JP2007310544A - 電子封筒を利用したワークフローシステム、方法、コンピュータプログラム - Google Patents

電子封筒を利用したワークフローシステム、方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】基幹業務サーバからクライアントに対して処理を委任することができるワークフローシステムを提供する。
【解決手段】クライアント2には、電子封筒3を利用するための電子封筒利用プログラム20がインストールされ、電子封筒3には、基幹業務サーバ1側で処理する内容の一部を、クライアント2に処理させるための制御コードが記述されたワークフロー定義データが埋め込まれている。電子封筒処理プログラム20は、電子封筒3に記述された制御コードを解釈・実行し、電子封筒3に埋め込まれた添付ファイルなどをチェックした後に電子封筒3を封緘し、クライアント2から基幹業務サーバ1に電子封筒3を送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の部門や人が係る一連の業務処理を行うワークフローシステムおよび方法に関し、更に詳しくは、電子封筒を利用したワークフローシステムおよび方法に関する。
インターネットやLAN(Local Area Netwrok)の普及により、複数の部門や人が係る一連の業務処理を行うワークフローシステムが構築されるようになった。ワークフローシステムにおいて、担当者がワークを処理するごとに基幹となる基幹業務サーバにアクセスすると、クライアントからの処理要求がサーバに集中し、処理時間が長くなるばかりか、サーバが停止してしまうケースが発生するため、サーバの負荷を低減させる様々な手法が用いられている。
サーバの負荷を低減させる一つの技法としては、クライアントサーバシステムを多階層化する技法が知られている。例えば、3階層クライアントサーバシステムは、基幹業務サーバは1台のサーバで構成されず、クライアントの窓口となるWebサーバと、処理を実行するアプリケーションサーバと、データを記憶するデータベースサーバとの3台のサーバから構成され、窓口となるサーバと処理を実行するサーバとを分離させることで、処理を効率化させる。
また、複数の同じ機能を有するサーバを利用することで、一台ごとのサーバの負荷を分散させる発明も開示されている。例えば、特許文献1では、サーバごとにアクセスしているクライアントの数を負荷として管理し、複数あるサーバのうち負荷の最も少ないサーバに、クライアントからの処理要求を割当てる発明である。
特開2002−269061号公報
しかしながら、上述した技術は、ワークフローシステム用などで構築されるクライアントサーバシステムの基幹業務サーバの負荷を低減させる技術として、基幹業務サーバの処理能力を高める技術、或いは、複数の同じ機能を有するサーバを用いて負荷を分散させる技術であって、サーバで実行される処理をクライアントで処理させることはできなかった。実際、基幹業務サーバで実行される処理の中には、基幹業務サーバで処理する内容の一部をクライアントに負わせた方がよい処理も存在する。
例えば、クライアントから送信される添付ファイルのチェックである。クライアントから複数の添付ファイルを基幹業務サーバ送るときには、クライアントから添付ファイルを1個ずつ個別に基幹業務サーバ送り、基幹業務サーバ側で、クライアントから送信された添付ファイルをチェックし、関連のあるものに関して紐付け処理を行っている。
クライアントから送信された添付ファイルのどれか1つのファイルにミスがあった場合、基幹業務サーバ側での処理が複雑になり不具合が発生してまうケースがある。このため、添付ファイルのチェックは、サーバよりもむしろクライアントで行えることが望ましい。
そこで、本発明は、複数の部門や人が係る一連の業務処理を行うワークフローシステムにおいて、基幹業務サーバがクライアントに対して、ワークフローに係る処理の一部を委任することができるワークフローシステム等を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための第1の発明は、電子封筒を利用し、基幹業務サーバとクライアントがネットワークに接続されて構成されるワークフローシステムであって、前記電子封筒には、前記電子封筒に含まれるデータと、前記電子封筒に含ませるデータのすべて或いは一部を対象データとし、前記対象データに対して前記クライアントが実行する処理内容を示す制御コードとが記述され、前記クライアントには、前記制御コードを解釈し、前記対象データに対して前記制御コードに応じた処理を実行する電子封筒利用手段を備え、前記基幹業務サーバは、前記クライアントから受信した前記電子封筒を処理する電子封筒処理手段を備えていることを特徴とする。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記対象データのデジタル署名を生成することを示す署名生成用の前記制御コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記クライアントを操作するユーザが選択したデジタル署名生成鍵を用い、指定されたアルゴリズムに従い前記対象データのデジタル署名を生成し、生成したデジタル署名を前記電子封筒に埋め込む処理を実行することを特徴とする。
更に、第3の発明は、第2の発明に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、署名生成用の前記制御コードの対象となる複数の前記対象データが記述され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記対象データのデジタル署名を生成する際は、前記対象データごとに、前記ユーザに前記デジタル署名生成鍵を選択させることを特徴とする。
更に、第4の発明は、第2の発明に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、署名生成用の前記制御コードの対象となる複数の前記対象データが記述され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記対象データのデジタル署名を生成する際は、前記ユーザが選択した一つの前記デジタル署名生成鍵を用いて、すべての前記対象データのデジタル署名を生成することを特徴とする。
更に、第5の発明は、第2の発明から第4の発明のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、デジタル署名の生成が必要/不必要であることを示す署名フラグ用の前記制御コードが含まれ、前記電子封筒利用手段は、署名フラグ用の前記制御コードによってデジタル署名の生成が必要であることが示されている前記対象データに対してのみ、デジタル署名を生成することを特徴とする。
更に、第6の発明は、第1の発明から第5の発明のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記ネットワーク上に存在するタイムスタンプサーバを利用して、前記対象データのタイムスタンプを生成することを示すタイムスタンプ用の前記制御コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、タイムスタンプ用の前記制御コードで示される前記タイムスタンプサーバを利用して、前記対象データのタイムスタンプを生成し、生成したタイムスタンプを前記電子封筒に埋め込む処理を実行することを特徴とする。
更に、第7の発明は、第6の発明に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、タイムスタンプの生成が必要/不必要であることを示すタイムスタンプフラグ用の前記制御コードの対象となる複数の前記対象データが記述され、前記電子封筒利用手段は、タイムスタンプフラグ用の前記制御コードによってタイムスタンプの生成が必要であることが示されている前記対象データに対してのみ、タイムスタンプを生成することを特徴とする。
更に、第8の発明は、第2の発明から第7の発明のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記基幹業務サーバが前記電子封筒の内容の一部又はすべてに対して付加したデジタル署名であるサーバデジタル署名と、前記サーバデジタル署名を検証することを示すデジタル署名検証用の前記制御コードを含み、前記クライアントには、前記デジタル署名を検証するための暗号鍵であるデジタル署名検証鍵が記憶され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、指定された前記デジタル署名検証鍵を用いて前記サーバデジタル署名を検証することを特徴とする。
更に、第9の発明は、第6の発明から第8の発明のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記タイムスタンプサーバから受信したタイムスタンプを検証することを示すタイムスタンプ検証用の前記制御コードを含み、前記クライアントには、前記デジタル署名を検証するための暗号鍵であるタイムスタンプ検証鍵が記憶され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、指定された前記タイムスタンプ検証鍵を用いてタイムスタンプを検証することを特徴とする。
更に、第10の発明は、第2の発明から第9の発明のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記クライアントには、前記デジタル署名検証鍵及び/又の前記タイムスタンプ検証鍵が電子証明書の形式で記憶され、前記電子封筒には前記電子証明書の有効性を検証することを示す電子証明書検証用の前記制御コードを含み、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、電子証明書検証用の前記制御コードに従い、前記電子証明書の有効性を検証することを特徴とする。
更に、第11の発明は、第10の発明に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子証明書の有効性を検証する内容が記述された前記制御コードでは、前記電子証明書の失効を確認することが示され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子証明書の内容に従い、前記電子証明書の失効を検証することを特徴とする。
更に、第12の発明は、第10の発明または第11の発明に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子証明書の有効性を検証する内容が記述された前記制御コードでは、前記電子証明書の信用モデルに従い前記電子証明書を検証することが示され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子証明書の信用モデルに従い、前記電子証明書の信頼性を検証することを特徴とする。
更に、第13の発明は、第1の発明から第12の発明のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記対象データを暗号化することを示す前記制御コードを含み、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、指定されたデータ暗号化用の暗号鍵、或いは、前記ユーザが選択した前記データ暗号化用の暗号鍵を用いて、指定されたアルゴリズムに従い前記対象データを暗号化し、暗号化したデータを電子封筒に埋め込む処理を実行することを特徴とする。
更に、第14の発明は、第1の発明から第13の発明のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記制御コードの対象となる前記対象データは、前記クライアントに記憶され、前記電子封筒に含まれる添付ファイルであることを特徴とする。
更に、第15の発明は、第14の発明に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記クライアントに記憶されている前記添付ファイルのファイル名を示す前記対象コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子封筒に含められた前記添付ファイルのファイル名の一部或いは全てが、前記制御コードで示されるファイル名と一致することを確認する処理を実行する処理を示すことを特徴とする。
更に、第16の発明は、第14の発明または第15の発明に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記添付ファイルの最大容量を示す前記制御コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子封筒に含められた前記添付ファイルの容量が前記最大容量以下であることを確認することを特徴とする。
更に、第17の発明は、第14の発明から第16の発明のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記添付ファイルのデータ形式を示す前記制御コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子封筒に含められた前記添付ファイルのデータ形式が、前記制御コードで示されるデータ形式であることを確認することを特徴とする。
更に、第18の発明は、第14の発明から第17の発明のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記電子封筒に含ませる前記添付ファイルのファイル数を示す前記制御コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子封筒に含められた前記添付ファイルの数が、前記制御コードで示された数であることを確認する前記制御コードが含まれることを特徴とする。
更に、第19の発明は、第14の発明から第18の発明のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記クライアントを操作するユーザへ表示するメッセージが記述され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記クライアントに実行する処理に応じて、前記制御コードで示される前記メッセージを表示することを特徴とする。なお、ここで、前記メッセージとは、前記制御コードで示される処理を実行したときのエラーメッセージや、前記電子封筒に含まれるファイルを利用する際に、ユーザに確認する内容を伝達するメッセージなどを意味している。
更に、第20発明は、電子封筒を利用し、基幹業務サーバとクライアントから構成されるワークフロー制御方法であって、前記クライアントが実行する前記電子封筒の処理内容を示す制御コードとが記述されたワークフロー定義データを前記電子封筒は含み、前記クライアントが、前記ワークフロー定義データに記述された前記制御コードを解釈し、前記制御コードで示される処理を実行しながら、前記基幹業務サーバから受信した前記電子封筒を処理することを特徴とする。
更に、第21の発明は、第1の発明から第19の発明のいずれかに記載の電子封筒利用手段として、前記クライアントのCPUを機能させるためのコンピュータプログラムである。
上述した本発明によれば、前記対象データに対して実行する前記電子封筒の処理内容を示す制御コードを前記電子封筒に含ませ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段が、前記制御コードを解釈し、前記制御コードで示される処理を前記対象データに実行することで、前記電子封筒に前記制御コードを記述さえしておけば、前記基幹業務サーバから前記クライアントに対して、ワークフローに係る処理の一部を委任することができる。
また、デジタル署名およびタイムスタンプ用の前記制御コードを前記電子封筒に含ませることで、デジタル署名およびタイムスタンプの生成に関する様々な条件を容易に設定できる。例えば、前記対象データごとに使用する前記デジタル署名生成鍵(タイムスタンプのときは前記タイムスタンプサーバ)を変更することもできるし、すべての前記対象データで同一の前記デジタル署名生成鍵(タイムスタンプのときは前記タイムスタンプサーバ)を利用することもできる。すべての前記対象データで同一の前記デジタル署名生成鍵を利用するときは、前記ユーザは一つの前記デジタル署名生成鍵を選択すればよいので、前記ユーザの作業負荷を減らすことができる。
また、前記基幹業務サーバが前記電子封筒に付加したデジタル署名を検証する前記制御コードを含ませることで、前記クライアントは前記前記基幹業務サーバから受信した前記電子封筒の正当性を検証できる。また、前記タイムスタンプサーバから受信したタイムスタンプを検証する前記制御コードを含ませることで、前記電子封筒を前記基幹業務サーバに送信する前に、前記クライアントでタイムスタンプを検証できる。
また、前記基幹業務サーバが前記電子封筒に付加したデジタル署名を検証するときに利用する前記デジタル署名検証鍵や、タイムスタンプを検証するときに利用する前記タイムスタンプ検証鍵の正当性を検証するための制御コードを含ませることで、前記基幹業務サーバが前記電子封筒に付加したデジタル署名を検証する前や、タイムスタンプを検証する前に、前記デジタル署名検証鍵や前記タイムスタンプ検証鍵の失効などを確認することができる。
また、前記添付ファイルのファイル名、容量、およびデータ形式や前記添付ファイルのファイル数を事前に前記クライアント側でチェックすることで、前記添付ファイルの不備による前記基幹業務サーバのトラブルを低減させることができる。
また、前記クライアントを操作するユーザへ表示するメッセージを前記制御コードで示すことで、前記基幹業務サーバのプログラムを改変することなく、ユーザインターフェースを改変することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用したワークフローシステムの構成を説明する図である。図1に示したワークフローシステムは、ユーザが利用する複数のクライアント2と基幹業務サーバ1とがネットワーク4を介して接続されている。
基幹業務サーバ1およびクライアント2のそれぞれには、電子封筒3を利用するためのアプリケーションがインストールされている。また、クライアント2が電子封筒3を処理する内容を示す制御コードとが記述されたワークフロー定義データが、電子封筒3には埋め込まれている。
クライアント2で電子封筒を処理するときは、クライアント2にインストールされたこのアプリケーションが電子封筒3に埋め込まれた制御コードを解釈し、制御コードで示される処理が実行されることで、埋め込まれる添付ファイルなどがチェックされる。
図2は、図1で示したワークフローシステムのブロック図である。基幹業務サーバ1には、電子封筒3を記憶する電子封筒データベース(DB: DataBase)12と、クライアント2に電子封筒3を提供するための電子封筒提供手段10と、クライアント2から送信された電子封筒3を処理するためのアプリケーションである電子封筒処理プログラム11とが備えられている。
また、それぞれのクライアント2には、基幹業務サーバから電子封筒3を受信し、受信した電子封筒3を利用するためのアプリケーションである電子封筒利用プログラム20と、電子封筒3に添付される添付ファイル5や、電子封筒3などを記憶するための情報記憶手段21(例えば、ハードディスク)とを備えている。
基幹業務サーバ1に備えられた電子封筒提供手段10は、申請業務を処理するための窓口となるWebサイトで実現され、電子封筒提供手段10は、要求のあったクライアントに対して電子封筒3を送信する。なお、クライアント2に送信する電子封筒3は、基幹業務サーバ1に備えられた電子封筒データベース12に記憶されている。
図3は、基幹業務サーバ1に記憶されている電子封筒3の構造を説明する図である。図3に示したように、電子封筒3には、電子封筒3の書式に関するデータなどが格納されるヘッダフィールド30と、電子封筒3のコンテンツが記述されるメッセージフィールド31と、電子封筒3全体のデジタル署名が格納される署名フィールド32を有している。なお、図3に示した電子封筒3の構造は一例にしか過ぎず、電子封筒3の構造は任意に変更することができる。
電子封筒3のメッセージフィールド31には、電子封筒3の電子フォームをクライアント2に表示するためのデータであるフォームデータ310と、ワークフローを定義するワークフロー定義データ311が含まれる。このワークフロー定義データ311には、クライアント2でデータを入力するための入力フィールドを表示するメッセージ、そして、クライアント2における処理を示した制御コードが記述される。
フォームデータ310とは、申請書の用紙を電子的にクライアントに表示するためのデータで、クライアント2に備えられた電子封筒利用プログラム20が電子封筒3を開封しフォームデータ34を読み取ることで、クライアント2に電子封筒3の電子フォームが表示される。
このフォームデータ310には、データを入力するための入力フィールドは設けられておらず、上述しているように入力フィールドを表示するメッセージは、ワークフロー定義データ311に記述されている。
図4は、ワークフロー定義データ311の一例を示した図である。ワークフロー定義データ311は、XMLなどの構造化文書で記述され、クライアント2で処理するワークは<Work>タグ60で定義される。
<Work>タグ60のWorkID属性は、<Work>タグ60を識別するデータで、ここでは「01」である。<Work>タグ60のActivity属性はクライアント2を識別するデータで、ここでは「01」である。また、Operation属性の値は、ワークの完了を意味するデータで、ここでは、「unexec」は未完了を意味し、「exec」は完了を意味する。Operation属性の値は、処理したクライアント2によって、「unexec」から「exec」へと書換えられて、業務基幹サーバ1に電子封筒3は返信される。
<Work>タグ60には、入力フィールドを表示するためのメッセージが<InputField>タグ61に記述され、入力されたデータの処理内容を示す制御コードが<ControlCode>タグ62に記述される。
図5は、入力フィールドに関するメッセージを説明する図で、図5(a)は入力フィールドを表示するメッセージを説明する図で、図5(b)は、フォームデータ310に記述され、入力フィールドで入力されたデータを電子封筒3に埋め込むためのメッセージを説明する図である。
図5(a)に示したように、XMLなどと同様に、クライアント2に表示される入力フィールドを表示するメッセージは<Form>タグ63で記述される。なお、<Form>タグ63のname属性は、この<Form>タグ63で入力されるデータの変数名で、その他のタグから参照可能である。ここでは、添付ファイル5を選択するための入力フィールドが、少なくとも、<Form>タグ63に記述されている。
複数の添付ファイル5を電子ファイル3に埋め込むときは、埋め込まれる添付ファイル5ごとに、<Form>タグ63が<InputField>タグ61に記述される。また、添付ファイル5のデジタル署名を生成するときは、デジタル署名に利用されるデジタル署名鍵を選択するための<From>タグ63が記述され、添付ファイル5ごとに異なるデジタル署名鍵を利用したいときは、デジタル署名に利用されるデジタル署名鍵を選択するための複数の<From>タグ63が<InputField>タグ61に記述される。また、すべての添付ファイル5に共通のデジタル署名鍵を利用したいときは、一つのデジタル署名に利用されるデジタル署名鍵を選択するための一つの<From>タグ63が<InputField>タグ61に記述される。なお、<InputField>タグ61をフォームデータ310に含ませていないため、同じフォームデータ310であってもデータの入力方法を変更できる。
図5(b)は、入力フィールドで入力されたデータを電子封筒3に埋め込むためのメッセージを説明する図で、フォームデータ310には、入力フィールドで入力されたデータを埋め込むために、<Item>タグ64が記述されている。<Work>タグ60に記述された入力フィールドで入力されたデータは、ItemID属性がWorkID属性と同じ値である<Item>タグ64間に埋め込まれる。
添付ファイル5を埋め込むときは、<Item>タグ64間に<Attachment>タグ65が記述され、埋め込まれる添付ファイル5の変数名は、<Attachment>タグ65のname属性で示される。例えば、図5(a)の入力フィールドで選択され、変数名が「kosekitouhon」である添付ファイル5は、後述するように圧縮されて、name属性が「kosekitouhon」である<Attachment>タグ65に埋め込まれる。
図6では、添付ファイル5を処理する制御コードを示している。図6に示したように、制御コードはタグを用いて表記され、クライアント2の電子封筒利用プログラム20が実行する処理の内容はタグの名称で示される。
<SignatureInfo>タグ70はデジタル署名に関する制御コードを記述するタグで、<AlgorithmID>タグ71はデジタル署名生成アルゴリズムを記述するタグで、利用するデジタル署名生成アルゴリズムがこのタグのデータで示される。また、<Signaturekey>タグ72は、電子封筒3が封緘されるときに、添付ファイル5に付加したデジタル署名を検証するための暗号鍵を記述するタグで、入力フィールドでユーザが選択したデジタル署名検証用の暗号鍵(例えば、公開鍵証明書)が埋め込まれる。
<AttachGuide>タグ73の間に記述されているそれぞれのタグは添付ファイル5の処理を示すタグである。
<NumberofAttach>タグ74は、WorkID属性が「01」の<Work>タグ60添付される添付ファイル5の数を示す制御コードで、図6は「01」で、WorkID属性が「01」の<Work>タグ60で選択された添付ファイル5の数は、<NumberofAttach>タグ74のデータと同じ数でなければならない。
更に、<File>タグ75では、添付される添付ファイル5ごとの制御コードが記述され、図6において<File>タグ75は一つであるが、複数の添付ファイル5が添付されるときは、複数の<File>タグ75が記述され、それぞれの<File>タグ75はSeq属性によって識別される。なお、Seq属性には連番(例えば、「00001」)が付加される。
<FileName>タグ75a、<FileID>タグ75b、<AcceptableExt>タグ75cおよび<SizeLimit>タグ75dは、添付ファイル5をチェックする内容を示すタグで、<SignatureFlag>タグ75eおよび<Commpression>タグ75fは、添付ファイル5を電子封筒3に埋め込むための処理を示すタグである。更に、<MessageDialog>タグ75gには、制御コードが解釈・実行されたときのエラーメッセージを示す<Message>タグ75hが記述される。
<File>タグ75の間に記述される制御コードの対象となる添付ファイル5のファイル名は、<FileName>タグ75aで示される。例えば、図6において、連番が「00001」の<File>タグ75で対象となる添付ファイル5のファイル名は「戸籍謄本」である。
更に、制御コードで処理した後、添付ファイル5を電子封筒3に埋め込む<Attachment>タグ65のname属性は、<FileID>タグ75bのデータで示されている。図6において、Seq属性が「00001」の<File>タグ75では、「kosekitouhon」である。
<AcceptableExt>タグ75cでは、添付ファイル5に対し要求されるデータ形式が示され、図6では、連番が「00001」の<File>タグ75で対象となる添付ファイル5の形式はGIF形式であることが要求されている。更に、<SizeLimit>タグ75dでは、添付ファイル5の最大サイズ容量が示され、図6では、連番が「00001」の<File>タグ75で対象となる添付ファイル5の容量は10Kバイト以内であることが要求されている。
<SignatureReq>タグ75eではデジタル署名の有無が示され、図6では、<SignatureReq>タグ75eのFlag属性は"Enable"でるため、Seq属性が「00001」の<File>タグ75で対象となる添付ファイル5には、<File>タグ75内の<SignatureInfo>タグ70で示されるの内容に従ってデジタル署名が付加される。なお、この添付ファイル5のデジタル署名は、図5(b)の<Signature>タグ66に埋め込まれる。
なお、<File>タグ75が複数あるときは、<SignatureInfo>タグ70で示されるの内容に従って、<SignatureReq>タグ75eのFlag属性は"Enable"であるすべての添付ファイル5のデジタル署名が算出され、電子封筒3に埋め込まれる。
また、<Commpression>タグ75fの間では、添付ファイル5を圧縮するときの圧縮形式(ZIPなど)を示し、連番が「00001」の<File>タグ75で対象となる添付ファイル5はZIP形式で圧縮されて電子封筒3に埋め込むことが示されている。なお、この添付ファイル5の圧縮されたデータが、図5(b)で示した<Attachment>タグ65に埋め込まれる。
クライアント2に備えられた電子封筒利用プログラム20は、クライアント2のCPUを動作させるためのプログラムで、本発明の電子封筒利用プログラム20の機能を備えたメーラーなどで実現することができる。
電子封筒利用プログラム20には、基幹業務サーバ1から受信した電子封筒3を開封する機能、電子封筒3に情報を記入したり添付ファイル5を添付するなどして、電子封筒3を作成する機能、電子封筒3に付加されたデジタル署名の検証・電子封筒3にデジタル署名を付加する機能、電子封筒3を封緘する機能、封緘した電子封筒3を送信する機能など、一般的な電子封筒3を利用するアプリケーションに備えられた機能を備えている。
更に、上述した機能に加え、電子封筒利用プログラム20は電子封筒3に含まれる制御コードを解釈し、制御コードで示される処理を実行する機能を備えている。電子封筒利用プログラム20は、制御コードに対応した処理を実行する関数を有し、電子封筒3の制御フィールド32に記述された制御コードを読取るごとに、読取った制御コードに対応した関数を呼び出して実行する。
ここから、図6に示した制御コードを電子封筒利用プログラム20が解釈・実行する内容について説明する。図7はデータが埋め込まれた後のフォームデータを説明する図で、図8は、クライアント2での処理が終了したときの<WorkFlow>タグ6の内容を説明する図である。
ユーザは電子封筒利用プログラム20を利用して電子封筒3を開封すると、電子封筒利用プログラム20は、フォームデータ310を読み取り、電子フォームはクライアント2に表示される。
WorkID属性が「01」である<Work>タグ60を処理した後に電子封筒3を封緘するとき、クライアント2にインストールされている電子封筒利用プログラム20は、図6で示した制御コードに基づく処理を実行し、添付ファイル5がチェックされるなどして、入力フィールドに入力されたデータを電子封筒3に埋め込むことで、図7のメッセージが得られる。
すなわち、図6で示した制御コードに基づけば、電子封筒利用プログラム20は、<FileName>タグ75aを読取ると、name属性が「kosekitouhon」である入力フィールドで選択され、変数名が「kosekitouhon」である添付ファイル5のファイル名が「戸籍謄本」であることを確認する。添付ファイル5が選択されていなかった場合、もしくは、選択された添付ファイル5のファイル名が<FileName>タグ75aのデータと異なる場合は、電子封筒利用プログラム20は、<MessageDialog>タグ75gに含まれる<Message>タグ75h(MessageID=「01」)のデータを表示する。
更に、電子封筒利用プログラム20は、選択された添付ファイル5のデータ形式を確認し、データ形式が<AcceptableExt>タグ75cで示されるGIFでないときは、<MessageDialog>タグ75gに含まれる<Message>タグ75h(MessageID=「02」)を表示する。更に、電子封筒利用プログラム20は添付ファイル5のサイズを確認し、<SizeLimit>タグ75dで示されるデータ容量を超えていれば、<MessageDialog>タグ75gに含まれる<Message>タグ75h(MessageID=「03」)のデータを表示する。
電子封筒利用プログラム20は、添付ファイル5を確認した後、<SignatureReq>タグ75eの値は"Enable"でるため、ユーザが選択したデジタル署名生成用の暗号鍵を用い、<SignatureInfo>タグ70で示される内容に従い、添付ファイル5のデジタル署名を生成し、生成したデジタル署名を図5(b)の<Signature>タグ66の値として埋め込む。
また、電子封筒利用プログラム20は、<Commpression>タグ75fで示される形式で、選択された添付ファイル5を圧縮し、圧縮した添付ファイル5をname属性が「kosekitouhon」である<Attachment>タグ65のデータとして埋め込む。
また、電子封筒利用プログラム20は、添付ファイル5の数が<NumberofAttach>タグ74のデータと一致することを確認する。一致しないときは、<MessageDialog>タグ75gに含まれる<Message>タグ75h(MessageID=「04」)のデータを表示し、不足している添付ファイル5の選択をユーザに要求する。
そして、制御コードで示されるすべての処理が完了した後、電子封筒利用プログラム20は<Work>タグ60のOperation属性を「unexec」から「exec」へと書き換え、基幹業務サーバ1に電子封筒3を送信する。
ここから、これまで説明したワークフローシステムの動作について説明する。図9は、ワークフローシステムの動作手順を示したフロー図である。
この手順の最初のステップS1は、ユーザがクライアント2を操作して基幹業務サーバ1にアクセスし、申請業務に関する電子封筒3を基幹業務サーバ1から取得するステップである。このステップでは、クライアント2に備えられた電子封筒利用プログラム20などをユーザは利用して、基幹業務サーバ1から電子封筒3を取得する。なお、ユーザは、取得した電子封筒3は情報記憶手段21に保存することもできる。
次のステップS2は、電子封筒3を開封するステップである。このステップでは、電子封筒利用プログラム20は、ステップS1で取得した電子封筒3を開封する。電子封筒3が開封されると、電子封筒3内のデータが取り出され、フォームデータ310に記述された電子フォームがクライアント2に表示される。
なお、ステップ1で取得した電子封筒3にデジタル署名が付加されているときは、指定されている暗号鍵でデジタル署名を検証する。更に、デジタル署名を検証する暗号鍵が公開鍵証明証の形式で電子封筒3に埋め込まれているときは、公開証明証を発行した認証局の公開鍵で、公開鍵証明証も検証する。
次のステップS3は、電子封筒3を処理するステップである。このステップで、電子封筒利用プログラム20は、電子封筒3に埋め込むデータを入力する入力フィールドや、添付ファイル5を選択する入力フィールドを表示し、ユーザはデータの入力、添付ファイル5やデジタル署名を生成する暗号鍵の選択などの作業を実施する。なおこのステップでは、電子封筒利用プログラム20は、ユーザが入力したデータや、添付ファイル5を選択した情報を、クライアント2のRAMなどのメモリに一時的に記憶する。
次のステップS4は、電子封筒3を封緘するステップである。このステップにおいては、電子封筒3を封緘するとき、電子封筒利用プログラム20は、<Work>タグ60に記述された制御コードに基づいた処理を実行することで、入力したデータのデジタル署名を生成したり、選択した添付ファイル5を確認した後、電子封筒利用プログラム20は電子封筒3を封緘する。また、電子封筒3全体のデジタル署名を付加したり、電子封筒3の内容を暗号化しなければならないときは、このステップでこれらの処理は実行される。
次のステップS5は、次に電子封筒3が基幹業務サーバ1に電子封筒3が送信されるステップである。電子封筒利用プログラム20は、封緘した電子封筒3を基幹業務サーバ1に送信し、基幹業務サーバ1の電子封筒処理プログラム11によって電子封筒3は開封され処理される。
なお、上述した説明は本発明の一実施の形態に過ぎず、種々の変形や変更が可能である。詳しくは、様々な制御コードを定義し、定義した制御コードに対する処理を実行するモジュールを電子封筒利用プログラム20に組み込み、電子封筒3に制御コードを記述すれば、クライアント2においては、制御コードに従い電子封筒3は処理される。
また、電子封筒3に含まれるデータおよび電子封筒3に含ませるデータのすべて或いは一部を制御コードの対象とすることで、電子封筒3に含まれるデータのすべて或いは一部に対し、それぞれ個別にデジタル署名を付けることができる。すなわち、この電子封筒3に含まれる添付ファイル5ごとにデジタル署名を付けることもできる。
それぞれ個別にデジタル署名を付ける場合は、デジタル署名を算出するときに利用するデジタル署名鍵を選択するための<Form>タグ63をワークフロー定義データ311に記述し、更に、この<Form>タグ63にはデジタル署名鍵を識別するための属性(例えば、ファイル名)を設けておく。そして、<SignatureInfo>タグ70に、デジタル署名鍵を識別する属性を記述するタグを設け、このタグの間に、添付ファイル5を識別するためのデータ(例えば、<FileName>タグ75a)を記述するタグを設ける。電子封筒利用プログラム20は、デジタル署名鍵を識別する属性を記述するタグの内容からデジタル署名鍵を識別し、添付ファイル5を識別するためのデータを記述するタグで示される添付ファイル5のデジタル署名を生成する。
また、デジタル署名に加え、タイムスタンプを添付する制御コードを記述することもできる。タイムスタンプを添付する制御コードを記述する際は、制御コードとして、電子封筒3に含ませるデータのすべて或いは一部のハッシュ値を登録するタイムスタンプサーバのURLを記述するタグが記述される。
電子封筒利用プログラム20は、電子封筒3にタイムスタンプを添付する制御コードが含まれていた場合は、電子封筒3に含ませるデータのすべて或いは一部(例えば、添付ファイル5)のハッシュ値を算出した後、タイムスタンプサーバにハッシュ値を登録し、タイムスタンプサーバからハッシュ値が登録されたときのタイムスタンプを取得し電子封筒3に書き込む。
また、基幹業務サーバ1が電子封筒3に付加したデジタル署名であるサーバデジタル署名を検証するための制御コードを記述することもできる。このときは、クライアント2には、サーバデジタル署名を検証するための暗号鍵であるデジタル署名検証鍵が記憶され、クライアント2は、ユーザが選択したデジタル署名検証鍵或いは制御コードによって指定されたデジタル署名検証鍵を用いて、電子封筒3に含まれたサーバデジタル署名を検証する。
また、タイムスタンプサーバから受信したタイムスタンプを検証するための制御コードを記述することもできる。このときは、クライアント2には、タイムスタンプを検証するための暗号鍵であるタイムスタンプ検証鍵が記憶され、クライアント2は、ユーザが選択したタイムスタンプ検証鍵或いは制御コードによって指定されたタイムスタンプ検証鍵を用いて、タイムスタンプサーバから受信したタイムスタンプを検証する。
また、デジタル署名検証鍵やタイムスタンプ検証鍵の正当性を検証するための制御コードを記述することもできる。このときは、デジタル署名検証鍵及び/又はタイムスタンプ検証鍵は電子証明書の形式でクライアント2に記憶される。例えば、デジタル署名検証鍵やタイムスタンプ検証鍵の電子証明証を発行した認証局のURLを示す制御コードを記述すれば、制御コードで示される認証局に問い合わせることで、電子封筒利用プログラム20は電子証明証が失効しているか事前に確認することができる。更に、制御コードに信用モデルに関するデータ(例えば、トラストアンカーとなる認証局)を示す制御コードを記述すれば、この信用モデルに従い、この電子証明証の信頼性を検証することもできる。なお、トラストアンカーとなる認証局は、制御コードではなく、電子封筒処理プログラム自体が有していてもよい。
また、電子封筒3の配信時のセキュリティを高めるために、電子封筒3に含まれるデータのすべて或いは一部を暗号化する制御コードを記述してもよい。暗号化するときは、暗号化するデータを指定するデータ、暗号アルゴリズムを指定するデータと、暗号化に利用する暗号鍵を指定するデータをそれぞれ示す制御コードを記述すれば、クライアント2は、指定されたアルゴリズムに従い指定されたデータを暗号化し、平文の代わりに暗号化したデータを電子封筒3に含ませる。
本発明を適用したワークフローシステムの構成を説明する図。 ワークフローシステムのブロック図。 電子封筒の構造を説明する図。 ワークフロー定義データの一例を示した図。 入力フィールドに関するメッセージを説明する図。 <Work>タグに記述される制御コードの一例を示した図。 データが埋め込まれた後のフォームデータを説明する図。 一つのワークが終了したときの<WorkFlow>タグの内容を説明する図。 ワークフローシステムの動作手順を示したフロー図。
符号の説明
1 基幹業務サーバ
10 電子封筒提供手段
11 電子封筒処理プログラム
12 電子封筒データベース
2 クライアント
20 電子封筒利用プログラム
21 情報記憶手段
3 電子封筒
30 ヘッダフィールド
31 メッセージフィールド
310 フォームデータ
311 ワークフロー定義データ
32 署名フィールド
4 ネットワーク
5 添付ファイル
6 <WorkFlow>タグ、60 <Work>タグ、61 <InputField>タグ
62 <ControlCode>タグ、63 <Form>タグ、64 <Item>タグ
65 <Attachment >タグ、66 <Sinature>タグ
70 <SignatureInfo>タグ、71 <AlogrithmID>タグ、72 <SingatureKey>タグ
73 <AttachGuide>タグ、74 <NumberofAttach>タグ
75 <File>タグ、75a <FileName>タグ、75b <FileID>タグ
75c <AcceptableExt>タグ、75d <Size Limit>タグ
75e <SinnatureFlag>タグ、75f <Commpression>タグ
75g <MessageDialog>タグ、75h <Message>タグ

Claims (21)

  1. 電子封筒を利用し、基幹業務サーバとクライアントがネットワークに接続されて構成されるワークフローシステムであって、前記電子封筒には、前記電子封筒に含まれるデータと、前記電子封筒に含ませるデータのすべて或いは一部を対象データとし、前記対象データに対して前記クライアントが実行する処理内容を示す制御コードとが記述され、前記クライアントには、前記制御コードを解釈し、前記対象データに対して前記制御コードに応じた処理を実行する電子封筒利用手段を備え、前記基幹業務サーバは、前記クライアントから受信した前記電子封筒を処理する電子封筒処理手段を備えていることを特徴とするワークフローシステム。
  2. 請求項1に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記対象データのデジタル署名を生成することを示す署名生成用の前記制御コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記クライアントを操作するユーザが選択したデジタル署名生成鍵を用い、指定されたアルゴリズムに従い前記対象データのデジタル署名を生成し、生成したデジタル署名を前記電子封筒に埋め込む処理を実行することを特徴とするワークフローシステム。
  3. 請求項2に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、署名生成用の前記制御コードの対象となる複数の前記対象データが記述され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記対象データのデジタル署名を生成する際は、前記対象データごとに、前記ユーザに前記デジタル署名生成鍵を選択させることを特徴とするワークフローシステム。
  4. 請求項2に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、署名生成用の前記制御コードの対象となる複数の前記対象データが記述され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記対象データのデジタル署名を生成する際は、前記ユーザが選択した一つの前記デジタル署名生成鍵を用いて、すべての前記対象データのデジタル署名を生成することを特徴とするワークフローシステム。
  5. 請求項2から請求項4のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、デジタル署名の生成が必要/不必要であることを示す署名フラグ用の前記制御コードが含まれ、前記電子封筒利用手段は、署名フラグ用の前記制御コードによってデジタル署名の生成が必要であることが示されている前記対象データに対してのみ、デジタル署名を生成することを特徴とするワークフローシステム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記ネットワーク上に存在するタイムスタンプサーバを利用して、前記対象データのタイムスタンプを生成することを示すタイムスタンプ用の前記制御コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、タイムスタンプ用の前記制御コードで示される前記タイムスタンプサーバを利用して、前記対象データのタイムスタンプを生成し、生成したタイムスタンプを前記電子封筒に埋め込む処理を実行することを特徴とするワークフローシステム。
  7. 請求項6に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、タイムスタンプの生成が必要/不必要であることを示すタイムスタンプフラグ用の前記制御コードの対象となる複数の前記対象データが記述され、前記電子封筒利用手段は、タイムスタンプフラグ用の前記制御コードによってタイムスタンプの生成が必要であることが示されている前記対象データに対してのみ、タイムスタンプを生成することを特徴とするワークフローシステム。
  8. 請求項2から請求項7のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記基幹業務サーバが前記電子封筒の内容の一部又はすべてに対して付加したデジタル署名であるサーバデジタル署名と、前記サーバデジタル署名を検証することを示すデジタル署名検証用の前記制御コードを含み、前記クライアントには、前記デジタル署名を検証するための暗号鍵であるデジタル署名検証鍵が記憶され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、指定された前記デジタル署名検証鍵を用いて前記サーバデジタル署名を検証することを特徴とするワークフローシステム。
  9. 請求項6から請求項8のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記タイムスタンプサーバから受信したタイムスタンプを検証することを示すタイムスタンプ検証用の前記制御コードを含み、前記クライアントには、前記デジタル署名を検証するための暗号鍵であるタイムスタンプ検証鍵が記憶され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、指定された前記タイムスタンプ検証鍵を用いてタイムスタンプを検証することを特徴とするワークフローシステム。
  10. 請求項2から請求項9のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記クライアントには、前記デジタル署名検証鍵及び/又の前記タイムスタンプ検証鍵が電子証明書の形式で記憶され、前記電子封筒には前記電子証明書の有効性を検証することを示す電子証明書検証用の前記制御コードを含み、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、電子証明書検証用の前記制御コードに従い、前記電子証明書の有効性を検証することを特徴とするワークフローシステム。
  11. 請求項10に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子証明書の有効性を検証する内容が記述された前記制御コードでは、前記電子証明書の失効を確認することが示され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子証明書の内容に従い、前記電子証明書の失効を検証することを特徴とするワークフローシステム。
  12. 請求項10または請求項11に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子証明書の有効性を検証する内容が記述された前記制御コードでは、前記電子証明書の信用モデルに従い前記電子証明書を検証することが示され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子証明書の信用モデルに従い、前記電子証明書の信頼性を検証することを特徴とするワークフローシステム。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記対象データを暗号化することを示す前記制御コードを含み、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、指定されたデータ暗号化用の暗号鍵、或いは、前記ユーザが選択した前記データ暗号化用の暗号鍵を用いて、指定されたアルゴリズムに従い前記対象データを暗号化し、暗号化したデータを電子封筒に埋め込む処理を実行することを特徴とするワークフローシステム。
  14. 請求項1から請求項13のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記制御コードの対象となる前記対象データは、前記クライアントに記憶され、前記電子封筒に含まれる添付ファイルであることを特徴とするワークフローシステム。
  15. 請求項14に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記クライアントに記憶されている前記添付ファイルのファイル名を示す前記対象コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子封筒に含められた前記添付ファイルのファイル名の一部或いは全てが、前記制御コードで示されるファイル名と一致することを確認する処理を実行する処理を示すことを特徴とするワークフローシステム。
  16. 請求項14または請求項15に記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記添付ファイルの最大容量を示す前記制御コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子封筒に含められた前記添付ファイルの容量が前記最大容量以下であることを確認することを特徴とするワークフローシステム。
  17. 請求項14から請求項16のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記添付ファイルのデータ形式を示す前記制御コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子封筒に含められた前記添付ファイルのデータ形式が、前記制御コードで示されるデータ形式であることを確認することを特徴とするワークフローシステム。
  18. 請求項14から請求項17のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記電子封筒に含ませる前記添付ファイルのファイル数を示す前記制御コードが含まれ、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記電子封筒に含められた前記添付ファイルの数が、前記制御コードで示された数であることを確認する前記制御コードが含まれることを特徴とするワークフローシステム。
  19. 請求項14から請求項18のいずれかに記載のワークフローシステムにおいて、前記電子封筒には、前記クライアントを操作するユーザへ表示するメッセージが記述され、前記クライアントに備えられた前記電子封筒利用手段は、前記クライアントに実行する処理に応じて、前記制御コードで示される前記メッセージを表示することを特徴とするワークフローシステム。
  20. 電子封筒を利用し、基幹業務サーバとクライアントから構成されるワークフロー制御方法であって、前記クライアントが実行する前記電子封筒の処理内容を示す制御コードとが記述されたワークフロー定義データを前記電子封筒は含み、前記クライアントが、前記ワークフロー定義データに記述された前記制御コードを解釈し、前記制御コードで示される処理を実行しながら、前記基幹業務サーバから受信した前記電子封筒を処理することを特徴とするワークフロー制御方法。
  21. 請求項1から請求項19のいずれかに記載の電子封筒利用手段として、クライアントのCPUを機能させるためのコンピュータプログラム。
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