JP2007288296A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が操作をしなくても、自動的にバックライトの点灯を制御できる、あるいは、自動的に操作入力部の入力を制御する携帯端末を提供する。
【解決手段】本発明に係る携帯端末は、表示部8と、表示部8のバックライト9と、人体が作用したことを検出する第1のセンサーである温度センサー11と、温度センサー11の検出結果に応じて、バックライト9の点灯を制御する制御部4とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、バックライト、あるいは、キーロックを有する携帯電話等の携帯端末に関する。
従来の携帯電話において、液晶ディスプレイに表示されるバッテリー残量や電波状況などのステータス情報を視認性よく確認するためには、バックライトを点灯させる必要がある。このためには、使用者が蓋を開ける操作、あるいは、操作キーの操作を行なう必要がある。また、操作キーの入力を無効にするキーロックを解除するためには、使用者がキーの長押し、または、スライドスイッチの設定切り替えなどを行なう必要がある。このように、従来の携帯電話では、使用者自ら操作する必要があり、使い勝手がよくなかった。
この問題を解決するために、光センサーを用いた携帯端末の発明がなされている。特許文献1では、光を検出する光センサーを備えており、光センサーで光を検出しない場合には、バックライトを消灯する携帯端末が記載されている。
特許文献2には、光センサーで検出した光量が所定の値よりも大きい場合に、自動的にバックライトを消灯して消費電力を抑え、さらに、キーロックを解除して操作性を向上させている。
特開平10−104572号公報 特開平9−107324号公報
特許文献1に記載の携帯端末では、暗い場所でバックライトを点灯するためには、使用者自らキー操作等を行なう必要がある。また、特許文献2に記載の携帯端末では、明るい場所でバックライトを消灯する制御を行なうため、明るい場所でバックライトを点灯させて、視認性よくステータス情報を確認するためには、使用者自らキー操作等を行なう必要がある。このため、使い勝手がよくないという問題がある。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたものであり、使用者が操作しなくても、必要なときに自動的にバックライトの点灯を制御する携帯端末、あるいは、自動的にキーロックの設定・解除を制御する携帯端末を得ることを目的とする。
請求項1に記載の携帯端末は、表示部と、前記表示部のバックライトと、人体が作用したことを検出する第1のセンサーと、前記第1のセンサーの検出結果に応じて、前記バックライトの点灯を制御する制御部とを備える。
この発明の携帯端末によれば、使用者が操作をしなくても、必要なときに自動的にバックライトの点灯を制御できる。これにより、消費電力を低減させるとともに、操作性を向上させることができる。
<実施の形態1>
本実施の形態では、本発明に係る携帯端末を携帯電話に用いているものとして説明する。図1は、本実施の形態に係る携帯電話の概観図である。図1に示すように、本実施の形態に係る携帯電話は、RF部を構成する電波送受信用アンテナ21と、バックライト付き液晶モジュール29と、図示しないバッテリーを1つのユニットとして構成されている。さらに、通話用マイク26と、受話音を出力するスピーカー25と、呼び出し音や音楽を鳴らすスピーカー30と、方向を指示するための方向キー28Aと、番号入力や文字入力に使用するテンキー28Bと、携帯電話の各種操作用のメニューキー28Cと、項目を決定するための決定キー28Dが設けられている。なお、ここでは、ストレート型筐体として図示しているが、折りたたみ型やスライド型の筐体であってもよい。
本発明に係る携帯電話は、人体が作用したことを検出する第1のセンサーを備える。本実施の形態では、第1のセンサーとして、使用者の接触によりその体温を検出する温度センサー11を用いる。ここでは、第1のセンサーは、温度センサー11が使用者の体温を検出した場合に、人体が作用したことを検出する。このため、以下では、第1のセンサーが人体が作用したことを検出することと、温度センサー11が使用者の体温を検出したことは同じ意味となる。この第1のセンサーには、温度センサー11以外に、例えば、接触センサー、タッチセンサー、圧力センサーなどを用いてもよい。
温度センサー11は、使用者の接触によりその体温を検出しやすい場所に配置する。例えば、側面付近または背面中央部などの手に触れやすい部分に配置する。図1では側面中央部に配置している。また、図では1つの温度センサー11を配置しているが、複数の温度センサー11を配置するようにしてもよい。
本実施の形態では、外部の光量を検出する第2のセンサーとして光センサー12をさらに備える。光センサー12は、携帯電話を使用する場合に手で覆われてしまうことを避けるため、側面中央部および背面中央部を避けた場所に配置する。図1では背面上部に配置しているが、これに限らず、例えば、表面の液晶画面の上部辺りにあってもかまわない。また、図では1つの光センサー12を配置しているが、複数の光センサー12を配置するようにしてもよい。
図1の携帯電話のブロック図を図2に示す。本実施の形態に係る携帯電話は、アンテナ1、送信部2、受信部3、制御部4、スピーカー5、マイク6、記憶部7、表示部8、バックライト9、操作入力部10、温度センサー11、光センサー12を備える。図1との対応は、電波送受信用アンテナ21がアンテナ1に対応し、通話用マイク26がマイク6に対応し、バックライト付き液晶モジュール29が表示部8とバックライト9に対応し、スピーカー25,30がスピーカー5に対応し、方向キー28Aとテンキー28Bとメニューキー28Cと決定キー28Dが操作入力部10に対応する。
アンテナ1は、携帯電話の基地局から電波信号を受け取る。また、アンテナ1は、送信部2から受け取る送信信号を電波信号として送信する。
送信部2は、制御部4から受け取った送信信号を所定の周波数を有する信号に変換し、アンテナ1に供給する。受信部3は、アンテナ1が受け取った電波信号を変換して、携帯電話内部において処理可能な受信信号を生成する。例えば、電波信号を周波数変調し、定められた周波数帯域の信号に基づいて受信信号を生成する。受信部3は、この変換生成した受信信号を制御部4に供給する。
制御部4は、受信部3から受け取った受信信号に基づいて、携帯電話の各構成要素を制御する。また、制御部4は、受信信号をディジタル信号に変換する手段を有する。さらに、制御部4は、受け取った受信信号が、音声通話の信号であるか、文字情報を有する電子メール信号であるか、または発着信を示す信号であるかを判断する手段を有する。
マイク6は、使用者から音声情報を受け取り、受け取った音声情報を電気信号に変換し、制御部4に供給する。制御部4は、受け取った電気信号を送信信号として送信部2に供給する。
記憶部7は、携帯電話を動作させるためのデータおよびプログラムを格納する。また、記憶部7は、制御部4が受け取った電子メール用のデータを格納している。記憶部7は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)を有している。例えば、RAMは携帯電話を動作させるためのデータおよびプログラムを格納しており、ROMは電子メール、電話帳、携帯電話の設定情報等を格納している。
制御部4は、受信部3および操作入力部10から受け取る信号に基づいて表示部8およびバックライト9を制御する。表示部8は、例えば、透過型液晶ディスプレイ、半透過型液晶ディスプレイなどの液晶ディスプレイ、あるいは、ELパネル(Electroluminesecent Panel)を用いたディスプレイなどを用いる。バックライト9は、表示部8を照らすものである。例えば、着信時に電話番号を表示する場合には、表示部8で電話番号を表示し、その表示をバックライト9を点灯させて照らす。
スピーカー5は、音声通話用の信号および記憶部7に格納されている音情報を音声に変換して出力する。制御部4は、スピーカー5に対応した音声通話用の信号を生成し、スピーカー5に供給する。また、制御部4は、記憶部7に格納されている音情報をスピーカー5に供給する。
操作入力部10は、例えば、操作キーやタブレットであり、使用者が操作することにより信号を入力することが可能となるものである。入力された信号は制御部4に供給される。例えば、音声発信をする場合、制御部4は、操作入力部10から受け取った信号に基づいて、送信するべきデータを所定の送信信号に変換する。この送信信号は、送信部2とアンテナ1を介して、送信信号として送信される。
携帯電話が、着信・送信・通話などの通信や操作を行なっていない待ち受け状態の場合、制御部4は、表示部8が表示しないように表示部8に制御信号を出力するとともに、バックライト9が消灯するようにバックライト9に制御信号を出力する。さらに、制御部4は、例えば数十ミリ秒から数秒の時間周期で、周期的に入力状態、検出信号を監視する。監視しているとき以外は、上記時間周期を計測する状態監視タイマーのみを動作させる状態(以下、スリープ状態)に入る。以上のようにして、電力消費を抑えている。
<論理和を条件とする制御>
制御部4は、状態監視タイマーによってスリープ状態から周期的に復帰すると、操作入力部10の入力状態、温度センサー11の体温検出、光センサー12の光検出をチェックする。光センサー12の光検出については、光センサー12が検出した光量が所定の値よりも大きいか小さいかが検出される。以下、「光を検出した」という記述は、光センサー12が検出した光量が所定の値よりも大きかったことを意味し、「光を検出しなかった」という記述は、光センサー12が検出した光量が所定の値よりも小さかったことを意味するものとする。制御部4は、操作入力部10の入力状態、温度センサー11および光センサー12の検出結果に応じて、記憶部7に保持しているプログラムによって後の動作を決定する。本実施の形態では、バックライト9の点灯を制御する。
操作入力部10で入力がなく、温度センサー11で体温検出もされず、さらに光センサー12で光検出もされずに、復帰条件を満たさなかった場合には、制御部4は、再び状態監視タイマーをセットしてスリープ状態に移行する。
操作入力部10で入力があった、または、温度センサー11で体温検出された、または、光センサー12で光検出された場合には、制御部4は、状態監視タイマーをストップさせる。そして、表示データに基づいて表示するように表示部8を制御し、バックライト9の点灯を制御する。こうして、制御部4は、温度センサー11が体温を検出し、または、光センサー12が光を検出する場合に、バックライト9を点灯させる制御、つまり、論理和を条件としてバックライト9を点灯する制御を行う。換言すれば、制御部4は、温度センサー11が体温を検出せず、かつ、光センサー12が光を検出しない場合に、バックライト9を消灯させる制御を行う。
以上からなる携帯電話の制御部4による制御を、図3のフローチャートに示す。まず、制御部4は、操作キーなどの操作入力部10で行なわれる操作(以下、キー操作)の有無を確認(ステップ41)する。
キー操作があった場合、キー操作に応じた処理を実施(ステップ43)するとともに、バックライト管理タイマーを初期化(ステップ45)してバックライト9を点灯(ステップ50)する。
キー操作が無かった場合、バックライト9の自動点灯モードが許可されているかをチェック(ステップ42)する。許可されている場合、光センサー12が検出した光量が所定の値よりも大きいかをチェック(ステップ44)する。検出した光量が所定の値よりも大きい場合には、バックライト9が点灯されているかをチェック(ステップ47)する。バックライト9が点灯中でなければ、キー操作ありの状態と同様に、バックライト管理タイマーを初期化(ステップ45)し、バックライト9を点灯する(ステップ50)。バックライト9が点灯中であれば、バックライト9の点灯時間が満了していないかをチェック(ステップ48)して、満了していない場合は点灯を続ける。満了している場合は、バックライト9を消灯する(ステップ49)。
光センサー12が検出した光量が所定の値よりも小さい場合は、温度センサー11が体温を検出しているかをチェック(ステップ46)する。体温を検出している場合には、バックライト9が点灯されているかをチェック(ステップ47)する。バックライト9が点灯中でなければ、キー操作ありの状態と同様に、バックライト管理タイマーを初期化(ステップ45)し、バックライト9を点灯する(ステップ50)。バックライト9が点灯中であれば、バックライト9の点灯時間が満了していないかチェック(ステップ48)して、満了していない場合には点灯を続ける。満了している場合は、バックライト9を消灯する(ステップ49)。
光が検出されず、体温も検出されなかった場合、あるいは、バックライト9の自動点灯モードが許可されていない場合には、バックライト9の点灯時間が満了していないかチェック(ステップ48)して、満了している場合は、バックライト9を消灯(ステップ49)する。
以上のような制御を行なうことで、鞄やバッグから携帯電話を取り出したときには、自動的にバックライト9を点灯させることができる。こうして、使用者が操作入力部10で操作を行わなくても、視認性よく時計表示やメール受信などのステータス情報を確認することができ、使い勝手が向上する。
また、論理和を条件としてバックライト9を点灯する制御を行うことにより、夜間などの暗い場所で光センサー12が光を検出しない場合であっても、温度センサー11が体温を検出した場合には、バックライト9が点灯される。こうして、操作性の向上を図ることができる。
<論理積を条件とする制御>
上記の場合には、制御部4は、温度センサー11が体温を検出し、または、光センサー12が光を検出する場合に、バックライト9を点灯させる制御、つまり、論理和を条件と同上する制御を行った。ここでは、制御部4は、温度センサー11が体温を検出し、かつ、光センサー12が光を検出する場合に、バックライト9を点灯させる制御、つまり、論理積を条件と同上する制御を行なう。換言すれば、制御部4は、温度センサー11が体温を検出せず、または、光センサー12が光を検出しない場合に、バックライト9を消灯させる制御を行う。
論理積を条件と同上する携帯電話の制御部4による制御を、図4のフローチャートに示す。ここでは、図3の論理和を条件とするフローと異なる部分のうち、主要な部分について説明する。制御部4は、バックライト自動点灯モードであるかをチェック(ステップ53)する。Yesの場合に、光センサー12の光検出(ステップ54)、および、温度センサー11の体温検出(ステップ55)をチェックする。光が検出され、さらに、体温も検出された場合にのみ、バックライト9が点灯しているかをチェック(ステップ56)する。バックライト9が点灯中でなければ、キー操作ありの状態と同様に、バックライト管理タイマーを初期化(ステップ57)してバックライト9を点灯(ステップ58)する。光が検出されず、または、体温が検出されない場合、バックライト9の点灯時間が満了していないかチェック(ステップ59)して、満了している場合は、バックライト9を消灯(ステップ60)する。
以上のような制御を行なうことで、鞄やバッグから携帯電話を取り出したときには、自動的にバックライト9を点灯させることができる。こうして、使用者が操作入力部10で操作を行わなくても、視認性よくステータス情報を確認することができ、使い勝手が向上する。
また、論理積を条件と同上する制御を行うことにより、鞄の中から携帯電話以外の物を取り出す際に、手が携帯電話に触れて体温を検出してしまった場合でも、明るさが十分ではないのでバックライト9は消灯される。また、周囲が明るい場合でも、使用者が携帯電話を手にせず体温を検出しない場合には、バックライト9は消灯される。こうして、消費電力の低減を図ることができる。
なお、本実施の形態では、論理和を条件と同上する制御、論理積を条件と同上する制御の両制御ともに、光検出の後に体温検出を行なっているが、その順序を入れ替えたものであってもよい。また、複数の温度センサー11、複数の光センサー12を備えている場合には、制御部4は、それら個々の検出結果に基づいて、体温を検出したか否かを総合的に判断するようにしてもよい。
<実施の形態2>
実施の形態1では、制御部4は、温度センサー11およびと光センサー12の検出結果に応じて、制御部4がバックライト9の点灯を制御した。本実施の形態では、制御部4は、温度センサー11および光センサー12の検出結果に応じて、操作入力部10の一部あるいは全ての入力を制御する。つまり、操作入力部10の入力を有効にする制御(以下、キーロックの解除)、および、操作入力部10の入力を無効にする制御(以下、キーロックの設定)を行なう。このような制御を行なう携帯電話について、以下説明する。なお、下記で説明しない構成については、実施の形態1に係る携帯電話の構成と同一であるものとする。
<論理和を条件とする制御>
制御部4は、待ち受け状態から周期的に復帰したときに、温度センサー11、および、光センサー12の検出状態をチェックする。そして、温度センサー11が体温を検出し、または、光センサー12が光を検出する場合に、キーロックを解除する。つまり、論理和を条件と同上する制御を行う。換言すれば、制御部4は、温度センサー11が体温を検出せず、かつ、光センサー12が光を検出しない場合に、キーロックを設定する。
本実施の形態に係る携帯電話の制御部4による制御を、図5のフローチャートに示す。主要なフローはバックライト9を点灯する制御と同じであるため、ここでは簡単に説明する。まず、制御部4は、キーロック自動設定・解除モードに設定されているかチェック(ステップ61)する。設定されている場合、光センサー12が検出した光量が所定の値よりも大きいかをチェック(ステップ62)する。光センサー12が検出した光量が所定の値よりも大きい場合には、キーロックを解除(ステップ65)する。光センサー12が検出した光量が所定の値よりも小さい場合には、温度センサー11が体温を検出しているかをチェック(ステップ63)する。体温を検出している場合には、キーロックを解除(ステップ65)する。光センサー12が光を検出せず、さらに、温度センサー11も体温を検出しない場合、キーロックの状態をチェック(ステップ64)する。キーロック解除状態である場合には、キーロックを設定(ステップ66)し、キーロック設定状態である場合には、その状態を維持する。
以上のような制御を行なうことで、鞄やバッグに入れたときには、体温検出し、さらに、光検出することはほとんどなく、自動的にキーロックが設定される。これにより、鞄やバッグの中に入れているときに操作キーが押されてしまっても、キーロック設定状態にあるため、誤作動を防止することができる。また、鞄やバッグから携帯電話を取り出したときには、操作をしなくても自動的にキーロックを解除することができる。こうして、使用者がキーの長押し等をする必要がなくなるため、使い勝手が向上する。
また、論理和を条件としてキーロックを解除する制御を行うことにより、夜間などの暗い場所で光センサー12が検出しない場合でも、温度センサー11が体温を検出する場合には、キーロックを解除する。こうして、操作性の向上を図ることができる。
<論理積を条件とする制御>
上記の場合には、制御部4は、温度センサー11が体温を検出し、または、光センサー12が光を検出する場合に、キーロックを解除する制御、つまり、論理和を条件と同上する制御を行った。ここでは、制御部4は、温度センサー11が体温を検出し、かつ、光センサー12が光を検出する場合に、キーロックを解除する制御、つまり、論理積を条件と同上する制御を行なう。換言すれば、制御部4は、温度センサー11が体温を検出せず、または、光センサー12が光を検出しない場合に、キーロックを設定する制御を行う。
論理積を条件と同上する携帯電話の制御部4による制御を、図6のフローチャートに示す。ここでは主要な制御について説明する。まず、制御部4は、キーロック自動設定・解除モードであるかをチェック(ステップ71)する。設定されている場合、光センサー12の光検出(ステップ72)、および、温度センサー11の体温検出(ステップ73)をチェックする。光が検出され、さらに、体温も検出される場合にのみ、キーロックを解除(ステップ74)する。光が検出されず、または、体温が検出されない場合、キーロックの状態をチェック(ステップ75)する。キーロック解除状態である場合には、キーロックを設定(ステップ76)し、キーロック設定状態である場合には、その状態を維持する。
以上のような制御を行なうことで、鞄やバッグから携帯電話を取り出したときには、操作をしなくても自動的にキーロックを解除することができる。こうして、使用者がキーの長押し等をする必要がなくなるため、使い勝手が向上する。
また、論理積を条件と同上する制御を行うことにより、鞄の中から携帯電話以外の物を取り出す際に、手が携帯電話に触れて体温を検出してしまった場合でも、明るさが十分ではないのでキーロックの設定を維持することができる。周囲が明るく、使用者が携帯電話を手にしておらず体温検出されていない場合には、キーロックの設定を維持することができる。こうして、消費電力の低減を図ることができる。
なお、本実施の形態では、論理和を条件と同上する制御、論理積を条件と同上する制御の両制御ともに、光検出の後に体温検出を行なっているが、その順序を入れ替えたものであってもよい。また、複数の温度センサー11、複数の光センサー12を備えている場合には、制御部4は、それら個々の検出結果に基づいて、体温を検出したか否かを総合的に判断するようにしてもよい。
次に、論理和を条件と同上する制御と、論理積を条件と同上する制御とを切り替える一例について説明する。図7は、本発明に係る携帯電話おいて、キーロック設定メニューを表示部8で表示した例である。
図7(a)は、設定メニューの表示例である。「設定」メニューは、図7(a)に示すように、「1.音/バイブ」、「2.ディスプレイ」、「3.ロック/セキュリティ」、「4.時計」、「5.文字入力」、「6.その他」等の項目を有する。
図7(b)は、操作入力部10で所定の入力を行い、上記項目のうち「3.ロック/セキュリティ」を選択した場合の表示例である。「ロック」メニューは、図7(b)に示すように、「1.ロック」、「2.シークレットモード」、「3.発信制限」、「4.暗証番号変更」、「5.自動キーロック設定」等の項目を表示する。
図7(c)は、操作入力部10で所定の入力を行い、上記項目のうち「5.自動キーロック設定」を選択した場合の表示例である。「自動キーロック設定」メニューは、図7(c)に示すように、「1.自動キーロック設定」「2.自動キーロック判定」「3.光レベル設定」「4.体温レベル設定」「5.キーロック判定優先度」等の項目を有する。
図7(d)は、操作入力部10で所定の入力を行い、上記項目のうち「2.自動キーロック判定」を選択した場合の表示例である。図7(d)に示すように、「光または体温」、「光かつ体温」を選択できるようになる。「光または体温」を選択した場合は、図5に示した論理和を条件とする制御で、キーロックの設定・解除を行い、「光かつ体温」を選択した場合は、図6に示した論理積を条件とする制御で、キーロック設定・解除を行なう。こうして、論理和を条件と同上する制御と、論理積を条件と同上する制御とを、切り替えることが可能となる。
なお、ここでは、キーロックの設定・解除について示したが、バックライト9の点灯についても、これと同様の表示を用いて制御を切り替えるようにしてもよい。
<実施の形態3>
これまでの実施の形態では、温度センサー11が人体の体温を検出した場合に、第1のセンサーが人体が作用したことを検出するとしてきた。しかし、寒い場所では、使用者の手の温度が低くなっている場合があり、温度センサー11に手が触れているのに、温度センサー11が体温を検出しない場合がある。その結果、人体が作用しているかについての検出が不正確になる場合がある。
そこで、本実施の形態では、温度センサー11とは別に、図示しない、外気温を検出する第3のセンサーをさらに備える。そして、温度センサー11が検出した体温が低い場合は、温度センサー11で検出した体温と第3のセンサーで検出される外気温との差(以下、温度差)を算出する。そして、温度差が所定の閾値を超えた場合に、第1のセンサーは人体が作用したことを検出するものとする。なお、体温が高い場合には、温度差が小さくなることも考えられるので、温度センサー11で検出した体温が所定の温度を超えているかを判定に用いる。また、第3のセンサーは、携帯電話において温度センサー11と別の場所に設けた温度センサーであってよい。あるいは、GPSを搭載して現在地の外気温をサーバーより取得する方法でもよい。
図8は、本発明に係る体温検出方法を示すフローチャートである。携帯電話に備わっている温度センサー11にて体温を検出(ステップ81)する。検出した体温が所定の温度以上であるかをチェック(ステップ82)し、所定の温度を超えている場合は、体温検出OK(ステップ85)とされる。所定の温度を超えていない場合は、外気温を測定(ステップ83)し、温度差が所定の閾値を超えているかをチェック(ステップ84)する。温度差が所定の閾値を超えた場合は、体温検出OK(ステップ85)、つまり人体が作用したことを検出する。温度差が所定の閾値を超えていない場合は、体温検出NG(ステップ86)、つまり人体が作用したことを検出しない。
このように制御することで、手の温度が低くなっているときでも、人体が作用していることについて検出精度の向上が見込める。なお、所定の温度、および、所定の閾値についての設定は、携帯電話内部での手動設定でもよく、携帯電話外部のネットワークを通じて自動で設定してもよい。
<実施の形態4>
以上の実施の形態では、人体が作用したことを検出する第1のセンサーである温度センサー11と、光センサー12を組み合わせて用いているが、光センサー12は必ずしも必須ではなく、本実施の形態では、温度センサー11のみを用いた制御を行なう。
<バックライトの点灯>
ここでは、制御部4は、温度センサー11が体温を検出した場合に、バックライト9を点灯させる。この制御を図3の一部(すなわちステップ44を省略する)を利用して簡単に説明する。まず、バックライト自動点灯モードであるかをチェック(ステップ42)する。次に、温度センサー11が体温を検出しているかをチェック(ステップ46)する。温度センサー11が体温を検出した場合には、バックライト9が点灯しているかをチェック(ステップ47)する。点灯中でなければキー操作ありの状態と同様に、バックライト管理タイマーを初期化(ステップ45)してバックライト9を点灯(ステップ50)する。温度センサー11が体温を検出しなかった場合には、バックライト9の点灯時間が満了していないかチェック(ステップ48)して、満了している場合は、バックライト9を消灯(ステップ49)する。
以上のような制御を行なうことで、鞄やバッグから携帯電話を取り出したときには、自動的にバックライト9を点灯させることができる。こうして、使用者が操作入力部10で操作を行なわなくても、視認性よくステータス情報を確認することができ、使い勝手が向上する。
<キーロックの設定>
ここでは、制御部4は、温度センサー11が体温を検出した場合に、操作入力部10の入力を有効にする、つまり、キーロックを解除する。この制御を、図5の一部(すなわちステップ62を省略する)を利用して簡単に説明する。まず、キーロック自動設定・解除モードであるかをチェック(ステップ61)する。次に、温度センサー11が体温を検出しているかをチェック(ステップ63)する。温度センサー11が体温を検出した場合には、キーロックを解除する(ステップ65)する。温度センサー11が体温を検出しなかった場合には、キーロックの状態をチェック(ステップ64)する。キーロック解除状態である場合には、キーロックを設定(ステップ66)し、キーロック設定状態である場合には、その状態を維持する。
以上のような制御を行なうことで、鞄やバッグに入れたときには、体温検出することはほとんどなく、自動的にキーロックが設定される。これにより、鞄やバッグの中に入れているときに操作キーが押されてしまっても、キーロック設定状態にあるため、誤作動を防止することができる。
以上のように、光センサー12を用いずに、バックライト9の点灯の制御、または、キーロックの設定の制御を行なうことができる
実施の形態1に係る携帯電話の概観図である。 実施の形態1に係る携帯電話のブロック図である。 実施の形態1に係る携帯電話の制御を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る携帯電話の制御を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る携帯電話の制御を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る携帯電話の制御を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る携帯電話の表示部における表示例を示す図である。 実施の形態3に係る携帯電話の体温検出を示すフローチャートである。
符号の説明
1 アンテナ、2 送信部、3 受信部、4 制御部、5 スピーカー、6 マイク、7 記憶部、8 表示部、9 バックライト、10 操作入力部、11 温度センサー、12 光センサー、21 電波送受信用アンテナ、25,30 スピーカー、26 通話用マイク、28A 方向キー、28B テンキー、28C メニューキー、28D 決定キー、29 バックライト付き液晶モジュール。

Claims (12)

  1. 表示部と、
    前記表示部のバックライトと、
    人体が作用したことを検出する第1のセンサーと、
    前記第1のセンサーの検出結果に応じて、前記バックライトの点灯を制御する制御部とを備える、
    携帯端末。
  2. 前記制御部は、人体が作用したことを前記第1のセンサーが検出した場合に、前記バックライトを点灯させる制御を行う、
    請求項1に記載の携帯端末。
  3. 外部の光量を検出する第2のセンサーをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記第1および第2のセンサーの検出結果に応じて、前記バックライトの点灯を制御する、
    請求項1に記載の携帯端末。
  4. 前記制御部は、
    人体が作用したことを前記第1のセンサーが検出し、かつ/または、前記第2のセンサーが検出した光量が所定の値より大きい場合に、前記バックライトを点灯させる制御を行う、
    請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記制御部は、
    人体が作用したことを前記第1のセンサーが検出せず、かつ/または、前記第2のセンサーが検出した光量が所定の値より小さい場合に、前記バックライトを消灯させる制御を行う、
    請求項3に記載の携帯端末。
  6. 使用者の操作により信号を入力することが可能な操作入力部と、
    人体が作用したことを検出する第1のセンサーと、
    前記第1のセンサーの検出結果に応じて、前記操作入力部の入力を制御する制御部とを備える、
    携帯端末。
  7. 前記制御部は、人体が作用したことを前記第1のセンサーが検出した場合に、前記操作入力部の入力を有効にする制御を行う、
    請求項6に記載の携帯端末。
  8. 外部の光量を検出する第2のセンサーをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記第1および第2のセンサーの検出結果に応じて、前記操作入力部の入力を制御する、
    請求項6に記載の携帯端末。
  9. 前記制御部は、
    人体が作用したことを前記第1のセンサーが検出し、かつ/または、前記第2のセンサーが検出した光量が所定の値より大きい場合に、前記操作入力部の入力を有効にする制御を行う、
    請求項8に記載の携帯端末。
  10. 前記制御部は、
    人体が作用したことを前記第1のセンサーが検出せず、かつ/または、前記第2のセンサーが検出した光量が所定の値より小さい場合に、前記操作入力部の入力を無効にする制御を行う、
    請求項8に記載の携帯端末。
  11. 前記第1のセンサーは、
    使用者の接触によりその体温を検出する温度センサーを含む、
    請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の携帯端末。
  12. 外気温を検出する第3のセンサーをさらに備え、
    前記第1のセンサーが検出した前記体温と、前記第3のセンサーが検出した前記外気温との差が所定の閾値を超えた場合に、人体が作用したことを検出する、
    請求項11に記載の携帯端末。
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