JP2007178582A - プロジェクター映像の表示方法および表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】一つのスクリーン上で映像を用いた異なる教科の講義、あるいは映像を用いた異なるテーマについての会議や講演を可能にする。
【解決手段】1つのスクリーン8と、このスクリーン8に向けて内容が異なる映像を重ねて投影する複数のプロジェクター装置6,9と、プロジェクター毎に偏光軸の方向を変えて配置される偏光フィルター7,10と、偏光フィルター7,10の各偏光軸の方向と対応する偏光軸方向を持ち、スクリーン8上に表示された複数の映像を分離して見る複数の偏光フィルターめがね11,12とから構成される表示システムを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、教室に備えられている一つのスクリーン上に異なる教科の映像を表示して講義を行うような場合、或いは一つのスクリーン上に異なるテーマの映像を表示して会議や講演を行う場合等に好適である、プロジェクター映像の表示方法および表示システムに関するものである。
従来、各種学校において映像情報に基づいた授業を行う際にプロジェクターが利用されている。
現在、プロジェクターの方式には大きく分けてa)3LCD方式とb)DLP方式とc)LCOS方式がある。
a)3LCD方式は、ランプから出た光をダイクロイックミラーを使用してRGBの3色に分解し、各色専用に割り当てられた3枚の液晶パネルを透過させるものであり、分解された光はプリズムで合成しスクリーンに投影されるようになっている。
b)DLP方式は、表示デバイスとしてミクロンサイズの微小な鏡が数十万〜百数十万個並べられている半導体、DMD(Digital Micromirror Device)を使用しており、一つの鏡が一画素に対応している。この方式では光源からの光をカラーホイールによってR(赤)、G(緑)、B(青)と順次切り替え、単板のDMDに反射させることで映像をスクリーンに投影するようになっている。
c)LCOS方式は、表示デバイスにLCOS(Liquid Crystal On Silicon)を使用し、高解像度な素子の特性を活かし、光源からの光をそのLCOSに反射させて映像をスクリーンに投影するようになっている。
しかしながら、上記したプロジェクターを用いた映像システムでは、異なる教科をそれぞれ映像を用いて講義するような場合、教科毎にプロジェクターとスクリーンを設置するため複数の教室を手配しなければならない。
例えば、ある教科を受講する生徒数が極めて少ない場合であっても映像情報が異なる限り常に教室を分ける必要がある。このため、教室数が限られている学校ではプロジェクターを利用する授業を組みにくいという課題があった。
本発明は以上のような従来のプロジェクターを利用した授業における課題を考慮してなされたものであり、一つのスクリーン上に異なる教科の映像、異なる講演内容の映像、あるいは会議等で利用される異なるテーマの映像を同時に表示し、観者側で所望の映像を分離して見ることができるようにしたプロジェクター映像の表示方法および表示システムを提供するものである。
本発明に係るプロジェクター映像の表示方法は、複数のプロジェクターから内容が異なる映像をそれぞれ偏光軸の方向を変えた偏光フィルターを通して同一スクリーン上に重ねて表示し、偏光フィルターの各偏光軸の方向と対応する偏光軸方向を持つ複数の偏光フィルターめがねを使用してスクリーン上に表示された複数の映像を分離して見るようにしたことを要旨とする。
本発明に係るプロジェクター映像の表示システムは、1つのスクリーンと、このスクリーンに向けて内容が異なる映像を重ねて投影する複数のプロジェクターと、プロジェクター毎に偏光軸の方向を変えて設けられる偏光フィルターと、偏光フィルターの各偏光軸の方向と対応する偏光軸方向を持ち、スクリーン上に表示された複数の映像を分離して見る複数の偏光フィルターめがねとから構成されることを要旨とする。
上記表示システムにおいて、2台のプロジェクターを有する場合、偏光フィルターとしては偏光軸の方向が90°に交差するものを使用することができる。
また、上記表示システムにおけるスクリーンとしては金属粉を塗布したシルバースクリーンを用いることが好ましい。
本発明のプロジェクター映像の表示方法および表示システムによれば、一つの部屋で複数教科の講義、複数テーマについての会議や講演を可能にすることができるという長所を有する。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係るプロジェクター映像の表示方法が適用される表示システムの原理を示したものである。
なお、以下の説明では教室内に設置された1つのスクリーン上に、異なる2つの教科を同時に投影して講義を行う場合を例に取り説明する。
同図において、プロジェクター映像の表示システム(以下、表示システムと略称する)1において、第1カメラ2は、例えば第一の教科の教材として撮影される被写体Aを撮影するためのものである。この第1カメラ2は例えばVTRでDVD(Digital Verrsatile Disk)記録再生装置で構成される第1記録再生装置3に接続されており、第1カメラ2によって撮影された被写体Aの映像は第1記録再生装置3に記録されるようになっている。
一方、第2カメラ4は第二の教科の教材として撮影される被写体Bを撮影するためのものであり、この第2カメラ4によって撮影された映像は同じくVTRやDVD記録再生装置で構成される第2記録再生装置5に記録されるようになっている。
なお、第一の教科の教材(または第2の教科の教材)としてCDR(Compact Disk Recordable)やDVDに予め記録されている映像情報を利用する場合は、上記第1カメラ2および第2カメラ4は表示システム1から省くことができる。
また、上記第1および第2記録再生装置3,5に接続される入力側機器としては、上記以外にデジタルカメラ、デスクトップパソコンまたはノートパソコン、レーザーディスクプレーヤー、ビデオムービー等が示される。
上記第1記録再生装置3は第1プロジェクター装置6に接続されている。
第1プロジェクター装置6は、表示デバイスとして単板式アモルファスシリコンTFT(Thin Film Ttansistor)からなる液晶表示パネル6aを備えており、ランプ6bからの光を回転プリズム6cによってRGBに分解し、その液晶表示パネル6aに入射するようになっている。
液晶表示パネル6aからレンズ6fを介して投影される映像は、さらに、レンズ6f近傍に配置された第一偏光フィルター7を通してスクリーン8上に投影されるようになっている。なお、図中、6d,6eはレンズを示している。
スクリーン8は、例えばアルミニウム等の金属粉を塗布したいわゆるシルバースクリーンで構成することができるが、壁面に銀色の塗料を塗布したもので代用することもできる。
一方、第2記録再生装置5は第2プロジェクター装置9に接続されている。
この第2プロジェクター9の構成は、基本的に第1プロジェクター装置6と同じものであり、液晶表示パネル9aと、ランプ9bと回転プリズム9cとレンズ9d〜9fを備えている。
レンズ9f近傍には第二偏光フィルター10が配置されており、第2プロジェクター装置9からの映像はその第二偏光フィルター10を通してスクリーン8上に投影されるようになっている。
ただし、第一偏光フィルター7における偏光軸の方向と第二偏光フィルター10のそれとは90°に交差するように配置されており、例えば第1プロジェクター装置6から投影される映像はスクリーン8に対して水平方向(C方向)に偏光され、第2プロジェクター装置9から投影される映像はスクリーン8に対して垂直方向(D方向)に偏光されるようになっている。
このようにして同じスクリーン8上に、内容が異なる映像、すなわち被写体Aを撮影した映像と被写体Bを撮影した映像とが重ねて表示される。
ただしこのままでは、被写体Aと被写体Bがだぶった状態で見えるため、観者はスクリーン8上に投影された映像を認識することができない。
そこで、教室内の生徒に対し、偏光方向Cに対応する偏光軸方向を持つ偏光フィルターめがね11と偏光方向Dに対応する偏光軸方向を持つ偏光めがね12とが配布される。例えば第一の教科を受講する生徒に対しては偏光フィルターめがね11が支給され、第二の教科を受講する生徒に対しては偏光フィルターめがね12が支給される。
偏光フィルターめがね11は、水平方向(C方向)に偏光された映像のみを見ることができるようになっており、偏光フィルターめがね12は垂直方向(D方向)に偏光された映像のみを見ることができるようになっている。
それにより、共通のスクリーン8を見ながら偏光フィルターめがね11が与えられた生徒は第一の教科に関する映像(被写体A)を分離した状態で見ることができ、一方、偏光フィルターめがね12が与えられた生徒は第二の教科に関する映像(被写体B)を分離した状態で見ることができるようになる。
しかも本発明では、従来のスクリーンのように一つのスクリーンを左右に分割して複数の映像を表示するものではなく、内容の異なる映像を一つのスクリーン8上に重ねて投影するものであるから、映像を見る生徒は、着席位置については何ら規制がなくスクリーン8の前に混在した状態で座ることができる。
なお、上記実施形態では、偏光フィルターの偏光軸方向が水平方向と垂直方向に90°に交差するものを使用したが、偏光軸方向はこれに限らず、左45°、右135°のいわゆる山型であってもよい。
また、教材として映像に音声が含まれる場合には、各生徒に対し偏光フィルターめがね11(または12)に加えてイヤホンあるいはヘッドホンを支給すればよい。
本発明に係るプロジェクターを用いた表示システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 表示システム
2 第1カメラ
3 第1記録再生装置
4 第2カメラ
5 第2記録再生装置
6 第1プロジェクター装置
6a 液晶表示パネル
6b ランプ
6c 回転プリズム
6d〜6f レンズ
7 第1偏光フィルター
8 スクリーン
9 第2プロジェクター装置
9a 液晶表示パネル
9b ランプ
9c 回転プリズム
9d〜9f レンズ
10 第二偏光フィルター
11 偏光フィルターめがね
12 偏光フィルターめがね

Claims (4)

  1. 複数のプロジェクターから内容が異なる映像をそれぞれ偏光軸の方向を変えた偏光フィルターを通して同一スクリーン上に重ねて表示し、上記偏光フィルターの各偏光軸の方向と対応する偏光軸方向を持つ複数の偏光フィルターめがねを使用して上記スクリーン上に表示された複数の映像を分離して見るようにしたことを特徴とするプロジェクター映像の表示方法。
  2. 1つのスクリーンと、
    このスクリーンに向けて内容が異なる映像を重ねて投影する複数のプロジェクターと、
    プロジェクター毎に偏光軸の方向を変えて設けられる偏光フィルターと、
    上記偏光フィルターの各偏光軸の方向と対応する偏光軸方向を持ち、上記スクリーン上に表示された複数の映像を分離して見る複数の偏光フィルターめがねとから構成されることを特徴とするプロジェクター映像の表示システム。
  3. 2台のプロジェクターを有し、各偏光フィルターにおける偏光軸の方向が90°に交差するものである請求項2記載のプロジェクター映像の表示システム。
  4. 上記スクリーンとして金属粉を塗布したシルバースクリーンが用いられる請求項2または3記載のプロジェクター映像の表示システム。
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