JP2007265627A - 照明装置及びプロジェクタ - Google Patents

照明装置及びプロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007265627A
JP2007265627A JP2006084942A JP2006084942A JP2007265627A JP 2007265627 A JP2007265627 A JP 2007265627A JP 2006084942 A JP2006084942 A JP 2006084942A JP 2006084942 A JP2006084942 A JP 2006084942A JP 2007265627 A JP2007265627 A JP 2007265627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
lighting device
recovery member
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006084942A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kurihara
徹 栗原
Norio Nakamura
典生 中村
Makoto Furusawa
真 古澤
Hiroki Sakai
宏樹 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006084942A priority Critical patent/JP2007265627A/ja
Priority to US11/688,618 priority patent/US7556413B2/en
Priority to CNA2007100915528A priority patent/CN101046605A/zh
Publication of JP2007265627A publication Critical patent/JP2007265627A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4298Coupling light guides with opto-electronic elements coupling with non-coherent light sources and/or radiation detectors, e.g. lamps, incandescent bulbs, scintillation chambers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/28Reflectors in projection beam

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】光源光を無駄なく利用することができ、均一性の高い照明光を照射することがで
きる小型の照明装置、並びに、これを用いたプロジェクタを提供すること。
【解決手段】本プロジェクタ10では、照明光学系40の台座部材45に設けた傾斜反射
部45bが光軸OAに対して約45°傾いたミラーMRを有するので、発光装置22の側
方に射出された光源光LLを正面方向に回収することができる。このような回収光をロッ
ドインテグレータ41内に導くことによって、発光装置22から射出される光源光の利用
効率を高めるとともに、光変調部60を正面方向から少ない傾き成分で照明することがで
きる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶ライトバルブその他の光変調装置を照明するための照明装置、及びこれ
を組み込んだプロジェクタに関する。
プロジェクタに組み込まれる従来の照明装置として、LED等からなる光源ユニットか
ら前方に射出される光源光をレンズ等で集光してロッドインテグレータの一端に入射させ
、他端側から射出される照明光によって液晶ライトバルブを均一に照明するものが存在す
る(特許文献1参照)。
特開2005−140837号公報
しかし、上記のプロジェクタでは、光源ユニットから前方に射出される光源光を比較的
効率良く利用できるが、光源ユニットから側方に射出された光束をロッドインテグレータ
内に効率良く取り込むことができず、光源光が一部無駄になる場合があった。
そこで、本発明は、光源光を無駄なく利用することができ、均一性の高い照明光を照射
することができる小型の照明装置、並びに、これを用いたプロジェクタを提供することを
目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る照明装置は、(a)光源光を射出する光源と、
(b)光源の側方の周辺であって当該光源の近傍に配置されるとともに、光源から正面方
向に延びる光軸又は当該光軸の近傍に向いた状態で当該光軸に対して所定角だけ傾斜する
受光面を有する光回収部材と、(c)光源からの光源光と光回収部材を経た光源光とを均
一化するロッドインテグレータとを備える。
上記照明装置では、光回収部材が、光源の側方の周辺であって当該光源の近傍に配置さ
れるとともに光軸又は当該光軸の近傍に向いた状態で当該光軸に対して所定角だけ傾斜す
る受光面を有するので、光源の側方に射出された光源光を受光面を介して回収することが
でき、このような回収光をロッドインテグレータに導くことによって光源光の利用効率を
高めるとともに均一性の高い照明光を得ることができる。なお、ロッドインテグレータは
、通常光源や光回収部材の射出側に配置される。
また、本発明の具体的な態様又は観点では、上記照明装置において、光回収部材の受光
面が光源から射出される光源光を反射するミラーである。この場合、光源の側方に射出さ
れた光源光を光源の正面側に射出させロッドインテグレータ内に導くことができる。
本発明の別の態様では、光回収部材のミラーが光軸に対して略45°傾斜している。こ
の場合、光源の側方に射出された光源光を光源の正面方向に射出させることができるので
、正面方向に射出される照明光の割合を多くすることができるとともに、光回収部材から
の反射光がロッドインテグレータを少ないロスで通過することになる。
本発明のさらに別の態様では、光源と光回収部材とが一体化されて光源パッケージを構
成する。この場合、光源パッケージに光源の側方に射出された光源光を回収して正面のロ
ッドインテグレータに導く機能を持たせることができ、照明装置の組立を簡単なものにで
きる。
本発明のさらに別の態様では、光回収部材が光源を含む光源パッケージの周囲に配置さ
れる。この場合、汎用の光源パッケージを用いて照明装置を組み立てることができる。
本発明のさらに別の態様では、光回収部材が光源パッケージを支持する台座上に固定さ
れる。この場合、光源パッケージと光回収部材とを同一の台座上に固定した状態で照明装
置に組み込むことができる。
本発明のさらに別の態様では、台座と光回収部材とが一体化されて台座部材を構成する
。この場合、台座に対して光回収部材を予めアライメントすることができ、光回収部材の
取り付け精度を簡易に高めることができる。
本発明のさらに別の態様では、光回収部材が受光面上又は当該受光面の近傍に光源光に
対して感応性を有する蛍光体を有する。この場合、光源の側方に射出された光源光を蛍光
に変換して少なくとも一部を正面側に射出させ、ロッドインテグレータ内に導くことがで
きる。
本発明のさらに別の態様では、光回収部材に設けた蛍光体が青色光の入射に対して黄色
光、緑色光、及び赤色光のうち少なくとも1色の発光特性を有する。この場合、青色光を
発生する光源から黄色光、緑色光、赤色光等を得ることができ、照明装置から照明光とし
て白色光等を射出させることができる。
本発明のさらに別の態様では、光回収部材が、当該光回収部材から反射によって射出さ
れる光束をロッドインテグレータにロッド入射口を介して入射させるとともに、ロッドイ
ンテグレータの内部で反射させることなく、ロッドインテグレータのロッド射出口から直
接射出させる。この場合、ロッド入射口から正面方向に射出される光束を多くすることが
でき、液晶ライトバルブ等の照明を適切なものとすることができる。
本発明のさらに別の態様では、光回収部材からの光束を射出させる開口がロッドインテ
グレータのロッド入射口よりも小さい。この場合、光回収部材からの光束をロッドインテ
グレータ内に無駄なく取り込むことができる。
本発明のさらに別の態様では、光回収部材の開口がロッドインテグレータのロッド入射
口よりも内側に配置される。この場合、光回収部材からの光束をロッドインテグレータ内
に直接導くことができる。
本発明のさらに別の態様では、光回収部材の開口をロッドインテグレータのロッド入射
口に対して固定する嵌合手段をさらに備える。この場合、ロッドインテグレータと光回収
部材とを簡易にアライメントして固定することができる。
本発明のさらに別の態様では、ロッドインテグレータの後段に配置される偏光分離素子
をさらに備える。この場合、ロッドインテグレータからの射出光を偏光分離素子によって
特定方向の偏光に変換することができるので、液晶ライトバルブ等を必要な偏光によって
適切に照明することができる。
本発明のさらに別の態様では、偏光分離素子がロッドインテグレータのロッド射出口に
固定されている。この場合、この場合、ロッドインテグレータと偏光分離素子とを一体化
した部材とすることができ、照明装置を一体的な部材として小型化することができる。
本発明のさらに別の態様では、偏光分離素子がワイヤグリッド偏光素子である。この場
合、偏光分離素子を薄型にできるとともに、偏光分離素子を通過しなかった偏光を光源側
に効率的に戻すことができ、偏光分離素子の加熱等による劣化を防止しつつ戻り光の再利
用の可能性を生じさせることができる。
本発明のさらに別の態様では、ロッドインテグレータが内側に面する階段状部分を有す
る。この場合、ロッド射出口からロッドインテグレータ内に戻って来た光を再度正面側に
射出させて活用することができる。
本発明のさらに別の態様では、階段状部分が偏光分離素子からの戻り光をロッド射出口
に折り返すミラーである。この場合、ロッド射出口からロッドインテグレータ内に戻って
来た光を再度正面側に反射させて効率的に活用することができる。
本発明のさらに別の態様では、階段状部分が光源光に対して感応性を有する蛍光体を有
する。この場合、階段状部分への戻り光を蛍光に変換して少なくとも一部を正面側に射出
させることができる。
本発明に係るプロジェクタは、(a)上述のいずれかの照明装置と、(b)照明装置か
らの照明光を、画像情報に応じて変調する光変調装置と、(c)光変調装置光で形成され
た像光を投射する投射光学系とを備える。
上記プロジェクタでは、上述の特徴を有する照明装置を用いているので、光源光を無駄
なく利用することができる小型で簡単な構造の照明装置によって、小型で安価なプロジェ
クタを提供することができる。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係る表示装置であるプロジェクタを説明する側面図であり、図
2は、図1に示すプロジェクタの要部の端面図である。
このプロジェクタ10は、光源光を発生する光源装置20と、光源装置20から射出さ
れる光源光を集光しつつ均一化する照明光学系40と、照明光学系40を経た照明光によ
って照明される光変調部60と、光変調部60からの像光をスクリーン(不図示)に投射
する投射レンズ80とを備える。ここで、光源装置20及び照明光学系40は、光変調部
60を均一に照明するための照明装置を構成する。
以上のプロジェクタ10において、光源装置20は、図3に示すように、所望の波長域
の光源光を発生する発光装置22を、電源配線等を備える回路基板24上に実装したもの
である。発光装置22は、固体発光素子であるLEDチップ31を光源として内蔵する光
源パッケージであり、このLEDチップ31は、樹脂、セラミック等で形成された平坦な
支持台23上にマウントされている。LEDチップ31は、その上面に矩形領域の発光部
32を有しており、回路基板24からの電力供給を受けて、この発光部32から光源光を
射出する。発光部32は、例えば赤色光、緑色光、及び青色のいずれか1つ又は複数の組
み合わせを発生する1つ以上の発光領域を有している。発光部32が赤色光、黄色光、緑
色光、及び青色光をそれぞれ発生する複数の発光領域を有している場合、発光装置22全
体としては、略白色の光源光が放射される。また、発光部32の上方を含む周囲に、例え
ば発光部32からの青色光によって赤色光、黄色光、緑色光等の蛍光を発生する蛍光体層
を設けるならば、単色の発光部32によって白色光等を形成することもできる。なお、発
光部32から射出される光源光は、多くが光軸OAに沿った正面方向に射出されるもので
あるが、光軸OAに垂直な横方向にも一部射出される。
照明光学系40は、四角柱状で中空のロッドインテグレータ41と、ロッドインテグレ
ータ41の入射側に固定される台座部材45とを備える。ロッドインテグレータ41は、
光軸OAのまわりに対称な筒状の外観を有するが、台座部材45が固定される入射端41
aから光変調部60が固定される射出端41bに向かって肉厚が徐々に薄くなっている。
つまり、ロッドインテグレータ41の4つの内壁面41cによって導光空間LSが形成さ
れているが、この導光空間LSの光軸OAに垂直な断面は、光軸OAを中心とする正方形
となっており、かつ、入射端41aから射出端41bに向かって断面積が徐々に大きくな
っている。要するに、ロッドインテグレータ41の導光空間LSは、截頭四角錐すなわち
射出端41bに向かって先広がりのテーパとなっている。ロッドインテグレータ41の4
つの内壁面41cは、例えばアルミニウム等の金属によってコーティングされており反射
面となっている。これにより、内壁面41cは、ロッドインテグレータ41の一端である
ロッド入射口42から入射した光束のうち光軸OAに対して比較的角度が大きなものを1
回以上反射し、このような反射光を他端であるロッド射出口43から光変調部60側に射
出させる。この際、上述のように導光空間LSがロッド入射口42からロッド射出口43
に向かって広がっているので、光軸OAに対して比較的大きな角度を成す光束が、光軸O
Aに対して比較的小さな角度を成す光束に変換される。これにより、ロッド入射口42に
光軸OAに対して大きく広がる光束を入射させても、光軸OAに沿った比較的広がりの少
ない光束をロッド射出口43から射出させることができる。
台座部材45は、アルミニウムや窒化アルミニウム等の熱伝導率の高い材料で形成され
、光軸OA方向から見て矩形で板状の本体部分45aと、光軸OA方向から見て矩形の突
起である傾斜反射部45bとを備える。このうち、傾斜反射部45bは、台座としての本
体部分45a上に突起するように設けられ、本体部分45aと一体化されている。傾斜反
射部45bを支持する本体部分45aは、ロッドインテグレータ41のロッド入射口42
よりも一回り大きくなっており、ロッド入射口42を塞いだ状態でロッドインテグレータ
41の入射端41aに固定される。この際、傾斜反射部45bに沿って傾斜反射部45b
の外側に段差45dが形成されており、この段差45dの凹部とロッドインテグレータ4
1の入射端41aの内側突起とが嵌合する。つまり、段差45dの凹部と入射端41aの
内側突起とは、ロッドインテグレータ41に対して台座部材45を固定するための嵌合手
段となっており、台座部材45の本体部分45a上の傾斜反射部45bが、ロッドインテ
グレータ41のロッド入射口42に対して正確にアライメントされた状態で接着材等によ
って確実に固定される。結果的に、本体部分45aの上面45f中央に固定された光源装
置20すなわち発光装置22も、ロッドインテグレータ41やそのロッド入射口42に対
してアライメントされた状態で固定される。
傾斜反射部45bは、内向きに傾斜した状態のミラーMRを備える光回収部材である。
このミラーMRは、図1等からも明らかなように、発光装置22の側方の周辺であって、
発光装置22の近傍に配置されている。また、このミラーMRは、光軸OAに略向いた状
態で光軸OAに対して約45°傾斜している。これにより、発光装置22の側方に射出さ
れた光源光LLがミラーMRによって光軸OA方向前方に折り曲げられて光軸OAに略沿
って進み、傾斜反射部45bの開口APから射出される。ここで、傾斜反射部45bは、
光軸OA方向から見て矩形であり、その開口APのサイズは、ロッドインテグレータ41
のロッド入射口42のサイズよりも小さくなっている。そして、傾斜反射部45bの開口
APは、光軸OAに沿った前方すなわち光変調部60から見て、ロッドインテグレータ4
1のロッド入射口42よりも内側に配置されている。これにより、傾斜反射部45bで反
射された発光装置22からの光源光LLを無駄なくロッドインテグレータ41内に取り込
むことができる。
光変調部60は、照明光学系40からの均一化された照明光を入射させる液晶パネル6
1と、液晶パネル61を挟むように配置される1組の偏光フィルタ63,64とを備える
。ここで、液晶パネル61と、これを挟む一対の偏光フィルタ63,64とは、照明光を
2次元的に輝度変調するための液晶ライトバルブを構成する。液晶パネル61は、入射し
た照明光の偏光方向の空間的分布を変化させるための非発光で透過型の光変調装置であり
、液晶パネル61に入射した照明光は、液晶パネル61に電気的信号として入力された駆
動信号或いは画像信号に応じて、画素単位でその偏光状態が調整される。その際、偏光フ
ィルタ63,64によって、液晶パネル61に入射する照明光の偏光方向が調整されると
ともに、液晶パネル61から射出される光から所定の偏光方向の変調光が取り出される。
照明光学系40から光変調部60に入射する照明光が赤色光、黄色光、緑色光、若しく
は青色光である場合や、照明光が赤色光、黄色光、緑色光、及び青色光を含む略白色光で
ある場合、液晶パネル61は、それらの色光を2次元的に変調した画像に対応する像光を
形成することができる。なお、照明光が略白色光である場合、液晶パネル61の各画素ご
とに適当な配列でカラーフィルタを設けることにより、液晶パネル61に均一に入射する
略白色の照明光をカラー画像に変調することができる。
投射レンズ80は、適当なレンズ群からなる投射光学系であり、光変調部60を経た像
光を適当な拡大率でスクリーン(不図示)に投射する。
以上説明した第1実施形態のプロジェクタ10では、照明光学系40の台座部材45に
設けた傾斜反射部45bが光軸OAに対して約45°傾いたミラーMRを有するので、発
光装置22の側方に射出された光源光LLを正面方向に回収することができる。このよう
な回収光をロッドインテグレータ41内に導くことによって、発光装置22から射出され
る光源光の利用効率を高めるとともに、光変調部60を正面方向から少ない傾き成分で照
明することができる。
図4(a)は、照明光学系40から射出される光束の角度に対する累積光量を示すグラ
フであり、図4(b)は、照明光学系40から射出される光束の角度に対する光度分布を
示すグラフである。なお、両グラフにおいて、実線は、図2等に示すような傾斜反射部4
5bを設けた台座部材45を用いた場合を示し、点線は、図2等に示す傾斜反射部45b
を設けない比較例の台座部材を用いた場合を示す。以下の表1は、両グラフの数値を与え
る。
Figure 2007265627
以上のグラフから明らかなように、傾斜反射部45bによって光軸OAに沿った正面方向
への射出光を増やせることが分かる。これにより、光変調部60に入射する照明光におい
て、光軸OAに沿った垂直入射光の割合を増やすことができ、光変調部60をより理想的
な状態で正確に動作させることができる。つまり、光変調部60によって形成される画像
のコントラストを高めることができ、輝度ムラ等の発生を防止できる。
以上説明した第1実施形態のプロジェクタ10において、台座部材45に設けた傾斜反
射部45bの形状は、発光装置22の周囲において矩形に配置される場合に限らず、発光
装置22の周囲において円形に配置されたものとでき、さらに、発光装置22の周囲にお
いて上記矩形を除く多角形に配置されたものとすることもできる。
また、傾斜反射部45bに形成するミラーMRは、平坦面に限らず曲面とできる。さら
に、ミラーMRを傾きや配置位置が異なる複数部分で構成することもできる。
また、ミラーMRの光軸OAに対する傾斜角は、図示の45°に限らず、発光装置22
から側方に射出される光源光LLの角度や、ロッドインテグレータ41に導く角度に応じ
て適宜変更することができる。例えば、発光装置22から射出される光源光LLが光軸O
Aに対して90°−αの傾斜角をなす場合において、光源光LLが光軸OAに略沿って反
射されるためには、ミラーMRの光軸OAに対する傾斜角が45°−α/2となる。光源
光LLがミラーMRで反射されてロッドインテグレータ41内に入射する角度は、ロッド
インテグレータ41や光変調部60の仕様に応じて、ミラーMRの傾斜角度や配置の設定
を変更することにより適宜調整できる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態のプロジェクタについて説明する。第2実施形態のプロジェクタは
、第1実施形態のプロジェクタを照明光学系等の構造に関して変更したものであり、特に
説明しない部分については、第1実施形態と同様の構成となっているものとする。
図5に示すように、本実施形態のプロジェクタの場合、照明光学系140と光変調部1
60とが第1実施形態のものと異なっている。
ここで、照明光学系140を構成するロッドインテグレータ141は、第1実施形態の
場合と同様にテーパ状の内壁面141cを有するが、第1実施形態の場合と異なり4つの
内壁面141cが階段状に加工されている。つまり、これらの内壁面141cは、射出端
41b側に向いた多数の微細な段差部SSを有する。この段差部SSにより、光変調部1
60で反射された戻り光を正面方向に反射できるので、照明光の無駄を少なくすることが
でき、光変調部160の効率的な照明が可能になる。
光変調部160は、第1実施形態の場合と同様に液晶パネル61と偏光フィルタ163
,64とを備えるが、入射側の偏光フィルタ163がワイヤグリッド偏光素子となってい
る。ワイヤグリッド偏光素子は、微細なストライプ状の導体パターンによって、特定方向
の偏光のみを透過させ、これに直交する方向の偏光を反射する偏光分離素子である。これ
により、液晶パネル61に入射する照明光を特定方向の偏光のみに揃えることができるだ
けでなく、照明光として利用されなかった直交方向の偏光が偏光フィルタ163に吸収さ
れることを防止でき、偏光フィルタ163の照明光に対する耐久性も高くなる。偏光フィ
ルタ163からの反射光に関しては、ロッドインテグレータ141の内壁面141cに設
けた段差部SS等によってリサイクルの可能性が高められる。なお、偏光フィルタ163
は、ワイヤグリッド偏光素子に限らず、他の種類の偏光分離素子(例えば偏向ビームスプ
リッタや、これに位相差板を組み合わせたもの)に置き換えることができる。
ところで、本実施形態において、偏光フィルタ163は、ロッドインテグレータ141
の射出端41bに固定されている。つまり、薄型の偏光フィルタ163を介して照明光学
系140と偏光フィルタ163とが一体化されており、結果的に得られるプロジェクタを
小型化することができる。
以上説明した本実施形態のプロジェクタでも、照明光学系140の台座部材45に設け
た傾斜反射部45bが光軸に対して約45°傾いたミラーMRを有するので、光源装置2
0の側方に射出された光源光を正面方向に回収することができる。さらに、上上述のよう
に偏光フィルタ163からの戻り光がロッドインテグレータ141に設けた段差部SSで
反射されて再度前方に戻されて少なくとも一部が回収される。このような回収光を光変調
部160内に導くことによって光源光の利用効率を高めるとともに、光変調部160を正
面方向から少ない傾き成分で照明することができる。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態のプロジェクタについて説明する。第3実施形態のプロジェクタは
、第1実施形態や第2実施形態のプロジェクタを光源装置等の構造に関して変更したもの
であり、特に説明しない部分については、第1実施形態等と同様の構成となっているもの
とする。
図6は、本実施形態のプロジェクタの要部側面図であり、図7は、光源装置の側面図で
ある。図6から明らかなように、光源装置220は、台座部材245の平坦な上面45f
に固定されている。つまり、本実施形態の場合、台座部材245は、図1に示す傾斜反射
部45bを備えない本体部分45aのみからなる。一方、図7に示すように、台座部材4
5に支持された光源装置220は、光源パッケージとしての発光装置222と、発光装置
222を支持する回路基板24とを備える。ここで、発光装置222は、光源であるLE
Dチップ31と、これをマウントする支持台223とを有しているが、この支持台23は
、本体部分223aと傾斜反射部223bとを備える。傾斜反射部223bは、本体部分
223a上部に設けられ、本体部分223aと一体化されている。傾斜反射部223bは
、光軸OA方向から見て矩形或いは円形の突起であり、内向きに傾斜した状態のミラーM
Rを備える光回収部材となっている。このミラーMRは、LEDチップ31の側方の周辺
であって、LEDチップ31の近傍に配置されていることになる。また、このミラーMR
は、光軸OAに略向いた状態で光軸OAに対して例えば45°傾斜している。これにより
、LEDチップ31の側方に射出された光源光がミラーMRによって光軸OA方向の前方
に折り曲げられて光軸OAに略沿って進み、傾斜反射部223bの開口APから射出され
る。ここで、傾斜反射部223bの開口APのサイズは、ロッドインテグレータ41のロ
ッド入射口42のサイズよりも十分小さくなっており、傾斜反射部223bの開口APは
、ロッドインテグレータ41のロッド入射口42の中央付近に配置されている。これによ
り、傾斜反射部223bで反射されたLEDチップ31からの光源光を無駄なくロッドイ
ンテグレータ41内に取り込むことができる。
なお、本体部分223aの上部であって傾斜反射部223bに囲まれた窪み部分には、
樹脂等を充填することができる。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態のプロジェクタについて説明する。第4実施形態のプロジェクタは
、第1〜第3実施形態のプロジェクタを変更したものであり、特に説明しない部分につい
ては、第1実施形態等と同様の構成となっているものとする。
図8(a)は、第1実施形態等のプロジェクタに対する変形例を示し、図8(b)は、
第3実施形態等のプロジェクタに対する変形例を示す。
図8(a)に示す台座部材345は、傾斜反射部45bに設けたミラーMRの表面全体
に蛍光体層FCを塗布した構造を有する。これより、光源装置20の側方に射出された光
源光が光軸OA方向前方に折り曲げられて傾斜反射部45bの開口APから射出されるだ
けでなく、このような反射光に対して蛍光変換を行うことができる。すなわち、例えば光
源装置20が青色光を発生する場合、蛍光体層FCは、青色光によって赤色光、黄色光、
緑色光等の少なくとも1つ或いはこれらの組み合わせである蛍光を発生するものとする。
この場合、光源装置20から射出される青色光から赤色光、黄色光、又は緑色光を発生さ
せることができ、光源装置20の正面方向すなわちロッドインテグレータ41内に、青色
光とともに赤色光、黄色光、緑色光等を導くことができる。また、例えば光源装置20が
紫色光を発生する場合、蛍光体層FCは、紫色光によって赤色光、黄色光、緑色光、青色
光等の少なくとも1つ或いはこれらの組み合わせである蛍光を発生するものとする。この
場合、光源装置20から射出される紫色光から赤色光、黄色光、緑色光、又は青色光を発
生させることができ、光源装置20の正面方向すなわちロッドインテグレータ41内に、
赤色光、黄色光、緑色光、青色光等を導くことができる。なお、傾斜反射部45b上の蛍
光体層FCに赤色発光、黄色発光、緑色発光、青色発光等のいずれを発光させるかは、蛍
光体層FCに含ませる蛍光物質によって調整することができる。以上では、傾斜反射部4
5bにミラーMRを設けているが、ミラーMRを設けない構成も可能である。この場合、
光源装置20からの光束が蛍光体によって十分に波長変換されなかった場合、このような
元の波長の光束は、光軸OA方向前方に折り曲げられず、開口APから射出されなくなる
図8(b)に示す光源装置420に設けた発光装置222の場合、支持台23の傾斜反
射部223bに設けたミラーMRの表面全体に蛍光体層FCを塗布した構造を有する。こ
れより、発光装置222の側方に射出された光源光が光軸OA方向前方に折り曲げられて
傾斜反射部223bの開口APから射出されるだけでなく、このような反射光に対して蛍
光変換を行うことができる。すなわち、例えば発光装置222が青色光を発生する場合、
蛍光体層FCは、青色光によって赤色光、黄色光、緑色光等の少なくとも1つ或いはこれ
らの組み合わせである蛍光を発生するものとする。また、例えば発光装置222が紫色光
を発生する場合、蛍光体層FCは、紫色光によって赤色光、黄色光、緑色光、青色光等の
少なくとも1つ或いはこれらの組み合わせである蛍光を発生するものとする。なお、傾斜
反射部223b上の蛍光体層FCに赤色発光、黄色発光、緑色発光、青色発光等のいずれ
を発光させるかは、蛍光体層FCに含ませる蛍光物質によって調整することができる。以
上では、傾斜反射部223bにミラーMRを設けているが、ミラーMRを設けない構成も
可能である。この場合、発光装置22からの光束が蛍光体によって十分に波長変換されな
かった場合、このような元の波長の光束は、光軸OA方向前方に折り曲げられず、開口A
Pから射出されなくなる。
〔第5実施形態〕
以下、第5実施形態のプロジェクタについて説明する。第5実施形態のプロジェクタは
、第2実施形態のプロジェクタを変更したものであり、特に説明しない部分については、
第2実施形態等と同様の構成となっているものとする。
図9(a)は、本実施形態の第1例におけるプロジェクタの要部を示す部分拡大断面図
であり、図9(b)は、第2例におけるプロジェクタの要部を示す部分拡大断面図である
図9(a)において、ロッドインテグレータ541の内壁面141cは、階段状の段差
部SSに蛍光体層FCを塗布した構造を有する。これにより、図5に示す光変調部160
で反射された戻り光を正面方向に反射できるだけでなく、このような戻り光に対して蛍光
変換を行うことができる。すなわち、図5に示す光源装置20が青色光を発生する場合、
蛍光体層FCは、青色の戻り光によって赤色光、黄色光、緑色光等の少なくとも1つ或い
はこれらの組み合わせである蛍光を発生するものとする。また、図5に示す光源装置20
が紫色光を発生する場合、紫色光によって赤色光、黄色光、緑色光、青色光等の少なくと
も1つ或いはこれらの組み合わせである蛍光を発生するものとする。以上では、段差部S
Sの表面をミラーとしているが、ミラーを設けない構成も可能である。
図9(b)において、ロッドインテグレータ541の内壁面141cは、階段状の段差
部SSだけでなく内壁面141c全体に蛍光体層FCを塗布した構造を有する。これによ
り、図5に示す光変調部160からの戻り光を正面方向に反射する際に蛍光変換を行うこ
とができるだけでなく、ロッドインテグレータ541を通過する際に内壁面141cで反
射される光束に対して蛍光変換を行うことができる。
〔第6実施形態〕
以下、第6実施形態のプロジェクタについて説明する。第6実施形態のプロジェクタは
、第1実施形態のプロジェクタを所謂3板式に変更したものであり、特に説明しない部分
については、第1実施形態と同様の構成となっているものとする。なお、以下は例示であ
り、第2,3実施形態等のプロジェクタを3板式に変更することもできる。
図10は、第6実施形態のプロジェクタを説明する図である。このプロジェクタ610
は、各色の光源光を発生する3つの光源装置620R,620G,620Bと、各光源装
置620R,620G,620Bから射出された光源光を個別に集光して均一化する3つ
の照明光学系640R,640G,640Bと、各照明光学系640R,640G,64
0Bを経た照明光LR,LG,LBによってそれぞれ照明される3つの光変調部660R
,660G,660Bと、各光変調部660R,660G,660Bから射出される変調
光を合成するクロスダイクロイックプリズム670と、クロスダイクロイックプリズム6
70を経た像光をスクリーン(不図示)に投射する投射レンズ80とを備える。
各光源装置620R,620G,620Bは、それぞれ図1に示す第1実施形態の光源
装置20と同様の構造及び形状を有するが、内蔵されるLEDチップ31からの発光色が
それぞれ赤色、緑色、及び青色で相異なったものとなっている。
各照明光学系640R,640G,640Bは、それぞれ図1に示す第1実施形態の照
明光学系40と同様のロッドインテグレータ41及び台座部材45からなり、各光源装置
620R,620G,620Bから射出される光源光を集光し、照明光LR,LG,LB
として光変調部660R,660G,660Bにそれぞれ略均一に入射させる。
各光変調部660R,660G,660Bは、それぞれ図1に示す第1実施形態の光変
調部60と同様の構造及び形状を有しており、図示を省略する各色用の液晶パネルと、こ
れらの液晶パネルを両側から挟む偏光フィルタとを備える。
クロスダイクロイックプリズム670は、色合成光学系であり、平面上に形成された赤
色光反射用の第1ダイクロイック膜(具体的には誘電体多層膜)670aと、青色光反射
用の第2ダイクロイック膜(具体的には誘電体多層膜)670bとを、X字に交差させた
状態で内蔵するものである。このクロスダイクロイックプリズム670は、光変調部66
0Rからの赤色の変調光を第1ダイクロイック膜670aで反射して進行方向左側に射出
させ、光変調部660Gからの緑色の変調光を両ダイクロイック膜670a,670bを
介して直進・射出させ、光変調部660Bからの青色の変調光を第2ダイクロイック膜6
70aで反射して進行方向右側に射出させる。
このようにクロスダイクロイックプリズム670で合成された像光は、投射光学系であ
る投射レンズ80を経て、適当な拡大率でスクリーン(不図示)にカラー画像として投射
される。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限られるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能で
あり、例えば次のような変形も可能である。
すなわち、上記各実施形態では、LEDチップ31から側方に射出された光源光をミラ
ーMRを介してロッドインテグレータ41等に導いていたが、EL素子等から側方に射出
された光源光をミラーMRを介してロッドインテグレータ41等に導くこともできる。
また、プロジェクタとしては、投射面を観察する方向から画像投射を行う前面プロジェ
クタと、投射面を観察する方向とは反対側から画像投射を行う背面プロジェクタとがある
が、図1等に示すプロジェクタ10,610の構成は、いずれにも適用可能である。
第1実施形態のプロジェクタを概念的に説明する側面図である。 図1に示すプロジェクタの要部の端面図である。 光源装置の断面構造を説明する拡大側面図である。 (a)、(b)は、照明光学系から射出される光束の角度に対する累積光量や光度分布を示すグラフである。 第2実施形態のプロジェクタの要部を説明する側面図である。 第3実施形態のプロジェクタを説明する側面図である。 第3実施形態のプロジェクタの光源を説明する側面図である。 (a)、(b)は、第1,3実施形態のプロジェクタの変形例である第4実施形態を説明する側面図である。 (a)、(b)は、第5実施形態を説明する側面図である。 第5実施形態のプロジェクタを概念的に説明する図である。
符号の説明
10…プロジェクタ、 20,220…光源装置、 22,222…発光装置、 23
,223…支持台、 31…LEDチップ、 32…発光部、 40…照明光学系、 4
1…ロッドインテグレータ、 41a…入射端、 41b…射出端、 41c…内壁面、
42…ロッド入射口、 43…ロッド射出口、 45…台座部材、 45a…本体部分
、 45b…傾斜反射部、 45d…段差、 60…光変調部、 61…液晶パネル、
63,64…偏光フィルタ、 80…投射レンズ、 223b…傾斜反射部、 245…
台座部材、 620R,620G,620B…光源装置、 640R,640G,640
B…照明光学系、 660R,660G,660B…光変調部、 670…クロスダイク
ロイックプリズム、 AP…開口、 FC…蛍光体層、 LL…光源光、 LR,LG,
LB…照明光、 LS…導光空間、 MR…ミラー、 OA…光軸

Claims (20)

  1. 光源光を射出する光源と、
    前記光源の側方の周辺であって当該光源の近傍に配置されるとともに、前記光源から正
    面方向に延びる光軸又は当該光軸の近傍に向いた状態で当該光軸に対して所定角だけ傾斜
    する受光面を有する光回収部材と、
    前記光源からの光源光と前記光回収部材を経た光源光とを均一化するロッドインテグレ
    ータと、
    を備える照明装置。
  2. 前記光回収部材の前記受光面は、前記光源から射出される光源光を反射するミラーであ
    る請求項1記載の照明装置。
  3. 前記光回収部材の前記ミラーは、光軸に対して略45°傾斜している請求項2記載の照
    明装置。
  4. 前記光源と前記光回収部材とは、一体化されて光源パッケージを構成する請求項1から
    請求項3のいずれか一項記載の照明装置。
  5. 前記光回収部材は、前記光源を含む光源パッケージの周囲に配置される請求項1から請
    求項3のいずれか一項記載の照明装置。
  6. 前記光回収部材は、前記光源パッケージを支持する台座上に固定される請求項5記載の
    照明装置。
  7. 前記台座と前記光回収部材とは、一体化されて台座部材を構成する請求項6記載の照明
    装置。
  8. 前記光回収部材は、前記受光面上又は当該受光面の近傍に光源光に対して感応性を有す
    る蛍光体を有する請求項1から請求項7のいずれか一項記載の照明装置。
  9. 前記光回収部材に設けた蛍光体は、青色光の入射に対して黄色光、緑色光、及び赤色光
    のうち少なくとも1色の発光特性を有する請求項1から請求項8のいずれか一項記載の照
    明装置。
  10. 前記光回収部材は、当該光回収部材から反射によって射出される光束を前記ロッドイン
    テグレータにロッド入射口を介して入射させるとともに、前記ロッドインテグレータの内
    部で反射させることなく、前記ロッドインテグレータのロッド射出口から直接射出させる
    請求項1から請求項9のいずれか一項記載の照明装置。
  11. 前記光回収部材からの光束を射出させる開口は、前記ロッドインテグレータの前記ロッ
    ド入射口よりも小さい請求項1から請求項9のいずれか一項記載の照明装置。
  12. 前記光回収部材の前記開口は、前記ロッドインテグレータの前記ロッド入射口よりも内
    側に配置される請求項11記載の照明装置。
  13. 前記光回収部材の前記開口を前記ロッドインテグレータの前記ロッド入射口に対して固
    定する嵌合手段をさらに備える請求項12記載の照明装置。
  14. 前記ロッドインテグレータの後段に配置される偏光分離素子をさらに備える請求項1か
    ら請求項13のいずれか一項記載の照明装置。
  15. 前記偏光分離素子は、前記ロッドインテグレータの前記ロッド射出口に固定されている
    請求項14記載の照明装置。
  16. 前記偏光分離素子は、ワイヤグリッド偏光素子である請求項14及び請求項15のいず
    れか一項記載の照明装置。
  17. 前記ロッドインテグレータは、内側に面する階段状部分を有する請求項13から請求項
    16のいずれか一項記載の照明装置。
  18. 前記階段状部分は、前記偏光分離素子からの戻り光を前記ロッド射出口に折り返すミラ
    ーである請求項17記載の照明装置。
  19. 前記階段状部分は、光源光に対して感応性を有する蛍光体を有する請求項17及び請求
    項18のいずれか一項記載の照明装置。
  20. 請求項1から請求項19のいずれか一項記載の照明装置と、
    前記照明装置からの照明光を、画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置光で形成された像光を投射する投射光学系と
    を備えるプロジェクタ。
JP2006084942A 2006-03-27 2006-03-27 照明装置及びプロジェクタ Withdrawn JP2007265627A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006084942A JP2007265627A (ja) 2006-03-27 2006-03-27 照明装置及びプロジェクタ
US11/688,618 US7556413B2 (en) 2006-03-27 2007-03-20 Illumination device and projector
CNA2007100915528A CN101046605A (zh) 2006-03-27 2007-03-27 照明装置及投影机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006084942A JP2007265627A (ja) 2006-03-27 2006-03-27 照明装置及びプロジェクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007265627A true JP2007265627A (ja) 2007-10-11

Family

ID=38533185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006084942A Withdrawn JP2007265627A (ja) 2006-03-27 2006-03-27 照明装置及びプロジェクタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7556413B2 (ja)
JP (1) JP2007265627A (ja)
CN (1) CN101046605A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145368A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Seiko Epson Corp プロジェクター及びプロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法
JP2012063567A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Ricoh Co Ltd 光源装置、並びに、その光源装置を備えた照明装置及び投射型表示装置
JP2012128297A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 光源装置
JP2012137704A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 光源装置
JP2012137705A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 光源装置
US8272751B2 (en) 2009-04-14 2012-09-25 Seiko Epson Corporation Display apparatus having a tubular reflecting surface
US9519204B2 (en) 2010-12-17 2016-12-13 Hitachi Maxell, Ltd. Light source apparatus used in a projection type image display apparatus

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080117362A1 (en) * 2006-11-21 2008-05-22 3M Innovative Properties Company Organic Light Emitting Diode Devices With Optical Microstructures
US20100027274A1 (en) * 2008-07-29 2010-02-04 Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Optical reflector
KR20120037469A (ko) * 2009-06-16 2012-04-19 코닌클리즈케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 점 조명용 조명 시스템
CN101614946B (zh) * 2009-07-13 2011-12-28 杭州晶景光电有限公司 基于微显示芯片的紧凑型光学引擎***
CN102262340B (zh) * 2011-07-11 2013-01-09 深圳市华星光电技术有限公司 投影装置及投影设备
DE102013215374A1 (de) * 2013-08-05 2015-02-05 Osram Opto Semiconductors Gmbh Beleuchtungsanordnung
JP7362658B2 (ja) * 2018-05-01 2023-10-17 マテリオン コーポレイション 光トンネル及びその製造方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4965488A (en) * 1989-03-27 1990-10-23 Bachir Hihi Light-source multiplication device
US5780834A (en) * 1995-05-15 1998-07-14 Welch Allyn, Inc. Imaging and illumination optics assembly
JP3185977B2 (ja) * 1998-08-12 2001-07-11 スタンレー電気株式会社 Ledランプ
US6547416B2 (en) * 2000-12-21 2003-04-15 Koninklijke Philips Electronics N.V. Faceted multi-chip package to provide a beam of uniform white light from multiple monochrome LEDs
TW500225U (en) * 2001-07-27 2002-08-21 Kenmos Technology Co Ltd Polarized light transfer device with light-guide tube
US7153015B2 (en) * 2001-12-31 2006-12-26 Innovations In Optics, Inc. Led white light optical system
US6644841B2 (en) * 2002-03-01 2003-11-11 Gelcore Llc Light emitting diode reflector
US6841804B1 (en) * 2003-10-27 2005-01-11 Formosa Epitaxy Incorporation Device of white light-emitting diode
JP4474901B2 (ja) 2003-11-04 2010-06-09 セイコーエプソン株式会社 照明装置およびプロジェクタ
US7261441B2 (en) * 2004-02-27 2007-08-28 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. LED device and method for directing LED light
JP2005353816A (ja) 2004-06-10 2005-12-22 Olympus Corp 発光デバイス、発光デバイスの製造方法、発光デバイスを用いた照明装置、及び、プロジェクタ
JP4242810B2 (ja) * 2004-07-07 2009-03-25 オリンパス株式会社 導光部材、照明装置、プロジェクタ
US7445340B2 (en) * 2005-05-19 2008-11-04 3M Innovative Properties Company Polarized, LED-based illumination source
TWI282480B (en) * 2005-07-25 2007-06-11 Ind Tech Res Inst Structure of illuminating unit and structure of illuminating light source

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8272751B2 (en) 2009-04-14 2012-09-25 Seiko Epson Corporation Display apparatus having a tubular reflecting surface
JP2011145368A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Seiko Epson Corp プロジェクター及びプロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法
JP2012063567A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Ricoh Co Ltd 光源装置、並びに、その光源装置を備えた照明装置及び投射型表示装置
JP2012128297A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 光源装置
US9519204B2 (en) 2010-12-17 2016-12-13 Hitachi Maxell, Ltd. Light source apparatus used in a projection type image display apparatus
JP2012137704A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 光源装置
JP2012137705A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 光源装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20070223244A1 (en) 2007-09-27
US7556413B2 (en) 2009-07-07
CN101046605A (zh) 2007-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007265627A (ja) 照明装置及びプロジェクタ
JP5527058B2 (ja) 光源装置及びプロジェクター
US7410264B2 (en) Image display apparatus forming optical image by irradiating light from light source onto image display element
JP5445379B2 (ja) プロジェクター
JP5659741B2 (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP5914878B2 (ja) 光源装置及び投写型表示装置
US8500285B2 (en) Projection type display apparatus
JP6056001B2 (ja) 光源装置および投写型表示装置
EP2466375B1 (en) Light Source Apparatus
US9661285B2 (en) Projector with multiple types of light sources
US9423680B2 (en) Light source apparatus that irradiates a phosphor layer with excitation light and projector
JP5494678B2 (ja) 照明光学系およびプロジェクタ装置
US7258453B2 (en) Projector
JP2012013977A (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP2007265626A (ja) 照明装置及びプロジェクタ
JP7070620B2 (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2011107371A (ja) 照明装置およびプロジェクター
CN114859639B (zh) 光源装置和投影仪
JP5515200B2 (ja) 照明光学系及びプロジェクタ装置
JP4893780B2 (ja) 照明装置及びこれを備えたプロジェクタ
JP4165479B2 (ja) プロジェクタ
JP2008032907A (ja) 画像表示装置、投射型画像表示装置、及びリアプロジェクションテレビ
JP2006337428A (ja) 照明光学系、光学エンジン及び投射型映像表示装置
JP2006317568A (ja) 照明装置及び画像表示装置
JP4487484B2 (ja) 照明装置及びこれを備えたプロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090602