JP2011145368A - プロジェクター及びプロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法 - Google Patents

プロジェクター及びプロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】時間の経過とともに投写画像の色バランスが悪くなることのないプロジェクターを提供する。
【解決手段】発光源を異にする2つの色光を含む光を射出する固体光源装置20を備える照明装置10と、照明装置10からの照明光を複数の色光に分離する機能を有する色分離導光光学系200と、複数の色光を画像情報に応じて変調する液晶光変調装置400R,400G,400Bと、投写光学系600とを備えるプロジェクター1000であって、2つの色光の光量を測定して光量情報として出力する光量モニター700と、光量モニター700により出力された各色光の光量情報に基づいて、固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行う制御部800とをさらに備えることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、プロジェクター及びプロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法に関する。
従来、青色光を射出する青色固体光源と、青色光の一部を赤色光及び緑色光を含む蛍光に変換する蛍光層とを有し、照明光として白色光を射出する白色固体光源装置が知られている。また、当該白色固体光源装置を備える照明装置と、当該照明装置からの照明光を複数の色光に分離する色光分離手段と、当該色光分離手段からの複数の色光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、当該光変調装置からの変調光を投写画像として投写する投写光学系とを備えるプロジェクターが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
従来のプロジェクターによれば、単色光を射出する固体光源(青色固体光源)を用いながらもフルカラーの投写画像を投写することが可能となる。
特開2008−268639号公報
しかしながら、従来のプロジェクターにおいては、白色固体光源装置から射出される、発光源を異にする2つの色光(青色固体光源を発光源とする「青色光」及び蛍光層を発光源とする「赤色光又は緑色光」)の光量(「青色光の光量」及び「赤色光の光量又は緑色光の光量」)が時間の経過とともに様々な要因(例えば、温度変化、経時劣化など。これによって、青色固体光源の発光強度や発光波長が変化したり、蛍光層の発光効率が変化したりする。)によってそれぞれ異なった変化の仕方で変化するため、時間の経過とともにプロジェクターにおける投写画像の色バランスが悪くなるという問題がある。
そこで、本発明は、上記した問題を解決するためになされたもので、時間の経過とともに投写画像の色バランスが悪くなることのないプロジェクターを提供することを目的とする。また、時間の経過とともに投写画像の色バランスが悪くなることのない、プロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法を提供することを目的とする。
[1]本発明のプロジェクターは、発光源を異にする2つの色光を少なくとも含む光を射出する光源装置を備える照明装置と、前記照明装置からの照明光を複数の色光に分離する色光分離手段と、前記色光分離手段からの前記複数の色光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置からの変調光を投写画像として投写する投写光学系とを備えるプロジェクターであって、前記2つの色光の光量を測定して光量情報として出力する光量モニターと、前記光量モニターにより出力された各色光の光量情報に基づいて、前記光源装置の発光量及び前記光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行う制御部とをさらに備えることを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクターによれば、発光源を異にする2つの色光のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、光源装置の発光量及び光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行う制御部を備えるため、時間の経過とともに上記した2つの色光の光量がそれぞれ異なった変化の仕方によって変化したとしても、投写画像の色バランスが悪くなることがなくなる。
[2]本発明のプロジェクターにおいては、前記光源装置は、前記発光源として、青色光を射出する青色固体光源と、青色光の一部を赤色光及び緑色光を含む蛍光に変換して射出する蛍光層とを有し、前記青色光と前記蛍光とを含む白色光を射出することが好ましい。
光源装置が上記のような構成を有する白色固体光源装置である場合においても、「青色固体光源を発光源とする色光(青色光)」及び「蛍光層を発光源とする色光([a]赤色光、[b]緑色光又は[c]これらが混合された色光)」のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、光源装置の発光量及び光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となる。
[3]本発明のプロジェクターにおいては、前記蛍光層は、青色光により励起されたときに赤色光、緑色光及び黄色光を含む蛍光を射出する黄色蛍光体を含有することが好ましい。
蛍光層が上記のような蛍光層である場合においても、「青色固体光源を発光源とする色光(青色光)」及び「蛍光層を発光源とする色光([a]赤色光、[b]緑色光、[c]黄色光又は[d]これらが混合された色光)」のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、光源装置の発光量及び光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となる。
[4]本発明のプロジェクターにおいては、前記蛍光層は、青色光により励起されたときに赤色光を含む蛍光を射出する赤色蛍光体と、青色光により励起されたときに緑色光を含む蛍光を射出する緑色蛍光体とを含有することが好ましい。
蛍光層が上記のような蛍光層である場合においても、「青色固体光源を発光源とする色光(青色光)」及び「蛍光層を発光源とする色光([a]赤色光、[b]緑色光又は[c]これらが混合された色光)」のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、光源装置の発光量及び光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となる。
[5]本発明のプロジェクターにおいては、前記光変調装置は、赤色光、緑色光及び青色光のそれぞれを変調する複数の光変調装置からなり、前記光量モニターは、青色光の光量を測定して第1光量として出力する第1光量モニターと、蛍光層から射出される光に含まれる少なくとも1つの色光の光量を測定して第2光量として出力する第2光量モニターとを有し、前記制御部は、前記第1光量モニターから出力される前記第1光量と前記第2光量モニターから出力される前記第2光量との比率を算出し、前記第1光量と前記第2光量との比率に基づいて、前記光源装置の発光量及び前記光変調装置の変調量を制御することが好ましい。
プロジェクターが3板式のプロジェクターである場合においては、上記のように構成することにより、青色光について測定された第1光量と、蛍光層から射出される光に含まれる少なくとも1つの色光(例えば、[a]赤色光、[b]緑色光、[c]黄色光又は[d]これらが適宜混合された色光)について測定された第2光量との比率に基づいて光源装置の発光量及び光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となる。
[6]本発明のプロジェクターにおいては、前記光変調装置は、単一の時分割駆動方式の光変調装置からなり、前記色光分離手段は、照明装置から射出される照明光を時分割方式により分離して少なくとも前記複数の色光を生成する回転式カラーホイールからなり、
前記光量測定モニターは、前記青色固体光源から射出される青色光が前記光変調装置に照射されているときには前記青色光の光量を測定して第1光量として出力し、蛍光層から射出される蛍光に含まれる少なくとも1つの色光が前記光変調装置に照射されているときには当該少なくとも1つの色光の光量を測定して第2光量として出力し、前記制御部は、前記光量モニターから出力される前記第1光量と前記第2光量との比率を算出し、前記第1光量と前記第2光量との比率に基づいて、前記光源装置の発光量及び前記光変調装置の変調量を制御することが好ましい。
プロジェクターが単一の時分割駆動方式の光変調装置を備えるプロジェクターである場合においては、上記のように構成することにより、青色光について測定された第1光量と、蛍光層から射出される光に含まれる少なくとも1つの色光(例えば、[a]赤色光、[b]黄色光、[c]緑色光又は[d]これらが適宜混合された色光)について測定された第2光量との比率に基づいて光源装置の発光量及び光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となる。
[7]本発明のプロジェクターにおいては、前記制御部は、前記第2光量の値が一定になるように前記光源装置の発光量を制御するとともに、前記第1光量と前記第2光量との比率に基づいて、前記光変調装置における青色光の変調量を制御することが好ましい。
このように構成することにより、時間の経過とともに投写画像の明るさが変動することがなくなる。また、制御部は変調量の制御を青色光のみについて行えばよくなるため、変調量の制御を容易に行うことができるようになる。
[8]本発明のプロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法は、発光源を異にする2つの色光を少なくとも含む光を射出する光源装置から射出される照明光を分離して複数の色光に分離した後、当該複数の色光を画像情報に応じて光変調装置によって変調し、変調光を投写画像として投写するプロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法であって、前記2つの色光の光量を測定して光量情報として出力する光量測定ステップと、前記光量測定ステップにおいて出力された各色光の光量情報に基づいて、前記光源装置の発光量及び前記光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行う色バランス調整ステップとを含むことを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法によれば、発光源を異にする2つの色光のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、光源装置の発光量及び光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となるため、時間の経過とともに上記した2つの色光の光量がそれぞれ異なった変化の仕方によって変化したとしても、投写画像の色バランスが悪くなることがなくなる。
実施形態1に係るプロジェクター1000の光学系を示す平面図。 実施形態1における固体光源装置20の断面図。 実施形態1における固体光源24の発光強度特性及び蛍光体の発光強度特性を示すグラフ。 実施形態1に係るプロジェクター1000の制御系を示すブロック図。 実施形態1に係るプロジェクター1000における制御部800の動作原理を説明するために示すグラフ。 実施形態1に係るプロジェクター1000における投写画像の色バランス調整方法を示すフローチャート。 実施形態2に係るプロジェクター1002を説明するために示す図。 実施形態2における各蛍光体の発光強度特性を示すグラフ。 実施形態2に係るプロジェクター1002の制御系を示すブロック図。 変形例に係るプロジェクター1004の光学系を示す平面図。 変形例2に係るプロジェクター1006(図示せず。)における制御部802の動作原理を説明するために示すグラフ。
以下、本発明のプロジェクターについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るプロジェクター1000の光学系を示す平面図である。
図2は、実施形態1における固体光源装置20の断面図である。
図3は、実施形態1における固体光源24の発光強度特性及び蛍光体の発光強度特性を示すグラフである。図3(a)は固体光源24の発光強度特性を示すグラフであり、図3(b)は蛍光層26が含有する黄色蛍光体の発光強度特性を示すグラフである。発光強度特性とは、固体光源であれば電圧を印加したときに、蛍光体であれば励起光が入射したときに、どのような波長の光をどの位の強度で射出するのかという特性のことをいう。グラフの縦軸は相対発光強度を表し、発光強度が最も強い波長における発光強度を1としている。グラフの横軸は、波長を表す。
図4は、実施形態1に係るプロジェクター1000の制御系を示すブロック図である。
なお、図1、図3及び図4において、符号Rは赤色光を示し、符号Gは緑色光を示し、符号Bは青色光を示し、符号Yは黄色光を示す。
まず、実施形態1に係るプロジェクター1000の構成を説明する。
実施形態1に係るプロジェクター1000は、図1及び図4に示すように、照明装置10と、色分離導光光学系200と、3つの液晶光変調装置400R,400G,400Bと、クロスダイクロイックプリズム500と、投写光学系600と、光量モニター700と、制御部800とを備える。
以降、プロジェクター1000の構成を(ア)プロジェクター1000の光学系(主に照明装置10、色分離導光光学系200、3つの液晶光変調装置400R,400G,400B、クロスダイクロイックプリズム500及び投写光学系600)と、(イ)プロジェクター1000の制御系(主に光量モニター700及び制御部800)とに分けて説明する。
(ア)プロジェクター1000の光学系
照明装置10は、固体光源装置20と、コリメート光学系30と、ロッドインテグレーター光学系40とを備える。
固体光源装置20は、発光源を異にする色光(後述する青色光及び蛍光)を含む光を射出する光源装置である。具体的には、固体光源装置20は、図2に示すように、基台22、固体光源24、蛍光層26及び封止部材28を有する発光ダイオードであり、赤色光、緑色光、青色光及び黄色光を含む白色光を射出する白色固体光源装置である(図3(a)及び図3(b)参照。)。なお、固体光源装置20は、上記した構成要素の他にもリード線等を有するが、図示及び説明を省略する。
基台22は、固体光源24を搭載する基台である。
固体光源24は、主励起光として青色光(発光強度のピーク:約460nm、図3(a)参照。)を射出する青色固体光源である。固体光源24は、窒化ガリウムを主成分とし、pn接合型の構造を有する。なお、固体光源はpn接合型の構造を有していなくてもよく、ダブルヘテロ接合型、量子井戸接合型等の構造を有してもよい。
固体光源24と基台22との間には反射層(図示せず。)が形成されており、固体光源24から基台22側へ射出された青色光は、反射層によって蛍光層26側へ反射される。
蛍光層26は、青色光の一部を赤色光及び緑色光を含む蛍光に変換して射出する蛍光層である。蛍光層26は、青色光により励起されたときに赤色光、緑色光及び黄色光を含む蛍光を射出する黄色蛍光体を含有する層からなり、固体光源24の被照明領域側に配置されている。黄色蛍光体は、YAG系蛍光体の(Y,Gd)(Al,Ga)12:Ceからなる。なお、黄色蛍光体は、上記以外の蛍光体からなるものであってもよく、例えば、上記以外のYAG系蛍光体、シリケート系蛍光体、TAG系蛍光体等からなるものであってもよい。
蛍光層26は、固体光源24が射出する青色光をそれぞれ蛍光である赤色光(発光強度のピーク:約610nm)、緑色光(発光強度のピーク:約540nm)及び黄色光(発光強度のピーク:約580nm)に変換して射出する(図3(b)参照。)。
封止部材28は、透明なエポキシ樹脂からなり、固体光源24及び蛍光層26を保護する。
コリメート光学系30は、図1に示すように、固体光源装置20からの光の拡がり角を抑える凸メニスカスレンズからなる第1レンズ32と、第1レンズ32からの光を略平行化する凸レンズからなる第2レンズ34とを備え、全体として、固体光源装置20からの光を略平行化する機能を有する。なお、コリメート光学系は、1枚のレンズのみを備えてもよいし、3枚以上のレンズを備えてもよい。要するに、コリメート光学系は、全体として固体光源装置20からの光を略平行化する機能を有すればよい。
ロッドインテグレーター光学系40は、凸レンズ42、インテグレーターロッド44及び凸レンズ46を備える。
凸レンズ42は、コリメート光学系30からの平行光を集光してインテグレーターロッド44の入射面に導光する。
インテグレーターロッド44は、中実の柱状ロッドであり、入射面から入射した光を内面で多重反射することによって均一化し、面内光強度分布が均一化した光を射出面から射出する。なお、インテグレーターロッドとしては、中実の柱状ロッドに代えて、中空の柱状ロッドを用いることもできる。
凸レンズ46は、インテグレーターロッド44の射出面から射出された光を略平行化して、当該光を液晶光変調装置400R,400G,400Gにおける画像形成領域に導光する。
なお、ロッドインテグレーター光学系の代わりに複数のレンズアレイ及び重畳レンズを備えるレンズインテグレーター光学系を用いることもできる。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210,230,240、部分透過ミラー220、反射ミラー250及びリレーレンズ260,270を備える。色分離導光光学系200は、照明装置10からの光を赤色光、緑色光、青色光及び黄色光に分離し、赤色光、緑色光及び青色光のそれぞれの色光を照明対象となる液晶光変調装置400R,400G,400Bに導光する機能を有する。つまり、色分離導光光学系200は、色光分離手段としての機能を有する。
ダイクロイックミラー210,230,240は、基板上に、所定の波長領域の光を反射して、他の波長領域の光を通過させる波長選択透過膜が形成されたミラーである。
ダイクロイックミラー210は、赤色光、緑色光及び黄色光を反射して、青色光を通過させる。
ダイクロイックミラー230は、緑色光を反射して、赤色光及び黄色光を通過させる。
ダイクロイックミラー240は、赤色光を反射して、黄色光を通過させる。
部分透過ミラー220は、基本的にはダイクロイックミラーと同様の構成を有するが、入射した青色光のうち大部分を反射し、一部を通過させる。
反射ミラー250は、赤色光を反射する。
ダイクロイックミラー210で反射された赤色光は、ダイクロイックミラー230を通過し、さらに、リレーレンズ260、ダイクロイックミラー240、リレーレンズ270、反射ミラー250を経て赤色光用の液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。リレーレンズ260,270、ダイクロイックミラー240及び反射ミラー250は、ダイクロイックミラー230を通過した赤色光成分を液晶光変調装置400Rまで導く機能を有する。
ダイクロイックミラー210で反射された緑色光は、ダイクロイックミラー230でさらに反射され、緑色光用の液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー210を通過した青色光は、部分透過ミラー220によってその大部分が反射され、青色光用の液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。部分透過ミラー220を通過した一部の青色光は、第1光量モニター710(後述)に入射する。
ダイクロイックミラー210で反射された黄色光は、ダイクロイックミラー230、リレーレンズ260、ダイクロイックミラー240を順に通過して、第2光量モニター720(後述)に入射する。
なお、赤色光の光路にこのようなリレーレンズ260,270が設けられているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためである。実施形態1に係るプロジェクター1000においては、赤色光の光路の長さが長いのでこのような構成とされているが、青色光の光路の長さを長くして、リレーレンズ260,270を青色光の光路に用いる構成も考えられる。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、入射した色光を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、照明装置10の照明対象となる。なお、図示を省略したが、反射ミラー250と液晶光変調装置400Rとの間、ダイクロイックミラー230と液晶光変調装置400Gとの間及び部分透過ミラー220と液晶光変調装置400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が介在配置され、各液晶光変調装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が介在配置される。これら入射側偏光板、液晶光変調装置400R,400G,400B及び射出側偏光板によって、入射した各色光の光変調が行われる。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入した透過型の液晶光変調装置であり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号に応じて、入射側偏光板から射出された1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
プロジェクター1000は、3つの液晶光変調装置を備えるため、所謂3板式のプロジェクターとなる。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板から射出された色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の界面に形成された誘電体多層膜は、赤色光を反射するものであり、他方の界面に形成された誘電体多層膜は、青色光を反射するものである。これらの誘電体多層膜によって赤色光及び青色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、スクリーンSCR上で画像を形成する。
(イ)プロジェクター1000の制御系
光量モニター700は、図4に示すように、青色光の光量を測定する第1光量モニター710と、蛍光層から射出される光に含まれる黄色光の光量を測定する第2光量モニター720とを有する。第1光量モニター710は、測定した青色光の光量を第1光量として出力する。第2光量モニター720は、測定した黄色光の光量を第2光量として出力する。光量モニター700は、第1光量及び第2光量を光量情報として出力する。
制御部800は、固体光源装置20の発光量を制御する光源装置制御部810と、青色光用の液晶光変調装置400Bの変調量を制御する光変調装置制御部820とを有する。制御部800は、光量モニター700により出力された青色光の光量情報及び黄色光の光量情報に基づいて、固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行う。具体的には、制御部800は、第1光量モニター710から出力される第1光量と第2光量モニター720から出力される第2光量との比率を算出し、第1光量と第2光量との比率に基づいて、固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御する。この場合において、変調量の制御とは、投写画像の色バランスが取れるように液晶光変調装置400Bの変調量を制御することをいう。従って、画像ソースとしての全白画像を投写画面に表示したときには、表示画像としての全白画像が表示されることになる。
なお、制御部800は、第2光量(黄色光の光量)の値が一定になるように固体光源装置20の発光量(固体光源24の青色光の発光量)を制御する(以下、当該発光量の制御のことをAPC(オートパワーコントロール)ということにする。)とともに、第1光量(青色光の光量)と第2光量(黄色光の光量)との比率に基づいて、液晶光変調装置400Bの変調量を制御する。黄色光、赤色光及び緑色光は同一の発光源(蛍光層26)から射出されるため、黄色光の光量、赤色光の光量及び緑色光の光量は同様の傾向をもって変化する。このため、第2光量(黄色光の光量)の値が一定になるように固体光源装置20の発光量を制御することにより、赤色光の光量及び緑色光の光量も一定となる。その結果、残りの青色光について変調量の制御を行えば、色バランス調整を行うことができるようになる。
以下、制御部800の動作原理について、図5を用いて詳しく説明する。
図5は、実施形態1に係る係るプロジェクター1000における制御部800の動作原理を説明するために示すグラフである。図5(a)及び図5(b)は固体光源装置20を点灯したときに固体光源24の発光強度(青色光の発光強度)及び蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)がどのように変化するかを示す図であり、図5(c)は固体光源装置20を点灯して投写画面に全白画像を投写したときに投写画面における各色光(青色光、緑色光及び赤色光)の輝度がどのように変化するかを示す図である。図5(a)は制御部800が固体光源装置20における発光量の調整を行っていないときの発光強度を示し、図5(b)は制御部800が固体光源装置20における発光量の調整を行い、液晶光変調装置400Bにおける変調量の調整を行っていないときの発光強度を示し、図5(c)は制御部800が固体光源装置20における発光量の調整及び液晶光変調装置400Bにおける変調量の調整をともに行っているときの輝度を示す。なお、図5(a)〜図5(c)において、グラフの縦軸は点灯直後における発光強度又は輝度を1としたときの相対発光強度又は相対輝度を示し、グラフの横軸は点灯からの時間を表す。なお、点灯直後においては色バランスが取れているものとする。また、図5(a)及び図5(b)において、符号Bは固体光源24の発光強度(青色光)を示し、符号Yは蛍光層26の発光強度(黄色光)を示す。図5(c)において、符号R,G,Bはそれぞれ投写画面における青色光、緑色光及び赤色光の輝度を示す。
1.制御部800が固体光源装置20における発光量の調整を行っていないとき
実施形態1に係るプロジェクター1000においては、図5(a)に示すように、固体光源装置20を点灯してからの時間が経過するに従って、固体光源24の発光強度(青色光の発光強度)及び蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)もともに徐々に低下する傾向にある。このとき、蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)は、固体光源24の発光強度(青色光の発光強度)よりも強く低下する傾向にある。これは、固体光源装置20を点灯してからの時間が経過するに従って固体光源装置20の温度が上昇することに起因するものと推測される。
従って、この場合、固体光源装置20を点灯して投写画面に全白画像を投写したとしても、固体光源装置20を点灯してからの時間が経過するに従って、色バランスが徐々に劣化する(青っぽくなる)。また、投写画面全体の明るさも徐々に低下する。
2.制御部800が固体光源装置20における発光量の調整を行い、液晶光変調装置400Bにおける変調量の調整を行っていないとき
この場合、制御部800は、蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)の値が一定になるように固体光源装置20の発光量を制御するため、図5(b)に示すように、固体光源装置20を点灯してからの時間が経過しても、蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)は一定となる。一方、固体光源24の発光強度(青色光の発光強度)は、図5(b)に示すように、固体光源装置20を点灯してからの時間が経過するに従って増大することとなる。
従って、この場合、投写画面全体の明るさの低下は是正される(投写画像の明るさは徐々に増大するようになる)が、色バランスの劣化は是正されない。
3.制御部800が固体光源装置20における発光量の調整及び液晶光変調装置400Bにおける変調量の調整をともに行っているとき
この場合、制御部800は、蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)の値が一定になるように固体光源装置20の発光量を制御し、さらには、液晶光変調装置400Bにおける青色光の変調量を制御しているため、図5(c)に示すように、固体光源装置20を点灯してからの時間が経過しても、投写画面における各色光(青色光、緑色光及び赤色光)の輝度は変化しない。
従って、この場合、投写画面全体の明るさは常に一定となり、また、色バランスの劣化も起こらない。
よって、実施形態1に係るプロジェクター1000によれば、上記のような制御部800を備えるため、時間の経過とともに2つの色光(「固体光源を発光源とする色光」及び「蛍光層を発光源とする色光」)の光量がそれぞれ異なった変化の仕方によって変化したとしても、投写画像の色バランスが悪くなることがなくなる。
次に、実施形態1に係るプロジェクター1000における投写画像の色バランス調整方法を説明する。図6は、実施形態1に係るプロジェクター1000における投写画像の色バランス調整方法を示すフローチャートである。
実施形態1に係るプロジェクター1000における投写画像の色バランス調整方法は、図6に示すように、光量測定ステップS1と色バランス調整ステップS2とを含む。
A.光量測定ステップS1
光量測定ステップS1は、2つの色光(青色光及び黄色光)の光量(第1光量及び第2光量)を測定して光量情報として出力するステップである。光量測定ステップS1は、光量モニター700(第1光量モニター710及び第2光量モニター720)によって行われる。
B.色バランス調整ステップS2
色バランス調整ステップS2は、光量測定ステップS1において出力された青色光の光量(第1光量)及び黄色光の光量(第2光量)を含む光量情報に基づいて、固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うステップである。具体的には、第1光量と第2光量との比率を算出し、当該第1光量と第2光量との比率に基づいて、固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御する。色バランス調整ステップS2は、制御部800によって行われる。
実施形態1に係るプロジェクター1000における投写画像の色バランス調整方法においては、まず、光量測定モニターが例えば1分毎に光量測定ステップS1を実施する。次に、制御部が、得られた光量情報に基づいて色バランス調整ステップS2を実施する。
なお、光量測定ステップS1を実施するタイミングは1分毎に限定されるものではなく、例えば1フレーム毎、1秒毎、10分毎など任意に定めることができる。
次に、実施形態1に係るプロジェクター1000の効果及び実施形態1に係るプロジェクター1000における投写画像の色バランス調整方法の効果を説明する。
実施形態1に係るプロジェクター1000によれば、発光源を異にする2つの色光(青色光及び黄色光)のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行う制御部800を備えるため、時間の経過とともに上記した2つの色光の光量がそれぞれ異なった変化の仕方によって変化したとしても、投写画像の色バランスが悪くなることがなくなる。
また、実施形態1に係るプロジェクター1000によれば、固体光源装置20が発光源として、青色光を射出する固体光源24と、青色光の一部を赤色光及び緑色光を含む蛍光に変換して射出する蛍光層26とを有し、青色光と蛍光とを含む白色光を射出する白色固体光源装置である場合においても、「固体光源24を発光源とする色光(青色光)」及び「蛍光層26を発光源とする色光(黄色光)」のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となる。
また、実施形態1に係るプロジェクター1000によれば、蛍光層26が青色光により励起されたときに赤色光、緑色光及び黄色光を含む蛍光を射出する黄色蛍光体を含有する蛍光層である場合においても、「固体光源24を発光源とする色光(青色光)」及び「蛍光層26を発光源とする色光(黄色光)」のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となる。
また、実施形態1に係るプロジェクター1000によれば、光変調装置が液晶光変調装置400R,400G,400Bからなり、光量モニター700が第1光量モニター710と第2光量モニター720とを有し、制御部800は、第1光量モニター710から出力される第1光量と第2光量モニター720から出力される第2光量との比率を算出し、第1光量と第2光量との比率に基づいて、固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御するため、第1光量と第2光量との比率に基づいて固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となる。
また、実施形態1に係るプロジェクター1000によれば、制御部800が第2光量の値が一定になるように固体光源装置20の発光量を制御するとともに、第1光量と第2光量との比率に基づいて、青色光用の液晶光変調装置400Bの変調量を制御するため、時間の経過とともに投写画像の明るさが変動することがなくなる。また、制御部800は変調量の制御を青色光のみについて行えばよくなるため、変調量の制御を容易に行うことができるようになる。
実施形態1に係るプロジェクター1000における投写画像の色バランス調整方法によれば、光量測定ステップS1と、色バランス調整ステップS2とを含むため、発光源を異にする2つの色光(青色光及び黄色光)のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、固体光源装置20の発光量及び液晶光変調装置400Bの変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となるため、時間の経過とともに上記した2つの色光の光量がそれぞれ異なった変化の仕方によって変化したとしても、投写画像の色バランスが悪くなることがなくなる。
[実施形態2]
図7は、実施形態2に係るプロジェクター1002を説明するために示す図である。図7(a)は実施形態2に係るプロジェクター1002の光学系を示す平面図であり、図7(b)は回転式カラーホイール202を示す正面図である。
図8は、実施形態2における各蛍光体の発光強度特性を示すグラフである。図8(a)は蛍光層27が含有する赤色蛍光体の発光強度特性を示すグラフであり、図8(b)は蛍光層27が含有する緑色蛍光体の発光強度特性を示すグラフである。
図9は、実施形態2に係るプロジェクター1002の制御系を示すブロック図である。
なお、図7〜図9において、符号Rは赤色光を示し、符号Gは緑色光を示し、符号Bは青色光を示す。
実施形態2に係るプロジェクター1002は、基本的には実施形態1に係るプロジェクター1000と同様の構成を有するが、照明装置、色光分離手段、光変調装置及び光量モニターの構成が実施形態1に係るプロジェクター1000とは異なる。また、それに伴って、制御部の構成が異なる点、さらに、リレー光学系を備える点が実施形態1に係るプロジェクター1000とは異なる。
以下、プロジェクター1002の構成を説明する。なお、実施形態1と同様の事項に関しては、説明を適宜省略する。
照明装置12は、図7(a)に示すように、固体光源装置21と、コリメート光学系30と、集光レンズ48とを備える。
固体光源装置21は、基本的には実施形態1における固体光源装置20と同様の構成を有するが、蛍光層27(図示せず。)の構成が異なる。蛍光層27は、青色光により励起されたときに赤色光を含む蛍光を射出する赤色蛍光体と、青色光により励起されたときに緑色光を含む蛍光を射出する緑色蛍光体とを含有する層からなる。赤色蛍光体は、例えばCaAlSiN赤色蛍光体からなる。緑色蛍光体は、例えばβサイアロン緑色蛍光体からなる。なお、各蛍光体は上記したものに限定されるものではなく、固体光源からの光により各色光を射出するものであれば他の蛍光体を用いることもできる。
蛍光層27は、固体光源24が射出する青色光をそれぞれ蛍光である赤色光(発光強度のピーク:約640nm)及び緑色光(発光強度のピーク:約540nm)に変換して射出する(図8(a)及び図8(b)参照。)。
集光レンズ48は、コリメート光学系30からの平行光を集光し、回転式カラーホイール202(後述)を介してインテグレーターロッド50の入射面に導光する。
回転式カラーホイール202は、照明装置12から射出される照明光を時分割方式により分離して赤色光、緑色光及び青色光を生成する色光分離手段であり、カラーホイール駆動装置280によって回転駆動される。カラーホイール駆動装置280は、例えば、モーターを有し、当該モーターによって回転式カラーホイール202を回転駆動する。
回転式カラーホイール202は、図7(a)に示すように、インテグレーターロッド50の入射面の直前に配設されている。
回転式カラーホイール202は、図7(b)に示すように、赤色光を通過させる赤色通過領域204Rと、緑色光を通過させる緑色光通過領域204Gと、青色光を通過させる青色光通過領域204Bとが周方向に沿って配列された構造を有する。各通過領域は、各通過領域が射出する所定の色光以外の色光を反射又は吸収することによって、所定の色光を通過させる。回転式カラーホイール202は、上記の各色光通過領域により、照明装置12からの白色光を赤色光、緑色光及び青色光からなる色光列として、時分割方式により分離して射出する。
インテグレーターロッド50は、中実の柱状ロッドであり、入射面から入射した各色光を内面で多重反射することによって均一化し、面内光強度分布が均一化した各色光を射出面から射出する。なお、インテグレーターロッドとしては、中実の柱状ロッドに代えて、中空の柱状ロッドを用いることもできる。
リレー光学系60は、図7(a)に示すように、リレーレンズ62、部分透過ミラー64及びフィールドレンズ66を有する。リレー光学系60は、インテグレーターロッド50からの色光列を、マイクロミラー型光変調装置402に導光する。
リレーレンズ62は、インテグレーターロッド50から射出される色光列を、マイクロミラー型光変調装置402の画像変調領域に結像するように集光する。
部分透過ミラー64は、入射した色光列のうち大部分をマイクロミラー型光変調装置402の方向へ向けて反射し、一部を通過させる。なお、部分透過ミラー64を通過した色光列は、光量モニター702(後述)に入射する。
フィールドレンズ66は、詳しい説明は省略するが、部分透過ミラー64からの色光列をマイクロミラー型光変調装置402に導光するとともに、マイクロミラー型光変調装置402からの色光列を投写光学系602に導光するためのレンズである。
マイクロミラー型光変調装置402は、単一の時分割駆動方式の光変調装置であり、具体的には、リレー光学系60からの色光列を画像情報に応じて各画素に対応するマイクロミラーにより反射し、投写光学系602へ向けて射出する機能を有する反射方向制御型光変調装置である。マイクロミラー型光変調装置402は、詳しい説明は省略するが、インテグレーターロッド50の射出面と共役な位置に配設される。
投写光学系602は、マイクロミラー型光変調装置402からの投写画像を表す色光列を外部のスクリーンSCRに投写画像として投写する。マイクロミラー型光変調装置402と投写光学系602とは、それぞれの中心軸が一致するように配置されている。
なお、スクリーンSCR上では、赤色の投写画像と、緑色の投写画像と、青色の投写画像とが切り替わりながら順次投写されることになるが、これらの切り替わりの速さが十分に速いため、人間の目にはカラー画像として認識される。
光量モニター702は、図9に示すように、固体光源24から射出される青色光がマイクロミラー型光変調装置402に照射されているときには青色光の光量を測定して第1光量として出力し、蛍光層から射出される蛍光に含まれる赤色光が前記光変調装置に照射されているときには赤色光の光量を測定して第2光量として出力する。
制御部804は、固体光源装置21の発光量を制御する光源装置制御部810と、マイクロミラー型光変調装置402の変調量を制御する光変調装置制御部822とを有する。制御部802は、第1光量モニターから出力される第1光量と第2光量との比率を算出し、第1光量と第2光量との比率に基づいて、固体光源装置21の発光量及びマイクロミラー型光変調装置402の変調量を制御する。
以下、実施形態2に係るプロジェクター1002の効果を説明する。
上記のように、実施形態2に係るプロジェクター1002は、照明装置、色光分離手段、光変調装置、光量モニター等の構成が実施形態1に係るプロジェクター1000とは異なるが、発光源を異にする2つの色光(青色光及び赤色光)のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、固体光源装置21の発光量及びマイクロミラー型光変調装置402の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行う制御部802を備えるため、実施形態1に係るプロジェクター1000と同様に、時間の経過とともに上記した2つの色光の光量がそれぞれ異なった変化の仕方によって変化したとしても、投写画像の色バランスが悪くなることがなくなる。
また、実施形態2に係るプロジェクター1002によれば、蛍光層27が、青色光により励起されたときに赤色光を含む蛍光を射出する赤色蛍光体と、青色光により励起されたときに緑色光を含む蛍光を射出する緑色蛍光体とを含有する蛍光層である場合においても、「固体光源24を発光源とする色光(青色光)」及び「蛍光層27を発光源とする赤色光」のそれぞれについて測定して得られる光量情報に基づいて、固体光源装置21の発光量及びマイクロミラー型光変調装置402の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行うことが可能となる。
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の様態において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態1においては、蛍光層26を発光源とする色光の光量として黄色光の光量を測定したが、本発明はこれに限定されるものではない。図10は、変形例1に係るプロジェクター1004の光学系を示す平面図である。図10中、符号252は、赤色光のうち大部分を反射し一部分を透過させ部分透過ミラーを示す。本発明のプロジェクターにおいては、変形例1に係るプロジェクター1004のように、蛍光層を発光源とする色光の光量として赤色光を測定してもよい。また、蛍光層を発光源とする色光として、緑色光の光量を測定してもよいし、赤色光や緑色光等が混合された色光の光量を測定してもよい。このような構成のプロジェクターにおいては、黄色光を射出しない発光源を使用することもできる。
(2)上記実施形態1においては、蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)が、固体光源24の発光強度(青色光の発光強度)よりも強く低下する傾向にある場合を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
図11は、変形例2に係るプロジェクター1006(図示せず。)における制御部804の動作原理を説明するために示すグラフである。変形例2に係るプロジェクター1006においては、固体光源24の発光強度(青色光の発光強度)が、蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)よりも強く低下する傾向にあるものとする。図11(a)及び図11(b)は固体光源装置20を点灯したときに固体光源24の発光強度(青色光の発光強度)及び蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)がどのように変化するかを示す図であり、図11(c)は固体光源装置20を点灯して投写画面に全白画像を投写したときに投写画面における各色光(青色光、緑色光及び赤色光)の輝度がどのように変化するかを示す図である。図11(a)は制御部804が固体光源装置20における発光量の調整を行っていないときの発光強度を示し、図11(b)は制御部804が固体光源装置20における発光量の調整を行い、液晶光変調装置400Bにおける変調量の調整を行っていないときの発光強度を示し、図11(c)は制御部804が固体光源装置20における発光量の調整及び液晶光変調装置400Bにおける変調量の調整をともに行っているときの輝度を示す。なお、図11(a)〜図11(c)において、グラフの縦軸は点灯直後における発光強度又は輝度を1としたときの相対発光強度又は相対輝度を示し、グラフの横軸は点灯からの時間を表す。なお、点灯直後においては固体光源24の発光強度(青色光の発光強度)が、蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)よりも相対的に強いものとする。また、図11(a)及び図11(b)において、符号Bは固体光源24の発光強度(青色光)を示し、符号Yは蛍光層26の発光強度(黄色光)を示す。図11(c)において、符号R,G,Bはそれぞれ投写画面における青色光、緑色光及び赤色光の輝度を示す。
本発明においては、変形例2に係るプロジェクター1006の場合のように、固体光源24の発光強度(青色光の発光強度)が、蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)よりも強く低下する傾向にある場合であっても、点灯直後において、固体光源24の発光強度(青色光の発光強度)が、蛍光層26の発光強度(緑色光、黄色光又は赤色光の発光強度)よりも相対的に強くなるようにするとともに、これに応じて制御部804が青色光についての変調量の制御を行うことにより、図11に示すように、実施形態1に係るプロジェクター1000の場合と同様に、色バランス調整を行うことができるようになる。
(3)上記実施形態2においては、蛍光層27を発光源とする色光の光量として赤色光の光量を測定したが、本発明はこれに限定されるものではない。蛍光層を発光源とする色光の光量として、緑色光の光量を測定してもよい。また、赤色光の光量及び緑色光の光量をそれぞれ測定し、これらの平均値を第2光量として用いることとしてもよい。
(4)上記実施形態1においては、蛍光層26が赤色光、緑色光及び黄色光を含む蛍光を射出する黄色蛍光体を含有するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、蛍光層が赤色光を射出する赤色蛍光体と、緑色光を射出する緑色蛍光体とを含有してもよい。また、実施形態2においては、蛍光層27が赤色光を射出する赤色蛍光体と、緑色光を射出する緑色蛍光体とを含有するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、蛍光層が赤色光、緑色光及び黄色光を含む蛍光を射出する黄色蛍光体を含有してもよい。
(5)上記各実施形態においては、発光源を異にする2つの色光を少なくとも含む光を射出する光源装置として、固体光源24及び蛍光層26を有する発光ダイオードからなる固体光源装置20を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。固体光源及び蛍光層を有する半導体レーザー、固体光源及び蛍光層を有する有機発光ダイオードなどを用いてもよい。また、固体光源以外の光源(例えば、高圧水銀灯、ハロゲンランプ等)及び蛍光層を有する光源装置を用いてもよい。
(6)上記各実施形態においては、発光源を異にする2つの色光を少なくとも含む光を射出する光源装置として、固体光源24及び蛍光層26を有する発光ダイオードからなる固体光源装置20を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、2種類の固体光源を有する光源装置を用いてもよい。また、固体光源以外の2種類の光源を有する光源装置を用いてもよい。また、固体光源以外の光源と固体光源とを有する光源装置を用いてもよい。
(7)上記実施形態1においては、透過型のプロジェクターを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、反射型のプロジェクターを用いてもよい。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶表示装置等のように光変調手段としての光変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型の液晶表示装置等のように光変調手段としての光変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。反射型のプロジェクターにこの発明を適用した場合にも、透過型のプロジェクターと同様の効果を得ることができる。
(8)上記実施形態2においては、単一の時分割駆動方式の光変調装置としてマイクロミラー型光変調装置402を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。単一の時分割駆動方式の光変調装置として、透過型の液晶光変調装置や反射型の液晶光変調装置等を用いてもよい。
(9)上記実施形態1においては、インテグレーターロッド50の入射面側に偏光変換装置をさらに備えていてもよい。偏光変換装置とは、一方の偏光成分と他方の偏光成分との両方を含む光を、偏光方向の揃った略1種類の直線偏光光に変換する偏光変換素子である。
(10)上記実施形態1においては、3つの液晶光変調装置を用いたプロジェクターを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。1つ、2つ又は4つ以上の液晶光変調装置を用いたプロジェクターにも適用可能である。
(11)本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクターに適用する場合にも、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクターに適用する場合にも可能である。
(12)上記実施形態2においては、回転式カラーホイール202が赤色光通過領域204Rと、緑色光通過領域204Gと、青色光通過領域204Bとを有するが、本発明はこれに限定されるものではない。回転式カラーホイールが上記以外の色光通過領域をさらに有してもよい。また、複数の色光を通過させる領域(例えば、赤色光、緑色光及び青色光のすべてを通過させる白色通過領域)をさらに有してもよい。
(13)上記実施形態1においては、制御部800が青色光用の液晶光変調装置400Bの変調量を制御するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、赤色光用の光変調装置及び緑色光用の光変調装置を制御してもよく、また、全ての光変調装置を制御してもよい。
10,12,14…照明装置、20,21…固体光源装置、22…基台、24…固体光源、26…蛍光層、28…封止部材、30…コリメート光学系、32…第1レンズ、34…第2レンズ、40…ロッドインテグレーター光学系、42,46…凸レンズ、44,50…インテグレーターロッド、48…集光レンズ、60…リレー光学系、62,260,270…リレーレンズ、64,220,252…部分透過ミラー、66…フィールドレンズ、200…色分離導光光学系、202…回転式カラーホイール、204R…赤色光通過領域、204G…緑色光通過領域、204B…青色光通過領域、210,230,240…ダイクロイックミラー、250…反射ミラー、280…カラーホイール駆動装置、400R,400G,400B…液晶光変調装置、402…マイクロミラー型光変調装置、500…クロスダイクロイックプリズム、600…投写光学系、700,702…光量モニター、710…第1光量モニター、720,730…第2光量モニター、800,802,804…制御部、810…光源装置制御部、820,822…光変調装置制御部、1000,1002,1004…プロジェクター、SCR…スクリーン

Claims (8)

  1. 発光源を異にする2つの色光を少なくとも含む光を射出する光源装置を備える照明装置と、
    前記照明装置からの照明光を複数の色光に分離する色光分離手段と、
    前記色光分離手段からの前記複数の色光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置からの変調光を投写画像として投写する投写光学系とを備えるプロジェクターであって、
    前記2つの色光の光量を測定して光量情報として出力する光量モニターと、
    前記光量モニターにより出力された各色光の光量情報に基づいて、前記光源装置の発光量及び前記光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行う制御部とをさらに備えることを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記光源装置は、前記発光源として、青色光を射出する青色固体光源と、青色光の一部を赤色光及び緑色光を含む蛍光に変換して射出する蛍光層とを有し、前記青色光と前記蛍光とを含む白色光を射出することを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
    前記蛍光層は、青色光により励起されたときに赤色光、緑色光及び黄色光を含む蛍光を射出する黄色蛍光体を含有することを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
    前記蛍光層は、青色光により励起されたときに赤色光を含む蛍光を射出する赤色蛍光体と、青色光により励起されたときに緑色光を含む蛍光を射出する緑色蛍光体とを含有することを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    前記光変調装置は、赤色光、緑色光及び青色光のそれぞれを変調する複数の光変調装置からなり、
    前記光量モニターは、青色光の光量を測定して第1光量として出力する第1光量モニターと、蛍光層から射出される光に含まれる少なくとも1つの色光の光量を測定して第2光量として出力する第2光量モニターとを有し、
    前記制御部は、前記第1光量モニターから出力される前記第1光量と前記第2光量モニターから出力される前記第2光量との比率を算出し、前記第1光量と前記第2光量との比率に基づいて、前記光源装置の発光量及び前記光変調装置の変調量を制御することを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項2〜4のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    前記光変調装置は、単一の時分割駆動方式の光変調装置からなり、
    前記色光分離手段は、照明装置から射出される照明光を時分割方式により分離して少なくとも前記複数の色光を生成する回転式カラーホイールからなり、
    前記光量測定モニターは、前記青色固体光源から射出される青色光が前記光変調装置に照射されているときには前記青色光の光量を測定して第1光量として出力し、蛍光層から射出される蛍光に含まれる少なくとも1つの色光が前記光変調装置に照射されているときには当該少なくとも1つの色光の光量を測定して第2光量として出力し、
    前記制御部は、前記光量モニターから出力される前記第1光量と前記第2光量との比率を算出し、前記第1光量と前記第2光量との比率に基づいて、前記光源装置の発光量及び前記光変調装置の変調量を制御することを特徴とするプロジェクター。
  7. 請求項5又は6に記載のプロジェクターにおいて、
    前記制御部は、前記第2光量の値が一定になるように前記光源装置の発光量を制御するとともに、前記第1光量と前記第2光量との比率に基づいて、前記光変調装置における青色光の変調量を制御することを特徴とするプロジェクター。
  8. 発光源を異にする2つの色光を少なくとも含む光を射出する光源装置から射出される照明光を分離して複数の色光に分離した後、当該複数の色光を画像情報に応じて光変調装置によって変調し、変調光を投写画像として投写するプロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法であって、
    前記2つの色光の光量を測定して光量情報として出力する光量測定ステップと、
    前記光量測定ステップにおいて出力された各色光の光量情報に基づいて、前記光源装置の発光量及び前記光変調装置の変調量を制御することにより投写画像の色バランス調整を行う色バランス調整ステップとを含むことを特徴とするプロジェクターにおける投写画像の色バランス調整方法。
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