JP2007209953A - 微細気泡発生システム - Google Patents
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Abstract
【課題】小さな出力のポンプで気泡径が極めて小さな微細気泡を発生させ得る微細気泡発生システムを提供する。
【解決手段】微細気泡発生システム10は、液体を吸引する液体吸引部と液体を吐出する液体吐出部とを有するポンプ4を備えている。ポンプ4の上流側の循環用配管7には、外部から気体を吸引して、気体を液体中に気泡として混入させる気泡混入部3が取り付けられている。また、ポンプ4の下流側の循環用配管7には、ポンプ4から吐出された気泡を***させる気泡***部5が取り付けられている。
【選択図】図1
【解決手段】微細気泡発生システム10は、液体を吸引する液体吸引部と液体を吐出する液体吐出部とを有するポンプ4を備えている。ポンプ4の上流側の循環用配管7には、外部から気体を吸引して、気体を液体中に気泡として混入させる気泡混入部3が取り付けられている。また、ポンプ4の下流側の循環用配管7には、ポンプ4から吐出された気泡を***させる気泡***部5が取り付けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、気体を吸引して微細な気泡を発生させる微細気泡発生システムに関するものである。
従来から、微細気泡発生装置が用いられている。たとえば、特開2003−126665号公報においては、旋回流式の微細気泡発生装置が開示されている。この微細気泡発生装置においては、旋回流によって気柱が生成される気柱生成部が設けられている。気柱生成部の下流の管路にはキャビテーション用ノズルが接続されている。気柱生成部は円筒部空間を有している。円筒状内部空間の側面には、その空間において旋回流を発生させるための液体導入管部が接続されている。液体導入管部は、円筒状内部空間の接線方向に沿って延びるように、気柱生成部に接続されている。また、液体導入管は、ポンプによって加圧された液体を円筒状空間に導く。その結果、円筒状空間内で旋回流が発生する。旋回流の中心部には負圧部が形成されている。
気体は、気体導入部から円筒状内部空間へ導入され、旋回流の中心部へ導かれる。その結果、気柱が生成される。気柱において気泡が生成される。その気泡は、キャビテーション式ノズルのキャビテーション発生用の細口および拡大開口を通過するときに、微細気泡に***する。
また、特開2005−270935号公報においては、微細気泡発生装置が開示されている。この微細気泡発生装置においては、ポンプの上流において、旋回流によって負圧部が形成される。また、負圧部には気体が吸込まれる。それにより、旋回流の剪断力によって気体がせん断され、液体中に気泡が混入する。
ポンプ内の液体の圧力はポンプの吸引力によって小さくなっている。そのため、ポンプ内では気泡にかかる圧力は相対的に小さくなっている。一方、ポンプの下流においては、ポンプの吸引力が作用しないため、液体の圧力は相対的に大きくなっている。そのため、気泡は液体の圧力によって収縮させられる。その結果、気泡は、微細気泡に変化する。
前述の微細気泡発生装置は、上流側から下流側へ向かって内径が小さくなる第1の円錐状の空間を有している。円錐状空間に液体が導入される。また、第1の円錐状の空間の頂点には円柱状の空間が繋がっている。この円柱状の空間には、気体を導く気体吸引部が繋がっている。また、円柱状の空間には、上流側から下流側へ向かって内径が大きくなる第2の円錐状の空間が繋がっている。
前述の微細気泡発生装置が使用されるときには、第1の円錐状の空間に液体が導入される。その後、円柱状の空間に液体が導かれる。このとき、円柱状の空間内においては、液体の流速は大きくなっている。そのため、液体にかかる圧力は小さくなっている。また、液体が円柱状の空間を通過するときに、気体が気体吸引部を介して液体中に混入される。その後、気体を含む液体は、第2の円錐状の空間に導かれる。第2の円錐状の空間に導かれた気体を含む液体は、圧力が低下する。その結果、気体と液体とが混合される。つまり、気泡が生成される。
なお、前述の微細気泡発生装置によれば、駆動圧力が0.03Mpa程度である小型ポンプが用いられても、微細気泡を生成することが可能である。
特開2003−126665号公報
特開2005−270935号公報
特開2003−126665号公報において開示されているような微細気泡発生装置においては、常温かつ常圧の水中においてキャビテーションを発生させるために、キャビテーション発生部を約0.03気圧以下にする必要がある。また、ベルヌーイの法則を考慮すると、縮流を発生させて、局所的に流速を大きくする必要がある。その縮流を発生させるための部分では、かなり大きく圧力が上昇し、1MPa以上の出力を有する大型のポンプを使用しないと、負圧部が形成されない。そのため、気体吸引部から気柱生成部へ気体が吸引されない。
一方、特開2005−270935号公報において開示されているような微細気泡発生装置によれば、駆動圧力が0.03Mpa程度である小型ポンプが用いられても、微細気泡を生成することが可能であるが、次のような問題がある。
前述の微細気泡発生装置によれば、圧力が低下した大きな気泡が、その気体分子数を変化させることなく、常圧の液体中に戻される。それにより、気体の状態方程式に従って、気泡が縮小化される。そのため、気泡の密度は増加しない。また、気泡は***されないため、気泡のサイズを極めて小さくすることはできない。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、小さな出力のポンプで気泡径が極めて小さな微細気泡を発生させ得る微細気泡発生システムを提供することである。
本発明の一の局面の微細気泡発生システムは、液体を吸引して吐出するポンプと、ポンプの内部または外部の流路の液体が吸引されている位置に設けられ、外部から気体を吸引して、気体を液体中に気泡として混入させる気泡混入部と、ポンプの内部または外部の流路の液体が吐出されている位置に設けられ、気泡を***させる気泡***部とを備えている。
上記の構成によれば、ポンプの動力が小さくても、極めて小さな気泡径を有する微細気泡を発生させることが可能になる。
また、気泡混入部は、ポンプの外部に設けられていてもよいが、気泡混入部は、ポンプの内部に設けられていてもよい。これによれば、微細気泡発生システムを小型化することが可能になる。
本発明の他の局面の微細気泡発生システムは、液体を吸引して吐出するポンプと、ポンプの内部または外部の液体が吸引されている位置に設けられ、外部から気体を吸引して、気体を液体中に気泡として混入させる気泡混入部とを備えている。また、前述のポンプは気泡を***させる機能を有している。
上記の構成によっても、ポンプの動力が小さくても、極めて小さな気泡径を有する微細気泡を発生させることが可能である。
また、気泡混入部は、液体の流れを利用して旋回流を生じさせる形状を有し、旋回流に生じた負圧部において気泡を発生させるものである。気泡混入部は、旋回流の回転中心軸に沿って吸引された液体と旋回流の回転中心軸に沿って吸引された気体とを衝突させることによって気泡を発生させるものである。
また、気泡混入部がオリフィスを有し、液体がオリフィスを通過するときに気泡が発生してもよい。
前述の気泡混入部は、気体に圧力を加える加圧機構を有し、加圧機構が液体中に間欠的に気体を送り込むことによって、気泡を発生させるものであってもよい。
また、気泡混入部は、微細な貫通孔を有し、気体が微細な貫通孔を通過するときに気泡が発生するものであってもよい。
また、気泡は、直径1μm〜2000μm程度のマイクロバブルであれば、気泡の伸縮に起因するポンプの動力の低下の度合いは極めて小さい。
また、気泡***部は、オリフィスを有し、液体がオリフィスを通過するときに気泡が***することによって、微細な気泡が形成されるものであってもよい。
また、気泡***部は、ベンチュリ管を有し、液体がベンチュリ管を通過するときに気泡が***するものであってもよい。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態の微細気泡発生システムを説明する。
本実施の形態の微細気泡発生システム10は、図1および図2に示すように、液体槽1に循環用配管7を介して微細な気泡を送り込むためのものである。図1においては、ポンプ4が駆動することにより、液体が、矢印で示すように、循環用配管7を介して、液体層1、気泡混入部3、ポンプ4、および気泡***部5の順に循環する。
本実施の形態の微細気泡発生システム10は、図1および図2に示すように、液体槽1に循環用配管7を介して微細な気泡を送り込むためのものである。図1においては、ポンプ4が駆動することにより、液体が、矢印で示すように、循環用配管7を介して、液体層1、気泡混入部3、ポンプ4、および気泡***部5の順に循環する。
微細気泡発生システム10は、液体を吸引する液体吸引部と液体を吐出する液体吐出部とを有するポンプ4を備えている。ポンプ4の上流側の循環用配管7には、外部から気体を吸引して、気体を液体中に気泡として混入させる気泡混入部3が取り付けられている。ポンプ4の上流側の循環用配管7内の液体は、ポンプ4の吸引によって負圧になっており、ポンプ4の下流側の循環用配管7内の液体は、ポンプ4の吐出によって正圧になっている。なお、気泡混入部3が液体中に混入させる気泡のサイズは2mm以下であるもとする。また、ポンプ4の下流側の循環用配管7には、ポンプ4から吐出された気泡を***させる気泡***部5が取り付けられている。
一般に、ポンプ4の吸引力が液体に作用している。そのため、ポンプ4の上流側の液体の圧力は、ポンプ4の下流側の液体の圧力に比較して小さい。したがって、上記の本実施の形態の微細気泡発生システム10のように、気泡混入部3がポンプ4の上流側の循環用配管7に設けられていれば、気泡混入部3がポンプ4の下流側の循環用配管7に設けられている微細気泡発生システム10に比較して、少ないポンプ動力で液体中に気泡を混入させることができる。さらに、ポンプ4の下流において気泡***部5によって気泡を微細気泡に変化させることができる。したがって、ポンプの動力が小さくても、極めて小さな気泡径を有する微細気泡を発生させることが可能になる。
なお、ポンプ4内に吸引される気泡の径は、2mm以下であり、極めて小さい。そのため、気泡の伸縮に起因するポンプ動力の低下の度合いは極めて小さい。
また、気泡***部5は、液体の圧力を変動させたり、または、液体に乱流を生じさせたりして、気泡を***する。しかしながら、ポンプ4の上流の液体とポンプ4の下流の液体とは、ポンプ4内のインペラ等によって、分離されている。そのため、ポンプ4の上流の液体とポンプ4の下流の液体との相互干渉は極めて小さい。したがって、気泡***部5の存在に起因して、ポンプ4の吸引性能に悪影響が及ぼされるおそれはない。
また、図3に示すように、気泡混入部3が、循環用配管7ではなく、ポンプ4内の液体吸引部に設けられていれば、微細気泡発生システム10を小型化することが可能になる。図3においては、気体導入管34は、ポンプ4を貫通しており、気泡混入部3に接続され、外部から気体を気泡混入部3内へ導く。なお、ポンプ4内の液体吸引部とは、インペラ4cよりも上流側において液体が負圧になっている部分であり、ポンプ4内の液体吐出部以外の部分である。液体吐出部とは、インペラ4cの下流側において液体が正圧になっている部分である。
また、気泡***部5は、液体吸引部であれば、インペラ4cまたはボリュートケーシング4d等のポンプ4を構成する部品に設けられていてもよい。さらに、ポンプ4自体が気泡***部として機能してもよい。つまり、ポンプ4のインペラ4cの回転によって、気泡Bが***されて、微細気泡bが生成されてもよい。これによれば、気泡混入部3がポンプ4内の液体吸引部に設けられているだけで、微細気泡を生成することができる。
また、図4に示すように、気泡混入部3は、液体の流れを利用して旋回流を生じさせる形状を有し、旋回流に生じた負圧部において気泡を発生させるものであってもよい。
図4に示された気泡混入部3は、円筒部33と円筒部33の両端に取り付けられた円盤状部31および35とを備えている。円盤状部31および35は、それぞれ、その中心位置に、貫通孔31aおよび35aを有している。貫通孔31aには循環用配管7が接続されている。貫通孔35aには気体吸引部34が接続されている。また、円筒部33には、接線方向に沿って延びるように、気液混合体を吐出する循環用配管7が接続されている。円筒部33の内側の空間は円柱形状を有している。
ポンプ4が始動すると、循環用配管7および貫通孔31aを介して、円筒部33内に液体が導入される。円筒部33内の液体は、円筒部33に設けられた循環用配管7から円柱の接線方向に沿って吐出される。それにより、円筒部33内の液体中には旋回流が生じる。旋回流の回転中心軸の近傍の液体は負圧になっている。したがって、気体が外部から気体吸引部34および貫通孔35aを介して円筒部33内の液体中へ吸引される。
円柱空間においては、気体は旋回流の回転中心軸に沿って進行する。また、循環用配管7および貫通孔31aを介して円柱空間内に流入した液体も旋回流の回転中心軸に沿って進行する。したがって、円柱空間に吸引された液体と円柱空間内に吸引された気体とが衝突する。その結果、気泡が効率的に形成される。また、発生した気泡は、円柱空間から循環用配管7へ吐出される。
なお、旋回流を発生させることが可能であれば、気泡混入部3の構造は前述の構造に限定されない。
また、気液混合体が吐出される循環用配管7、液体が吸引される循環用配管7、円筒部33、および気体吸引部34の順に、液体の状態が定常化される。
また、気液混合体が吐出される循環用配管7は、液体が吸引される循環用配管7の近傍ではなく、気体吸引部34の近傍に設けられている。また、内径に関しては、円筒部33>気液混合体が吐出される循環用配管7>液体が吸引される循環用配管7>気体吸引部34という関係が成立することが望ましい。これによれば、気泡混入部3から円筒部33へ気体が吸引され易くなる。
前述の円柱空間においては、旋回流の中心部に負圧部が形成される。気体が、気体吸引部34から円柱空間の負圧部へ吸引され、旋回流の剪断力によって、気泡へ変化する。
また、上記の気泡混入部3によれば、旋回流による剪断力に加えて、液体と気体とが衝突するときの衝撃によって、気体が剪断され、気泡が形成される。そのため、直径が小さな気泡を形成することが可能である。
また、液体が気泡混入部3へ流れ込む前に気体が気泡混入部3に流れ込んでしまう場合には、体積が大きな気体が液体中に塊として存在する。そのため、気体の塊の伸縮に起因してポンプ4の動力が低下してしまう。これを防止するために、気体吸引部34に流量調整用バルブが設けられてもよい。この流量調整用バルブの開閉を制御することによって、気体の吸引を開始するタイミングが制御されてもよい。これによれば、液体が吸引され旋回流が発生した後で、流量調整用バルブを開けば、液体が気泡混入部3へ流れ込む前に気体が気泡混入部3に流れ込むことが防止される。したがって、大きな気体の塊が液体中に存在することにより、ポンプ4の動力が低下することが防止される。
また、気体吸引部34に逆止弁が設けられていれば、液体が気体吸引部34を逆流して外部に漏れることが確実に防止される。なお、旋回流が発生する円柱空間に常に液体が充填されている状態になる構造を有する気体混入部3が採用されることが望ましい。
また、図5に示すように、気泡混入部3がベンチュリ管300を有し、液体がベンチュリ管300を通過するときに気泡が発生してもよい。
前述のベンチュリ管300は、上流側から下流側へ向かって内径が小さくなる円錐状空間37を有している。また、円錐状空間37の頂点には円柱状空間38が繋がっている。この円柱状空間38には、気体を導く気体吸引部34が繋がっている。また、円柱状空間38には、上流側から下流側へ向かって内径が大きくなる円錐状空間39が繋がっている。
前述の気泡混入部3において気泡が生成されるときには、液体Lが循環用配管7から円錐状空間37へ導入される。その後、液体Lは円錐状空間37から円柱状空間38へ流れる。このとき、円柱状空間38を流れる液体Lの速度は、円錐状空間37を流れる液体Lの速度よりも大きくなっている。そのため、ベルヌーイの法則に従って、円柱状空間38を流れる液体Lの圧力は、円錐状空間37を流れる液体Lの圧力よりも小さくなっている。その結果、液体Lが円柱状空間38を通過するときに、気体Gが気体吸引部34を介して液体L中に吸い込まれる。つまり、気液混合体GLが形成される。その後、気液混合体GLが、円柱状空間38から円錐状空間39へ流れる。円錐状空間39を流れる気液混合体GLの圧力は、円柱状空間38を流れる気液混合体GLの圧力よりも大きくなる。その結果、気体Gの塊が崩壊して気泡となる。つまり、気泡Bが生成される。なお、図5には、気泡混入部3内の圧力分布が示されている。
この現象は、図12に示すように、ベンチュリ管の代わりにオリフィスが用いられる場合においても発生する。オリフィスOの近傍の液体の圧力は縮流に起因する液体の流速の増加に伴って低下する。一方、オリフィスOの下流においては液体の流速が低下するため、液体の圧力が増加する。したがって、図12に示すように、気泡混入部3にオリフィスOが設けられていても、気泡混入部3内にベンチュリ管が設けられている場合に得られる効果と同様の効果を得ることができる。なお、気泡混入部3にオリフィスOが設けられている場合においても、図12に示すように、オリフィスOを径方向に貫通する気体吸引部34が設けられており、外部の空気が気体吸引部34を介してオリフィスOの貫通孔OO内に気体Gの塊として導かれる。その後、気体Gの塊が崩壊して気泡Bが生成される。
また、図6に示すように、気泡混入部3は、気体に圧力を加える加圧機構30を有し、加圧機構30が液体中に間欠的に気体を送り込むことによって、気泡Bを発生させるものであってもよい。加圧機構30はエアレータのような加圧式の気体圧入ポンプで強制的に気泡Bを液体中に混入させるものである。
なお、ポンプ4の上流の液体の圧力は、ポンプ4の下流の液体の圧力に比較して低い。そのため、ダイヤフラムポンプ等によって気体を液体中に強制的に押し込んでも、液体の逆流が生じず、液体中に気体を混入することが可能である。これによれば、気体の加圧圧入が間欠的に生じるため、気体Gは分断され気泡Bとなる。
また、気泡混入部3は、図7および図8に示すように、複数の微細な貫通孔300を有し、気体Gが複数の微細な貫通孔300を通過するときに気泡Bが発生するものであってもよい。つまり、膜乳化を生じさせる程度の大きさを有する複数の貫通孔300に気体の塊を通過させ、液体中に気泡を混入させる気泡混入部3が用いられてもよい。これによれば、気体Gは、貫通孔300を通過するときに、貫通孔300および液体の表面張力によって分断され、気泡Bになる。
なお、貫通孔300は、幅と長さとの比が1:3〜4の楕円形であることが望ましい。また、気泡Bの径は貫通孔300の平面視における長さにほぼ一致する。
たとえば、100μm以下の気泡Bの径が必要な場合には、幅30μmかつ長さ100μm以下の楕円形状の貫通孔300が形成されていることが望ましい。
また、微小な貫通孔300を介して気体Gを液体中に吸引するためには、前述の旋回流によって気体Gを吸引する方式、ベンチュリ管によって気体Gを吸引する方式、および気体圧入ポンプを用いる方式のいずれが用いられてもよい。
気泡混入部3において生成された気泡は、ミリサイズの直径を有する気泡であってもよいが、気泡の伸縮に起因するポンプ4の動力の低下を防止するためには、気泡Bの径は1μm〜2000μmであることが望ましい。つまり、気泡混入部3において生成される気泡は、マイクロバブルであることが望ましい。これによれば、一般的な遠心ポンプがポンプ4として用いられても、ポンプ4の動力の低下は殆んど生じない。
また、図9に示すように、本実施の形態の気泡***部5は、循環用配管7に設けられたオリフィスOである。これによれば、液体がオリフィスOを通過するときに気泡Bが***し、微細気泡bが形成される。
なお、気泡***部5がオリフィスOを有していれば、キャビテーションが生じなくても、オリフィスOの貫通孔OOを通過する液体Lの圧力変動によって、気泡Bが崩壊する。
また、図10は、標準状態で、流路径φが20mmであり、オリフィス径φが4mmであり、オリフィス厚が0.5mmであり、液体Lの流量が3L/minである場合における気泡Bの径と気泡***確率との関係を示している。
オリフィスOが設けられていると、キャビテーションが発生しなくても、オリフィスOの貫通孔OOを通過する液体Lの圧力変動によって、マイクロジェット効果が生じ、気泡Bが崩壊する。
気泡Bが圧力変動で崩壊するか否かは、圧力変動が、気泡B自体の内圧に打ち勝って気泡を***することが可能であるか否かによって決定される。したがって、大きい気泡Bほど僅かの圧力変動で崩壊する。
その圧力変動値としては、気泡Bの径と液体Lの表面張力とによって決定される自己加圧に起因した気泡の内圧の少なくとも20倍(ゲージ圧表示)以上であることが好ましい。また、前述値は、気泡の内圧の100倍以上であることがさらに好ましい。
たとえば、流路径φ20mm、孔径φ4mm、かつ厚さ0.5mmのオリフィスOに3L/minの液体が流れる場合には、約400μm径の気泡Bの50%および1000mm径の気泡Bの100%が崩壊し、微細気泡bになる。気泡Bは崩壊した後、その径が約1/4になり、その数が約64倍になる。
また、流路径φ20mm、孔径φ4mm、かつ厚さ0.5mmのオリフィスOに18L/minの液体が流れる場合には、前述の場合よりも流体エネルギーおよび圧力変動値のいずれもが大きくなる。気泡Bの径が約100μm以上であれば、その気泡Bは100%崩壊する。この条件下では、径が100μm以下のマイクロバブルを製造することが可能になる。
なお、液体Lは、オリフィスOの貫通孔OOを通過するときに、その流速が最も大きくなり、ベルヌーイの法則に従って、その圧力が最も小さくなる。このとき、液体Lの絶対圧が液体Lの飽和蒸気圧以下になれば、キャビテーションが発生する。
自己加圧を除いた気泡Bの内圧は、標準状態においては、絶対圧標記では1気圧(ゲージ圧で0気圧)になる。前述のキャビテーションが生じる場合には、飽和蒸気圧(液体が標準状態の水である場合)は、絶対圧標記で約0.03気圧になるため、気泡Bがより崩壊し易くなっている。
図10において、流路径φ20mm、孔径φ4mm、かつ厚さ0.5mmのオリフィスOに11L/minの液体が流れる場合には、貫通孔OO内でキャビテーションの発生が始まる。オリフィスOの貫通孔OOに流れ込む前においては、気泡は、キャビテーション核として機能し、飽和蒸気圧(標準状態で0.03気圧以下の負圧(陰圧)の気泡Bに成長している。
気泡Bは、オリフィスOの貫通孔OOの下流での僅かの圧力上昇で容易に崩壊し、さらに、常圧状態中に戻される。そのため、より微細で高密度の微細気泡bを製造することが可能になる。
オリフィスOの貫通孔OOの径が3mmと前述の値よりも小さい場合には、より少ない流量でもキャビテーションが発生し易くなっている。言い換えれば、液体LがオリフィスOの貫通孔OOを通過するときに生じる縮流の速度が大きければ、液体Lの流量が小さくても、多量の微細気泡bを発生させることが可能である。
上記のように、オリフィスOを用いる場合には、液体Lの圧力変動およびキャビテーションのうちいずれかによって、気泡Bが液体L中に形成される。
また、図11に示すように、気泡***部5がポンプ4の内部の液体吐出部に設けられていてもよい。これによっても、微細気泡発生システム10を小型化することが可能になる。
また、縮流による圧力変動およびキャビテーションを発生させる機構は、オリフィスOに限定されない。気泡***部5は、図5を用いて説明したようなベンチュリ管300を有し、液体がベンチュリ管300を通過するときに気泡が***するものであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 液体槽、3 気泡混入部、4 ポンプ、4c インペラ、4d ボリュートケーシング、5 気泡***部、7 循環用配管、10 微細気泡発生システム、30 加圧機構、31 円盤状部、31a 貫通孔、33 円筒部、34 気体吸引部、35a 貫通孔、37 円錐状空間、38 円柱状空間、39 円錐状空間、300 ベンチュリ管、B 気泡、b 微細気泡、G 気体、GL 気液混合体、L 液体、O オリフィス、OO 貫通孔。
Claims (10)
- 液体を吸引して吐出するポンプと、
前記ポンプの内部または外部の流路の前記液体が吸引されている位置に設けられ、外部から気体を吸引して、前記気体を前記液体中に気泡として混入させる気泡混入部と、
前記ポンプの内部または外部の流路の前記液体が吐出されている位置に設けられ、前記気泡を***させる気泡***部とを備えた、微細気泡発生システム。 - 液体を吸引して吐出するポンプと、
前記ポンプの内部または外部の流路の前記液体が吸引されている位置に設けられ、外部から気体を吸引して、前記気体を前記液体中に気泡として混入させる気泡混入部とを備え、
前記ポンプが前記気泡を***させる、微細気泡発生システム。 - 前記気泡混入部は、前記液体の流れを利用して旋回流を生じさせる形状を有し、前記旋回流に生じた負圧部において前記気泡を発生させる、請求項1または2に記載の微細気泡発生システム。
- 前記気泡混入部は、前記旋回流の回転中心軸に沿って吸引された前記液体と前記旋回流の回転中心軸に沿って吸引された気体とを衝突させることによって前記気泡を発生させる、請求項3に記載の微細気泡発生システム。
- 前記気泡混入部は、オリフィスを有し、
前記液体が前記オリフィスを通過するときに前記気泡が発生する、請求項1または2に記載の微細気泡発生システム。 - 前記気泡混入部は、前記気体に圧力を加える加圧機構を有し、
前記加圧機構は、前記液体中に間欠的に前記気体を送り込むことによって、前記気泡を発生させる、請求項1または2に記載の微細気泡発生システム。 - 前記気泡混入部は、微細な貫通孔を有し、
前記気体が前記微細な貫通孔を通過するときに前記気泡が発生する、請求項1または2に記載の微細気泡発生システム。 - 前記気泡は、1μm〜2000μmの直径を有するマイクロバブルである、請求項1または2に記載の微細気泡発生システム。
- 前記気泡***部は、オリフィスを有し、
前記液体が前記オリフィスを通過するときに前記気泡が***する、請求項1に記載の微細気泡発生システム。 - 前記気泡***部は、ベンチュリ管を有し、
前記液体が前記ベンチュリ管を通過するときに前記気泡が***する、請求項1に記載の微細気泡発生システム。
Priority Applications (1)
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