JP2007190065A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】膜部材の引き戻し動作を急峻に行うことができると共に、膜部材の移動に関連した駆動源周りを従来より小型化することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】本発明のパチンコ遊技機10によれば、モータ59からの駆動力及び制動力を伝達する中継ギヤ62を移動することで、モータ59をモータ駆動ローラー52から切り離すので、従来のようにモータ全体を移動する構成のものに比べて移動対象を軽量化及び小型化することが可能になる。即ち、本実施形態によれば、膜部材49の引き戻し動作を急峻に行うことができると共に、膜部材49の移動に関連したモータ59周りを従来より小型化することが可能になる。
【選択図】図9

Description

本発明は、1対のローラーの間に張られた膜部材を、それらローラーの回転駆動により移動可能な遊技機に関する。
従来のこの種の遊技機として、膜部材を一方向に移動する際にはモータを駆動源として一方のローラーを回転駆動し、膜部材を他方向に引き戻す際には弾性部材の弾発力を用いて他方のローラーを回転駆動する構成のものが知られている。そして、弾性部材にて膜部材を引き戻すために、モータへの通電を停止して、モータをローラーに連れ回りさせる構成のものと(例えば、特許文献1参照)、モータをローラーから切り離すものとが知られている(特許文献2参照)。
特開2005−287986号公報(段落[0068]、第23図) 特開2003−154073号公報(段落[0061],[0071]、第6図)
しかしながら、上記した一方の遊技機は、モータがローラーに連れ回りして、膜部材の急峻な引き戻し動作の妨げになっていた。これに対し、上記した他方の遊技機では、モータをローラーから切り離すためにモータ全体を移動していた。このため、モータ全体の可動支持機構が大型化することに加え、モータ全体の移動スペースが必要になり、遊技機のうち膜部材の移動に関連した部位が大型化していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、膜部材の引き戻し動作を急峻に行うことができると共に、膜部材の移動に関連した駆動源周りを従来より小型化することが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、互いに平行に延びかつ回転可能な第1と第2のローラーと、第1及び第2のローラーを回転可能に軸支したベース部材と、第1と第2のローラーの間に張られ、それら第1及び第2のローラーを連動回転させて移動する帯状の膜部材と、第1のローラーを回転駆動及び回転停止して膜部材を第1のローラー側に移動しかつ任意の位置に保持可能な駆動源と、第2のローラーとベース部材との間に設けられ、第2のローラーの回転に伴って弾性変形し、その弾発力により膜部材を第2のローラー側に引き戻すことが可能な復元弾性部材とを備えた遊技機において、駆動源によって回転駆動及び回転停止される回転駆動ギヤと、第1のローラーと一体回転するローラー一体ギヤと、ベース部材に対して往復動可能に連結された往復可動部材と、往復可動部材に回転可能に軸支されて、回転駆動ギヤとローラー一体ギヤとの間を連結した中継位置と、回転駆動ギヤ又はローラー一体ギヤとの間を断絶した断絶位置との間を移動可能な中継ギヤとを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、膜部材の両端部を第1と第2のローラーに巻き付けたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載の遊技機において、膜部材は、環状をなし、環状の膜部材の内側に第1及び第2のローラーを配置して、膜部材の一部を第1及び第2のローラーの間で張ったところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機において、回転駆動ギヤとローラー一体ギヤとは、ベース部材に回転可能に軸支されると共に、互いに横並びに間隔を開けて配置された状態に保持され、往復可動部材は、回転駆動ギヤと共通した回転軸を中心に回動可能に軸支され、中継ギヤは、中継位置で回転駆動ギヤとローラー一体ギヤとに噛合する一方、断絶位置で回転駆動ギヤとの噛合を維持してローラー一体ギヤから離間するところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載の遊技機において、ベース部材に直動可能に支持されたプランジャーと、プランジャーを一方向に付勢するバネ部材と、バネ部材に抗してプランジャーを他方向に移動させるソレノイドと、往復可動部材に一体に設けられると共にプランジャーに連結され、プランジャーの直動を往復可動部材の回動に変換する連結レバーとを備えたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機において、駆動源は、ブレーキを一体に備えたモータであり、モータのステータは、ベース部材に固定され、回転駆動ギヤは、モータの出力軸に固定されたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機において、膜部材の背面側に表示装置を設け、膜部材は、その表示装置の表示画面を透視可能な透光部材で構成されたところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載の遊技機において、膜部材には、表示画面内に収まる大きさの半透明又は不透明な文字又は図柄が描かれたところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項7又は8に記載の遊技機において、ベース部材は、表示装置が嵌合装着された表示装置嵌合枠部と、その表示装置の表示画面の少なくとも一部をベース部材の前面側から視認可能とするベース部材前面開口とを備え、ベース部材が背面側から取り付けられる遊技板を設け、その遊技板に、表示画面の少なくとも一部を遊技板の前面側から視認可能とする画面表示開口を形成したところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項1乃至9の何れかに記載の遊技機において、第1と第2のローラーの間に配置されて、それら第1及び第2のローラーと平行に延び、ベース部材に固定され膜部材に摺接可能な膜摺接シャフトを設けたところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項1乃至10の何れかに記載の遊技機において、ベース部材に固定されて、第2のローラーの回動中心に沿って延びた固定軸部材を備え、復元弾性部材は、固定軸部材の長手方向に沿って延びかつ一端部が固定軸部材に固定されかつ他端部が第2のローラーに固定されたところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項11に記載の遊技機において、復元弾性部材は、固定軸部材の長手方向に沿って延びかつ内側に固定軸部材が挿通されたコイルバネであり、そのコイルバネの一端部が固定軸部材に固定されかつ他端部が第2のローラーに固定されたところに特徴を有する。
請求項13の発明は、請求項12に記載の遊技機において、固定軸部材のうちコイルバネに挿通された部分は、第2のローラーの内側に収容されると共に、固定軸部材のうちコイルバネに挿通されていない端部が、第2のローラーの端部から露出してベース部材に固定され、固定軸部材の途中部分に第2のローラーの端部壁を貫通して回転可能に軸支したところに特徴を有する。
[請求項1,2及び3の発明]
請求項1の構成では、中継ギヤが中継位置に配置されると、回転駆動ギヤとローラー一体ギヤとの間が中継ギヤによって連結され、駆動源からの駆動力又は制動力が回転駆動ギヤ、中継ギヤ及びローラー一体ギヤを通して第1のローラーに伝達される。これにより、膜部材を第1のローラー側に送ること或いは任意の位置に保持することができる。一方、中継ギヤが断絶位置に配置されると回転駆動ギヤとローラー一体ギヤとの間が断絶されて、駆動源が第1のローラーから切り離される。これにより、駆動源の妨げを受けずに、復元弾性部材の弾性力により膜部材を第2のローラー側に急峻に引き戻すことができる。このように、本発明によれば、駆動源からの駆動力及び制動力を伝達する中継ギヤを移動することで、駆動源を第1のローラーから切り離すので、従来のように駆動源全体(例えば、モータ全体)を移動する構成のものに比べて移動対象を軽量化及び小型化することが可能になる。即ち、本発明によれば、膜部材の引き戻し動作を急峻に行うことができると共に、膜部材の移動に関連した駆動源周りを従来より小型化することが可能になる。
なお、膜部材の両端部を第1と第2のローラーに巻き付けた構成にしてもよいし(請求項2の発明)、膜部材を環状にして、環状の膜部材の内側に第1及び第2のローラーを配置し、膜部材の一部を第1及び第2のローラーの間で張った構成にしてもよい(請求項3の発明)。
[請求項4の発明]
請求項4の構成では、中継ギヤを回転可能に軸支した往復可動部材が、回転駆動ギヤと共通した回転軸を中心に回動するので、中継ギヤは中継位置と断絶位置とに拘わらず、常に回転駆動ギヤと噛合した状態に維持される。これにより、中継ギヤと回転駆動ギヤとの間の連結状態が安定する。
[請求項5の発明]
請求項5の構成によれば、ソレノイドの励磁とバネ部材の弾発力により、往復可動部材を往復動することができる。
[請求項6の発明]
請求項6の構成によれば、モータのへの通電を停止してブレーキのみで膜部材を任意の位置に保持することができる。これにより、モータの発熱を抑えることが可能になる。
[請求項7及び8の発明]
請求項7の構成によれば、膜部材を通して表示装置の表示画面を視認することができる。ここで、請求項8の構成のように、膜部材に半透明又は不透明な文字又は図柄を描いておけば、これら文字又は図面を表示画面に重ねて視認することができる。
[請求項9の発明]
請求項9の構成によれば、ベース部材に、第1及び第2のローラーと膜部材と表示装置とを組み付けてユニットにすることができる。そして、このユニットを遊技板に取り付けて、遊技板の前面側から表示装置の表示画面を視認することができる。
[請求項10の発明]
請求項10の構成によれば、膜摺接シャフトにより、第1と第2のローラーの間における膜部材の弛みを防ぐことができる。
[請求項11,12及び13の発明]
請求項11の構成では、復元弾性部材は、第2のローラーの回動中心に沿って延びた固定軸部材に支持されているので、弾性変形の前後の形状が安定する。具体的には、請求項12の構成のように、復元弾性部材としてコイルバネを固定軸部材に挿通して、そのコイルバネの一端部を固定軸部材に固定する一方、他端部を第2のローラーに固定すればよい。また、請求項13の構成のように、固定軸部材のうちコイルバネを挿通した部分を第2のローラーの内側に収容することでコンパクト化が図られる。さらに、固定軸部材のうちコイルバネに挿通されていない端部が、第2のローラーを回転可能に軸支する機能も果たし、部品の兼用化が図られる。
以下、本発明の遊技機としてのパチンコ遊技機10に係る一実施形態を、図1〜図17に基づいて説明する。図1に示すようにパチンコ遊技機10は、遊技枠体80に遊技機本体81を組み付けて構成されている。遊技枠体80は、外枠82と前面枠90とからなり、遊技機本体81は、遊技板11に種々の部品を組み付けた遊技板アッシ11Aと機構板84に種々の部品を組み付けた機構板アッシ84Aとからなる。そして、前面枠90に形成されたガラス窓90Wに対して後面側から遊技板11と機構板84とが順番に宛がわれ、図2に示すように遊技板11に備えた遊技領域R1が、ガラス窓90W越しにパチンコ遊技機10の前方に臨んでいる。また、ガラス窓90Wの下方には上皿26と下皿27とが設けられ、前面枠90の前面右下角部には、発射操作ノブ29が備えられている。
遊技領域R1は、遊技板11の前面から突出した誘導レール12に囲まれて略円形になっている。そして、発射操作ノブ29を操作すると遊技球が誘導レール12に沿って遊技領域R1の上部に打ち込まれ、遊技領域R1を流下する。遊技板11には、図3に示すように装飾枠取付開口11Wが貫通形成され、その装飾枠取付開口11Wに遊技板11の前面側から装飾枠32が嵌め込まれて、遊技板11の前面にネジ止めされている。この装飾枠32の中央部には、図2に示すように、略矩形の画面表示開口32Wが貫通形成されている。そして、この画面表示開口32Wを通して、遊技板11の後面に備えられた膜部材49及び表示装置30の液晶表示画面30G(本発明の「表示画面」に相当する)を遊技板11の前面側から視認することができる。
遊技領域R1のうち画面表示開口32Wの下側には、第1及び第2の始動入賞口14A,14B、大入賞口15及びアウト口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられ、それら大入賞口15等の両側方には、誘導レール12に沿って一般入賞口20,21及びサイドランプ22,22がそれぞれ設けられている。また、遊技領域R1のうち画面表示開口32Wの左側には、始動ゲート18と風車19とが上下に並べて設けられている。さらに、風車19の下方には、サイドランプ22と一体に、普通図柄表示部18Hが設けられている。これら各種入賞口14A,14B,15,20,21等の役物以外に、遊技領域R1には、遊技球と当接して流下方向を様々に変化させることが可能な障害釘が分散配置されている。
上記した役物の詳細は、以下のようである。一般入賞口20,21は、所謂、ポケット構造をなし、遊技球が丁度1つ入球可能な大きさで上方に開口している。一般入賞口20,21へ入球すると、その遊技球は遊技板11の裏側に取り込まれ、代わりに所定数の賞球がパチンコ遊技機10の前面に備えた上皿26に払い出される。
始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなし、通過した遊技球は始動ゲート18に内蔵された普通図柄始動スイッチによって検出される。この検出信号に基づいて、普通図柄表示部18Hにおいて図柄が変動表示される。具体的には、「0」〜「9」までの数字からなる数字図柄が所定期間に亘って変動表示された後、所定の数字図柄が停止表示される。
第1及び第2の始動入賞口14A,14Bは、上下方向に並んで配置されている。各始動入賞口14A,14Bは、共に遊技板11から突出した部材の上面に開口を備えた、所謂、ポケット構造をなしている。そして、各始動入賞口14A,14Bに入った遊技球は、遊技板11に設けた図示しない貫通孔を通って、遊技板11の裏側に回収される。
上側に配置された第1の始動入賞口14Aは、遊技球が1つだけ入る開口幅を有している。一方、下側に配置された第2の始動入賞口14Bは、第1の始動入賞口14Aの真下に配置され、その開口の左右両側には可動翼片14C,14Cが備えられている。これら両可動翼片14C,14Cは、常には起立状態になっており、両可動翼片14C,14Cに挟まれた第2の始動入賞口14Bの開口幅は、遊技球が1つだけ入る大きさとなっている。また、第2の始動入賞口14Bの上方空間は、常には、第1の始動入賞口14Aを構成する部材と可動翼片14C,14Cとで囲まれて、遊技球が入らないようになっている。そして、普通図柄表示部18Hで停止表示された数字図柄が奇数になると、遊技板11の裏に設けたソレノイドが駆動されて、可動翼片14C,14Cが所定期間(例えば、0.4秒間)に亘って横に倒される。すると、第2の始動入賞口14Bの上方空間が側方に開放し、第1の始動入賞口14Aの両脇を通過した遊技球が可動翼片14Cに受け止められて第2の始動入賞口14Bに案内されるようになる。
各始動入賞口14A,14Bに遊技球が入賞すると、各始動入賞口14A,14B内に設けた図示しない始動口センサが遊技球を検出し、その検出信号に基づいて、例えば、4個の遊技球が上皿26に払い出されると共に、表示装置30の液晶表示画面30Gにおいて図柄が変動表示される。具体的には、液晶表示画面30Gには、通常、3つの左、中、右の特別図柄30A,30B,30Cが横並びに表示されている。これら各特別図柄30A,30B,30Cは、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄30A,30B,30Cごと、所定の種類のものが停止表示されている。そして、始動入賞口14A,14Bに遊技球が入賞したときに、これら3つの特別図柄30A,30B,30Cが、上下方向にスクロール表示され、所定時間後に、例えば、左、右、中の順で各特別図柄30A,30C,30Bが停止表示される。このとき、中特別図柄30Bがスクロール表示されている状態で、先に停止表示された左・右の特別図柄30A,30Cが、同じ図柄となった場合に「リーチ状態」が成立する。すると、次述する「大当たり状態」になる確率が高くなる。また、全ての特別図柄30A,30B,30Cが同じ図柄、即ち、ぞろ目になった場合に、遊技が「大当たり状態」になる。
なお、液晶表示画面30Gにおいて特別図柄30A,30B,30Cが変動表示又は「大当たり状態」の最中に始動入賞口14A,14Bに入賞した場合、その入賞球は最大で4個まで保留記憶され、特別図柄30A,30B,30Cが停止表示又は「大当たり状態」が終了すると、その保留記憶に基づいて再び、特別図柄30A,30B,30Cが変動表示される。
大入賞口15は、横長矩形に形成されて、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。パチンコ遊技機10が「大当たり状態」になると、遊技板11の裏に設けたソレノイド15S(図17参照)が駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能となる。ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が30秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したかの何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。また、「大当たり状態」は、最大で、例えば15ラウンドまで継続される。
大入賞口15の内部には、計数入賞口が設けられている。計数入賞口内には、カウントセンサが設けられており、遊技球の入賞を検出すると入賞球数をカウントし、入賞球が前記したように計10個に達したか否かをチェックする。なお、大入賞口15に遊技球が入賞すると、例えば、15個の遊技球が上皿26に払い出される。
図3に示すように、遊技板11の後面側には、表示装置ユニット40が組み付けられている。図4に示すように表示装置ユニット40は、遊技板11に固定されるベース部材41に、前記した膜部材49と表示装置30を含む複数の部品を組み付けてなる。表示装置30は、液晶ディスプレイであって全体が薄板状になっており、前面側に液晶表示画面30Gを備え、その液晶表示画面30Gのサイズは、例えば15インチになっている。
図5に示すように表示装置30は、前面開放のディスプレイケース70に収容され、そのディスプレイケース70の後面には、図3に示すように表示制御ユニット71と音声・ランプ制御ユニット72とが組み付けられている。その表示制御ユニット71は、全体が図6に示されており、表示制御回路102(図17参照)をケースに収容してなる。また、音声・ランプ制御ユニット72は、全体が図3に示されており、音声制御回路104及びランプ制御回路103(図17参照)をケースに収容してなる。そして、図5に示すように表示制御ユニット71の前面から突出した複数のフック71Fを、ディスプレイケース70に貫通形成した係止孔70Fに係止して表示制御ユニット71がディスプレイケース70に取り付けられている。また、図3に示すように音声・ランプ制御ユニット72は、表示制御ユニット71の後方から重ねられ、音声・ランプ制御ユニット72の両側部に備えた脚部72K,72Kがディスプレイケース70の後面に固定されている。
なお、図3に示すように表示装置ユニット40の下方には、大入賞口ユニット74が固定され、その後方にメイン制御ユニット73が組み付けられている。また、メイン制御ユニット73は、メイン制御回路100及びサブ制御回路101(共に図17参照)をケースに収容してなる。
図7に示すようにベース部材41は、遊技板11と平行になった後面壁41Aの縁部全体から側壁41Bを遊技板11に向けて突出した構造になっている。そして、側壁41Bの先端を遊技板11の後面に突き当て、側壁41Bの一部に設けた止板部41Cが遊技板11にネジ止めされている。
後面壁41Aには、その上端部全体を段付き状に後方に突出させて後方突出部41Dが形成されている。また、後面壁41Aのうち後方突出部41Dより下方には、15インチ画面と概ね同じ大きさの矩形窓表示開口41W(本発明の「ベース部材前面開口」に相当する)が形成されている。さらに、後面壁41Aのうち矩形窓表示開口41Wの縁部から下方と両側方とに若干離れた位置からは、突壁41Tが後方に向けて突出している。この突壁41Tは、矩形窓表示開口41Wの左右両辺及び下辺と平行に延び、突壁41Tと後方突出部41Dに囲まれた部分が本発明に係る表示装置嵌合枠部41Hになっている。そして、図8に示すように、表示装置30がディスプレイケース70に収容された状態で、表示装置嵌合枠部41H内に嵌合固定されている。
ベース部材41の内部領域には、スプリング駆動ローラー42(本発明に係る「第2のローラー」に相当する)とモータ駆動ローラー52(本発明に係る「第1のローラー」に相当する)とが左右の両端部に平行に並べて収容され、それらスプリング駆動ローラー42とモータ駆動ローラー52との間に膜部材49が張られている。
スプリング駆動ローラー42は、図9に示すように、前方から表示装置ユニット40に向かって右側端部に配置され、このスプリング駆動ローラー42を回転可能に軸支するために、表示装置ユニット40の後面壁41Aには、矩形窓表示開口41Wを上下方向で挟んだ位置に1対の回転支持ブラケット43,44が固定されている。これら回転支持ブラケット43,44は、共に板金をL字形に折り曲げてなり、後面壁41Aにネジ止めされて前方に張り出し、上下方向で対向している。また、図10に示すように上側の回転支持ブラケット43には円形支持孔43Aが貫通成形される一方、下側の回転支持ブラケット44には矩形支持孔44Aが貫通成形され、これら円形支持孔43Aと矩形支持孔44Aが同軸上に配置されている。
図11に示すようにスプリング駆動ローラー42は、円筒状のローラー本体42Aの両端部に1対のローラー端部栓45,46を嵌合してなる。ローラー本体42Aの両端には、縦割スリット42B,42Bが形成され、各ローラー端部栓45,46に形成した突起45T,46Tが、これら縦割スリット42B,42Bに係止し、これによりローラー本体42Aと両ローラー端部栓45,46とが一体回転する。
そして、上側のローラー端部栓45からはローラー本体42Aの同軸上にエンボス45Bが突出形成され、このエンボス45B(図9参照)が回転支持ブラケット43の矩形支持孔43Bに回転可能に嵌合されることで、スプリング駆動ローラー42の上端部が回転支持ブラケット43に回転可能に軸支されている。
下側のローラー端部栓46(本発明の「端部壁」に相当する)の中心部には、ローラー本体42Aの内側に向かって延長軸部46Aが延びており、その延長軸部46Aを含むローラー端部栓46全体の中心部に貫通孔46Bが形成されている。そして、この貫通孔46B内に固定シャフト47(本発明に係る「固定軸部材」に相当する)が回転可能に挿通されている。固定シャフト47は、全体が断面円形の丸棒状をなし、その丸棒の下端面47Aに断面矩形の矩形突部47Bを備えている。そして、矩形突部47Bが回転支持ブラケット44の矩形支持孔44Aに回転不能に嵌合されると共に、下端面47Aが回転支持ブラケット44に当接して位置決めされている。これにより、固定シャフト47が回転支持ブラケット44から上方に起立した状態になってスプリング駆動ローラー42の下端部が固定シャフト47により回転可能に軸支されている。
固定シャフト47は、ローラー本体42A内の中心部に沿ってローラー本体42Aの中央部分まで延びている。固定シャフト47には、上端部を縦割りにしてスプリング係止部47Cが形成されている。そして、トーションコイルバネ48(本発明に係る「復元弾性部材」及び「コイルバネ」に相当する)がこの固定シャフト47の外側に挿通され、そのトーションコイルバネ48の上端部がスプリング係止部47Cに回転不能かつ直動不能に固定される一方、トーションコイルバネ48の下端部が前記したローラー端部栓46の延長軸部46Aに同じく回転不能かつ直動不能に固定されている。これにより、ローラー端部栓46を含むスプリング駆動ローラー42が回転支持ブラケット44に回転不能に取り付けられた固定シャフト47に対して回転すると、トーションコイルバネ48が捻れるように弾性変形して、スプリング駆動ローラー42を反対側に回転させる弾発力が蓄えられる。また、トーションコイルバネ48を軸方向に弾性変形させて固定シャフト47をスプリング駆動ローラー42内に押し込むことができる。これにより、スプリング駆動ローラー42に固定シャフト47及びトーションコイルバネ48を組み付けてアッシ化してから、固定シャフト47をスプリング駆動ローラー42内に押し込んで回転支持ブラケット43と回転支持ブラケット44との間に配置し、トーションコイルバネ48の弾発力により固定シャフト47をスプリング駆動ローラー42から下方に押し出すことで、上側と下側の回転支持ブラケット43,44の間にスプリング駆動ローラー42を装着することができる。
モータ駆動ローラー52は、図9に示すように、前方から表示装置ユニット40に向かって左側端部に配置されている。図10に示すようにモータ駆動ローラー52のローラー本体52Aには、長手方向に全体に縦割スリット52Bが形成され、各ローラー端部栓53,54に形成した突起53T,54T(図12参照)が、この縦割スリット52Bに係止し、これによりローラー本体52Aと両ローラー端部栓53,54とが一体回転する。
また、このモータ駆動ローラー52を回転可能に軸支するために、ベース部材41の後面壁41Aには、矩形窓表示開口41Wを上下方向で挟んだ位置にギヤボックス56と回転支持ブラケット55とが固定されている。回転支持ブラケット55は、前記したスプリング駆動ローラー42用の回転支持ブラケット43と同様に板金をL字形に折り曲げてなり、円形支持孔55Aを備えている。そして、回転支持ブラケット55は、ベース部材41の下端側に配置され、下側のローラー端部栓53から下方に突出したエンボス53Bが回転支持ブラケット55の円形支持孔55Aに回転可能に嵌合されることで、モータ駆動ローラー52の下端部が回転支持ブラケット55に回転可能に軸支されている。
図12に示すように、ギヤボックス56は、ボックス蓋体57とボックス本体58とからなる。ボックス蓋体57は、回転支持ブラケット55と平行になって左右方向に延びた帯板の一端寄り位置をクランク状に屈曲させた構造となっている。そして、ボックス蓋体57のうち屈曲部より一端側が、ソレノイド取付部57Bとなり上方側に突出している。また、ボックス蓋体57のうち屈曲部より他端側は、ギヤ支持壁57Aになっている。ボックス本体58は、ボックス蓋体57のギヤ支持壁57Aと同じ幅でかつそのギヤ支持壁57Aより短い帯板状のギヤ支持壁58Aを備え、ギヤ支持壁58Aの外縁部から突出した外縁突壁58Bをボックス蓋体57のギヤ支持壁57Aに突き当てた状態にしてネジ止めされている。また、ギヤ支持壁58Aの外面からは、上方に向けて複数の突起58Tが突出しており、モータ59(本発明の「駆動源」に相当する)がこれら突起58Tに突き当てられ、ボックス本体58から浮かせた状態にしてギヤボックス56にネジ止め固定されている。これにより、モータ59のステータがギヤボックス56に移動不能に固定される。
ギヤボックス56のうちソレノイド取付部57Bと反対側の端部に、本発明に係るローラー一体ギヤ60が回転可能に支持されている。ローラー一体ギヤ60は、一端有底の円筒体60Aの外周面に複数の歯を備えた構造をなしている。そして、円筒体60Aの開放端がギヤ支持壁57Aに貫通形成された回転支持孔56Aに挿通される一方、円筒体60Aの閉塞端から外側に突出したエンボス60Bがギヤ支持壁58Aに貫通形成された回転支持孔56Bに挿入されている。また、円筒体60Aの開放端には、1対の係止溝60Cが形成されている。そして、上側のローラー端部栓54の上端部が円筒体60A内に嵌合されると共にローラー端部栓54の上端部に形成された1対の係止突起54Aが1対の係止溝60Cに係止し、モータ駆動ローラー52とローラー一体ギヤ60とが一体回転可能に組み付けられている。
ギヤボックス56の内部には、ローラー一体ギヤ60と横並びにしかつローラー一体ギヤ60から離して回転駆動ギヤ61が回転可能に軸支されている。回転駆動ギヤ61の中心部からは、両ギヤ支持壁57A,58Aに向けて回転軸部61Aが突出している。そして、この回転軸部61Aが、両ギヤ支持壁57A,58Aに貫通形成されたギヤ支持孔56C,56Dに挿入されている。また、回転軸部61Aの軸芯部には、断面非円形の連結孔61Bが形成されており、そこにモータ59の駆動シャフト59S(本発明の「出力軸」に相当する)が挿入されている。モータ59は、ブレーキ一体型のステッピングモータであって、通電停止時にブレーキが作動して駆動シャフト59Sが回転不能に保持され、通電時にブレーキによる保持が解除されて駆動シャフト59Sが回転可能になり、このモータ59の駆動力にて回転駆動ギヤ61が回転駆動される。
回転駆動ギヤ61とギヤ支持壁58Aとの間には、本発明に係る往復可動部材63が挟まれている。往復可動部材63は、円板部63Aからギヤ支持片63Bと連結レバー63Cとを張り出して備え、全体が「ヘ」の字状になっている。円板部63Aの中心には貫通孔63Dが形成され、ここに回転駆動ギヤ61の回転軸部61Aが挿通されている。そして、往復可動部材63全体が図14(A)に示した中継位置と図14(B)に示した断絶位置との間を回動する。また、ギヤ支持片63Bの先端には中継ギヤ62が回転可能に軸支されて、中継ギヤ62と回転駆動ギヤ61とが往復可動部材63の回動位置に拘わらず噛合した状態に保持されている。
そして、往復可動部材63が中継位置に至ると図14(A)に示すように中継ギヤ62がローラー一体ギヤ60にも噛合してローラー一体ギヤ60と回転駆動ギヤ61との間を連結し、モータ59からの駆動力又は制動力が回転駆動ギヤ61、中継ギヤ62及びローラー一体ギヤ60を通してモータ駆動ローラー52に伝達される。一方、中継ギヤ62が断絶位置に至ると、図14(B)に示すように回転駆動ギヤ61とローラー一体ギヤ60との間が断絶されて、モータ59がモータ駆動ローラー52から切り離される。
図13に示すように往復可動部材63を回動させる回動力をソレノイド64から得るために、連結レバー63Cは円板部63Aからソレノイド取付部57B側に突出している。ソレノイド64は、ソレノイド取付部57Bに固定され、そのソレノイド64の内側にはプランジャー65が直動可能に収容されている。プランジャー65の先端には直動連結部材66が固定され、ソレノイド64の端面と直動連結部材66との間には圧縮コイルバネ67(本発明に係る「バネ部材」に相当する)が備えられている。また、直動連結部材66には連結レバー63C側に突出したアーム部66Aが形成され、このアーム部66Aに設けた係合凹部66B(図12参照)内に、連結レバー63Cの先端から突出した係止突起63E(図12参照)が係合している。これにより、ソレノイド64に通電すると直動連結部材66をソレノイド64側に引き寄せると往復可動部材63が断絶位置に至り、ソレノイド64への通電を停止すると圧縮コイルバネ67の弾発力により直動連結部材66がソレノイド64から離間する側に移動して往復可動部材63が中継位置に至る。
図13に示すように回転支持ブラケット55とギヤボックス56との間には、モータ駆動ローラー52と共に膜摺接シャフト68が差し渡されている。膜摺接シャフト68は金属製の丸棒であって、両端部を回転支持ブラケット55及びギヤボックス56に回転可能に軸支されている。そして、膜摺接シャフト68は、図8に示すように、次述する膜部材49に摺接可能な位置に配置され、モータ駆動ローラー52とスプリング駆動ローラー42の間における膜部材49の弛みを防いでいる。
膜部材49は、透光部材、例えば、透明な樹脂シートで構成され、15インチ画面の上下寸法と概ね同一の上下幅をなして帯状に延びている。そして、膜部材49の両端部がスプリング駆動ローラー42及びモータ駆動ローラー52に固定されている。具体的には、膜部材49の一端部は、スプリング駆動ローラー42の外周面に接着剤にて固定されている。これに対し、膜部材49の一端部は、モータ駆動ローラー52の縦割スリット52B内に挿入され、モータ駆動ローラー52の軸芯部に備えた軸芯シャフト52S(図12参照)にネジによって固定されている。なお、軸芯シャフト52Sは、両端部をローラー端部栓53,54によって軸支されると共に、ローラー端部栓54に備えた非円形孔54C(図12参照)との連結によってモータ駆動ローラー52と一体回転可能に固定されている。そして、図8に示すように膜部材49の両端部がスプリング駆動ローラー42とモータ駆動ローラー52とに巻回され、それらスプリング駆動ローラー42及びモータ駆動ローラー52における両外周面同士の共通接線うち、表示装置30と反対側に位置した共通接線に沿って膜部材49が延びた状態に張られている。これにより、膜部材49が液晶表示画面30Gと略平行になって液晶表示画面30Gを前面側から覆っている。また、スプリング駆動ローラー42とモータ駆動ローラー52とは膜部材49によって連動回転可能に連結され、モータ59によりモータ駆動ローラー52を回転駆動することで、膜部材49をモータ駆動ローラー52に巻き取ると、これに伴ってスプリング駆動ローラー42が回転して、その結果、トーションコイルバネ48が弾性変形する。そして、ソレノイド64による往復可動部材63の作動によりローラー一体ギヤ60と回転駆動ギヤ61との間が断絶されてモータ59からモータ駆動ローラー52が切り離されると、トーションコイルバネ48の弾発力によりスプリング駆動ローラー42が逆回転して膜部材49が巻き戻され(引き戻され)、これに伴ってモータ駆動ローラー52が回転する。
なお、トーションコイルバネ48は、膜部材49をスプリング駆動ローラー42側に巻き取った状態でも弾発力が残るように取り付けられ、これにより膜部材49の弛みを防いでいる。
図15に示すように、膜部材49は、モータ駆動ローラー52側から順番に第1〜第4の領域49A〜49Dを連ねて備えている。これら第1〜第4の各領域49A〜49Dは、スプリング駆動ローラー42とモータ駆動ローラー52との間隔と概ね同じ長さをなしている。第1の領域49Aには、その全体に「大当たり」という文字が透光性の着色顔料で記載されており、第3の領域49Cには、その全体に「リーチ」という文字が同じく透光性の着色顔料で記載されている。また、第2及び第4の領域49B,49Dには、共に文字・図形の記載はない。
次に、図17を参照しつつ本実施形態のパチンコ遊技機10の電気的な構成について説明する。同図において、符号100は、メイン制御回路であって、パチンコ遊技機10全体を統括的に制御している。そして、そのメイン制御回路100を補助するために、サブ制御回路101が備えられている。メイン制御回路100には、サブ制御回路101の他、払出制御回路106が接続されると共に、中継回路107を介して各種センサ108群及び可動扉15Tの扉駆動ソレノイド15S等が接続されている。そして、払出制御回路106により貸球払出装置110、発射装置111及び賞球払出装置112が制御されて、遊技球の貸し出し、発射、払い出しが行われる。また、各種センサ108群が各入賞口への遊技球の入賞を検出して、それら検出情報に応じてメイン制御回路100が遊技の進行状況を変更し、必要に応じて扉駆動ソレノイド15Sにより可動扉15Tを開閉する。
サブ制御回路101には、表示制御回路102、ランプ制御回路103、音声制御回路104及び膜部材制御回路105が接続されている。そして、サブ制御回路101はメイン制御回路100から付与された指令に基づいて、詳細な指令を決定して、表示制御回路102、ランプ制御回路103、音声制御回路104及び膜部材制御回路105に付与する。これを受けて、表示制御回路102が表示装置30を制御し、音声制御回路104がスピーカ13A(図1参照)から音声を出力し、ランプ制御回路104がサイドランプ22等を点灯・消灯する。また、膜部材制御回路105は、表示装置ユニット40のモータ59及びソレノイド64を駆動制御して、膜部材49をモータ駆動ローラー52側に巻き取ったり、スプリング駆動ローラー42側に巻き戻したりする。
本実施形態に係るパチンコ遊技機10の構成は以上である。以下、その作用効果について説明する。パチンコ遊技機10が待機状態にあるときには、表示装置ユニット40において、ソレノイド64は励磁されておらず、圧縮コイルバネ67の弾発力により中継ギヤ62が連結状態に保持されている。そして、膜部材49における第1の領域49Aが液晶表示画面30Gの前方を覆った状態に保持され、例えば、図16(A)に示すように、液晶表示画面30Gに表示されるキャラクタ画像30Dと膜部材49に記された「大当たり」の文字とが前後に重ねて表示される。このとき、トーションコイルバネ48の弾発力により膜部材49がスプリング駆動ローラー42に巻き戻される側に付勢されるが、本実施形態のモータ59は、ブレーキを一体に備えているので、モータ59への通電を停止してブレーキのみで膜部材49を任意の位置に保持することができる。これにより、モータの発熱を抑えることが可能になる。
発射操作ノブ29を操作して遊技が開始されると、遊技球が遊技領域R1に打ち込まれ、それら遊技球が遊技領域R1を流下して遊技が進行していく。そして、遊技の開始と同時に、モータ59が作動して膜部材49の一部がモータ駆動ローラー52に巻き取られて膜部材49における第2の領域49Bが液晶表示画面30Gの前方に移動し、液晶表示画面30Gを覆った状態に保持される。そして、遊技者は、膜部材49のうち「文字」及び「図柄」の記載がない透明な第2の領域49Bを通して液晶表示画面30Gを視認することになる(図16(B)参照)。
遊技を進行していくと、遊技領域R1に打ち込まれた遊技球のうちの幾つかが始動入賞口14A,14Bに入賞し、遊技の当否判定が行われる。この当否判定の結果は液晶表示画面30Gに表示された左、中、右の特別図柄30A,30B,30Cの組み合わせ結果として表示される。そして、その組み合わせ結果が表示される前に、特別図柄30A,30B,30Cが上下方向にスクロール表示される。このとき、左特別図柄30A、右特別図柄30C、中特別図柄30Bの順にスクロール表示が停止し、ここで、中特別図柄30Bがスクロール表示されている状態で、先に停止表示された左・右の特別図柄30A,30Cが、同じ図柄となった場合に「リーチ状態」が成立する。
すると、モータ59が膜部材49をモータ駆動ローラー52側に所定の速度で巻き取る。これにより、膜部材49のうち第3の領域49Cが液晶表示画面30Gの前方に移動し、第3の領域49Cに記載された「リーチ」を構成する文字が「リ」、「ー」、「チ」の順番に液晶表示画面30Gの前方に登場する。これにより、遊技者は、図16(C)に示すように液晶表示画面30Gと膜部材49に記載の「リーチ」という文字とを重ねた状態を見ることができる。また、液晶表示画面30Gと膜部材49とは互いに離れているので、液晶表示画面30Gを見る角度に依って「リーチ」という文字と液晶表示画面30Gとの重なり具合が変わって立体感・奥行き感を奏する。
そして、「リーチ状態」の後に確定表示された中特別図柄30Bが、左・右の特別図柄30A,30Bと異なり外れが確定すると、膜部材49の一部がモータ駆動ローラー52に巻き取られて膜部材49における第4の領域49Dが液晶表示画面30Gの前方に移動し、液晶表示画面30Gを覆った状態に保持される。これにより、膜部材49のうち「文字」及び「図柄」の記載がない透明な第4の領域49Dを通して液晶表示画面30Gを視認することになる。
一方、「リーチ状態」の後に確定表示された左、中、右の特別図柄30A,30B,30Cが全て同じ数字の「ぞろ目」になり、「大当たり遊技」が確定すると、ソレノイド64が作動し、図14(B)に示すように中継ギヤ62をローラー一体ギヤ60から離間させる。これにより、モータ59がモータ駆動ローラー52から切り離され、モータ59の妨げを受けずに、膜部材49がトーションコイルバネ48の弾性力によりスプリング駆動ローラー42側に急峻に巻き戻され(引き戻され)、膜部材49のうち液晶表示画面30Gの前側を覆った部分が「リーチ」と記載された第3の領域49Cから、「大当たり」と記載された第1の領域49Aに急峻に入れ替わる。そして、遊技者は、図16(D)に示すように、液晶表示画面30Gと膜部材49に記載の「大当たり」という文字とを3次元的に重ねた状態を見ることで、単に液晶表示画面30Gだけで「大当たり状態」になる場合に比べて強い達成感・満足感を得ることができる。
このように、本実施形態のパチンコ遊技機10によれば、モータ59からの駆動力及び制動力を伝達する中継ギヤ62を移動することで、モータ59をモータ駆動ローラー52から切り離すので、従来のようにモータ全体を移動する構成のものに比べて移動対象を軽量化及び小型化することが可能になる。即ち、本実施形態によれば、膜部材49の引き戻し動作を急峻に行うことができると共に、膜部材49の移動に関連したモータ59周りを従来より小型化することが可能になる。また、本実施形態では、膜部材49をスプリング駆動ローラー42に巻き戻すためのトーションコイルバネ48が、スプリング駆動ローラー42の回動中心に沿って延びた固定シャフト47に支持されているので、弾性変形の前後の形状が安定する。しかも、固定シャフト47のうちトーションコイルバネ48を挿通した部分をスプリング駆動ローラー42の内側に収容することでコンパクト化が図られる。さらに、固定シャフト47のうちトーションコイルバネ48に挿通されていない端部が、スプリング駆動ローラー42を回転可能に軸支する機能も果たし、部品の兼用化も図ることができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、パチンコ遊技機10に本発明を適用していたが、遊技機であれば、アレンジボール、スロットマシン等に備えてもよい。
(2)前記実施形態では、膜部材49をモータ駆動ローラー52とスプリング駆動ローラー42とに巻き付けて、膜部材49の一部をモータ駆動ローラー52とスプリング駆動ローラー42との間で張った構成としていたが、図18に示すように膜部材49を環状にして、膜部材49の内側にモータ駆動ローラー52とスプリング駆動ローラー42とを配置し、膜部材49の一部をモータ駆動ローラー52とスプリング駆動ローラー42との間で張った構成としてもよい。これにより、膜部材49のうち装飾枠32の画面表示開口32Wを通して前方から視認される部分を常に張った状態に保つことができるので、膜部材49に曲がりクセが付くのを防止することができる。なお、モータ駆動ローラー52とスプリング駆動ローラー42とを互いに離れる方向に付勢すると、より確実に膜部材49を張った状態に保つことができる。また、膜部材49とモータ駆動ローラー52及びスプリング駆動ローラー42との間の摩擦を利用して膜部材49を送る機構に代えて、膜部材49の両側部に等間隔に設けられた複数の貫通孔からなる1対の係止孔群に、モータ駆動ローラー52及びスプリング駆動ローラー42の両端部に等間隔に設けられた複数の係止突起からなる1対の係止突起群を係止させて膜部材49を送る、所謂トラクタフィーダーとしてもよい。これにより、膜部材49を所定の量だけ正確に送ることができる。
(3)前記実施形態では、膜部材49に透光性の着色顔料で文字を記載したが、膜部材49に液晶表示画面30Gに収まる大きさの半透明又は不透明な文字又は図柄を描いてもよい。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の分解斜視図 パチンコ遊技機の正面図 遊技板の背面図 表示装置ユニットの分解斜視図 表示装置を収容したディスプレイケースと表示制御ユニットとの側断面図 表示制御ユニットの斜視図 表示装置及びディスプレイケースを取り外した表示装置ユニットの斜視図 遊技板に取り付けられた表示装置ユニットの断面図 表示装置及びディスプレイケースを取り外した表示装置ユニットの正面図 表示装置及びディスプレイケースを取り外した表示装置ユニットの分解斜視図 トーションコイルバネを装着した固定シャフト及びスプリング駆動ローラの斜視図 ギヤボックスの分解斜視図 ギヤボックスの分解斜視図 (A)中継ギヤが中継位置にあるときのギヤボックス内部の状況図、(B)中継ギヤが断絶位置にあるときのギヤボックス内部の状況図 膜部材の正面図 (A)待機中の画面表示開口の状況図、(B)遊技開始直後の画面表示開口の状況図、(C)リーチ状態における画面表示開口の状況図、(D)大当たり状態における画面表示開口の状況図 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図 他の実施形態(2)に係るパチンコ遊技機の断面図
符号の説明
10 パチンコ遊技機(遊技機)
11 遊技板
30 表示装置
30G 液晶表示画面(表示画面)
32W 画面表示開口
42 スプリング駆動ローラー(第2のローラー)
52 モータ駆動ローラー(第1のローラー)
41 ベース部材
41H 表示装置嵌合枠部
41W 矩形窓表示開口(ベース部材前面開口)
46 ローラー端部栓(端部壁)
47 固定シャフト(固定軸部材)
48 トーションコイルバネ(復元弾性部材、コイルバネ)
49 膜部材
59 モータ(駆動源)
59S 駆動シャフト(出力軸)
60 ローラー一体ギヤ
61 回転駆動ギヤ
62 中継ギヤ
63 往復可動部材
63C 連結レバー
64 ソレノイド
65 プランジャー
67 圧縮コイルバネ(バネ部材)
68 膜摺接シャフト

Claims (13)

  1. 互いに平行に延びかつ回転可能な第1と第2のローラーと、
    前記第1及び第2のローラーを回転可能に軸支したベース部材と、
    前記第1と第2のローラーの間に張られ、それら第1及び第2のローラーを連動回転させて移動する帯状の膜部材と、
    前記第1のローラーを回転駆動及び回転停止して前記膜部材を前記第1のローラー側に移動しかつ任意の位置に保持可能な駆動源と、
    前記第2のローラーと前記ベース部材との間に設けられ、前記第2のローラーの回転に伴って弾性変形し、その弾発力により前記膜部材を前記第2のローラー側に引き戻すことが可能な復元弾性部材とを備えた遊技機において、
    前記駆動源によって回転駆動及び回転停止される回転駆動ギヤと、
    前記第1のローラーと一体回転するローラー一体ギヤと、
    前記ベース部材に対して往復動可能に連結された往復可動部材と、
    前記往復可動部材に回転可能に軸支されて、前記回転駆動ギヤと前記ローラー一体ギヤとの間を連結した中継位置と、前記回転駆動ギヤ又は前記ローラー一体ギヤとの間を断絶した断絶位置との間を移動可能な中継ギヤとを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記膜部材の両端部を前記第1と第2のローラーに巻き付けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記膜部材は、環状をなし、
    前記環状の膜部材の内側に前記第1及び第2のローラーを配置して、前記膜部材の一部を前記第1及び第2のローラーの間で張ったことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記回転駆動ギヤと前記ローラー一体ギヤとは、前記ベース部材に回転可能に軸支されると共に、互いに横並びに間隔を開けて配置された状態に保持され、
    前記往復可動部材は、前記回転駆動ギヤと共通した回転軸を中心に回動可能に軸支され、
    前記中継ギヤは、前記中継位置で前記回転駆動ギヤと前記ローラー一体ギヤとに噛合する一方、前記断絶位置で前記回転駆動ギヤとの噛合を維持して前記ローラー一体ギヤから離間することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記ベース部材に直動可能に支持されたプランジャーと、
    前記プランジャーを一方向に付勢するバネ部材と、
    前記バネ部材に抗して前記プランジャーを他方向に移動させるソレノイドと、
    前記往復可動部材に一体に設けられると共に前記プランジャーに連結され、前記プランジャーの直動を前記往復可動部材の回動に変換する連結レバーとを備えたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記駆動源は、ブレーキを一体に備えたモータであり、
    前記モータのステータは、前記ベース部材に固定され、
    前記回転駆動ギヤは、前記モータの出力軸に固定されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記膜部材の背面側に表示装置を設け、
    前記膜部材は、その表示装置の表示画面を透視可能な透光部材で構成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
  8. 前記膜部材には、前記表示画面内に収まる大きさの半透明又は不透明な文字又は図柄が描かれたことを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
  9. 前記ベース部材は、前記表示装置が嵌合装着された表示装置嵌合枠部と、その表示装置の前記表示画面の少なくとも一部を前記ベース部材の前面側から視認可能とするベース部材前面開口とを備え、
    前記ベース部材が背面側から取り付けられる遊技板を設け、その遊技板に、前記表示画面の少なくとも一部を前記遊技板の前面側から視認可能とする画面表示開口を形成したことを特徴とする請求項7又は8に記載の遊技機。
  10. 前記第1と第2のローラーの間に配置されて、それら第1及び第2のローラーと平行に延び、前記ベース部材に固定され前記膜部材に摺接可能な膜摺接シャフトを設けたことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の遊技機。
  11. 前記ベース部材に固定されて、前記第2のローラーの回動中心に沿って延びた固定軸部材を備え、
    前記復元弾性部材は、前記固定軸部材の長手方向に沿って延びかつ一端部が前記固定軸部材に固定されかつ他端部が前記第2のローラーに固定されたことを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の遊技機。
  12. 前記復元弾性部材は、前記固定軸部材の長手方向に沿って延びかつ内側に前記固定軸部材が挿通されたコイルバネであり、そのコイルバネの一端部が前記固定軸部材に固定されかつ他端部が前記第2のローラーに固定されたことを特徴とする請求項11に記載の遊技機。
  13. 前記固定軸部材のうち前記コイルバネに挿通された部分は、前記第2のローラーの内側に収容されると共に、前記固定軸部材のうち前記コイルバネに挿通されていない端部が、前記第2のローラーの端部から露出して前記ベース部材に固定され、前記固定軸部材の途中部分に前記第2のローラーの端部壁を貫通して回転可能に軸支したことを特徴とする請求項12に記載の遊技機。
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