JP2007297061A - 偏平ボトル - Google Patents

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Hiromichi Saito
浩通 斉藤
Takao Iizuka
高雄 飯塚
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Abstract

【課題】長辺壁が膨出変形することのない偏平ボトルを提案する。
【解決手段】有底筒状のプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより製造されるボトルにおいて、前記ボトルの胴部3は、互いに間隔を開けて対向する一対の短辺壁と、この短辺壁につながりやはり互いに間隔を開けて対向する一対の長辺壁3c、3dとを組み合わせた偏平胴部からなるものとする。そして、前記長辺壁3c、3dの相互間に、それらの長辺壁3c、3dを幅方向の中央部で底部から胴部上端に向けて相互連結する連結壁4を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、有底筒状のプリフォームを二軸延伸ブロー成形することによって得られる偏平ボトル(耐圧、耐熱性を有するボトル)に関し、該ボトルの内部圧力の上昇に起因した胴部の変形(膨出変形)を確実に回避しようとするものである。
ペットボトルのような合成樹脂製の容器は、射出形成や押し出し成形によってその素材となるプリフォームを形成し、これを所定の温度に加熱したのち、もしくは加熱しつつニ軸延伸ブロー成形することで所望の外観形状に仕上げられている。
ところで、内容物としてとくに炭酸飲料等を入れるボトルは、ボトル内の圧力上昇が避けられないことから、胴体部分は横断面を真円とし、かつその表面が滑らかなものが適用されるのが普通(例えば、特許文献1、特許文献2参照)であって、この種のボトルにおいてはデザインの面や収納場所にも制約があるのが現状であった。
特許第2996451号明細書 特許第3101375号明細書
本発明の課題は、内部圧力が上昇するのが避けられない内容物を充填する場合においても使用することが可能な偏平ボトルを提案するところにある。
本発明は、有底筒状のプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより製造されるボトルにおいて、
前記ボトルの胴部は、互いに間隔を開けて対向する一対の短辺壁と、この短辺壁につながりやはり互いに間隔を開けて対向する一対の長辺壁とを組み合わせた偏平胴部からなり、
前記長辺壁の相互間に、それらの壁を幅方向の中央部で底部から胴部上端に向けて相互連結する連結壁を設けたことを特徴とする偏平ボトルである。
上記の構成になる偏平ボトルにおいて、前記長辺壁は、その全域が略平坦な壁からなり、前記短辺壁は湾曲した壁からなるものがとくに有利に適合する。
本発明において、二軸延伸ブロー成形に用いるプリフォームは、胴体部分の横断面が楕円形状をなすものであり、その長辺側の壁部には該長辺側の壁部を相互につなぐリブを有するものが好ましい。
また、二軸延伸ブロー形成に用いるプリフォームは、その胴体部分の長辺側の壁部を相互につなぐリブと、このリブが位置する長辺側の壁部の外側で該リブに沿って伸延してその部位の肉厚を薄くして横断面を略八の字状とする凹部を有するものがより一層好ましい。
容器の内側で長辺壁を相互につなぐ連結壁を設けることで、ボトルの内部圧力が上昇しても該長辺壁が膨出変形することがない。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1(a)〜(c)は本発明に従う偏平ボトルの実施の形態を、その正面、側面及び平面について示した図である。
図における番号1は口部、2は底部、3は口部1と底部2との相互間に位置してボトルの内部空間を形成する胴部である。
胴部3は、互いに間隔をあけて対応する一対の短辺壁3a、3bと、この短辺壁3a、3bに両端でつながりやはり互いに間隔をあけて対向する一対の長辺壁3c、3dからなり、偏平胴部を構成する。ここに、短辺壁3a、3bは湾曲した壁からなるものとし、長辺壁3c、3dはその全域が略平坦な壁からなるものとすることができる。
また、4は長辺壁3c、3dの相互間に設けられた連結壁である(図1(c)参照)。この連結壁4は該長辺壁3c、3dの幅方向中央で底部2から胴部3の上端に向けて該長辺壁3c、3dを相互に連結する。
上記の構成になる偏平ボトルは、図2(a)〜(c)、図3(a)〜(c)に示すようなプリフォームを用い二軸延伸ブロー成形を行なうことによって製造することが可能で、この偏平ボトルは、連結壁4によって長辺壁3c、3dが相互に連結されており、内部圧力が上昇する内容物が充填された場合においてもその部位が膨出することはない。
上掲図2(a)〜(c)、図3(a)〜(c)に示したところのプリフォームは、胴体部分3′の横断面(図3のC-C断面、D-D断面参照)が楕円形状をなし、その胴体部分3′の長辺側の壁部3c′、3d′の相互間にはリブ4′が配置され、上記の偏平ボトルのブロー成形に有利に適合する。
とくに、上掲図1に示したような偏平のボトルは、胴部が真円の従来ボトルに比較してデザインの面で新鮮味があり、他の商品と識別しやすい利点があるうえ、例えば、冷蔵庫のドアポケットに収納する場合や鞄等に入れて持ち運ぶ場合等にとくに都合がよい。
偏平ボトルの横断面は、ライン適正(整列状態や耐ラインプレッシャー)の面から図1(c)に示すようにトラック(陸上競技場にみられるトラック楕円)型とする。
図4(a)(b)、図5(a)(b)は、本発明に従う偏平ボトルを成形するのに適したプリフォームの他の例を示した図であり、図における番号5はリブ4′が接続する長辺側の壁部3c′、3d′の外側に該リブ4′に沿って伸延しその部位の肉厚を薄くする凹部(溝でもよい)である。
偏平ボトルのブロー成形に使用するプリフォームの横断面を楕円等の偏平形状にすると、ブロー成形に際して長軸方向と短軸方向の延伸量(延伸倍率)の差を小さくすることができ、その結果として肉厚の差を小さくすることが可能となる。とくに、リブ4′に沿って凹部5を設けた場合に、プリフォームの横断面は略八の字形状を呈することになり、ブロー成形の際、連結壁4が形成しやすくなり(伸延が容易となる)、かつ、長辺壁3c、3dの厚さをその全面にわたってほぼ均一にすることが可能となる。
プリフォームのリブ4′の高さL(図3(a)、図5(a)参照)は、ブロー成形後に、ボトルの胴部上端部(ボトルの肩部(図1のS)は除く)までに達するような高さが確保できる寸法とするのがよい。
偏平ボトルの横断面は、トラック楕円のみならず、矩形(四角形)あるいは六角形などの多角形状とすることも可能であり、適宜変更し得る。
長辺壁が膨出変形することのない偏平ボトルが安定的に提供できる。
(a)〜(c)は本発明に従う偏平ボトルの実施の形態を正面、側面及び平面で示した図である。 (a)(b)は図1に示した偏平ボトルのブロー成形に用いて好適なプリフォームを示した図である。 (a)(b)は図2に示したプリフォームの断面を示した図である。 (a)(b)は本発明に従う偏平ボトルのブロー成形に用いて好適な他のプリフォームを示した図である。 (a)(b)は図4に示したプリフォームの断面を示した図である。
符号の説明
1 口部
2 底部
2a 短辺壁
3 胴部
3a 短辺壁
3a′短辺側の壁部
3b 短辺壁
3b 短辺側の壁部
3c 長辺壁
3c′長辺側の壁部
3d 長辺壁
3d′長辺側の壁部
4 連結壁
4′リブ
5 凹部

Claims (4)

  1. 有底筒状のプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより製造されるボトルにおいて、
    前記ボトルの胴部は、互いに間隔を開けて対向する一対の短辺壁と、この短辺壁につながりやはり互いに間隔を開けて対向する一対の長辺壁とを組み合わせた偏平胴部からなり、
    前記長辺壁の相互間に、それらの壁を幅方向の中央部で底部から胴部上端に向けて相互連結する連結壁を設けたことを特徴とする偏平ボトル。
  2. 前記長辺壁はその全域が略平坦な壁からなり、前記短辺壁は湾曲した壁からなる、請求項1に記載の偏平ボトル。
  3. 二軸延伸ブロー成形に用いるプリフォームは、胴体部分の横断面が楕円形状をなすものであり、その長辺側の壁部には、該長辺側の側部を相互につなぐリブを有する、請求項1又は2に記載の偏平ボトル。
  4. 二軸延伸ブロー形成に用いるプリフォームは、その胴体部分の長辺側の壁部を相互につなぐリブと、このリブが位置する長辺側の壁部の外側で該リブに沿って伸延してその部位の肉厚を薄くして横断面を略八の字状とする凹部を有する、請求項1又は2に記載の偏平ボトル。
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