JP2007188243A - 患者情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】紙カルテの利点と電子カルテの利点を兼ね備え、患者情報の管理が簡素化するとともに、効率的に、且つ、患者が所望する診察可能な患者情報管理システムを提供する。【解決手段】予め診察カードに記憶された患者固有の登録情報から患者の特定をする機能と、登録情報と患者の診察に関わる各種情報とからなる診察情報に基づいて診察時に使用する紙カルテを発行する機能と、診察情報を送出する機能を有する受付用端末10と、患者単位の患者別フォルダに保存した過去の患者情報を患者情報データベースとして記憶する患者情報管理サーバ20と、受付用端末からの診察情報に基づいて患者情報管理サーバから診察対象となる患者に該当する患者情報を取得し、取得した患者情報を所望の表示形態で表示制御する機能を有する診察用端末30とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、特に診療科を多数備えた大学病院や総合病院等における診察時間の短縮化を図るとともに患者情報の管理や閲覧を効率的に行うことのできる患者情報管理システムに関するものである。
従来より、診察時において患者氏名や患者ID等の基本情報に加えて、患者の容体や症状等の患者情報を紙カルテに直接医師が記入して紙媒体として患者情報を保管している。しかし、診察ごとに作成する紙カルテを保管する保管スペース確保の困難性や紙カルテの紛失等の問題により、現在では例えばパソコン等の入力端末で診察時に患者情報をキーボードで手入力して患者情報を電子データ化して患者情報を管理する病院が増えている。
そして、このような患者情報を電子データ化して保管/管理する医療システムとしては、例えば特許文献1または特許文献2のようなものが知られている。
特開2005−182239号公報 特開2004−157600号公報
しかしながら、従来より紙カルテに記入しながら診察をしていた医師にとって、診察時に患者を診察しながら診察内容等の患者情報をキーボード入力するというのは熟練した医師であっても困難であり、例えば患者との会話や診察内容が散漫になったり患者情報の入力ミス等の問題から医療の質が低下する虞があった。したがって、電子カルテを導入している病院へキーボード入力経験に乏しい医師が配属となった場合は、診察に専念するため入力専門のスタッフを常駐せざるを得ず人件費等のコストが嵩むとともに、入力スタッフは医師資格を持っていないため、薬剤の名前や診察内容等の入力ミスから医療事故につながる虞もあった。
さらに、今まで紙カルテを採用してきた医師にとっては、不慣れなキーボード操作により紙カルテで診察していたときに比べて1日に診察できる患者数が減ってしまうという問題も起きている。また、大学病院や総合病院等の1日の診察患者数が多い病院では、キーボード操作により患者を効率よく診察することができず、従来以上に患者を無駄に待たせてしまうという問題も生じている。このようなことから、患者は電子カルテではなく、従来通りの紙カルテでの診察を望んでいる。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、紙カルテの利点と電子カルテの利点を兼ね備え、患者情報の管理が簡素化するとともに、効率的に、且つ、質の高い診察を行うことのできる患者情報管理システムを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1記載の患者情報管理システムは、予め診察カードに記憶された患者固有の登録情報から前記患者の特定をする機能と、前記登録情報と前記患者の診察に関わる各種情報とからなる診察情報に基づいて診察時に使用する紙カルテを発行する機能と、前記診察情報を送出する機能を有する受付用端末と、
患者単位の患者別フォルダに保存した過去の患者情報を患者情報データベースとして記憶する患者情報管理サーバと、
前記受付用端末からの前記診察情報に基づいて前記患者情報管理サーバから診察対象となる前記患者に該当する患者情報を取得し、該取得した患者情報を所望の表示形態で表示制御する機能を有する診察用端末と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の患者情報管理システムは、請求項1記載の患者情報管理システムにおいて、前記診察用端末は、少なくとも前記紙カルテの情報を含む診察後の患者情報を前記患者情報管理サーバに書き込みをする機能を有することを特徴とする。
請求項3記載の患者情報管理システムは、請求項1記載の患者情報管理システムにおいて、前記診察用端末は、前記患者情報とともに表示されるカレンダーの日付を選択したときに過去の診察時の医用画像データが診察日に対応して表示されたカレンダーを拡大表示し、さらに前記拡大表示したカレンダーに表示される医用画像データを選択したときには該選択された医用画像データを別画面で詳細表示する機能を有することを特徴とする。
請求項4記載の患者情報管理システムは、請求項1記載の患者情報管理システムにおいて、前記診察用端末は、前記患者が入院した際に作成される電子温度板とともに表示される医用画像データを選択したときに該医用画像データを拡大表示し、さらに前記拡大表示した医用画像データを選択したときには該選択された医用画像データを別画面で詳細表示する機能を有することを特徴とする。
本発明の患者情報管理システムによれば、担当医は紙カルテで診察しながら容易に過去の患者情報を閲覧して診察を行うことができるため、電子カルテのみの診察に比べて効率的に診察が行え、且つ、患者に対し最良の医療を提供することができる。また、患者情報を電子データ化して患者情報管理サーバの患者別フォルダに一括管理しているため、紙カルテや医用画像の管理や検索を簡便に行うことができる。
以下、本発明の最良の形態について、添付した図面を参照しながらそれぞれ説明する。図1は本発明に係る患者情報管理システムの概略を説明するための概念図、図2は本発明に係る患者情報管理システムの構成を説明するための概略ブロック図、図3(a)は受付用端末で発行される紙カルテの一例を示す説明図、図3(b)は図3(a)と異なる症状のときに発行される紙カルテの一例を示す説明図、図4は患者情報を表示した際の表示形態を説明するための説明図、図5は図4の表示形態における他の表示形態を表示した例を説明するための説明図、図6は図5で選択された医用画像を別画面に詳細表示した例を説明するための説明図、図7は入院患者用の電子温度板を表示した例を説明するための説明図、図8は図7で選択された医用画像を別画面に詳細表示した例を説明するための説明図、図9は受付用端末での操作例を説明するための説明図である。
まず、図1を参照しながら、本例の患者情報管理システムについて詳細に説明する。図1に示すように、患者情報管理システム1は、例えばLAN等のネットワーク網が構築された病院に導入され、総合受付10、患者情報管理サーバ20、診察内容に応じた診療科30との間で患者情報等の各種情報を相互でデータ通信可能とされる。
さらに詳しく説明すると、図2に示すように、患者情報管理システム1は、例えば総合受付10や各診療科30の受付等に設置される受付用端末11と、例えば診察日時、診察内容、担当医名、検査時に撮像した医用画像等の患者情報を保管する患者情報管理サーバ20と、各診療科30に設置された診察用端末31とで概略構成され、ネットワーク網を介して相互にデータ通信可能に接続されている。
受付用端末11は、例えばパソコン等の外部通信可能な端末機器であり、記憶手段11aと、照合制御手段11bと、診察情報通信手段11cと、紙カルテ発行手段11dと、表示手段11eと、入力手段11fとを備えて構成される。また、受付用端末11は、患者が持参した例えば磁気カードやICチップ内蔵カード等で構成された診察カード40を読み取るため、例えばスワイプ式若しくは挿入式のカードリーダ等からなるカード読取器12とUSBケーブル等の通信ケーブルを介して接続されている。
記憶手段11aは、例えば磁気的、光学的記憶媒体若しくはROM、RAM等の半導体メモリで構成される。記憶手段11aは、診察カード40に記憶されている患者氏名、患者ID、性別、保険証の種類等の登録情報を各患者ごとに記憶している。
照合制御手段11bは、カード読取器12で読み取った診察カード40の登録情報と予め記憶手段11aに記憶されている登録情報とを照合し、この読み取った登録情報がどの患者の情報であるかを判別して患者を特定する。そして、照合制御手段11bは、この判別結果に基づいて、患者の登録情報と患者の受付日時や診察する担当医名等の診察に関わる各種情報とからなる診察情報を、後述する診察情報通信手段11cと紙カルテ発行手段11dへ出力する。
診察情報通信手段11cは、例えば無線または有線用の通信用インターフェースで構成され、患者が受付完了したことを通知するため、照合制御手段11bから出力された診察情報を、患者が受診する各診療科30に設置された診察用端末31へネットワーク網を介して通信する。
紙カルテ発行手段11dは、受付した患者の診察情報や患者の症状に基づいて、例えば図3(a)または(b)に示すように、患者の症状に応じて診察時に使用する紙カルテを発行する。この紙カルテには、発行され、照合制御手段11bから出力された診察情報を2次元コード化した2次元コード、その他患者氏名、患者ID等の基本情報欄、その日診察した診察内容を書き込む所見書込欄、検査内容、各症状にあわせて処方する薬名等の該当箇所をチェックするマークシート欄等がそれぞれ印刷されている。
表示手段11eは、例えばCRTモニタや液晶ディスプレイ等の表示機器で構成され、各患者ごとの登録情報や登録情報一覧等の各種情報表示やシステム操作画面の表示等、受付用端末11の駆動に必要な各種画面を表示する。
入力手段11fは、例えばテンキーや文字入力キー等の各種入力キーを備えたキーボードやマウス等で構成され、表示手段11eに表示された各種表示内容を選択したり各種データを入力する際に使用する。
患者情報管理サーバ20は、各患者ごとの患者別フォルダ21aからなる患者情報データベース21と、患者情報振分手段22を備えて構成され、各診療科30において過去に作成された紙カルテのスキャンデータ、患者が検査した際に撮像した例えばX線写真やMRI写真等の医用画像や検査結果を示す数値データ等の検査データを、患者ごとに作成された患者別フォルダ21aに患者情報として自動振り分けして保存する。
ここで、患者別フォルダ21aに保存する各種情報の保存方法について説明する。
紙カルテの保存方法としては、まず各診療科30において受診時に作成された紙カルテを、例えばスキャナー等の画像読取装置32を用いて紙面をPDF形式及び/または解像度300dpi以上のTIFF形式で読み込み、この読み込んだ紙カルテデータが各診療科30の診察用端末31を介して書き込まれる。そして、患者情報管理サーバ20は、紙カルテデータの2次元コードデータに基づいて、患者情報振分手段22が送信された紙カルテデータを患者別フォルダ21aへ自動的に振り分け保存する。
次に、医用画像の保存方法としては、各診療科30で検査した際に撮像した各種医用画像や検査結果の数値データなどの各種検査データを、例えばスキャナー等の画像読取装置32を用いてDICOM形式及びJPEG形式で読み込み、この読み込んだ医用画像データが各診療科30の診察用端末31を介して書き込まれる。そして、患者情報管理サーバ20は、医用画像データの2次元コード情報に基づいて、患者情報振分手段22が患者別フォルダ21aへ自動的に振り分け保存する。なお、医用画像データは、撮像した医療機器からネットワーク網を介して直接患者情報管理サーバ20へ書き込みすることも可能である。
診察用端末31は、各診療科30ごとに設置される例えばパソコン等の外部通信可能な端末機器であり、診察情報取得手段31aと、患者情報取得手段31bと、入力手段31cと、患者情報書込手段31dと、表示手段31eと、表示制御手段31fとを備えて構成される。また、診察用端末31は、診察時に作成した紙カルテや検査時に撮像した医用画像を電子データ化して患者情報管理サーバ20や不図示のレセプトコンピュータへ送出するため、例えばスキャナー等の画像読取装置32とUSBケーブル等の通信ケーブルを介して接続されている。
診察情報取得手段31aは、例えば無線または有線用の通信用インターフェースで構成され、診察情報通信手段11cから送出された診察情報をネットワーク網を介して取得し、この取得した診察情報を患者情報取得手段31bに送出する。
患者情報取得手段31bは、診察する患者の患者情報を患者情報管理サーバ20から読み込むため、受付用端末11から送出された診察情報に基づいて患者情報管理サーバ20と通信を行い、診察情報に基づいて患者情報管理サーバ20から診察対象の患者の患者情報を取得する。
入力手段31cは、例えばテンキーや文字入力キー等の各種入力キーを備えたキーボードやマウス等で構成され、表示手段31eに表示された各種表示内容の切替えや選択したり診察時やシステム設定時に必要なデータを入力する際に使用する。
患者情報書込手段31dは、入力手段31cからの操作により、外部接続された画像読取装置32で読み込んだ紙カルテデータや医用画像データ等の患者情報を患者情報管理サーバ20に書き込みをする。
表示手段31eは、例えばCRTモニタや液晶ディスプレイ等の表示機器で構成される。表示手段31eは、後述する表示制御手段31fの制御に基づいて、患者情報管理サーバ20から読み取った紙カルテデータや医用画像データ等の患者情報の表示やシステム操作画面の表示等、診察時に必要な各種画面を表示する。
表示制御手段31fは、患者情報管理サーバ20から読み込んだ患者情報や入力手段31cの操作に基づいて、表示手段31eに表示する表示内容の選択表示、表示の切替え、表示画面の拡大/縮小、別画面表示等の各種表示制御を行う。表示制御手段31fは、患者情報管理サーバ20から患者情報を取得すると、図4示すように、まず通常表示画面を表示手段31eに表示する。この通常表示画面には、患者ID、患者氏名、受付日時等の情報を表示する基本情報表示エリア、患者の紙カルテデータを表示する紙カルテデータ表示エリア、紙カルテデータをページ順に表示切替を行うページ切替キー、患者の病歴を表示する病歴表示エリア、過去の通院歴や入院歴をカレンダー表示するカレンダー表示エリア、患者が受診した際の担当医氏名や行った治療内容等を過去の受診履歴ごとに表示する受診履歴内容表示エリア、患者の簡単な診察情報を随時更新しながら診察待ち順に表示する診察待ち表示エリア等各種患者情報をエリア別に表示制御される。
ここで、通常表示画面からの各表示内容の表示制御について説明をする。図4に示すように、表示手段31eには通常表示画面が各表示内容ごとのエリアに分かれて表示されており、各表示エリアは、その情報量により上下または左右にスクロール表示可能に制御される。
この通常表示画面時において、担当医が入力手段31cを所定操作してページ切替キーを選択すると、紙カルテデータの表示内容がページを捲る様にページ順に切り替わる。また、通常表示画面時において、担当医が入力手段31cを所定操作してカレンダー表示エリアに表示されたカレンダーの日付欄の位置を選択すると、図5に示すように、選択した日の月カレンダーが拡大表示され、診察した際に撮像した医用画像データ等が日付単位で簡易表示(この場合の画像データはJPEG形式で表示)される。このとき、簡易表示された医用画像を選択すると拡大表示され、さらに拡大表示した医用画像を選択すると、図6に示すように、別画面に詳細表示(この場合の画像データはDICOM形式で表示)する。
また、患者が入院している場合は、通常表示画面において担当医が入力手段31cを所定操作すると、図7に示すような入院患者の体温、検査時の各種数値、検査時に撮像した医用画像データ、食事摂取量、***記録等の患者情報を電子データ化した電子温度板が表示される。この電子温度板を表示した際に、入力手段31cを所定操作して医用画像(この場合の画像データはJPEG形式で表示)を選択すると、選択された医用画像は拡大表示され、さらに選択すると図8に示すようにカレンダー表示時と同様、選択した医用画像が別画面に詳細表示(この場合の画像データはDICOM形式で表示)される。
次に、上述した患者情報管理システム1の動作を具体的事例を挙げて説明する。ここでは、患者が病院に来院し、担当医が紙カルテと電子カルテとを併用して患者を診察した後、医療事務スタッフまたは看護師が紙カルテや医用画像等の患者情報を患者情報管理サーバ20へデータ更新する例について説明すあるかたkる。
まず、患者は病院に来院すると、総合受付10において持参した診察カード40を提示する。受付スタッフは、カード読取器12で提示された診察カード40を所定操作して読み込み、診察カード40に記憶されている登録情報を読み取る。そして、受付スタッフは、読み込んだ登録情報と受付用端末11に予め記憶された登録情報とを照合し、来院した患者がどの患者であるかを判別して特定する。患者の特定ができると、図9に示すように、受付スタッフは患者の登録情報と受付日時、診察する担当医名等の診察に関する各種情報を表示画面上で選択し、これらの情報を診察情報として患者が希望する診療科30へ通信するとともに、図3に示すように、この診察情報を2次元コード化し、この2次元コードを診察時に使用する紙カルテの所定位置に印刷して発行する。
そして、診察用端末31は、受付から診察順に受信した診察情報に基づいて患者情報管理サーバ20から患者情報を取得する。そして、担当医は、受付用端末11から受信した患者情報の順番で患者を診察室に案内し、受付で発行した患者ごとの紙カルテに診察内容を書き込みながら、図4〜図8に示すような各種患者情報を併用して患者を診察する。
診察後、診察内容を記載した紙カルテを画像読取装置32で読み込んで電子データ化し、この電子データ化した紙カルテデータを診察用端末を介して患者情報管理サーバ20へ書き込む。そして、患者情報管理サーバ20は、書き込まれた紙カルテデータの2次元コード情報に基づいて各患者ごとに作成された患者別フォルダ21aに振り分けをする。
なお、画像読取装置32において紙カルテを読み取る際に、紙カルテのマークシート欄にチェックされている各チェック項目も同時に読み取り、この読み取った各項目のマークシート情報を不図示のレセプトコンピュータや検査室などに送出する。レセプトコンピュータは、このマークシート情報に基づいて、会計時に必要な治療内容や検査内容、処方した薬名等の各種情報を受付や医事課に送出するとともに、選択された項目から各症状に対応する薬の種類や検査内容などの統計データを取り、この統計データに基づいて紙カルテの内容や医師の治療方針を統計付けている。また、検査室に送出された紙カルテのマークシート情報を、患者が検査する器具や装置を予約するためのオーダー情報として使用することもできる。
このように、上述した患者情報管理システム1は、受付で患者が提示する診察カード40から患者の登録情報を読み取り、この読み取った登録情報と診察日時や担当医名等の各種情報からなる診察情報を基に診察時に使用する紙カルテを作成し、診察用端末31へ診察情報を通信する。そして、担当医は受付用端末11から受信した診察用端末31に基づいて患者情報管理サーバ20から患者の患者情報を取得し、受付で発行された紙カルテと取得した患者情報とを併用して患者を診察する。そして、診察後、診察時に使用した紙カルテや医療画像等を読み込んで電子データ化し、診察用端末31を介して患者情報管理サーバ20へ書き込みを行い、患者情報管理サーバ20は書き込まれた患者情報に基づいて各患者ごとに作成した患者別フォルダ21aに自動振り分けする。
これにより、担当医は紙カルテで診察しながら容易に過去の患者情報を閲覧しながら診察を行うことができるため、電子カルテのみの診察に比べて診察時間が短縮化され効率的に診察を行えるとともに、患者の診察に対する不安を解消し信頼性の高い医療を提供することができる。
また、紙カルテのマークシート欄の必要な項目にチェックしてチェック内容を電子的に処理するため、人為的な記入漏れや請求漏れを未然に防止することができる。さらに、患者情報を電子データ化して患者情報管理サーバ20の患者別フォルダ21aに一括管理しているため、紙カルテや医用画像等の管理や検索を簡便に行うことができ、且つ、紙カルテ等の保管場所の省スペース化が図れるため、病院内のスペースを有効活用することができる。
以上、本願発明における最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術等はすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本発明に係る患者情報管理システムの概略を説明するための概念図である。 本発明に係る患者情報管理システムの構成を説明するための概略ブロック図である。 (a) 受付用端末で発行される紙カルテの一例を示す説明図である。 (b) 図3(a)と異なる症状のときに発行される紙カルテの一例を示す説明図である。 患者情報を表示した際の表示形態を説明するための説明図である。 図4の表示形態における他の表示形態を表示した例を説明するための説明図である。 選択された医用画像を別画面に詳細表示した例を説明するための説明図である。 入院患者用の温度板を表示した例を説明するための説明図である。 図7で選択された医用画像を別画面に詳細表示した例を説明するための説明図である。 受付用端末での操作例を説明するための説明図である。
符号の説明
1 患者情報管理システム
11 受付用端末
11a 記憶手段
11b 照合制御手段
11c 診察情報通信手段
11d 紙カルテ発行手段
11e 表示手段
11f 入力手段
12 カード読取器
20 患者情報管理サーバ
21 患者情報データベース
21a 患者別フォルダ
22 患者情報振分手段
31 診察用端末
31a 診察情報取得手段
31b 患者情報取得手段
31c 入力手段
31d 患者情報書込手段
31e 表示手段
31f 表示制御手段
32 画像読取装置
40 診察カード

Claims (4)

  1. 予め診察カードに記憶された患者固有の登録情報から前記患者の特定をする機能と、前記登録情報と前記患者の診察に関わる各種情報とからなる診察情報に基づいて診察時に使用する紙カルテを発行する機能と、前記診察情報を送出する機能を有する受付用端末と、
    患者単位の患者別フォルダに保存した過去の患者情報を患者情報データベースとして記憶する患者情報管理サーバと、
    前記受付用端末からの前記診察情報に基づいて前記患者情報管理サーバから診察対象となる前記患者に該当する患者情報を取得し、該取得した患者情報を所望の表示形態で表示制御する機能を有する診察用端末と、
    を備えたことを特徴とする患者情報管理システム。
  2. 前記診察用端末は、少なくとも前記紙カルテの情報を含む診察後の患者情報を前記患者情報管理サーバに書き込みをする機能を有することを特徴とする請求項1記載の患者情報管理システム。
  3. 前記診察用端末は、前記患者情報とともに表示されるカレンダーの日付を選択したときに過去の診察時の医用画像データが診察日に対応して表示されたカレンダーを拡大表示し、さらに前記拡大表示したカレンダーに表示される医用画像データを選択したときには該選択された医用画像データを別画面で詳細表示する機能を有することを特徴とする請求項1記載の患者情報管理システム。
  4. 前記診察用端末は、前記患者が入院した際に作成される電子温度板とともに表示される医用画像データを選択したときに該医用画像データを拡大表示し、さらに前記拡大表示した医用画像データを選択したときには該選択された医用画像データを別画面で詳細表示する機能を有することを特徴とする請求項1記載の患者情報管理システム。
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