係部と、
    さらに、前記一側のコネクタには、前記ロックアームが前記受け部から係止解除された状態で、前記スライダーと当接してそのスライド操作を規制することにより、前記スライダーを前記一側のコネクタと一体化させるストッパ面が設けられ、
    さらに、前記他側コネクタに対する前記保持具の保持力は両コネクタを離脱させるのに必要な離脱操作力よりも大に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のコネクタ用キャップの保持構造。
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