JP2007253928A - 車両用ルーフレール及びその製造方法 - Google Patents

車両用ルーフレール及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007253928A
JP2007253928A JP2006343691A JP2006343691A JP2007253928A JP 2007253928 A JP2007253928 A JP 2007253928A JP 2006343691 A JP2006343691 A JP 2006343691A JP 2006343691 A JP2006343691 A JP 2006343691A JP 2007253928 A JP2007253928 A JP 2007253928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
vehicle
roof rail
extruded
vehicle roof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006343691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4842115B2 (ja
Inventor
Takanao Takeoka
高尚 武岡
Takeji Takano
武次 鷹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altia Hashimoto Co Ltd
Original Assignee
Altia Hashimoto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Altia Hashimoto Co Ltd filed Critical Altia Hashimoto Co Ltd
Priority to JP2006343691A priority Critical patent/JP4842115B2/ja
Publication of JP2007253928A publication Critical patent/JP2007253928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4842115B2 publication Critical patent/JP4842115B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、金属材料(アルミニウム)などの押出成形体からなる車両用ルーフレールを提供するものである。
【解決手段】 かゝる本発明は、概略弓型形状で長尺なビーム部110とその両端の脚部120が一体成形された押出成形体からなり、脚部底面側にネジ、ナットなどの車両取付け手段151が装着される脚固定部材140を固定すると共に、車両ルーフへの取付け状態において、脚部120のルーフ外側付近を、押出成形体と一体成形された鍔状の押出片からなるカバー部130で覆う車両用ルーフレール100Aにあり、これにより、ビーム部110と脚部120が一体的に構成され、これらの間に段差や色彩上の差異などが発生することのなく、低コストの優れた車両用ルーフレールが得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属材料(アルミニウム)などの押出成形体からなる車両用ルーフレール及びその製造方法に関するものである。
車両用ルーフレールは、主にワゴン車やオフロード車に取り付けられ、既に種々の構造のものが提案されている。例えば、車両ルーフの前後方向の両外寄りの縁部に取り付けられる2本のレール部材からなる車両用ルーフレールの場合、通常車両の前後方向に延びる長尺なビーム部(通常角パイプ形状などの棒状部)と、この両端に取り付けられた両脚部(車両ルーフへの取付け部)などで構成されている。
このような構造の車両用ルーフレールにおいて、ビーム部と脚部が別々の部材からなる場合、これら両者を連結させる必要がある。このため、連結部分の構造が複雑となり、製造が面倒で、コストアップ原因となっている。それにも増して、ビーム部と脚部が別々の部材からると、両者間に微妙な段差ができたり、また、色彩上(金属色などの)の微妙な差異が生じたりするなどの問題があって、商品価値を大きく棄損する懸念があった。
といのうは、近年のワゴン車やオフロード車において、車両用ルーフレールは、本来の機能、即ち荷物積載機能にも増して、ファション的な要素が強く、この傾向は益々大きくなってきている。このため、車両用ルーフレールでは、外観上の見栄え、即ち綺麗な仕上がりが極めて重要で、商品価値を大きく左右する状況となっている。
このため、従来にあっても、車両用ルーフレールの一部には、ビーム部と脚部とを一体的に成形した後、後加工により所望の形状に仕上げるもの(特許文献1)や、ビーム部を脚部を含めた形で一体的に成形した後、補助的な脚(支持部材)でビーム部を支持するもの(特許文献2)などが提案されている。
特開2001−158304号公報 特開平07−315135号公報
ところが、特許文献1のものでは、ビーム部と脚部間に一体感のある外観上綺麗な仕上がりのものが得られる反面、後加工による脚部などの形状成形(膨出形状など)などが大変で、作業性が悪いなどの問題があった。特殊な形状成形には、特殊な加工装置や工具などが必要されるという問題もあった。これらのことから、コストダウンは困難なものと言える。一方、特許文献2の場合、補助的な脚部分が小構造部品で目立つ難いという面があるものの、基本的にビーム部とは別部品として外部に露出しているため、上述した問題、即ち、ビーム部と補助脚部分に微妙な段差ができたり、また、色彩上微妙な差異が生じるなどの問題は解消されず、外観上の綺麗な仕上がりには限界があった。
そこで、本発明者等は、鋭意検討した結果、アルミニウムなどの金属材料を用いて、車両用ルーフレールの本体をなす、長尺なビーム部を押出成形する際、ビーム部と一体的に鍔状の押出片も併せて押出成形したところ、その後の簡単な加工により、ビーム部と脚部間に良好な一体感を持たせることができ、また、押出片が目隠用のカバー部として、又は種々の意模様や形状の適宜施せる部分として利用することができることが分かり、さらに、コスト的にも、外観的にも優れた車両用ルーフレールが得られることを見い出し、出願した(特願2006−047979)。
そして、実際の製造において、概略弓型形状で長尺なビーム部とその両端の脚部が一体成形された押出成形体を用い、これと一体成形された鍔状の押出片を除去(切断)して、カバー部を残す場合、次のような改善すべき余地が見い出された。
例えば、図2(C)〜(D)に示すように、押出成形体100の鍔状の押出片130を除去(切断)して、脚部120のカバー部131を形成する場合、鍔状の押出片130の除去は、ビーム部110の底面側に沿って綺麗な形で行われる必要がある。
ところが、この押出成形体100では、その押出成形という特性から、寸法的に長手方向に多少歪んだり、捻じれたりしていることがある。この状況下で、プレス機やフライス盤による切断を行うと、例えば図22(A)〜(C)に示すように、あるところは、押出片130がビーム部110の底面側110aとほぼ水平(面一)に切断されるものの〔図22(A)〕、場所(部位)によっては、押出片130の切断部が、凸状に残ったり〔図22(B)〕、凹み状に底面側110aに食い込むということがあった。また、押出片130がビーム部110の底面側110aと面一に切断されている部分にあっても、詳しく観察すると、押出片130の切断部が延長する形で、ビーム部120の底面側110aの縁部に擦れ跡が残るということがあった。
車両用ルーフレールというのは、外観が重要な極めてファション(意匠)性に富む(高い)装備品であるため、上記のような状況が生じると、商品価値が著しく低下し、不良品(不合格品)となることもある。
本発明は、この観点に立ってなされたものであり、基本的には、ビーム部(脚部を含む)と一緒に鍔状の押出片も併せて押出成形し、これに簡単な後加工を施すことにより、低コストで、かつ、ビーム部と脚部間に段差や色彩上の差異などが発生することがないことや、さらには、押出成形体の鍔状の押出片部分において、その基端部の内側に適宜形状の凹み部(凹溝)を設けることにより、押出片切断部における、良品許容性の拡大機能、製造時の作業向上機能を持たせた、優れた車両用ルーフレール及びその製造方法を提供するものである。
請求項1記載の本発明は、概略弓型形状で長尺なビーム部とその両端の脚部が一体成形された押出成形体からなり、前記脚部底面側にネジ、ナットなどの車両取付け手段が装着される脚固定部材を固定すると共に、車両ルーフへの取付け状態において、前記脚部のルーフ外側付近を、前記押出成形体と一体成形された鍔状の押出片からなるカバー部で覆うことを特徴とする車両用ルーフレールにある。
請求項2記載の本発明は、概略弓型形状で長尺なビーム部とその両端の脚部が一体成形された押出成形体からなり、前記脚部底面側にネジ、ナットなどの車両取付け手段が装着される脚固定部材を固定すると共に、車両ルーフへの取付け状態において、前記ビーム部及び両脚部のルーフ外側の全長又はその適宜長さ部分を、前記押出成形体と一体成形された鍔状の押出片からなるカバー部で覆うことを特徴とする車両用ルーフレールにある。
請求項3記載の本発明は、前記脚固定部材をネジ、ナットの固定具により前記脚部側に固定する一方、前記脚固定部材にはネジ、ナットなどの車両取付け手段が装着されていて、車両ルーフへの取付け時、前記車両取付け手段に対して車両の内側から対応するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ルーフレールにある。
請求項4記載の本発明は、前記脚固定部材をネジ、ナットの固定具により前記脚部側に固定する一方、前記脚固定部材にはネジ、ナットなどの車両取付け手段が装着されると共に、前記ビーム部の上面側に作業用の開口部とその蓋片が設けられていて、車両ルーフへの取付け時、前記取付け手段に対して車両の外側から対応するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ルーフレールにある。
請求項5記載の本発明は、前記脚固定部材側と前記脚部側の互いに当接する両面側に、相互に嵌合にある突起、又は嵌合穴を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の車両用ルーフレール。にある。
請求項6記載の本発明は、長尺なビーム部と鍔状の押出片を押出成形体として一体成形し、所定の長さに切断した後、前記ビーム部の両端を同方向に曲げ形成して脚部とし、その全体を概略弓型形状とする一方、前記脚部の底面側を車両ルーフの取付け面に対応させて切断すると共に、前記鍔状の押出片を前記脚部のルーフ外側付近のみを残して除去して、カバー部とすることを特徴とする車両用ルーフレールの製造方法にある。
請求項7記載の本発明は、長尺なビーム部と鍔状の押出片を押出成形体として一体成形し、所定の長さに切断した後、前記ビーム部の両端を同方向に湾曲状に曲げて形成して脚部とし、その全体を概略弓型形状とする一方、前記脚部の底面側を車両ルーフの取付け面に対応させて切断すると共に、前記鍔状の押出片を前記ビーム部及び両脚部のルーフ外側の全長を残して、又はその適宜長さ部分を残して除去して、カバー部とすることを特徴とする車両用ルーフレールの製造方法にある。
請求項8記載の本発明は、前記請求項1〜5から選ばれる一つの車両用ルーフレールにおいて、前記鍔状の押出片における基端部の内側と前記ビーム部の底面側縁部との間に凹み部が押し出し成形されていることを特徴とする車両用ルーフレールにある。
請求項9記載の本発明は、前記鍔状の押出片を前記脚部のルーフ外側付近のみを残して除去して、カバー部とする車両用ルーフレールの製造方法において、前記押出成形体の鍔状の押出片における基端部の内側と前記ビーム部の底面側縁部との間に凹み部が押し出し成形されていることを特徴とする車両用ルーフレールの製造方法にある。
請求項10記載の本発明は、前記鍔状の押出片を前記ビーム部及び両脚部のルーフ外側の適宜箇所を残して除去して、カバー部とする車両用ルーフレールの製造方法において、前記押出成形体の鍔状の押出片における基端部の内側と前記ビーム部の底面側縁部との間に凹み部が押し出し成形されていることを特徴とする車両用ルーフレールの製造方法にある。
(1)本発明に係る請求項1、又は請求項2の車両用ルーフレールでは、概略弓型形状で長尺なビーム部とその両端の脚部が一体成形された押出成形体からなり、車両ルーフには、脚部底面側の脚固定部材に装着されたネジ、ナットなどの車両取付け手段で取り付けられ、脚部のルーフ外側付近は、又は、ビーム部及び両脚部のルーフ外側の全長又はその適宜箇所は、鍔状の押出片からなるカバー部で覆われるため、先ず、ビーム部と脚部間では、連結部分が全くなく、完全かつ綺麗な一体感が得られる。つまり、綺麗な仕上がりが得られる。勿論、ビーム部と脚部間に、微妙な段差や色彩上(金属色などの)の微妙な差異が生じることもない。また、ルーフレールの外部から目に付き易い外側にあっては、鍔状の押出片のカバー部が、車両ルーフ側に密着する形で覆うことができるため、車両ルーフ側との間でも、一体感を持った綺麗な仕上がりが得られる。従って、大きな商品価値の向上が期待できる。
(2)本発明に係る請求項3の車両用ルーフレールでは、車両ルーフへの取付け時、車両取付け手段に対して、車両の内側から、例えばナットなどの固定具を用いることにより、簡単に取り付けることができる。
(3)本発明に係る請求項4の車両用ルーフレールでは、車両ルーフへの取付け時、車両取付け手段に対して、車両の外側から、例えばネジボルトなどの固定具を用いることにより、簡単に取り付けることができる。車両外側からの取り付けの場合、車内の内装処理後においても行える利点がある。
(4)本発明に係る請求項5の車両用ルーフレールでは、相互に嵌合にある突起、又は嵌合穴を設けることにより、脚固定部材側と脚部側との固定状態をより安定かつ確実なものとすることができる。
(5)本発明に係る請求項6、又は請求項7の車両用ルーフレールの製造方法では、ビーム部、脚部、及び鍔状の押出片の一体成形、所定の長さでの切断、脚部の曲げ形成、脚部の底面側の車両ルーフの取付け面に対応させた切断、鍔状の押出片によるカバー部の形成により、簡単、かつ、低コストで、優れた車両用ルーフレールを製造することができる。
(6)本発明に係る請求項8の車両用ルーフレールでは、鍔状の押出片における基端部の内側とビーム部の底面側縁部との間に凹み部が押し出し成形されているため、この凹み部が、押出片の切断部(除去部)において、後述するように、凸状の段差や凹み状の食い込みがあっても、この不良状態が目立たなくなる機能が得られる。つまり、良品許容性の拡大機能が得られる。
(7)本発明に係る請求項9〜10の車両用ルーフレールの製造方法では、用いる押出成形体において、鍔状の押出片における基端部の内側とビーム部の底面側縁部との間に凹み部が押し出し成形されているため、押出片の切断時、後述するように、凸状の段差や凹み状の食い込み、擦れ跡の発生をあまり気にすることなく、作業することができる。つまり、迅速な製造が可能となり、作業向上機能が得られる。
図1は、本発明に係る車両用ルーフレールの一態様を示したものである。
この車両用ルーフレール100Aは、全体が概略弓型形状で、レール本体をなす長尺なビーム部110とその両端の脚部120とこの脚部120の一方の側(通常ルーフ外側)を覆うカバー部131と脚部底面側に固定されてネジ、ナットなどの車両取付け手段151が装着される脚固定部材140を有してなる。
この車両用ルーフレール100Aは、その製造にあたっては、先ず、図2(A)に示すように、アルミニウムやその合金などの金属材料(硬質樹脂材料も可)を押出成形して、例えば、概略台形状の長尺な押出成形体100を得る。このとき、長尺なビーム部110と一緒に、鍔状の押出片130をビーム部110の長手方向に沿って一体成形する。なお、ビーム部110の形状は通常角パイプ形状の筒体構造とするが、丸パイプ形状の筒体構造や枠体構造とすることもできる。また、押出片130はルーフ外側のみに限らず、ルーフ内側にも設けることは可能である。さらには、これらの他に適宜箇所に追加することも可能である。これらの押出片の幅は適宜調整することができる。
この後、図2(B)に示すように、所定の長さ(少なくともレール1本分相当の長さ)に切断し、ビーム部110の両端を同方向に湾曲状に曲げ形成して脚部120とする。このとき、必要により、ビーム部110部分も少々脚部120に揃えて、上側に少々膨らます形で湾曲させることができる。これにより、全体として、綺麗な形の概略弓型形状が得られる。勿論、これらの脚部120やビーム部110の曲げ幅は適宜調整することができる。
次に、図2(C)に示すように、脚部120の底面側120aを、車両ルーフの取付け面(屋根表面)に対応させて、例えばほぼ水平に切断する。なお、この切断箇所によっては、図2(B)の前工程で切断された所定の長さの押出成形体100が少々短くなる場合がある。この後、図2(D)に示すように、鍔状の押出片130を、脚部120のルーフ外側付近(ルーフレールを押出片130側外側として取り付け場合)のみを残して除去する。これにより、狭小な円弧状(三日月形状)の小片からなるカバー部131が得られる。この結果、図3に示すように、ビーム部110部分の押出片130は殆どなくなり、脚部120部分の押出片130は、図4に示すように、カバー部131として残る。カバー部131の底面131aは、車両ルーフの取付け面に合わせて切断してあるため、取付け時には、車両ルーフに丁度よく、密着されることになる。
このようにして得られた押出成形体の脚部120の底面側に脚固定部材140を固定したのが、上記図1の車両用ルーフレール100Aである。脚固定部材140の固定構造は、脚部120の左右が対称構造からなり、拡大すると、図5〜図7の如くである。
脚固定部材140は、金属ブロックや硬質樹脂ブロックからなり、丁度脚部120の底面側の空スペース部分(切断開口部)に嵌め込まれる構造となっている。図5から明らかなように、この脚固定部材140には、車内ルーフへの取付け時必要となる、ネジ(ネジ相当部材も可)である2本(1本や2本以上も可)の車両取付け手段151が装着してある。車両取付け手段151はナット(ナット相当部材も可)とすることも可能である。そのときは、車両側の被取付け手段としてネジやネジ相当部材を用いればよい。さらに、脚固定部材140側の肉厚部分に直接雌ネジのナット構造を形成してあってもよい。
この脚固定部材140の脚部120側への固定は、特に限定されないが、図示の場合、カシメナット161とネジ162からなる固定具160により行われる。具体的には、脚部120の底面側(押出成形体の底面側フレーム部分)に取付け穴121を開け、これにカシメナット161とネジ162を嵌め込み、ネジ162を締めつければ、カシメナット161が潰れて取付け穴121に簡単かつ強固に固定できる。
そして、脚固定部材140に予め装着された車両取付け手段151のネジを、車両ルーフの取付け穴(図示省略)に外側から嵌め込み、車両の内側から、ナットやナット相当部材(図示省略)を装着すれば、目的とする上記車両用ルーフレール100Aを取り付けることができる。この取付け状態において、脚固定部材140の底面、及びカバー部131の底面131a側が、車両ルーフに密着して当接するため、安定かつ強固な取付け状態が得られる。特にカバー部131の底面131a側は、長い範囲で車両ルーフに密着するため、取付け状態の安定性に大きく寄与させることができる。つまり、補強効果が得られる。また、カバー部131の底面131a側は、ルーフ外側に位置して車両ルーフに密着するため、脚固定部材140に対する目隠し効果を得られる。さらに、図7(底面側からの図)から明らかなように、カバー部131は少々外側に膨らむ形状であるため、脚部120に対する視覚的な安定性向上効果も得られる。勿論、上記したように、ビーム部110と脚部120間では、連結部分が全くなく、完全かつ綺麗な一体感が得られる。つまり、綺麗な仕上がりが得られる。
上記の場合、車両用ルーフレール100Aの取付けを、車両の内側から対応する必要がある。車両工場での生産ライン段階では、特に問題ないが、工程の手順(順序)として車両天井の内装処理の完了後は対応できないという制約が生じる。また、車両天井側の他の部材との関係で、作業工具などの作業スペースが確保できない場合にも対応できないという制約が生じる懸念がある。
このため、本発明では、他の態様として、車両の外側からの作業が可能なように、図8〜図11に示した如く、脚部120の上面側(押出成形体の上面側フレーム部分)に作業用の開口部122とその蓋片(キャップ)170を設けたものを提供する。
この態様では、少なくとも1個(1組み)のカシメナット161とネジ162からなる固定具160を用いて、脚固定部材140を脚部120の底面側(押出成形体の底面側フレーム部分)の取付け穴121に嵌め込み、ネジ162を締めつけて固定する。
他の固定具160a、及び車両取付け手段151にあっては、蓋片170を外して、作業用の開口部122から行う。なお、他の固定具160aのネジにあっては、脚固定部材140側に予め形成した雌ネジのナット構造部に固定するか、或いは、ナット(図示省略)に固定する。さらに、この固定具160aもカシメナット161とネジ162からなるものとすることも可能である。
蓋片170の着脱は、脚部120の上面側(押出成形体の上面側フレーム部分)の内側に、例えば、概略L字型などの係合用の2本の平行レール片123と、これらの丁度開口部122の四隅に取り付けられた蓋受け部材171と、蓋片170の裏側に設けた着脱パネ片172により、簡単かつ迅速に行われるようになっている。
平行レール片123は、押出成形体の押出成形時、同時成形することができる。蓋受け部材171には、平行レール片123に嵌合される嵌合溝171aが設けてあって、平行レール片123にはスライド方式で嵌合されようになっている。所定の位置では、両面接着テープなどで止めるとよい。蓋片170の着脱パネ片172は、蓋片170を開口部122に嵌め込む際、左右の鉤状の弾性可動部172a、172a間の間隔が圧入により縮小して開口部122を通過し、その後、復元して開口部122の内側縁部に当接することにより、蓋片170を保持するようになっている。なお、蓋片170の取り外し時には、開口部122との隙間に薄いナイフ状の工具を挿入し、工具の梃子作用を利用して、着脱パネ片172の抗力に打ち勝つ形で取り外しせばよい。
上記脚固定部材140の固定において、より良好な固定の安定性を確保するには、図12や図13に示すように、脚固定部材140側と脚部側の底面側(押出成形体の底面側フレーム部分)の互いに当接する両面側に、相互に嵌合にある突起141(係合機能を有する突起状のものも含む)やその嵌合穴124(嵌合機能を有する溝状などのものも含む)を設けるとよい。突起141の数は2個に限らず、2個以上や1個でもよい。なお、図示とは逆に、突起(突起状のもの)と嵌合穴(溝状などのもの)の設ける側を反対にすることもできる。
図14は、本発明に係る車両用ルーフレールの他の態様を示したものである。
この車両用ルーフレール100Bも、基本的には、上記車両用ルーフレール100Aとほぼ同様であるが、カバー部132を長くして、ビーム部110及び両脚部120のルーフ外側の全長を覆う構造としてある。この場合、カバー部132の底面132a側は、極めて長い、ルーフレールの全長に渡って車両ルーフに密着するため、極めて大きな補強効果が得られる。また、ルーフレールの全長に渡って隙間なく密着するため、車両ルーフに対して極めて良好な一体感が得られる。なお、車両ルーフへの取付け構造は、車両用ルーフレール100Aと全く同様であり、車両の内外からできるものとする。
この車両用ルーフレール100Bの製造方法も、基本的には、上記車両用ルーフレール100Aとほぼ同様であるが、図15に示すように、押出成形体100と一体成形された鍔状の押出片130の幅を大きく形成して、両脚部120の切断時、押出片130の全長が残るようにすればよい。
鍔状の押出片130は、上記のように全長に渡って残す他に、例えば、図16〜図19に示す車両用ルーフレール100C〜Fのように、適宜長さにして、ビーム部及び両脚部のルーフ外側の適宜箇所を覆うカバー部133〜136とすることもできる。
図16では、ビーム部110の中央部分の内側にも、上記したような脚固定部材140を設け、この部分をカバー部133で覆うようにした場合である。ルーフレール長さが長いときや、さらには、取付け強度を強化して、より大きな荷物積載機能を得る場合において有効である。図17〜図19の場合は、カバー部134自体を意匠形状としたり、カバー部135〜136部分に別の意匠形状を施したものである。これにより、比較的簡単に従来にない意匠構造を得ることができる。これは形状が複雑であるため、特別仕様車用や後付け用特注品として対応するとよい。勿論、これらのカバー部でも、その底面側が車両ルーフ側に密着されていれば、良好な補強効果が得られる。また、このように押出片130の長さを適宜長さにして部分的な形成した場合、開いた部分(開口部)をロープ掛け用の穴などとして利用することができる。
なお、上記の説明では、車両の前後方向に取り付けられる車両用ルーフレールであったが、本発明は、勿論これに限定されず、車両の幅方向に取り付けられるものにも適用することができる。また、作業用の開口部と蓋片を有する車両の外側から対応する車両用ルーフレールにおける、蓋片の着脱や保持手段は、上記説明のものに限定されない。
図20は、本発明に係る車両用ルーフレールの他の態様を示したものである。
この車両用ルーフレール100Fの場合、その全体構造は、上記した車両用ルーフレール100A〜Eのものとほぼ同様のものであるが、鍔状の押出片130における基端部130aの内側と、ビーム部110の底面側110aにおける縁部110bとの間に凹み部(凹溝)110cが長手方向に押し出し成形されてなる。
この凹み部110cの形状は、特に限定されず、押出片130の基端部130a側を切断したとき、その切断部とビーム部110の底面側110a側との間に適当な間隔(スペース)Sができる形状であればよい。ルーフレールの機種によっても異なるが、通常この間隔Sは4〜6mm程度あればよい。
このような間隔Sが形成されていると、ルーフレールの製造時、鍔状の押出片130を切断した際、例えば図21に示すように、基準面(ビーム部110の底面側110a側とほぼ面一となる水平な基準寸法面)L0に対して、少々凸状に突出した切断面L1となったり、或いは少々凹んで食い込んだ切断面L2となっていても、これらの凹凸が、基準面の寸法値に対して、±2.0mm以内であれば、観察者(車両デーラーやユーザーなど)が視覚的に段差などとして認識し難いということが起る。つまり、多少の段差などは許容範囲内に納まることになる。言い換えれば、多少の段差などがあっても、良品としての取り扱いが可能となり、良品許容性の拡大機能が得られる。
また、基準面L0とほぼ面一に切断したときも、間隔Sの存在により、
また、このような点は、製造作業の面から捉えれば、凸状の段差や凹み状の食い込み、擦れ跡の発生などをあまり気にすることなく、作業することができることになる。つまり、迅速な製造が可能となり、作業性が向上するという、作業向上機能が得られる。
本発明に係る車両用ルーフレールの一態様を示した縦断面図である。 (A)〜(D) 図1の車両用ルーフレールの製造方法の一例を示した工程図である。 本発明に係る車両用ルーフレールのビーム部の縦断面図である。 本発明に係る車両用ルーフレールの脚部の縦断面図である。 図1の車両用ルーフレールの脚部における脚固定部材の固定状態を示した縦断面図である。 図5の車両用ルーフレールの脚部における脚固定部材の固定状態を示したルーフ外側からの側面図である。 図5の車両用ルーフレールの脚部における脚固定部材の固定状態を示した底面図である。 図1の車両用ルーフレールの脚部における脚固定部材の他の固定状態を示した縦断面図である。 図8の車両用ルーフレールの脚部における作業用の開口部とその蓋片の状態を示した縦断面図である。 図8の車両用ルーフレールの脚部における作業用の開口部とその蓋片の状態を示した縦断面図である。 図8の車両用ルーフレールの脚部における作業用の開口部とその蓋片の状態を示した平面図である。 図1の車両用ルーフレールの脚部における脚固定部材の他の固定状態を示した縦断面図である。 図1の車両用ルーフレールの脚部における脚固定部材の他の固定状態を示した縦断面図である。 本発明に係る車両用ルーフレールの他の態様を示した縦断面図である。 図14の車両用ルーフレールの製造方法の一例を示した工程図である。 本発明に係る車両用ルーフレールの他の態様を示した縦断面図である。 本発明に係る車両用ルーフレールの他の態様を示した縦断面図である。 本発明に係る車両用ルーフレールの他の態様を示した縦断面図である。 本発明に係る車両用ルーフレールの他の態様を示した縦断面図である。 本発明に係る車両用ルーフレールの他の態様を示した拡大縦断面図である。 図20車両用ルーフレールにおける鍔状の押出片の切断部を示した部分拡大縦断面図である。 (A)〜(C) 本発明に係る車両用ルーフレールにおける鍔状の押出片の切断状況を示した部分縦断面図である。
符号の説明
100A〜F・・・車両用ルーフレール、100・・・押出成形体、110・・・ビーム部、110a・・・ビーム部の底面側、110b・・・ビーム部の底面側縁部、110c・・・凹み部、120・・・脚部、121・・・取付け穴、122・・・作業用の開口部、123・・・平行レール片、124・・・嵌合穴、130・・・鍔状の押出片、130a・・・押出片の基端部、130b・・・押出片の切断面、131〜136・・・カバー部、140・・・脚固定部材、141・・・突起、151・・・車両取付け手段、160・・・固定具、161・・・カシメナット、162・・・ネジ、170・・・蓋片、171・・・蓋受け部材、172・・・着脱パネ片

Claims (10)

  1. 概略弓型形状で長尺なビーム部とその両端の脚部が一体成形された押出成形体からなり、前記脚部底面側にネジ、ナットなどの車両取付け手段が装着される脚固定部材を固定すると共に、車両ルーフへの取付け状態において、前記脚部のルーフ外側付近を、前記押出成形体と一体成形された鍔状の押出片からなるカバー部で覆うことを特徴とする車両用ルーフレール。
  2. 概略弓型形状で長尺なビーム部とその両端の脚部が一体成形された押出成形体からなり、前記脚部底面側にネジ、ナットなどの車両取付け手段が装着される脚固定部材を固定すると共に、車両ルーフへの取付け状態において、前記ビーム部及び両脚部のルーフ外側の全長又はその適宜箇所を、前記押出成形体と一体成形された鍔状の押出片からなるカバー部で覆うことを特徴とする車両用ルーフレール。
  3. 前記脚固定部材をネジ、ナットの固定具により前記脚部側に固定する一方、前記脚固定部材にはネジ、ナットなどの車両取付け手段が装着されていて、車両ルーフへの取付け時、前記車両取付け手段に対して車両の内側から対応するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ルーフレール。
  4. 前記脚固定部材をネジ、ナットの固定具により前記脚部側に固定する一方、前記脚固定部材にはネジ、ナットなどの車両取付け手段が装着されると共に、前記脚部の上面側に作業用の開口部とその蓋片が設けられていて、車両ルーフへの取付け時、前記取付け手段に対して車両の外側から対応するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ルーフレール。
  5. 前記脚固定部材側と前記脚部側の互いに当接する両面側に、相互に嵌合にある突起、又は嵌合穴を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の車両用ルーフレール。
  6. 長尺なビーム部と鍔状の押出片を押出成形体として一体成形し、所定の長さに切断した後、前記ビーム部の両端を同方向に曲げ形成して脚部とし、その全体を概略弓型形状とする一方、前記脚部の底面側を車両ルーフの取付け面に対応させて切断すると共に、前記鍔状の押出片を前記脚部のルーフ外側付近のみを残して除去して、カバー部とすることを特徴とする車両用ルーフレールの製造方法。
  7. 長尺なビーム部と鍔状の押出片を押出成形体として一体成形し、所定の長さに切断した後、前記ビーム部の両端を同方向に湾曲状に曲げて形成して脚部とし、その全体を概略弓型形状とする一方、前記脚部の底面側を車両ルーフの取付け面に対応させて切断すると共に、前記鍔状の押出片を前記ビーム部及び両脚部のルーフ外側の全長を残して、又はその適宜箇所を残して除去して、カバー部とすることを特徴とする車両用ルーフレールの製造方法。
  8. 前記請求項1〜5から選ばれる一つの車両用ルーフレールにおいて、前記鍔状の押出片における基端部の内側と前記ビーム部の底面側縁部との間に凹み部が押し出し成形されていることを特徴とする車両用ルーフレール。
  9. 前記鍔状の押出片を前記脚部のルーフ外側付近のみを残して除去して、カバー部とする車両用ルーフレールの製造方法において、前記押出成形体の鍔状の押出片における基端部の内側と前記ビーム部の底面側縁部との間に凹み部が押し出し成形されていることを特徴とする車両用ルーフレールの製造方法。
  10. 前記鍔状の押出片を前記ビーム部及び両脚部のルーフ外側の適宜箇所を残して除去して、カバー部とする車両用ルーフレールの製造方法において、前記押出成形体の鍔状の押出片における基端部の内側と前記ビーム部の底面側縁部との間に凹み部が押し出し成形されていることを特徴とする車両用ルーフレールの製造方法。
JP2006343691A 2006-02-24 2006-12-21 車両用ルーフレール及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4842115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006343691A JP4842115B2 (ja) 2006-02-24 2006-12-21 車両用ルーフレール及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006047979 2006-02-24
JP2006047979 2006-02-24
JP2006343691A JP4842115B2 (ja) 2006-02-24 2006-12-21 車両用ルーフレール及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007253928A true JP2007253928A (ja) 2007-10-04
JP4842115B2 JP4842115B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=38628580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006343691A Expired - Fee Related JP4842115B2 (ja) 2006-02-24 2006-12-21 車両用ルーフレール及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4842115B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009298230A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Faltec Co Ltd ルーフレールの取付構造
WO2013107683A1 (de) * 2012-01-17 2013-07-25 Hans und Ottmar Binder GmbH Oberflächenveredelung Dachreling für ein kraftfahrzeug
WO2015002357A1 (ko) * 2013-07-03 2015-01-08 주식회사 아이원 차량용 일체형 루프렉 및 이의 제작 방법
KR101549293B1 (ko) * 2012-12-27 2015-09-01 (주)엘지하우시스 일체형 레일을 갖는 루프랙
JP2015217830A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 アイシン精機株式会社 ルーフレール
KR101635561B1 (ko) * 2014-12-31 2016-07-01 주식회사 삼전 결합 및 강성 보강 차량용 루프캐리어의 일체형 사이드 바 및 이의 제조방법
CN110202319A (zh) * 2018-02-28 2019-09-06 Wkw埃尔布斯勒汽车有限公司 用于制造车顶行李架的方法、其挤压型材和用于车辆的车顶行李架
US10473290B2 (en) 2016-12-21 2019-11-12 Wkw Erbsloeh Automotive Gmbh Motor vehicle component
US10953806B2 (en) 2017-10-20 2021-03-23 Wkw Engineering Gmbh Roof rack for a motor vehicle

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07315135A (ja) * 1993-12-07 1995-12-05 Happich Fahrzeug Dachsyst Gmbh 車両用ルーフレール
JPH106865A (ja) * 1996-06-24 1998-01-13 Nippon Keikinzoku Kakoki Kk 自動車用ルーフラック及びその製造方法
JP2000318537A (ja) * 1998-12-18 2000-11-21 Jac Prod Deutschland Gmbh 車両のためのルーフレール

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07315135A (ja) * 1993-12-07 1995-12-05 Happich Fahrzeug Dachsyst Gmbh 車両用ルーフレール
JPH106865A (ja) * 1996-06-24 1998-01-13 Nippon Keikinzoku Kakoki Kk 自動車用ルーフラック及びその製造方法
JP2000318537A (ja) * 1998-12-18 2000-11-21 Jac Prod Deutschland Gmbh 車両のためのルーフレール

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009298230A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Faltec Co Ltd ルーフレールの取付構造
WO2013107683A1 (de) * 2012-01-17 2013-07-25 Hans und Ottmar Binder GmbH Oberflächenveredelung Dachreling für ein kraftfahrzeug
CN104066622A (zh) * 2012-01-17 2014-09-24 汉斯和奥特马尔宾德尔表面不锈钢处理有限公司 用于车辆的车顶纵梁
JP2015503489A (ja) * 2012-01-17 2015-02-02 ハンス ウント オットマー ビンダー ゲーエムベーハー オベルフレヘンベレデルング 自動車用ルーフレール
US9327653B2 (en) 2012-01-17 2016-05-03 Hans und Ottmar Binder GmbH Oberflächenveredelung Roof rail for a motor vehicle
KR101549293B1 (ko) * 2012-12-27 2015-09-01 (주)엘지하우시스 일체형 레일을 갖는 루프랙
WO2015002357A1 (ko) * 2013-07-03 2015-01-08 주식회사 아이원 차량용 일체형 루프렉 및 이의 제작 방법
JP2015217830A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 アイシン精機株式会社 ルーフレール
KR101635561B1 (ko) * 2014-12-31 2016-07-01 주식회사 삼전 결합 및 강성 보강 차량용 루프캐리어의 일체형 사이드 바 및 이의 제조방법
US10473290B2 (en) 2016-12-21 2019-11-12 Wkw Erbsloeh Automotive Gmbh Motor vehicle component
US10953806B2 (en) 2017-10-20 2021-03-23 Wkw Engineering Gmbh Roof rack for a motor vehicle
CN110202319A (zh) * 2018-02-28 2019-09-06 Wkw埃尔布斯勒汽车有限公司 用于制造车顶行李架的方法、其挤压型材和用于车辆的车顶行李架

Also Published As

Publication number Publication date
JP4842115B2 (ja) 2011-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4842115B2 (ja) 車両用ルーフレール及びその製造方法
US10464612B2 (en) Header beam of a vehicle frame and method of forming the same
KR100547435B1 (ko) 건축용 외장패널
US9840208B2 (en) Door outbelt unit for vehicle and vehicle door thererof
US5518157A (en) Cut off extruded support foot for the end of a railing tube on the roof of a motor vehicle
JPH06171432A (ja) 自動車用のルーフサイドレール
JP4951764B2 (ja) バンパレインフォースへの牽引フック取付け構造
JP2003165401A (ja) 車体前部構造
US4588228A (en) Pan-type vehicle seat back mounted to a reclining mechanism
JP2002283933A (ja) サッシュモールディング
US6614913B1 (en) Vehicle speaker pod
JPH0872676A (ja) ワイパ装置におけるアームヘッドのカバー体取付け構造
KR102308552B1 (ko) 자동차용 엠블럼 및 그 제조방법
CN214728115U (zh) 一种水切亮条
CN211223334U (zh) 前护杠及汽车
US20110192013A1 (en) Trim attachment method and associated product
CN205737129U (zh) 轻微卡车货箱锁架***
JPS5918048A (ja) バンパ−と車体との結合構造
CN107826013B (zh) 一种汽车座椅塑料装饰件的安装结构
KR200161403Y1 (ko) 자동차의 후드래치(hood latch) 고정구조
FR2838661A1 (fr) Piece de masquage sur un vehicule automobile et son procede de fabrication
JP2007186022A (ja) 車両用ドアのガードバー
CN104842912B (zh) 前保险杠及具有该前保险杠的轻型客车
JP6163913B2 (ja) ルーフレール
JP2001047945A (ja) ルーフバーエアロアタッチメント

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080410

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4842115

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees