JP2007190833A - 液体噴射ヘッドの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異物によるノズル詰まり等の吐出不良を確実に防止することができる液体噴射ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】流路形成基板の一方面側に振動板を介して圧電素子を形成する工程と、連通部となる領域の振動板を除去して貫通部を形成する工程と、密着層と金属層とで構成されるリード電極を形成すると共に密着層と金属層とからなりリード電極とは不連続の配線層で貫通部を封止する工程と、リザーバ形成基板を流路形成基板に接合する工程と、流路形成基板をウェットエッチングして液体流路を形成する工程と、配線層を構成する密着層及び金属層を順次ウェットエッチングすることによって除去してリザーバ部と連通部とを連通させる工程とを具備し、且つ振動板に貫通部を形成する際、貫通部の少なくとも一部を構成し、弾性膜の表面に対して傾斜すると共に内面の一部に弾性膜の表面に対する傾斜角度が45°以上である急傾斜部を有する貫通孔を形成する。
【選択図】図4

Description

液体を噴射する液体噴射ヘッドの製造方法に関し、特に、液体としてインクを吐出するインクジェット式記録ヘッドの製造方法に関する。
液体噴射ヘッドであるインクジェット式記録ヘッドとしては、例えば、ノズル開口に連通する圧力発生室とこの圧力発生室に連通する連通部とが形成される流路形成基板と、この流路形成基板の一方面側に形成される圧電素子と、流路形成基板の圧電素子側の面に接合され連通部と共にリザーバの一部を構成するリザーバ部を有するリザーバ形成基板とを具備し、振動板とこの振動板上に設けられた積層膜とを貫通する貫通部を介してリザーバ部と連通部とを連通させてリザーバを形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。具体的には、振動板及び積層膜の連通部(リザーバ部)に対向する部分を機械的に打ち抜いて貫通部を形成してリザーバ部と連通部とを連通させている。
しかしながら、このように機械的な加工で貫通部を形成すると、加工カス等の異物が生じ、圧力発生室などの流路内にこの異物が入り込み、吐出不良等の原因となるという問題がある。なお、貫通部を形成後、例えば、洗浄等を行うことで、加工カス等の異物はある程度除去することはできるが完全に除去するのは難しい。また、貫通部を機械的に加工すると、貫通部の周囲に亀裂等が発生し、この亀裂が生じることによっても吐出不良が発生するという問題がある。すなわち、亀裂が発生した状態でインクを充填してノズル開口から吐出させると、亀裂部分から破片が脱落し、この破片がノズル開口に詰まり吐出不良が発生するという問題がある。
上述した特許文献1には、このような問題を解決するために、樹脂材料からなる被覆膜によって積層膜を固定して異物の発生を防止した構造が開示されている。この構造を採用することで、異物の発生はある程度抑えられるかもしれないが、異物による吐出不良を完全に防止することは難しい。
なお、このような問題は、インクを吐出するインクジェット式記録ヘッドの製造方法だけでなく、勿論、インク以外の液体を吐出する他の液体噴射ヘッドの製造方法においても、同様に存在する。
特開2003−159801号公報(第7−8図)
本発明は、このような事情に鑑み、異物によるノズル詰まり等の吐出不良を確実に防止することができる液体噴射ヘッドの製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、液体を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室と当該圧力発生室に連通する連通部とを含む液体流路が形成される流路形成基板の一方面側に、二酸化シリコンからなる弾性膜を少なくとも含む振動板を介して下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子を形成する工程と、前記連通部となる領域の前記振動板を除去して貫通部を形成する工程と、密着層と金属層とで構成され前記圧電素子から引き出されるリード電極を形成すると共に前記密着層と前記金属層とからなるが前記リード電極とは不連続の配線層で前記貫通部を封止する工程と、前記連通部と連通してリザーバの一部を構成するリザーバ部が形成されたリザーバ形成基板を前記流路形成基板の前記一方面側に接合する工程と、前記流路形成基板をその他方面側から前記振動板及び前記密着層が露出するまでウェットエッチングして前記液体流路を形成する工程と、前記配線層を構成する前記密着層及び前記金属層を順次ウェットエッチングすることによって除去して前記リザーバ部と前記連通部とを連通させる工程とを具備し、前記振動板に前記貫通部を形成する工程が、前記弾性膜の表面に対して傾斜すると共に内面の一部に当該弾性膜の表面に対する傾斜角度が45°以上である急傾斜部を有する貫通孔を前記弾性膜に形成する貫通孔形成工程を含むことを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる第1の態様では、リザーバを形成する際に、加工カス等の異物が発生することがないため、加工カス等によるノズル詰まり等の吐出不良が確実に防止される。また、弾性膜に、内面の一部が急傾斜部である貫通孔を形成することで、この急傾斜部上の密着層の厚さが薄くなるため、配線層を構成する密着層及び金属層を除去する際、これらのサイドエッチング量が抑えられる。
本発明の第2の態様は、前記急傾斜部の前記弾性膜の表面に対する傾斜角度が60°以上となるように前記貫通孔を形成することを特徴とする第1の態様の液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる第2の態様では、急傾斜部上の密着層の厚さが極めて薄くなり、配線層を構成する密着層及び金属層のサイドエッチング量がさらに確実に抑えられる。
本発明の第3の態様は、前記貫通孔形成工程では、前記弾性膜を所定形状のマスクを介して等方性ウェットエッチングするエッチング工程を、前記マスクのパターン形状を変化させながら複数回行うことを特徴とする第1又は2の態様の液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる第3の態様では、内面に急傾斜部を有する貫通孔を比較的容易且つ確実に形成することができる。
本発明の第4の態様は、前記貫通孔形成工程では、前記貫通孔の縁部に対応する前記マスクの端部の位置を、前記貫通孔の外側又は内側の何れか一方に、各エッチング工程で順次変化させることを特徴とする第3の態様の液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる第4の態様では、内面に急傾斜部を有する貫通孔をさらに確実に形成することができる。
本発明の第5の態様は、前記貫通孔形成工程では、各エッチング工程でそれぞれ異なるパターン形状のマスクを用いて前記弾性膜を等方性ウェットエッチングすることを特徴とする第4の態様の液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる第5の態様では、各エッチング工程で、マスクを取り替えるようにすることで、製造効率が向上する。
本発明の第6の態様は、前記密着層をスパッタリングによって形成することを特徴とする第1〜5の何れかの態様の液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる第6の態様では、密着層を良好に形成することができ、且つ急傾斜部上の密着層の厚さが他の領域よりも確実に薄くなる。
本発明の第7の態様は、前記密着層がニッケルクロム(NiCr)からなり、前記金属層が金(Au)からなることを特徴とする第1〜6の何れかの態様の液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる第7の態様では、リード電極を良好に形成することができると共に、貫通部を確実に封止することができる。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る製造方法によって製造されるインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であり、図2は、図1の平面図及び断面図である。図示するように、流路形成基板10は、本実施形態では面方位(110)のシリコン単結晶基板からなり、その一方の面には予め熱酸化によって二酸化シリコンからなる厚さ0.5〜2μmの弾性膜50が形成されている。
流路形成基板10には、複数の圧力発生室12がその幅方向に並設されている。また、流路形成基板10の圧力発生室12の長手方向外側の領域には連通部13が形成され、連通部13と各圧力発生室12とが、圧力発生室12毎に設けられたインク供給路14を介して連通されている。連通部13は、後述するリザーバ形成基板30のリザーバ部31と連通して各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ100の一部を構成する。インク供給路14は、圧力発生室12よりも狭い幅で形成されており、連通部13から圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。
また、流路形成基板10の開口面側には、圧力発生室12を形成する際のエッチングマスクとして用いられたマスク膜51を介して、各圧力発生室12のインク供給路14とは反対側の端部近傍に連通するノズル開口21が穿設されたノズルプレート20が、接着剤や熱溶着フィルム等によって固着されている。なお、ノズルプレート20は、例えば、ガラスセラミックス、シリコン単結晶基板、ステンレス鋼等からなる。
一方、このような流路形成基板10の開口面とは反対側の面には、上述したように、厚さが例えば約1.0μmの弾性膜50が形成され、この弾性膜50上には、厚さが例えば、約0.4μmの絶縁体膜55が形成されている。さらに、この絶縁体膜55上には、厚さが例えば、約0.2μmの下電極膜60と、厚さが例えば、約1.0μmの圧電体層70と、厚さが例えば、約0.05μmの上電極膜80とからなる圧電素子300が形成されている。ここで、圧電素子300は、下電極膜60、圧電体層70及び上電極膜80を含む部分をいう。一般的には、圧電素子300の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を圧力発生室12毎にパターニングする。本実施形態では、下電極膜60を圧電素子300の共通電極とし、上電極膜80を圧電素子300の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。
また、このような各圧電素子300の上電極膜80には、リード電極90の一端が接続されており、このリード電極90を介して各圧電素子300に選択的に電圧が印加されるようになっている。このリード電極90は、例えば、ニッケルクロム(NiCr)等からなる密着層91と、この密着層91上に形成され、例えば、金(Au)等からなる金属層92とで構成されている。また、詳しくは後述するが、連通部13の開口周縁部に対応する領域の弾性膜50及び絶縁体膜55上には、このリード電極90を構成する密着層91及び金属層92からなるがリード電極90とは不連続の配線層95が残存している。
流路形成基板10の圧電素子300側の面には、リザーバ部31を有するリザーバ形成基板30が、例えば、エポキシ系の接着剤等からなる接着層35によって接着されている。リザーバ部31は、弾性膜50に設けられた貫通孔50a及び絶縁体膜55に設けられた貫通孔55aを介して連通部13と連通され、これらリザーバ部31及び連通部13によって複数の圧力発生室12に供給されるインクが貯留されるリザーバ100が形成されている。
ここで、貫通部53を構成する少なくとも貫通孔50aの内面は、弾性膜50の表面に対して傾斜する傾斜面となっている。なお、本実施形態では、絶縁体膜55に設けられる貫通孔55aの内面も弾性膜50に対して傾斜する傾斜面となっている。そして、詳しくは後述するが、この弾性膜50に設けられた貫通孔50aの内面の一部は、弾性膜50の表面に対する傾斜角度が45°以上である急傾斜部となっている。
リザーバ形成基板30の圧電素子300に対向する領域には、圧電素子保持部32が設けられている。圧電素子300は、この圧電素子保持部32内に形成されているため、外部環境の影響を殆ど受けない状態で保護されている。なお、圧電素子保持部32は、密封されていてもよいし密封されていなくてもよい。このようなリザーバ形成基板30の材料としては、例えば、ガラス、セラミックス材料、金属、樹脂等が挙げられるが、流路形成基板10の熱膨張率と略同一の材料で形成されていることが好ましく、本実施形態では、流路形成基板10と同一材料のシリコン単結晶基板を用いて形成した。
リザーバ形成基板30上には、所定パターンで形成された接続配線200が設けられ、この接続配線200上には圧電素子300を駆動するための駆動IC210が実装されている。そして、この駆動IC210と、各圧電素子300から圧電素子保持部32の外側まで引き出された各リード電極90の先端部とが、駆動配線220を介して電気的に接続されている。
さらに、リザーバ形成基板30のリザーバ部31に対応する領域上には、封止膜41及び固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。封止膜41は、剛性が低く可撓性を有する材料(例えば、厚さが数μm程度のポリフェニレンサルファイド(PPS)フィルム)からなり、この封止膜41によってリザーバ部31の一方面が封止されている。また、固定板42は、金属等の硬質の材料(例えば、厚さが数十μm程度のステンレス鋼(SUS)等)で形成される。この固定板42のリザーバ100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部43となっているため、リザーバ100の一方面は可撓性を有する封止膜41のみで封止されている。
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッドでは、図示しない外部インク供給手段からインクを取り込み、リザーバ100からノズル開口21に至るまで内部をインクで満たした後、駆動IC210からの記録信号に従い、圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極膜60と上電極膜80との間に電圧を印加し、圧電素子300及び振動板をたわみ変形させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まりノズル開口21からインクが吐出する。
以下、このようなインクジェット式記録ヘッドの製造方法について、図3〜図8を参照して説明する。なお、図3〜図8は、圧力発生室12の長手方向の断面図であり、そのうちの図4、図6及び図8は、貫通部53に対応する領域の拡大断面図である。
まず、図3(a)に示すように、シリコンウェハである流路形成基板用ウェハ110を約1100℃の拡散炉で熱酸化し、その表面に弾性膜50を構成する二酸化シリコン膜52を形成する。なお、本実施形態では、流路形成基板用ウェハ110として、膜厚が約625μmと比較的厚く剛性の高いシリコンウェハを用いている。
次に、図3(b)に示すように、弾性膜50(二酸化シリコン膜52)上に、酸化ジルコニウムからなる絶縁体膜55を形成する。具体的には、弾性膜50(二酸化シリコン膜52)上に、例えば、スパッタ法等によりジルコニウム(Zr)層を形成後、このジルコニウム層を、例えば、500〜1200℃の拡散炉で熱酸化することにより酸化ジルコニウム(ZrO)からなる絶縁体膜55を形成する。
次いで、図3(c)に示すように、例えば、白金とイリジウムとを絶縁体膜55上に積層することにより下電極膜60を形成した後、この下電極膜60を所定形状にパターニングする。次に、図3(d)に示すように、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等からなる圧電体層70と、例えば、イリジウムからなる上電極膜80とを流路形成基板用ウェハ110の全面に形成し、これら圧電体層70及び上電極膜80を、各圧力発生室12に対向する領域にパターニングして圧電素子300を形成する。
ここで、圧電素子300を構成する圧電体層70の材料としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の強誘電性圧電性材料や、これにニオブ、ニッケル、マグネシウム、ビスマス又はイットリウム等の金属を添加したリラクサ強誘電体等が用いられる。その組成は、圧電素子300の特性、用途等を考慮して適宜選択すればよいが、例えば、PbTiO(PT)、PbZrO(PZ)、Pb(ZrTi1−x)O(PZT)、Pb(Mg1/3Nb2/3)O−PbTiO(PMN−PT)、Pb(Zn1/3Nb2/3)O−PbTiO(PZN−PT)、Pb(Ni1/3Nb2/3)O−PbTiO(PNN−PT)、Pb(In1/2Nb1/2)O−PbTiO(PIN−PT)、Pb(Sc1/3Ta2/3)O−PbTiO(PST−PT)、Pb(Sc1/3Nb2/3)O−PbTiO(PSN−PT)、BiScO−PbTiO(BS−PT)、BiYbO−PbTiO(BY−PT)等が挙げられる。また、圧電体層70の形成方法は、特に限定されないが、例えば、本実施形態では、金属有機物を触媒に溶解・分散したいわゆるゾルを塗布乾燥してゲル化し、さらに高温で焼成することで金属酸化物からなる圧電体層70を得る、いわゆるゾル−ゲル法を用いて圧電体層70を形成した。また、圧電体層70は、例えば、MOD(Metal-Organic Decomposition)法等を用いて形成するようにしてもよい。
圧電素子300を形成後、図3(e)に示すように、振動板である絶縁体膜55及び弾性膜50をパターニングして、流路形成基板用ウェハ110の連通部(図示なし)が形成される領域に貫通部53を形成する。すなわち、まず、絶縁体膜55の所定領域を除去して貫通孔55aを形成した後、この貫通孔55a内の弾性膜50を除去することにより貫通孔50aを形成する。
ここで、本発明では、このように弾性膜50に形成される貫通孔50aを、その内面が弾性膜50の表面に対して所定角度で傾斜するように形成し、且つ内面の一部に弾性膜50の表面に対する傾斜角度が45°以上である急傾斜部50bが設けられるようにしている(図4(c)参照)。このような貫通孔50aは、例えば、弾性膜50を所定形状のマスクを介して等方性ウェットエッチングするエッチング工程を複数回実施することによって形成することができる。このとき、各エッチング工程では、それぞれ、パターン形状を変化させたマスクを用いて弾性膜50を等方性ウェットエッチングしている。なお、本実施形態では、このようなエッチング工程を、3回実施することで貫通孔50aを形成している。
具体的には、まず、図4(a)に示すように、弾性膜50上に、所定の大きさの開口401を有する第1のマスク400を形成し、この第1のマスク400を介して流路形成基板用ウェハ110の表面が露出するまで弾性膜50を等方性ウェットエッチングすることにより、貫通孔50aの一部となる第1の凹部501を形成する。次いで、第1のマスク400を除去して、図4(b)に示すように、第1のマスク400の開口401よりも面積の広い開口411、すなわち、端部の位置を開口401よりも外側に変化させた開口411を有する第2のマスク410を形成する。なお、本実施形態では、開口411の端部の位置が第1の凹部501の開口端と一致するように第2のマスク410を形成している。そして、この第2のマスク410を介して弾性膜50を等方性ウェットエッチング(ハーフエッチング)することにより、所定の深さの第2の凹部502を形成する。次に、第2のマスク410を除去し、図4(c)に示すように、第2のマスク410の開口411よりも面積の広い開口421を有する第3のマスク420を形成する。本実施形態では、開口421の端部が第2の凹部502の開口端と一致するように、第3のマスク420を形成している。そして、この第3のマスク420を介して弾性膜50を等方性ウェットエッチング(ハーフエッチング)することにより所定深さの第3の凹部503を形成する。このとき、エッチング時間を調整して、第3の凹部503の深さが、第2の凹部502よりも浅くなるようにする。
これにより、弾性膜50の表面に対して内面が所定角度で実質的に傾斜する貫通孔50aが形成される。また、このよう異なる形状(大きさ)の開口を有する第1〜第3のマスク400,410,420を用いて、弾性膜50を複数回ウェットエッチングすることで貫通孔50aを形成することにより、例えば、第1の凹部501と第2の凹部502との境界部分、及び第2の凹部502と第3の凹部503との境界部分には、弾性膜50の表面に対する傾斜角度θ1が45°以上である急傾斜部50bが形成される。なお、本実施形態では、各エッチング工程で異なるマスク(第1〜第3のマスク)を用いるようにしたが、これに限定されず、例えば、最初に形成したマスク(第1のマスク)を加工して各エッチング工程におけるマスクの開口の大きさを変化させるようにしてもよい。
貫通孔50aの内面の弾性膜50の表面に対する実質的な傾斜角度θ2は、45°よりも小さければよいが、できるだけ小さくするのが好ましい。貫通孔50aの傾斜角度θ2は、第2の凹部502及び第3の凹部503の深さによって調整すればよい。また、弾性膜50に貫通孔50aを形成する際に用いる第1〜第3のマスクの材料は、特に限定されないが、例えば、ニッケルクロム(NiCr)、チタンタングステン(TiW)等の金属材料や、ネガ型のレジスト等を用いることが好ましい。これにより、貫通孔50aを所望の形状に良好に形成することができる。
なお、絶縁体膜55に貫通孔55aを形成する方法は、特に限定されず、例えば、イオンミリング等のドライエッチングにより形成すればよい。
貫通部53(貫通孔50a)を形成した後は、図5(a)に示すように、リード電極90を形成する。具体的には、まず流路形成基板用ウェハ110の全面に亘って、例えば、ニッケルクロム(NiCr)からなる密着層91をスパッタリングによって形成し、この密着層91上に、例えば、金(Au)からなる金属層92をスパッタリングによって形成する。そして、この金属層92上に、例えば、レジスト等からなるマスクパターン(図示なし)を形成し、このマスクパターンを介して金属層92及び密着層91を圧電素子300毎にパターニングすることによってリード電極90を形成する。
このとき、貫通部53である貫通孔50a,55aに対応する領域の密着層91及び金属層92は、リード電極90とは不連続となるように残しておく。すなわち、貫通部53に対向する領域に、リード電極90とは不連続の密着層91及び金属層92からなる配線層95を形成し、この配線層95で貫通部53を封止するようにした。なお、この配線層95は、後述する工程で、流路形成基板用ウェハ110にエッチングして圧力発生室12等を形成する際に、エッチングの広がりを規制するための役割を果たす。
ここで、配線層95を構成する密着層91をスパッタリング等によって形成すると、上述したように弾性膜50の貫通孔50aの内面の一部は急傾斜部50bとなっているため、この急傾斜部50b上には密着層91が形成され難い。このため、急傾斜部50b上に形成される密着層91の厚さは、図6に示すように、他の部分の密着層91よりもかなり薄くなる。
次に、図5(b)に示すように、リザーバ形成基板用ウェハ130を、流路形成基板用ウェハ110上に、例えば、接着層35を介して接合する。ここで、このリザーバ形成基板用ウェハ130には、リザーバ部31、圧電素子保持部32等が予め形成されており、リザーバ形成基板用ウェハ130上には、上述した接続配線200が予め形成されている。なお、リザーバ形成基板用ウェハ130は、例えば、400μm程度の厚さを有するシリコンウェハである。
次いで、図5(c)に示すように、流路形成基板用ウェハ110をある程度の厚さとなるまで研磨した後、さらにフッ硝酸によってウェットエッチングすることにより流路形成基板用ウェハ110を所定の厚みにする。例えば、本実施形態では、研磨及びウェットエッチングによって、流路形成基板用ウェハ110を、約70μmの厚さとなるように加工した。次いで、図7(a)に示すように、流路形成基板用ウェハ110上に、例えば、窒化シリコン(SiN)からなるマスク膜51を新たに形成し、所定形状にパターニングする。そして、図7(b)に示すように、このマスク膜51を介して流路形成基板用ウェハ110を異方性エッチング(ウェットエッチング)して、流路形成基板用ウェハ110に圧力発生室12、連通部13及びインク供給路14等を形成する。すなわち、貫通孔50a,55aを配線層95によって封止した状態で、流路形成基板用ウェハ110を、例えば、水酸化カリウム(KOH)水溶液等のエッチング液によってエッチングする。そして、弾性膜50及び配線層95が露出するまで流路形成基板用ウェハ110をエッチングすることより、圧力発生室12、連通部13及びインク供給路14を同時に形成する。
このとき、貫通部53が密着層91及び金属層92からなる配線層95によって封止されているため、貫通部53を介してリザーバ形成基板用ウェハ130側にエッチング液が流れ込むことがない。したがって、リザーバ形成基板用ウェハ130の表面に設けられている接続配線200にエッチング液が付着することがなく、断線等の不良の発生を防止することができる。また、リザーバ部31内にエッチング液が浸入してリザーバ形成基板用ウェハ130がエッチングされる虞もない。
次に、例えば、塩酸過水等からなるエッチング液を用いて密着層91をウェットエッチングすることにより、すなわち、密着層91を、いわゆるSC2処理(SC2洗浄)することにより、図8(a)に示すように、貫通孔50aに対向する領域の密着層91を除去する。このとき、弾性膜50上に形成されている密着層91もエッチング(サイドエッチング)されるため、ある程度除去されてしまう。しかしながら、上述したように貫通孔50aの内面の一部が急傾斜部50bとなっており、この急傾斜部50b上の密着層91の厚さが極めて薄くなっている。すなわち、急傾斜部50bに対向する領域では、弾性膜50と金属層92との間隔が極めて狭くなっている。このため、エッチング液の浸透がこの急傾斜部50bで抑制され、その結果、密着層91のサイドエッチングはこの急傾斜部50bに対向する領域で実質的に停止する。例えば、本実施形態では、貫通孔50aの内面に二つの急傾斜部50bが設けられているため、仮に一つの急傾斜部50bを越えて密着層91のサイドエッチングが進んでしまったとしても、密着層91のサイドエッチングが貫通孔50aの外側まで進んでしまうのは確実に防止することができる。
次に、連通部13側から金属層92をウェットエッチングすることにより、図8(b)に示すように、貫通部53に対応する領域の金属層92を除去して連通部13とリザーバ部31とを連通させる。これにより、連通部13とリザーバ部31とからなるリザーバ100が形成される。
このように配線層95をエッチングにより除去してリザーバ部31と連通部13とを連通させるようにすることで、従来の機械的な加工とは異なり加工カス等の異物の発生を防止することができる。したがって、圧力発生室12、連通部13等のインク流路内に加工カスが残留し、残留した加工カスによってノズル詰まり等の吐出不良が発生するのを確実に防止することができる。
また、上述したように弾性膜50上の密着層91は殆どサイドエッチングされることなく残っているため、配線層95を構成する金属層92をエッチングする際、金属層92とエッチング液とは、貫通孔50aに対向する領域内のみで接触することになる。すなわち、金属層92のエッチング液が接触する面積が比較的小さく抑えられるため、弾性膜50上の金属層92がエッチング(サイドエッチング)されて除去される量も極めて少なく抑えることができる。これにより、リザーバ100内でのインクの流れがスムーズになり、インク吐出特性を向上させることができる。具体的には、上述したように弾性膜50上の密着層91は殆どエッチングされることなく残り、それに伴って密着層91上の金属層92も多くの領域がエッチングされずに残る。これにより、リザーバ100の内面、特に、連通部13とリザーバ部31との境界部分の内面が比較的平坦に形成されるため、リザーバ100内でのインクの流れがスムーズになり、インク吐出特性が向上する。
さらに、弾性膜50上の密着層91及び金属層92が残っていることで、連通部13とリザーバ部31との境界部分から圧電素子保持部32側へのインクの浸透を抑えることができ、水分に起因する圧電素子300の破壊等の不良の発生を防止することができるという効果もある。
なお、このようにリザーバ100を形成した後は、リザーバ形成基板用ウェハ130に形成されている接続配線200上に駆動IC210を実装すると共に、駆動IC210とリード電極90とを駆動配線220によって接続する。その後、流路形成基板用ウェハ110及びリザーバ形成基板用ウェハ130の外周縁部の不要部分を、例えば、ダイシング等により切断することによって除去する。そして、流路形成基板用ウェハ110のリザーバ形成基板用ウェハ130とは反対側の面にノズル開口21が穿設されたノズルプレート20を接合すると共に、リザーバ形成基板用ウェハ130にコンプライアンス基板40を接合し、これら流路形成基板用ウェハ110等を図1に示すような一つのチップサイズの流路形成基板10等に分割することによって上述した構造のインクジェット式記録ヘッドが製造される。
(実施形態2)
図9は、実施形態2に係る記録ヘッドの製造工程を示す拡大断面図である。本実施形態は、弾性膜50に貫通孔50aを形成する方法の他の例である。なお、貫通孔50aの形成方法以外は、実施形態1と同様であるため説明は省略する。
本実施形態では、まず、図9(a)に示すように、弾性膜50上に、所定の大きさの開口401Aを有する第1のマスク400Aを形成し、この第1のマスク400Aを介して流路形成基板用ウェハ110が露出するまで弾性膜50を等方性ウェットエッチング(ハーフエッチング)することにより、貫通孔50aの一部となる所定深さの第1の凹部501Aを形成する。次いで、第1のマスク400Aを除去して、図9(b)に示すように、第1のマスク400Aの開口401Aよりも面積の狭い開口411A、すなわち、端部の位置を開口401Aよりも内側に変化させた開口411Aを有する第2のマスク410Aを形成する。そして、この第2のマスク410Aを介して弾性膜50を等方性ウェットエッチング(ハーフエッチング)することにより、所定の深さの第2の凹部502Aを形成する。次に、第2のマスク410Aを除去し、図9(c)に示すように、第2のマスク410Aの開口411Aよりも面積の狭い開口421Aを有する第3のマスク420Aを形成する。そして、この第3のマスク420Aを介して流路形成基板用ウェハ110が露出するまで弾性膜50を等方性ウェットエッチングすることにより第3の凹部503Aを形成する。
このような方法によっても、弾性膜50の表面に対して内面が所定角度で実質的に傾斜する貫通孔50aを形成することができる。また、実施形態1と同様に、第1の凹部501Aと第2の凹部502Aとの境界部分、及び第2の凹部502Aと第3の凹部503Aとの境界部分には、弾性膜50の表面に対する傾斜角度が45°以上である急傾斜部50bが形成される。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、弾性膜50を所定のマスクを用いて複数回等方性ウェットエッチングすることによって貫通孔51aを形成するようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、内面の一部に急傾斜部50bを有する貫通孔50aを弾性膜50に形成することができれば、貫通孔50aは、勿論、他の方法で形成するようにしてもよい。
また、例えば、圧力発生室12、リザーバ100等の内面に、例えば、酸化タンタル等の耐インク性を有する材料からなる保護膜を、さらに設けるようにしてもよい。本発明の製造方法によれば、リザーバ100の内面が平坦となるため、このような保護膜の付き回りが向上し、保護膜によってリザーバ100等のインク流路の内面を良好に保護することができる。また、例えば、上述した実施形態では、圧電素子300を形成した後に貫通部53を形成するようにしたが、勿論、圧電素子300を形成する前に貫通部53を形成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドの製造方法にも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの平面図及び断面図である。 実施形態1に係る製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る製造工程を示す拡大断面図である。 実施形態1に係る製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る製造工程を示す拡大断面図である。 実施形態1に係る製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る製造工程を示す拡大断面図である。 実施形態2に係る製造工程を示す拡大断面図である。
符号の説明
10 流路形成基板、 12 圧力発生室、 20 ノズルプレート、 21 ノズル開口、 30 リザーバ形成基板、 31 リザーバ部、 32 圧電素子保持部、 40 コンプライアンス基板、 50 弾性膜、 50a 貫通孔、 50b 急傾斜部、 55 絶縁体膜、 55a 貫通孔、 53 貫通部、 60 下電極膜、 70 圧電体層、 80 上電極膜、 90 リード電極、 91 密着層、 92 金属層、 95 配線層、 100 リザーバ、 110 流路形成基板用ウェハ、 130 リザーバ形成基板用ウェハ、 300 圧電素子

Claims (7)

  1. 液体を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室と当該圧力発生室に連通する連通部とを含む液体流路が形成される流路形成基板の一方面側に、二酸化シリコンからなる弾性膜を少なくとも含む振動板を介して下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子を形成する工程と、前記連通部となる領域の前記振動板を除去して貫通部を形成する工程と、密着層と金属層とで構成され前記圧電素子から引き出されるリード電極を形成すると共に前記密着層と前記金属層とからなるが前記リード電極とは不連続の配線層で前記貫通部を封止する工程と、前記連通部と連通してリザーバの一部を構成するリザーバ部が形成されたリザーバ形成基板を前記流路形成基板の前記一方面側に接合する工程と、前記流路形成基板をその他方面側から前記振動板及び前記密着層が露出するまでウェットエッチングして前記液体流路を形成する工程と、前記配線層を構成する前記密着層及び前記金属層を順次ウェットエッチングすることによって除去して前記リザーバ部と前記連通部とを連通させる工程とを具備し、
    前記振動板に前記貫通部を形成する工程が、前記弾性膜の表面に対して傾斜すると共に内面の一部に当該弾性膜の表面に対する傾斜角度が45°以上である急傾斜部を有する貫通孔を前記弾性膜に形成する貫通孔形成工程を含むことを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  2. 前記急傾斜部の前記弾性膜の表面に対する傾斜角度が60°以上となるように前記貫通孔を形成することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッドの製造方法。
  3. 前記貫通孔形成工程では、前記弾性膜を所定形状のマスクを介して等方性ウェットエッチングするエッチング工程を、前記マスクのパターン形状を変化させながら複数回行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッドの製造方法。
  4. 前記貫通孔形成工程では、前記貫通孔の縁部に対応する前記マスクの端部の位置を、前記貫通孔の外側又は内側の何れか一方に、各エッチング工程で順次変化させることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射ヘッドの製造方法。
  5. 前記貫通孔形成工程では、各エッチング工程でそれぞれ異なるパターン形状のマスクを用いて前記弾性膜を等方性ウェットエッチングすることを特徴とする請求項4に記載の液体噴射ヘッドの製造方法。
  6. 前記密着層をスパッタリングによって形成することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の液体噴射ヘッドの製造方法。
  7. 前記密着層がニッケルクロム(NiCr)からなり、前記金属層が金(Au)からなることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の液体噴射ヘッドの製造方法。
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JP2011056939A (ja) * 2009-08-12 2011-03-24 Rohm Co Ltd インクジェットプリンタヘッド

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