JP2007289471A - マンモグラフィ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影する***の左右を容易かつ確実に判別することができるマンモグラフィ装置を提供する。
【解決手段】 装置本体に対する被検体の立ち位置を検出する検出手段と、前記検出手段に基づいて、前記被検体の***の左右を判別する判別手段と、前記***に対してX線を照射して撮影する撮影手段と、前記撮影手段によって撮影された前記被検体の***の医用画像データを生成する画像生成手段と、前記***の医用画像データに前記判別手段で判別された前記被検体の***の左右の情報を付帯する画像処理手段と、前記被検体の***の左右の情報に基づいて、前記画像データを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被検体の***を検査するためのマンモグラフィ装置に係り、特に、被検体の撮影部位を判別するマンモグラフィ装置に関する。
マンモグラフィ装置は、***を被写体とした検査を目的としており、被写体にX線を照射して左右の***の撮影を行い、X線画像等の診断用画像を読影して病変部を発見し、またその病変部の状態を観察して、疾病の有無や進行状況の診断を行うことが一般的に行われている。
このような診断では、左右の***に同時に腫瘍等が現れることは非常に稀であるため、左右の***画像をそれぞれモニタ上に並べて比較することにより、***の異常の有無を読影する比較読影が行われることが多い。そのため、診断に供された被写体画像における被写体の部位の左右別など、いわゆる被写体の種別を知ることは、診断ミスを防ぐ上で極めて重要である。
そこで、入力部に撮影したのは左***か右***かの被検体の***の左右情報を入力するための左右選択キーを備え、撮影するごとに左右どちらかの情報を入力し、画像に***の左右の情報を付帯するということが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−261844号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたマンモグラフィ装置では、集団検診などの多人数が検査する場合には、オペレータが誤って入力してしまうことも考えられ、また、撮影のたびにキー入力をしなければならないので、撮影する人数が多い場合には、特に手間がかかるという問題点があった。
そこで本発明は、撮影する***の左右を容易かつ確実に判別することができるマンモグラフィ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のマンモグラフィ装置は、装置本体に対する被検体の立ち位置を検出する検出手段と、前記検出手段に基づいて、前記被検体の***の左右を判別する判別手段と、前記***に対してX線を照射して撮影する撮影手段と、前記撮影手段によって撮影された前記被検体の***の医用画像データを生成する画像生成手段と、前記***の医用画像データに前記判別手段で判別された前記被検体の***の左右の情報を付帯する画像処理手段と、前記被検体の***の左右の情報に基づいて、前記画像データを表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、撮影する***の左右を容易かつ確実に判別することができる。
以下に、本発明によるマンモグラフィ装置の実施例を図1乃至図9を参照して説明する。
図1乃至図4を参照して、実施例1を説明する。
図1は、本発明に係るマンモグラフィ装置の全体構成を示している。マンモグラフィ装置は、大きくは、撮影装置1とデジタル収集装置2とX線高電圧装置3とを有しており、撮影装置1の本体部4には支持基台5が昇降自在に設けられており、支持基台5には、撮影部6が支持されている。撮影部6には、被写体である***を載置する撮影台16と撮影台16に載置された***を圧迫するために、上下方向に移動可能な圧迫板15が設けられており、撮影台16の下部には、被写体を透過したX線を検出するためのX線検出器17が設けられている。
また、本体部4には撮影条件や撮影順序の登録等の入力を行うキーボードやタッチパネル等の入力部7、圧迫板電動操作用フットスイッチ8及び***の左右が被検体が乗る立ち位置を検知することで判別される立ち位置センサ9が設けられている。また、本体部4の内部には、本体部4及び撮影部6の各部を制御する制御装置14があり、制御装置14には、撮影プログラムや撮影プログラムに使用されるデータ等が格納されている。また、デジタル収集装置2は画像データを生成する画像生成手段や、画像データに特定の情報を付帯する画像処理手段や、情報を付帯した画像データを、付帯された情報に基づいて表示する画像表示手段を持つ画像処理装置13や各種のメッセージや、画像を表示するための表示部10を有している。表示部10は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等である。さらに、X線量やX線の照射のON/OFF等を制御するためのX線高電圧装置3が設けられ、X線量などを制御するX線操作パネル11とX線照射用ハンドスイッチ12を有している。
図2は、本発明の実施例1に係る立ち位置センサ9の構成を示す図である。撮影装置1に接続され、制御装置14によって制御されている立ち位置センサ9には、撮影装置1に向かって左寄りに左センサ20、中央に中央センサ21、右寄りに右センサ22が備えられている。それぞれのセンサには、タッチパネルのような接触センサ、または体重による圧力を検知する圧力センサ、または熱によって検知される感熱センサ等が使用されている。また、センサには被検体に見える位置に足型の模様が描かれている。
実施例1では、制御装置14は図3のような、被検体の立ち位置に関する正常パターンと異常パターンのデータや***の左右識別のデータを備え、それらに沿って判別するプログラム等を有している。
なお、立ち位置センサ9は、被検体が装置に対してまっすぐに立つことが出来るように、出来るだけ凹凸の無いフラットなものが好ましい。また、入力部7には、立ち位置センサ9を使用して左右の***を判別する手段を用いる自動モードと、オペレータの入力によって左右を判別する手段を用いる手動モードとを切り替えるためのボタン等が設けられている。
次に、本発明の実施例1に係るマンモグラフィ装置における動作について図1乃至図4を用いて説明する。図4は本発明の実施例1を説明するフロー図である。
まず、ステップS1として、被検体を立ち位置センサ9の上に立たせる。右***を撮影する場合は、図2(a)のように、撮影装置1に対して左センサ20に左足を乗せ、中央センサ21に右足を乗せて立ってもらう。また、左***を撮影する場合は、図2(b)のように、撮影装置1に対して中央センサ21に左足を乗せて立ち、右センサ22に右足を乗せて立ってもらう。センサには、圧力や接触または熱等を検知するセンサが使用されており、図2にあるように、立ち位置センサ9に正しく乗れているかどうか検知され(ステップS2)、図3にあるような異常パターンの場合は、ステップS3にて、立ち位置センサ9によって検知された異常な信号が制御装置14へ送られ、制御装置14から警告が発せられ、装置本体もしくは撮影をする部屋に備えられた警告ブザーが鳴る、または警告ランプが光る等が起こり、その警告を確認した場合は、被検体にもう一度乗り直してもらう。そして、図2(a)または(b)のように正確に乗れた場合は、被検体がどのセンサに乗っているのか検知された情報が制御装置14へ送られ、制御装置14内で右***の撮影の立ち位置か、左***の立ち位置かを判別する(ステップS4)。続いて、ステップS5で***のどの方向を撮影するのかを決定し、入力部7へ入力する。
その後、撮影台16に被検体の***を載せる(ステップS6)。続いて、ステップS7にて撮影台16に載置された***を、圧迫板電動操作用フットスイッチ8の操作により圧迫板15を下げて圧迫し、平坦に固定する。圧迫後、X線絞りが絞られて、被検体の***に合わせてX線の照射野を調節する。X線照射用ハンドスイッチ11のONボタンを押すと、X線の照射を開始する(ステップS8)。すなわち、X線の照射開始信号がX線照射用ハンドスイッチ11から発せられ、X線高電圧装置3に設定された照射量などの条件に基づき、X線が***Mへ向けて照射される。ステップS9にて、X線検出器17が***を透過したX線を検出し、デジタル収集装置2の画像処理装置13で対応する画像データが生成される。
さらに、生成された画像に、立ち位置センサ9によって検知された立ち位置の情報から判別された被検体の***の左右の情報及び撮影時にオペレータによって入力された撮影方向の情報が画像処理装置13で付帯される(ステップS10)。最終的に、ステップS11で、表示部10へ画像の一部に左右どちらの画像なのかを示す情報を付帯した状態で、左右の胸壁部をあわせるように表示される。
さらに、同じ***の部位を撮影する場合はステップS5に戻り撮影を続け、異なる***の部位を撮影する場合はステップS1から撮影することになる。
以上説明したように、本発明の実施例1においては、立ち位置センサ9を撮影装置1に接続し、立ち位置センサ9上に3種類のセンサを設け、その各センサの検知した情報によって左右を自動的に判別する。このような構成により、オペレータが撮影毎に左右のどちらを撮影するのかを入力する必要がなくなるため、無駄な手間がかからない。
また、このように、***の左右の情報をオペレータによって入力する必要が無いため、集団検診などで大人数を撮影する場合にも、オペレータの入力ミス等が起こらず、確実に***の左右を判別することが出来る。
さらに、身体に障害を持っている被検体の検査をする場合には、立ち位置センサ9を使用する非入力での判別から、オペレータの入力による判別へボタン一つで変更することが出来るため、余計な手間や時間かけずに簡単に切替えることが出来る。
さらに、立ち位置センサ9の反応が異常を示したときに、警告音や警告灯などによって、乗りなおしを促すことによって、確実に被検体を任意の場所に立たせることができ、誤った乗り方のまま検査に入ることを避けることが出来る。また、両足をセンサの上に乗せて識別をするため、より的確に***の左右を識別することが出来、確実に左右の***の情報を得ることが出来る。
図2乃至図5を参照して、実施例2を説明する。
なお、実施例2に係るマンモグラフィ装置の全体構成は図1とほぼ同様であり、その構成及び動作については実施例1にて説明したのでここでは省略する。
実施例2において、他の実施例と異なる点は、実施例1では、図2の(a)、(b)にあるように、立ち位置センサ9上のセンサが撮影装置1に対して左寄りに左センサ20、中央に中央センサ21、右寄りに右センサ21と3種類備えているのに対して、実施例3では図5の(a)、(b)にあるように、左センサ20と右センサ22の二つのセンサのみを有している点である。
実施例2における動作について、図4のフロー図を参照して説明する。まず、ステップS1として、被検体を立ち位置センサ9の上に立たせる。右***を撮影する場合は、図5(a)のように、撮影装置1に対して左センサ20に左足を乗せ、右足は立ち位置センサ9の中央スペースに乗せて立ってもらう。また、左***を撮影する場合は、図5(b)のように、撮影装置1に対して右センサ22に右足を乗せ、左足は立ち位置センサ9の中央のスペースに乗せて立ってもらう。センサには、圧力や接触または熱を検知するセンサが使用されており、図5にあるように、立ち位置センサ9に正しく乗れているかどうか検知され(ステップS2)、図8にあるような異常パターンの場合は、ステップS3にて、立ち位置センサ9によって検知された異常な信号が制御装置14へ送られ、制御装置14から警告が発せられ、装置本体もしくは撮影をする部屋に備えられた警告ブザーが鳴る、または警告ランプが光る等が起こり、その警告を確認した場合は、被検体にもう一度乗り直してもらう。そして、図5(a)または(b)のように正確に乗れた場合は、被検体がどのセンサに乗っているのかが検知された情報が制御装置14へ送られ、制御装置14内で右***の撮影の立ち位置か、左***の立ち位置かを識別する(ステップS4)。続いて、ステップS5で***のどの方向を撮影するのかを決定し、入力部7へ入力する。
その後、撮影台16に被検体の***を載せる(ステップS6)。続いて、ステップS7にて撮影台16に載置された***Mを、圧迫板電動操作用フットスイッチ8の操作により圧迫板15を下げて圧迫し、平坦に固定する。圧迫後、X線絞りが絞られて、被検体の***に合わせてX線の照射野を調節する。X線照射用ハンドスイッチ11のONボタンを押すと、X線の照射を開始する(ステップS8)。すなわち、X線の照射開始信号がX線照射用ハンドスイッチ11から発せられ、X線高電圧装置3に設定された照射量などの条件に基づき、X線が***Mへ向けて照射される。ステップS9にて、X線検出器17が***Mを透過したX線を検出し、デジタル収集装置2の画像処理装置13で対応する画像データが生成される。
さらに、生成された画像に、立ち位置センサ9によって検知された立ち位置の情報から判別された被検体の***の左右の情報及び撮影時にオペレータによって入力された撮影方向の情報が画像処理装置13で付帯される(ステップS10)。最終的に、ステップS11で、表示部10へ画像の一部に左右どちらの画像なのかを示す情報を付帯した状態で、左右の胸壁部をあわせるように表示される。
さらに、同じ***の部位を撮影する場合はステップS5に戻り撮影を続け、異なる***の部位を撮影する場合はステップS1から撮影することになる。
なお、実施例2では図5のように2つのセンサを使用しているが、図6のように、立ち位置センサ9の中央に足型30を描く等をしてもよい。
以上説明したように、本発明の実施例2においても、実施例1と同様に、立ち位置センサ9を撮影装置1に接続し、立ち位置センサ9上にセンサを設け、その各センサの検知した情報によって左右を自動的に識別する。このような構成により、オペレータが撮影毎に左右のどちらを撮影するのかを入力する必要がなくなるため、無駄な手間がかからない。
また、このように、***の左右をオペレータによって入力する必要が無いため、集団検診などで大人数を撮影する場合にも、オペレータの入力ミス等が起こらず、確実に***の左右を識別することが出来る。
さらに、身体に障害を持っている被検体の検査をする場合には、立ち位置センサ9を使用する非入力での判別から、オペレータの入力による判別へボタン一つで変更することが出来るため、余計な手間や時間かけずに簡単に切替えることが出来る。
さらに、立ち位置センサ9の反応が異常を示したときに、警告音や警告灯などによって、乗りなおしを促すことによって、確実に被検体を任意の場所に立たせることができ、誤った乗り方のまま検査に入ることを避けることが出来、確実に左右の***の情報を得ることが出来る。
さらに、実施例2では、片足のみ検知させることで左右を判別できるため、被検体が立ち位置センサ9の上に立つ場合に、両足で判別する場合に比べて被検体が簡単にセンサ上に足を合わせることが出来る。そのため、立ち位置センサ9での判別をよりスムーズに行うことが出来る。
さらに、立ち位置センサ9の中央に足型をかたどった模様が描かれていることによって、被検体が立ち位置センサ9にある2つのセンサに、誤って同時に足を置くことが避けられ、立ち位置の検知が異常パターンになることを防ぐことが出来る。
図2、図7乃至9を参照して、実施例3を説明する。
図7は、実施例3を説明するフロー図である。なお、実施例3に係るマンモグラフィ装置の全体構成は図1とほぼ同様であり、その構成及び動作については実施例1にて説明したのでここでは省略する。
実施例3において、実施例1、2と異なる点は、実施例1、2では予め***の部位及び方向の撮影順序を登録せずに撮影に入り、オペレータの任意の順序で撮影を行ったのに対し、実施例3では、予め***の部位及び方向の撮影順序が登録されている状態で撮影に入るという点である。
本発明の実施例3における動作について説明する。撮影に入る前に、オペレータは予め被検体の***の左右と方向の撮影順序を入力部7へ入力すると、入力信号に基づいて撮影順序が登録される。そして、ステップS21として、被検体を立ち位置センサ9の上に立たせる。右***を撮影する場合は、図2(a)のように、撮影装置1に対して左センサ20に左足を乗せ、中央センサ21に右足を乗せて立ってもらう。また、左***を撮影する場合は、図2(b)のように、撮影装置1に対して中央センサ21に左足を乗せて立ち、右センサ22に右足を乗せて立ってもらう。図2にあるように、立ち位置センサ9に正しく乗れているかどうか検知され(ステップS22)、図3にあるような異常パターンの場合は、ステップS23にて、立ち位置センサ9によって検知された異常な信号が制御装置14へ送られ、制御装置14から警告が発せられ、装置本体もしくは撮影をする部屋に備えられた警告ブザーが鳴る、または警告ランプが光る等が起こり、その警告を確認した場合は、被検体にもう一度乗り直してもらう。。そして、図2(a)または(b)のように正確に乗れた場合は、どのセンサに乗っているのかを検知し、検知した情報が制御装置14へ送られ、制御装置14内で右***の撮影の立ち位置か、左***の立ち位置かを判別する(ステップS24)。続いて、ステップ25で、立ち位置センサ9によって判別された***の左右が、予め登録されている撮影順序と合っているかどうか制御装置14で確認される。予め登録されていた撮影の順序と一致する***の部位の場合は、ステップ26aに進み、***のどの方向を撮影するのかを決定し、入力部7へ入力する。
また、予め登録されている撮影順序と一致しない***の部位の場合も、ステップ26bに進み、***のどの方向を撮影するのかを決定し、入力部7へ入力する。
その後、撮影台16に被検体の***を載せる(ステップS27a及びb)。続いて、ステップS28a及びbにて撮影台16に載置された***Mを、圧迫板電動操作用フットスイッチ8の操作により圧迫板15を下げて圧迫し、平坦に固定する。圧迫後、X線絞りが絞られて、被検体の***に合わせてX線の照射野を調節する。X線照射用ハンドスイッチ11のONボタンを押すと、X線の照射を開始する(ステップS29a及びb)。すなわち、X線の照射開始信号がX線照射用ハンドスイッチ11から発せられ、X線高電圧装置3に設定された照射量などの条件に基づき、X線が***Mへ向けて照射される。ステップS30a及びbにて、X線検出器17が***Mを透過したX線を検出し、デジタル収集装置2の画像処理装置13で画像データが生成される。
さらに、生成された画像に、立ち位置センサ9によって検知された立ち位置の情報から判別された被検体の***の左右の情報及び撮影時にオペレータによって入力された撮影方向の情報が画像処理装置13で付帯される(ステップS31a及びb)。
その後、ステップ32a及びbにて、制御装置14内に予め登録されている***の部位の撮影順序情報と実際に撮影されて***の左右及び方向の情報を持った画像とを画像処理装置13にて関連付けて記憶する。例えば、図9のように、登録されていた情報が最初に右***のCC続いてMLOを撮影し、さらに続いて左***のCC続いてMLOを撮影するという順序であるのに対し、実際に立ち位置センサ9で最初に識別された***が左***だった場合には、エラーを出さずに、そのまま撮影方向も入力し、撮影を続ける。その後、撮影された***の左右及び方向の情報が付帯された画像と予め登録されている***の左右及び方向の同じ条件の画像及び登録情報同士を関連付けて記憶・表示されるように画像処理装置13によって処理される。また、登録順序と撮影順序が異なる場合には、撮影順序に変更があったことを画像処理装置13にて画像に付帯してもよい。
最終的に、ステップS33a及びbで、表示部10へ画像の一部に左右どちらの画像なのかを示す情報を付帯した状態で、左右の胸壁部をあわせるように表示される。
さらに、同じ***の部位を撮影する場合はステップS25に戻り撮影を続け、異なる***の部位を撮影する場合はステップS1から撮影することになる。
以上説明したように、本発明の実施例3においても実施例1、2と同様に、立ち位置センサ9を撮影装置1に接続し、立ち位置センサ9上にセンサを設け、その各センサの検知した情報によって左右を自動的に判別する。このような構成により、オペレータが撮影毎に左右のどちらを撮影するのかを入力する必要がなくなるため、無駄な手間がかからない。
また、このように、***の左右をオペレータによって入力する必要が無いため、集団検診などで大人数を撮影する場合にも、オペレータの入力ミス等が起こらず、確実に***の左右を判別することが出来る。
さらに、身体に障害を持っている被検体の検査をする場合には、立ち位置センサ9を使用する非入力での判別から、オペレータの入力による判別へボタン一つで変更することが出来るため、余計な手間や時間かけずに簡単に切替えることが出来る。
さらに、立ち位置センサ9の反応が異常を示したときに、警告音や警告灯などによって、乗りなおしを促すことによって、確実に被検体を任意の場所に立たせることができ、誤った乗り方のまま検査に入ることを避けることが出来る。また、両足をセンサの上に乗せて識別をするため、より的確に***の左右を識別することが出来、確実に左右の***の情報を得ることが出来る。
さらに、実施例3では、予め撮影の順序を登録でき、さらに、その登録された情報と実際の撮影の順序が正しい場合、異なる場合に関わらず、登録されている情報と実際に撮影した画像の***の左右及び方向が一致するように関連付けて保存及び表示ができるので、被検体が立ち位置センサ9の立ち位置を左右逆に乗ってしまった場合にも、乗り直しをすることなく撮影を続けることが出来る。そのため、撮影の順序の情報が登録されていない場合と同様に、スムーズに撮影を進めることが出来る。
なお、実施例3は立ち位置センサ9のセンサの数を3つで説明したが、センサが2つの場合でも同様に実施することが出来る。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態に係るマンモグラフィ装置の構成を示す図。 本発明の実施例1及び3に係る立ち位置センサの構成を示す図。 本発明の実施例1及び3に係るセンサの反応に関するパターンを示す図。 本発明の実施例1及び2を説明するフロー図。 本発明の実施例2に係る立ち位置センサの構成を示す図。 本発明の実施例2に係る立ち位置センサの変形例の構成を示す図。 本発明の実施例3を説明するフロー図。 本発明の実施例2に係るセンサの反応に関するパターンを示す図。 本発明の実施例3に係る登録情報と画像の関連を示す図。
符号の説明
1 撮影装置
6 撮影部
7 入力部
9 立ち位置センサ
13 画像処理装置
14 制御装置
20 左センサ
21 中央センサ
22 右センサ

Claims (5)

  1. 装置本体に対する被検体の立ち位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段に基づいて、前記被検体の***の左右を判別する判別手段と、
    前記***に対してX線を照射して撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段によって撮影された前記被検体の***の医用画像データを生成する画像生成手段と、
    前記***の医用画像データに前記判別手段で判別された前記被検体の***の左右の情報を付帯する画像処理手段と、
    前記被検体の***の左右の情報に基づいて、前記画像データを表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とするマンモグラフィ装置。
  2. 前記検知手段は、前記被検体の立ち位置に設けた少なくとも3つのセンサであり、
    前記少なくとも3つのセンサのうち2つのセンサに足を乗せることで前記判別手段が前記被検体の***の左右を判別する請求項1記載のマンモグラフィ装置。
  3. 前記検知手段は、前記被検体の立ち位置に設けた2つのセンサであり、
    前記2つのセンサのうちどちらか一方に足を乗せることで前記判別手段が前記被検体の***の左右を判別する請求項1記載のマンモグラフィ装置。
  4. 前記検知手段は、圧力センサまたは接触センサまたは感熱センサであることを特徴とする請求項1記載のマンモグラフィ装置。
  5. 前記被検体の***の左右及び方向の撮影順序を登録する登録手段を有し、
    前記画像処理手段は、撮影された前記医用画像データの持つ前記被検体の***の左右及び方向の情報と、前記登録手段に登録された前記被検体の***の左右及び方向の情報を、前記***の左右及び方向の情報が同一の情報を関連付けて記憶することを特徴とする請求項1記載のマンモグラフィ装置。

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