JP2007279440A - ハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法 - Google Patents

ハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パターンの寸法に応じて適切な光透過率をハーフトーン膜に対して与えることが可能なハーフトーン型位相シフトマスクを提供すること
【解決手段】透光性基板11の、遮光パターンが形成される部分、及び半遮光パターンが形成される部分に設けられたハーフトーン膜12と、ハーフトーン膜12のうち、遮光パターンが形成される部分にあるハーフトーン膜12上に設けられた遮光膜13とを備える。半遮光パターンは、ハーフトーン膜12からなる第1の半遮光パターン、及び第1の半遮光パターンよりも寸法が小さいハーフトーン膜12からなる第2の半遮光パターンを含み、ハーフトーン膜12のうち、遮光パターンが形成される部分、及び第2の半遮光パターンの部分が第1の光透過率を有し、第1の半遮光パターンの部分が第1の光透過率と異なる第2の光透過率を有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、フォトマスク及びその製造方法に係わり、特に、ハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法に関する。
近年、半導体製造プロセスに用いられているフォトリソグラフィ工程での課題が顕著になりつつある。半導体デバイスの微細化が進むに連れ、フォトリソグラフィ工程での微細化に対する要求が高まっている。既に、最先端のデバイスの設計ルールはハーフピッチ(hp)=45nmにまで微細化し、液浸露光と偏光照明を組み合わせた露光により何とか微細化に対応している。このような中、従来最適とされていたハーフトーンマスクの光透過率6%がhp=50nm以下の微細パターンでは最適では無くなり、hp=45nmのパターンでは2%以下というもっと低い光透過率が最適であることが非特許文献1に示されている。
これは、マスクを通過した回折光の0次回折光と1次回折光の強度バランスがマスクの立体構造の影響を受け崩れてしまったためで、寸法が小さくなるにつれ0次回折光の強度が相対的に弱くなってしまうことに起因する。ハーフトーン型位相シフトマスクは0次回折光と1次回折光の強度がほぼ等しくなるところで最も効果を発揮する。この0次回折光と1次回折光の強度比が最適になる透過率が、微細パターンでは寸法が小さくなるにつれ低くなるのである。
ところが、hp=45nmの集積回路パターン(本明細書ではデバイスパターンと呼ぶ)を持つ半導体集積回路装置を製造するフォトマスクにおいても、hp=45nmのパターン領域も存在すれば、hp=45nmよりも大きいパターン領域も存在する。これは、フォトマスク面内のデバイスパターンの寸法によってハーフトーンパターンの最適な光透過率が異なる、という事情が生じることを示唆する。
ところで、レベンソン型位相シフトマスクにおいては、特許文献1にあるように、開口部の寸法により開口部の光透過率が異なる(一般的に波長と同程度の寸法では小さい開口部ほど光透過率が小さくなる現象は良く知られている)ため、もっとも光透過率が小さくなる微細パターンに合わせて開口部の大きい領域の光透過率を下げる方法が開示されている。
T. Sato, et al., "Impact of polarization for an attenuated phase shift mask with ArF hyper-NA lithography, Proceedings of SPIE vol.5754 pp1063-1069 特開平6−118614号公報
この発明は、パターンの寸法に応じて適切な光透過率をハーフトーン膜に対して与えることが可能なハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法を提供する。
この発明の第1態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクは、遮光パターン、及び半遮光パターンを備えるハーフトーン型位相シフトマスクであって、透光性基板と、前記透光性基板の、前記遮光パターンが形成される部分、及び前記半遮光パターンが形成される部分に設けられたハーフトーン膜と、前記ハーフトーン膜のうち、前記遮光パターンが形成される部分にある前記ハーフトーン膜上に設けられた遮光膜と、を備え、前記半遮光パターンは、前記ハーフトーン膜からなる第1の半遮光パターン、及び前記第1の半遮光パターンよりも寸法が小さい前記ハーフトーン膜からなる第2の半遮光パターンを含み、前記ハーフトーン膜のうち、前記遮光パターンが形成される部分、及び前記第2の半遮光パターンの部分が第1の光透過率を有し、前記第1の半遮光パターンの部分が前記第1の光透過率と異なる第2の光透過率を有する。
この発明の第2態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法は、遮光パターン、及び半遮光パターンを備えるハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法であって、透光性基板上に積層されたハーフトーン膜と遮光膜とを少なくとも備えるマスクブランクスを用意する工程と、前記マスクブランクスに、前記ハーフトーン膜、及び前記遮光膜の積層からなる遮光パターンと、前記ハーフトーン膜からなる第1の半遮光パターン、及び前記ハーフトーン膜からなり、前記第1の半遮光パターンよりも寸法が小さい第2の半遮光パターンを含む半遮光パターンと、を形成する工程と、前記ハーフトーン膜のうち、前記第1の半遮光パターンの部分の光透過率を選択的に、前記遮光パターンが形成される部分及び前記第2の半遮光パターンの部分の光透過率と変える工程とを具備する。
この発明によれば、パターンの寸法に応じて適切な光透過率をハーフトーン膜に対して与えることが可能なハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法を提供できる。
この発明の実施形態は、従来のレベンソン型位相シフトマスクの事情とは異なる事情に鑑みて為されたもので、前述の如くハーフトーン型位相シフトマスクにおける0次回折光と1次回折光の強度をそろえるためにハーフトーン膜の光透過率をパターンの寸法に応じて変化させる手法を提供するものである。
この発明の実施形態は、基本的に、例えば、2%程度の光透過率を有するハーフトーンマスクブランクスに、透過率を上げたい領域(最終的に大きなパターンが形成される領域)が開口部となったマスクパターン(一例はレジストパターン)を形成し、該マスクパターンをマスクに用いて遮光膜をエッチングしてハーフトーン膜を露呈させ、露呈したハーフトーン膜に光透過率を調整する処理を施すことで、マスク面内のハーフトーン膜の光透過率を部分的に6%程度に上げる。
その後、新たなマスクパターン(一例はレジストパターン)を形成し、通常のフォトマスク形成プロセスに従ってハーフトーンパターンを形成することで、低い光透過率が最適な微細パターン領域は低い光透過率を有し、高い光透過率が最適な大きなパターン領域は高い光透過率を有することができる。
このようなハーフトーン型位相シフトマスクを利用すれば、例えば、hp=45nm以下という極微細な回路パターンと、hp=45nmを超える回路パターンとを含む半導体集積回路装置を歩留り良く製造することが可能となる。
さらに、以下に説明する光透過率を調整する処理は、いずれも通常のマスクプロセス装置において実施可能な処理であり、上記ハーフトーン型位相シフトマスクを簡便に製造することを可能とする。
さらに、フォトマスクには、ウェーハ露光時における漏れ光を抑えるために遮光帯部が設けられる。遮光帯部はハーフトーン膜と遮光膜との積層構造からなり、特に、遮光膜の膜厚は、露光波長をカットする厚さに設定されるが、この発明の実施形態においては、従来よりも低い光透過率を有するハーフトーン膜を用いるために、遮光膜の厚さを従来よりも薄膜化できる。遮光膜が薄膜化された結果として、マスクパターンの加工精度も向上する。さらに、マスクパターンの加工精度向上とハーフトーンパターンの寸法に応じた光透過率の最適化の結果、特に、例えば、hp=45nm以下という極微細な回路パターンの部分をより高い確率でウェーハ上に再現でき、例えば、hp=45nm以下という極微細な回路パターンと、hp=45nmを超える回路パターンとを含む半導体集積回路装置の歩留りは、さらに向上する。
以下、この発明の実施形態のいくつかを、図面を参照して説明する。なお、図面においては、同一の部分については同一の参照符号を付す。
(第1実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを示す図である。
図1に示すように、本例に係るハーフトーン型位相シフトマスクは、透光性基板11と、ハーフトーン膜12と、遮光膜13とを備える。ハーフトーン膜12は、透光性基板11のうち、遮光パターンが形成される部分、及び半遮光パターンが形成される部分に設けられる。遮光膜13は、ハーフトーン膜12のうち、遮光パターンが形成される部分に設けられる。遮光パターンの一例は、ウェーハ露光時における漏れ光を抑えるためにフォトマスクに設けられる遮光帯部である。
半遮光パターンは、ハーフトーン膜12からなる第1の半遮光パターン31と、同じくハーフトーン膜12からなり、第1の半遮光パターン31よりも寸法が小さい第2の半遮光パターン30とを含む。
図1中、矢印32、33は、光透過経路を示す。光透過経路32は第1の半遮光パターン31よりも寸法が小さい第2の半遮光パターン30を含む領域の光透過経路である。光透過経路33は第1の半遮光パターン31を含む領域の光透過経路である。
光は、透光性基板11の、ハーフトーン膜12、及び遮光膜13が形成されていない面から入射され、透光性基板(一例は石英基板)11を介して、及び透光性基板11とハーフトーン膜(一例はMoSiON化合物膜)12とを介して縮小投影光学系に入射される。縮小投影光学系を出た光は、半導体基板(一例はウェーハ)上に形成されたフォトレジスト膜に照射される。フォトレジスト膜には、ハーフトーン型位相シフトマスクに、半遮光パターン、及び遮光パターンを利用して描かれたデバイスパターンに従って感光しない部分と、感光する部分とが得られる。デバイスパターンとは、上述の通り、回路パターンのことであり、例えば、素子領域のパターン、配線のパターン、及びコンタクトホールのパターン(又はヴィアホールのパターン、又は配線溝のパターン)など、半導体集積回路装置の層毎に形成されるパターンを指す。
第2の半遮光パターン30は、ハーフトーン型位相シフトマスクの中で、小さい寸法を有するパターンである。第2の半遮光パターン30の寸法の一例は、ウェーハ上のフォトレジストを露光したとき、hp=45nmのパターンが得られる寸法である。
第1の半遮光パターン31は、第2の遮光パターン30よりも大きい寸法を有するパターンである。第1の半遮光パターン31の寸法の一例は、ウェーハ上のフォトレジストを露光したとき、hp=45nm超のパターンが得られる寸法である。
なお、第2の半遮光パターン30は、hp=45nmのように、最も寸法が小さいパターンが得られるパターンに限られるものではなく、例えば、hp=50nm以下のパターンが得られるパターンのように、寸法が小さいパターンが得られるパターンであって良い。この場合には、第1の半遮光パターン31は、hp=50nm超のパターンが得られるパターンとすれば良い。
第1実施形態は、第1の半遮光パターン31を含む領域(大きなパターン領域)にあるハーフトーン膜12の光透過率を、第1の半遮光パターン31以外にあるハーフトーン膜12の光透過率よりも選択的に高くする。これにより、第1実施形態は、第1の半遮光パターン31を含む領域(大きなパターン領域)の光透過率と、第2の半遮光パターン30を含む領域(微細パターン領域)の光透過率とに、それぞれ最適な光透過率を与えることができる。
最適な光透過率の一例は、露光装置の光源をArFエキシマレーザー(波長=193nm)、ハーフトーン膜12を厚さ70nmのMoSiON化合物膜、hp=45nmを解像する、と仮定したとき、第1の半遮光パターン31を含む領域(大きなパターン領域)にあるハーフトーン膜12において4%、第2の半遮光パターン30を含む領域(微細パターン領域)にあるハーフトーン膜12において2%である。
次に、第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法の一例を説明する。
図2〜図10は、第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを、製造工程順に示す断面図である。
(高透過率領域の開口形成工程)
まず、マスク上に形成するパターンデータから高透過率パターンとしたい大きなパターン領域のパターンデータを発生させる。
次に、図2に示すように、ArFハーフトーン(HT)マスクブランクスを準備する。本例のマスクブランクスは、透光性基板11と、透光性基板11上に形成された透過率2%のハーフトーン膜12と、ハーフトーン膜12上に形成された遮光膜13と、遮光膜13上に塗布された電子ビームレジスト膜とを備える。透光性基板11の一例は石英基板である。同じくハーフトーン膜12の一例はMoSiON化合物である。同じく遮光膜13の一例はクロムである。遮光膜13の厚さは、透過率2%のハーフトーン膜との積層で必要十分な遮光性が得られればよく、従来の透過率6%のArFハーフトーンマスクブランクに比べて薄膜化したものを使用できた。遮光膜13の厚さの一例は、30nmである。次いで、電子ビームマスク描画装置(一例はニューフレアテクノロジー製EBM5000)を用いて、レジスト膜に、アライメントマーク10を画定する開口パターン、及びデバイスパターンを描画する。次いで、レジスト膜を現像し、上記開口パターンとデバイスパターンとを有するレジストパターン14を形成する。
次に、図3に示すように、レジストパターン14をエッチングのマスクに用いて、遮光膜13をエッチング、例えば、ドライエッチングし、遮光膜13に、デバイスパターンと、開口パターンに対応したアライメントマーク10を形成する。遮光膜13には、デバイスパターンとともに、アライメントマーク10が同時に形成される。このとき、本例の遮光膜13は、従来の透過率6%のArFハーフトーンマスクブランクよりも薄膜化されているので、遮光膜13のエッチング時間が短縮される。さらに、遮光膜13が薄いこと、及びエッチング時間が短いことから、遮光膜13の寸法精度も向上する。
次に、図4に示すように、レジストパターン14をエッチングのマスクに用いて、遮光膜13に引き続き、ハーフトーン膜12をエッチングする。ハーフトーン膜12には、上記デバイスパターンと、上記第1の開口パターンに対応したアライメントマーク10とが形成される。
次に、図5に示すように、レジストパターン14を剥離する。次いで、透光性基板11及び遮光膜13上にレジストを塗布し、レジスト膜を形成する。次いで、上記電子ビームマスク描画装置を用いて、先に発生させた高透過率にしたい大きなパターン領域のパターンデータに基づき、遮光膜13に形成されたアライメントマークを基準として位置合わせを行いながら、レジスト膜に、開口パターン19を描画する。次いで、レジスト膜を現像し、開口パターン19を有するレジストパターン18を形成する。開口パターン19からは、高透過率にしたい大きなパターン領域が露呈する。
次に、図6に示すように、レジストパターン18をエッチングのマスクに用いて遮光膜13をエッチングし、大きなパターン領域の部分にあるハーフトーン膜12の表面を露呈させる。
(高透過率化処理工程)
次に、図7に示すように、レジストパターン18を剥離する。次いで、遮光膜13をマスクに用いて、大きなパターン領域の部分にあり、かつ、表面が露呈したハーフトーン膜12の部分に、光照射処理、基板加熱処理、プラズマ処理、及び薬液処理の少なくとも一つを含む処理を施し、表面が露呈したハーフトーン膜12の部分の光透過率を選択的に変化させる。本例では、ArFレーザーを100kJの照射量で、ハーフトーン膜12に照射した。その結果、表面が露呈したハーフトーン膜12の光透過率は、2%から4%に上昇した。光透過率を、さらに上げるには、例えば、ArFレーザーの照射量を増加させるか、ArFレーザーの波長よりも短波長の、例えば、Fレーザーを照射すれば良い。この結果、微細なパターンは低透過率のハーフトーン膜12のパターンとして形成され、あまり微細でないパターンはレーザー照射によって透過率を上昇させたハーフトーン膜12のパターンとして形成される。
(遮光枠形成工程)
次に、図8に示すように、透光性基板11、ハーフトーン膜12、及び遮光膜13上に、レジストを塗布し、レジスト膜を形成する。次いで、上記電子ビームマスク描画装置を用いて、デバイスパターンのパターンデータに基づき、遮光膜13に形成されたアライメントマークを基準として位置合わせを行いながら、レジスト膜に、開口パターン22を描画する。次いで、レジスト膜を現像し、開口パターン22を有するレジストパターン21を形成する。開口パターン22からは、デバイスパターンが露呈する。本例では、開口パターン22を描画し、現像する工程は、マスク上に形成する遮光帯部パターン(遮光枠)のデータを描画し、現像する工程である。
次に、図9に示すように、レジストパターン21をエッチングのマスクに用いて遮光膜13をエッチングし、デバイスパターンの部分にあるハーフトーン膜12を露呈させる。
次に、図10に示すように、レジストパターン21を剥離することで、第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクが完成する。
第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクは、微細パターン領域30に含まれるハーフトーン膜12及び遮光帯部に含まれるハーフトーン膜12の光透過率は2%で、あまり微細でないパターン領域31に含まれるハーフトーン膜12の光透過率は4%であるハーフトーン型位相シフトマスクとなる。従って、ハーフトーン膜12の光透過率が一律の場合と比較してリソグラフィの余裕度が向上する。リソグラフィの余裕度が向上することで、半導体集積回路装置を、歩留り良く製造することができる。
さらに、マスクブランクスの状態におけるハーフトーン膜12の光透過率は、従来のハーフトーン膜12の光透過率よりも低い2%とすることにより、遮光膜13の薄膜化が可能となる。遮光膜13を薄膜化すると、マスクブランクスのドライエッチング加工精度が向上する。マスクブランクスのドライエッチング加工精度が向上すると、より精度の高いハーフトーン型位相シフトマスクを得ることができる。このことから、第1実施形態によれば、半導体集積回路装置を、より歩留り良く製造することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、第1実施形態において説明した高透過率化処理工程の別の例である。
第2実施形態は、高透過率化処理工程を、マスク基板加熱処理装置を用いて加工途中のマスクブランクスを大気雰囲気中で450℃、1時間加熱処理を行ったものである。
雰囲気は、特に限定されるものではないが、大気中もしくは酸素雰囲気中の場合、ハーフトーン膜12の表面の酸化が促進されるので、透過率上昇に効果的である。その結果、表面が露呈された部分のハーフトーン膜12の光透過率は、2%から4%に上昇する。なお、表面が遮光膜(例えば、クロム膜)13で覆われた部分のハーフトーン膜12の光透過率は、2%のままとなる。
このように、ハーフトーン膜12を、例えば、遮光膜13をマスクに用いて加熱処理することでも、ハーフトーン膜12の光透過率を選択的に上昇させることができ、第1実施形態において説明した微細パターン領域30に含まれるハーフトーン膜12及び遮光帯部に含まれるハーフトーン膜12の光透過率は2%で、あまり微細でないパターン領域31に含まれるハーフトーン膜12の光透過率は4%であるハーフトーン型位相シフトマスクを製造することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、第2実施形態と同様に、第1実施形態において説明した高透過率化処理工程の別の例である。
第3実施形態は、高透過率化処理工程を、マスク用ドライエッチング装置を用いてパワー=200W、圧力=20mT、酸素ガス流量=100sccmの条件で30分プラズマ処理を行った。ここでは酸素ガスを用いて実施したが、プラズマに用いるガスは、水素、ヘリウム、窒素などでも同様の表面改質による高透過率化効果が得られる。
本例では、ハーフトーンパターンをエッチングせずに表面改質効果を狙って場合について述べたが、プラズマエッチングによって表面の一部を除去することによっても高透過率化は可能である。プラズマに用いるガス、プラズマ条件は特に限定されることはない。
この結果、表面が露呈された部分のハーフトーン膜12の光透過率は、2%から4%に上昇し、表面が遮光膜(例えば、クロム膜)13で覆われた部分の光透過率は、2%のままとなる。
このように、ハーフトーン膜12を、例えば、遮光膜13をマスクに用いてプラズマ処理することでも、ハーフトーン膜12の光透過率を選択的に上昇させることができ、第1実施形態において説明した微細パターン領域30に含まれるハーフトーン膜12及び遮光帯部に含まれるハーフトーン膜12の光透過率は2%で、あまり微細でないパターン領域31に含まれるハーフトーン膜12の光透過率は4%であるハーフトーン型位相シフトマスクを製造することができる。
なお、本例は、高透過率としたい領域にある遮光膜13をドライエッチングした後に、引き続きドライエッチング装置において行うことも可能であり、一旦レジストを剥離した後に行うこととも可能である。本例は、レジスト剥離工程の有無に限定されることはない。
(第4実施形態)
第4実施形態は、第2、第3実施形態と同様に、第1実施形態において説明した高透過率化処理工程の別の例である。
第4実施形態は、高透過率化処理工程を、例えば、マスク洗浄装置のような薬液処理装置において80℃の温純水リンスを90分行った。
この結果、表面が露呈された部分のハーフトーン膜12の光透過率は、2%から5%に上昇し、表面が遮光膜(例えば、クロム膜)13で覆われた部分の光透過率は、2%のままとなる。
なお、薬液処理は純水リンスに限ることはなく、必要に応じて純水リンスの前に酸、アルカリ処理を行っても良い。
このように、ハーフトーン膜12を、例えば、遮光膜13をマスクに用いて薬液処理することでも、ハーフトーン膜12の光透過率を選択的に上昇させることができ、第1実施形態において説明した微細パターン領域30に含まれるハーフトーン膜12及び遮光帯部に含まれるハーフトーン膜12の光透過率は2%で、あまり微細でないパターン領域31に含まれるハーフトーン膜12の光透過率は5%であるハーフトーン型位相シフトマスクを製造することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態は、第2〜第4実施形態と同様に、第1実施形態において説明した高透過率化処理工程の別の例である。
光透過率を大きく変化させたい場合には、第1〜第4実施形態において説明した高透過率処理工程のいくつかを組み合わせて適用することも可能である。
例えば、マスク洗浄装置のような薬液処理装置において80℃の温純水リンスを90分行う(第4実施形態)。これにより、表面が露呈された部分のハーフトーン膜12の光透過率は、2%から5%に上昇させる。
この薬液処理に引き続き、第1〜第3実施形態において説明した光照射、基板加熱、プラズマ処理のいずれかの処理を行うと、表面が露呈された部分のハーフトーン膜12の光透過率は、5%から6%に上昇する。一方、表面が遮光膜(例えば、クロム膜)13で覆われた部分の光透過率は、2%のままとなる。
このように、ハーフトーン膜12を、第1〜第4実施形態において説明した高透過率化処理工程のいくつかを組み合わせることも可能である。組み合わせた場合の利点の一つは、表面が露呈された部分のハーフトーン膜12の光透過率が、さらに、上昇させることができることである。
(第6実施形態)
第1〜第5実施形態において説明した高透過率化処理を行なうと、微細パターン領域30を透過する光の位相差と、微細でないパターン領域31を透過する光の位相差とがずれてしまうことがある。位相がずれてしまうと、例えば、微細パターン領域30を透過する光の位相差を約180度に設定すると、微細でないパターン領域31を透過する光の位相差は約180度からずれてしまう。この状態を図11に示す。図11に示すように、微細パターン領域30において、透光性基板(石英基板)及びハーフトーン膜(HT)を介した光100の位相と、透光性基板(石英基板)のみを介した光101の位相との位相差φを“φ=180°”に設定した、と仮定すると、微細でないパターン領域31においては、上記光100の位相と、上記光101の位相との位相差φ´は、“φ´≠180°”となってしまう。
もちろん、この反対も同様であり、微細でないパターン領域31を透過する光の位相差を約180度に設定すると、微細なパターン領域30を透過する光の位相差は約180度からずれる。
光の位相差が約180度からずれたままのハーフトーン型位相シフトマスクでは、実際の露光に際して、フォーカス裕度が小さくなり、特に、微細なパターンを持つ半導体集積回路装置の製造には不向きになってしまう。
この事情に鑑み、本実施形態では、透光性基板11の膜厚に差をつけることで、上記位相差のずれを解消するハーフトーン型位相シフトマスクを提供する。
位相差がずれてしまった場合には、例えば、次の手順で位相差調整を行う。
まず、高透過率化処理工程に関して、透過率変化と位相差変化の関係を示すデータをあらかじめ取得しておく。一例として80℃の温純水リンス処理時間とハーフトーン膜透過率変化量との関係を図12に、80℃の温純水リンス処理時間と位相差変化量との関係を図13に示す。また、図14にハーフトーン膜の透過率変化量と位相差変化量との関係を示す。
本例では、例えば、図12〜図14に示すように、透過率変化と位相差変化の関係を示すデータをあらかじめ取得しておき、これらのデータに基づいて位相差調整量を決定し、決定された位相差調整量に基づいてマスク製造工程中に、位相差調整工程を付加する。
位相差調整工程は、
・高透過率化により位相差が小さくなる場合
・高透過率化により位相差が大きくなる場合
の2通りに分けられる。
(高透過率化により位相差が小さくなる場合)
図15に示すように、例えば、図5に示した高透過率領域の開口形成工程後に、例えば、遮光膜、又はハーフトーン膜をエッチングのマスクに用いて、透光性基板11をエッチング、例えば、プラズマエッチングする。これにより、参照符号40に示すように、透光性基板11は掘り込まれる。微細でないパターン領域31にある透光性基板11を掘り込むことで、位相差を調整(補正)する。その後の工程は、図6以降に示した工程と同様に行えばよい。図15の拡大図を図17に示す。
本例では、80℃純水リンス60分の処理であるとハーフトーン膜12の光透過率は1.8%上昇し(図12参照)、位相差は20度低下することがわかっている(図13参照)。
位相差が20度低下することがわかっているから、図17に示すように、微細でないパターン領域31にあるハーフトーン膜12の位相差φ´(本例では約160度)が、微細パターン領域30にあるハーフトーン膜12の位相差φ(本例では約180度)と同じになるように、透光性基板11を掘り込む。この掘り込み量を利用して、位相差Δφ(約20度)が得られるように、微細でないパターン領域31にあるハーフトーン膜12の実効的なパターン高さをα´に変える。本例では、掘り込み量を20nmとすることで、微細でないパターン領域31にあるハーフトーン膜12の位相差はΔφ+Δφ´=φとなり、高透過率化工程前の位相差を回復することができた。
(高透過率化により位相差が大きくなる場合)
この場合には、図16に示すように、例えば、図6に示した高透過率領域の開口部の遮光膜をエッチングした後に、参照符号41に示すように、ハーフトーン膜12をエッチング、例えば、プラズマエッチングし、ハーフトーン膜12の厚さを変える。ハーフトーン膜12とともに透光性基板11がエッチングされてしまう可能性もあるが、両者のエッチングレートの差を利用すれば、ハーフトーン膜12を透光性基板11よりも多くエッチングすることが可能である。図16の拡大図を図18に示す。
図18に示すように、微細でないパターン領域31にあるハーフトーン膜12の位相差φ´が、例えば、約200度である、と仮定すると、微細パターン領域30にあるハーフトーン膜12の位相差φ(本例では約180度)と同じになるように、ハーフトーン膜12をエッチングする。このエッチング量を利用して、位相差Δφ(約20度)が得られるように、微細でないパターン領域31にあるハーフトーン膜12の実効的なパターン高さをα´に変える。
このように、透光性基板11を掘り込むばかりでなく、ハーフトーン膜12をエッチングすることでも、微細でないパターン領域31にあるハーフトーン膜12の位相差をΔφ+Δφ´=φにでき、高透過率化工程前の位相差を回復することができる。
また、位相差調整は、単純に位相差の変化量を補正する形で実施しても良いが、図17、及び図18に示したように、高透過率化工程及び位相差調整工程によりパターン高さαに、変化を生じるため、デバイスパターンの3次元構造を考慮に入れたリソグラフィーシミュレーション結果に基づいて最適化して実施するようにしても良い。
以上の工程により、パターン寸法により異なる所望の透過率を持ち、かつ位相差も最適化されたハーフトーン型位相シフトマスクを作製することができる。
さらに、上記実施形態は以下の態様を含む。
(1) 遮光パターン、及び半遮光パターンを備えるハーフトーン型位相シフトマスクであって、透光性基板と、前記透光性基板の、前記遮光パターンが形成される部分、及び前記半遮光パターンが形成される部分に設けられたハーフトーン膜と、前記ハーフトーン膜のうち、前記遮光パターンが形成される部分にある前記ハーフトーン膜上に設けられた遮光膜と、を備え、前記半遮光パターンは、前記ハーフトーン膜からなる第1の半遮光パターン、及び前記第1の半遮光パターンよりも寸法が小さい前記ハーフトーン膜からなる第2の半遮光パターンを含み、前記ハーフトーン膜のうち、前記遮光パターンが形成される部分、及び前記第2の半遮光パターンの部分が第1の光透過率を有し、前記第1の半遮光パターンの部分が前記第1の光透過率と異なる第2の光透過率を有するハーフトーン型位相シフトマスク。
(2) (1)の態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクであって、前記第1の半遮光パターンを含む領域に、前記透光性基板を介して透過した光の位相と、前記透光性基板及び前記ハーフトーン膜を介して透過した光の位相との位相差を調整する位相差調整領域があるハーフトーン型位相シフトマスク。
(3) (2)の態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクであって、前記位相差調整領域は、前記透光性基板の膜厚を、前記第1の半遮光パターンを含む領域と、前記第2の半遮光パターンを含む領域とで変えることで前記位相差を調整するハーフトーン型位相シフトマスク。
(4) (2)の態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクであって、前記位相差調整領域は、前記ハーフトーン膜の膜厚を、前記第1の半遮光パターンを含む領域と、前記第2の半遮光パターンを含む領域とで変えることで前記位相差を調整するハーフトーン型位相シフトマスク。
(5) (2)乃至(4)いずれか一つの態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクであって、前記位相差は、前記透光性基板を介して透過した光の位相と、前記透光性基板及び前記ハーフトーン膜を介して透過した光の位相とが約180度に調整されるハーフトーン型位相シフトマスク。
(6) 遮光パターン、及び半遮光パターンを備えるハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法であって、透光性基板上に積層されたハーフトーン膜と遮光膜とを少なくとも備えるマスクブランクスを用意する工程と、前記マスクブランクスに、前記ハーフトーン膜、及び前記遮光膜の積層からなる遮光パターンと、前記ハーフトーン膜からなる第1の半遮光パターン、及び前記ハーフトーン膜からなり、前記第1の半遮光パターンよりも寸法が小さい第2の半遮光パターンを含む半遮光パターンとを形成する工程と、前記ハーフトーン膜のうち、前記第1の半遮光パターンの部分の光透過率を選択的に、前記遮光パターンが形成される部分及び前記第2の半遮光パターンの部分の光透過率と変える工程とを具備するハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
(7) (6)の態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法であって、前記ハーフトーン膜の光透過率を選択的に変える工程は、前記透過率を選択的に変える領域を画定する工程と、前記画定された領域に対して、光照射処理、基板加熱処理、プラズマ処理、及び薬液処理の少なくとも一つを含む光透過率変化工程とを含むハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
(8) (6)及び(7)いずれかの態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法であって、前記マスクブランクスの、前記第1の半遮光パターンを含む領域に、前記透光性基板を介して透過した光の位相と、前記透光性基板及び前記ハーフトーン膜を介して透過した光の位相との位相差を調整する位相差調整領域を形成する工程を、さらに、具備するハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
(9) (8)の態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法であって、前記位相差調整領域を形成する工程は、前記ハーフトーン膜の光透過率を選択的に変化させる工程に伴う位相差の変化量をあらかじめ取得する工程と、前記取得した変化量に基づいて位相差を調整する位相差調整工程とを含むハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
(10) (9)の態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法であって、前記位相差調整工程における位相差の調整は、位相差の調整に伴い変化する前記透光性基板及び前記ハーフトーン膜の3次元構造を考慮したシミュレーション結果に基づいて行われるハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
(11) (8)の態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法であって、前記位相差調整領域は、前記透光性基板の膜厚を、前記第1の半遮光パターンを含む領域と、前記第2の半遮光パターンを含む領域とで変えることで形成するハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
(12) (8)の態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法であって、前記位相差調整領域は、前記透光性基板の膜厚を、前記第1の半遮光パターンを含む領域と、前記第2の半遮光パターンを含む領域とで変えることで形成するハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
(13) (8)乃至(12)いずれか一つの態様に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法であって、前記位相差は、前記透光性基板を介して透過した光の位相と、前記透光性基板及び前記ハーフトーン膜を介して透過した光の位相とが約180度に調整されるハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
(14) 透光性基板上に、ハーフトーン膜と遮光膜と第1のレジスト膜とが積層されたマスクブランクスを用意する工程と、前記第1のレジスト膜に、第1のデバイスパターン、及びこの第1のデバイスパターンよりも寸法が小さい第2のデバイスパターンを含むデバイスパターンと、アライメントマークを画定する第1の開口パターンとを描画する工程と、前記第1のレジスト膜を現像し、前記デバイスパターンと、前記第1の開口パターンとを有する第1のレジストパターンを得る工程と、前記第1のレジストパターンをエッチングのマスクに用いて、前記遮光膜及び前記ハーフトーン膜をエッチングし、前記遮光膜及び前記ハーフトーン膜に、前記デバイスパターンと、前記第1の開口パターンに対応したアライメントマークとを形成する工程と、前記第1のレジストパターンを剥離し、前記透光性基板及び前記遮光膜上に、第2のレジスト膜を形成する工程と、前記遮光膜に形成されたアライメントマークを基準として位置合わせを行いながら、前記第2のレジスト膜に、前記第1のデバイスパターンの部分に対応した第2の開口パターンを描画する工程と、前記第2のレジスト膜を現像し、前記第2の開口パターンを有する第2のレジストパターンを得る工程と、前記第2のレジスト膜をエッチングのマスクに用いて前記遮光膜をエッチングし、前記第1のデバイスパターンの部分にある前記ハーフトーン膜を露呈させる工程と、前記第2のレジストパターンを剥離する工程と、前記遮光膜をマスクに用いて、前記露呈したハーフトーン膜の部分に、光照射処理、基板加熱処理、プラズマ処理、及び薬液処理の少なくとも一つを含む処理を施し、前記露呈したハーフトーン膜の部分の光透過率を選択的に変化させる工程と、前記透光性基板、前記遮光膜、及び前記ハーフトーン膜上に、第3のレジスト膜を形成する工程と、前記遮光膜に形成されたアライメントマークを基準として位置合わせを行いながら、前記第3のレジスト膜に、前記第1、第2のデバイスパターンを含む前記デバイスパターンの部分に対応した第3の開口パターンを描画する工程と、前記第3のレジスト膜をエッチングのマスクに用いて前記遮光膜をエッチングし、前記デバイスパターンの部分にある前記ハーフトーン膜を露呈させる工程と、前記第3のレジストパターンを剥離する工程と、を少なくとも含むハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
この発明の実施形態によれば、パターン寸法に応じて透過率を変化させたハーフトーン型位相シフトマスク及びその製造方法を提供できる。
以上、この発明をいくつかの実施形態により説明したが、この発明は各実施形態に限定されるものではなく、その実施にあたっては発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
例えば、実施形態においては、光透過率2%のハーフトーン膜を有するマスクブランクスを用いて説明したが、ハーフトーン膜の光透過率は2%に限定されることはなく、例えば、0.5%〜4%の範囲のものであれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、各実施形態は単独で実施することが可能であるが、適宜組み合わせて実施することも可能である。
また、各実施形態は種々の段階の発明を含んでおり、各実施形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することが可能である。
図1はこの発明の第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを示す図 図2は第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを製造工程順に示す断面図 図3は第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを製造工程順に示す断面図 図4は第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを製造工程順に示す断面図 図5は第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを製造工程順に示す断面図 図6は第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを製造工程順に示す断面図 図7は第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを製造工程順に示す断面図 図8は第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを製造工程順に示す断面図 図9は第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを製造工程順に示す断面図 図10は第1実施形態に係るハーフトーン型位相シフトマスクを製造工程順に示す断面図 図11は光の位相差を示す図 図12は80℃の温純水リンス処理時間とハーフトーン膜透過率変化量との関係を示す図 図13は80℃の温純水リンス処理時間と位相差変化量との関係を示す図 図14はハーフトーン膜の透過率変化量と位相差変化量との関係を示す図 図15は位相差が小さくなる場合の位相差調整工程を示す断面図 図16は位相差が大きくなる場合の位相差調整工程を示す断面図 図17は図15の拡大図 図18は図16の拡大図
符号の説明
11…透光性基板(石英基板)、12…ハーフトーン膜(MoSiON化合物膜)、13…遮光膜(クロム膜)

Claims (5)

  1. 遮光パターン、及び半遮光パターンを備えるハーフトーン型位相シフトマスクであって、
    透光性基板と、
    前記透光性基板の、前記遮光パターンが形成される部分、及び前記半遮光パターンが形成される部分に設けられたハーフトーン膜と、
    前記ハーフトーン膜のうち、前記遮光パターンが形成される部分にある前記ハーフトーン膜上に設けられた遮光膜と、を備え、
    前記半遮光パターンは、前記ハーフトーン膜からなる第1の半遮光パターン、及び前記第1の半遮光パターンよりも寸法が小さい前記ハーフトーン膜からなる第2の半遮光パターンを含み、
    前記ハーフトーン膜のうち、前記遮光パターンが形成される部分、及び前記第2の半遮光パターンの部分が第1の光透過率を有し、前記第1の半遮光パターンの部分が前記第1の光透過率と異なる第2の光透過率を有することを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスク。
  2. 前記第1の半遮光パターンを含む領域に、前記透光性基板を介して透過した光の位相と、前記透光性基板及び前記ハーフトーン膜を介して透過した光の位相との位相差を調整する位相差調整領域があることを特徴とする請求項1に記載のハーフトーン型位相シフトマスク。
  3. 遮光パターン、及び半遮光パターンを備えるハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法であって、
    透光性基板上に積層されたハーフトーン膜と遮光膜とを少なくとも備えるマスクブランクスを用意する工程と、
    前記マスクブランクスに、前記ハーフトーン膜、及び前記遮光膜の積層からなる遮光パターンと、前記ハーフトーン膜からなる第1の半遮光パターン、及び前記ハーフトーン膜からなり、前記第1の半遮光パターンよりも寸法が小さい第2の半遮光パターンを含む半遮光パターンとを形成する工程と、
    前記ハーフトーン膜のうち、前記第1の半遮光パターンの部分の光透過率を選択的に、前記遮光パターンが形成される部分及び前記第2の半遮光パターンの部分の光透過率と変える工程と
    を具備することを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
  4. 前記ハーフトーン膜の光透過率を選択的に変える工程は、
    前記透過率を選択的に変える領域を画定する工程と、
    前記画定された領域に対して、光照射処理、基板加熱処理、プラズマ処理、及び薬液処理の少なくとも一つを含む光透過率変化工程と
    を含むことを特徴とする請求項3に記載のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
  5. 前記マスクブランクスの、前記第1の半遮光パターンを含む領域に、前記透光性基板を介して透過した光の位相と、前記透光性基板及び前記ハーフトーン膜を介して透過した光の位相との位相差を調整する位相差調整領域を形成する工程を、さらに、具備することを特徴とする請求項3及び請求項4いずれかに記載のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
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