JP2007227728A - Led部品およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】LEDチップの発熱を効率的に放熱させることができる生産性に優れた表面実装型のLED部品とその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】金属製の放熱板7と、この放熱板7の上に実装されたLEDチップ4と、このLEDチップ4と電気的に接合されたセラミック製の配線基板1とからなり、前記配線基板1は任意の位置に貫通孔12が設けられ、前記貫通孔12の内部に前記LEDチップ4を実装した放熱板7が設けられ、前記放熱板7は前記配線基板1に接合され、前記LEDチップ4と前記配線基板1上の配線パターン13が、接続手段を介して電気的に接続されるとともに透明樹脂6によって埋設されたLED部品において、前記放熱板7と前記配線基板1の接合手段に、金属材料を用いたLED部品である。
【選択図】図1
【解決手段】金属製の放熱板7と、この放熱板7の上に実装されたLEDチップ4と、このLEDチップ4と電気的に接合されたセラミック製の配線基板1とからなり、前記配線基板1は任意の位置に貫通孔12が設けられ、前記貫通孔12の内部に前記LEDチップ4を実装した放熱板7が設けられ、前記放熱板7は前記配線基板1に接合され、前記LEDチップ4と前記配線基板1上の配線パターン13が、接続手段を介して電気的に接続されるとともに透明樹脂6によって埋設されたLED部品において、前記放熱板7と前記配線基板1の接合手段に、金属材料を用いたLED部品である。
【選択図】図1
Description
本発明は、放熱性に優れた表面実装型のLED部品(発光ダイオード)およびその製造方法に関するものである。
従来、この種のLED部品としては、LEDチップを各種基板の上に実装し、そのLEDチップを各種基板の上に形成した電極パターンにワイヤボンディングあるいはバンプ実装によって接続し、LEDチップの表面にレンズを兼ねた透明な絶縁体を形成した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図21は特許文献1に記載されている従来の表面実装型のLED部品の断面図を示すものである。
図21に示すように、表面実装型のLED部品は、導体配線部200が形成された配線基板100と、一方の導体配線部200に接着剤300を用いて搭載されたLEDチップ400と、LEDチップ400と導体配線部200と配線接続するための金などからなるワイヤ500をワイヤボンディング工法で接続し、このワイヤ500とLEDチップ400の表面を覆うように形成された保護層600とから構成されている。
また、配線基板100には平坦な銅張りプリント基板が用いられており、LEDチップ400は配線基板100の上に接着剤300としてAgペーストを用いてダイボンディングされている。さらに、配線基板100の両端の導体配線部200はプリント基板などに表面実装した時の半田接続部となっている。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−207369号公報
しかしながら、前記従来の構成では、LED部品が長時間連続発光したときにLEDチップ400の発熱による温度上昇で発光効率が低下するという問題があった。そのため、長時間安定して高輝度化を実現するために銅張り基板からなる配線基板100に代えて、熱伝導性の良好なアルミナ基板も使用されるようになってきている。さらに、最近ではLEDチップ400を照明設備及び車載用ヘッドライト等に搭載することが考えられてきており、そのためには駆動電流を数十mA程度から1A程度の大電流を供給する必要性が生じてきている。これらの要求に応えるために窒化アルミニウム基板やメタルコア基板を用いたものが検討されている。しかし、窒化アルミニウム基板は高価であり、メタルコア基板では、LEDチップを駆動させる配線基板との接合が、樹脂製接着材が主流で、LEDチップ駆動時の熱と発光により、接着性や絶縁性が劣化する問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、LEDチップの発熱を効率的に放熱させることができる生産性に優れた表面実装型のLED部品とその製造方法を実現することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、樹脂材料より熱伝導性の良好なセラミック材料を配線基板として、その配線基板の任意の位置に貫通孔を設け、この貫通孔の内部にLEDチップを搭載した熱伝導性に優れた金属製放熱板と配線基板を接合し、前記LEDチップと配線基板はワイヤ実装やフェイスダウン実装により電気的に接合し、透明樹脂によってLEDチップを埋設した構成であり、前記放熱板と前記配線基板との接合に金属材料を使用するものである。
本発明のLED部品およびその製造方法は、LEDチップの発熱を放熱性の良好な放熱板で効率的に放熱させることでLEDチップの温度上昇を抑制する構造において、放熱板と配線基板との接合を金属材料にて行うことで、LEDチップの発熱や発光による負荷に対して、放熱板と配線基板との密着性の劣化が少ない高信頼性で且つ高熱伝導性に優れたLED部品およびその製造方法を実現することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるLED部品およびその製造方法について、本発明の特に請求項1、2、5〜13、17、18の発明について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態1におけるLED部品およびその製造方法について、本発明の特に請求項1、2、5〜13、17、18の発明について、図面を参照しながら説明する。
実施の形態1では、放熱板と配線基板との接着材料として、銀ロウ材料を用いた場合について説明する。
図1は本発明の実施の形態1における表面実装型のLED部品の構造を説明するための断面図であり、図2〜図7は製造工程を説明する断面図である。
図1において、配線基板1はアルミナ基板、ガラスセラミック、フォルステライト、窒化珪素、窒化アルミなどの耐熱性を有するセラミック基板を用いる。また、この配線基板1には配線と表面実装部品としての端子電極の役割を有する配線パターン13を形成している。この配線パターン13には銅、銀パラジウム、銀白金などの電極材料を用いる。
そして、図2に示すように、この配線基板1には貫通孔12を設けており、この貫通孔12の内部に配線基板1よりも熱伝導性に優れた放熱板7を配置した構成としている。さらに、この放熱板7の一面にはLEDチップ4が接着剤3によって接合され、さらに配線パターン13の一部に設けた端子パッドとLEDチップ4とは金などのワイヤ5を用いてワイヤボンディングすることによって、電気的に接続した構成としている。このような構成において、放熱板7の熱伝導率を配線基板1の熱伝導率よりも高くしておくことが重要である。
また、放熱板7には熱伝導性に優れる金属材料がより好ましく、特に熱伝導性に優れた金属材料としては、銅(400(W/m・K))、銀(430(W/m・K))などを用いる。
また、図1に示したような構成とすることにより、LED部品を実装する回路基板の上に放熱用の銅板を配置形成しておき、この銅板の上に熱伝導性に優れる接着剤などで本実施の形態の放熱板7を固着することによって、放熱板7から放熱される熱を回路基板の上に形成した銅板に直接放熱することができる。
さらに、放熱板7に金属材料を用いることにより、LED部品を回路基板などに実装する際、放熱板7を介して回路基板に接地接続したり、放熱板7と回路基板とを熱伝導性に優れた接着剤あるいは半田によって固着することによって、実装強度を高めることも可能である。
また、LEDチップ4と放熱板7との絶縁性が必要になるときには、LEDチップ4を実装する金属からなる放熱板7の一面に薄く絶縁膜を形成すれば良い。このとき、前記絶縁膜は放熱性を阻害することから、絶縁膜の厚みは薄くすることが望ましい。
また、配線パターン13は、配線基板1のセラミック基板の表面に形成した銅電極をフォトエッチング法、めっき法を用いて形成したり、導体ペーストを印刷することによって形成することが可能である。導体ペーストは、配線基板1にアルミナ基板などのセラミック材料に密着強度の良好な500℃以上、1400℃以下で焼成する高温焼成用の導体ペーストを用いる。この高温焼成用の導体ペーストは、銀、金、白金およびこれらの合金などの貴金属材料、あるいは銅、ニッケル、タングステン、モリブデンおよびこれらの合金などの卑金属材料を用いることも可能である。
また、LED部品を回路基板の上に半田材料で接合する場合、電極材料の相互拡散によって配線パターン13の材料が変化しないように半田接合部にニッケルめっき膜を設け、更にニッケル膜上に銅めっき、スズめっき、銀めっき、金めっきなどを積層することで、半田耐熱性及び半田付け性を向上させることが望ましい。
また、配線基板1と放熱板7とを銀ロウ付けによる接合を行う場合において、銀ロウ材が直接セラミック材料である配線基板1に直接接合ができない為に、配線基板1側に、銀ロウ付けが可能な導体材料をメタライズする必要がある。メタライズ材料として、導体ペーストによって配線基板1側に下地電極8を形成する。下地電極8は、上記配線パターン13に使用されている導体材料である銅、銀パラジウム、銀白金などの電極材料を用いる。ここで、下地電極8に銅、銀パラジウム、銀白金を用いて、直接に接着層10である銀ロウを用いた場合加熱工程で、銀ロウ材料と下地電極8との相互拡散反応が起こり、下地電極8が銀ロウ側に拡散するために、下地電極8と配線基板1の密着性が劣化するので、ニッケルめっき層9を中間層に用いる必要がある。
前記接着層10の材料とした銀ロウペーストは、主成分が銀と銅であり、実施例1では銀ベースで銅の含有量28wt%の共晶タイプをペースト化したものである。また、主成分の銀と銅に、亜鉛やインジウムや錫などを添加することで、ロウ付け温度を500℃以上800℃以下に低温化できる。
次に、LEDチップ4およびワイヤ5の絶縁保護とレンズとしての役割を果たす透明樹脂6は、熱硬化型のアクリル樹脂あるいはエポキシ樹脂等又はシリコン樹脂を使用することが望ましい。
次に、本発明のLED部品の製造方法について図2〜図7を用いて説明する。
まず、第一の工程として、図2に示すように個片に分割するための分割溝と個片化されたLED部品の端子電極となるためのスルホール孔11と、放熱板7を挿入するための貫通孔12を予め孔開け加工したアルミナ基板を配線基板1として作製する。
次に、図3に示すように、銀白金ペーストを用いてスクリーン印刷法によって、配線基板1の両面とスルホール孔11の内壁に配線パターン13を形成した。更に銀白金ペーストを用いて、貫通孔12の内周部にも下地電極8を形成する。
下地電極8の厚みは、20μm程度で形成したが、厚み範囲を8μm〜30μmの厚みで、使用可能な密着性を示した。次に、第二の工程として、図4に示すように、めっき工法により、貫通孔12の内周部の下地電極8の表面にニッケルめっき層9を形成する。ニッケルめっき層9の厚みは、3μm程度で形成したが、厚み範囲を1μm〜20μmの厚みで、使用可能な密着性を示した。
次に、図5に示すように、前記ニッケルめっき層9上に銀ロウペーストを塗布して、接着層10を形成する。また、ニッケルめっき層に更に、金めっきや銀めっきなどを行うことによって、ニッケルめっきの表面酸化を抑え、ロウ付け性を向上できる。
次に、第三の工程として、図6に示すように、熱伝導性に優れた銅や銀等の金属材料を所定の形状を有する放熱板7に加工した後、この放熱板7を貫通孔12の間に挿入し、前記放熱板7と貫通孔12の内周部のニッケルめっき層9の間に接合材として形成した接着層10を加熱硬化させて接着する。硬化条件は、真空中(10-5Pa以上10-3Pa以下)又は窒素雰囲気にて、350℃〜450℃にて脱バインダーを30分〜60分程度、さらに焼成温度を760℃〜860℃にて10分〜30分程度の加熱を行う。また、放熱板7や配線パターン13が銀のように加熱で酸化しにくいまたはしない材料では、大気中にて、脱バインダーや焼成が可能である。更に放熱板7上に、銀めっきを行うことによって、LEDチップの発光の反射板として、発光量の低下を防止する効果が得られる。
次に、第四の工程として、図7に示すように接着剤3を用いてLEDチップ4を放熱板7の一面に固着する。
その後、第五の工程として、ワイヤボンディング装置を用いてLEDチップ4と配線基板1の配線パターン13に設けた電極パッド部とをワイヤボンド実装することによって金のワイヤ5で電気的に接続する。
次に、第六の工程として、絶縁保護とLEDチップ4より発光した光を集束させるレンズの役目をする透過性に優れたアクリル樹脂あるいはエポキシ樹脂やシリコン樹脂などの透明樹脂6でコーティングする。このとき、透明樹脂6の形状は所定のレンズの形状となるように粘度あるいは塗布方法を適宜選択して形成することができる。また、この透明樹脂6によって配線基板1と放熱板7との接合の補強を果たす役割を持たせることも可能である。
次に、配線基板1をスルホール孔11の部分で半分に切断あるいは分割ブレークすることによって、図1に示すような、個片化して個別の表面実装用のLED部品を製造することができる。
以上説明してきたように、本実施の形態1のようなLEDチップ4を搭載する配線基板1の一部に形成した貫通孔12の内部に熱伝導性に優れた放熱板7を配置し、接着剤10として、銀ロウ材料を用いることで、放熱性及び耐熱性に優れた表面実装型のLED部品およびその製造方法を実現することができる。
本実施の形態において、LEDチップ4をワイヤボンド実装にて接続する方法について説明したが、フェイスダウン実装にて接続する方法を用いてもよい。これについて図8を用いて説明する。
図8において、金属製の放熱板7上にポリイミドなどの樹脂絶縁材料を放熱性が劣化しないように薄く膜形成して、絶縁層2を形成する。次に、更にこの絶縁層2上に、樹脂系導体ペースト(低温硬化型導電性接着剤)を用いて、フェイスダウンタイプのLEDチップ4bを実装するボンディングパターン14を形成する。この低温硬化型導電性接着剤は、絶縁層2の耐熱温度以下で加熱硬化される。
また、フェイスダウン用LEDチップ4bは、ボンディング用バンプ5bを有している。LEDチップ4bと配線基板1は、ボンディングパターン14と配線パターン13を介して、バンプ5bでフェイスダウン実装により接続される。低温硬化型導電性接着剤は、硬化温度が300℃以下の銀あるいは銅を含んだ樹脂系導体ペースト(低温硬化型導電性接着剤)を用いることができ、特に数ナノメートル〜数十ナノメートルオーダーの金属粉体や酸化銀粉体や有機金属を含有した、金属含有率90wt%以上(加熱硬化後の膜中の含有率)の良好な導体膜を形成できる導体ペーストを用いることで、LEDチップ4bとボンディングパターン14との接続性及び接続信頼性が向上できる。
この様な低温硬化型導電性接着剤を配線に用いることで、絶縁層2上に低温硬化型導電性樹脂の配線やフェイスダウンタイプのLEDチップを形成するためのボンディングパッドを形成することが可能となるので、前記LEDチップ4と配線基板1との電気的接続をワイヤーボンド実装のほか、フェイスダウン実装を可能とする。
以上のように、放熱板7上に絶縁層2を形成して、更にその上にボンディングパターン14を形成することで、LEDチップ4のフェイスダウン実装を可能とし、また、接着剤10として、銀ロウ材料を用いることで、放熱性及び耐熱性に優れた表面実装型のLED部品およびその製造方法を実現することができる。
なお、上記実施の形態1では、放熱板7として、銅や銀などの金属材料に、接着層10とした銀ロウ付け材料について述べたが、放熱板7をアルミニウムにして、接着層10として、主成分亜鉛を90wt%程度にアルミニウムや銅を添加したロウ付け材を用いると、大気雰囲気にて加熱条件380℃程度の低温で接合が可能であり、加熱硬化工程で発生する放熱板7と配線基板1の熱膨張係数の差で生じる応力を低減できる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2におけるLED部品およびその製造方法について、本発明の特に請求項3、14の発明について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態2におけるLED部品およびその製造方法について、本発明の特に請求項3、14の発明について、図面を参照しながら説明する。
実施の形態2では、放熱板と配線基板との接着材料として、活性銀ロウ付け材料を用いた場合について説明する。活性銀ロウ付け材料は、銀ロウにチタン系材料を添加し、セラミックと反応層を形成することで銀ロウ材とセラミックを直接密着できる材料である。
図9は本発明の実施の形態2における表面実装型のLED部品の構造を説明するための断面図であり、図10〜14は製造工程を説明する断面図である。
図9において、配線基板1はアルミナ基板、ガラスセラミック、フォルステライト、窒化珪素、窒化アルミなどの耐熱性を有するセラミック基板を用いる。また、この配線基板1には配線と表面実装部品としての端子電極の役割を有する配線パターン13を形成している。この配線パターン13には銅、銀パラジウム、銀白金などの電極材料を用いる。
そして、図10に示すように、この配線基板1に貫通孔12を設けており、この貫通孔12の内部に配線基板1よりも熱伝導性に優れた放熱板7を配置した構成としている。さらに、この放熱板7の一面にはLEDチップ4を接着剤3によって接合し、さらに配線パターン13の一部に設けた端子パッドとLEDチップ4とは金などのワイヤ5を用いてワイヤボンディングすることによって、電気的に接続した構成としている。このような構成において、放熱板7の熱伝導率を配線基板1の熱伝導率よりも高くしておくことが重要である。
また、放熱板7には熱伝導性に優れる金属材料がより好ましく、特に熱伝導性に優れた金属材料としては、銅(400(W/m・K))、銀(430(W/m・K))などを用いる。
また、図9に示したような構成とすることにより、LED部品を実装する回路基板の上に放熱用の銅板を配置形成しておき、この銅板の上に熱伝導性に優れる接着剤などで本実施の形態の放熱板7を固着することによって、放熱板7から放熱される熱を回路基板の上に形成した銅板に直接放熱することができる。
さらに、放熱板7に金属材料を用いることにより、LED部品を回路基板などに実装する際、放熱板7を介して回路基板に接地接続したり、放熱板7と回路基板とを熱伝導性に優れた接着剤あるいは半田によって固着することによって、実装強度を高めることも可能である。
また、LEDチップ4と放熱板7との絶縁性が必要になるときには、LEDチップ4を実装する金属からなる放熱板7の一面に薄く絶縁膜を形成すれば良い。このとき、前記絶縁膜は放熱性を阻害することから、絶縁膜の厚みは薄くすることが望ましい。
また、配線パターン13は、配線基板1のセラミック基板の表面に形成した銅電極をフォトエッチング法、めっき法を用いて形成したり、導体ペーストを印刷することによって形成することが可能である。本実施例では、配線基板1にアルミナ基板などのセラミック材料を用いるときに500℃以上、1400℃以下で焼成する高温焼成用の導体ペーストを用いた。この高温焼成用の導体ペーストは、銀、金、白金およびこれらの合金などの貴金属材料、あるいは銅、ニッケル、タングステン、モリブデンおよびこれらの合金などの卑金属材料を用いることも可能であるが、本実施の形態では、配線基板1として用いたセラミック基板と配線パターン13の密着性において、高信頼性を有する銀白金ペーストを用いた。前記銀白金ペーストはペースト成分として、ガラスフリットの無機バインダーとセラミック基板とケミカル的に反応層を形成する無機材料を有したミックスボンドタイプの銀白金ペーストを使用した。
また、LED部品を回路基板の上に半田材料で接合する場合、電極材料の相互拡散によって配線パターン13の材料が変化しないように半田接合部にニッケルめっき膜を設け、更にニッケル膜上に銅めっき、スズめっき膜、銀めっき、金めっきなどを積層することで、半田耐熱性及び半田付け性を向上させることが望ましい。
本実施の形態で、配線基板1と放熱板7との接合に用いる接着層15の材料は、活性銀ロウペーストで、主成分が銀−銅−インジウムチタン系材料である。
また、LEDチップ4およびワイヤ5の絶縁保護とレンズとしての役割を果たす透明樹脂6は、熱硬化型のアクリル樹脂あるいはエポキシ樹脂等又はシリコン樹脂を使用することが望ましい。
次に、本発明のLED部品の製造方法について図10〜図14を用いて説明する。
まず、第一の工程として、図10に示すように個片に分割するための分割溝と個片化されたLED部品の端子電極となるためのスルホール孔11と、放熱板7を挿入するための貫通孔12を予め孔開け加工したアルミナ基板を配線基板1として作製する。
次に、図11に示すように、銀白金ペーストを用いてスクリーン印刷法によって配線基板1の両面とスルホール孔11の内壁に配線パターン13を形成する。
その後、第二の工程として、図12に示すように、貫通孔12の内周部に活性銀ロウ付け材料を塗布して、接着層15を形成する。
次に、第三の工程として、図13に示すように、熱伝導性に優れた銅や銀等の金属材料を所定の形状を有する放熱板7に加工した後、この放熱板7を貫通孔12の間に挿入し、前記放熱板7と貫通孔12の内周部の間に接着層15を配置し、加熱硬化させて前記放熱板7を配線基板1に接着する。加熱硬化条件は、真空中(10-5Pa以上10-3Pa以下)、350℃〜450℃にて脱バインダーを30分〜60分程度、次に真空中(10-6Pa以上10-5Pa以下)にて、焼成温度を760℃〜800℃にて10分〜30分程度の加熱を行う。ここで、前記真空度が10-5Pa以下に向上できないと、活性ロウ材が酸化して、密着性も低下する。
次に、第四の工程として、図14に示すように接着剤3を用いてLEDチップ4を放熱板7の一面に固着する。
その後、第五の工程として、ワイヤボンディング装置を用いてLEDチップ4と配線基板1の配線パターン2に設けた電極パッド部とをワイヤボンド実装することによって金のワイヤ5で電気的に接続する。
次に、第六の工程として、絶縁保護とLEDチップ4より発光した光を集束させるレンズの役目をする透過性に優れたアクリル樹脂あるいはエポキシ樹脂やシリコン樹脂などの透明樹脂6でコーティングする。このとき、透明樹脂6の形状は所定のレンズの形状となるように粘度あるいは塗布方法を適宜選択して形成することができる。また、この透明樹脂6によって配線基板1と放熱板7との接合の補強を果たす役割を持たせることも可能である。
次に、配線基板1をスルホール孔11の部分で半分に切断あるいは分割ブレークすることによって、図9に示すような、個片化して個別の表面実装用のLED部品を製造することができる。
以上説明してきたように、本実施の形態2のようなLEDチップ4を搭載する配線基板1の一部に形成した貫通孔12の内部に熱伝導性に優れた放熱板7を接合する為の接着層15として、活性銀ロウ付け材料を用いることで、実施例1に示すような従来の銀ロウ付け工法で必要であった配線基板1の貫通孔12の内周部に下地電極8及びニッケルめっき層9を用いずに、導体放熱性及び耐熱性に優れた表面実装型のLED部品およびその製造方法を実現することができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3におけるLED部品およびその製造方法について、本発明の特に請求項4、15、16の発明について図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態3におけるLED部品およびその製造方法について、本発明の特に請求項4、15、16の発明について図面を参照しながら説明する。
実施の形態3では、放熱板と配線基板との接着材料として、低融点金属材料を用いた場合について説明する。この低融点金属材料とは、300℃を超える融点であるスズと銅を主成分とする高融点合金粉体と230℃以下の低融点である低融点合金粉との混合材料をペースト化した材料であり、低融点合金粉が溶融する熱処理温度(180℃以上300℃以下)の熱処理で、金属接続ができ、更に高融点合金粉と反応して、再熱処理では溶融温度が300℃を越える特徴を有する材料である。
図15は本発明の実施の形態3における表面実装型のLED部品の構造を説明するための断面図であり、図16〜20は製造工程を説明する断面図である。
図15において、配線基板1はアルミナ基板、ガラスセラミック、フォルステライト、窒化珪素、窒化アルミなどの耐熱性を有するセラミック基板を用いる。また、この配線基板1には配線と表面実装部品としての端子電極の役割を有する配線パターン13を形成している。この配線パターン13には銅、銀パラジウム、銀白金などの電極材料を用いる。
そして、この配線基板1には貫通孔12を設けており、この貫通孔12の内部に配線基板1よりも熱伝導性に優れた放熱板7を配置した構成としている。さらに、この放熱板7の一面にはLEDチップ4を接着剤3によって接合し、さらに配線パターン13の一部に設けた端子パッドとLEDチップ4とは金などのワイヤ5を用いてワイヤボンディングすることによって、電気的に接続した構成としている。このような構成において、放熱板7の熱伝導率を配線基板1の熱伝導率よりも高くしておくことが重要である。
また、放熱板7には熱伝導性に優れる金属材料がより好ましく、特に熱伝導性に優れた金属材料としては、銅(400(W/m・K))、銀(430(W/m・K))などを用いる。
また、図15に示したような構成とすることにより、LED部品を実装する回路基板の上に放熱用の銅板を配置形成しておき、この銅板の上に熱伝導性に優れる接着剤などで本実施の形態の放熱板7を固着することによって、放熱板7から放熱される熱を回路基板の上に形成した銅板に直接放熱することができる。
さらに、放熱板7に金属材料を用いることにより、LED部品を回路基板などに実装する際、放熱板7を介して回路基板に接地接続したり、放熱板7と回路基板とを熱伝導性に優れた接着剤あるいは半田によって固着することによって、実装強度を高めることも可能である。
また、LEDチップ4と放熱板7との絶縁性が必要になるときには、LEDチップ4を実装する金属からなる放熱板7の一面に薄く絶縁膜を形成すれば良い。このとき、前記絶縁膜は放熱性を阻害することから、絶縁膜の厚みは薄くすることが望ましい。
また、配線パターン13は、配線基板1のセラミック基板の表面に形成した銅電極をフォトエッチング法、めっき法を用いて形成したり、導体ペーストを印刷することによって形成することが可能である。また、配線基板1にアルミナ基板などのセラミック材料に密着強度の良好な500℃以上、1400℃以下で焼成する高温焼成用の導体ペーストを用いる。この高温焼成用の導体ペーストは、銀、金、白金およびこれらの合金などの貴金属材料、あるいは銅、ニッケル、タングステン、モリブデンおよびこれらの合金などの卑金属材料を用いることも可能である。
また、LED部品を回路基板の上に半田材料で接合する場合、電極材料の相互拡散によって配線パターン13の材料が変化しないように半田接合部にニッケルめっき膜を設け、更にニッケル膜上に銅めっき、スズめっき、銀めっき、金めっきなどを積層することで、半田耐熱性及び半田付け性を向上させることが望ましい。
本実施の形態において、配線基板1と放熱板7との接合に用いる接着層16の材料は、低融点金属材料ペーストを用いている。
また、配線基板1と放熱板7と銀ロウ付けによる接合を行う場合において、銀ロウ材が直接セラミック材料である配線基板1に直接接合ができない為に、配線基板1側に、銀ロウ付けが可能な導体材料をメタライズする必要がある。メタライズ材料は、実施の形態1と同様に、導体ペーストによって配線基板1側に下地電極8を形成する。
また、LEDチップ4およびワイヤ5の絶縁保護とレンズとしての役割を果たす透明樹脂6は、熱硬化型のアクリル樹脂あるいはエポキシ樹脂等又はシリコン樹脂を使用することが望ましい。
次に、本発明のLED部品の製造方法について図16〜20を用いて説明する。
まず、第一の工程として、図16に示すように個片に分割するための分割溝と個片化されたLED部品の端子電極となるためのスルホール孔11と、放熱板7を挿入するための貫通孔12を予め孔開け加工したアルミナ基板を配線基板1として作製する。
次に、図17に示すように、銀白金ペーストを用いてスクリーン印刷法によって配線基板1の両面とスルホール孔11の内壁に配線パターン13を形成する。更に銀白金ペーストを用いて、貫通孔の内周部にも下地電極8を形成する。
次に、第二の工程として、図18に示すように、前記下地電極8上に低融点金属材料をペースト化したものを塗布して、接着層16を形成する。
その後、第三の工程として、図19に示すように、熱伝導性に優れた銅や銀等の金属材料を所定の形状を有する放熱板7に加工した後、この放熱板7を貫通孔12の間に挿入し、前記放熱板7と貫通孔12の内周部の下地電極8の間に接合材として接着層16を配置し、加熱硬化させて接着する。放熱板7や配線パターン13が銅のように加熱で酸化し易い材料を用いた場合の硬化条件は、真空または窒素雰囲気などの酸化されにくい雰囲気にて、180℃以上230℃以下の低融点金属材料の低融点金属が溶融する温度及び時間で行う。また、放熱板7や配線パターン13が銀のように加熱で酸化しにくい、またはしない材料では、大気中にて、180℃以上300℃以下の加熱温度範囲内で、低融点金属材料の低融点金属が溶融する温度及び時間で行う。
次に、第四の工程として、図20に示すように接着剤3を用いてLEDチップ4を放熱板7の一面に固着する。
その後、第五の工程として、ワイヤボンディング装置を用いてLEDチップ4とアルミナ基板1の配線パターン2に設けた電極パッド部とをワイヤボンド実装することによって金のワイヤ5で電気的に接続する。
次に、第六の工程として、絶縁保護とLEDチップ4より発光した光を集束させるレンズの役目をする透過性に優れたアクリル樹脂あるいはエポキシ樹脂やシリコン樹脂などの透明樹脂6でコーティングする。このとき、透明樹脂6の形状は所定のレンズの形状となるように粘度あるいは塗布方法を適宜選択して形成することができる。また、この透明樹脂6によってアルミナ基板1と放熱板7との接合の補強を果たす役割を持たせることも可能である。
次に、図15に示すように、アルミナ基板1をスルホール孔11の部分で半分に切断あるいは分割ブレークすることによって、個片化して個別の表面実装用のLED部品を製造することができる。
なお、上記実施例3の配線パターン13として、加熱硬化条件が500℃以上の高温用導体ペースト材料について述べてきたが、硬化温度が300℃以下の導体ペーストや、銀あるいは銅を含んだ樹脂系導体ペースト(低温硬化型導電性接着剤)を用いることが可能であり、数ナノメートル〜数十ナノメートルオーダーの金属粉体や酸化銀粉体や有機金属を含有した硬化温度300℃以下の導電性の良好な導体ペーストを使用してもよい。この場合、樹脂系導体ペーストは、後工程の低融点金属材料の加熱温度以上の耐熱性を有することが必要である。また、半田材料により外部回路との接続が必要な部分には、半田付け性の可能な銅粉に銀コートをした導電性接着剤(加熱硬化温度150〜200℃)の材料を配線パターン13、14の半田付け必要部分に使用すれば半田付けは可能となる。
以上説明してきたように、本実施の形態3のようなLEDチップ4を搭載する配線基板1と放熱板7の接合において、接着剤16のような低融点金属材料を用いることで、接合時の加熱温度を300℃以下にすることが可能となり、配線基板1のセラミック材料に対して、熱膨張係数の大きな金属を用いた放熱板7の熱膨張係数差による加熱工程で応力を軽減できると同時に、接着層16は熱伝導性の良好な低融点金属材料を使用することで、放熱性及び耐熱性に優れた表面実装型のLED部品およびその製造方法を実現することができる。
本発明は、表面実装型のLED部品において、配線基板に設けた貫通孔の内部にLEDチップを搭載する熱伝導性に優れた放熱板を接合した構造であり、この接合材料として、熱伝導の良好な金属材料を用いることにより、LEDチップの発光する時に発生する熱を効率的に放熱することを可能とした高輝度のLED部品およびその製造方法として有用である。
1 配線基板
2 絶縁層
3 接着剤
4 LEDチップ(ワイヤボンディング実装用)
4b LEDチップ(フェイスダウン実装用)
5 ワイヤ
5b バンプ(フェイスダウン実装用)
6 透明樹脂
7 放熱板
8 下地電極
9 ニッケルめっき層
10 接着層
11 スルホール孔
12 貫通孔
13 配線パターン
14 ボンディングパターン
15、16 接着層
2 絶縁層
3 接着剤
4 LEDチップ(ワイヤボンディング実装用)
4b LEDチップ(フェイスダウン実装用)
5 ワイヤ
5b バンプ(フェイスダウン実装用)
6 透明樹脂
7 放熱板
8 下地電極
9 ニッケルめっき層
10 接着層
11 スルホール孔
12 貫通孔
13 配線パターン
14 ボンディングパターン
15、16 接着層
Claims (18)
- 金属製の放熱板と、この放熱板の上に実装されたLEDチップと、このLEDチップと電気的に接合されたセラミック製の配線基板とからなり、前記配線基板は任意の位置に貫通孔が設けられ、前記貫通孔の内部に前記LEDチップを実装した放熱板が設けられ、前記放熱板は前記配線基板に接合され、前記LEDチップと前記配線基板上の配線パターンが、接続手段を介して電気的に接続されるとともに透明樹脂によって埋設されたLED部品において、前記放熱板と前記配線基板の接合手段に、金属材料を用いたLED部品。
- 放熱板と配線基板の接合手段の金属材料に、銀ロウペーストを用いた、請求項1に記載のLED部品。
- 放熱板と配線基板の接合手段の金属材料に、活性銀ロウペーストを用いた、請求項1に記載のLED部品。
- 放熱板と配線基板の接合手段の金属材料に、低融点金属ペーストを用いた、請求項1に記載のLED部品。
- LEDチップと配線基板上の配線パターン間の接続手段に、ワイヤボンディングを用いた請求項1に記載のLED部品。
- LEDチップと配線基板上の配線パターン間の接続手段に、フェイスダウン実装用LEDチップのバンプ接合パターンを用いた請求項1に記載のLED部品。
- 放熱板の金属材料として、良好な熱伝導性を有するものを用いた請求項1に記載のLED部品。
- 放熱板の金属材料として、銅、銀、または合金材料を用いた請求項7に記載のLED部品。
- 放熱板の金属材料として、アルミニウムを接合材料とし、亜鉛90wt%でアルミニウムと銅を添加した合金材料を用いた請求項1に記載のLED部品。
- 放熱板の金属材料として、銀ロウ付け材を用いた請求項1に記載のLED部品。
- 放熱板上に銀めっきが形成された請求項1に記載のLED部品。
- 配線基板の任意の位置に貫通孔を設け、次に前記貫通孔の内部に前記LEDチップを実装した放熱板を設け、その後前記LEDチップと前記配線基板上の配線パターンを、接合手段を介して電気的に接続するとともに、透明樹脂によって埋設し、次に前記放熱板と前記配線基板とを金属材料を用いて接合するLED部品の製造方法。
- 貫通孔の内部に予め配線基板の放熱板接合部を導体材料でメタライズし、更にニッケルめっきを行い、次に配線板のニッケルめっき部と放熱板の接合部との間に銀ロウ材を塗布して接着層を形成し、その後前記放熱板の材料が酸化されにくい雰囲気で前記接着層を加熱処理して接合する請求項12に記載のLED部品の製造方法。
- 放熱板と配線基板との接合方法として、前記放熱板と前記配線板との接合部との間に活性銀ロウ材を塗布して接着層を形成し、その後高真空雰囲気にて前記接着層を加熱処理して接合する請求項12に記載のLED部品の製造方法。
- 放熱板と配線基板との接合方法として、前記放熱板と前記配線板との接合部との間に低融点金属ペーストを塗布して接着層を形成し、その後前記放熱板の材料が酸化されにくい雰囲気にて前記接着層を加熱処理して接合する請求項12に記載のLED部品の製造方法。
- 放熱板と配線基板との接合方法として、前記放熱板と前記配線板との接合部との間に低融点金属ペーストを塗布して接着層を形成し、その後大気中雰囲気にて前記接着層を加熱処理して接合する請求項12に記載のLED部品の製造方法。
- 放熱板と配線基板との接合方法として、予め前記配線基板の放熱板接合部に導体材料でメタライズし、前記配線基板の導体メタライズ部と前記放熱板の接合部との間に、融点300℃を超えるスズと、銅を主成分とする合金粉と、融点が230℃以下の低融点合金とを混合した金属材料を塗布して接着層を形成し、その後放熱板の材質が酸化されにくい雰囲気にて、低融点合金の融点以上で且つ300℃以下で前記接着層を加熱処理して前記金属材料で前記配線基板と前記放熱板とを接合する請求項12に記載のLED部品の製造方法。
- 放熱板と配線基板との接合方法として、予め前記配線基板の放熱板接合部を導体材料でメタライズし、更にニッケルめっきと銅めっきと金めっきを行った後に、放熱板として銀ロウ付け材を挿入形状に形成したものを挿入して接着層を形成し、その後放熱板の材質が酸化されにくい雰囲気中で、前記接着層を加熱処理して銀ロウ材で接合させた請求項12に記載のLED部品の製造方法。
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