JP2007240430A - 集中監視システムおよび分析システム - Google Patents

集中監視システムおよび分析システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007240430A
JP2007240430A JP2006065927A JP2006065927A JP2007240430A JP 2007240430 A JP2007240430 A JP 2007240430A JP 2006065927 A JP2006065927 A JP 2006065927A JP 2006065927 A JP2006065927 A JP 2006065927A JP 2007240430 A JP2007240430 A JP 2007240430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reagent
unit
remaining amount
preparation
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006065927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007240430A5 (ja
JP4832121B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Tanaka
宏幸 田中
Hiroshi Nishio
博至 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sysmex Corp filed Critical Sysmex Corp
Priority to JP2006065927A priority Critical patent/JP4832121B2/ja
Priority to EP07004672A priority patent/EP1832879B1/en
Priority to AT07004672T priority patent/ATE508369T1/de
Priority to DE602007014283T priority patent/DE602007014283D1/de
Priority to US11/715,958 priority patent/US20070212261A1/en
Publication of JP2007240430A publication Critical patent/JP2007240430A/ja
Publication of JP2007240430A5 publication Critical patent/JP2007240430A5/ja
Priority to US13/052,909 priority patent/US9063101B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4832121B2 publication Critical patent/JP4832121B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00594Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
    • G01N35/00613Quality control
    • G01N35/00663Quality control of consumables
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/30Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by floats
    • G01F23/56Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by floats using elements rigidly fixed to, and rectilinearly moving with, the floats as transmission elements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1002Reagent dispensers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N2035/00178Special arrangements of analysers
    • G01N2035/00207Handling bulk quantities of analyte
    • G01N2035/00217Handling bulk quantities of analyte involving measurement of weight
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N2035/00178Special arrangements of analysers
    • G01N2035/00326Analysers with modular structure
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/49Blood
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/49Blood
    • G01N33/491Blood by separating the blood components

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】各試薬供給装置で用いられる試薬の残量の情報を効率的に監視することが可能な集中監視システムを提供する。
【解決手段】この分析システム(集中監視システム)1は、濃縮試薬の残量データおよび稼動状態を示す情報を送信する制御部23を含む複数の試薬調製装置10と、各々の試薬調製装置10に通信ネットワーク300を介して接続され、各々の試薬調製装置10の濃縮試薬の残量および稼動状態を監視するクライアントコンピュータ200と、試薬調製装置10の制御部23により送信された試薬の残量データおよび稼動状態を示す情報に基づいて、各々の試薬調製装置10の濃縮試薬の残量および稼動状態を集計した集計情報を生成するサーバ100とを備えている。そして、クライアントコンピュータ200は、サーバ100によって生成された表示用データに基づいて、各々の試薬調製装置10の濃縮試薬の残量および稼動状態を表示する表示部202を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、集中監視システムおよび分析システムに関し、特に、検体と試薬とから調製された試料を分析する分析装置に試薬を供給する試薬供給装置を備えた集中監視システムおよび分析システムに関する。
従来、大規模な検査センターのような検査施設では、血液や尿などの検体を分析する多数の分析装置と各分析装置に試薬を供給する複数の試薬供給装置とが設けられている。このような検査施設では、試薬供給装置から各分析装置へ試薬が供給されており、分析装置側では、供給された試薬と検体とを混和して分析用の試料を調製して分析している。そして、各試薬供給装置には、試薬の残量を確認するためのモニタが設けられているのが一般的であり、オペレータは、各試薬供給装置のモニタに表示される試薬の残量を確認して試薬の交換などのメンテナンスを行っている。
そして、従来、上記した試薬供給装置のモニタに表示される試薬の残量を検知する技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示された自動分析装置には、重量センサに載置される試薬容器がチューブを介して接続されており、分析に用いる試薬が試薬容器内からチューブを介して自動分析装置に供給されている。また、重量センサは、試薬が収容される試薬容器の総重量データを自動分析装置に送信する機能を有している。そして、重量センサから送信された総重量データを受信した自動分析装置は、総重量データから算出した試薬の残量や液切れの警告を試薬供給装置のモニタに表示している。
実用新案登録第2605816号公報
しかしながら、上記した従来の検査施設では、各試薬供給装置のモニタに試薬の残量が表示されるため、試薬の残量を確認するためにはオペレータが個々の試薬供給装置まで移動しなければならないという不都合がある。また、検査施設全体の試薬の残量を把握するためには、オペレータが全ての試薬供給装置間を移動して回って、個々の試薬供給装置における試薬残量を確認し、紙等に記録する必要があった。このため、各試薬供給装置で用いられる試薬の残量の情報を確認するのに手間と時間とを要し、試薬の残量に関する情報を効率的に監視することが困難になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、各試薬供給装置で用いられる試薬の残量の情報を効率的に監視することが可能な集中監視システムおよび分析システムを提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による集中監視システムは、検体と試薬とから調製された試料を分析する分析装置に試薬を供給することが可能であり、試薬の残量に関する情報および稼動状態を示す情報を送信する複数の試薬供給装置と、各々の試薬供給装置に通信ネットワークを介して接続され、各々の試薬供給装置の試薬の残量および稼動状態を監視するための監視装置と、試薬供給装置により送信された試薬の残量に関する情報および稼動状態を示す情報に基づいて、各々の試薬供給装置の試薬の残量および稼動状態を集計した集計情報を生成する生成手段とを備えている。そして、監視装置は、生成手段によって生成された集計情報に基づいて、各々の試薬供給装置の試薬の残量および稼動状態を表示する表示手段を含んでいる。
この第1の局面による集中監視システムでは、上記のように、生成手段によって生成された集計情報に基づいて、各々の試薬供給装置の試薬の残量および稼動状態を表示する表示手段を含む監視装置を設けることによって、オペレータは、各々の試薬供給装置で用いられる試薬の残量および稼動状態の全てを、監視装置の1つの表示手段で確認することができる。このため、オペレータは、各々の試薬供給装置で使用される試薬の残量や稼動状態を確認するために個々の試薬供給装置まで移動する必要がないので、手間と時間とを要することなく、個々の試薬供給装置で使用される試薬の残量および稼動状態を確認することができる。その結果、オペレータは、各々の試薬供給装置で用いられる試薬の残量の情報や稼動状態を効率的に監視することができる。
上記第1の局面による集中監視システムにおいて、好ましくは、複数の試薬供給装置および監視装置に通信ネットワークを介して接続され、複数の試薬供給装置の試薬の残量に関する情報および稼動状態を示す情報が送信される情報収集装置をさらに備え、生成手段は、情報収集装置に設けられている。このように構成すれば、複数の試薬供給装置の試薬の残量に関する情報および稼動状態を示す情報を受信する情報収集装置で、各々の試薬供給装置の試薬の残量および稼動状態を集計した集計情報を生成することができる。その結果、受信した各種情報(残量に関する情報および稼動状態を示す情報)をその情報収集装置で処理することができるので、効率的に集計情報を生成することができる。
上記第1の局面による集中監視システムにおいて、生成手段は、監視装置に設けられている。このように構成すれば、各々の試薬供給装置の試薬の残量および稼動状態を集計した集計情報を生成するサーバなどのコンピュータを設けることなく、監視装置で集計情報を生成することができる。
上記第1の局面による集中監視システムにおいて、好ましくは、試薬供給装置は、試薬を収容する収容部と、収容部の重量を検出する重量検出部と、重量検出部により検出された収容部の重量に基づいて、試薬の残量を取得する残量取得手段とを含み、送信手段は、試薬の残量に関する情報として、残量取得手段で取得された試薬の残量を送信するように構成されている。このように構成すれば、重量検出部により検出された収容部の重量に基づいて、容易に、残量取得手段により試薬の残量を検出することができるので、試薬の残量を受信した生成手段は、その試薬の残量を用いて、試薬の残量を集計した集計情報を容易に生成することができる。
上記第1の局面による集中監視システムにおいて、好ましくは、試薬供給装置は、試薬を収容する収容部と、収容部内の液面位置を検出する液面位置検出部と、液面位置検出部により検出された収容部内の液面位置に基づいて、試薬の残量を取得する残量取得手段とを含み、送信手段は、試薬の残量に関する情報として、残量取得手段で取得された試薬の残量を送信するように構成されている。このように構成すれば、液面位置検出部により検出された収容部内の液面位置に基づいて、容易に、残量取得手段により試薬の残量を検出することができるので、試薬の残量を受信した生成手段は、その試薬の残量を用いて、試薬の残量を集計した集計情報を容易に生成することができる。
上記残量取得手段を備えた集中監視システムにおいて、好ましくは、試薬供給装置は、複数の収容部と、試薬の供給元である収容部を切り替える切替部と、残量取得手段によって取得された試薬の残量に基づいて、試薬の供給元である収容部を切り替えるか否かを判断する判断手段と、判断手段によって試薬の供給元である収容部を切り替えると判断された場合に、試薬の供給元である収容部を切り替えるように切替部の動作を制御する制御部とを含んでいる。このように構成すれば、一方の収容部に収容される試薬が空になった場合に、他方の収容部から試薬が供給されるように切り替えることができる。その結果、一方の収容部の試薬が空になった場合でも、他方の収容部から継続して分析装置に試薬を供給することができる。
上記第1の局面による集中監視システムにおいて、試薬供給装置は、試薬を収容する収容部と、収容部の重量を検出する重量検出部とを含み、送信手段は、試薬の残量に関する情報として、重量検出部で検出された収容部の重量を送信するように構成されており、生成手段は、試薬供給装置から送信された収容部の重量に基づいて、試薬の残量を取得する残量取得手段を含む。このように収容部の重量に基づいて、試薬の残量を取得する残量取得手段を、生成手段に含めた場合にも、容易に、試薬の残量を検出することができる。
上記第1の局面による集中監視システムにおいて、試薬供給装置は、試薬を収容する収容部と、収容部内の液面位置を検出する液面位置検出部とを含み、送信手段は、試薬の残量に関する情報として、液面位置検出部で検出された収容部内の液面位置を送信するように構成されており、生成手段は、試薬供給装置から送信された収容部内の液面位置に基づいて、試薬の残量を取得する残量取得手段を含む。このように収容部内の液面位置に基づいて、試薬の残量を取得する残量取得手段を、生成手段に含めた場合にも、容易に、試薬の残量を検出することができる。
上記第1の局面による集中監視システムにおいて、好ましくは、試薬供給装置は、試薬を調製する調製部、調製部による試薬の調製状態を示す調製状態情報を取得する調製状態情報取得部、および、調製状態情報取得部によって取得された調製状態情報を送信する調製状態情報送信手段を含む調製試薬供給装置を含み、生成手段は、調製試薬供給装置から送信された調製状態情報に基づいて、試薬の調製状態をさらに含む集計情報を生成するように構成されており、表示手段は、生成手段によって生成された集計情報に基づいて、調製試薬供給装置の試薬の調製状態をさらに表示するように構成されている。このように構成すれば、オペレータは、試薬の残量および稼動状態に加えて、試薬の調製状態も確認することができる。
この場合、好ましくは、調製試薬供給装置は、調製部内の液体の濃度を検出する濃度検出部をさらに含み、調製状態情報取得部は、濃度検出部によって検出された液体の濃度に基づいて、調製状態情報を取得するように構成されている。このように構成すれば、分析装置に供給される試薬の調製状態情報を濃度により監視することができる。これにより、分析装置に供給される試薬の濃度がばらつくのを抑制することができる。その結果、分析装置は、濃度が監視された実質的に同一条件下で分析を行うことができるので、正確な分析結果を得ることができる。
この発明の第2の局面による分析システムは、上記したいずれかの構成を有する集中監視システムと、集中監視システムが備える複数の試薬供給装置から試薬が供給され、供給された前記試薬と検体とから調製された試料を分析する分析装置とを備える。このように構成すれば、各試薬供給装置で用いられる試薬の残量の情報を効率的に監視することが可能な集中監視システムを備えた分析システムを得ることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による分析システムの全体構成を示した概略図であり、図2は、図1に示した一実施形態による分析システムの検査センター内の検査ラインを示した概略図である。図3は、図1に示した一実施形態による分析システムの試薬調製装置のブロック図であり、図4は、図1に示した一実施形態による分析システムの試薬送液装置のブロック図である。また、図5は、図1に示した一実施形態による分析システムのサーバのブロック図であり、図6は、図1に示した一実施形態による分析システムのクライアントコンピュータのブロック図である。まず、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態による分析システム1の構成について説明する。
本発明の一実施形態による分析システム1は、大規模病院の検査室や検査センターなどのような非常に多数の検体(血液)を取り扱う施設に導入されるシステムであり、設置される施設の規模に応じて、構成を変更することが可能である。この分析システム1は、図1に示すように、検体処理センター内のサーバ100と、検体処理センターから離れた場所に設けられるクライアントコンピュータ200と複数の試薬供給装置2とは、互いにデータ通信が可能であるように、有線LAN、無線LAN等の通信ネットワーク300を介して有線または無線により通信可能に接続されている。
検体処理センター内には、図2に示すように、クライアントコンピュータ200と接続されるサーバ100の他に、集められた多数の検体を処理する検査ライン1〜7と、検査ライン1〜7で検査された検体の内で再検査の必要がある検体を処理する再検査ライン8とが設けられている。各検査ライン1〜7は、1台の試薬調製装置10(図1参照)および1台の試薬送液装置30(図1参照)などを含む試薬供給装置2と、試薬供給装置2から供給される試薬(希釈液や溶血剤など)と検体(血液)とから調製された分析用試料を分析する5台の血球計数装置3と、検体を各血球計数装置3に搬送するための搬送装置5とから構成されている。また、再検査ライン8は、上記した試薬供給装置2と、3台の血球計数装置3と、検体を各血球計数装置3に搬送するための搬送装置5とから構成されている。なお、血球計数装置3は、血液中の赤血球の個数や白血球の個数を算出する装置である。また、検査ライン1〜7および再検査ライン8とは別に、1台の試薬調製装置10と、その試薬調製装置10から供給される希釈液を用いて血液の標本スライドを作製する3台の塗抹標本作製装置4とから構成される検査ライン9が設けられている。なお、検査ライン9の塗抹標本作製装置4では、検査ライン1〜7および再検査ライン8とは異なり試薬送液装置30は設けられていない。
検査ライン1〜7、再検査ライン8および検査ライン9に設けられる試薬調製装置10は、濃縮された希釈用食塩水(以下、濃縮試薬)を純水と混和させることにより試薬(以下、希釈液)を調製した後、調製した希釈液を血球計数装置3および塗抹標本作製装置4に供給するために設けられている。この試薬調製装置10には、図3に示すように、純水を定量して供給するための純水用タンク11、純水定量タンク12および純水用定量ポンプ(ダイヤフラムポンプ)13とが設けられている。また、試薬調製装置10には、濃縮試薬を定量して供給するための試薬定量タンク14および濃縮試薬用定量ポンプ(ダイヤフラムポンプ)15が設けられている。なお、試薬調製装置10により純水と混和される濃縮試薬は、試薬調製装置10の外部の収容部31a〜31cに収容されている。また、試薬調製装置10は、希釈部16と、攪拌部17と、電気伝導度計18と、試薬貯留タンク19と、循環ポンプ20と、フィルタ21と、試薬供給タンク22と、試薬調製装置10の動作を統括する制御部23とを含んでいる。なお、本実施形態の試薬調製装置10は、濃縮試薬A、濃縮試薬Aおよび濃縮試薬Bがそれぞれ収容される3つの収容部31a〜31cに接続されており、純水用タンク11および制御部23を除く、純水定量タンク12、純水用定量ポンプ13、試薬定量タンク14、濃縮試薬用定量ポンプ15、希釈部16、攪拌部17、電気伝導度計18、試薬貯留タンク19、循環ポンプ20、フィルタ21および試薬供給タンク22は、3つの収容部31a〜31cに対応して3セット設けられている。そして、純水用タンク11および制御部23は、3セットずつ設けられた上記した各部分に共通に用いられている。
また、本実施形態では、濃縮試薬を収容した収容部31a〜31cは、それぞれ、収容部31a〜31cの重量を検出する機能を有する重量センサ32a〜32cに載置されている。また、重量センサ32a〜32cは、制御部23に接続されており、検出した収容部31a〜31cの重量データが制御部23に送信されるように構成されている。
純水用タンク11は、装置の外部から供給される純水を貯留するために設けられており、純水定量タンク12および純水用定量ポンプ13に接続されている。また、純水定量タンク12は、純水用タンク11に収容される純水を定量した後、希釈部16に送り込む機能を有している。また、純水用定量ポンプ(ダイヤフラムポンプ)13は、一定量の液体を吐出する機能を有しており、純水定量タンク12から一定量の純水を希釈部16に吐出している。
試薬定量タンク14は、装置の外部の収容部31a〜31cに収容される濃縮試薬を定量して貯留させる機能を有している。また、濃縮試薬用定量ポンプ(ダイヤフラムポンプ)15は、一定量の液体を吐出する機能を有しており、試薬定量タンク14から一定量の濃縮試薬を希釈部16に吐出している。
希釈部16は、純水および濃縮試薬を受け入れて混和するために設けられている。また、希釈部16の内部には、攪拌部17の攪拌翼17aと電気伝導度計18の検知部18aとが配置されている。また、攪拌部17は、希釈部16内の純水および濃縮試薬を攪拌する攪拌翼17aを有している。
また、本実施形態では、電気伝導度計18は、希釈部16に収容される希釈液に接触する検知部18aを有しており、希釈部16内の希釈液の電気伝導度を測定している。そして、電気伝導度計18により測定された電気伝導度は、後述する制御部23に送信されて、制御部23において、測定された電気伝導度が所望の範囲に入るか否かが判断される。なお、電気伝導度とは、電解質水溶液(本実施形態では、希釈液)で満たされた電極間の電解質水溶液の電気抵抗の逆数で定義され、電解質水溶液を流れる電気の流れやすさを示す指標である。本実施形態において、電気伝導度を測定するのは、電気伝導度が、希釈部16に供給される濃縮試薬の供給量(イオン量)に依存して変化するため、調製される希釈液の電気伝導度の変化を濃度の変化として捕らえることができるからである。また、電気伝導度は、電解質水溶液の温度の変化に依存して値が変化するため、図示しない温度計により希釈液の温度が監視されている。そして、温度により変動した電気伝導度は、後述する制御部23により補正される。
試薬貯留タンク19は、所定の濃度(電気伝導度)に設定された希釈部16内の希釈液を受け入れるために設けられている。したがって、収容部31a〜31cに収容される濃縮試薬が無くなった場合でも、試薬貯留タンク19に所定量の希釈液が貯留されているので、直ちに、試薬調製装置10から血球計数装置3(図1および図2参照)または塗抹標本作製装置4(図2参照)に希釈液が供給されなくなるのを抑制することが可能となる。
循環ポンプ20は、試薬貯留タンク19に貯留される希釈液を、フィルタ21を介して、試薬供給タンク22および試薬貯留タンク19へと循環させるために設けられている。そして、フィルタ21を通過した希釈液の一部は、試薬供給タンク22に貯留されて、試薬貯留タンク19から各血球計数装置3(図1および図2参照)または塗抹標本作製装置4(図2参照)に供給される。
ここで、本実施形態では、制御部23は、濃縮試薬を収容した収容部31a〜31cを載置する重量センサ32a〜32cやサーバ100などに接続されており、重量センサ32a〜32cにより検出された重量データを受信して、サーバ100に送信する機能を有している。この際、制御部23は、受信した重量データに基づいて、収容部31a〜31cに収容される濃縮試薬の残量(残量データ)を算出した後、その残量データをサーバ100に送信している。
そして、検査ライン1〜7および再検査ライン8に設けられる試薬送液装置30は、血液中の血球を破壊する溶血剤を血球計数装置3に供給するために設けられている。したがって、血球計数装置3が設けられない検査ライン9には、試薬送液装置30が設けられていない。この試薬送液装置30は、図4に示すように、装置の外部の試薬タンク33aおよび試薬タンク33bに接続される切替バルブ25aと、試薬タンク33cおよび試薬タンク33dに接続される切替バルブ25bと、試薬タンク33eおよび試薬タンク33fに接続される切替バルブ25cと、試薬タンク33gおよび試薬タンク33hに接続される切替バルブ25dと、試薬タンク33iおよび試薬タンク33jに接続される切替バルブ25eと、試薬送液装置30の動作を統括する制御部26とを含んでいる。すなわち、本実施形態の試薬送液装置30は、10個の試薬タンク33a〜33jに接続されている。また、試薬タンク33aおよび33bと、試薬タンク33cおよび33dと、試薬タンク33eおよび33fと、試薬タンク33gおよび33hと、試薬タンク33iおよび33jとには、それぞれ、種類の異なる溶血剤を収容可能であり、合計5種類の溶血剤をセットすることが可能である。
また、本実施形態では、切替バルブ25a〜25eは、制御部26によって制御され、試薬タンク33a(33c、33e、33g、33i)または試薬タンク33b(33d、33f、33h、33j)のいずれか一方から溶血剤を供給する機能を有している。そして、切替バルブ25aには、試薬タンク33aから送り出される溶血剤が流れる流路を開閉する電磁弁251aと、試薬タンク33bから送り出される溶血剤が流れる流路を開閉する電磁弁252aとが設けられている。また、切替バルブ25b〜25eにも、それぞれ、電磁弁251aおよび電磁弁252aと同じ2つの電磁弁が設けられている。これにより、切替バルブ25a〜25eは、一方の試薬タンクの溶血剤が空になるまで、溶血剤を血球計数装置3に供給した後、継続して、他方の試薬タンク内の溶血剤を血球計数装置3に供給することが可能となる。なお、各試薬タンク33a〜33jの溶血剤が空か否かは、試薬タンク33a〜33jのそれぞれに配置されるフロートスイッチ34a〜34jによって検出される。
次に、サーバ100の構成について説明する。サーバ100(図1および図2参照)は、Webサーバであり、各検査ライン1〜9の試薬調製装置10および試薬送液装置30から送信される情報を蓄積して、クライアントコンピュータ200の要求に応じて、蓄積された情報を通信ネットワーク300を介して送信するために設けられている。図5に示すように、サーバ100は、サーバ本体部101、表示部102と、入力部103とから主として構成されている。サーバ本体部101は、CPU101aと、ROM101bと、RAM101cと、ハードディスク101dと、読出装置101eと、入出力インタフェース101fと、通信インタフェース101gと、画像出力インタフェース101hとから主として構成されており、CPU101a、ROM101b、RAM101c、ハードディスク101d、読出装置101e、入出力インタフェース101f、通信インタフェース101gおよび画像出力インタフェース101hは、バス101iによって接続されている。
CPU101aは、ROM101bに記憶されているコンピュータプログラムおよびRAM101cにロードされたコンピュータプログラムを実行することが可能である。そして、Webサーバプログラムを当該CPU101aが実行することにより、サーバ100は、Webサーバとして機能する。
ROM101bは、マスクROM、PROM、EPROM、EEPROM等によって構成されており、CPU101aに実行されるコンピュータプログラムおよびこれに用いるデータ等が記録されている。
RAM101cは、SRAMまたはDRAM等によって構成されている。RAM101cは、ROM101bおよびハードディスク101dに記録されているコンピュータプログラムの読み出しに用いられる。また、これらのコンピュータプログラムを実行するときに、CPU101aの作業領域として利用される。
ハードディスク101dは、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラム等、CPU101aに実行させるための種々のコンピュータプログラムおよび当該コンピュータプログラムの実行に用いるデータがインストールされている。
読出装置101eは、フレキシブルディスクドライブ、CD−ROMドライブ、またはDVD−ROMドライブ等によって構成されており、可搬型記録媒体101jに記録されたコンピュータプログラムまたはデータを読み出すことができる。また、可搬型記録媒体101jには、サーバ装置として機能するためのアプリケーションプログラムが格納されており、サーバ100が当該可搬型記録媒体101jから本実施形態に係るアプリケーションプログラムを読み出し、当該アプリケーションプログラムをハードディスク101dにインストールすることが可能である。
なお、前記アプリケーションプログラムは、可搬型記録媒体101jによって提供されるのみならず、電気通信回線(有線、無線を問わない)によってクライアントコンピュータ200と通信可能に接続された外部の機器から前記電気通信回線を通じて提供することも可能である。例えば、前記アプリケーションプログラムがインターネット上のサーバコンピュータのハードディスク内に格納されており、このサーバコンピュータに本実施形態のサーバ100がアクセスして、当該アプリケーションプログラムをダウンロードし、これをハードディスク101dにインストールすることも可能である。
また、ハードディスク101dには、例えば、米マイクロソフト社が製造販売するWindows(登録商標)等のウィンドウシステムによるグラフィカルユーザインタフェース環境を提供するオペレーティングシステム、又はUnix(登録商標)オペレーティングシステム及び当該オペレーティングシステム上で動作するウィンドウシステムであるXウィンドウシステムがインストールされている。
入出力インタフェース101fは、例えば、USB、IEEE1394、RS-232Cなどのシリアルインタフェース、SCSI、IDE、IEEE1284等のパラレルインタフェース、およびD/A変換器、A/D変換器等からなるアナログインタフェース等から構成されている。入出力インタフェース101fには、キーボードおよびマウスからなる入力部103が接続されており、オペレータ、マネージャ、ユーザ管理者、メンテナンス技術者等のユーザが当該入力部103を使用することにより、サーバ100にデータを入力することが可能である。
通信インタフェース101gは、例えば、Ethernet(登録商標)インタフェースである。当該通信インタフェース101gにより、サーバ100は、所定の通信プロトコルを使用して通信ネットワーク300に接続された機器(試薬調製装置10、試薬送液装置30、クライアントコンピュータ200)との間でデータの送受信が可能である。
画像出力インタフェース101hは、LCDまたはCRT等で構成された表示部102に接続されており、CPU101aから与えられた画像データに応じた映像信号を表示部102に出力するようになっている。表示部102は、入力された映像信号にしたがって、画像(画面)を表示する。
次に、クライアントコンピュータ200の構成について説明する。クライアントコンピュータ200は、Webサーバであるサーバ100(図1参照)と通信ネットワーク300(図1参照)を介して接続されており、サーバ100に蓄積される情報を閲覧するためのWebブラウザがインストールされているパーソナルコンピュータである。このクライアントコンピュータ200は、図1に示すように、本体部201、表示部202および入力部203とから主として構成されている。本体部201は、CPU201aと、ROM201bと、RAM201cと、ハードディスク201dと、読出装置201eと、入出力インタフェース201fと、通信インタフェース201gと、画像出力インタフェース201hとから主として構成されており、CPU201a、ROM201b、RAM201c、ハードディスク201d、読出装置201e、入出力インタフェース201f、通信インタフェース201gおよび画像出力インタフェース201hは、バス201iによって接続されている。
CPU201aは、ROM201bに記憶されているコンピュータプログラムおよびRAM201cにロードされたコンピュータプログラムを実行することが可能である。そして、Webブラウザのアプリケーションプログラムを当該CPU201aが実行することにより、クライアントコンピュータ200がクライアントとして機能する。
ROM201bは、マスクROM、PROM、EPROM、EEPROM等によって構成されており、CPU201aに実行されるコンピュータプログラムおよびこれに用いるデータ等が記録されている。
RAM201cは、SRAMまたはDRAM等によって構成されている。RAM201cは、ROM201bおよびハードディスク201dに記録されているコンピュータプログラムの読み出しに用いられる。また、これらのコンピュータプログラムを実行するときに、CPU201aの作業領域として利用される。
ハードディスク201dは、オペレーティングシステムおよびWebブラウザのアプリケーションプログラム等、CPU201aに実行させるための種々のコンピュータプログラムおよび当該コンピュータプログラムの実行に用いるデータがインストールされている。
また、ハードディスク201dには、例えば、米マイクロソフト社が製造販売するWindows(登録商標)等のウィンドウシステムによるグラフィカルユーザインタフェース環境を提供するオペレーティングシステム、又はUnix(登録商標)オペレーティングシステム及び当該オペレーティングシステム上で動作するウィンドウシステムであるXウィンドウシステムがインストールされている。以下の説明においては、Webブラウザのアプリケーションプログラムはこのようなウィンドウシステム上で動作するものとしている。
読出装置201eは、フレキシブルディスクドライブ、CD−ROMドライブ、またはDVD−ROMドライブ等によって構成されている。
入出力インタフェース201fは、例えば、USB、IEEE1394、RS-232Cなどのシリアルインタフェース、SCSI、IDE、IEEE1284等のパラレルインタフェース、およびD/A変換器、A/D変換器等からなるアナログインタフェース等から構成されている。入出力インタフェース201fには、キーボードおよびマウスからなる入力部203が接続されており、オペレータ、マネージャ、ユーザ管理者、メンテナンス技術者等のユーザが当該入力部203を使用することにより、クライアントコンピュータ200にデータを入力することが可能である。
通信インタフェース201gは、例えば、Ethernet(登録商標)インタフェースである。当該通信インタフェース201gにより、クライアントコンピュータ200は、所定の通信プロトコルを使用して通信ネットワーク300に接続され機器(試薬調製装置10、試薬送液装置30、サーバ100)との間でデータの送受信が可能である。
画像出力インタフェース201hは、LCDまたはCRT等で構成された表示部202に接続されており、CPU201aから与えられた画像データに応じた映像信号を表示部202に出力するようになっている。表示部202は、入力された映像信号にしたがって、画像(画面)を表示する。
CPU201aは、インストールされたWebブラウザを用いて、サーバ100に蓄積される情報の送信を要求することにより、送信の要求を受けたサーバ100から送信された情報を受信して、その情報を表示部202に表示している。
図7〜図12は、図1に示した一実施形態による分析システムのクライアントコンピュータの表示部に表示される画面を示した図である。次に、図7〜図12を参照して、クライアントコンピュータ200の表示部202に表示される画面(装置状態画面400a(初期画面)、調製装置状態詳細画面400b、送液装置状態詳細画面400c、調製履歴画面400d、調製エラー履歴画面400eおよび送液エラー履歴画面400f)の詳細について説明する。
装置状態画面400a(図7参照)は、サーバ100に通信可能に接続されたクライアントコンピュータ200を起動した場合の初期画面である。この装置状態画面400aでは、検査ライン1〜9の各々に設けられる9台の試薬調製装置10についての稼動状態と、試薬調製装置10で用いられる濃縮試薬の残量と、検査ライン1〜8の各々に設けられる8台の試薬送液装置30についての稼動状態と、試薬送液装置30によって送り出される溶血剤の有無とを確認することが可能である。
装置状態画面400aには、図7に示すように、この画面(装置状態画面400a)を表示するための装置状態ボタン401と、調製履歴画面400d(図10参照)を表示するための調製履歴ボタン402と、調製エラー履歴画面400e(図11参照)を表示するための調製エラー履歴ボタン403と、送液エラー履歴画面400f(図12参照)を表示するための送液エラー履歴ボタン404とが表示されている。
そして、図7に示した装置状態画面400aには、試薬調製装置10についての各種の情報が表示される調製装置情報表示部410と、試薬送液装置30についての各種の情報が表示される送液装置情報表示部420とが設けられている。
調製装置情報表示部410には、検査センター内の検査ライン1(図2参照)に設けられる試薬調製装置10の稼動状態と、その試薬調製装置10で用いられる濃縮試薬の残量とが表示される検査ライン情報表示部411が設けられている。そして、検査ライン情報表示部411には、試薬調製装置10の外観を示したアイコン411aと、3つの収容部31a〜31c(図3参照)のそれぞれに貯留される濃縮試薬の残量をグラフで示した残量表示部411bとが表示されている。また、アイコン411aは、装置の外観の背景の色が変化することにより、試薬調製装置10の稼動状態を示している。具体的には、アイコン411aの装置の外観の色は、試薬調製装置10が初期化中の場合には、黄色が表示され、スタンバイ中の場合には、緑色が表示され、動作中の場合には、青色が表示され、異常発生中の場合には、赤色が表示され、通信切断中の場合には、灰色が表示される。また、調製装置情報表示部410には、検査ライン2〜9に設けられる各々の試薬調製装置10についても、上記した検査ライン1についての検査ライン情報表示部411と同様の検査ライン情報表示部411が設けられている。
なお、図7では、検査ライン1の検査ライン情報表示部411のアイコン411aは、赤色(太い斜線(ハッチング)の領域)に表示されており、オペレータは、検査ライン1の試薬調製装置10に異常が生じているのを確認することが可能である。また、検査ライン3の検査ライン情報表示部411のアイコン411aは、灰色(細い右斜め方向の斜線(ハッチング)の領域)に表示されており、オペレータは、検査ライン3の試薬調製装置10とサーバ100(図1参照)との通信が切断されているのを確認することが可能である。また、検査ライン5の検査ライン情報表示部411のアイコン411aは、緑色(細い左斜め方向の斜線(ハッチング)の領域)に表示されており、オペレータは、検査ライン5の試薬調製装置10がスタンバイ中であることを確認することが可能である。そして、検査ライン2、検査ライン4および検査ライン6〜9の検査ライン情報表示部411のアイコン411aは、青色(斜線(ハッチング)なしの領域)に表示されており、オペレータは、検査ライン2、検査ライン4および検査ライン6〜9の各試薬調製装置10が正常に動作しているのを確認することが可能である。
残量表示部411bの3つのグラフは、それぞれ、濃縮試薬が収容される3つの収容部31a〜31c(図3参照)に対応して表示されている。具体的には、残量表示部411bに付された番号「A」に対応するグラフは、収容部31aに収容される濃縮試薬Aの残量を表し、番号「B」に対応するグラフは、収容部31bに収容される濃縮試薬Aの残量を表し、番号「C」に対応するグラフは、収容部31cに収容される濃縮試薬Bの残量を表している。また、検査ライン5の検査ライン情報表示部411の残量表示部411bの番号「A」には、試薬の交換を要求するマーク「□」が付されている。これにより、オペレータは、残量表示部411bの番号「A」に付されたマーク「□」を確認して、濃縮試薬の交換を行う必要があると確認することが可能となる。
また、調製装置情報表示部410には、試薬調製装置10で用いられる濃縮試薬の残量と、試薬送液装置30で用いられる溶血剤の有無と、空になった試薬(濃縮試薬および溶血剤)の数とを一覧表にして表示するための交換試薬一覧表ボタン411cと、3つの収容部31a〜31c(図3参照)のそれぞれに収容される濃縮試薬の名称を表示するための濃縮試薬名表示欄411dとが設けられている。したがって、オペレータは、検査ライン1〜9の各試薬調製装置10で用いられる収容部31aおよび収容部31bに収容される濃縮試薬は、「濃縮試薬A」であり、収容部31cに収容される濃縮試薬は、「濃縮試薬B」であることを確認することが可能となる。
送液装置情報表示部420には、検査センター内の検査ライン1(図2参照)に設けられる試薬送液装置30の稼動状態と、その試薬送液装置30から送り出される溶血剤の有無とが表示される検査ライン情報表示部421が設けられている。そして、検査ライン情報表示部421には、試薬送液装置30の外観を示したアイコン421aと、合計10個の試薬タンク33a〜33j(図4参照)のそれぞれに貯留される溶血剤の有無を文字で示した残量表示部421bとが表示されている。また、アイコン421aは、装置の外観の背景の色が変化することにより、試薬送液装置30の稼動状態を示している。具体的には、上記した試薬調製装置10のアイコン411aと同様に、アイコン421aの装置の外観の色は、試薬送液装置30が初期化中の場合には、黄色が表示され、スタンバイ中の場合には、緑色が表示され、動作中の場合には、青色が表示され、異常発生中の場合には、赤色が表示され、通信切断中の場合には、灰色が表示される。また、送液装置情報表示部420には、検査ライン2〜8に設けられる各々の試薬送液装置30についても、上記した検査ライン1についての検査ライン情報表示部421と同様の検査ライン情報表示部421が設けられている。
なお、図7では、検査ライン5の検査ライン情報表示部421のアイコン421aは、灰色(細い右斜め方向の斜線(ハッチング)の領域)に表示されており、オペレータは、検査ライン5の試薬送液装置30(図1参照)とサーバ100(図1参照)との通信が切断しているのを確認することが可能である。そして、検査ライン1〜4および検査ライン6〜8の検査ライン情報表示部421のアイコン421aは、青色(斜線(ハッチング)なしの領域)に表示されており、オペレータは、検査ライン1〜4および検査ライン6〜8の各試薬送液装置30が正常に動作しているのを確認することが可能である。
残量表示部421bには、試薬タンク33a〜33j(図4参照)毎に残量有無表示欄421cが合計10個設けられている。そして、残量有無表示欄421cには、試薬タンク33a〜33jの溶血剤が試薬送液装置30により供給されている場合には、「供」が表示され、溶血剤が存在する場合には、「満」が表示され、溶血剤が空の場合には、「空」が表示される。なお、残量有無表示欄421cに表示される「満」および「空」は、フロートスイッチ34a〜34jで検出された溶血剤の有無に基づいて表示されている。これにより、オペレータは、残量有無表示欄421cの「空」を確認して、溶血剤の交換を行う必要があると確認することが可能となる。
また、送液装置情報表示部420には、試薬タンク33a〜33jに貯留される溶血剤の名称を表示するための溶血剤名表示欄421dが設けられており、オペレータは、試薬タンク33aおよび33bに収容される溶血剤は、「溶血剤A」であり、試薬タンク33cおよび33dに収容される溶血剤は、「溶血剤B」であり、試薬タンク33eおよび33fに収容される溶血剤は、「溶血剤C」であり、試薬タンク33gおよび33hに収容される溶血剤は、「溶血剤D」であることを確認することが可能となる。なお、本実施形態の血球計数装置3では、上記した溶血剤以外に他の種類の溶血剤は使用しないので、試薬タンク33iおよび33j(図4参照)に溶血剤は収容されていない。
調製装置状態詳細画面400b(図8参照)は、上記した調製装置情報表示部410のアイコン411a(図7参照)を選択する(図示しないマウスを用いてクリックする)ことによって表示される画面であり、図7に示した装置状態画面400aの送液装置情報表示部420(図7参照)が調製装置状態詳細部430に切り替わっている。この調製装置状態詳細部430は、試薬調製装置10の詳細な状態を表示する機能を有している。なお、本実施形態では、検査ライン1の試薬調製装置10に対応するアイコン411a(図7参照)をクリックして、検査ライン1の試薬調製装置10の詳細情報を表示した場合を示している。
調製装置状態詳細部430には、3つの収容部31a〜31c(図3参照)のそれぞれについて、試薬名称、装置状態、残量値、メッセージ、調製完了時刻、伝導度、ポンプ回数およびリトライ回数のフィールドが設けられた表が表示されている。試薬名称欄431には、濃縮試薬名表示欄411d(図7参照)と同様に濃縮試薬の名称が表示されているとともに、装置状態欄432には、装置の状態が表示されている。また、残量値欄433には、収容部31a〜31cを載置する重量センサ32a〜32c(図3参照)で検知された重量データに基づいて算出された濃縮試薬の残量がパーセント表示されている。また、メッセージ欄434には、試薬調製装置10で生じたエラーメッセージなどが表示されている。なお、本実施形態では、収容部31aにおいて、「圧力が低下しています」というエラーメッセージが表示されているとともに、収容部31bにおいて、「純水吸引不可」というエラーメッセージが表示されている。これにより、オペレータは、「圧力が低下しています」というエラーメッセージを確認することにより、濃縮試薬Aが収容される収容部31aでは、濃縮試薬Aを吸い上げるためのコンプレッサー(図示せず)から加わる圧力が低下しているということを確認することが可能となる。また、オペレータは、「純水吸引不可」というエラーメッセージを確認することにより、収容部31bから供給される濃縮試薬Aと混和される純水が吸引されていないということを確認することが可能となる。また、調製完了時刻欄435には、純水と濃縮試薬とを混和して調製された希釈液が所望の濃度になった時刻が表示されるとともに、伝導度欄436には、調製された希釈液の電気伝導度が表示されている。
また、ポンプ回数欄437には、純水用定量ポンプ13が動作した回数が表示されている。また、リトライ回数欄438には、調製した希釈液の電気伝導度が所望の範囲に入らなかった場合に、希釈液の電気伝導度が所望の範囲に入るように再調製した回数が表示される。
送液装置状態詳細画面400c(図9参照)は、上記した送液装置情報表示部420のアイコン421a(図7参照)を選択する(図示しないマウスを用いてクリックする)ことによって、表示される画面であり、図7に示した装置状態画面400aの調製装置情報表示部410が送液装置状態詳細部440に切り替わっている。この送液装置状態詳細部440は、試薬送液装置30(図1参照)の詳細な状態を表示する機能を有している。なお、本実施形態では、検査ライン6の試薬送液装置30に対応するアイコン421a(図7参照)をクリックして、検査ライン6の試薬送液装置30の詳細情報を表示した場合を示している。
送液装置状態詳細部440には、溶血剤(本実施形態では、4種類)に対応して、試薬名称、装置状態、タンク1、タンク2、メッセージのフィールドが設けられた表が表示されている。試薬名称欄441には、溶血剤名表示欄421d(図7参照)と同様に溶血剤の名称が表示されているとともに、装置状態欄442には、装置の状態が表示されている。また、タンク1欄443およびタンク2欄444には、残量有無表示欄421c(図7参照)と同様に、「供」「空」または「満」のいずれかが表示されている。また、メッセージ欄445には、試薬送液装置30で生じたエラーメッセージなどが表示されている。なお、本実施形態では、全ての溶血剤について、「試薬交換完了」というメッセージが表示されている。
調製履歴画面400d(図10参照)は、図7〜図12に示した各画面に表示される調製履歴ボタン402を選択することによって表示される画面である。この調製履歴画面400dは、各検査ライン1〜9に設けられる試薬調製装置10(図1参照)において、正常に調製された濃縮試薬の調製履歴を表示するための画面である。この調製履歴画面400dには、日付、時間、検査ライン、試薬名称、メッセージ、伝導度、ポンプ回数およびリトライ回数のフィールドが設けられたテーブル形式の調製履歴リスト部451と、調製履歴リスト部451に表示させる濃縮試薬の調製履歴を検査ラインと試薬名称とから選択するための条件設定部452と、調製履歴リスト部451に表示させる濃縮試薬の調製履歴を調製日時や時間とから選択するための日付・時間指定部453とが設けられている。
条件設定部452には、「検査ライン1」、「検査ライン2」…「検査ライン9」や「全ライン」などを選択することが可能なボックス452aが設けられている。たとえば、オペレータがマウスなどを用いて、ボックス452a内の「検査ライン1」を選択することにより、検査ライン1に設けられる試薬調製装置10で調製された濃縮試薬の調製履歴が、調製履歴リスト部451に表示される。また、条件設定部452には、「濃縮試薬A」、「濃縮試薬B」や「全試薬」などを選択することが可能なボックス452bが設けられている。たとえば、オペレータがマウスなどを用いて、ボックス452b内の「濃縮試薬A」を選択することにより、各試薬調製装置10で調製された濃縮試薬Aについての調製履歴が、調製履歴リスト部451に表示される。なお、本実施形態では、ボックス452a内の「全ライン」およびボックス452b内の「全試薬」が選択された状態を示している。
日付・時間指定部453には、日付を指定するためのカレンダー(図示せず)を表示するためのカレンダー表示ボタン453aが設けられており、そのカレンダーの日付を選択することによって、テキストボックス453bに選択した日付(画面中では、「2005/10/03」)が表示される。また、日付・時間指定部453には、「0:00」、「1:00」…「23:00」などを選択することが可能なボックス453cが設けられている。また、日付・時間指定部453には、「指定なし」、「以前」および「以後」の中からいずれか1つを選択することが可能な指定方法選択部453dが設けられている。たとえば、オペレータがマウスなどを用いて、上記したカレンダー表示ボタン453aで「2005/10/03」を選択するとともに、日付・時間指定部453のボックス453c内の「16:00」を選択して、指定方法選択部453dの「以後」を選択することによって、「2005/10/03」の「16:00」以後に調製された濃縮試薬の調製履歴が、調製履歴リスト部451に表示される。
また、調製履歴画面400dの調製履歴リスト部451の日付のフィールドおよび時間のフィールドには、それぞれ、濃縮試薬の調製した日付および時間が表示されている。また、調製履歴リスト部451の検査ラインのフィールドには、試薬調製装置10が設けられる検査ラインが表示されている。また、調製履歴リスト部451の試薬名称、メッセージ、伝導度、ポンプ回数およびリトライ回数の各フィールドには、それぞれ、調製装置状態詳細画面400b(図8参照)で示した試薬名称欄431、メッセージ欄434、伝導度欄436、ポンプ回数欄437およびリトライ回数欄438と同様の内容が表示されている。
調製エラー履歴画面400e(図11参照)は、図7〜図12に示した各画面に表示される調製エラー履歴ボタン403を選択することによって表示される画面である。この調製エラー履歴画面400eは、各検査ライン1〜9に設けられる試薬調製装置10において、調製エラーが生じた濃縮試薬の調製履歴を表示するための画面である。この調製エラー履歴画面400eには、図11に示すように、日付、時間、検査ライン、試薬名称、内容のフィールドが設けられたテーブル形式の調製エラー履歴リスト部461と、図10に示した調製履歴画面400dと同様の条件設定部452と、日付・時間指定部453とが設けられている。
また、調製エラー履歴画面400eの調製エラー履歴リスト部461の日付のフィールド、時間のフィールド、検査ラインのフィールドおよび試薬名称のフィールドには、上記した調製履歴画面400d(図10参照)の調製履歴リスト部451の日付のフィールド、時間のフィールド、検査ラインのフィールドおよび試薬名称のフィールドと同様の内容が表示されている。また、調製エラー履歴リスト部461の内容のフィールドには、調製装置状態詳細画面400bで示したメッセージ欄434(図8参照)に表示されるエラーメッセージと同様の内容が表示されている。
送液エラー履歴画面400f(図12参照)は、図7〜図12に示した各画面に表示される送液エラー履歴ボタン404を選択することによって表示される画面である。この送液エラー履歴画面400fは、検査ライン1〜8に設けられる試薬送液装置30において、送液エラーが生じた溶血剤の送液履歴を表示するための画面である。この送液エラー履歴画面400fには、日付、時間、検査ライン、試薬名称、内容のフィールドが設けられたテーブル形式の送液エラー履歴リスト部471と、上記した調製履歴画面400d(図10参照)および調製エラー履歴画面400e(図11参照)と同様の条件設定部452と、日付・時間指定部453とが設けられている。
また、送液エラー履歴画面400fの送液エラー履歴リスト部471の日付のフィールド、時間のフィールド、検査ラインのフィールドおよび試薬名称のフィールドには、上記した調製履歴画面400d(図10参照)および調製エラー履歴画面400e(図11参照)の日付のフィールド、時間のフィールド、検査ラインのフィールドおよび試薬名称のフィールドと同様の内容が表示されている。また、内容のフィールドには、送液装置状態詳細画面400c(図9参照)で示したメッセージ欄445(図9参照)に表示されるエラーメッセージと同様の内容が表示される。
図13は、図1に示した一実施形態による分析システムの試薬調製装置の動作フローを示したフローチャートである。次に、図1、図2、図3および図13を参照して、本発明の一実施形態による分析システム1の試薬調製装置10の動作について説明する。
まず、ステップS1において、純水と濃縮試薬とが供給される希釈部16の状態が制御部23により検出される。そして、ステップS2において、濃縮試薬と純水とを混和して希釈液を調製する必要があるのか否かを判断する。このステップS2において、希釈液を調製する必要がある場合として、血球計数装置3(図1および図2参照)および塗抹標本作製装置4(図2参照)から希釈液の供給依頼を受信した場合などがある。そして、ステップS2において、希釈液を調製する必要があると判断した場合には、ステップS3において、所望の電気伝導度に設定されるように希釈液を調製する。
そして、本実施形態では、ステップS2において、希釈液を調製する必要がないと判断した場合、および、ステップS3において、所望の電気伝導度に設定された希釈液を取得した場合には、ステップS4において、濃縮試薬が収容される収容部31a〜31cがそれぞれ載置される重量センサ32a〜32cから収容部31a〜31cの重量データを受信して、受信した重量データに基づいて、濃縮試薬の残量を検出する。
そして、本実施形態では、ステップS5において、図3に示した試薬貯留タンク19が空か否かを判断する。ステップS5において、試薬貯留タンク19が空であると判断された場合には、ステップS6において、所望の電気伝導度に設定された希釈液を試薬貯留タンク19へ供給する。なお、ステップS5において、試薬貯留タンク19が空ではないと判断された場合としては、既に試薬貯留タンク19に所望の電気伝導度に設定された希釈液が貯留されている場合である。この後、試薬貯留タンク19に貯留された希釈液は、各血球計数装置3または塗抹標本作製装置4に供給される。その後、ステップS7において、試薬調製装置10の状態(動作中や停止中など)が検出され、ステップS8において、ステップS7で検出した状態を状態データとして、サーバ100に送信する。この後、サーバ100から、この状態データがクライアントコンピュータ200(図1参照)に送信されることによって、装置状態画面400a(図7参照)、調製装置状態詳細画面400b(図8参照)および送液装置状態詳細画面400c(図9参照)に表示されるアイコン411aおよびアイコン421aの背景色が変化するとともに、装置状態欄432(図8参照)および装置状態欄442(図9参照)の表示が変化する。
そして、ステップS9において、分析システム1の動作が終了すると判断されるまで、上記したステップS1〜ステップS8の動作が繰り返される。このようにして、試薬調製装置10の動作が制御される。
図14は、図13のステップS3に示した希釈液の調製の詳細(サブルーチン)を説明するためのフローチャートである。次に、図1、図2、図3および図14を参照して、図13のステップS3における試薬の調製について詳細に説明する。
まず、希釈液を調製する場合には、ステップS31において、純水定量タンク12(図3参照)に定量された純水は、希釈部16(図3参照)に送り込まれるとともに、試薬定量タンク14(図3参照)に定量された濃縮試薬は、希釈部16に送り込まれる。そして、希釈部16に収容された純水と濃縮試薬とが攪拌部17の攪拌翼17a(図3参照)により攪拌されることによって、均一に混和された希釈液が調製される。
そして、ステップS32において、制御部23(図3参照)は、制御部23のメモリ(図示せず)から電気伝導度の上限値C1および電気伝導度の下限値C2を読み出す。なお、電気伝導度の上限値C1および電気伝導度の下限値C2は、サーバ100のサーバ本体部101(図1および図2参照)のRAM101c(図5参照)に格納しておいてもよい。その後、ステップS33において、制御部23は、希釈部16内の希釈液に接触する検知部18a(図3参照)を有する電気伝導度計18により検出される電気伝導度Cを取得する。
そして、本実施形態では、ステップS34において、制御部23は、読み出した電気伝導度の上限値C1および電気伝導度の下限値C2と、取得した希釈液の電気伝導度Cとを比較する。具体的には、制御部23は、希釈液の電気伝導度Cが、読み出した電気伝導度の下限値C2以上、かつ、読み出した電気伝導度の上限値C1以下であるか否かを判断する。そして、ステップS34において、希釈液の電気伝導度Cが、上限値C1以下かつ下限値C2以上である場合には、ステップS35において、制御部23は、希釈液の調製が完了したことを示す調製完了データをサーバ100に送信する。この後、サーバ100から、この調製完了データがクライアントコンピュータ200(図1参照)に送信されることによって、調製履歴画面400dに表示される調製履歴リスト部451(図10参照)のメッセージフィールドに「調製完了」というメッセージが表示される。
一方、ステップS34において、希釈液の電気伝導度Cが上限値C1以下かつ下限値C2以上でない場合には、ステップS36において、制御部23は、希釈液の調製が失敗したことを示す調製失敗データをサーバ100に送信する。その後、ステップS37において、調製が失敗した希釈液を希釈部16から排出する。その後、ステップS31に戻り、所望の電気伝導度に設定された希釈液を取得するように上記した動作が再び実行される。このようにして、純水と濃縮試薬とを混和した所望の電気伝導度の希釈液が調製される。
図15は、図13のステップS4に示した試薬の残量の検出方法の詳細(サブルーチン)を説明するためのフローチャートである。次に、図1、図2、図3および図15を参照して、図13のステップS4における試薬の調製について詳細に説明する。
まず、ステップS41において、制御部23(図3参照)は、制御部23のメモリ(図示せず)から収容部31a〜31c(図3参照)が空の場合の重量W1、および、収容部31a〜31cに濃縮試薬が満杯である場合の重量W2を読み出す。なお、収容部31a〜31cが空の場合の重量W1および収容部31a〜31cに濃縮試薬が満杯である場合の重量W2は、サーバ100のサーバ本体部101(図1および図2参照)のRAM101c(図5参照)に格納してもよい。そして、ステップS42において、制御部23は、濃縮試薬が収容される収容部31a〜31cが載置される重量センサ32a〜32c(図3参照)から送信された重量データWを取得する。
そして、ステップS43において、制御部23は、取得した重量データWに基づいて、濃縮試薬の残量Rを検出する。具体的には、ステップS41で読み出された重量W1およびW2と、ステップS42で取得した重量データWとを下記の式(1)に代入することにより、濃縮試薬の残量Rを算出する。そして、ステップS44において、算出された濃縮試薬の残量R(濃縮試薬残量データ)をサーバ100に送信する。この後、サーバ100から、この濃縮試薬残量データがクライアントコンピュータ200(図1参照)に送信されることによって、装置状態画面400a(図7参照)および調製装置状態詳細画面400b(図8参照)に表示される残量表示部411bや残量値欄433が濃縮試薬の残量に基づいて反映される。このようにして、収容部31a〜31cに収容される濃縮試薬の残量が取得される。
R= (W−W1)/(W2−W1) ・・・ (1)
図16は、図1に示した一実施形態による分析システムの試薬送液装置の動作フローを示したフローチャートである。次に、図1、図2、図4、図7、図9および図16参照して、本発明の一実施形態による分析システム1の試薬送液装置30の動作について説明する。なお、ここでは、試薬タンク33aおよび33b(図4参照)に収容される溶血剤を供給する場合について説明し、試薬タンク33c〜33jに収容される溶血剤が供給される動作についてはその説明を省略する。
まず、同じ溶血剤(溶血剤A)が満杯にされた試薬タンク33a(図4参照)および試薬タンク33b(図4参照)を準備して、切替バルブ25aの電磁弁251a(図4参照)が設けられる側に試薬タンク33aを接続するとともに、切替バルブ25aの電磁弁252aが設けられる側に試薬タンク33bを接続する。そして、ステップS11において、制御部26は、試薬タンク33aおよび試薬タンク33bに溶血剤が満杯であることを示すデータ(溶血剤残量データ)をサーバ100に送信する。この後、サーバ100から、この溶血剤残量データがクライアントコンピュータ200(図1参照)に送信されることによって、装置状態画面400a(図7参照)および送液装置状態詳細画面400c(図9参照)の送液装置情報表示部420の残量有無表示欄421cに「満」が表示されるとともに、送液装置状態詳細画面400cの送液装置状態詳細部440のタンク1欄443およびタンク2欄444に「満」が表示される。
そして、ステップS12において、制御部26は、試薬タンク33aから送り出される溶血剤が流れる流路を開閉する電磁弁251aを開くとともに、試薬タンク33bから送り出される溶血剤が流れる流路を開閉する電磁弁252aを閉じる。これにより、試薬タンク33a内に貯留される溶血剤が切替バルブ25aを介して、血球計数装置3に供給される。そして、ステップS13において、制御部26は、電磁弁251aが開くとともに、電磁弁252aが閉じていることを示すデータ(電磁弁切替データ)をサーバ100に送信する。
そして、ステップS14において、制御部26は、試薬タンク33aに貯留される溶血剤が血球計数装置3に供給されていることを示すデータをサーバ100に送信する。この後、サーバ100から、この溶血剤残量データがクライアントコンピュータ200(図1参照)に送信されることによって、送液装置情報表示部420の残量有無表示欄421cの試薬タンク33aに対応する個所に表示される「満」が「供」に切り替わるとともに、送液装置状態詳細部440の試薬タンク33aに対応するタンク1欄443に表示される「満」が「供」に切り替わる。
その後、ステップS15において、試薬タンク33aに配置されるフロートスイッチ34a(図4参照)がOFFになるまで、試薬タンク33a内の溶血剤が血球計数装置3に供給される。そして、ステップS15において、フロートスイッチ34aがOFFになった場合には、ステップS16において、制御部26は、試薬タンク33aが空であるということを示すデータ(溶血剤残量データ)をサーバ100に送信する。これにより、送液装置情報表示部420の残量有無表示欄421cの試薬タンク33aに対応する個所に表示される「供」が「空」に切り替わるとともに、送液装置状態詳細部440の試薬タンク33aに対応するタンク1欄443に表示される「供」が「空」に切り替わる。
そして、ステップS17において、制御部26により、試薬タンク33aから送り出される溶血剤が流れる流路を開閉する電磁弁251aが閉じられるとともに、試薬タンク33bから送り出される溶血剤が流れる流路を開閉する電磁弁252aが開かれる。これにより、試薬タンク33b内に貯留される溶血剤が切替バルブ25aを介して、血球計数装置3に供給される。そして、ステップS18において、制御部26は、電磁弁252aが開くとともに、電磁弁251aが閉じていることを示すデータ(電磁弁切替データ)をサーバ100に送信する。
そして、ステップS19において、制御部26は、試薬タンク33bに貯留される溶血剤が血球計数装置3に供給されていることを示すデータをサーバ100に送信する。この後、サーバ100から、この溶血剤残量データがクライアントコンピュータ200(図1参照)に送信されることによって、送液装置情報表示部420の残量有無表示欄421cの試薬タンク33bに対応する個所に表示される「満」が「供」に切り替わるとともに、送液装置状態詳細部440の試薬タンク33bに対応するタンク2欄444に表示される「満」が「供」に切り替わる。
その後、ステップS20において、試薬タンク33bに配置されるフロートスイッチ34b(図4参照)がOFFになるまで、試薬タンク33b内の溶血剤が血球計数装置3に供給される。そして、ステップS20において、フロートスイッチ34bがOFFになった場合には、ステップS21において、制御部26は、試薬タンク33bが空であるということを示すデータ(溶血剤残量データ)をサーバ100に送信する。この後、サーバ100から、この溶血剤残量データがクライアントコンピュータ200(図1参照)に送信されることによって、送液装置情報表示部420の残量有無表示欄421cの試薬タンク33bに対応する個所に表示される「供」が「空」に切り替わるとともに、送液装置状態詳細部440の試薬タンク33bに対応するタンク2欄444に表示される「供」が「空」に切り替わる。
その後、ステップS22において、試薬送液装置30の状態(動作中や停止中など)が検出され、ステップS23において、ステップS22で検出した状態を状態データとして、サーバ100(図1および図2参照)に送信する。そして、ステップS24において、分析システム1の動作が終了すると判断されるまで、上記したステップS11〜ステップS23の動作が繰り返される。このようにして、試薬送液装置30の動作が制御される。
図17は、図1に示した一実施形態による分析システムのサーバとクライアントとのデータのやり取りを示したフローチャートである。次に、図1、図2、図7〜図12および図17を参照して、サーバ100とクライアントコンピュータ200とのデータのやり取りについて説明する。ユーザは、クライアントコンピュータ200の入力部203を操作して、Webブラウザのアプリケーションプログラムの起動を指示する。CPU201aは、この指示を受け付け、WebブラウザのアプリケーションプログラムをRAM201cにロードする。
まず、サーバ100(図1および図2参照)側では、サーバ100のCPU101aが、ステップS51において、9台の試薬調製装置10(図2参照)および8台の試薬送液装置30(図2参照)から送信される各種データを受信したか否かが判断する。具体的には、試薬調製装置10から送信される試薬調製装置10の状態データ(図13のステップS8)、調製完了データ(図14のステップS35)、調製失敗データ(図14のステップS36)、濃縮試薬残量データ(図15のステップS44)や、試薬送液装置30から送信される試薬送液装置30の状態データ(図16のステップS14、ステップS19、ステップS23)、電磁弁切替データ(図16のステップS13およびステップS18)、溶血剤残量データ(図16のステップS11、ステップS16、ステップS21)を受信したか否かが判断される。
そして、ステップS51において、CPU101aが各装置(試薬調製装置10および試薬送液装置30)から各種データを受信したと判断した場合には、ステップS52において、CPU101aは、受信した各種データをサーバ本体部101のRAM101c(図5参照)に格納する。そして、ステップS51において、CPU101aが各装置から各種データを受信していないと判断した場合、および、ステップS52において、各装置から送信された各種データをサーバ本体部101のRAM101cに格納した場合には、ステップS53において、CPU101aは、クライアントコンピュータ200(図1参照)から送信される送信要求データを受信したか否かを判断する。そして、ステップS53において、送信要求データを受信していないと判断した場合には、送信要求データを受信するまで、上記したステップS51およびステップS52が繰り返される。
そして、ステップS53において、送信要求データを受信した場合には、ステップS54において、サーバ本体部101のRAM101cに格納される各種データを用いて、表示用データを生成する。この表示用データは、HTML(Hyper Text Markup Language)データであり、クライアントコンピュータ200にインストールされるWebブラウザを用いて、閲覧することが可能なデータである。そして、ステップS55において、CPU101aは、生成された表示用データを通信ネットワーク300(図1参照)を介して、クライアントコンピュータ200に送信する。その後、ステップS56において、分析システム1が終了されるまで、上記したステップS51〜ステップS55の処理を繰り返す。このようにして、サーバ100側の処理が完了する。
一方、クライアントコンピュータ200側では、クライアントコンピュータ200のCPU201aが、ステップS61において、インストールされるWebブラウザを用いて閲覧するのに必要な表示用データ(HTMLデータ)を送信するように、サーバ100に送信要求データを送信する。そして、ステップS62において、CPU201aは、サーバ100から送信される表示用データを受信したか否かを判断する。このステップS62の処理は、表示用データを受信するまで繰り返される。そして、ステップS62において、表示用データを受信したと判断した場合には、ステップS63において、クライアントコンピュータ200の表示部202に表示される表示画面(図7〜図12参照)を更新する。
その後、ステップS64において、分析システム1が終了されるまで、上記したステップS61〜ステップS63の処理を繰り返すことによって、サーバ100から送信される表示用データを用いて、表示画面(図7〜図12参照)を逐次更新する。このようにして、クライアントコンピュータ200側の処理が完了する。
本実施形態では、上記のように、サーバ100によって生成された表示用データを受信して、各検査ライン1〜9の試薬調製装置10や試薬送液装置30の試薬(濃縮試薬や溶血剤)の残量および稼動状態(アイコン411aおよび421a)を表示する表示部202を備えたクライアントコンピュータ200を設けることによって、オペレータは、個々の装置で用いられる試薬の残量および稼動状態の全てを、クライアントコンピュータ200の表示部202で確認することができる。このため、オペレータは、各検査ライン1〜9の各装置で使用される試薬の残量や稼動状態を確認するために個々の装置まで移動する必要がないので、手間と時間とを要することなく、個々の装置で使用される試薬の残量および稼動状態を確認することができる。その結果、オペレータは、各々の装置で用いられる試薬の残量の情報や稼動状態を効率的に監視することができる。
また、本実施形態では、試薬調製装置10に、希釈部16に収容される希釈液の電気伝導度を検出する電気伝導度計18を設けることによって、血球計数装置3や塗抹標本作製装置4に供給される希釈液の電気伝導度を監視することができる。これにより、血球計数装置3などに供給される希釈液の電気伝導度がばらつくのを抑制することができる。その結果、血球計数装置3などは、電気伝導度が実質的に一定な希釈液を用いて分析することができるので、正確な分析結果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、試料調製装置の制御部が重量センサにより送信された重量データに基づいて、濃縮試薬の残量を算出する例を示したが、本発明はこれに限らず、濃縮試薬の残量を算出する処理をサーバの本体部で行ってもよいし、クライアントの本体部で行ってもよい。
また、上記実施形態では、サーバの本体部に送信された各種データを用いてサーバ側で表示用データを作成する例を示したが、本発明はこれに限らず、サーバを設けずに各装置(試薬調製装置および試薬送液装置)から送信される各種データをクライアントで受信して、その受信したデータを用いてクライアント側で表示用データを作成してもよい。
また、上記実施形態では、フロートスイッチにより試薬タンクに収容される溶血剤の有無を検知する例を示したが、本発明はこれに限らず、収容部に収容される希釈液と同様に、フロートスイッチを設ける替わりに、溶血剤が収容される試薬タンクを重量センサに載置してもよい。これにより、溶血剤の有無だけでなく、溶血剤の残量を取得することができる。
また、上記実施形態の装置状態画面(図7参照)において、試薬の交換を要求するマーク「□」を表示する例を示したが、本発明はこれに限らず、このマーク「□」に加えて、オペレータに試薬の交換をさらに促す「換」を表示してもよい。
また、上記実施形態では、純水用タンクおよび制御部を除く、純水定量タンク、純水用定量ポンプ、試薬定量タンク、濃縮試薬用定量ポンプ、希釈部、攪拌部、電気伝導度計、試薬貯留タンク、循環ポンプ、フィルタおよび試薬供給タンクが3つの収容部に対応して、3セット設けられる例について説明したが、本発明はこれに限らず、3つの収容部を切り替える切替部(たとえば、切替バルブ)を試薬調製装置に設けるとともに、上記した各部分を1セットだけ設けてもよい。この場合、試薬調製装置内で、収容部毎の濃縮試薬が混和するが、同種の濃縮試薬を用いる場合には、試薬調製装置の構成を簡略化することができる。
本発明の一実施形態による分析システムの全体構成を示した概略図である。 図1に示した一実施形態による分析システムの検査センター内の検査ラインを示した概略図である。 図1に示した一実施形態による分析システムの試薬調製装置のブロック図である。 図1に示した一実施形態による分析システムの試薬送液装置のブロック図である。 図1に示した一実施形態による分析システムのサーバのブロック図である。 図1に示した一実施形態による分析システムのクライアントコンピュータのブロック図である。 図1に示した一実施形態による分析システムのクライアントコンピュータの表示部に表示される画面(装置状態画面)を示した図である。 図1に示した一実施形態による分析システムのクライアントコンピュータの表示部に表示される画面(調製装置状態詳細画面)を示した図である。 図1に示した一実施形態による分析システムのクライアントコンピュータの表示部に表示される画面(送液装置状態詳細画面)を示した図である。 図1に示した一実施形態による分析システムのクライアントコンピュータの表示部に表示される画面(調製履歴画面)を示した図である。 図1に示した一実施形態による分析システムのクライアントコンピュータの表示部に表示される画面(調製エラー履歴画面)を示した図である。 図1に示した一実施形態による分析システムのクライアントコンピュータの表示部に表示される画面(送液エラー履歴画面)を示した図である。 図1に示した一実施形態による分析システムの試薬調製装置の動作フローを示したフローチャートである。 図13のステップS3に示した希釈液の調製の詳細(サブルーチン)を説明するためのフローチャートである。 図13のステップS4に示した試薬の残量の検出方法の詳細(サブルーチン)を説明するためのフローチャートである。 図1に示した一実施形態による分析システムの試薬送液装置の動作フローを示したフローチャートである。 図1に示した一実施形態による分析システムのサーバとクライアントとのやり取りを示したフローチャートである。
符号の説明
1 分析システム(集中監視システム)
2 試薬供給装置
3 血球計数装置(分析装置)
4 塗抹標本作製装置(分析装置)
10 試薬調製装置(調製試薬供給装置)
16 希釈部(調製部)
18 電気伝導度計(濃度検出部)
22 試薬供給タンク(供給手段)
23 制御部(送信手段、残量取得手段、調製状態情報取得部、調製状態情報送信手段)
25a〜25e 切替バルブ(供給手段、切替部)
26 制御部(送信手段、残量取得手段、判断手段)
30 試薬送液装置
31a〜31c 収容部
33a〜33j 試薬タンク(収容部)
34a〜34j フロートスイッチ(液面位置検出部)
32a〜32c 重量センサ(重量検出部)
100 サーバ(情報収集装置)
101 本体部(生成手段、残量取得手段、残量取得手段)
200 クライアントコンピュータ(監視装置)
202 表示部(表示手段)

Claims (11)

  1. 検体と試薬とから調製された試料を分析する分析装置に前記試薬を供給することが可能であり、前記試薬の残量に関する情報および稼動状態を示す情報を送信する複数の試薬供給装置と、
    各々の前記試薬供給装置に通信ネットワークを介して接続され、前記各々の試薬供給装置の試薬の残量および稼動状態を監視するための監視装置と、
    前記試薬供給装置により送信された前記試薬の残量に関する情報および前記稼動状態を示す情報に基づいて、前記各々の試薬供給装置の試薬の残量および稼動状態を集計した集計情報を生成する生成手段とを備え、
    前記監視装置は、前記生成手段によって生成された前記集計情報に基づいて、前記各々の試薬供給装置の試薬の残量および稼動状態を表示する表示手段を含む、集中監視システム。
  2. 前記複数の試薬供給装置および前記監視装置に前記通信ネットワークを介して接続され、前記複数の試薬供給装置の試薬の残量に関する情報および稼動状態を示す情報が送信される情報収集装置をさらに備え、
    前記生成手段は、前記情報収集装置に設けられている、請求項1に記載の集中監視システム。
  3. 前記生成手段は、前記監視装置に設けられている、請求項1に記載の集中監視システム。
  4. 前記試薬供給装置は、
    前記試薬を収容する収容部と、
    前記収容部の重量を検出する重量検出部と、
    前記重量検出部により検出された前記収容部の重量に基づいて、前記試薬の残量を取得する残量取得手段とを含み、
    前記送信手段は、前記試薬の残量に関する情報として、前記残量取得手段で取得された前記試薬の残量を送信するように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の集中監視システム。
  5. 前記試薬供給装置は、
    前記試薬を収容する収容部と、
    前記収容部内の液面位置を検出する液面位置検出部と、
    前記液面位置検出部により検出された前記収容部内の液面位置に基づいて、前記試薬の残量を取得する残量取得手段とを含み、
    前記送信手段は、前記試薬の残量に関する情報として、前記残量取得手段で取得された前記試薬の残量を送信するように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の集中監視システム。
  6. 前記試薬供給装置は、
    複数の前記収容部と、
    前記試薬の供給元である前記収容部を切り替える切替部と、
    前記残量取得手段によって取得された前記試薬の残量に基づいて、前記試薬の供給元である前記収容部を切り替えるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記試薬の供給元である前記収容部を切り替えると判断された場合に、前記試薬の供給元である前記収容部を切り替えるように前記切替部の動作を制御する制御部とを含む、請求項4または5に記載の集中監視システム。
  7. 前記試薬供給装置は、
    前記試薬を収容する収容部と、
    前記収容部の重量を検出する重量検出部とを含み、
    前記送信手段は、前記試薬の残量に関する情報として、前記重量検出部で検出された前記収容部の重量を送信するように構成されており、
    前記生成手段は、前記試薬供給装置から送信された前記収容部の重量に基づいて、前記試薬の残量を取得する残量取得手段を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の集中監視システム。
  8. 前記試薬供給装置は、
    前記試薬を収容する収容部と、
    前記収容部内の液面位置を検出する液面位置検出部とを含み、
    前記送信手段は、前記試薬の残量に関する情報として、前記液面位置検出部で検出された前記収容部内の液面位置を送信するように構成されており、
    前記生成手段は、前記試薬供給装置から送信された前記収容部内の液面位置に基づいて、前記試薬の残量を取得する残量取得手段を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の集中監視システム。
  9. 前記試薬供給装置は、前記試薬を調製する調製部、前記調製部による試薬の調製状態を示す調製状態情報を取得する調製状態情報取得部、および、前記調製状態情報取得部によって取得された調製状態情報を送信する調製状態情報送信手段を含む調製試薬供給装置を含み、
    前記生成手段は、前記調製試薬供給装置から送信された前記調製状態情報に基づいて、前記試薬の調製状態をさらに含む前記集計情報を生成するように構成されており、
    前記表示手段は、前記生成手段によって生成された前記集計情報に基づいて、前記調製試薬供給装置の試薬の調製状態をさらに表示するように構成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の集中監視システム。
  10. 前記調製試薬供給装置は、前記調製部内の液体の濃度を検出する濃度検出部をさらに含み、
    前記調製状態情報取得部は、前記濃度検出部によって検出された液体の濃度に基づいて、前記調製状態情報を取得するように構成されている、請求項9に記載の集中監視システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の集中監視システムと、
    前記集中監視システムが備える複数の試薬供給装置から試薬が供給され、供給された前記試薬と検体とから調製された試料を分析する分析装置とを備える、分析システム。
JP2006065927A 2006-03-10 2006-03-10 分析システム Active JP4832121B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006065927A JP4832121B2 (ja) 2006-03-10 2006-03-10 分析システム
AT07004672T ATE508369T1 (de) 2006-03-10 2007-03-07 Zentralisiertes überwachungssystem, analysesystem und zentralisiertes überwachungsverfahren
DE602007014283T DE602007014283D1 (de) 2006-03-10 2007-03-07 Zentralisiertes Überwachungssystem, Analysesystem und zentralisiertes Überwachungsverfahren
EP07004672A EP1832879B1 (en) 2006-03-10 2007-03-07 Centralized monitoring system, analyzing system and centralized monitoring method
US11/715,958 US20070212261A1 (en) 2006-03-10 2007-03-09 Centralized monitoring system, analyzing system and centralized monitoring method
US13/052,909 US9063101B2 (en) 2006-03-10 2011-03-21 Centralized monitoring system, analyzing system and centralized monitoring method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006065927A JP4832121B2 (ja) 2006-03-10 2006-03-10 分析システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007240430A true JP2007240430A (ja) 2007-09-20
JP2007240430A5 JP2007240430A5 (ja) 2009-03-12
JP4832121B2 JP4832121B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=38283150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006065927A Active JP4832121B2 (ja) 2006-03-10 2006-03-10 分析システム

Country Status (5)

Country Link
US (2) US20070212261A1 (ja)
EP (1) EP1832879B1 (ja)
JP (1) JP4832121B2 (ja)
AT (1) ATE508369T1 (ja)
DE (1) DE602007014283D1 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010098437A1 (ja) 2009-02-27 2010-09-02 シスメックス株式会社 試薬調製装置および検体処理システム
JP2010197292A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Sysmex Corp 試薬調製装置、検体測定装置および試薬調製方法
JP2010230626A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Sysmex Corp 試薬調製装置および検体処理システム
JP2010230541A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Sysmex Corp 試薬調製装置および検体処理システム
JP2010236993A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Sysmex Corp 試薬調製装置および検体処理システム
JP2011209207A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Sysmex Corp 検体分析装置
JP2011209206A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Sysmex Corp 検体分析装置
JP2013145252A (ja) * 2013-04-30 2013-07-25 Sysmex Corp 試薬調製装置、検体測定装置および試薬調製方法
JP2013195431A (ja) * 2012-03-20 2013-09-30 Eppendorf Ag 電動ピペット器具および電動ピペット器具を動作させる方法
JP2015087305A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
WO2018055927A1 (ja) * 2016-09-26 2018-03-29 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
JP2019515296A (ja) * 2016-05-05 2019-06-06 サーモ シャンドン リミテッド 生物学的組織を処理するための組織処理装置
WO2020059134A1 (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 株式会社島津製作所 ゲートウエイデバイス、監視システム、データ変換方法、およびデータ変換方法をコンピュータに実行させるプログラム
KR20210086568A (ko) * 2019-12-31 2021-07-08 폴 코포레이션 생물처리 시스템에서의 완충제 관리 및 식별

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1986013A3 (en) 2007-04-27 2013-04-03 Sysmex Corporation Sample analyzing apparatus
CA2697645A1 (en) * 2007-08-29 2009-03-05 Dako Denmark A/S On-site liquid production
JP5114489B2 (ja) * 2007-09-03 2013-01-09 シスメックス株式会社 検体分析システム、試薬調製装置および検体処理装置
US9297820B2 (en) * 2008-02-13 2016-03-29 Hitachi High-Technologies Corporation Automatic analyzer
JP5280797B2 (ja) * 2008-10-27 2013-09-04 シスメックス株式会社 検体分析装置
CN101816907B (zh) * 2009-02-26 2016-04-27 希森美康株式会社 试剂调制装置、检体处理***以及试剂调制方法
JP2010230570A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Sysmex Corp 試薬調製装置および検体分析装置
US20110265152A1 (en) * 2010-04-23 2011-10-27 Gerald Isaac Kestenbaum Self-refreshing display device system and method
US9665956B2 (en) 2011-05-27 2017-05-30 Abbott Informatics Corporation Graphically based method for displaying information generated by an instrument
JP5926990B2 (ja) * 2012-03-16 2016-05-25 シスメックス株式会社 検体処理装置
ES2719124T3 (es) 2012-12-20 2019-07-08 Hoffmann La Roche Sistema de gestión de líquidos y/o sólidos a granel
JP5951545B2 (ja) 2013-03-29 2016-07-13 シスメックス株式会社 検体分析装置、検体分析方法、及びコンピュータプログラム
CN109690321B (zh) * 2016-09-16 2022-11-15 株式会社日立高新技术 自动分析装置、自动分析***以及试剂清单的显示方法
GB2566321B (en) 2017-09-11 2022-10-12 Thermo Shandon Ltd Tissue processing apparatus for processing biological tissue
FR3074581B1 (fr) * 2017-12-04 2019-11-08 Horiba Abx Sas Dispositif de preparation de reactif pour dispositifs d'analyse de particules
JP6824219B2 (ja) * 2018-04-26 2021-02-03 日本電子株式会社 自動分析装置および自動分析方法
JP6768118B1 (ja) * 2019-06-18 2020-10-14 シスメックス株式会社 検体測定方法及び検体測定装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0933538A (ja) * 1995-07-19 1997-02-07 Toa Medical Electronics Co Ltd 試薬調製装置およびその方法
JPH09243646A (ja) * 1996-03-11 1997-09-19 Hitachi Ltd 多検体分析システム
JPH11304799A (ja) * 1998-04-15 1999-11-05 Horiba Ltd 全血血球免疫測定装置における試薬サンプリング不足検知機構
JP2605816Y2 (ja) * 1992-02-26 2000-08-21 シスメックス株式会社 残液量検知機能を備えた自動分析装置
JP2002090369A (ja) * 2000-09-11 2002-03-27 Hitachi Ltd 自動分析装置
JP2005106669A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Olympus Corp 生体関連物質の反応・測定システム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US580056A (en) * 1897-04-06 Wilson e
JPS5782769A (en) * 1980-11-10 1982-05-24 Hitachi Ltd Automatic analyzing device
US5646046A (en) * 1989-12-01 1997-07-08 Akzo Nobel N.V. Method and instrument for automatically performing analysis relating to thrombosis and hemostasis
US5428993A (en) 1992-02-26 1995-07-04 Toa Medical Electronics Co., Ltd. Automatic analyzer having function of detecting remaining liquid quantity
JP2853456B2 (ja) 1992-05-14 1999-02-03 株式会社タツノ・メカトロニクス 液量表示装置
WO1995005590A1 (en) * 1993-08-16 1995-02-23 Akzo Nobel N.V. Method and instrument for automatically performing analysis relating to thrombosis and hemostasis
JP3156550B2 (ja) * 1995-07-11 2001-04-16 株式会社日立製作所 試薬管理の方法および装置
US6733728B1 (en) * 1996-03-11 2004-05-11 Hitachi, Ltd. Analyzer system having sample rack transfer line
JP4648513B2 (ja) * 2000-03-15 2011-03-09 関東化学株式会社 濃度検知方法及び濃度検知装置並びに薬剤の希釈調合装置
JP2002116145A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 溶液濃度計測方法および溶液濃度計測装置
JP4212827B2 (ja) * 2002-05-16 2009-01-21 シスメックス株式会社 骨髄液有核細胞自動分析方法
JP3990943B2 (ja) * 2002-06-28 2007-10-17 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析システム
WO2004099378A2 (en) * 2003-04-30 2004-11-18 Aurora Discovery, Inc. Automated laboratory for high-throughput biological assays and rna interference
JP4152351B2 (ja) * 2004-06-17 2008-09-17 シスメックス株式会社 臨床検体処理装置および臨床検体処理システム
JP5280797B2 (ja) * 2008-10-27 2013-09-04 シスメックス株式会社 検体分析装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2605816Y2 (ja) * 1992-02-26 2000-08-21 シスメックス株式会社 残液量検知機能を備えた自動分析装置
JPH0933538A (ja) * 1995-07-19 1997-02-07 Toa Medical Electronics Co Ltd 試薬調製装置およびその方法
JPH09243646A (ja) * 1996-03-11 1997-09-19 Hitachi Ltd 多検体分析システム
JPH11304799A (ja) * 1998-04-15 1999-11-05 Horiba Ltd 全血血球免疫測定装置における試薬サンプリング不足検知機構
JP2002090369A (ja) * 2000-09-11 2002-03-27 Hitachi Ltd 自動分析装置
JP2005106669A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Olympus Corp 生体関連物質の反応・測定システム

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010197292A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Sysmex Corp 試薬調製装置、検体測定装置および試薬調製方法
US8906302B2 (en) 2009-02-26 2014-12-09 Sysmex Corporation Reagent preparing device, specimen measuring device and reagent preparing method
JP4647042B2 (ja) * 2009-02-27 2011-03-09 シスメックス株式会社 試薬調製装置および検体処理システム
WO2010098437A1 (ja) 2009-02-27 2010-09-02 シスメックス株式会社 試薬調製装置および検体処理システム
CN102334034A (zh) * 2009-02-27 2012-01-25 希森美康株式会社 试剂制备装置及样本处理***
US9316660B2 (en) 2009-02-27 2016-04-19 Sysmex Corporation Reagent preparation apparatus and specimen processing system
JP2010230541A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Sysmex Corp 試薬調製装置および検体処理システム
US8894932B2 (en) 2009-03-30 2014-11-25 Sysmex Corporation Reagent preparing device and specimen processing system
JP2010230626A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Sysmex Corp 試薬調製装置および検体処理システム
JP2010236993A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Sysmex Corp 試薬調製装置および検体処理システム
US10161950B2 (en) 2009-03-31 2018-12-25 Sysmex Corporation Reagent preparing device, reagent preparing method, and specimen processing system
JP2011209206A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Sysmex Corp 検体分析装置
JP2011209207A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Sysmex Corp 検体分析装置
JP2013195431A (ja) * 2012-03-20 2013-09-30 Eppendorf Ag 電動ピペット器具および電動ピペット器具を動作させる方法
JP2013145252A (ja) * 2013-04-30 2013-07-25 Sysmex Corp 試薬調製装置、検体測定装置および試薬調製方法
JP2015087305A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
JP2019515296A (ja) * 2016-05-05 2019-06-06 サーモ シャンドン リミテッド 生物学的組織を処理するための組織処理装置
WO2018055927A1 (ja) * 2016-09-26 2018-03-29 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
JP7184088B2 (ja) 2018-09-21 2022-12-06 株式会社島津製作所 ゲートウエイデバイス、監視システム、データ変換方法、およびデータ変換方法をコンピュータに実行させるプログラム
JPWO2020059134A1 (ja) * 2018-09-21 2021-09-24 株式会社島津製作所 ゲートウエイデバイス、監視システム、データ変換方法、およびデータ変換方法をコンピュータに実行させるプログラム
WO2020059134A1 (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 株式会社島津製作所 ゲートウエイデバイス、監視システム、データ変換方法、およびデータ変換方法をコンピュータに実行させるプログラム
KR20210086568A (ko) * 2019-12-31 2021-07-08 폴 코포레이션 생물처리 시스템에서의 완충제 관리 및 식별
CN113117543A (zh) * 2019-12-31 2021-07-16 帕尔公司 生物处理***中的缓冲液管理和识别
JP2021110740A (ja) * 2019-12-31 2021-08-02 ポール・コーポレーションPall Corporation バイオプロセッシングシステムにおけるバッファ管理及び識別
JP7071489B2 (ja) 2019-12-31 2022-05-19 ポール・コーポレーション バイオプロセッシングシステムにおけるバッファ管理及び識別
CN113117543B (zh) * 2019-12-31 2023-02-03 帕尔公司 生物处理***中的缓冲液管理和识别
KR102544263B1 (ko) 2019-12-31 2023-06-16 싸이티바 유에스 엘엘씨 생물처리 시스템에서의 완충제 관리 및 식별
US11899028B2 (en) 2019-12-31 2024-02-13 Cytiva Us Llc Buffer management and identification in bioprocessing system

Also Published As

Publication number Publication date
ATE508369T1 (de) 2011-05-15
DE602007014283D1 (de) 2011-06-16
US9063101B2 (en) 2015-06-23
US20070212261A1 (en) 2007-09-13
JP4832121B2 (ja) 2011-12-07
EP1832879A3 (en) 2008-02-27
EP1832879A2 (en) 2007-09-12
US20110223077A1 (en) 2011-09-15
EP1832879B1 (en) 2011-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4832121B2 (ja) 分析システム
US8996929B2 (en) Management system, computer system, and method of providing information
US9074971B2 (en) Sample processing apparatus and non-transitory storage medium
US9443058B2 (en) Urine work area manager for a urine work area
CN103907027B (zh) 自动分析***
US9244086B2 (en) Sample analyzing system, sample analyzer, and management method of sample analyzing system
JP4490069B2 (ja) 臨床検査システム
JP4951216B2 (ja) 臨床検査情報処理装置及びシステム、分析装置、並びに臨床検査情報処理用のプログラム
US9285379B2 (en) Information management apparatus and sample testing apparatus that permit functions based upon operator attributes
JP2007226834A (ja) 臨床検査システム
JP6768688B2 (ja) 検査オーダー処理装置およびそれを用いた検査システム
JP2011191204A (ja) 臨床検査装置、臨床検査情報管理システム、及びコンピュータプログラム
JP2012248217A (ja) 管理装置、管理システム、および検体分析装置の精度管理方法
JP2009037497A (ja) 測定結果管理方法、測定結果管理システム、および測定結果管理装置
JP5519200B2 (ja) 検体検査装置
JP7397018B2 (ja) 検体分析システムの制御方法、検体分析システム、コンピュータおよびプログラム
JP4951594B2 (ja) 臨床検査情報処理装置、システム及び分析装置、並びにそれらのプログラム
JP4951595B2 (ja) 臨床検査情報処理装置、システム及び分析装置、並びにそれらのプログラム
JP2007226833A (ja) 臨床検査システム
JP4590456B2 (ja) 臨床検査システム用サーバ
JP2023126007A (ja) 検体分析装置に管理基準値を適用する方法、検体分析装置、及びコンピュータプログラム
CN112305245A (zh) 样本分析方法及样本分析***

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4832121

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250