JP4397042B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機に関するものである。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称され、メダルに一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得したメダルを種々の景品に交換することができる。近年、パチスロ機には、画像を表示する液晶表示装置が組み込まれていることが一般的である(例えば、特許文献1)。
上述したようなパチスロ機に設けられた液晶表示装置には、遊技に応じた様々な演出画像が表示され、この液晶表示装置による演出画像がパチスロ機で遊技を行ううえでのもう1つの楽しみとなってきている。このような液晶表示装置に表示される演出画像の表示プログラムは、パチスロ機の主制御部であるメイン基板などに設けられたグラフィックメモリ内に格納されている。
一方、上述したようなパチスロ機に組み込まれるものではなく、他の電子機器に組み込まれる液晶表示装置では、特許文献2,3に記載されているように、視野角規制フイルタを備えているものが多い。この視野角規制フイルタは、液晶表示装置に表示される画像の視認可能範囲を規制するものであり、主に他人からの覗き見を防止するために設けられている。
特開2004−321653号 登録実用新案第3054335号 登録実用新案第3058477号
最近では、様々な演出がパチスロ機で行われるようになってきているため、液晶表示装置に表示される画像のデータ量が増加し、パチスロ機に組み込まれるグラフィックメモリの容量の限界まで表示プログラムが格納されるようになってきていることから、液晶表示装置に表示される演出画像の数を抑制しつつ、さらに別の演出を行うことが求められている。そこで、上記特許文献2,3に記載されている視野角規制フイルタを設けて、液晶表示装置に表示される画像に変化を与えることが考えられるが、従来の遊技機では視野角規制フイルタを用いたものは見当たらず、特に視野角規制フイルタを演出や遊技性の向上のために用いているものは無かった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、画像表示手段に表示される画像のデータ量を抑制しつつ、様々な演出を行うことが可能な遊技機を提供することを目的とする。
なお、本発明における画像表示手段とは、画像の表示を行うことが可能な装置であり、例えば、液晶表示装置や、ブラウン管ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどの各種表示装置である。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、画像の表示を行う画像表示手段と、前記画像表示手段の前方に設けられ、その切断面が前記画像表示手段と離反する方向に凸となる円弧状の曲面形状に形成された視野角規制フイルタと、前記画像表示手段に表示される画像の視野角を規制する規制位置、及び前記画像表示手段から退避する退避位置の間で前記視野角規制フイルタを移動させる移動手段と、この移動手段の動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、切断面が前記画像表示手段と離反する方向に凸となる円弧状の曲面形状に形成された視野角規制フイルタを用いて、画像表示手段に表示される画像の視野角を規制する規制位置、及び画像表示手段から退避する退避位置の間で視野角規制フイルタを移動させているので、画像に変化を与えてより効果的な演出を行うことができる。
図1に本発明を用いた遊技機の1実施例であるスロットマシン2の外観を示す。スロットマシン2には、1〜3枚のメダルをベットして遊技が行われる通常モード、通常モードよりもメダルを獲得する確率が高くなるレギュラーボーナス(以下、RB)モード、RBモードへの移行が所定の回数(例えば、3回)行われるビッグボーナス(以下、BB)モードが設けられている。通常モードでの当選役抽選でRBに当選し、RBを入賞させると通常モードからRBモードに移行される。通常モードでの当選役抽選でBBに当選し、BBを入賞させると通常モードからBBモードに移行される。また、RBモードは、1枚のメダルベットでの遊技が行われ、最大8回入賞するか、または最大12回の遊技を行うことでRBモードが終了する。
スロットマシン2は、筐体3の前面に設けられた2枚の前面扉(以下、上部前面扉4及び下部前面扉5とする)を有している。これら前面扉のうち上部前面扉4には表示窓6a,6bが横に並んで配置され、表示窓6aの奥に第1リール7a、第2リール7b、第3リール7cが配置される。周知のように、第1〜第3リール7a〜7cの外周には様々な図柄が一定ピッチで配列され、リールが停止した状態では対応する表示窓6aを通して1リール当たり3個の図柄が観察される。これにより、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横3本斜め2本の合計5本設定されている。なお、表示窓6aの個数は1つに限定する必要はなく、例えば各々のリール毎に表示窓を設けるようにしても良い。
表示窓6bの奥には画像表示装置(画像表示手段)8と、後述する視野角規制フィルム(視野角規制フイルタ)10、及びこの視野角規制フィルム10を移動させる移動機構(移動手段)11(図2参照)が設けられる。画像表示装置8には、例えば文字やキャラクターによって、BB、RB、小役などの当選役に入賞したことを示唆する演出画像などが表示される。
下部前面扉5の上部には、遊技の開始時に操作される1枚ベットボタン15、MAXベットボタン16、ペイアウトボタン17などの各種の操作ボタンが設けられる。なお、これらの操作ボタンの機能はいずれも周知であるので、その詳細については省略する。また、これら操作ボタンの下部には、メダルベットが行われた後に操作されるスタートレバー18や、スタートレバー18の操作により回転するリールを停止させる第1〜第3ストップボタン21〜23等が設けられる。また、下部前面扉5には、遊技を行う際にメダルを投入するためのメダル投入口24が設けられている。さらにまた、下部前面扉5の下部には、メダル払い出し口26及びメダル受け皿27が設けられており、入賞に応じた払い出し枚数のメダルが払い出し口26から払い出され、メダル受け皿27によって受け止められる。
図2は、スロットマシン2に設けられた、画像表示装置8及び視野角規制フィルム10及び移動機構11の構成を示す斜視図である。画像表示装置8は、表示ドライバ12を介して制御装置13に制御されている。なお、制御装置13は、スロットマシン2を構成する各種機構の制御を行うものである。
視野角規制フィルム10は、画像表示装置8の前方に位置するように配設されている。この視野角規制フイルム10は、略水平方向に沿って切断した切断面が前方に凸となるように配置された円弧状の断面で、その軸方向が上下方向とほぼ平行な円筒形状の一部分となる曲面形状に形成されており、画像表示装置8に表示される画像の視認可能範囲を規制するものである。本実施形態においては、この視野角規制フイルム10は、樹脂製透明シートの表面にルミスティフィルム(商品名;株式会社ヤマヒラより販売されている。)と呼ばれるものを貼り付けて形成したものである。なお、視野角規制フイルム10の構成としてはこれに限らず、パソコンや携帯電話などの画像表示モニタの前面に設けられた一般的な構成の視野角規制フイルムであればよい。
移動機構11は、支持部材31、ガイド部材32、ソレノイド33、リンク部材34、及びコイルバネ36からなる。支持部材31は、視野角規制フイルム10に合わせた矩形状の枠部41と、その枠部41の上下に位置し、水平方向に沿って延びる横長板状の嵌合部42a,42bと、リンク部材34と連結される連結軸43とが一体に設けられている。視野角規制フイルム10は、枠部41の前面に固定されて背面側から支持される。
ガイド部材32は、画像表示装置8を保持する保持枠46と、この保持枠46の上下に位置し、水平方向に沿って延びる「コ」の字断面状のガイドレール47a,47bと、ソレノイド33、リンク部材34、及びコイルバネ36を支持するフレーム部48とが一体に設けられている。ガイドレール47a,47bには、支持部材31の嵌合部42a,42bが嵌合する。このガイドレール47a,47bに沿って支持部材31を移動させることによって、視野角規制フイルム10が画像表示装置8の前面に位置し、画像表示装置8に表示される画像の視野角を規制する視野角規制位置(図3(A)参照)と、画像表示装置8の前面から退避する退避位置(図3(B)参照)との間で移動可能となっている。
リンク部材34は、略細長板状の中央付近の位置に、ガイド部材32のフレーム部48と回動自在に嵌合する回転軸51が、一端部には、支持部材31の連結軸43と嵌合する長孔52が、他端部には、コイルバネ36が取り付けられる取付ピン53が、この取付ピン53の付近には、ソレノイド33の駆動鉄芯33aからの押圧を受ける被押圧板54とが一体に形成されている。コイルバネ36は、その一端36aがリンク部材34の取付ピン53に固定されるとともに、他端36bがフレーム部48に固定されている。これによって、コイルバネ36は、移動機構11を上方から視たときの反時計方向にリンク部材34を付勢する(図3(B)に示す状態)。コイルバネ36からの付勢はリンク部材34を介して支持部材31に伝達される。この付勢を受けた支持部材31はフイルム規制位置側から退避位置側へと移動し、コイルバネ36が最も縮み切った位置で支持部材31及び視野角規制フイルム10が停止する。これにより、通常時には、視野角規制フイルム10は退避位置に停止している。
ソレノイド33は、駆動鉄芯33a、ボビン33b、及びこれらを保持するフレーム33cからなり、駆動鉄芯33a及びボビン33bの軸方向がガイド部材32のガイドレール47a,47bと平行な方向に沿って配置されている。ソレノイド33は、ドライバ55を介して制御装置13に制御されており、その作動条件によって、ボビン33bへの通電状態及び無通電状態が切り替えられて駆動鉄芯33aが移動する。そして通電状態のとき、駆動鉄芯33aは、ボビン33bから突出する位置に移動する。このとき、駆動鉄芯33bからの押圧を受けたリンク部材34は、コイルバネ36からの付勢に抗して時計方向に回動する(図3(A)に示す状態)。このリンク部材34の回動によって、支持部材31及び視野角規制フイルム10が移動する。これにより、駆動鉄芯33aが最も突出した位置で停止したとき、視野角規制フイルム10は視野角規制位置で停止する。
一方、ソレノイド33が無通電状態となったとき、駆動鉄芯33aは、ボビン33bの内部に引き込まれる。このとき、リンク部材34は駆動鉄芯33aからの押圧が解除され、コイルバネ36の付勢によって回動する。このリンク部材34の回動により、視野角規制フイルム10は、視野角規制位置から退避位置へと復帰する。
上述した視野角規制フイルム10及び移動機構11によって、画像表示装置8に表示される画像に変化を与える演出を行うことが可能となる。図4は、視野角規制フイルム10及び移動機構11によって行う演出表示の一例を示すものである。視野角規制フイルム10が視野角規制位置(図3(A))にあるとき、画像表示装置8に表示される画像は、図4(A)に示す状態(視野角規制状態)となっている。なお、この図4(A)に示す視野角規制状態は、遊技者50が画像表示装置8と正対する位置(図5の実線で示す位置)から画像を視認している場合を示すものである。図4(A)に示すように、視野角規制状態で画像表示装置8に表示される画像は、視野角規制フイルム10によって視野角が規制され、視認可能な範囲が狭くなっている。すなわち、上述したように視野角規制フイルム10は前方に凸な円弧状をした曲面形状となっているため、画像表示装置8に表示される画像は、幅方向中央近辺の領域8aのみが視認可能となっており、その領域8aの両側の領域8b,8cは視認不可能となっている。なお、このような視野角規制状態は、遊技者が画像表示装置8に正対する位置だけであり、遊技者50が画像表示装置8を斜めから視認する位置(図5の二点鎖線で示す位置)にいるときには、画像表示装置8の両側の領域8b,8cも視認可能となる。
そして、移動機構11により視野角規制フイルム10が視野角規制位置から退避位置(図3(B))に移動すると、視野角規制フイルムによる視野角の規制が解除された状態(規制解除状態)となり、図4(B)に示すように、画像表示装置8に表示される画像は、全てが視認可能となる。
上記構成の作用について説明する。なお、本実施形態においては、スロットマシン2の当選役抽選で、当選役として小役が抽選された場合を例に上げて説明する。スロットマシン2において遊技者が遊技を行うとき、先ずメダルをベットした後、スタートレバー18を押し下げ操作すると、リール7a〜7cが回転して図柄の変動が開始し、第1〜第3ストップボタン21〜23のへの押圧によりリール7a〜7cの停止操作を行う。
このとき、制御装置13は、スタートレバーの押し下げ操作に応じて当選役の抽選を行い、その結果がRB、BB、小役などの当選役になった場合、移動機構11のソレノイド33を作動して退避位置から視野角規制位置に視野角規制フイルム10を移動させる(図3(A)に示す状態)。この視野角規制フイルム10が視野角規制位置に移動した後、制御装置13は、画像表示装置8に演出表示を表示させるが、このとき、スロットマシン2の制御装置13は、小役当選に応じたグラフィックデータを内蔵のメモリ65(図2参照)から読み出しており、画像表示装置8には小役の演出表示が既に表示されている。ところがこの視野角規制状態では、視野角規制フイルム10が画像表示装置8の視野角を規制しているので、遊技者からは、小役の演出表示は視認不可能で、当選役に関係のないキャラクター61の演出表示のみが視認可能な状態となっている(図4(A)に示す状態)。そして、リール7a〜7cの停止操作が終了すると、移動機構11が作動して視野角規制フイルム10が視野角規制位置から退避位置に復帰する。これによって、画像表示装置8は規制解除状態となり、遊技者から全ての演出表示が視認可能となる(図4(B)に示す状態)。すなわち、遊技者は、当選役抽選が決定される前に視認可能だったキャラクター61とともに、小役に当選したことを示唆するベル62の演出表示も視認可能となり、これらの演出表示から小役に当選したことを確認することができる。このようにして視野角規制フイルム10を移動させることで、画像表示装置8に表示させる画像に演出を加えることが可能となり、視野角規制フイルム10の移動前後で同じ画像を使用することができるので、演出画像の枚数を抑制し、画像のデータ量を縮小することが可能となる。また、視野角規制フイルムを用いることによって、単に画像を隠すだけではなく、通常隠されている画像を遊技者が別の角度から視認するようにすれば視認可能になるという面白さがあり、遊技性の向上を図ることができる。なお、上記では当選役として小役が抽選された場合を例に上げて説明しているが、小役以外の当選役が抽選された場合でも、制御装置13は、それぞれの当選役に応じた演出画像を画像表示装置8に表示し、同様に当選を示唆する部分を隠した後、視野角規制フイルム10の位置を切り換えて当選を示唆する部分を視認可能にする。
なお、上記実施形態においては、視野角規制フイルム10が視野角規制位置にあるときには、画像表示装置8の前面を全て覆うように位置しているが、これに限らず、少なくとも一部分、例えば図6に示すように、視野角規制フイルム70が画像表示装置8の半面のみを覆うようにする。このようにすれば、遊技者から視認不可能な部分を得ることができるので、上記実施形態と同様の演出を行うことできる。また、図6の変形例として図7のように、半面には、上記実施形態のような曲面状の視野角規制フイルム71が位置し、残りの半面には平板状の視野角規制フイルム72を配置して、画像表示装置8を覆うようにしてもよい。
さらにまた、上記実施形態においては、視野角規制フイルム10が移動する契機として、スタートレバー18の押し下げ操作終了後(退避位置から視野角規制位置に移動)や、ストップボタン21〜23への押圧によるリール7a〜7cの停止操作のとき(視野角規制位置から退避位置への移動)を例に上げて説明しているが、本発明はこれに限らず、例えばストップボタン21〜23の停止操作が行われたときから、予め設定した所定時間の経過後に、視野角規制フイルム10を視野角規制位置から退避位置、又はその逆のパターンで移動させて演出を行うようにしてもよい。あるいは、1枚ベットボタン15、MAXベットボタン16によるベット操作から所定時間経過後に視野角規制フイルム10の移動を行う。このベット操作を契機とした演出の場合、例えば、ベット操作直後は、高確率状態の演出、視野角規制フイルム10の移動後は、ボーナス状態の演出となるように、同じ演出画像を使用しながらも、ベット操作直後は高確率状態を示唆する部分のみを視認可能とし、且つボーナス状態を示唆する部分を視野角規制フイルム10によって視認不可能な状態にした後、視野角規制フイルム10を退避位置へ移動させてボーナス状態を示唆する部分を視認可能とすればよい。
また、上記実施形態では、視野角規制フイルム10を1つだけ使用しているが、本発明はこれに限らず、2つ以上の視野角規制フイルム10を使用して演出を行う構成としてもよい。図8は、2つの視野角規制フイルム80a,80bを重ねて使用することで演出を行う構成を示す概略図である。なお、この図8に示す例では、上記実施形態と同様の移動機構を備え、視野角規制フイルム80a,80bをそれぞれ移動可能としている。また、上記実施形態と同様に、各種操作が行われた場合、あるいは、各種操作から所定時間経過したときに、視野角規制フイルム80a,80bの移動を行う。そして、この例の場合、2つの視野角規制フイルム80a,80bを同じ寸法として同じ位置に重ねているために、これらが重なっていることは遊技者からは分かり難くなっている。さらに、2つの視野角規制フイルム80a,80bが重なっている初期状態(図8(A)に示す状態)から、2枚の視野角規制フイルム80a,80bが同時に退避位置へ移動した規制解除状態(図8(B)に示す状態)、あるいは、視野角規制フイルム80a,80bのうち一方の視野角規制フイルム80aだけが退避位置に移動し、他方の視野角規制フイルム80bは視野角規制位置にある視野角規制状態(図8(C)に示す状態)のいずれかを選択的に制御するようにする。
このような構成とすることで、以下で説明するような演出を行うことが可能となる。先ず図8(A)に示す初期状態から、2つの視野角規制フイルム80a,80bがともに移動して図8(B)に示す規制解除状態に変化したときには、視認不可能となっていた部分が視認可能となり、演出画像が変化する。これによって、遊技者は視野角規制フイルムが移動した場合、画像が変化するという認識を植え付けられることになる。ところが、初期状態から、1つの視野角規制フイルム80aのみが移動して図8(C)に示す視野角規制状態となったときには、画像は変化しないので、上記の認識を植え付けられた遊技者は、あたかもフェイントをかけられたかのような印象を受け、この次は画像の変化があるのか否かという期待感を持つようになる。
また、2つの視野角規制フイルムを用いたものとしては図9に示すような構成が上げられる。この図9に示す例では、画像表示装置8の前面に2つの視野角規制フイルム90a,90bを幅方向に隣接して並べた初期状態(図9(A)に示す状態)から、2つの視野角規制フイルム90a,90bの両方が退避位置に移動した全面規制解除状態(図9(B)に示す状態)、視野角規制フイルム90a,90bのうち、一方のみが退避位置に移動した半面規制解除状態(図9(C),図9(D)に示す状態)のうち、いずれか1つの状態を選択的に行うように制御することができるので、さらに遊技性を向上することができる。
本発明の第1実施形態を適用したスロットマシンの斜視図である。 画像表示装置周辺の構成を示す斜視図である。 視野角規制フイルム及び移動機構の動作の状態を示す説明図である。 視野角規制フイルムの移動による演出を示す説明図である。 視野角規制フイルムを視認する遊技者を示す説明図である。 第1実施形態の第1の変形例を示す概略図である。 第1実施形態の第2の変形例を示す概略図である。 第1実施形態の第3の変形例を示す概略図である。 第1実施形態の第4の変形例を示す概略図である。
符号の説明
2 スロットマシン
8 画像表示装置(画像表示手段)
10,70,71,72、80a,80b,90a,90b 視野角規制フイルム(視野角規制フイルタ)
11 移動機構(移動手段)

Claims (1)

  1. 画像の表示を行う画像表示手段と、前記画像表示手段の前方に設けられ、その切断面が前記画像表示手段と離反する方向に凸となる円弧状の曲面形状に形成された視野角規制フイルタと、前記画像表示手段に表示される画像の視野角を規制する規制位置、及び前記画像表示手段から退避する退避位置の間で前記視野角規制フイルタを移動させる移動手段と、この移動手段の動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
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