JP2007190261A - キッチンキャビネット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、システムキッチンのキャビネットの引出しの中でも、使用頻度が高く、また、手が塞がった状況で引出すことが必要とされることの多い蹴込み部以外の引出し、特にコンロ脇の引出しを、手を使わずに引き出すことができるようにして収納物が出し入れし易くすることにより、使い勝手を良くしたキッチンキャビネットを提供するものである。
【解決手段】本発明は、複数の引出しを備え、蹴込み部以外の引出しのうち、少なくとも1つ、特にコンロ脇の引出しをプッシュオープンとしたキッチンキャビネットである。また、上記において、プッシュオープン引出しが、ボトル類を立てて収納可能な深さと内引出しを有し、プッシュオープン引出しを引き出した状態及び収納した状態において、前記プッシュオープン引出しの前板内側と、内引出しの前板の前方との間に、ボトル類を立てて収納可能な縦長収納部が設けられているキッチンキャビネットである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、システムキッチン用のキャビネットに関するものであり、特にはワークトップ下のコンロキャビネットの横に設置されるキッチンキャビネットに関する。
システムシステムキッチン用のキッチンキャビネット17は、図12に示すように、台所用品や調味料等を収納できるよう複数の引出しを有するのが一般的であるが、調理で汚れた手で引出しを引き出そうとすると取っ手に汚れが付着したり、キャビネットの蹴込み部2に設けられた蹴込み部引出し2a(以下、単に「蹴込み部引出し」と言う。)を引き出そうとすると腰を屈める必要があり操作が大変であるといった問題があった。
そこで、引出し操作の際に腰を落として屈む必要があるような蹴込み部引出し2aについては、手を使わず、また腰を屈めることなく、ペダルを足で踏むことで引出し操作を行うことを可能としたキッチンキャビネットが考案されている(特許文献1)。また、引出し前板と蹴込み板との間に、引出し用飛び出し装置を取り付け、蹴込み部引出し2aを引出す際の操作力を軽減したキッチンキャビネットが考案されている(特許文献2)。
特開2003−289957号公報 特開2004−248848号公報
従来の技術によるキッチンキャビネット17の場合、キャビネットの下側、特に蹴込み部引出し2aを引出す際には、腰を屈める必要がなく、また、手を使わずに引出し操作が可能となる点では便利である。しかしながら、蹴込み部引出し2aの上側に配置された蹴込み部以外の引出し20(以下、「蹴込み部以外の引出し」と言う。)については、調理等で汚れた手で引出しを引出そうとすると取っ手に汚れが付着したり、調理等で手が塞がった状態での引出しの操作が大変であり、従来技術の課題をそのまま有する問題がある。
システムキッチンは、コンロ13と引出しを有するコンロキャビネット15、シンク14と引出しを有するシンクキャビネット16の間に隣接して、引出しのみを有するキッチンキャビネット17を配置するのが一般的である。そして、頻繁に使用する調理器具や調味料は、調理中でもすぐに手が届いて出し入れが容易なように、キッチンキャビネット17の引出しの中でも上側に配置された、蹴込み部以外の引出し20に収納されるのが通常である。このため、キッチンキャビネット17のこれらの蹴込み部以外の引出し20や、特に、コンロキャビネット15横のワークトップ7の下(以下、「コンロ脇」と言う。)に位置し且つ蹴込み部以外の引出し20(以下、「コンロ脇の引出し21」と言う。)は、調理中に使用するものを収納するのに使用されることが多いため、調理中で手が汚れていたり手が塞がっている状態でも引出せるようにしたいという要望が大きいものである。
一方、蹴込み部引出し2aは、引出しから収納物を出し入れする際には、腰を屈める必要があることから、一般に使用頻度の低いものが収納される。このため、蹴込み部以外の引出し20に比べて、頻繁に使用する調理器具や調味料などが収納されることは少ないため、調理中で手が汚れていたり、手が塞がっている状態で引出せるようにしたいという要望はあまり大きくはない。
このように、従来技術によるキッチンキャビネット17は、使用頻度が高いため操作性を良くしたいという要望や、調理中に使用するものが収納されるため手を使用せずに引出せるようにしたいという要望が大きい引出しについては、使い勝手を良くしたものとは言えなかった。
本発明は、このような課題を解決するためにされたものであり、システムキッチンのキャビネットの引出しの中でも、使用頻度が高く、また、手が塞がった状況で引出すことが必要とされることの多い蹴込み部以外の引出し20、特にコンロ脇の引出し21を、手を使わずに引き出すことができるようにして収納物が出し入れし易くすることにより、使い勝手を良くしたキッチンキャビネット17を提供するものである。
本発明は、次のものに関する。
(1) 複数の引出しを備え、蹴込み部以外の引出しのうち、少なくとも1つがプッシュオープン式であるキッチンキャビネット。
(2) 項(1)において、コンロ脇の引出しが、プッシュオープン式であるキッチンキャビネット。
(3) 項(1)又は(2)において、プッシュオープン式の引出しが、ボトル類を立てて収納可能な深さを有するキッチンキャビネット。
(4) 項(1)〜(3)の何れかにおいて、プッシュオープン式の引出しが、内引出しを有するキッチンキャビネット。
(5) 項(4)において、引出しを引き出した状態及び収納した状態において、前記引出しの前板内側と、内引出しの前板の前方との間に、ボトル類を立てて収納可能な縦長収納部が設けられているキッチンキャビネット。
(6) 項(5)において、プッシュオープン式の引出しを引き出すときに、内引出しが連動して引き出されるキッチンキャビネット。
(7) 項(6)において、プッシュオープン式の引出しと内引出しを連動して引き出す途中において、内引出しの連動が解除されるキッチンキャビネット。
蹴込み部以外の引出しをプッシュオープンとすることにより、キャビネットの引出しの中でも使用頻度の高い引出しを、手の甲、腕や肘等を使って押す動作で引出せるので、手を使って引出す必要がなく、キッチンキャビネットとしての操作性が向上する(請求項1)。
コンロ脇の引出しをプッシュオープンとすることにより、特に使用頻度の高い位置に配置された引出しを押すだけで引出せるので、さらにキッチンキャビネットとしての操作性が向上する(請求項2)。
プッシュオープン式の引出し1(以下、「プッシュオープン引出し」と言う。)が、ボトル類を立てて収納可能な深さを有することにより、ボトルに入った調味料を収納できるばかりでなく、引出し全体としては高さ方向の長さが長くなるため、引出しをワークトップ7のすぐ下の最上部に配置した場合でも、膝や尻等を使って引出しの前板を押すことが可能となり、キッチンキャビネットとしての操作性が向上する。また、コンロキャビネットの近くで、使い易い高さの位置で背の高い物品を取り出し易く且つ収納しやすい状態で収納することができて、作業動線の短縮と使い勝手が向上する(請求項3)。
プッシュオープン引出しが、内引出しを有することにより、1つの引出しを2段にして使用することができ、収納深さが深いプッシュオープン引出し内の収納空間を無駄なく利用することができる(請求項4)。
プッシュオープン引出しを引き出した状態、及び、収納した状態において、前記引出しの前板内側と内引出しの前板前方との間に、ボトル類を立てて収納可能な縦長収納部が設けられているようにすることにより、この部分には背の高いボトル類を収納でき、またそれ以外の部分には、1つの引出しを2段にして使用することができ、引出し内の収納空間を無駄なく利用することができる。また、背の高いボトルや菜箸等の長物を引出しの前板側に、立てた状態で収納できるため、取出しや収納がやり易く使い勝手が向上する(請求項5)。
プッシュオープン引出しを引き出すときに、内引出しが連動して引き出されるようにすることで、内引出しをまた引出す手間が省け、使い勝手が向上する(請求項6)。
プッシュオープン引出しと内引出しを連動して引き出す途中において、内引出しの連動が解除されるようにすることで、引き出した状態では、プッシュオープン引出しの全体が内引出しによって覆われることがないため、プッシュオープン引出し1の内容物がよくわかり、また、出し入れし易いため、使い勝手が向上する(請求項7)。
本発明のキッチンキャビネット17は、ワークトップ7にコンロ13を有するコンロキャビネット15、シンク14を有するシンクキャビネット16、等とともにシステムキッチンを構成するものであり、コンロキャビネット15に隣接して配置される。
本発明のキッチンキャビネット17に使用する引出しは、キャビネット内に複数設けられていればよく、その段数、及び配置、深さ、形状等に特に制限はないが、調味料や調理器具等の収納物の大きさや、使用目的・頻度等による分類の便宜、出し入れのし易さ等の観点から、キャビネット本体の上下の方向に、2段程度に積み重ねて配置されたものが好ましい(図1、図2)。最下段の引出しは、収納量を大きくする等のため蹴込み部2まで含むような蹴込み部引出し2aとしたものがより望ましい。
本発明で使用するプッシュオープン引出し1は、引出しの前板1aをキャビネット本体の奥側へ押す操作により、プッシュオープン引出し1が手前方向に飛び出すため、調理等で手が汚れていたり、手が塞がっていて引出しの取っ手を手で操作できない場合でも、手を使わず、肘、膝、尻等で開けることができるものである。
プッシュオープン引出し1の構成は、プッシュオープン引出し1の前板1aを押すことで、プッシュオープン引出し1が飛び出す機能が実現できればどのようなものでもよいが、一例としては、図9、図10に示すように、チャージ本体4、及び押出し部4a、爪5からなるものが挙げられる。これらの部品は、例えば、図4、図5に示すように、チャージ部本体4と押出し部4aがプッシュオープン引出し1の奥のキッチンキャビネット17の背板8の内側の水平板10上に、爪5がプッシュオープン引出し1の背板19の下端に、それぞれ取付けられる。
ここで、チャージ部本体4(図11)の内部には、ばねと、押出し部4aを押す毎にばねが縮んだ状態での保持とばねの開放を繰り返すロックが取付けられている。このため、押出し部4aを押す毎に、押出し部4aが、ばねの力に逆らってチャージ部本体4内に押込まれロックにより保持された状態(図4、図9)と、ロックの解除によりその保持が開放され内部のばねの力によって飛び出した状態(図5、図10)を、交互に繰り返すことになる。
この構成により、プッシュオープン引出し1を収納する際は、爪5が押出し部4aを押すことによって、押出し部4aがチャージ部本体4内に押込まれた状態で保持され(図4、図9)、一方、引出しを開ける際は、引出しの前板を押すことにより、爪5が再度押出し部4aを押すことになるため、チャージ部本体4内で縮められたばねが開放され、押出し部4aを押出し、この押出し部4aが、爪5を押すことになるため、引出し箱1bが押出され、プッシュオープン引出し1が開放される(図5、図10)。
キャビネットの引出しの中で、蹴込み部以外の引出し20は、引出し操作や、収納物の出し入れを行う際に、わざわざ屈む必要がないため、使用頻度の高いものや取出し易さが必要とされるものが収納されることが多い。このため、プッシュオープン引出し1は、蹴込み部以外の引出し20として、配置されることが望ましい。特に、コンロ脇の引出し21は、コンロに近いことから、調理中に必要となる調味料や調理器具類が収納されることが多く、図1、図2に示すように、この位置にプッシュオープン引出し1を配置するのが望ましい。これにより、調理中で手が汚れていたり、手が塞がっている状態でも、引出せるようにしたいという要望が大きい引出しを、手を使わなくても引出しを引出せるようにすることが可能となる。なお、コストの面から、蹴込み部以外の引出し20、または、コンロ脇の引出し21のみをプッシュオープンとし、その他の位置の引出しを通常の引出しとするのが望ましい。
それぞれの引出しの深さは、特に制限するものではないが、例えば図4、図5に示すように、蹴込み部引出し2aの収納深さH2と、その上部に配置したプッシュオープン引出し1の収納深さH1が、同等の深さであるか、むしろ、後者の方が深いことが望ましい。これにより、プッシュオープン引出し1の前板1aの下端が使用者の膝程度の高さとなり、前板1aの上端が使用者の臀部、または、肘や腕の少し下程度の高さとなることから、調理等で手が汚れていたり、手が塞がっていたりしても、手を使わずに、膝、尻、肘、腕等によって、プッシュオープン引出し1の前板1aを押すことにより、プッシュオープン引出し1を開けることが可能となる。
また、食用油や醤油又はソース等の調味料を入れるプラスチック製のグリップボトルの高さ寸法は300〜330mm程度、ラップフィルムやキッチンペーパー等の長さは300mm前後である。このため、キャビネットの上部に配置したプッシュオープン引出し1の収納深さH1を、350〜400mm程度とした場合は、これらの物品を立てた状態で収納でき、さらに好ましい。なお、上記の収納深さH1を深くした引出しには、食用油や醤油又はソース等の主として液体を入れた容器を収納することを想定しており、こぼれた液体調味料等の清掃性を考慮して、プッシュオープン引出し1の底面上にトレーを設けるようにするのが好ましい。
上記のようにプッシュオープン引出し1の収納深さH1を、ボトル類を立てて収納できる程度とした場合は、図3に示すように、内引出し3を設けると、1つのプッシュオープン引出し1の一部または全部を2段にして使用することができ、プッシュオープン引出し1内の収納空間を無駄なく利用することができる。
図6に示すように、プッシュオープン引出し1の前板1aの内側と、内引出し3の前板3aの前方との間に、ボトル類を立てて収納可能な縦長収納部9が設けられていることで、プッシュオープン引出し1の手前側に背の高いボトル類を収納でき、またそれ以外の部分では、1つのプッシュオープン引出し1を2段にして使用することができ、プッシュオープン引出し1内の収納空間を無駄なく利用することができる。また、背の高いボトルや菜箸等の長物をプッシュオープン引出し1の前板1a側に、立てた状態で収納できるため、取出しや収納がやり易く使い勝手が向上する。
プッシュオープン引出し1を引き出した状態及び収納した状態において、プッシュオープン引出し1の前板1aと、内引出し3の前板3aの前方との間に、ボトル類等の縦長の物品を収納するための縦長収納部9を設けるキッチンキャビネット17の場合、プッシュオープン引出し1を引き出すときに、一回の動作で内引出し3も引き出せるように、プッシュオープン引出し1と内引出し3が連動して引き出されるようにするのが好ましい。これは、例えば、図6に示すように、内引出し連動板6の下端にマグネット受け12、及びプッシュオープン引出し1の背板19の外側にマグネット11を取付け、プッシュオープン引出し1を収納した状態で、マグネット受け12とマグネット11が、くっつき合うようにすることで可能となる。
さらに、図7に示すように、プッシュオープン式の引出し1を引き出して、プッシュオープン引出し1の奥側に物品を収納する時に、プッシュオープン引出し1と内引出し3の連動を解除する手間が省けるように、プッシュオープン引出し1を引き出す途中において自動的に内引出し3との連動が解除されるようにするのがより好ましい。これは、例えば、内引出し3のストロークを、プッシュオープン引出し1のストロークよりも短くすることにより可能となる。
図1は、本発明の実施例1によるキッチンキャビネット17を組込み設置したシステムキッチンの斜視図を示す。図1において、本実施例によるキッチンキャビネット17は、コンロ13及びシンク(水槽)14を備えるワークトップ7(間口寸法2550mm、奥行寸法650mm)の下に設置され、ベースキャビネットとしてのシンクキャビネット16とコンロキャビネット15との間に組み込み設置される。上記のシンクキャビネット16及びコンロキャビネット15は、それぞれのキャビネットの下部に蹴込み部引出し2aと、その上部に蹴込み部以外の引出し20を設けた構造となっている。
一方、上記のコンロキャビネット15の横に設置する本実施例のキッチンキャビネット17には、コンロ脇に、後述する内引出し3付きのプッシュオープン引出し1が引出し自在に設けられ、プッシュオープン引出し1の下部には、前記したシンクキャビネット16及びコンロキャビネット15の蹴込み部引出し2aと同様の蹴込み部引出し2aが設けられる。
図4は、図1、図2のコンロ脇のプッシュオープン引出し1を含むキッチンキャビネット17のA−A断面図で、プッシュオープン引出し1を収納した状態を示す。図5は、図4と同様の断面図であるが、プッシュオープン引出し1を引出した状態を示す。
図2は、図1のシステムキッチンのキッチンキャビネット17におけるコンロ脇のプッシュオープン引出し1を引出した状態の斜視図を示す。本実施例では、このコンロ脇のプッシュオープン引出し1は、プッシュオープンの機能を実現するため、図9、図10に示すチャージ本体4、及び押出し部4a、爪5を、図4、図5に示すように、チャージ部本体4と押出し部4aがプッシュオープン引出し1の奥のキャビネット本体内側に、爪5がプッシュオープン引出し1の背板19の下端に、それぞれ取付けられる。
ここで、チャージ部本体4(図11)の内部には、ばねと、押出し部4aを押す毎にばねが縮んだ状態での保持とばねの開放を繰り返すロックが取付けられている。このため、押出し部4aを押す毎に、押出し部4aがばねの力に逆らってチャージ部本体4内に押込まれロックにより保持された状態(図4、図9)と、ロック解除によりその保持が開放され内部のばねの力によって飛び出した状態(図5、図10)を交互に繰り返す。
上記の引出しXには、調理作業で使用する醤油、食用油又はソース等の調味料を入れるグリップボトルと称するプラスチック製のボトルやキッチンペーパー等の高さ寸法が300mmを越える背の高い物品を、その取り出し及び収納作業が容易なように立てた状態で収納できるようにするために、本実施例では、図4に示すプッシュオープン引出し1の収納深さH1を、380mmの寸法となるように構成した。
本実施例では、実施例1のキッチンキャビネット17において、図6に示すように、コンロ脇に、内引出し3を備えるプッシュオープン式引出し1を取付けている。内引出し3を備えるプッシュオープン引出し1は、プッシュオープン引出し1(外引出し)と、このプッシュオープン引出し1(外引出し)の上方に位置し、引き出し自在に設けられる内引出し3とからなる。
本実施例における内引出し3付きのプッシュオープン引出し1は、プッシュオープン引出し1(外引出し)を引き出した状態及び収納した状態において、図6に示すように、プッシュオープン引出し1の手前側収納部から内引出し3の前方側にかけて、連続する縦方向に長い物品を収納するためのスペースとしての縦長収納部9が形成されるように構成されている。
このため、プッシュオープン引出し1(外引出し)と内引出し3との奥行寸法は、図7bに示すように、内引出し3の奧行寸法Dを450mmとし、プッシュオープン引出し1(外引出し)の奥行寸法を550mmとして、図7に示すプッシュオープン引出し1(外引出し)及び内引出し3を連動して引き出した状態、及び収納した状態の両方において、プッシュオープン引出し1(外引出し)の前板1a裏面側と内引出し3の前板3aの前面側との間に、開口(図中のL寸法)が100mmとなるように設けている。従って、本実施例のキッチンキャビネット17の使用時には、上記100mmの開口とした縦長収納部9に、上方側から、菜箸、ラップフィルムあるいはレードル類等の比較的長物の物品を立てた状態で収納できるようにしている。
また、本実施例では、内引出し3を備えるプッシュオープン引出し1(外引出し)が、図7に示すように、内引出し3の背板18の背面に金属板からなるマグネット受け12を取り付け、一方、プッシュオープン引出し1(外引出し)の背板19の外側にマグネット11を取り付けることにより、通常状態においてはマグネット受け12がマグネット11に吸着され、プッシュオープン引出し1(外引出し)を引き出す時に内引出し3も連動して引き出される。
さらに、プッシュオープン引出し1の引き出しストロークは、内引出し3の引き出しストロークよりも前方側に100mm長くしており、従って、図7に示すように、プッシュオープン引出し1(外引出し)を引き出す途中において、引き出しストロークの短い内引出し3の連動が解除されるようになっている。
本発明の実施例1のキッチンキャビネットが組込まれたシステムキッチンの斜視図である(プッシュオープン引出しを閉じた状態)。 本発明の実施例1のキッチンキャビネットが組込まれたシステムキッチンの斜視図である(プッシュオープン引出しを開けた状態)。 本発明の実施例2のキッチンキャビネットが組込まれたキッチンセットの斜視図である(プッシュオープン引出しを開けた状態)。 図1の要部縦断面図A−Aである(プッシュオープン引出しを閉じた状態)。 図2の要部縦断面図A−Aである(プッシュオープン引出しを開けた状態)。 図3の要部縦断面図A−Aである(プッシュオープン引出しを閉じた状態)。 図3の要部縦断面図A−Aである(内引出しを連動して、プッシュオープン引出しを開けた状態)。 図3の要部縦断面図A−Aである(内引出しの連動を解除して、プッシュオープン引出しを開けた状態)。 図6のプッシュオープン用の部品の取付け部の詳細図である。 図7のプッシュオープン用の部品の取付け部の詳細図である。 チャージ部本体及び押出し部の詳細図である。 従来の技術を示した説明概略図である。
符号の説明
1 プッシュオープン引出し
1a プッシュオープン引出しの前板
1b プッシュオープン引出しの引出し箱
1c プッシュオープン引出しの取っ手
2 蹴込み部
2a 蹴込み部引出し
3 内引出し
3a 内引しの前板
4 チャージ部本体
4a 押出し部
5 爪
6 内引出し連動板
7 ワークトップ
8 キッチンキャビネットの背板
9 縦長収納部
10 水平板
11 マグネット
12 マグネット受け
13 コンロ
14 シンク
15 コンロキャビネット
16 シンクキャビネット
17 キッチンキャビネット
18 内引出しの背板
19 プッシュオープン引出しの背板
20 蹴込み部以外の引出し
21 コンロ脇の引き出し






Claims (7)

  1. 複数の引出しを備え、蹴込み部以外の引出しのうち、少なくとも1つがプッシュオープン式であるキッチンキャビネット。
  2. 請求項1において、コンロ脇の引出しが、プッシュオープン式であるキッチンキャビネット。
  3. 請求項1又は2において、プッシュオープン式の引出しが、ボトル類を立てて収納可能な深さを有するキッチンキャビネット。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、プッシュオープン式の引出しが、内引出しを有するキッチンキャビネット。
  5. 請求項4において、引出しを引き出した状態及び収納した状態において、前記引出しの前板内側と、内引出しの前板の前方との間に、ボトル類を立てて収納可能な縦長収納部が設けられているキッチンキャビネット。
  6. 請求項5において、プッシュオープン式の引出しを引き出すときに、内引出しが連動して引き出されるキッチンキャビネット。
  7. 請求項6において、プッシュオープン式の引出しと内引出しを連動して引き出す途中において、内引出しの連動が解除されるキッチンキャビネット。




















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