JP2007284075A - 袋体開口装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動力を使用することなく且つ良好な品質を確保した状態で多品種少量の袋詰め製品を製造し得るようにした袋体開口装置を提供する。
【解決手段】回動可能な縦軸に取付けられた半円カム6及び袋体開口治具7を備えた揺動枠1と、袋体開口治具8を備えた固定枠4と、揺動枠1が回動する際に当接する半円カム6を略180度回転させる半円カム回転治具10とを備え、揺動枠1が固定枠4に近接するよう回動する際には、半円カム6の回転により袋体開口治具7の袋体付着面を袋体開口治具8の袋体付着面に対向するよう回転させ、揺動枠1が固定枠4から離反するよう回動する際には、半円カム6の回転により袋体開口治具7の袋体付着面を袋体開口治具8の袋体付着面に対向しない側に向くよう回転させるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は袋体開口装置に関する。
近年、多品種少量の袋詰め製品を製造することを要求されることがある。袋詰め製品の製造には、従来から包装装置が使用されており、包装装置には袋体開口装置が必要である。而して、従来の包装装置は少品種多量の袋詰め製品を製造するためのものが多いため、袋体開口装置で開口する袋体は種類も少なくて良い。しかるに、多品種少量生産の場合は、袋体の種類が種々であるため、従来の包装装置を使用する場合でも袋体に対応して、袋体開口装置の部品を交換したりする必要が生じ、従って、従来の包装装置をそのまま多品種少量の袋詰め製品の製造に適用することには無駄が多い。
このため、多品種少量の袋詰め製品を製造する包装装置において、この要請に適した袋体開口装置を提供することが検討されているが、多品種少量の袋詰め製品を製造する場合にも、袋体開口装置では、袋体の供給、開口等の一連の作業は、駆動装置を用い、動力を使用して機械部品を駆動することにより行なわれることが考えられる。
なお、多品種少量の袋詰め製品に適用できそうな袋体開口装置を用いた包装装置としては、特許文献1がある。特許文献1でも、袋体開口部での袋体の開口は動力を利用して駆動している。
特開平9−2421号公報
しかし、従来は多品種少量の袋詰め製品に適した袋体開口装置はないうえ、装置の駆動は動力により行なっているため、省エネルギ上不利であり、又、動力により駆動される機械部品(例えば、ラックアンドピニオン)が摩擦により磨耗したような場合、磨耗粉は、充填物と共に開口部から袋内に侵入する虞があり、袋詰め製品の品質の悪化を招来する。
本発明は、上記実情に鑑み、動力を使用することなく且つ良好な品質を確保した状態で多品種少量の袋詰め製品を効率良く製造し得るようにした袋体開口装置を提供することを目的としてなしたものである。
本発明の袋体開口装置は、枢支された軸体に取付けられたカム及び該軸体に取付けられた第一の袋体開口治具を備えた揺動枠と、付着面が前記揺動枠側に向いた第二の袋体開口治具を備えた固定枠と、前記揺動枠が回動する際に当接する前記カムを略180度回転させるカム回転治具とを備え、前記揺動枠が固定枠に近接するよう回動する際には、前記カム回転治具に当接するカムの回転により軸体を介して第一の袋体開口治具の袋体付着面が第二の袋体開口治具の袋体付着面に対向するよう、第一の袋体開口治具を回転させ、前記揺動枠が固定枠から離反するよう回動する際には、前記カム回転治具に当接するカムの回転により軸体を介し第一の袋体開口治具の袋体付着面が第二の袋体開口治具の付着面に対向しない側に向くよう、第一の袋体開口治具を回転させるように構成したものである。
又、本発明の袋体開口装置は、袋体が付着された第一の袋体開口治具が第二の袋体開口治具に所定位置まで近接するよう揺動枠が固定枠に向けて回動した際には、第一、第二の袋体開口治具に袋体が付着され、袋体が第一、第二の袋体開口治具に付着された状態で揺動枠が固定枠から離反するよう回動した際には、袋体が開口するよう構成されているものである。
本発明の請求項1、2に記載の袋体開口装置によれば、袋体の材質、サイズ等の種類がある程度替っても、同一の装置で対応することが可能であるため、多品種少量生産の場合もコストをかけることなく容易に袋詰め作業を行なうことが可能となり、又、操作は作業員が手動で行なうことができるため、動力が不要で省エネルギに貢献でき、更に、機械部品の磨耗は殆どないため、袋体内に金属粉末等の異物が侵入することがなく、良好な品質を確保することができる等、種々の優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図7は本発明の実施の形態の一例である。図中、1は軸受2に回転可能に支持されている水平軸3に固設された、正面形状が逆L形状の揺動枠である。揺動枠1は垂線Lを基準として前方F及び後方Rへ揺動し得るようになっている。
4は揺動枠1が垂直状態から傾斜して前方Fへ来た際に当該揺動枠1が対向して位置するようにした、正面形状が逆L形状の固定枠である。固定枠4は垂直状態よりも、揺動枠1から離反する前方F側へ傾斜している。
揺動枠1の水平部材1aの先端部には、水平部材1aを上下に貫通するように回転可能な縦軸5が設けられており、縦軸5の上端には、半円カム6が取付けられている。又、縦軸5の下端には、ウレタンエラストマ等の粘着プラスチック製の袋体開口治具7が取付けられている。而して、揺動枠1が固定枠4から離反して後方R側へ所定角度の傾斜状態にある場合は、半円カム6の円弧状先端部は、水平部材1aの固定枠4側の面よりも固定枠4側に突出しており、袋体開口治具7は、水平部材1aの固定枠4から離反した面よりも固定枠4から離反する側へ突出している(図1、図3参照)。
固定枠4の水平部材4aにおける先端部の揺動枠1側に向いた面には、ウレタンエラストマ等の粘着プラスチック製の袋体開口治具8が取付けられている。而して、袋体開口治具8の袋体付着面は揺動枠1側に向いている。
揺動枠1の揺動範囲の中間部には、揺動枠1の水平部材1a及び固定枠4の水平部材4aの先端部側に位置するよう、枠体9が設置されており、枠体9には、揺動枠1の水平部材1aにおける先端部側の面、すなわち、固定枠4の水平部材4aにおける先端部側の面に、揺動枠1が揺動する際の半円カム6の揺動軌跡に沿うよう、ウレタンエラストマ等の粘着プラスチック製の半円カム回転治具10が取付けられている。
揺動枠1が最も固定枠4から離反した位置における揺動枠1の近傍には、揺動枠1の傾斜角度に合わせて袋体収納容器11が設けられている。袋体収納容器11内には複数枚の袋体13を収納し得るようになっており、揺動枠1が揺動して袋体収納容器11に最も近接した場合には、袋体開口治具7の袋体付着面には、最上層の袋体13が付着し得るようになっている。なお、図中、12は揺動枠1を揺動させるための把手である。又、袋体収納容器11に収納された袋体は、揺動枠1の傾斜角度と略等しい角度に傾斜し且つ上端側に開口が位置するように配置されている。
次に、上記図示例の作動を説明する。
袋詰め作業に際しては、揺動枠1は、例えば半円カム回転治具10と袋体収納容器11との間の中間位置に停止している。そこで、作業員は、把手12を持って揺動枠1を図1の反時計方向D1へ回動させる。而して、揺動枠1が最も袋体収納容器11に近接すると、揺動枠1に設けられている袋体開口治具7には、袋体収納容器11に収納されている最上層の袋体13が、当該袋体13の上端部近傍において付着する。
袋体13が揺動枠1の袋体開口治具7に付着したら、作業員は把手12を持って揺動枠1を図1の時計方向D2へ回動させる。而して、揺動枠1が回動して、揺動枠1に設けてある半円カム6が半円カム回転治具10に到達すると、半円カム6の半円カム回転治具10に対向した径方向端部が半円カム回転治具10に当接する(図7の仮想線イ参照)。
このため、更に揺動枠1を図1の時計方向D2へ回動させると、半円カム6は半円カム回転治具10と接触している結果、半円カム6は摩擦により半円カム回転治具10から回転力を受け、縦軸5と共に回転する。従って、半円カム6は徐々に位置を代え(図7の仮想線ロ参照)、半円カム回転治具10の固定枠4側端部において、元の位置から略180度回転する(図7の仮想線ハ参照)。又、袋体開口治具7は縦軸5に取付けられているため、半円カム6が180度回転すると、袋体開口治具7も180度回転して、その袋体付着面は固定枠4側に向き、固定枠4に取付けられている袋体開口治具8の袋体付着面に向いた状態になる。
半円カム回転治具10が図7の仮想線ハに示すように当初の位置から180度回転した後、更に揺動枠1を図1の時計方向へ回動させると、袋体13は、袋体開口治具7に付着している面とは反対側の面において袋体開口治具8に付着する(図1、図3の揺動枠1の仮想線ニ参照)。
袋体13の両面が袋体開口治具7,8の袋体付着面に付着したら、作業員は把手12を介して揺動枠1を図1の反時計方向D1へ回動させる。この場合、袋体13は袋体開口治具7,8の両方に付着しており、袋体開口治具7は反時計方向D1へ移動するが、袋体開口治具8は固定されているため、袋体13の袋体開口治具7側は引っ張られ、その結果、袋体13は開口する(図1の揺動枠1の仮想線ホ参照)。
袋体13が所定の状態に開口したら作業員は、揺動枠1を停止させ、袋体13内に内容物を充填する。袋体13に内容物が充填されたら、作業員は内容物の充填された袋体13を手で引っ張って袋体13の袋体開口治具7,8から剥し、揺動枠1を図1の反時計方向D1へ回動させて次の袋体13を袋体開口治具7に付着させ、次の袋詰め作業を行なう。揺動枠1が反時計方向D1へ回動する際には、半円カム6は半円カム回転治具10に当接しながら揺動枠1と共に移動するため、揺動枠1が時計方向D1へ回動する場合とは反対方向へ180度回転する。このため、半円カム6及び袋体開口治具7は元の位置に戻る。
本図示例によれば、袋体の種類が替っても、同一の装置で袋体を開口することが可能であるため、多品種少量生産の場合もコストをかけることなく容易に袋詰め作業を行なうことが可能となり、又、操作は作業員が手動で行なうことができるため、動力が不要で省エネルギに貢献できる。更に、機械部品の磨耗は殆どないため、袋体内に金属粉末等の異物が侵入することがなく、良好な品質を確保することができる。
なお、本発明の袋体開口装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の袋体開口装置の側面図である。 図1のII−II方向矢視図である。 図2のIII−III方向矢視図である。 図1のIV−IV方向矢視図である。 図4のV−V方向矢視図である。 図5のVI−VI方向矢視図である。 本発明の袋体開口装置において、揺動枠に設けた半円カムが回転して向きを変えて行く状態を説明するための拡大平面図である。
符号の説明
1 揺動枠
4 固定枠
5 縦軸(軸体)
6 半円カム(カム)
7 袋体開口治具(第一の袋体開口治具)
8 袋体開口治具(第二の袋体開口治具)
9 枠体
10 半円カム回転治具(カム回転治具)
13 袋体

Claims (2)

  1. 枢支された軸体に取付けられたカム及び該軸体に取付けられた第一の袋体開口治具を備えた揺動枠と、袋体付着面が前記揺動枠側に向いた第二の袋体開口治具を備えた固定枠と、前記揺動枠が回動する際に当接する前記カムを略180度回転させるカム回転治具とを備え、前記揺動枠が固定枠に近接するよう回動する際には、前記カム回転治具に当接するカムの回転により軸体を介して第一の袋体開口治具の袋体付着面が第二の袋体開口治具の袋体付着面に対向するよう、第一の袋体開口治具を回転させ、前記揺動枠が固定枠から離反するよう回動する際には、前記カム回転治具に当接するカムの回転により軸体を介し第一の袋体開口治具の袋体付着面が第二の袋体開口治具の袋体付着面に対向しない側に向くよう、第一の袋体開口治具を回転させるように構成したことを特徴とする袋体開口装置。
  2. 袋体が付着された第一の袋体開口治具が第二の袋体開口治具に所定位置まで近接するよう揺動枠が固定枠に向けて回動した際には、第一、第二の袋体開口治具に袋体が付着され、袋体が第一、第二の袋体開口治具に付着された状態で揺動枠が固定枠から離反するよう回動した際には、袋体が開口するよう構成されている請求項1に記載の袋体開口装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014189321A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Kita Nippon Electric Cable Co Ltd 袋体の開口保持装置
JP2015000728A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 ホンダ太陽株式会社 袋開口装置

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