JP2002189246A - プロジェクタ装置及びマルチ画面の生成方法 - Google Patents

プロジェクタ装置及びマルチ画面の生成方法

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JP2002189246A
JP2002189246A JP2000386893A JP2000386893A JP2002189246A JP 2002189246 A JP2002189246 A JP 2002189246A JP 2000386893 A JP2000386893 A JP 2000386893A JP 2000386893 A JP2000386893 A JP 2000386893A JP 2002189246 A JP2002189246 A JP 2002189246A
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video signal
screen
polarization direction
timing
glasses
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JP2000386893A
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Takushi Okuda
拓史 奥田
Tomofumi Toda
倫史 戸田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのスクリーンで同時に複数の異なる映像
の画面を表示できると共に、各画面をスクリーンの全画
面に表示できるようにしたプロジェクタ装置及びマルチ
画面の生成方法を提供する。 【解決手段】 2つの異なる番組の映像信号に基づく光
出力を、互いに異なる偏光角度の偏光フィルタ8A、8
Bを介してスクリーン9に投射する。一方の偏光角度の
フィルタが取り付けられた眼鏡10Aと、他方の偏光角
度のフィルタが取り付けられた眼鏡10Bとを用意す
る。一方の偏光角度のフィルタが取り付けられた眼鏡を
装着10Aすると、偏光フィルタ8Aを介された光出力
に基づく一方の番組だけを見ることができ、他方の偏光
角度のフィルタが取り付けられた眼鏡10Bを装着する
と、偏光フィルタ81Bを介された光出力に基づく他方
の番組だけを見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、異なる番組を同
時に見ることができるようにしたプロジェクタ装置及び
マルチ画面の生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各家庭のテレビジョン受像機とし
ては、大画面のものが好まれるようになってきている。
更に、大型のスクリーン上に映像画面を映し出すような
プロジェクタを購入している家庭も多くなってきてい
る。大画面のテレビジョン受像機や大型のプロジェクタ
では、小さい画面のテレビジョン受像機に比べて、リア
ルで迫力のある画面を再生できるという利点がある。
【0003】ところが、大画面のテレビジョン受像機や
大型のプロジェクタは、高価であると共に、広い設置ス
ペースが必要である。特に、大型のプロジェクタは、ス
クリーンとプロジェクタとを設置し、プロジェクタから
投射された画面をスクリーン上に映し出すようにしてい
るため、かなりの設置スペースを必要とする。このた
め、一般家庭では、住宅事情から、何台もの大型プロジ
ェクタを購入することは難しい。
【0004】一方、現在では、衛星放送やCATV(Ca
ble Television)が普及してきており、チャンネル数が
非常に増大してきている。チャンネル数の増大と共に、
益々、各家庭内でも、各個人毎にテレビジョン受像機を
所有し、個人毎に自分の好きな番組を視聴したいという
要望が強くなってきている。リアルで迫力のある画面を
再生できることから、各個人で所有するテレビジョン受
像機についても、大画面のテレビジョン受像機や大型の
プロジェクタであることが望まれる。
【0005】ところが、現状では、主に住宅事情の理由
から、各家庭で個人毎に、大画面のテレビジョン受像機
や大型のプロジェクタを所有することは難しくなってい
る。特に、大型のプロジェクタについては、1つの家庭
で複数台のプロジェクタ所有している家庭は殆どいない
のが現状である。
【0006】そこで、プロジェクタにおいて、1つのス
クリーンで同時に複数の映像を表示できるようにするこ
とが考えられる。1つのスクリーンで同時に複数の映像
を表示できるようにすれば、1つの家庭内の1のプロジ
ェクタで、各個人が自分の好みの番組を見ることができ
る。
【0007】1つのスクリーンで同時に複数の映像信号
を表示するプロジェクタは、従来、図7に示すように構
成されている。
【0008】図7において、アンテナ101で、テレビ
ジョン信号が受信される。アンテナ101の受信出力
は、受信回路102A及び受信回路102Bに供給され
る。受信回路102A及び受信回路102Bで、夫々、
異なる番組の信号が受信される。
【0009】受信回路102Aの出力がビデオデコーダ
103Aに供給される。ビデオデコーダ103Aで、受
信回路102Aで受信した信号に基づくビデオ信号がデ
コードされる。ビデオデコーダ103Aの出力が画面合
成回路104に供給される。
【0010】ビデオデコーダ103Bで、受信回路10
2Bで受信した信号に基づくビデオ信号がデコードされ
る。ビデオデコーダ103Bの出力が画面合成回路10
4に供給される。
【0011】画面合成回路104で、図8に示すよう
に、受信回路102Aで受信したビデオ信号に基づく画
面110Aと、受信回路102Bで受信したビデオ信号
に基づく画面110Bとが合成されて、1画面が形成さ
れる。
【0012】この画面合成回路104の出力がプロジェ
タ105に供給される。プロジェクタ105の投射部1
06からは、画面合成回路104で形成した画面に基づ
く光が投射される。この投射部106からの光出力は、
投射レンズ107を介して、スクリーン108に向けて
投射される。これにより、スクリーン108上には、図
8に示すようなマルチ画面が表示される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のマルチ画面は、図8に示すように、1つのスクリ
ーンを複数の領域の画面110A及び110Bに分けて
表示しているため、1つの画面110A及び110Bが
全体のスクリーンの大きさに対して小さくなり、迫力あ
る画面が見られなくなるという問題がある。
【0014】また、1つのスクリーンに同時に2つの画
面110A及び110Bを映し出すと、2つの番組が同
時に見えてしまい、視聴者は、自分の見たい番組に集中
して画面を見ることができないという問題がある。
【0015】したがって、この発明の目的は、1つのス
クリーンで同時に複数の異なる映像の画面を表示できる
と共に、各画面をスクリーンの全画面に表示できるよう
にしたプロジェクタ装置及びマルチ画面の生成方法を提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1の映像
信号に基づく光出力を発生する第1の投射手段と、第2
の映像信号に基づく光出力を発生する第2の投射手段
と、第1の投射手段の光出力の偏光方向を第1の偏光方
向にするための第1の偏光フィルタと、第2の投射手段
の光出力の偏光方向を、第1の偏光方向とは異なる第2
の偏光方向にするための第2の偏光フィルタと、第1の
偏光フィルタを介された第1の投射手段の光出力と、第
2の偏光フィルタを介された第2の投射手段の光出力と
が投射されるスクリーンと、第1の偏光方向の光を通過
するフィルタが設けられた第1の眼鏡と、第2の偏光方
向の光を通過するフィルタが設けられた第2の眼鏡とか
らなり、第1の眼鏡を装着すると第1の映像信号に基づ
く画像が見られ、第2の眼鏡を装着すると第2の映像信
号に基づく画像が見られるようにしたプロジェクタ装置
である。
【0017】この発明は、映像信号に基づく光出力を発
生する投射手段と、第1の映像信号に基づく光出力を第
1のタイミングで投射させ、第2の映像信号に基づく光
出力を、第1のタイミングとは異なる第2のタイミング
で投射させるように切り換える投射切換手段と、投射手
段の光出力が投射されるスクリーンと、第1のタイミン
グに同期して開閉するシャッター手段が設けられた第1
の眼鏡と、第2のタイミングに同期して開閉するシャッ
ター手段が設けられた第2の眼鏡とからなり、第1の眼
鏡を装着すると第1の映像信号に基づく画像が見られ、
第2の眼鏡を装着すると第2の映像信号に基づく画像が
見られるようにしたプロジェクタ装置である。
【0018】この発明は、第1の映像信号に基づく光出
力を第1の偏光フィルタにより第1の偏光方向にしてス
クリーンに投射すると共に、第2の投射手段の光出力を
第2の偏光フィルタにより第1の偏光方向とは異なる第
2の偏光方向にしてスクリーンに投射し、第1の映像信
号に基づく画像を見るときには第1の偏光方向のフィル
タが設けられた第1の眼鏡を装着し、第2の映像信号に
基づく画像を見るときには第2の偏光方向のフィルタが
設けられた第2の眼鏡を装着するようにしたマルチ画面
の生成方法である。
【0019】この発明は、第1の映像信号に基づく光出
力を第1のタイミングでスクリーンに投射すると共に、
第2の映像信号に基づく光出力を第1のタイミングとは
異なる第2のタイミングでスクリーンに投射し、第1の
映像信号に基づく画像を見るときには第1のタイミング
に同期して開閉するシャッターが設けられた第1の眼鏡
を装着し、第2の映像信号に基づく画像を見るときには
第2のタイミングに同期して開閉するシャッターが設け
られた第2の眼鏡を装着するようにしたマルチ画面の生
成方法である。
【0020】2つの異なる番組の映像信号に基づく光出
力を、互いに異なる偏光角度の偏光フィルタを介してス
クリーンに投射している。そして、一方の偏光角度のフ
ィルタが取り付けられた眼鏡と、他方の偏光角度のフィ
ルタが取り付けられた眼鏡とが用意され、一方の偏光角
度のフィルタが取り付けられた眼鏡を装着すると、一方
の番組だけを見ることができ、他方の偏光角度のフィル
タが取り付けられた眼鏡を装着すると、他方の番組だけ
を見ることができる。
【0021】また、2つの異なる番組の映像信号に基づ
く光出力を、互いに異なるタイミングでシャッターによ
り開閉させてスクリーンに投射している。そして、一方
のタイミングと同期して開閉するシャッターが取り付け
られた眼鏡と、他方のタイミングと同期して開閉するシ
ャッターが取り付けられた眼鏡とが用意され、一方のタ
イミングで開閉するシャッターが取り付けられた眼鏡を
装着すると、一方の番組だけを見ることができ、他方の
タイミングで開閉するシャッターが取り付けられた眼鏡
を装着すると、他方の番組だけを見ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の第1
の実施の形態を示すものである。
【0023】図1において、アンテナ1で、テレビジョ
ン信号が受信される。アンテナ1の受信出力は、受信回
路2A及び受信回路2Bに供給される。受信回路2A及
び受信回路2Bで、夫々、異なる番組の信号が受信され
る。
【0024】受信回路2Aの出力がビデオデコーダ3A
に供給される。ビデオデコーダ3Aで、受信回路2Aで
受信した信号に基づくビデオ信号がデコードされる。ビ
デオデコーダ3Aの出力がプロジェクタ5の投射部6A
に供給される。
【0025】ビデオデコーダ3Bで、受信回路2Bで受
信した信号に基づくビデオ信号がデコードされる。ビデ
オデコーダ3Bの出力がプロジェクタ5の投射部6Bに
供給される。
【0026】プロジェクタ5の投射部6Aからは、受信
回路2Aで受信した信号に基づく光が出力される。この
投射部6Aからの光出力は、投射レンズ7A、偏光フィ
ルタ8Aを介して、スクリーン9に向けて投射される。
【0027】プロジェクタ5の投射部6Bからは、受信
回路2Bで受信した信号に基づく光が出力される。この
投射部6Bからの光出力は、投射レンズ7B、偏光フィ
ルタ8Bを介して、スクリーン9に向けて投射される。
【0028】偏光フィルタ8A及び偏光フィルタ8B
は、互いに、90度ずれた方向、XA及びXB に偏光す
るようになっている。
【0029】スクリーン9には、投射部6Aから、投射
レンズ7A、偏光フィルタ8Aを介して投射された光出
力に基づく画面と、投射部6Bから、投射レンズ7B、
偏光フィルタ8Bを介して投射された光出力に基づく画
面とが合成されて投射される。投射部6Aに対して偏光
フィルタ8Aが設けられ、投射部6Bに対して偏光フィ
ルタ8Bが設けられている。偏光フィルタ8A及び偏光
フィルタ8Bにより、投射部6Aから出力された光と、
投射部6Bから出力された光とでは、偏光が互いに90
度ずれた方向となる。
【0030】スクリーン9に投射される映像信号を視聴
する際には、視聴者は、眼鏡10A及び10Bを装着す
る。図2Aに示すように、眼鏡10Aには、偏光角XA
の光のみを通過するレンズ11Aが装着される。また、
眼鏡10Bには、偏光角XBの光のみを通過するレンズ
11Bが装着される。
【0031】眼鏡10Aの偏光方向と、偏光フィルタ8
Aの偏光方向とは、共にXA で一致している。したがっ
て、眼鏡10Aを装着している視聴者は、図3Aに示し
たような受信回路2Aの受信出力に基づく画面のみを見
ることができる。
【0032】眼鏡10Bの偏光方向と、偏光フィルタ8
Bの偏光方向とは、共にXB で一致している。したがっ
て、眼鏡10Bを装着している視聴者は、図3Bに示し
たような受信回路2Bの受信出力に基づく画面のみを見
ることができる。
【0033】このように、この発明の第1の実施の形態
では、互いに異なる2つの映像信号に基づく光を、偏光
フィルタ8A及び偏光フィルタ8Bにより互いに異なる
偏光方向XA 及びXB にして、スクリーン9に向けて投
射している。そして、視聴者は、受信回路2Aで受信し
ている番組を見たい場合には、偏光方向XA の光のみを
通過するレンズ11Aが取り付けられた眼鏡10Aを装
着し、受信回路2Bで受信している番組を見たい場合に
は、偏光方向XB の光のみを通過するレンズ11Bが取
り付けられた眼鏡10Bを装着する。このようにするこ
とで、1つのスクリーンで2つの異なる映像画面を見る
ことができるようになる。
【0034】図4は、この発明の第2の実施の形態を示
すものである。この実施の形態は、映像のみならず、音
声についても、各個人毎に好みの番組のものを聞けるよ
うにしたものである。
【0035】図4に示すように、この例では、受信回路
2Aで受信している信号に基づくオーディオ信号がオー
ディオデコーダ4Aでデコードされる。このオーディオ
デコーダ4Aの出力がアンプ11Aを介して、ヘッドホ
ン12Aに供給される。受信回路2Bで受信している信
号に基づくオーディオ信号がオーディオデコーダ4Bで
デコードされる。このオーディオデコーダ4Bの出力が
アンプ11Bを介して、ヘッドホン12Bに供給され
る。
【0036】視聴者は、受信回路2Aで受信している番
組を見たい場合には、偏光方向XAの光のみを通過する
レンズ11Aが取り付けられた眼鏡10Aを装着すると
共に、受信回路2Aで受信している信号に基づく音声が
出力されるヘットホン12Aを装着する。受信回路2B
で受信している番組を見たい場合には、偏光方向XB
光のみを通過するレンズ11Bが取り付けられた眼鏡1
0Bを装着すると共に、受信回路2Bで受信している信
号に基づく音声が出力されるヘットホン12Bを装着す
る。このようにすることで、1つのスクリーンで2つの
異なる映像画面を見ることができると共に、この映像に
対応する音声のみを聞くことができるようになる。
【0037】図5は、この発明の第3の実施の形態を示
すものである。図5において、アンテナ21で、テレビ
ジョン信号が受信される。アンテナ21の受信出力は、
受信回路22A及び受信回路22Bに供給される。受信
回路22A及び受信回路22Bで、夫々、異なる番組の
信号が受信される。
【0038】受信回路22Aの出力がビデオデコーダ2
3Aに供給される。ビデオデコーダ23Aで、受信回路
22Aで受信した信号に基づくビデオ信号がデコードさ
れる。ビデオデコーダ23Aの出力がプロジェクタ25
の投射部26Aに供給される。
【0039】ビデオデコーダ23Bで、受信回路22B
で受信した信号に基づくビデオ信号がデコードされる。
ビデオデコーダ23Bの出力がプロジェクタ25の投射
部26Bに供給される。
【0040】プロジェクタ25の投射部26Aからは、
受信回路22Aで受信した信号に基づく光が出力され
る。この投射部26Aからの光出力は、投射レンズ27
A、シャッター31Aを介して、スクリーン29に向け
て投射される。
【0041】プロジェクタ25の投射部26Bからは、
受信回路22Bで受信した信号に基づく光が出力され
る。この投射部26Bからの光出力は、投射レンズ27
B、シャッター31Bを介して、スクリーン29に向け
て投射される。
【0042】シャッター31Aには、クロック発生回路
32の出力が供給される。このクロックにより、シャッ
ター31Aが開閉される。シャッター31Aが開かれる
と、プロジェクタ25の投射部26Aからスクリーン2
9に、受信回路22Aで受信した信号に基づく光が投射
される。
【0043】シャッター31Bには、クロック発生回路
32の出力がインバータ34を介して反転されて供給さ
れる。この反転クロックにより、シャッター31Bは、
シャッター31Aと互いに90度位相が異なるタイミン
グで開閉される。シャッター31Bが開かれると、プロ
ジェクタ25の投射部26Bからスクリーン29に、受
信回路22Bで受信した信号に基づく光が投射される。
【0044】スクリーン29に投射される映像信号を見
る際には、視聴者は、眼鏡30A及び30Bを装着す
る。眼鏡30Aと30Bには、図示していないが、シャ
ッターが設けられている。
【0045】眼鏡30Aのシャッターには、クロック発
生回路32から、シャッター31Aを開閉するのと同一
のクロックが供給される。このクロックにより、眼鏡3
0Aのシャッターがシャッター31Aに同期して開閉さ
れる。
【0046】眼鏡30Bのシャッターには、クロック発
生回路32からインバータ34を介して、シャッター3
1Bを開閉するのと同一のクロックが供給される。この
クロックにより、眼鏡30Bのシャッターがシャッター
31Bと同期して開閉される。
【0047】シャッター31Aが開かれるときに、受信
回路22Aの受信出力に基づく画面がスクリーン29に
投射されると共に、眼鏡30Aのシャッターが開かれ
る。こきとき、シャッター31Bは閉じられている。
【0048】シャッター31Bが開かれるときに、受信
回路22Bの受信出力に基づく画面がスクリーン29に
投射されると共に、眼鏡30Bのシャッターが開かれ
る。こきとき、シャッター31Aは閉じられている。
【0049】したがって、眼鏡31Aを着けている視聴
者は、受信回路22Aの受信出力に基づく画面だけを見
ることができ、眼鏡31Bを着けている視聴者は、受信
回路22Bの受信出力に基づく画面だけを見ることがで
きる。
【0050】なお、図5の例では、シャッター31A、
31Bを使ってビデオデコーダ23Aからの映像信号に
基づく光出力と、ビデオでデコーダ23Bからの映像信
号に基づく光出力とを切り換えているが、図6に示すよ
うに、ビデオデコーダ23Aの出力とビデオデコーダ2
3Bの出力とを切り換えるスイッチ41を設け、スイッ
チ41の出力をプロジェクタ25の投射部26に供給す
るようにし、クロック発生回路32の出力で、スイッチ
41を切り換えるようにしても良い。この場合には、1
つの投射部26及びレンズ27で、図5の例と同様な処
理が行える。
【0051】また、この実施の形態においても、前述と
同様に、各番組毎の音声を出力するヘッドホンを設け、
映像信号ばかりでなく、音声についても、各個人毎に好
みの番組のものを聞けるようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】この発明によれば、2つの異なる番組の
映像信号に基づく光出力を、互いに異なる偏光角度の偏
光フィルタを介してスクリーンに投射している。そし
て、一方の偏光角度のフィルタが取り付けられた眼鏡
と、他方の偏光角度のフィルタが取り付けられた眼鏡と
が用意され、一方の偏光角度のフィルタが取り付けられ
た眼鏡を装着すると、一方の番組だけを見ることがで
き、他方の偏光角度のフィルタが取り付けられた眼鏡を
装着すると、他方の番組だけを見ることができる。
【0053】また、2つの異なる番組の映像信号に基づ
く光出力を、互いに異なるタイミングでシャッターによ
り開閉させてスクリーンに投射している。そして、一方
のタイミングと同期して開閉するシャッターが取り付け
られた眼鏡と、他方のタイミングと同期して開閉するシ
ャッターが取り付けられた眼鏡とが用意され、一方のタ
イミングで開閉するシャッターが取り付けられた眼鏡を
装着すると、一方の番組だけを見ることができ、他方の
タイミングで開閉するシャッターが取り付けられた眼鏡
を装着すると、他方の番組だけを見ることができる。
【0054】このように、この発明によれば、スクリー
ンの同一の領域を使って2つの異なる番組を映し出し、
各視聴者は、自分の好みの番組だけを見ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】この発明の一実施の形態における眼鏡の説明に
用いる斜視図である。
【図3】この発明の一実施の形態の説明に用いる略線図
である。
【図4】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】この発明の更に他の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】この発明の更に他の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】従来のプロジェクタの説明に用いるブロック図
である。
【図8】従来のプロジェクタの説明に用いる略線図であ
る。
【符号の説明】
7A,7B・・・投射レンズ,8A,8B・・・偏光レ
ンズ,9・・・スクリーン,10A,10B・・・眼鏡

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の映像信号に基づく光出力を発生す
    る第1の投射手段と、 第2の映像信号に基づく光出力を発生する第2の投射手
    段と、 上記第1の投射手段の光出力の偏光方向を第1の偏光方
    向にするための第1の偏光フィルタと、 上記第2の投射手段の光出力の偏光方向を、上記第1の
    偏光方向とは異なる第2の偏光方向にするための第2の
    偏光フィルタと、 上記第1の偏光フィルタを介された上記第1の投射手段
    の光出力と、上記第2の偏光フィルタを介された上記第
    2の投射手段の光出力とが投射されるスクリーンと、 上記第1の偏光方向の光を通過するフィルタが設けられ
    た第1の眼鏡と、 上記第2の偏光方向の光を通過するフィルタが設けられ
    た第2の眼鏡とからなり、 上記第1の眼鏡を装着すると上記第1の映像信号に基づ
    く画像が見られ、上記第2の眼鏡を装着すると上記第2
    の映像信号に基づく画像が見られるようにしたプロジェ
    クタ装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の偏光方向と上記第2の偏光方
    向とは、互いに90度偏光方向が異なるようにした請求
    項1に記載のプロジェクタ装置。
  3. 【請求項3】 更に、上記第1の映像信号と対応する第
    1のオーディオ信号を再生する第1のヘッドホンと、上
    記第2の映像信号と対応する第2のオーディオ信号を再
    生する第2のヘッドホンとを設けるようにした請求項1
    に記載のプロジェクタ装置。
  4. 【請求項4】 映像信号に基づく光出力を発生する投射
    手段と、 第1の映像信号に基づく光出力を第1のタイミングで投
    射させ、第2の映像信号に基づく光出力を、上記第1の
    タイミングとは異なる第2のタイミングで投射させるよ
    うに切り換える投射切換手段と、 上記投射手段の光出力が投射されるスクリーンと、 上記第1のタイミングに同期して開閉するシャッター手
    段が設けられた第1の眼鏡と、 上記第2のタイミングに同期して開閉するシャッター手
    段が設けられた第2の眼鏡とからなり、 上記第1の眼鏡を装着すると上記第1の映像信号に基づ
    く画像が見られ、上記第2の眼鏡を装着すると上記第2
    の映像信号に基づく画像が見られるようにしたプロジェ
    クタ装置。
  5. 【請求項5】 上記第1のタイミングと上記第2のタイ
    ミングとは、互いに90度位相が異なるようにした請求
    項4に記載のプロジェクタ装置。
  6. 【請求項6】 更に、上記第1の映像信号と対応する第
    1のオーディオ信号を再生する第1のヘッドホンと、上
    記第2の映像信号と対応する第2のオーディオ信号を再
    生する第2のヘッドホンとを設けるようにした請求項4
    に記載のプロジェクタ装置。
  7. 【請求項7】 第1の映像信号に基づく光出力を第1の
    偏光フィルタにより第1の偏光方向にしてスクリーンに
    投射すると共に、 上記第2の投射手段の光出力を第2の偏光フィルタによ
    り上記第1の偏光方向とは異なる第2の偏光方向にして
    スクリーンに投射し、 上記第1の映像信号に基づく画像を見るときには上記第
    1の偏光方向のフィルタが設けられた第1の眼鏡を装着
    し、上記第2の映像信号に基づく画像を見るときには上
    記第2の偏光方向のフィルタが設けられた第2の眼鏡を
    装着するようにしたマルチ画面の生成方法。
  8. 【請求項8】 上記第1の偏光方向と上記第2の偏光方
    向とは、互いに90度偏光方向が異なるようにした請求
    項7に記載のマルチ画面の生成方法。
  9. 【請求項9】 第1の映像信号に基づく光出力を第1の
    タイミングでスクリーンに投射すると共に、 第2の映像信号に基づく光出力を上記第1のタイミング
    とは異なる第2のタイミングでスクリーンに投射し、 上記第1の映像信号に基づく画像を見るときには上記第
    1のタイミングに同期して開閉するシャッターが設けら
    れた第1の眼鏡を装着し、上記第2の映像信号に基づく
    画像を見るときには上記第2のタイミングに同期して開
    閉するシャッターが設けられた第2の眼鏡を装着するよ
    うにしたマルチ画面の生成方法。
  10. 【請求項10】 上記第1のタイミングと上記第2のタ
    イミングとは、互いに90度位相が異なるようにした請
    求項9に記載のマルチ画面の生成方法。
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