JP2007281878A - デジタルデータ受信機及びデジタルデータ受信機における出力データ選択方法 - Google Patents

デジタルデータ受信機及びデジタルデータ受信機における出力データ選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数系統からの入力を合成又は選択する複数のダイバーシチ部の出力の中から、最適な出力を選択することを可能とするデジタルデータ受信機及びデジタルデータ受信機における出力データ選択方法を提供することを目的とする。
【解決手段】第1受信信号を出力する第1受信部(10、20、30)と、第2受信信号を出力する第2受信部(12、22、32)と、第1出力信号を出力する第1ダイバーシチ部(40)と、第1出力信号とは異なった第2出力信号を出力する第2ダイバーシチ部(42)と、第1出力信号の状態を検出する第1状態検出部(50、70)と、第2出力信号の状態を検出する第2状態検出部(52、70)と、第1及び第2状態検出部における検出結果に基づいて、第1及び第2出力信号の何れか一方を選択する選択部(80、82)を有することを特徴とするデジタルデータ受信機。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルTV等のデジタルデータ受信機及びデジタルデータ受信機における出力データ選択方法に関するものである。
チューナ部と復調部の組み合わせを2系統有し、ダイバーシチ合成部で2系統からの信号を合成して1つの表示部に出力するデジタル放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1)。
さらに、チューナ部と復調部の組み合わせを2系統有し、2つの系統からの信号をそれぞれ個別に出力するダブルチューナ受信モードと2つの系統からの信号を合成して出力するダイバーシチ受信モードを受信状態に応じて切り換えるデジタル放送受信装置が知られている(例えば、特許文献2)。
さらに、チューナ部と復調部の組み合わせを2系統有し、一方の系統で番組を視聴しつつ、他方の系統で記録メディアに記録することを可能とするデジタル放送受信装置が知られている(特許文献3)。
特開2005−117226号公報(図1) 特開2004−343210号公報(図1) 特開2003−125302号公報(第3頁)
しかしながら、従来例では、複数系統からの入力を合成するダイバーシチ合成部を1つのみ有していたので、合成方法が限定されていた。このため、状況に応じた合成方法を適宜、迅速に選択することは困難であった。
そこで、本発明は、複数系統からの入力を合成又は選択する複数のダイバーシチ部の出力の中から、最適な出力を選択することを可能とするデジタルデータ受信機及びデジタルデータ受信機における出力データ選択方法を提供することを目的とする。
本発明に係るデジタルデータ受信機は、第1受信信号を出力する第1受信部と、第2受信信号を出力する第2受信部と、第1受信信号と第2受信信号の何れか一方を選択又は第1受信信号と第2受信信号を合成して第1出力信号を出力する第1ダイバーシチ部と、第1受信信号と第2受信信号の何れか一方を選択又は第1受信信号と第2受信信号を合成して、第1出力信号とは異なった第2出力信号を出力する第2ダイバーシチ部と、第1出力信号の状態を検出する第1状態検出部と、第2出力信号の状態を検出する第2状態検出部と、第1及び第2状態検出部における検出結果に基づいて、第1及び第2出力信号の何れか一方を選択する選択部を有することを特徴とする。
また、本発明に係るデジタルデータ受信機は、第1受信信号を出力する第1受信部と、第2受信信号を出力する第2受信部と、第1受信信号と第2受信信号の何れか一方を選択又は第1受信信号と第2受信信号を合成して第1出力信号を出力する第1ダイバーシチ部と、第1受信信号と第2受信信号の何れか一方を選択又は第1受信信号と第2受信信号を合成して、第1出力信号とは異なった第2出力信号を出力する第2ダイバーシチ部と、一定期間における第1出力信号の状態を検出する第1状態検出部と、一定期間における第2出力信号の状態を検出する第2状態検出部と、一定期間において、第1出力信号及び第2出力信号又は第1出力信号及び第2出力信号に基づく第1及び第2データを記憶する記憶部と、第1及び第2状態検出部における検出結果に基づいて、記憶部に記憶された第1及び第2出力信号又は第1及び第2データの何れか一方を選択する選択部を有することを特徴とする。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機では、第1及び第2ダイバーシチ部における第1受信信号と第2受信信号との合成は、最大比合成によって行われることが好ましい。また、第1及び第2ダイバーシチ部の両方で最大比合成を行う場合には、異なった種類の最大比合成を行うように設定することが好ましい。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機では、第1及び第2状態検出部は、訂正エラー信号、BER信号、CNR信号、又はデコードエラー信号を用いて、第1及び第2出力信号の状態を検出することが好ましい。これらの信号に基づいて、出力信号の状態を検出するように構成した。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機では、デジタルデータ受信機の外部環境の変化を検知する外部環境検知部と、外部環境検知部による外部環境の変化に応じて、第1又は第2ダイバーシチ部の動作を変化させる制御部をさらに有することが好ましい。外部環境の変化に対応して、第1及び第2ダイバーシチ部における動作を変化させて、より状況に応じた最適な信号を出力できるように構成した。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機では、外部環境検知部は、デジタルデータ受信機の搭載される車両が走行している道路の種類又は車速を検知することが好ましい。
外部環境検知部の一例を示したものである。
本発明に係るデジタルデータ受信機における出力データ選択方法は、第1受信部において第1受信信号を出力し、第2受信部において第2受信信号を出力し、第1ダイバーシチ部において、第1受信信号と第2受信信号の何れか一方を選択又は第1受信信号と第2受信信号を合成して第1出力信号を出力し、第2ダイバーシチ部において、第1受信信号と第2受信信号の何れか一方を選択又は第1受信信号と第2受信信号を合成して、第1出力信号とは異なった第2出力信号を出力し、第1出力信号の状態を検出し、第2出力信号の状態を検出し、第1及び第2状態検出部における検出結果に基づいて、第1及び第2出力信号の何れか一方を選択するステップを有することを特徴とする。
本発明に係るデジタルデータ受信機及びデジタルデータ受信機における出力データ選択方法によれば、複数系統からの入力を合成又は選択する複数のダイバーシチ部の出力信号の中から、最適な出力信号を選択することができるので、状況に応じて最適な出力を迅速に提供することができ、エラーの発生を低減することができた。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機及びデジタルデータ受信機における出力データ選択方法によれば、特に記憶部を更に有する場合には、ダイバーシチ部からの出力信号を切り換える際のエラー発生をも低減させることができた。
以下図面を参照して、本発明に係るデジタルデータ(放送)受信機及びデジタルデータ受信機における出力データ選択方法について説明する。
本発明に係るデジタルデータ受信機は、日本の地上デジタルテレビ放送に対応した受信機である。地上デジタルテレビ放送では、1チャンネル分の帯域を13個のセグメントに分割し、そのうちの12セグメントを固定サービス(家庭用の一般向け)用とし、残りの1セグメントを携帯サービス(移動体受信端末)用に割り付けている。固定サービスではデータ圧縮方式としてMPEG2方式を採用し、携帯サービスではデータ圧縮方式としてH.264方式(MPEG−4Part10としても知られる映像圧縮方式の一つ)(又はMPEG4方式)を採用している。固定サービス向けの符号化デジタルデータは、MPEG2方式で符号化されたものであって、高品質であるが、ビットレートが高いことからノイズ耐性が弱く、放送局からの距離が長くなると、良好な受信が困難となる場合がある。これに対して、携帯サービス向けの符号化デジタルデータは、H.264方式(又はMPEG4方式)で符号化されたものであって、MPEG2方式に比べるとビットレートが低いため、ノイズ耐性が強く、放送局からの距離がより長くなっても良好に受信することが可能となる。
図1は、本発明に係わるデジタルデータ受信機100の概要を示すブロック図である。
デジタルデータ受信機100は、第1及び第2チューナ部10及び12、第1及び第2検波部20及び22、第1及び第2FFT(Fast Fourier Transform)部30及び32、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42、第1及び第2OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調部50及び52、第1及び第2多重分離部60及び62、デコード部70、音声切換部80、映像切換部82、音声処理部90、映像処理部92、制御部102、I/O106、及びシステムバス108等から構成した。
また、デジタルデータ受信機100は、第1アンテナ110、第2アンテナ112、複数の車載スピーカを含む音声出力部120、車載用の液晶ディスプレイを含む表示部130、デジタルデータ受信機100が搭載される車両の車速情報及び走行道路情報(一般道路か高速道路かを示す)を少なくとも出力するナビゲーション装置140、リモコン190等と接続した。なお、デジタルデータ受信機100に、前述した第1及び第2アンテナ110及び112、音声出力部120、表示部130、ナビゲーション装置140、リモコン150の何れか1つ又は複数を含むように、また何れか1つ又は複数に含まれるように構成されても良い。なお、第1アンテナ110、第2アンテナ112としては、あらゆるタイプ、例えば車両に用いられるフィルムタイプのアンテナを利用することができる。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機100を、車に搭載した場合について説明するが、本発明に係るデジタルデータ受信機100は、車載用に限定的に利用されるものではなく、携帯電話等の携帯用の情報機器、住宅用のデジタルテレビ又は車以外の他の移動手段に搭載されるデジタルテレビにも適用可能である。なお、その場合、ナビゲーション装置140は必ずしも必要が無い場合があり得る。
デジタルデータ受信機100は、表示部130及び/又はリモコン150に設けられた各種入力装置(ボタン、タッチパネル等)からの操作入力によって制御されるように構成した。
車両のフロント側に取り付けられた第1アンテナ110及び車両のリア側に取り付けられた第2アンテナ112で受信された信号は、それぞれ第1チューナ部10及び第2チューナ部20で同調され、第1検波部20及び第2検波部22を介して第1FFT部30及び第2FFT部32へ入力される。第1FFT部30及び第2FFT部32で、フーリエ変換された信号は、それぞれ第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42に入力される。なお、第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42の動作については後述する。即ち、デジタルデータ受信機100は、第1チューナ部10、第1検波部20及び第1FFT部30から構成される第1系統と、第2チューナ部12、第2検波部22及び第2FFT部32から構成される第2系統を有し、第1系統及び第2系統からの信号が、それぞれ第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42へ入力される構成となっている。
第1検波部20は、AGC(Auto Gain Control)回路を内蔵し、受信信号が所望の受信レベルになるように、第1チューナ部10をフィードバック制御するための第1Sレベル信号を出力している。同様に、第2検波部22も、AGC回路を内蔵し、受信信号が所望の受信レベルになるように、第2チューナ部12をフィードバック制御するための第2Sレベル信号を出力している。制御部102は、システムバス108を介して、前記第1及び第2Sレベル信号を、それぞれ第1系統及び第2系統の受信状況を示す信号として取得することができるように構成されている。
第1及び第2ダイバーシチ部40及び42は、第1及び第2FFT部20及び22からの信号を最大比合成して出力したり、制御部102からの制御信号に応じて一方を選択して出力したり、予め設定された一方の信号のみを出力したりすることができるように構成されている。第1及び第2ダイバーシチ部40及び42がどのように動作するかは、制御部102によって設定される。
第1OFDM復調部50は、第1ダイバーシチ部40からの出力信号に対して、同期処理、検波処理、誤り訂正処理等を行って、TS(Transport Stream)パケット信号を出力する。同様に、第2OFDM復調部52は、第2ダイバーシチ部42からの出力信号に対して、同期処理、検波処理、誤り訂正処理等を行って、TSパケット信号を出力する。第1及び第2OFDM復調部40及び42は、誤り訂正処理によって誤り訂正を行うことができなかったことを示す第1及び第2訂正エラー信号(例えば、リードソロモン信号)を、システムバス108を介して制御部102に送信する。さらに、第1及び第2OFDM復調部40及び42は、TSパケットのヘッダ部に含まれるCRC(Cyclic Redundancy Check)コードを利用して、伝送上のビット・エラーを検出し、予め定められた閾値をビット・エラーが超えた場合には、第1及び第2BER(Bit Error Ratio)信号を、システムバス108を介して制御部102に送信する。さらに、第1及び第2OFDM復調部40及び42は、第1及び第2CNR(Carrier to Noise Ratio)信号を、システムバス108を介して制御部102に送信する。即ち、制御部102は、第1及び第2OFDM復調部40及び42から受信する、第1及び第2訂正エラー信号、第1及び第2BER信号、第1及び第2CNR信号に基づいて受信状況を判断することができる。
第1多重分離部60は、第1OFDM復調部50からのTSパケット信号を分離して、音声に関するTSパケットを第1音声デコーダ72、映像に関するTSパケットを第1映像デコーダ74へ出力する。同様に、第2多重分離部62は、第2OFDM復調部52からのTSパケット信号を分離して、音声に関するTSパケットを第2音声デコーダ76、映像に関するTSパケットを第1映像デコーダ78へ出力する。また、第1及び第2多重分離部60及び62は、固定サービス向け(MPEG2方式)と携帯サービス向け(H.264方式又はMPEG4方式)に分けて、それぞれTSパケット信号を出力するように構成することも可能である。さらに、第1及び第2多重分離部60及び62は、EPG(番組案内情報)データ等に対応するTSパケット信号を出力するように構成することも可能である。
第1及び第2音声デコーダ72及び76は、受信したTSパケット信号をデコードし、第1及び第2音声デジタルデータを生成して音声切換部80へそれぞれ出力する。また、第1及び第2映像デコーダ74及び78は、受信した受信したTSパケット信号をデコードし、第1及び第2映像デジタルデータを生成して映像切換部80へそれぞれ出力する。なお、本実施形態では、第1音声デコーダ72、第1映像デコーダ74、第2音声デコーダ76及び第2映像デコーダ78をまとめてデコード部70と呼ぶ。また、各デコーダ72〜78は、それぞれの機能を有する個別の電子回路として構成されても良いし、それぞれの機能をソフトウエア的に達成するハードウエア的には1つのデコーダ装置であっても良い。さらに、各デコーダ72〜78において、エラーによってデコードを行うことができなかった場合には、各デコーダからデコードエラー信号が、システムバス108を介して制御部102へ出力されるように構成されている。
ところで、デコード部70が、第1及び第2多重分離部60及び62から受信したTSパケットに含まれるデータをデコードして、EPG(番組案内情報)データ等を生成し、システムバス108を介して、制御部102へ生成データを出力するように構成しても良い。この場合、制御部102は、EPGデータ等によって、受信中の放送番組種別を判断することができる。
音声切換部80は、第1及び第2音声デコーダ72及び76からの第1及び第2音声デジタルデータ内の一方を出力するように切換を行い、一方の音声デジタルデータを音声処理部90へ出力する。映像切換部82は、第1及び第2映像デコーダ74及び78からの第1及び第2映像デジタルデータ内の一方を出力するように切換を行い、一方の映像デジタルデータを映像処理部90へ出力する。音声切換部80及び映像切換部82における切換処理は、制御部102からの制御信号に基づいて行われる。切換処理の詳細については後述する。
音声処理部90では、受信した音声デジタルデータのアナログデータへの変換、音量の調整、映像データとのタイミング調節等を行い、音声出力部(例えば、複数の車載スピーカ)へ出力する。
映像処理部92では、受信した映像デジタルデータの画像サイズ(例えば、SD:720×480画素、HD:1920×1080画素、720P:1280×720画素、QCIF:176×144画素、QVGA:320×240画素、16:9サイズ:320×180画素等)を、表示部130の画面サイズ(例えば、800×640画素)に合うようにサイズ変更したり、データ放送用のグラフィックデータと映像データを合成したりする処理を行って、表示部130へ出力する。
制御部102は、CPU、RAM及びROM等を含んで構成され、予めインストールされているプログラムにしたがって動作し、システムバス108と接続されている各要素の制御を行う。また、制御部102は、第1及び第2検波部20及び22からの第1及び第2Sレベル信号、第1及び第2OFDM復調部50及び52からの第1及び第2訂正エラー信号、第1及び第2BER信号、第1及び第2CNR信号、デコーダ部70からのデコードエラー信号、ナビゲーション装置140からの車速情報及び走行道路情報等の一部又は全てに基づいて、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42の動作切換と、音声切換部80及び映像切換部82の切換制御を行う。
図2は、ダイバーシチ部の動作を説明するための図である。
図2(a)は、第1ダイバーシチ部40が、第1FFT部30からの信号を第1OFDM復調部50へ出力し、第2ダイバーシチ部42が、第1FFT部30からの信号と第2FFT部32からの信号を最大比合成して、第2OFDM復調部52へ出力する場合を示している。図2(a)の場合では、第1及び第2チューナ部10及び12が、同じ放送チャンネルに同調されている。なお、第2ダイバーシチ部42では、同じ放送チャンネルの受信信号が最大比合成されることによって、より感度のより受信信号を得ることができる。第2ダイバーシチ部42における最大比合成では、フーリエ変換された第1及び第2FFT部30及び32からの信号を周波数毎に重み付けして合成し、最大比合成された信号を生成する。一般的に、最大比合成をすることによって、受信感度が3dBアップする。
したがって、図2(a)の場合、第1OFDM復調部50からは、第1系統による信号が選択されて出力され、第2OFDM復調部52からは、第1系統及び第2系統による信号が合成されて出力されている。
図2(a)において、第1ダイバーシチ部40で選択され、第1OFDM復調部50から出力される信号は、高速走行中に走行方向に放送局の放送アンテナがある場合に、高速走行時のドップラーシフトを考慮して、フロント側に配置された第1アンテナ110から最適な信号が得られやすい構成となっている。また、第2ダイバーシチ部42で選択され、第2OFDM復調部52から出力される信号は、一般道路を低速で走行する場合に、特に電波の弱い状況で、最適な信号が得られやすい構成となっている。即ち、図2(a)の場合、一般道路を、低速から高速まで幅広い速度で走行する場合に、第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42の何れかからは最適な信号が得られやすい構成となっている。
図2(b)は、第1ダイバーシチ部40が、図2(a)と同じであり、第2ダイバーシチ部42は、第2FFT部32からの信号を第2OFDM復調部52へ出力する場合を示している。図2(b)の場合でも、第1及び第2チューナ部10及び12が、同じ放送チャンネルに同調されている。
したがって、図2(b)の場合、第1OFDM復調部50からは、第1系統による信号が出力され、第2OFDM復調部52からは、第2系統による信号が出力されている。
図2(b)において、第1ダイバーシチ部40で選択され、第1OFDM復調部50から出力される信号は、高速走行中に走行方向に放送局の放送アンテナがある場合に、高速走行時のドップラーシフトを考慮して、フロント側に配置された第1アンテナ110から最適な信号が得られやすい構成となっている。また、第2ダイバーシチ部42で選択され、第2OFDM復調部52から出力される信号は、高速走行中に走行方向とは反対の方向に放送局の放送アンテナがある場合に、高速走行時のドップラーシフトを考慮して、リア側に配置された第2アンテナ112から最適な信号が得られやすい構成となっている。即ち、図2(b)に示すように、第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42を動作させた場合には、高速道路を走行する場合に、第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42の何れかからは最適な信号が得られやすい構成となっている。
図3は、本発明に係るデジタルデータ受信機100における制御フローの一例を示す図である。
図3に示す制御フローは、主に、デジタルデータ受信機100の制御部102が、予めインストールされたプログラムに従い、デジタルデータ受信機100の各要素と連携して、所定タイミングで繰り返し実行する。また、デジタルデータ受信機100は、電源がONされ、各種機能が動作可能な状況であるものとする。さらに、第1ダイバーシチ部40は、図2(a)及び(b)に示すように、第1FFT部30からの信号を第1OFDM復調部50へ出力するように設定されているものとする。
最初に、制御部102は、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42にどのような機能を持たせるかに関してユーザによる強制設定がなされているか否かの判断を行う(S1)。ユーザによる強制設定は、表示部130及び/又はリモコン150に設けられた各種入力装置(ボタン、タッチパネル等)からの操作入力によって、行うことが可能に構成されている。
S1おいて、強制設定がなされていない場合には、制御部102は、ナビゲーション装置140からの情報を外部環境情報として取得し、現在車両が走行している道路が、一般道路であるか高速道路であるかを判断する(S2)。
S2において、現在車両が走行している道路が一般道路であると判断された場合、制御部102は、第2のダイバーシチ部42を図2(a)に示すように、第2ダイバーシチ部42が、第1FFT部30からの信号と第2FFT部32からの信号を最大比合成して、第2OFDM復調部52へ出力するように設定する。この結果、前述したように、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42は、図2(a)で説明したように設定され、一般道路を、低速から高速まで幅広い速度で走行する場合に、第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42の何れかからは最適な信号が得られやすい構成に設定される。
S2において、現在車両が走行している道路が高速道路であると判断された場合、制御部102は、第2のダイバーシチ部42を図2(b)に示すように、第2ダイバーシチ部42が、第2FFT部32からの信号を第2OFDM復調部52へ出力するように設定する。この結果、前述したように、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42は、高速道路を走行する場合に、第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42の何れかからは最適な信号が得られやすい構成に設定される。
S1において、ユーザによる強制設定がある場合には、ユーザによって設定された図2(a)及び2(b)に示した何れか一方に、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42が設定される(S5)。
次に、制御部102は、S3、S4又はS5の何れか一つによって設定された第1ダイバーシチ部40から出力される信号に基づいて、第1OFDM復調部50から出力される第1訂正エラー信号(例えば、リードソロモン信号)の有無を、第1ダイバーシチ部40から出力される信号の状態を検知する信号として取得する(S6)。
また、制御部102は、S3、S4又はS5の何れか一つによって設定された第2ダイバーシチ部42から出力される信号に基づいて、第2OFDM復調部52から出力される第2訂正エラー信号(例えば、リードソロモン信号)の有無を、第2ダイバーシチ部42から出力される信号の状態を検知する信号として取得する(S7)。
次に、制御部102は、第1訂正エラー信号及び第2訂正エラー信号に基づいて、より状態の良い信号を決定する(S8)。具体的には、制御部102は、訂正エラー信号が発生されていない方の信号を選択する。両方とも訂正エラー信号が発生している場合、両方とも訂正エラー信号が発生してていない場合には、例えば、第2ダイバーシチ部42から出力される信号を選択するように決定を行う。
次に、制御部102は、決定された信号が音声出力部120及び表示部130へ出力されるように、音声切換部80及び映像切換部82を制御し(S9及びS10)、一連の制御フローを終了する。
このように制御することによって、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42から出力される信号の内、第1及び第2状態信号に基づいて、より良好な信号が選択されるので、走行状態に関わらず、常に適切な信号に基づく音声及び映像を提供することが可能となった。
図3の制御フローでは、ナビゲーション装置140からの情報を外部環境情報として利用して、車両が走行中の道路の種類を判断したが、例えば、車両の速度を検知する速度メータからの情報に基づいて車両が走行中の道路の種類を判断するように構成しても良い。また、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42の動作の切換えを、他の外部環境情報、例えば、走行場所(山間部、都市部)、走行時間(昼、夜)等に応じて行うように制御しても良い。
図3の制御フローでは、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42から出力される信号の状態を示す情報として、第1及び第2OFDM復調部50及び52から出力される第1及び第2訂正エラー信号を利用した。しかしながら、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42から出力される信号の状態を示す情報として、第1及び第2OFDM復調部50及び52からの第1及び第2訂正エラー信号、第1及び第2BER信号、第1及び第2CNR信号、デコーダ部70からのデコードエラー信号の一部又は全部を利用することができる。
なお、第2ダイバーシチ部42を図2(a)に示すモードから図2(b)に示すモードに切り換えるタイミングは、第1ダイバーシチ部40からの信号が選択され、第2ダイバーシチ部42からの信号に基づいて音声及び映像の出力がなされていない時に行われるように制御されることが好ましい。
図4は、本発明に係わる他のデジタルデータ受信機200の概要を示すブロック図である。
図4において、図1と同様の構成には、同じ番号を付している。図4に示すデジタルデータ受信機200と図1に示すデジタルデータ受信機100との差異は、デジタルデータ受信機200が記憶部210を有している点である。記憶部210は、デコーダ部70から出力される第1及び第2音声デジタルデータと、第1及び第2映像デジタルデータを一時的に記憶するバッファの機能を果たす。
また、図4における第1及び第2OFDM復調部の動作も、図2に示すものと同様である。
図5は、記憶部の機能を説明するための図である。
図5において、図5(a)は第1OFDM復調部50から出力される第1訂正エラー信号を示し、図5(b)は第1映像デコーダ74から出力される第1映像デジタルデータを示し、第5(c)は第2OFDM復調部52から出力される第2訂正エラー信号を示し、図5(d)は第2映像デコーダ78から出力される第2映像デジタルデータを示している。
図5に示すように、期間T(例えば、10秒間)内に発生する累計訂正エラー信号に基づいて、期間T後に、第1及び第2OFDM復調部の何れかからの信号を選択する。また、訂正エラー信号を累計する期間Tの間は、デコーダ部から出力されるデジタルデータを記憶部210に記録し、信号選択後再生する。図5の例では、第1訂正エラー信号の方が多く発生しているため(図5(a)参照)、第1OFDM復調部50からの信号の状態は良好でないと判断し、時刻t1〜t2の間録画記録した、第1OFDM復調部50からの信号に基づく第1映像デジタルデータ(図5(b)参照)と第2OFDM復調部52からの信号に基づく第2映像デジタルデータ(図5(d)参照)の内、第2OFDM復調部52からの信号に基づく第2映像デジタルデータを、時刻t3〜t4で再生することとした。
なお、図5では、映像デジタルデータについて説明したが、音声デジタルデータについても同様である。
図6は、本発明に係る他のデジタルデータ受信機200における制御フローの一例を示す図である。
図6に示す制御フローにおける、S11〜S15は、図3に示すS1〜S5と同様であるので、説明を省略する。なお、図6に示す制御フローは、少なくとも、後述する期間T間隔で繰り返し実行される。
制御部102は、S13、S14又はS15の何れか一つによって設定された第1ダイバーシチ部40から出力される信号に基づいて、第1OFDM復調部50から出力される第1訂正エラー信号(例えば、リードソロモン信号)の有無を、一定期間(例えば期間T、図5(a)参照)、第1ダイバーシチ部40から出力される信号の状態を検知する信号として取得する(S16)。
また、制御部102は、S13、S14又はS15の何れか一つによって設定された第2ダイバーシチ部42から出力される信号に基づいて、第2OFDM復調部52から出力される第2訂正エラー信号(例えば、リードソロモン信号)の有無を、一定期間(例えば期間T、図5(c)参照)、第2ダイバーシチ部42から出力される信号の状態を検知する信号として取得する(S17)。
なお、第1及び第2訂正エラー信号を累計する一定期間に、デコーダ部70から出力される第1及び第2音声デジタルデータと、第1及び第2映像デジタルデータは、記憶部210に一時記憶される。
次に、制御部102は、一定期間(例えば、期間T)における累計第1訂正エラー信号及び累計第2訂正エラー信号に基づいて、より状態の良い信号を決定する(S18)。累計訂正エラー信号が両方とも同じ場合には、例えば、第2ダイバーシチ部42から出力される信号を選択するように決定を行う。
次に、制御部102は、記憶部210から出力された一時記憶された第1及び第2音声デジタルデータの内、S18で決定された信号が音声出力部120へ出力されるように音声切換部80を制御し(S19)、記憶部210から出力された一時記憶された第1及び第2映像デジタルデータの内、S18で決定された信号が表示部130へ出力されるように映像切換部82を制御し(S20)、一連の制御フローを終了する。
このように制御することによって、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42から出力される信号の内、一定期間内の第1及び第2状態信号に基づいて、より良好な信号が選択されるので、走行状態に関わらず、常に適切な信号に基づく音声及び映像を提供することが可能となった。さらに、記憶部210によって、第1及び第2音声デジタルデータと、第1及び第2映像デジタルデータを一時記憶しているので、出力データの切換えをスムーズに行うことが可能となった。
図7は、ダイバーシチ部の他の動作を説明するための図である。
図2において、説明した動作以外にも、以下に示すように第1及び第2ダイバーシチ部40及び42の動作を行うように設定することができる。
図7(a)は、第1ダイバーシチ部40が、第1FFT部30からの信号と第2FFT部32からの信号の内、受信感度の良い方の信号を選択して、第1OFDM復調部50へ出力し、第2ダイバーシチ部42が、第1FFT部30からの信号と第2FFT部32からの信号を最大比合成して、第2OFDM復調部52へ出力する場合を示している。図2(a)の場合では、第1及び第2チューナ部10及び12が、同じ放送チャンネルに同調されている。第1ダイバーシチ部40における信号選択は、第1検波部10からの第1Sレベル信号と第2検波部12からの第2Sレベル信号に基づいて、制御部102が制御する。なお、第2ダイバーシチ部42では、同じ放送チャンネルの受信信号が最大比合成されることによって、より感度のより受信信号を得ることができる。第2ダイバーシチ部42における最大比合成では、フーリエ変換された第1及び第2FFT部30及び32からの信号を周波数毎に重み付けして合成し、最大比合成された信号を生成する。
したがって、図7(a)の場合、第1OFDM復調部50からは、第1系統と第2系統の内受信状態が良い系統による信号が選択されて出力され、第2OFDM復調部52からは、第1系統及び第2系統による信号が合成されて出力されている。
図7(a)において、第1ダイバーシチ部40で選択され、第1OFDM復調部50から出力される信号は、一般道路を高速で走行する場合に、高速走行時のドップラーシフトを考慮して、フロント側に配置された第1アンテナ110及びリア側に配置された第2アンテナ112から最適な信号が得られやすい構成となっている。また、第2ダイバーシチ部42で選択され、第2OFDM復調部52から出力される信号は、一般道路を低速で走行する場合で、特に電波の弱い状況で、最適な信号が得られやすい構成となっている。即ち、図7(a)に示すように、第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42を機能させた場合には、一般道路を走行する場合に、第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42の何れかからは最適な信号が得られやすい構成となっている。
図7(b)は、第1ダイバーシチ部40が、第1FFT部30からの信号を第1OFDM復調部50へ出力し、第2ダイバーシチ部42が、第2FFT部32からの信号を第2OFDM復調部52へ出力する場合を示している。図7(b)の場合でも、第1及び第2チューナ部10及び12が、同じ放送チャンネルに同調されている。
したがって、図7(b)の場合、第1OFDM復調部50からは、第1系統による信号が出力され、第2OFDM復調部52からは、第2系統による信号が出力されている。
図7(b)において、第1ダイバーシチ部40で選択され、第1OFDM復調部50から出力される信号は、高速走行中に走行方向に放送局の放送アンテナがある場合に、高速走行時のドップラーシフトを考慮して、フロント側に配置された第1アンテナ110から最適な信号が得られやすい構成となっている。また、第2ダイバーシチ部42で選択され、第2OFDM復調部52から出力される信号は、高速走行中に走行方向とは反対の方向に放送局の放送アンテナがある場合に、高速走行時のドップラーシフトを考慮して、リア側に配置された第2アンテナ112から最適な信号が得られやすい構成となっている。即ち、図7(b)に示すように、第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42を機能させた場合には、高速道路を走行する場合に、第1ダイバーシチ部40及び第2ダイバーシチ部42の何れかからは最適な信号が得られやすい構成となっている。
図3又は図6に示す制御フローにしたがって、車両が現在走行している道路が、一般道路か高速道路かに応じて、図7(a)(一般道路用)と図7(b)(高速道路用)となるように、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42を設定することができる。
上記の実施形態では、第1及び第2ダイバーシチ部40及び42の動作及びその切換えについて、図2及び図7を用いて説明したが、これらは一例であって、これらに限定されるものではない。例えば、第2ダイバーシチ部42を第1の最大比合成方法から、第1の最大比合成方法とはパラメータを異ならせた第2の最大比合成方法に切り換えるように設定することも可能である。
また、上記の実施形態では、2つのアンテナからの受信信号を用いた例について説明したが、2つ以上であれば、さらに多くの受信経路が存在しても、本発明を適用することが可能である。例えば、4本のアンテナとそれぞれに接続された2つのダイバーシチ部を有するデジタルデータ受信機に本発明を適用することができる。
さらに、上記の実施形態では、2つのダイバーシチ部を有するデジタルデータ受信機について、さらには2つのダイバーシチ部の動作を切り換えることについて説明したが、ダイバーシチ部は、2つの限定されるものではなく、3以上であっても良い。
本発明に係わるデジタルデータ受信機100の概要を示すブロック図である。 ダイバーシチ部の動作を説明するための図である。 本発明に係るデジタルデータ受信機100における制御フローの一例を示す図である。 本発明に係わる他のデジタルデータ受信機200の概要を示すブロック図である。 (a)は第1OFDM復調部50から出力される第1訂正エラー信号を示し、(b)は第1映像デコーダ74から出力される第1映像デジタルデータを示し、(c)は第2OFDM復調部52から出力される第2訂正エラー信号を示し、(d)は第2映像デコーダ78から出力される第2映像デジタルデータを示す図である。 本発明に係る他のデジタルデータ受信機200における制御フローの一例を示す図である。 ダイバーシチ部の他の動作を説明するための図である。
符号の説明
10 第1チューナ部
12 第2チューナ部
40 第1ダイバーシチ部
42 第2ダイバーシチ部
50 第1OFDM復調部
52 第2OFDM復調部
70 デコード部
80 音声切換部
82 映像切換部
102 制御部
110 第1アンテナ
112 第2アンテナ
120 音声出力部
130 表示部
140 ナビゲーション部
150 リモコン
210 記憶部

Claims (3)

  1. 第1受信信号を出力する第1受信部と、
    第2受信信号を出力する第2受信部と、
    前記第1受信信号と前記第2受信信号の何れか一方を選択又は前記第1受信信号と前記第2受信信号を合成して第1出力信号を出力する第1ダイバーシチ部と、
    前記第1受信信号と前記第2受信信号の何れか一方を選択又は前記第1受信信号と前記第2受信信号を合成して、前記第1出力信号とは異なった第2出力信号を出力する第2ダイバーシチ部と、
    前記第1出力信号の状態を検出する第1状態検出部と、
    前記第2出力信号の状態を検出する第2状態検出部と、
    前記第1及び第2状態検出部における検出結果に基づいて、前記第1及び第2出力信号の何れか一方を選択する選択部と、
    を有することを特徴とするデジタルデータ受信機。
  2. 第1受信信号を出力する第1受信部と、
    第2受信信号を出力する第2受信部と、
    前記第1受信信号と前記第2受信信号の何れか一方を選択又は前記第1受信信号と前記第2受信信号を合成して第1出力信号を出力する第1ダイバーシチ部と、
    前記第1受信信号と前記第2受信信号の何れか一方を選択又は前記第1受信信号と前記第2受信信号を合成して、前記第1出力信号とは異なった第2出力信号を出力する第2ダイバーシチ部と、
    一定期間における前記第1出力信号の状態を検出する第1状態検出部と、
    前記一定期間における前記第2出力信号の状態を検出する第2状態検出部と、
    前記一定期間において、前記第1出力信号及び前記第2出力信号又は前記第1出力信号及び前記第2出力信号にそれぞれ基づく第1データ及び第2データを記憶する記憶部と、
    前記第1及び第2状態検出部における検出結果に基づいて、前記記憶部に記憶された前記第1及び第2出力信号又は前記第1及び第2データの何れか一方を選択する選択部と、
    を有することを特徴とするデジタルデータ受信機。
  3. デジタルデータ受信機における、データ選択方法において、
    第1受信部において第1受信信号を出力し、
    第2受信部において第2受信信号を出力し、
    第1ダイバーシチ部において、前記第1受信信号と前記第2受信信号の何れか一方を選択又は前記第1受信信号と前記第2受信信号を合成して第1出力信号を出力し、
    第2ダイバーシチ部において、前記第1受信信号と前記第2受信信号の何れか一方を選択又は前記第1受信信号と前記第2受信信号を合成して、前記第1出力信号とは異なった第2出力信号を出力し、
    前記第1出力信号の状態を検出し、
    前記第2出力信号の状態を検出し、
    前記第1及び第2状態検出部における検出結果に基づいて、前記第1及び第2出力信号の何れか一方を選択する、
    ステップを有することを特徴とする出力データ選択方法。
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