JP2007176826A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】パーマ剤と併用しなくても、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性に優れる毛髪化粧料を提供する。
【解決手段】安息香酸誘導体、2−フランカルボン酸誘導体、α−ケトカルボン酸誘導体、炭素数5〜11のオレフィンスルホン酸誘導体、ベンゼンスルホン酸誘導体、炭素数4〜12のアルカンスルホン酸誘導体、炭素数4〜10のアルコール硫酸化物誘導体、10−カンファースルホン酸、イノシトールリン酸、並びにアミノ酸、及びそれ等の塩、有機酸群から選ばれる少なくとも1種の有機酸又はその塩と、(B)ヒドロキシカルボン酸、ケトカルボン酸、ポリカルボン酸、並びにヒドロキシスルホン酸、及びそれ等の塩、有機酸群から選ばれる少なくとも1種の有機酸又はその塩とを含有することを特徴とする毛髪化粧料である。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪化粧料に関し、特に、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、及び毛髪のまとまり性を向上する効果に優れ、必要に応じ毛髪にハリコシ感を付与することができ、かつ高湿度条件においてもこれらの効果の持続性が良好で、更に使用後の不自然な感触(ごわつき、べたつき感等)がなく、繰り返し処理しても毛髪を損傷させることのない毛髪化粧料に関する。
これまで、ちぢれ毛やちぢれ毛に起因するスタイリングに関する悩みを抱える人は少なくなかったが、近年のカラーリング処理やブリーチ処理の一般化に伴い、毛髪の損傷が進行し、ちぢれ毛や毛髪のうねりを矯正することが一層困難になっただけではなく、経時で毛髪が広がり、まとまらないといった不具合も多く見られるようになってきている。また、毛髪の損傷に伴い、ハリコシ感が低下するなどの不具合も増加している。
一般に、ちぢれ毛を矯正(直毛化)する方法としては、ストレートパ−マ処理(以下、「パ−マ処理」という)が広く行われている。該パ−マ処理は、毛髪内部のケラチン蛋白質のS−S結合をチオグリコール酸等の還元剤で一旦切断し、高温のヘアアイロン等でちぢれ毛を強制的にストレート形状に変形した後、臭素酸カリウム等の酸化剤で処理してS−S結合を再度結合させる方法である。
このように、前記パーマ処理は、化学反応を伴うだけではなく、該パーマ処理後にS−S結合が完全には元に戻らないため、毛髪表面に位置するキューティクルの損傷や剥離、毛髪内部成分の変性や流出等が避けられない。そのため、頻繁に該パーマ処理を行うことは、毛髪に深刻なダメージを与えてしまうため好ましくなく、また、前記カラーリング処理や前記ブリーチ処理によって傷んだ髪に更に該パーマ処理を行うと、毛髪の損傷が著しく進行するという問題がある。また、毛髪の損傷に伴い、ハリコシ感が低下するなどの不具合もある。
前記パ−マ処理によらず、ちぢれ毛や毛髪のうねりを矯正したり、また、毛髪のまとまり性を向上させたり、毛髪にハリコシ感を付与したりする方法としては、市販のヘアケア剤を使用する方法がある。該ヘアケア剤としては、高分子や油剤等配合したものが挙げられるが、これらは、十分な効果を発現させるためには多量の高分子や油剤を頭髪に塗布する必要があり、使用後の不自然な感触(ごわつき、べたつき感等)を避けることができない。また、雨など高湿度条件では、短時間のうちにちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性が著しく低下することも大きな問題の一つである。
このような問題を解決するために、パ−マ処理によらず、特定の有機酸を毛髪内部に浸透させて、毛髪自体を持続的に改質させ、ちぢれ毛の矯正やハリコシ感を付与する試みがなされている(特許文献1〜8参照)。
しかしながら、これらの文献に開示されている特定の有機酸のちぢれ毛矯正効果やハリコシ感を付与する効果は未だ低く、十分な効果を上げるためにはパーマ剤と併用するか、処理条件を厳しくする必要があり、処理による毛髪損傷が避けられない。
上記以外にも特定の有機カルボン酸や有機スルホン酸を毛髪内部に浸透させてちぢれ毛矯正効果を発現させることも報告されている(特許文献9参照)。
しかしながら、ちぢれ毛矯正効果、及び毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性を向上する効果、及び毛髪にハリコシ感を付与する効果の全てに優れ、かつ高湿度条件においてもこれらの効果の持続性が良好で、更に使用後の不自然な感触(ごわつき、べたつき感等)がなく、繰り返し処理しても毛髪を損傷させることのない毛髪化粧料は未だ提供されておらず、その速やかな提供が求められているのが現状である。
特開平5−43422号公報 特開平5−43425号公報 特開平5−43426号公報 特開平6−298629号公報 特開平8−92043号公報 特開2002−363042号公報 特開2004−2242号公報 特開2004−182653号公報 特開2005−194261号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、パーマ剤と併用しなくても、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性を向上する効果に優れ、必要に応じ毛髪にハリコシ感を付与することができ、かつ高湿度条件においてもこれらの効果の持続性が良好で、更に使用後に不自然な感触や風合い(ごわつき、べたつき感等)がなく、繰り返し処理しても毛髪を損傷させることのない毛髪化粧料を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者らが鋭意検討を行った結果、(A)一般式(1)で表される安息香酸誘導体及びその塩、一般式(2)で表される2−フランカルボン酸誘導体及びその塩、一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体及びその塩、一般式(4)で表される炭素数5〜11のオレフィンスルホン酸誘導体及びその塩、一般式(5)で表されるベンゼンスルホン酸誘導体及びその塩、一般式(6)で表される炭素数4〜12のアルカンスルホン酸誘導体及びその塩、一般式(7)で表される炭素数4〜10のアルコール硫酸化物及びその塩、10−カンファースルホン酸及びその塩、イノシトールリン酸及びその塩、並びにアミノ酸及びその塩からなる有機酸群から選ばれる少なくとも1種と、(B)ヒドロキシカルボン酸及びその塩、ケトカルボン酸及びその塩(ただし、一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体及びその塩は除く)、ポリカルボン酸及びその塩、並びにヒドロキシスルホン酸及びその塩からなる有機酸群から選ばれる少なくとも1種とを組み合わせることにより、特に優れたちぢれ毛矯正効果が得られるだけでなく、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性を向上する効果にも優れ、必要に応じ毛髪にハリコシ感を付与することができ、かつ高湿度条件においてもこれらの効果の持続性が良好で、更に使用後に不自然な感触や風合い(ごわつき、べたつき感等)がなく、毛髪を損傷させないことを知見した。
なお、ここで、「ちぢれ毛」とは、いわゆる天然パーマや縮毛、波状、ウェーブ状に曲がったくせの強い毛髪を意味し、「ちぢれ毛矯正」とは、このちぢれ毛を伸ばして直毛化(ストレート化)することを意味する。
本発明は、本発明者らの前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> (A)下記一般式(1)で表される安息香酸誘導体及びその塩、下記一般式(2)で表される2−フランカルボン酸誘導体及びその塩、下記一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体及びその塩、下記一般式(4)で表される炭素数5〜11のオレフィンスルホン酸誘導体及びその塩、下記一般式(5)で表されるベンゼンスルホン酸誘導体及びその塩、下記一般式(6)で表される炭素数4〜12のアルカンスルホン酸誘導体及びその塩、下記一般式(7)で表される炭素数4〜10のアルコール硫酸化物誘導体及びその塩、10−カンファースルホン酸及びその塩、イノシトールリン酸及びその塩、並びにアミノ酸及びその塩からなる有機酸群から選ばれる少なくとも1種の有機酸又はその塩と、
(B)ヒドロキシカルボン酸及びその塩、ケトカルボン酸及びその塩(ただし、下記一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体及びその塩は除く)、ポリカルボン酸及びその塩、並びにヒドロキシスルホン酸及びその塩からなる有機酸群から選ばれる少なくとも1種の有機酸又はその塩とを含有することを特徴とする毛髪化粧料である。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(1)中、R〜Rの内、2つがそれぞれ独立に(a)水酸基、(b)フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、及びニトロ基から選ばれる1種の置換基、並びに(c)メトキシ基、及びエトキシ基から選ばれる1種の置換基、のいずれかを表し、残りの3つがそれぞれ独立に(d)水素原子、(e)炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、及び炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基から選ばれる1種の置換基、並びに(f)カルボキシル基、のいずれかを表す。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(2)中、R〜Rの内、3つがそれぞれ独立に(a)水素原子、(b)炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、及び炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基から選ばれる1種の置換基、(c)水酸基、(d)メトキシ基、及びエトキシ基から選ばれる1種の置換基、並びに(e)フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、及びニトロ基から選ばれる1種の置換基、のいずれかを表す。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(3)中、Rは炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基、及び炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアリール基から選ばれる1種の置換基を表す。これらの置換基は、ヒドロキシ基、アルコキシ基、及びアシルオキシ基から選ばれる1種又は2種以上が置換していてもよい、
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(4)中、R10はヒドロキシ基、アルコキシ基、及びアシルオキシ基から選ばれる1種又は2種以上が置換していてもよい炭素数5〜11の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基を表す。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(5)中、R11〜R15は、それぞれ独立に(a)炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、(b)炭素数2〜8の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基、(c)炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖のヒドロキシアルキル基、(d)水酸基、(e)スルホン酸基、(f)水素原子、(g)カルボキシル基、(h)アミノ基、(i)炭素数1〜8のアルコキシ基、並びに(j)フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、及びニトロ基から選ばれる1種の置換基、のいずれかを表す。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(6)中、R16は水酸基、エステル結合、アミド結合、及びエーテル結合から選ばれる1種又は2種以上を含んでいてもよい、炭素数4〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表す。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(7)中、R17は水酸基、エステル結合、アミド結合、及びエーテル結合から選ばれる1種又は2種以上を含んでいてもよい、炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表す。
<2> (B)成分が、グリコール酸及びその塩、乳酸及びその塩、酒石酸及びその塩、レブリン酸及びその塩、並びにイセチオン酸及びその塩から選ばれる少なくとも1種である前記<1>に記載の毛髪化粧料である。
<3> 更に、(C)有機溶剤、及び(D)尿素から選ばれる少なくとも1種を含有する前記<1>から<2>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
<4> (C)有機溶剤が、エタノール、2−プロパノール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2−ベンジルオキシエタノール、N−メチルピロリドン、1,3−ブタンジオール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、及び3−メチル−1,3−ブタンジオールの少なくともいずれかである前記<1>から<3>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
<5> 更に、(E)カチオン性界面活性剤、並びに3級アミン及びその塩から選ばれる少なくとも1種を含有する前記<1>から<4>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
<6> 更に、(F)炭素数12〜24のアルコールを含有する前記<1>から<5>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
<7> 更に、(G)シリコーン類を含有する前記<1>から<6>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決することができ、パーマ剤と併用しなくても、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性を向上する効果に優れ、必要に応じ毛髪にハリコシ感を付与することができ、かつ高湿度条件においてもこれらの効果の持続性が良好で、更に使用後に不自然な感触や風合い(ごわつき、べたつき感等)がなく、繰り返し処理しても毛髪を損傷させることのない毛髪化粧料を提供することができる。
(毛髪化粧料)
本発明の毛髪化粧料は、(A)成分として、後述する有機酸群から選ばれる少なくとも1種の有機酸又はその塩と、(B)成分として、後述する有機酸群から選ばれる少なくとも1種の有機酸又はその塩とを含有し、好ましくは、(C)有機溶剤、(D)尿素、(E)カチオン性界面活性剤、並びに3級アミン及びその塩から選ばれる少なくとも1種、(F)炭素数12〜24のアルコール、(G)シリコーン類、等の成分を含有し、更に、必要に応じて適宜選択したその他の成分を含有してなる。
<(A)有機酸群>
本発明の(A)成分としては、具体的には、下記一般式(1)で表される安息香酸誘導体及びその塩、下記一般式(2)で表される2−フランカルボン酸誘導体及びその塩、下記一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体及びその塩、下記一般式(4)で表される炭素数5〜11のオレフィンスルホン酸誘導体及びその塩、下記一般式(5)で表されるベンゼンスルホン酸誘導体及びその塩、下記一般式(6)で表される炭素数4〜12のアルカンスルホン酸誘導体及びその塩、下記一般式(7)で表される炭素数4〜10のアルコール硫酸化物誘導体及びその塩、10−カンファースルホン酸及びその塩、イノシトールリン酸及びその塩、並びにアミノ酸及びその塩からなる有機酸群から選ばれる少なくとも1種の有機酸又はその塩が用いられる。
−安息香酸誘導体及びその塩−
前記安息香酸誘導体としては、下記一般式(1)で表されるものが用いられる。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(1)中、R〜Rの内、2つがそれぞれ独立に(a)水酸基、(b)フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、及びニトロ基から選ばれる1種の置換基、並びに(c)メトキシ基、及びエトキシ基から選ばれる1種の置換基、のいずれかを表し、残りの3つがそれぞれ独立に(d)水素原子、(e)炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、及び炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基から選ばれる1種の置換基、並びに(f)カルボキシル基、のいずれかを表す。
前記一般式(1)で表される安息香酸誘導体としては、具体的には、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、2,5−ジヒドロキシ安息香酸、2,6−ジヒドロキシ安息香酸、2,6−ジヒドロキシ−4−メチル安息香酸、3,4−ジヒドロキシ安息香酸、3,5−ジヒドロキシ安息香酸、2,3−ジフルオロ安息香酸、2,4−ジフルオロ安息香酸、2,5−ジフルオロ安息香酸、2,6−ジフルオロ安息香酸、3,4−ジフルオロ安息香酸、3,5−ジフルオロ安息香酸、2,3−ジクロロ安息香酸、2,4−ジクロロ安息香酸、2,5−ジクロロ安息香酸、2,6−ジクロロ安息香酸、3,4−ジクロロ安息香酸、3,5−ジクロロ安息香酸、2,3−ジブロモ安息香酸、2,4−ジブロモ安息香酸、2,5−ジブロモ安息香酸、2,6−ジブロモ安息香酸、3,4−ジブロモ安息香酸、3,5−ジブロモ安息香酸、2,3−ジメトキシ安息香酸、2,4−ジメトキシ安息香酸、2,5−ジメトキシ安息香酸、2,6−ジメトキシ安息香酸、3,4−ジメトキシ安息香酸、3,5−ジメトキシ安息香酸、2−クロロ−6−フルオロ安息香酸、2−ブロモ−6−フルオロ安息香酸、2−クロロ−6−ブロモ安息香酸、5−フルオロサリチル酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−メトキシサリチル酸、4−メトキシサリチル酸、5−メトキシサリチル酸、6−メトキシサリチル酸、3−ヒドロキシ−4−メトキシ安息香酸、4−ヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸、3−クロロ−4−フルオロ安息香酸、4−クロロ−2−フルオロ安息香酸、2−クロロ−4−フルオロ安息香酸、3−ブロモ−4−フルオロ安息香酸、3−フルオロ−4−メトキシ安息香酸、5−フルオロ−2−メトキシ安息香酸、2−フルオロ−6−メトキシ安息香酸、5−ブロモ−2−クロロ安息香酸、4−クロロ−2−メトキシ安息香酸、5−クロロ−2−メトキシ安息香酸、2−ブロモ−5−メトキシ安息香酸等が挙げられる。これらの中でも、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性を向上する効果、及びハリコシ感を付与する効果に優れる点から、2,6−ジヒドロキシ安息香酸、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、3,5−ジヒドロキシ安息香酸、6−フルオロサリチル酸、6−クロロサリチル酸、6−ブロモサリチル酸、6−メトキシサリチル酸、2,6−ジヒドロキシ−4−メチル安息香酸、2,6−ジクロロ安息香酸、2,6−ジフルオロ安息香酸、2,6−ジブロモ安息香酸、及び2,6−ジメトキシ安息香酸が特に好ましい。これらの安息香酸誘導体は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記一般式(1)で表される安息香酸誘導体の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらの安息香酸誘導体の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、安息香酸誘導体及び安息香酸誘導体塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−2−フランカルボン酸誘導体及びその塩−
前記2−フランカルボン酸誘導体としては、下記一般式(2)で表されるものが用いられる。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(2)中、R〜Rの内、3つがそれぞれ独立に(a)水素原子、(b)炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、及び炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基から選ばれる1種の置換基、(c)水酸基、(d)メトキシ基、及びエトキシ基から選ばれる1種の置換基、並びに(e)フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、及びニトロ基から選ばれる1種の置換基、のいずれかを表す。
前記一般式(2)で表される2−フランカルボン酸誘導体としては、具体的には、2−フランカルボン酸、5−メチル−2−フランカルボン酸、3−メチル−2−フランカルボン酸、5−エチル−2−フランカルボン酸、5−ヒドロキシ−2−フランカルボン酸、5−メトキシ−2−フランカルボン酸、5−エトキシ−2−フランカルボン酸、5−フルオロ−2−フランカルボン酸、5−クロロ−2−フランカルボン酸、3,4−ジクロロ−2−フランカルボン酸、5−ブロモ−2−フランカルボン酸、3,4−ジブロモ−2−フランカルボン酸、3,5−ジブロモ−2−フランカルボン酸、4,5−ジブロモ−2−フランカルボン酸、5−ニトロ−2−フランカルボン酸等が挙げられる。これらの中でも、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、及び毛髪のまとまり性を向上する効果に優れる点から、2−フランカルボン酸、5−ブロモ−2−フランカルボン酸、及び5−ニトロ−2−フランカルボン酸が特に好ましい。これらの2−フランカルボン酸誘導体は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記一般式(2)で表される2−フランカルボン酸誘導体の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらの2−フランカルボン酸誘導体の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、2−フランカルボン酸誘導体及び2−フランカルボン酸誘導体塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−α−ケトカルボン酸誘導体及びその塩−
前記α−ケトカルボン酸誘導体としては、下記一般式(3)で表されるものが用いられる。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(3)中、Rは炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基、及び炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアリール基から選ばれる1種の置換基を表す。これらの置換基は、ヒドロキシ基、アルコキシ基、及びアシルオキシ基から選ばれる1種又は2種以上が置換していてもよい。
前記一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体としては、具体的には、2−オキソカプロン酸、3−メチル−2−オキソ吉草酸、4−メチル−2−オキソ吉草酸、3,3−ジメチル−2−オキソ酪酸、2−オキソヘプタン酸、3−メチル−2−オキソカプロン酸、2−オキソ−オクタン酸、3−メチル−2−オキソヘプタン酸、2−オキソ−ノナン酸、3−メチル−2−オキソオクタン酸、2−オキソデカン酸、3−メチル−2−オキソノナン酸、2−オキソウンデカン酸、3−メチル−2−オキソデカン酸、2−オキソラウリン酸、3−メチル−2−ウンデカン酸、フェニルグリオキシル酸(ベンゾイルギ酸)、p−トリルグリオキシル酸、(m−メトキシフェニル)グリオキシル酸、(p−メトキシフェニル)グリオキシル酸、キシリルグリオキサル酸、メシチルグリオキシル酸、フェニルピルビン酸、4−フェニル−2−オキソ酪酸、2−オキソ−4−フェニル−3−ブテン酸、1−ナフタレングリコール酸、2−ナフタレングリコール酸等が挙げられる。これらの中でも、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性を向上する効果、及びハリコシ感を付与する効果に優れる点から、フェニルグリオキシル酸、及びフェニルピルビン酸が特に好ましい。これらのα−ケトカルボン酸誘導体は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのα−ケトカルボン酸誘導体の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、α−ケトカルボン酸誘導体及びα−ケトカルボン酸誘導体塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−炭素数5〜11のオレフィンスルホン酸誘導体及びその塩−
前記オレフィンスルホン酸誘導体としては、下記一般式(4)で表されるものが用いられる。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(4)中、R10はヒドロキシ基、アルコキシ基、及びアシルオキシ基から選ばれる1種又は2種以上が置換していてもよい炭素数5〜11の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基を表す。
前記一般式(4)で表されるオレフィンスルホン酸誘導体及びその塩は、炭素数が5〜11のものであれば二重結合の位置は特には限定されないが、該炭素数としては6〜10がより好ましい。なお、該炭素数が4以下若しくは12以上のオレフィンスルホン酸誘導体及びその塩では、本発明の効果が発揮されないことがある。
前記一般式(4)で表される炭素数5〜11のオレフィンスルホン酸としては、具体例には、1−ペンテン−1−スルホン酸、2−ペンテン−1−スルホン酸、3−ペンテン−1−スルホン酸、1−ヘキセン−1−スルホン酸、2−ヘキセン−1−スルホン酸、3−ヘキセン−1−スルホン酸、1−ヘプテン−1−スルホン酸、2−ヘプテン−1−スルホン酸、3−ヘプテン−1−スルホン酸、1−オクテン−1−スルホン酸、2−オクテン−1−スルホン酸、3−オクテン−1−スルホン酸、1−ノネン−1−スルホン酸、2−ノネン−1−スルホン酸、3−ノネン−1−スルホン酸、1−デセン−1−スルホン酸、2−デセン−1−スルホン酸、3−デセン−1−スルホン酸、1−ウンデセン−1−スルホン酸、2−ウンデセン−1−スルホン酸、3−ウンデセン−1−スルホン酸等が挙げられる。これらの中でも、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性を向上する効果に優れる点から、1−ヘキセン−1−スルホン酸、2−ヘキセン−1−スルホン酸、1−ヘプテン−1−スルホン酸、2−ヘプテン−1−スルホン酸、1−オクテン−1−スルホン酸、2−オクテン−1−スルホンサン、1−ノネン−1−スルホン酸、2−ノネン−1−スルホンサン、1−デセン−1−スルホンサン、及び2−デセン−1−スルホン酸が好ましい。これらのオレフィンスルホン酸誘導体は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記一般式(4)で表される炭素数5〜11のオレフィンスルホン酸の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのオレフィンスルホン酸誘導体の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、オレフィンスルホン酸誘導体及びオレフィンスルホン酸誘導体塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−ベンゼンスルホン酸誘導体及びその塩−
前記ベンゼンスルホン酸誘導体としては、下記一般式(5)で表されるものが用いられる。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(5)中、R11〜R15は、それぞれ独立に(a)炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、(b)炭素数2〜8の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基、(c)炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖のヒドロキシアルキル基、(d)水酸基、(e)スルホン酸基、(f)水素原子、(g)カルボキシル基、(h)アミノ基、(i)炭素数1〜8のアルコキシ基、並びに(j)フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、及びニトロ基から選ばれる1種の置換基、のいずれかを表す。
前記一般式(5)で表されるベンゼンスルホン酸誘導体としては、具体的には、ベンゼンスルホン酸、o−トルエンスルホン酸、m−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、o−エチルベンゼンスルホン酸、m−エチルベンゼンスルホン酸、p−エチルベンゼンスルホン酸、o−プロピルベンゼンスルホン酸、m−プロピルベンゼンスルホン酸、p−プロピルベンゼンスルホン酸、o−イソプロピルベンゼンスルホン酸、m−イソプロピルベンゼンスルホン酸、p−イソプロピルベンゼンスルホン酸、p−ブチルベンゼンスルホン酸、p−ヘキシルベンゼンスルホン酸、p−オクチルベンゼンスルホン酸、o-スチレンスルホン酸、m−スチレンスルホン酸、p−スチレンスルホン酸、o−キシレン−3−スルホン酸、o−キシレン−4−スルホン酸、m−キシレン−4−スルホン酸、m-キシレン−5−スルホン酸、p−キシレン−2−スルホン酸、1,2−ベンゼンジスルホン酸、1,3−ベンゼンジスルホン酸、1,4−ベンゼンジスルホン酸、1,3,5−ベンゼントリスルホン酸、ヒドロキノンスルホン酸、カテコール−3−スルホン酸、カテコール−4−スルホン酸、カテコール−3,5−ジスルホン酸、2,4−ジヒドロキシベンゼンスルホン酸、3,5−ジヒドロキシベンゼンスルホン酸等が挙げられる。これらの中でも、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性を向上する効果、ハリコシ感を付与する効果に優れる点から、ベンゼンスルホン酸、p−エチルベンゼンスルホン酸、p−スチレンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、クメンスルホン酸として知られているp−イソプロピルベンゼンスルホン酸、キシレンスルホン酸(混合キシレンスルホン酸)、ヒドロキノンスルホン酸、及び1,3−ベンゼンジスルホン酸特にが好ましい。これらのベンゼンスルホン酸誘導体は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記一般式(5)で表されるベンゼンスルホン酸誘導体の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのベンゼンスルホン酸誘導体の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、ベンゼンスルホン酸誘導体及びベンゼンスルホン酸誘導体塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−炭素数4〜12のアルカンスルホン酸誘導体及びその塩−
前記アルカンスルホン酸誘導体としては、下記一般式(6)で表されるものが用いられる。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(6)中、R16は水酸基、エステル結合、アミド結合、及びエーテル結合から選ばれる1種又は2種以上を含んでいてもよい、炭素数4〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表す。
前記一般式(6)で表されるアルカンスルホン酸誘導体及びその塩は、炭素数が4〜12のものであれば特には制限はないが、該炭素数としては6〜8がより望ましい。なお、該炭素数が3以下若しくは13以上のアルカンスルホン酸誘導体及びその塩では、本発明の効果が発揮されないことがある。
前記一般式(6)で表される炭素数4〜12のアルカンスルホン酸誘導体としては、具体的には、1−ブタンスルホン酸、1−ペンタンスルホン酸、1−ヘキサンスルホン酸、1−ヘプタンスルホン酸、2−エチルヘキシルスルホン酸、1−オクタンスルホン酸、1−ノナンスルホン酸、1−デカンスルホン酸、1−ドデカンスルホン酸、6−ヒドロキシ−1−ヘキサンスルホン酸、8−ヒドロキシ−1−オクタンスルホン酸等が挙げられる。これらの中でも、1−ヘキサンスルホン酸、1−ヘプタンスルホン酸、1−オクタンスルホン酸、2−エチルヘキシルスルホン酸、6−ヒドロキシ−1−ヘキサンスルホン酸、及び8−ヒドロキシ−1−オクタンスルホン酸が特に好ましい。これらのアルカンスルホン酸誘導体は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記一般式(6)で表される炭素数4〜12のアルカンスルホン酸誘導体の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのアルカンスルホン酸誘導体の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、アルカンスルホン酸誘導体及びアルカンスルホン酸誘導体塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−炭素数4〜10のアルコール硫酸化物及びその塩−
前記アルコール硫酸化物としては、下記一般式(7)で表されるものが用いられる。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(7)中、R17は水酸基、エステル結合、アミド結合、及びエーテル結合から選ばれる1種又は2種以上を含んでいてもよい、炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表す。
前記一般式(7)で表されるアルコール硫酸化物及びその塩は、炭素数が4〜10のものであれば特には制限はないが、該炭素数としては6〜8がより望ましい。なお、該炭素数が3以下若しくは11以上のアルカンスルホン酸誘導体及びその塩では、本発明の効果が発揮されないことがある。
前記一般式(7)で表される炭素数4〜10のアルコール硫酸化物としては、具体的には、1−ブチル硫酸、1−ペンチル硫酸、1−ヘキシル硫酸、1−ヘプチル硫酸、1−オクチル硫酸、1−ノニル硫酸、1−デシル硫酸、2−エチルヘキシル硫酸等が挙げられる。これらの中でも、1−ヘキシル硫酸、1−ヘプチル硫酸、及び1−オクチル硫酸が特に好ましい。これらのアルコール硫酸化物は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記一般式(7)で表される炭素数4〜10のアルコール硫酸化物の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのアルコール硫酸化物の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、アルコール硫酸化物及びアルコール硫酸化物塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−10−カンファースルホン酸及びその塩−
前記10−カンファースルホン酸には、光学異性体が存在するが、本発明においては(+)体、(−)体、及びラセミ体のいずれも使用することができ、これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、前記10−カンファースルホン酸の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらの10−カンファースルホン酸の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、10−カンファースルホン酸及び10−カンファースルホン酸塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−イノシトールリン酸及びその塩−
前記イノシトールリン酸としては、具体的には、イノシトール1リン酸、イノシトール2リン酸、イノシトール3リン酸、イノシトール4リン酸、イノシトール5リン酸、イノシトール6リン酸が挙げられるが、これらの中でもフィチン酸としても知られているイノシトール6リン酸がコストと効果の点から好ましい。これらのイノシトールリン酸は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記イノシトールリン酸の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのイノシトールリン酸の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、イノシトールリン酸及びイノシトールリン酸塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−アミノ酸及びその塩−
前記アミノ酸としては、具体的には、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、ヒドロキシリシン、ヒドロキシプロリン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン、バリン等が挙げられる。これらの中でも、特にアルギニン、セリン、及びグルタミン酸が好ましい。該アミノ酸は、グリシンを除き立体異性体が存在するが、D体、L体単独で使用しても、任意の割合で混合して使用してもよい。
前記アミノ酸の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのアミノ酸の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、アミノ酸及びアミノ酸塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
本発明の(A)成分である有機酸群の毛髪化粧料への含有量としては、いずれも毛髪化粧料全量に対して0.1〜20質量%が好ましく、0.1〜15質量%がより好ましく、0.1〜10質量%が特に好ましい。該含有量が0.1質量%未満であると、本発明の効果を十分発揮することが困難になることがあり、20質量%を超えると、該整髪料の使用直後や使用時から時間経過後にべたつきを生じ、風合いの点で満足できないものとなる場合がある。
<(B)有機酸群>
本発明の(B)成分としては、具体的には、ヒドロキシカルボン酸及びその塩、ケトカルボン酸及びその塩(ただし、前記一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体及びその塩は除く)、ポリカルボン酸及びその塩、並びにヒドロキシスルホン酸及びその塩からなる有機酸群から選ばれる少なくとも1種の有機酸又はその塩が用いられる。
−ヒドロキシカルボン酸及びその塩−
前記ヒドロキシカルボン酸としては、具体的には、グリコール酸、乳酸、メチル乳酸、リンゴ酸、酒石酸、ヒドロキシアクリル酸、オキシ酪酸、グリセリン酸、グルコン酸、クエン酸、ヒドロキシピバリン酸、グリセリン酸、タルトロン酸、マンデル酸、フェニル乳酸、β−ヒドロキシプロピオン酸、β−ヒドロキシブタン酸、β−ヒドロキシペンタン酸等が挙げられる。これらの中でも、特にグリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、ヒドロキシピバリン酸、グルコン酸、及びβ−ヒドロキシプロピオン酸が好ましい。これらのヒドロキシカルボン酸は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ヒドロキシカルボン酸の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのヒドロキシカルボン酸の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、ヒドロキシカルボン酸及びヒドロキシカルボン酸塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−ケトカルボン酸及びその塩−
前記ケトカルボン酸としては、前記一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体以外の化合物であれば特に制限はないが、具体的には、レブリン酸、オキサル酢酸、ケトグルタル酸等が挙げられる。これらの中でも、特にレブリン酸が好ましい。これらのケトカルボン酸は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ケトカルボン酸の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのケトカルボン酸の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、ケトカルボン酸及びケトカルボン酸塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−ポリカルボン酸及びその塩−
前記ポリカルボン酸としては、具体的には、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、デカンジカルボン酸、ジグリコール酸、マレイン酸、フマル酸、1,2,3−プロパントリカルボン酸、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸等が挙げられる。これらの中でも、特にマロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、及びフマル酸が好ましい。これらのポリカルボン酸は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ポリカルボン酸の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのポリカルボン酸の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、ポリカルボン酸及びポリカルボン酸塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
−ヒドロキシスルホン酸及びその塩−
前記ヒドロキシスルホン酸としては、具体的には、イセチオン酸として知られる2−ヒドロキシエタンスルホン酸、3−ヒドロキシプロパンスルホン酸、4−ヒドロキシブタンスルホン酸等が挙げられる。これらの中でも、特にイセチオン酸が好ましい。これらのヒドロキシスルホン酸は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ヒドロキシスルホン酸の塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)、アンモニア塩、有機アミン化合物塩、有機4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、効果向上及びコスト低下の点から、ナトリウム塩、カリウム塩、及び有機4級アンモニウム塩が好ましい。これらのヒドロキシスルホン酸の塩は、それぞれ1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、ヒドロキシスルホン酸及びヒドロキシスルホン酸塩のそれぞれを1種又は2種以上併用してもよい。
本発明の(B)成分である有機酸群の毛髪化粧料への含有量としては、いずれも毛髪化粧料全量に対して0.1〜20質量%が好ましく、0.1〜15質量%がより好ましく、0.1〜10質量%が特に好ましい。該含有量が0.1質量%未満であると、本発明の効果を十分発揮することが困難になることがあり、20質量%を超えると、該整髪料の使用直後や使用時から時間経過後にべたつきを生じ、風合いの点で満足できないものとなる場合がある。
前記(A)成分のうち、前記一般式(5)で表されるベンゼンスルホン酸誘導体及びその塩、前記一般式(6)で表される炭素数4〜12のアルカンスルホン酸誘導体及びその塩、前記一般式(7)で表される炭素数4〜10のアルコール硫酸化物及びその塩、並びにアミノ酸及びその塩から選ばれる少なくとも1種と、前記(B)成分とを組み合わせる場合には、該(B)成分としては、上述した有機酸の中でも、グリコール酸及びその塩、乳酸及びその塩、酒石酸及びその塩、レブリン酸及びその塩、イセチオン酸及びその塩、から選ばれる2種以上を併用した方が好ましい。
<(C)有機溶剤>
本発明の毛髪化粧料は、前記(A)及び(B)成分の他に、前記(A)及び(B)成分の毛髪への浸透性を向上させて、本発明の効果を高めるため、また、前記(A)及び(B)成分、並びに後述する任意成分の溶解度を向上するために、更に有機溶剤を配合することもできる。該有機溶剤としては、具体的には、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、t−ブタノール、1−ヘキサノール等の脂肪族アルコール類;ベンジルアルコール、2−ベンジルオキシエタノール、フェノキシエタノール等の芳香族アルコール類;エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール等のポリオール類;イノシトール等の糖アルコール類;N−メチルピロリドン、N−ラウリルピロリドン等のアルキルピロリドン類;などが挙げられる。これらの中でも、効果向上および溶解性の観点から、エタノール、2−プロパノール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2−ベンジルオキシエタノール、N−メチルピロリドン、1,3−ブタンジオール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、及び3−メチル−1,3−ブタンジオールが特に好ましい。これらの有機溶剤はそれぞれ1種を単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
前記有機溶剤の毛髪化粧料への含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、いずれも毛髪化粧料全量に対して1〜80質量%が好ましく、5〜50質量%がより好ましく、10〜40質量%が特に好ましい。
<(D)尿素>
本発明の毛髪化粧料は、前記(A)及び(B)成分の他に、前記(A)及び(B)成分の毛髪への浸透性を向上させて、本発明の効果を高めるため、更に尿素を配合することもできる。該尿素の毛髪化粧料への含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、毛髪化粧料全量に対して0.1〜20質量%が好ましく、0.1〜10質量%がより好ましく、0.5〜10質量%が特に好ましい。該含有量が0.1質量%未満であると、該尿素を添加したことによる効果が十分に得られないことがあり、20質量%を超えると、該整髪料の使用直後や使用時から時間経過後にべたつきを生じ、風合いの点で満足できないものとなる場合がある。
<(E)カチオン性界面活性剤、並びに3級アミン及びその塩から選ばれる少なくとも1種>
本発明の毛髪化粧料は、前記(A)及び(B)成分の他に、本発明の効果の向上と、日常のヘアケア行動により損傷した毛髪表面を修復するために、更にカチオン性界面活性剤、並びに3級アミン及びその塩から選ばれる少なくとも1種を配合することもできる。
−カチオン性界面活性剤−
前記カチオン性界面活性剤としては、下記一般式(8)で表される4級アンモニウム塩、下記一般式(9)で表されるグアニジン塩等が好適に挙げられる。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(8)中、R18〜R21は、それぞれ独立にアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基、ポリアルキレンオキサイド基、及びベンジル基のいずれかの置換基を表し、そのうち1つ又は2つはエステル結合及びアミド結合の少なくともいずれかを含んでいてもよい、炭素数8〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、炭素数8〜24の直鎖又は分岐鎖のヒドロキシアルキル基、及び炭素数8〜24の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基から選ばれる1種の置換基であり、残りは水素原子、メチル基、エチル基、ベンジル基、並びに−(CO)H及び−(CO)Hのいずれか(ただし、q及びrはそれぞれ1〜5の整数を表す)で表されるポリアルキレンオキサイド基、のいずれかの置換基であるが、これらは互いに同一であっても異なっていてもよい。Xは塩化塩、臭化塩、ヨウ化塩、硫酸塩、メチル硫酸塩、エチル硫酸塩、酢酸塩、ピロリドンカルボン酸塩、グリコール酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩、酸性アミノ酸塩等の無機又は有機酸から誘導されるアニオンを表す。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(9)中、R22は炭素数1〜21の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基、及び炭素数1〜21の直鎖状又は分岐鎖状のアルケニル基から選ばれる1種の置換基を表し、Aは炭素数1〜10の直鎖状又は分岐鎖状のアルキレン基、及び炭素数1〜10の直鎖状又は分岐鎖状のアルケニレン基から選ばれる1種の置換基を表す。また、tは1〜5の整数を表し、tが2以上の場合、各ブロック中のAは互いに異なってもよい。Xは塩化塩、臭化塩、ヨウ化塩、硫酸塩、メチル硫酸塩、エチル硫酸塩、酢酸塩、ピロリドンカルボン酸塩、グリコール酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩、酸性アミノ酸塩等の無機もしくは有機酸から誘導されるアニオンを表す。
前記カチオン性界面活性剤としては、具体的には、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化オレイルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムメトサルフェート、セチルトリメチルアンモニウムメトサルフェート、ベヘニルトリメチルアンモニウムメトサルフェート、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジオレイルジメチルアンモニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン、酢酸ミリスチン酸アミドブチルグアニジン、酢酸パルミチン酸アミドブチルグアニジン、ステアリルビス(2−ヒドロキシエチル)エチルアンモニウムエトサルフェート、塩化ステアリルメチルビス(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム、塩化ステアロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、塩化セチロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘノイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリン酸アミドプロピルトリメチルアンモニウム、塩化ミリスチン酸アミドプロピルトリメチルアンモニウム、塩化パルミチン酸アミドプロピルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニン酸プロピルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。これらの中でも、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、及び酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジンが特に好ましい。これらのカチオン性界面活性剤は1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記カチオン性界面活性剤の毛髪化粧料への含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、毛髪化粧料全量に対して0.1〜10質量%が好ましく、0.1〜5.0質量%がより好ましい。該含有量が0.1質量%未満であると、該カチオン性界面活性剤を添加したことによる効果が十分に得られないことがあり、10質量%を超えても、それ以上の効果の向上が見られない。
−3級アミン及びその塩−
前記3級アミン及びその塩としては、下記一般式(10)で表されるものが好適に挙げられる。
Figure 2007176826
ただし、前記一般式(10)中、R23は炭素数7〜21の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、炭素数7〜21の直鎖又は分岐鎖のヒドロキシアルキル基、及び炭素数7〜21の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基から選ばれる1種の置換基を表し、R24〜R25は炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基、及び炭素数1〜3のアルケニル基から選ばれる1種の置換基を表し、tは0又は1の整数を表し、Aは炭素数1〜10の直鎖状又は分岐鎖状のアルキレン基、及び炭素数1〜10の直鎖状又は分岐鎖状のアルケニレン基から選ばれる1種の置換基を表す。
前記3級アミンとしては、具体的には、ステアリルジメチルアミン、ベヘニルジメチルアミン、デカン酸アミドプロピルジメチルアミン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルアミン、パルミチン酸プロピルジメチルアミン、ステアリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ベヘニン酸アミドプロピルジメチルアミン等が挙げられる。これらの中でも、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミン、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルアミン、パルミチン酸プロピルジメチルアミン、及びステアリン酸アミドプロピルジメチルアミンが特に好ましい。これらの3級アミンは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記3級アミン及びその塩の毛髪化粧料への含有量としては、毛髪化粧料全量に対して0.1〜10質量%、0.1〜5.0質量%がより好ましい。該含有量が0.1質量%未満であると、該3級アミン及びその塩を添加したことによる効果が十分に得られないことがあり、10質量%を超えても、それ以上の効果の向上が見られない。
<(F)炭素数12〜24のアルコール>
本発明の毛髪化粧料は、前記(A)及び(B)成分の他に、本発明の効果の向上と、日常のヘアケア行動により損傷した毛髪表面を修復するために、更に炭素数12〜24のアルコールを配合することもできる。該炭素数12〜24のアルコールとしては、具体的には、ラウリルアルコール、テトラデカノール、ヘキサデカノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、2−デシルテトラデカノール、2−オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、2−ヘキシルデカノール等が挙げられる。これらの中でも、ヘキサデカノール、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコールが特に好ましい。これらの炭素数12〜24のアルコールは、それぞれ1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記炭素数12〜24のアルコールの毛髪化粧料への含有量としては、効果発現の観点から、毛髪化粧料全量の0.1〜10質量%が好ましく、0.1〜5.0質量%がより好ましい。該含有量が0.1質量%未満であると、該3級アミン及びその塩を添加したことによる効果が十分に得られないことがあり、10質量%を超えても、それ以上の効果の向上が見られない。
<(G)シリコーン類>
本発明の毛髪化粧料は、前記(A)及び(B)成分の他に、本発明の効果の向上と、滑沢性の向上のために、更にシリコーン類を配合することもできる。該シリコーン類としては、毛髪化粧料に配合しうるものであれば、その種類は特に限定されないが、例えば、ジメチルポリシロキサン、ポリアルキルエーテル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アクリル変性シリコーン、カルボキシル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、カルビノール変性シリコーン、メタクリル変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、フェノール変性シリコーン、メチルスチリル変性シリコーン、高級脂肪酸エステル変性シリコーン、親水性特殊変性シリコーン、高級アルコキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、高級脂肪酸含有シリコーン、架橋型シリコーン、メチルシロキサン網状重合体、シリコーングラフトポリマー、環状シリコーン、片末端反応型シリコーン及びこれらを含むエマルジョン等が挙げられる。これらの中でも、ジメチルシリコーン、アミノ変性シリコーン、及びポリアルキルエーテル変性シリコーンが特に好ましい。これらのシリコーン類は、1種単独用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記シリコーン類(エマルジョンタイプを除く)の粘度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、毛髪化粧料としての使用性等の観点から、25℃における粘度が、10〜100万mm/sであるのが好ましく、30〜10万mm/sであるのがより好ましい。 前記シリコーン類の毛髪化粧料への含有量としては、毛髪化粧料全量に対して、オイル分で0.01〜10質量%が好ましく、0.1〜5質量%がより好ましい。該含有量が0.01質量%未満では、十分な滑沢性が得られないことがあり、10質量%を超えると、床等に毛髪化粧料が付着した場合に、床滑りの危険性がある。
<その他の成分>
本発明の毛髪化粧料は、前記(A)〜(G)成分、及び後述するpH調整剤以外の成分の残部は通常水(精製水、蒸留水、イオン交換水、純水、超純水等)であるが、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、更に、無機塩、界面活性剤、カチオン化セルロース等の高分子化合物、油剤、香料、パール化剤、色素、染料、金属キレート剤、粘度調整剤、動植物抽出剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、漂白剤、抗フケ剤、殺菌剤、養毛剤、安定化剤、ビタミン類等の薬効剤、血行促進剤、収斂剤等のその他の成分を適宜配合することができる。
本発明の毛髪化粧料は、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性を向上する効果、毛髪へのハリコシ感を付与する効果を十分発現させるため上述の必須成分及び任意成分を毛髪へ十分浸透吸着させる観点より、毛髪に適用する際のpH(25℃)がpH2.5〜10.0、より好ましくはpH2.5〜7.5、特に好ましくはpH3.0〜6.0であるように調製されることが好ましい。該pHが2.5未満では毛髪や頭皮などへの刺激が避けられず、pHが10.0を超えると本発明の効果が低下することがある。
前記pHの調整には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、トリエタノールアミン等の公知のpH調整剤を使用することができるが、これらの中でも、本発明の効果向上の観点から、水酸化カリウム及び水酸化ナトリウムが好ましい。これらのpH調整剤は1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してよい。
<製法>
本発明の毛髪化粧料は、例えば、水溶液、エタノ−ル溶液、ゲル、液晶、固形、エアゾ−ル等の各種の剤型に用いることができ、その製法としては、特に制限はなく、上述の必須成分及び任意成分等を適宜配合して、各剤型の常法に準じて調製することができる。
<充填容器>
本発明の毛髪化粧料は、適宜容器に充填して保存、使用することができる。使用する容器としては、特に制限されるものではなく、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、エバールなどの汎用プラスチック容器や、ガラス容器又はアルミ、鉄などの金属容器、又はこれらを併用した容器等を用いることができる。なお、本発明の毛髪化粧料を充填する容器は、これらに限定されるものではない。
<使用方法>
本発明の毛髪化粧料を用いる方法としては、特に制限されるものではなく、例えば、毛髪に上記毛髪化粧料組成物を塗布してもよく、また、上記毛髪化粧料に毛髪を浸漬してもよいが、いずれの方法においても、本発明の効果をより一層向上させるために、室温以上に加温して用いることが望ましい。具体的には、例えば予め加温した上記毛髪化粧料に毛髪を浸漬しても、加温した上記毛髪化粧料を毛髪に塗布してもよく、また、毛髪を上記毛髪化粧料に浸漬後、あるいは毛髪に上記毛髪化粧料を塗布後に加温してもよい。また、毛髪を上記毛髪化粧料組成物に浸漬前、あるいは毛髪に上記毛髪化粧料組成物を塗布前に、毛髪のみを加温してもよい。加温する温度に特に制限はないが、30〜160℃が好ましく、35〜150℃がより好ましく、40〜140℃が特に好ましい。また、加熱の方法は、特に限定されるものではないが、ドライヤー、スチームドライヤー、マイナスイオンドライヤー、ヘアアイロン、コテ等の電気器具や発熱体や温熱シート、発熱ジェル、ヘアキャップ、スチーム発生器具や美容室に設置してあるスチーマー、ウォーマー等の加湿、加温器具などを用いてもよい。
本発明の毛髪化粧料で処理した毛髪は、その後に洗っても洗い流すことなく放置してもよく、また、上記毛髪化粧料で処理する前の毛髪は乾燥状態であっても、洗髪や水分塗布後の湿った状態であってもよい。また、本発明の毛髪化粧料で処理を行う際には、毛髪にテンションをかけながら処理しても、毛髪にテンションをかけずに処理してもよい。
本発明の毛髪化粧料は、還元剤や酸剤と併用することもでき、またカラ−リング剤やブリ−チ剤と併用して用いることもできる。また、本発明の毛髪化粧料は、シャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアフォーム、ヘアジェル、ヘアウォーター、ヘアミスト、染毛剤等として使用することもできる。また、家庭品に限らず、業務用としても適用することができる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜38及び比較例1〜14)
下記表1〜6に示す組成に従い、実施例1〜38及び比較例1〜14の毛髪化粧料(全量100質量%)を常法に従い調製した。なお、pHの調整は25℃で行った。
また、用いた試薬は東京化成工業株式会社、関東化学株式会社、東レ・ダウコーニング株式会社、信越化学工業株式会社、ライオンアクゾ株式会社より購入もしくは入手した。毛束はビューラックス社より購入し、必要に応じ毛束からちぢれ毛を選別して用いた。
次に、得られた毛髪化粧料について、下記評価方法により、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のまとまり性、及び毛髪のうねり矯正効果を評価した。結果を表1〜6に示す。
<ちぢれ毛矯正効果及び毛髪のまとまり性の評価方法>
市販ブリーチ剤で3回処理を行ったちぢれ毛100本を束にして評価に用いた。この毛束に調製した前記毛髪化粧料0.1gを均一に塗布した後、ドライヤーで3分間乾燥した。次いで、処理毛束を25℃、60%RH条件下で吊るし、5時間後のちぢれ毛矯正効果、及び毛髪のまとまり性を以下の基準に従って目視で評価した。
−ちぢれ毛矯正効果評価基準−
4点:ちぢれ毛が矯正されている。
3点:若干ちぢれ毛が残っているが、大部分のちぢれ毛は矯正されている。
2点:ややちぢれ毛が矯正されている。
1点:ちぢれ毛は矯正されていない(未処理と同等)。
−毛髪のまとまり性評価基準−
4点:非常によくまとまっている。
3点:よくまとまっている。
2点:ややまとまっている。
1点:毛束が大きく広がり、まとまりが悪い(未処理と同等)。
<毛髪のうねり矯正効果の評価方法>
市販ブリーチ剤で5回処理を行った長さ30cm、重さ10gのうねりが目立つ毛束を用いて評価を行った。この毛束に毛髪化粧料組成物0.7gを均一に塗布した後、ドライヤーで3分間乾燥した。次いで、処理毛束を25℃、60%RH条件下で吊し、5時間後のうねり矯正効果を以下の基準に従って目視で評価した。
−うねり矯正効果評価基準−
4点:うねりは矯正されている。
3点:若干のうねりが残っているが、大部分のうねりは矯正されている。
2点:ややうねりが矯正されている。
1点:うねりは矯正されていない(未処理と同等)。
Figure 2007176826
*NaOH及びKOH:各実施例に記載のpHになるように添加量を調整する。
Figure 2007176826
*NaOH及びKOH:各実施例に記載のpHになるように添加量を調整する。
Figure 2007176826
*NaOH及びKOH:各実施例に記載のpHになるように添加量を調整する。
Figure 2007176826
*NaOH及びKOH:各実施例に記載のpHになるように添加量を調整する。
Figure 2007176826
*NaOH及びHCl:各実施例に記載のpHになるように添加量を調整する。
Figure 2007176826
*NaOH:各実施例に記載のpHになるように添加量を調整する。
(実施例39〜42及び比較例15〜16)
下記表7に示す組成に従い、実施例39〜42及び比較例15〜16の毛髪化粧料(全量100質量%)を常法に従い調製した。なお、pHの調整は25℃で行った。
また、用いた試薬は東京化成工業株式会社、関東化学株式会社、東レ・ダウコーニング株式会社、信越化学工業株式会社、ライオンアクゾ株式会社より購入もしくは入手した。毛束はビューラックス社より購入し、必要に応じ毛束からちぢれ毛を選別して用いた。
次に、得られた毛髪化粧料について、実施例1と同様にして、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のまとまり性、及び毛髪のうねり矯正効果を評価した。更に、下記評価方法により、ハリコシ感付与効果を評価した。結果を表7に示す。
<ハリコシ感付与効果の評価方法>
市販ブリーチ剤で5回処理を行った長さ30cm、重さ10gのうねりが目立ち、ハリコシ感の感じられない毛束を用いて評価を行った。この毛束に毛髪化粧料組成物0.7gを均一に塗布した後、ドライヤーで3分間乾燥した。次いで、処理毛束を25℃、60%RH条件下で吊し、5時間後のハリコシ感付与効果を以下の基準に従って官能評価した。
−ハリコシ感付与効果評価基準−
4点:明らかにハリコシ感が付与されている。
3点:ハリコシ感が付与されている。
2点:ややハリコシ感が付与されている。
1点:ハリコシ感は付与されていない(未処理と同等)。
Figure 2007176826
*NaOH及びHCl:各実施例に記載のpHになるように添加量を調整する。
前記表1〜7の結果から明らかなように、本発明である実施例1〜42の毛髪化粧料は、比較例1〜16に比べて、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性に優れることが判明した。特に、前記表7の結果から明らかなように、本発明である実施例39〜42の毛髪化粧料は、比較例15〜16に比べて、毛髪へ適度なハリコシ感も付与できることが判明した。更に実施例1〜42の毛髪化粧料で処理した毛髪は、不自然な感触や風合い(ごわつき、べたつき感等)もなく自然な仕上がり感触となった。また、実施例1〜42で処理した100本毛束及び10g毛束を25℃、80%RH条件下で2時間保存したが、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性、ハリコシ感の低下は確認されず、これらの効果は高湿度条件でも持続することが判明した。さらに、実施例1〜42処理を7回連続して行ったが、感触の悪化や切れ毛は全く見られず、毛髪の損傷を起こさないことも判明した。
本発明のちぢれ毛矯正剤は、パーマ剤と併用しなくても、ちぢれ毛矯正効果、毛髪のうねり矯正効果、毛髪のまとまり性を向上する効果に優れ、必要に応じ毛髪にハリコシ感を付与することができ、かつ高湿度条件においてもこれらの効果の持続性が良好で、更に使用後に不自然な感触や風合い(ごわつき、べたつき感等)がなく、繰り返し処理しても毛髪を損傷させることがないため、例えば、シャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアフォーム、ヘアジェル、ヘアウォーター、ヘアミスト、染毛剤等として好適に用いることができる。

Claims (7)

  1. (A)下記一般式(1)で表される安息香酸誘導体及びその塩、下記一般式(2)で表される2−フランカルボン酸誘導体及びその塩、下記一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体及びその塩、下記一般式(4)で表される炭素数5〜11のオレフィンスルホン酸誘導体及びその塩、下記一般式(5)で表されるベンゼンスルホン酸誘導体及びその塩、下記一般式(6)で表される炭素数4〜12のアルカンスルホン酸誘導体及びその塩、下記一般式(7)で表される炭素数4〜10のアルコール硫酸化物誘導体及びその塩、10−カンファースルホン酸及びその塩、イノシトールリン酸及びその塩、並びにアミノ酸及びその塩からなる有機酸群から選ばれる少なくとも1種の有機酸又はその塩と、
    (B)ヒドロキシカルボン酸及びその塩、ケトカルボン酸及びその塩(ただし、下記一般式(3)で表されるα−ケトカルボン酸誘導体及びその塩は除く)、ポリカルボン酸及びその塩、並びにヒドロキシスルホン酸及びその塩からなる有機酸群から選ばれる少なくとも1種の有機酸又はその塩とを含有することを特徴とする毛髪化粧料。
    Figure 2007176826
    ただし、前記一般式(1)中、R〜Rの内、2つがそれぞれ独立に(a)水酸基、(b)フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、及びニトロ基から選ばれる1種の置換基、並びに(c)メトキシ基、及びエトキシ基から選ばれる1種の置換基、のいずれかを表し、残りの3つがそれぞれ独立に(d)水素原子、(e)炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、及び炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基から選ばれる1種の置換基、並びに(f)カルボキシル基、のいずれかを表す。
    Figure 2007176826
    ただし、前記一般式(2)中、R〜Rの内、3つがそれぞれ独立に(a)水素原子、(b)炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、及び炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基から選ばれる1種の置換基、(c)水酸基、(d)メトキシ基、及びエトキシ基から選ばれる1種の置換基、並びに(e)フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、及びニトロ基から選ばれる1種の置換基、のいずれかを表す。
    Figure 2007176826
    ただし、前記一般式(3)中、Rは炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基、及び炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアリール基から選ばれる1種の置換基を表す。これらの置換基は、ヒドロキシ基、アルコキシ基、及びアシルオキシ基から選ばれる1種又は2種以上が置換していてもよい。
    Figure 2007176826
    ただし、前記一般式(4)中、R10はヒドロキシ基、アルコキシ基、及びアシルオキシ基から選ばれる1種又は2種以上が置換していてもよい炭素数5〜11の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基を表す。
    Figure 2007176826
    ただし、前記一般式(5)中、R11〜R15は、それぞれ独立に(a)炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、(b)炭素数2〜8の直鎖又は分岐鎖のアルケニル基、(c)炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖のヒドロキシアルキル基、(d)水酸基、(e)スルホン酸基、(f)水素原子、(g)カルボキシル基、(h)アミノ基、(i)炭素数1〜8のアルコキシ基、並びに(j)フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、及びニトロ基から選ばれる1種の置換基、のいずれかを表す。
    Figure 2007176826
    ただし、前記一般式(6)中、R16は水酸基、エステル結合、アミド結合、及びエーテル結合から選ばれる1種又は2種以上を含んでいてもよい、炭素数4〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表す。
    Figure 2007176826
    ただし、前記一般式(7)中、R17は水酸基、エステル結合、アミド結合、及びエーテル結合から選ばれる1種又は2種以上を含んでいてもよい、炭素数4〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表す。
  2. (B)成分が、グリコール酸及びその塩、乳酸及びその塩、酒石酸及びその塩、レブリン酸及びその塩、並びにイセチオン酸及びその塩から選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の毛髪化粧料。
  3. 更に、(C)有機溶剤、及び(D)尿素から選ばれる少なくとも1種を含有する請求項1から2のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  4. (C)有機溶剤が、エタノール、2−プロパノール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2−ベンジルオキシエタノール、N−メチルピロリドン、1,3−ブタンジオール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、及び3−メチル−1,3−ブタンジオールの少なくともいずれかである請求項1から3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  5. 更に、(E)カチオン性界面活性剤、並びに3級アミン及びその塩から選ばれる少なくとも1種を含有する請求項1から4のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  6. 更に、(F)炭素数12〜24のアルコールを含有する請求項1から5のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  7. 更に、(G)シリコーン類を含有する請求項1から6のいずれかに記載の毛髪化粧料。
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