JP2007176404A - チップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシート - Google Patents

チップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシート Download PDF

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Abstract

【課題】リクライニングロックを開錠すると、チップアップロックも開錠でき、シートクッションの跳上げ姿勢をチップアップロックの施錠で保ってリクライニングロックを開錠可能に構成する。
【解決手段】作動レバー85の引張りで、リンクプレート84,制動リンク82,リンクバー80の機構全体を誘導ピン81で引き上げるリクライニングロック開錠機構、切欠歯90a,90bと噛合,離脱可能な突起歯91bを設けたラッチ91と、カム92を揺動可能に装着し、カムの揺動を規制する係止段部91cをラッチに設けたチップアップロック機構、カムの揺動を許容する窪み部91dをラッチに設け、誘導ピンと当接し乃至は当接逃げ可能な開口縁93a〜93cを設けたリンクプレート93をカムと一体に揺動可能に装着し、作動レバー94の引張りで、突起歯を切欠歯より離脱するチップアップロック開錠機構を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートバックを着座姿勢に保ち、また、角度調整し乃至はシートクッション側まで前倒しするに施錠,開錠可能なリクライニングロック機構を備えると共に、シートクッションをシートバック側まで跳ね上げるに施錠,開錠可能なチップアップロック機構を備え、更に、シート全体を車体フロアの下段側にダイブダウン収納可能に構成するチップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシートに関するものである。
従来、シートクッションをシートバック側まで跳上げ可能なチップアップロック機構を備え、使い勝手のよいものに構成するべく、シートクッションの跳上げ状態からチップアップロック機構を施錠状態に保ってシート全体を車体フロアの上段側より下段側にダイブダウン収納可能で、ダイブダウン収納状態からチップアップロック機構を開錠状態に保ってシート全体を元の着座姿勢に戻せるよう構成するチップアップ・ダイブダウン式自動車用シートが知られている(特許文献1)。
特開2005‐212554
そのチップアップ・ダイブダウン式自動車用シートは、シートバックを着座姿勢に保ち、また、角度調整し乃至はシートクッション側まで前倒しするに施錠,開錠可能なリクライニングロック機構を備えず、ラッチをシートバックの片側部に取り付けると共に、ストライカを車体のサイドパネルに取り付け、ラッチをストライカに係合させてシートバックを着座姿勢に保つことから、シートクッションをシートバック側まで跳上げ可能に構成されている。
そのチップアップ・ダイブダウン式自動車用シートをリクライニングシートとして構成するには、チップアップロック機構をリクライニングロック機構と個別に操作可能に構成することは勿論、リクライニングロック機構を開錠すると、チップアップロック機構も開錠できてシート全体をダイブダウン収納でき、また、両機構を開錠状態に保ってダイブダウン収納状態からシート全体を元の着座姿勢に戻せるよう構成し、一方、シートクッションの跳上げ姿勢をチップアップロック機構の施錠で保ってリクライニングロック機構を開錠することによりシート全体を車体フロアの下段側にダイブダウン収納可能に構成するとよい。
本発明が解決しようとする課題は、シートバックを着座姿勢に保ち、また、角度調整し乃至はシートクッション側まで前倒しするよう開錠可能なリクライニングロック機構とチップアップロック機構とをいずれも備え、チップアップロック機構をリクライニングロック機構と個別に操作可能に構成する。それと共に、リクライニングロック機構を開錠すると、チップアップロック機構も開錠できてシート全体をダイブダウン収納でき、また、両機構を開錠状態に保ってダイブダウン収納状態からシート全体を元の着座姿勢に戻せるよう構成する。一方、シートクッションの跳上げ姿勢をチップアップロック機構の施錠で保ってリクライニングロック機構を開錠することから、シート全体を車体フロアの下段側にダイブダウン収納可能に構成するところにある。
それに加えて、シートクッションを跳上げ姿勢に確実に施錠可能で、また、シートクッションの跳上げ時に確実に開錠可能なチップアップロック機構を備えるところにある。
また、車体フロアの下段側に立脚するスタンド脚部をクッションブラケットの前部側に備え、このスタンド脚部をシートクッションの跳上げまたはシート全体のダイブダウンに連動させて収納可能で、シートクッションまたはシート全体の着座戻しに連動させて立脚出し可能に備え付けるところにある。
本願の請求項1に係る発明は、作動軸の回動で開錠し乃至は戻りで施錠可能なリクライニングロック機構を車体フロアの上段側に立設したベースブラケットとバックブラケットの下部側との間に備えるシートバックと、クッションブラケットの上方に湾曲する後部側を枢軸でバックブラケットの下部寄りに枢着し、車体フロアの下段側に立脚するスタンド脚部をクッションブラケットの前部側に備え、チップアップロック機構をクッションブラケットの後部側とバックブラケットの間に備えるシートクッションとからなり、
シートバックをリクライニングロック機構の施錠で着座姿勢に保ち、リクライニングロック機構の開錠で角度調整可能に構成し、また、クッションブラケットの枢軸を支点とするシートクッションをチップアップロック機構の開錠でシートバック側まで跳ね上げ、跳上げ姿勢をチップアップロック機構の施錠で保ち、更に、シートクッションを跳ね上げたシート全体、或いは、シートバックを前倒ししたシート全体を車体フロアの下段側にダイブダウン収納可能に構成するチップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシートにおいて、
リクライニングロック開錠機構は、屈伸可能なリンクバーを下端側でリクライニングロック機構の作動軸に連結し、側方に突出する誘導ピンを上端側に設けた制動リンクを中腹部でリンクバーの上端側に支軸で揺動可能に装着し、制動リンクの下端側を下方より受止め係止するストッパピンをクッションブラケットの枢軸より上方で側方に突出させて板面に設け、
リクライニング用のリンクプレートを後部側でバックブラケットの板面に支軸で揺動可能に装着し、そのリンクプレートには制動リンクの支軸を中心とする円弧状で誘導ピンを挿通するガイド穴を板面に設け、該リンクプレートの前部側とケーブルワイヤで連結する引張り操作用の作動レバーをシートバックの背部上側に備え、
作動レバーの引張り操作により、リクライニング用のリンクプレート,制動リンク,リンクバーの機構全体を引き上げてリクライニングロック機構を開錠し、作動レバーの引張り解除により、機構全体を自重で降下させてリクライニングロック機構を施錠可能に組み付けてなり、
チップアップロック機構は、枢軸を中心としてクッションブラケットの後部側上縁を略半円弧形に形成し、シートクッションの着座位置用,跳上げ位置用の切欠歯をクッションブラケットの後部側上縁で略半円弧形の前後方向に設け、クッションブラケットの切欠歯と択一に噛合乃至は離脱可能な突起歯を後部側下辺に設けたラッチを前部側でバックブラケットの板面に支軸で揺動可能に装着し、更に、下部側をラッチの後部側下辺に向けるカムを上部側でリクライニング用のリンクプレートの支軸と同軸で揺動可能に装着し、カムの揺動を下部側の当接で規制する係止段部をラッチの後部側上辺に設けてなり、
チップアップロック開錠機構は、係止段部の段部縁より少なくとも切欠歯と突起歯との噛合代分だけ深くてカムの揺動を許容する窪み部をラッチの後部側上辺に設け、
チップアップ用のリンクプレートを後部側でリクライニング用のリンクプレートの支軸と同軸でカムと一体に揺動可能に装着し、そのリンクプレートには制動リンクの誘導ピンとシート全体の着座姿勢時に当接し、シートクッションのチップアップ時、また、シートクッションのチップアップ状態からリクライニングロック機構の開錠時に当接逃げ可能な開口穴を板面に設け、該リンクプレートの前部側とケーブルワイヤで連結する引張り操作用の作動レバーをシートクッションの前部下側に備え、
作動レバーの引張り操作により、カムをラッチの窪み部に移動させてラッチの突起歯をクッションブラケットの切欠歯より離脱し、作動レバーの引張り解除により、チップアップ用のリンクプレート,カム,ラッチの機構全体を自重で復帰させてラッチの突起歯をクッションブラケットの切欠歯と噛合可能に組み付けてなることを特徴とする。
本願の請求項2に係る発明は、ラッチの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線を基準に、カムの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線で描く角度の鋭角に相応させてカムの角度向きを設定し、ラッチの突起歯とクッションブラケットの切欠歯との噛合状態を該カムの角度向きで保つチップアップロック機構を備えてなることを特徴とする。
本願の請求項3に係る発明は、下部側を半楕円状に形成したカムを備え、カムの下部側が当接する略J字状を呈する係止段部に加え、該係止段部の段部縁より切欠歯と突起歯との噛合代分より深くてカムの下部側と整合する略U字状を呈する窪み部をラッチの揺動許容兼掛上げ用としてラッチの後部側上辺に設けたチップアップロック開錠機構を備えてなることを特徴とする。
本願の請求項4に係る発明は、上端寄りをクッションブラケットの前寄り下部に支軸で枢着したスタンド脚部を備え、そのスタンド脚部をバネでシートクッションの下部側に対する収納方向に付勢支持すると共に、片ワイヤ端を支軸によるスタンド脚部の枢着位置よりも上端側に連結し、他ワイヤ端をシートバック側に連結し、通常時はスタンド脚部をバネに抗して立脚方向に引張り、シートバックの前倒し途上またはシートクッションの跳上げ途上でスタンド脚部の引張り力を強から弱に、シートバックの戻し途上またはシートクッションの戻し途上でスタンド脚部の引張り力を弱から強に変換可能なケーブルワイヤで引張支持してなることを特徴とする。
本願の請求項1に係る発明では、シート全体が着座姿勢にあってリクライニングロック機構,チップアップロック機構が施錠状態にあるときは、制動リンクの下端側がクッションブラケットに設けたストッパピンで受止め係止されていると共に、制動リンクの誘導ピンがリクライニング用のリンクプレートに設けたガイド穴の後端側に位置することから、シート全体の着座位置が定まる。
そのシート全体の着座姿勢から、シートクッションの前部下側に備えた作動レバーを引張り操作すると、チックアップ用のリンクプレートが支軸を支点に上方に揺動すると共に、カムも一体に揺動し、カムの下部側がラッチの係止段部より少なくとも切欠歯と突起歯との噛合代分だけ深い窪み部に移動し、ラッチの突起歯がクッションブラケットの切欠歯より離脱可能で互いの噛合状態を解除できるため、クッションブラケットの枢軸を支点としてシートクッションを着座位置よりシートバックの相対側まで跳ね上げられる。
そのチップアップロック開錠機構の操作時には、チップアップ用のリンクプレートが制動リンクの誘導ピンと開口穴で当接逃げし、制動リンクの誘導ピンがリクライニング用のリンクプレートのガイド穴に挿通されていても、制動リンクの誘導ピンがチックアップ用のリンクプレートで上方に引き上げられないため、リクライニングロック機構は開錠しない。
シートクッションを跳ね上げてチップアップ用の作動レバーを引張りから解除すると、チップアップ用のリンクプレート,カム,ラッチの機構全体が自重で下り復帰し、カムの下部側がラッチの係止段部に当接することから、ラッチの突起歯がクッションブラケットの切欠歯と噛合状態に保たれる。これにより、シートクッションはチップアップロック機構の施錠で跳上げ姿勢に保たれる。
それとは逆に、シートクッションを着座戻しするときはチップアップ用の作動レバーを引張り操作すれば、上述したと同様にチップアップロック機構を開錠できるため、シートクッションを着座位置まで前倒しできる。
上述したシート全体が着座姿勢にあってリクライニングロック機構,チップアップロック機構が施錠状態にあるときに、シートバックの背部上側に備えた作動レバーを引張り操作すると、リクライニング用のリンクプレートが支軸を支点に上方に揺動する。これに伴っては、制動リンクの誘導ピンがリクライニング用のリンクプレートに設けたガイド穴の後端側に位置することによりチップアップ用のリンクプレートの開口穴と当接しているため、チップアップ用のリンクプレートも上方に揺動する。
リクライニング用のリンクプレートが上方に揺動すると、制動リンクの誘導ピンがガイド穴で上方に引き上げられ、リクライニングロック機構の作動軸と下端側で連結された屈伸可能なリンクバーが上方に引き上げられることから、リクライニングロック機構が開錠すると共に、上述したようにチップアップ用のリンクプレートも上方に揺動するため、チップアップロック機構も開錠できる。
リクライニングロック機構,チップアップロック機構の開錠により、シートバックを角度調整するようにできる。そのシートバックの角度調整後に、リクライニング用の作動レバーの引張りを解除すると、リクライニング用のリンクプレート,制動リンク,リンクバーの機構全体、並びに、チップアップ用のリンクプレート,カム,ラッチの機構全体が自重で下り復帰することから、両機構を施錠できてシート全体を着座姿勢に保てる。
また、シートバックを前倒しさせてシート全体を車体フロアの下段側にダイブダウン収納するようにもできる。この場合には、リクライニング用のリンクプレート,制動リンク,リンクバーの機構全体、並びに、チップアップ用のリンクプレート,カム,ラッチの機構全体が自重で下り復帰できないことから、両機構は開錠状態に保たれる。そのシート全体のダイブダウン収納にあたっては、作業者がリクライニング用の作動レバーを手で持ってシート全体をある程度まで前倒ししたならば、チップアップ用の作動レバーに持ち代えて車体フロアの下段部まで持ち下げればよい。
ダイブダウン収納したシート全体を着座姿勢に戻すときには、リクライニングロック機構,チップアップロック機構が開錠状態にあることから、作業者がリクライニング用の作動レバーを手で持ってシートバックを持ち上げれば、シートバックからシートクッションを着座姿勢に容易に戻せる。
シートクッションがチップアップロック機構で跳上げ状態に施錠されているときには、クッションブラケットから突出するストッパピンが制動リンクの下部側より離れ、制動リンクが自重で下がり、制動リンクの誘導ピンがリクライニング用のリンクプレートに設けたガイド穴の前端側に移動している。
そのシートクッションのチップアップ状態から、シートバックと共に前倒しさせてダイブダウン収納するようリクライニング用の作動レバーを引張り操作すると、リクライニング用のリンクプレートが上方に揺動し、ガイド穴の前端側に位置する制動リンクの誘導ピンがリクライニング用のリンクプレートで上方に引き上げられるため、上述したようにリクライニングロック機構を開錠できる。
そのリクライニングロック機構を開錠操作しても、チップアップ用のリンクプレートには、シートクッションのチップアップ状態からリクライニングロック機構の開錠時に制動リンクの誘導ピンと当接逃げ可能な開口穴が設けられているため、チップアップ用のリンクプレートが揺動せず、チップアップロック機構が施錠状態に保たれる。これにより、チップアップロック機構が施錠状態に保たれているから、シートクッションが倒れ出さないでシートバックと一体に前倒しさせてシート全体をダイブダウン収納するようにできる。
そのシート全体のダイブダウン収納にあたっては、作業者が上述したと同様にリクライニング用の作動レバーを手で持ってシート全体をある程度まで前倒ししたならば、チップアップ用の作動レバーに持ち代えて車体フロアの下段部まで持ち下げればよい。これにより、チップアップロック機構も開錠させてシート全体をダイブダウン収納するようにできる。
本願の請求項2に係る発明では、カムの角度向きがラッチの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線を基準に、カムの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線で描く鋭角に設定されていることから、カムがラッチの係止段部に対するつかい棒的作用を発揮し、ラッチが揺動不能にカムで押え込まれるため、シートクッションを跳ね上げても、ラッチの突起歯とクッションブラケットの切欠歯との噛合状態を確実に保てる。
本願の請求項3に係る発明では、カムの半楕円状に形成した下部側が当接する略J字状を呈する係止段部に加え、係止段部の段部縁より切欠歯と突起歯との噛合代分より深くてカムの下部側と整合する略U字状を呈する窪み部をラッチの後部側上辺に設けることから、レバーの引張り操作によりカムをラッチの窪み部に移動すると、カムの下部側がラッチの窪み部と嵌り合い、カムがラッチを大幅に掛け上げるため、レバーの引張り操作によりラッチの突起歯をクッションブラケットの切欠歯との噛合状態から確実に解除できる。
本発明の請求項4に係る発明では、スタンド脚部をバネでシートクッションの下部側に対する収納方向に付勢支持すると共に、片ワイヤ端を支軸によるスタンド脚部の枢着位置よりも上端側に連結し、他ワイヤ端をシートバック側に連結する引張り力の強弱変換可能なケーブルワイヤで引張支持することから、スタンド脚部をシートクッションの跳上げまたはシート全体のダイブダウンに連動させて収納可能で、シートクッションまたはシート全体の着座戻しに連動させて立脚出し可能に備え付けられる。
図示実施の形態は、図1で示すようにシートバック1のサイドフレームとなるバックブラケットの下部側と車体フロアFの上段側fに立設したベースブラケット2の間に備えるリクライニングロック機構3により、シートバック1を車体フロアFの上段側fに立付け保持するよう構成されている。このリクライニングロック機構としては、作動軸4の回動で開錠し乃至は戻りで施錠可能な公知のリクライニングロック機構(例えば、特開2004−173922参照)を備え付けられる。
シートクッション5は、サイドフレームとなるクッションブラケットの後部側を枢軸6でバックブラケットの下部寄りに枢着すると共に、上端寄りをクッションブラケットの前寄り下部に支軸7aで枢着したスタンド脚部7を備え、スタンド脚部7の下端部を車体フロアFの下段側fで後部寄りに設置した受け座7bに係合させて斜めに立脚することから着座姿勢に保つよう構成されている。
その自動車用リクライニングシートにおいては、図2,図3で示すようにリクライニングロック機構3を作動軸4の回動で開錠するリクライニングロック開錠機構が組み付けられている。このリクライニングロック開錠機構は、二本繋ぎの屈伸可能なリンクバー80と、側方に突出する誘導ピン81を上端側に設けた制動リンク82と、制動リンク82の下端側を下方より受止め係止するストッパピン83と、リクライニング用のリンクプレート84と、引張り操作用の作動レバー85(図1参照)を備えて構成されている。
リンクバー80は、下部バー80aの下端側をリクライニングロック機構3の作動軸4に連結し、上部バー80bを上方に延在するよう取り付けられている。制動リンク82は、図4で示すように中腹部を上部バー80bの上端側に支軸80cで揺動可能に軸承し、誘導ピン81の突出する上部側を上方に向け、下部側を下方より受止め係止するストッパピン83に向けて装着されている。ストッパピン83は、クッションブラケット5’の枢軸6より上方で側方に突出させて後部側の板面に設けられている。
リクライニング用のリンクプレート84は、下部側を重点とした略三角形状を呈し、後部側をバックブラケット1’の板面に支軸84aで軸承することから揺動可能に装着されている。そのリンクプレート84の板面には、制動リンク82の支軸80cを中心とする円弧状を呈し、誘導ピン81を挿通するガイド穴84bが設けられている。
リクライニング用の作動レバー85は、リンクプレート84の前部側とケーブルワイヤ86で連結することからシートバック1の背部上側に備え付けられている。この作動レバー85によると、乗員が手を掛けてリクライニングロック開錠機構を引張り操作すると共に、シートバックの角度調整乃至は前倒し操作をワンモーションで行える。
そのリクライニングロック開錠機構は、作動レバー85の引張り操作により、リンクプレート84,制動リンク82,リンクバー80の機構全体を引き上げて作動軸4を回動することによりリクライニングロック機構3を開錠する。また、作動レバー85より引張り解除すると、リンクプレート84,制動リンク82,リンクバー80の機構全体が自重で降下することから、作動軸4を回動戻しさせてリクライニングロック機構3を施錠するよう組み付けられている。
その自動車用リクライニングシートにおいては、チップアップロック機構がバックブラケット1’とクッションブラケット5’との間に組み付けられている。チップアップロック機構は、枢軸6を中心として後部側上縁を略半円弧形に形成すると共に、着座位置用の切欠歯90a,跳上げ位置用の切欠歯90bを後部側上縁に設けたクッションブラケット5’をベースに、ラッチ91,カム92をバックブラケット1’の板面に備えて構成されている。
ラッチ91は、前部側をバックブラケット1’の板面に支軸91aで枢着することから後部側より上方に揺動可能に取り付けられている。ラッチ91には、切欠歯90a,90bと択一に噛合乃至は離脱可能な突起歯91bが後部側の下辺に設けられている。突起歯91bは、跳上げ位置用の切欠歯90bと確実な噛合いを保てるよう前後二つの突起で形成されている。
上述した着座位置の切欠歯90aは、ラッチ91の突起歯91bをシートクッションの着座戻り位置で受け入れると共に、シートクッションを後方に角度調整するに要する長さの切欠で形成されている。図示実施の形態では、シートクッションを後方に角度調整するに用いる長さの切欠のみを設けているが、シートクッションを前方に角度調整するに用いる切欠歯(図示せず)を着座位置の切欠歯90aより前側で跳上げ位置用の切欠歯90bとの間に設けるようにもできる。
カム92は、下部側をラッチ91の後部側上辺に向けると共に、リクライニング用のリンクプレート84をバックブラケット1’の板面に軸承する支軸84aと同軸により、上部側を軸支させて上方に揺動可能に取り付けられている。
ラッチ91には、図5で示すようにカム92の下部側を当接受けする係止段部91cが後部側の上辺に設けられている。そのカム92の下部側がラッチ91の係止段部91cに当接することから、カム8がつかい棒としてラッチ91に作用するため、ラッチ91の突起歯91bをクッションブラケット5’の切欠歯90a,90bと確実に噛合状態に保てる。
そのカム92の角度向きはラッチ91の係止段部91cとの関係から、図6で示すようにラッチ91の支軸中心Oとカム92の当接点Pとを結ぶ線Lを基準に、カム92の支軸中心Oとカム92の当接点Pとを結ぶ線Lで描かれる角度θを鋭角に保つよう設定されている。この基準線Oは、係止段部91cの底面を突起歯91bに近づかせて形成することから、ラッチ91の支軸中心Oより後方に向って下り勾配の斜線となるよう設定するとよい。
図示実施の形態では、カム92としては下部側を半楕円形に形成したものが備え付けられている。そのカム92の下部形状から、ラッチ91の係止段部91cはカム92の当接する略J字状を呈するよう形成されている。この略J字の底面は、カム92の下部側を少なくとも半分以上受けられる弯曲面に形成することから、カム92の下部側をラッチ91の係止段部91cに当接させて安定よく受け止められる。
チップアップロック機構には、カム92の揺動を許容する窪み部91d(図5参照)をラッチ91の後部側上辺に設けると共に、チップアップ用のリンクプレート93,引張り操作用の作動レバー94(図1参照)とをバックブラケット1’に備えることから、チップアップロック開錠機構が組み付けられている。ラッチ91の窪み部91dは、突起歯91bが切欠歯90a,90bから外れる逃げ空間を保つよう係止段部91cの段部縁より少なくとも各歯90a,90b、91bの噛合代分だけ深く窪ませて設ければよい。
図示実施の形態では、ラッチ91の窪み部91dが係止段部91cの段部縁より切欠歯90a,90bと突起歯91bとの噛合代分より深くてカム92の下部側と整合する略U字状を呈するよう形成されている(図5参照)。
そのラッチ91の窪み部91dは、カム92がラッチ91の係止段部91cより外れて揺動することを許容すると共に、カム92の下部側が嵌り込んでラッチ91をクッションブラケット5’の後部側から上方に掛上げ揺動するものとして形成されている。このカム92の揺動により、ラッチ91の突起歯91bが切欠歯90a,90bとの噛合状態から確実に解除するまでラッチ91を引き上げられる。
その揺動するラッチ91は、クッションブラケット5’の枢軸6とラッチ91の支軸91dとで保持した押えプレート95(図3参照)で安定よく揺動可能に支持されている。
チップアップ用のリンクプレート93は、リクライニング用のリンクプレート84をバックブラケット1’の板面に軸承する支軸84aと同軸でカム92と一体に揺動するよう取り付けられている。このチップアップ用のリンクプレート93としては、支軸84aによる支持部位を基部として広がり部位を前側に向ける略扇形を呈するものが備え付けられている。
リクライニング用のリンクプレート84、カム92,チップアップ用のリンクプレート93の三者は、リクライニング用のリンクプレート84を支軸84aで軸承させて支軸84aの軸線上で独自に揺動可能に取り付ける。カム92,チップアップ用のリンクプレート93を支軸84aの同軸上に固定すると共に、支軸84aをバックブラケット5’の板面に挿通させて回転可能に保持することから、チップアップ用のリンクプレート93とカム92とを一体に揺動可能に取り付けて備えられる。
チップアップ用のリンクプレート93には、図7で示す如くシート全体の着座姿勢時に、制動リンクの誘導ピン81と当接する開口縁93aと、シートクッションのチップアップ時に、制動リンクの誘導ピン81より当接逃げする開口縁93bと、シートクッションのチップアップ状態からリクライニングロック機構の開錠時に、制動リンクの誘導ピン81より当接逃げする開口縁93cとからなる開口穴が板面に設けられている。
チップアップ用のリンクプレート93には、引張り操作用の作動レバー94がワイヤケーブル96を介して連結されている。その作動レバー94は、乗員が手掛けて上方に引き出すことから、引張り力をチップアップ用のリンクプレート93に作用するものとしてシートクッション5の前寄り下部に備え付けられている(図1参照)。この作動レバー94によると、乗員が手を掛けてチップアップ用のリンクプレート93を引張り操作すると共に、シートクッション5の跳上げ操作をワンモーションで行える。
そのチップアップロック開錠機構は、作動レバー94の引張り操作により、リンクプレート93,カム92を揺動させてラッチ91をクッションブラケット5’より引き上げることからチップアップロック機構を開錠する。また、作動レバー94より引張り解除すると、リンクプレート93,カム92,ラッチ91の機構全体が自重で降下することから、チップアップロック機構を施錠するよう組み付けられている。
上述したスタンド脚部7は、図8で示すように片バネ端を支軸7aによる枢着位置よりも上端側に連結し、他バネ端をクッションブラケット(図示せず)の前方側に連結するコイルバネまたは捩りコイルバネによる引張バネ10により、シートクッションの下部を収納方向として引張支持されている。このスタンド脚部7は、片ワイヤ端11aを支軸7aによる枢着位置よりも上端側に連結し、シートクッション側の後方に伸びるワイヤケーブル11でシートバック側に連結されている。
シートバック側では、図9aで示すように他ワイヤ端11bがバックフレームの適宜個所に立設する掛止め片12で挿通支持されている。このシートバック側のワイヤ端11bは球状のエンドストップとして形成し、ワイヤ軸線を掛止め片12の板面に挿通させて掛止め片12より突出し方向にズレ可能に取り付けられている。なお、ケーブルチューブ11cとしては全長がコンペセータで伸び縮み可能なものが用いられている。
そのワイヤケーブル11は、図9aで示すシートクッションの着座位置から、図9bで示すシートクッションの跳上げ途上直前位置まで引張バネ10に抗してスタンド脚部7を立脚方向に引張り、一方、図9cで示すシートクッションの跳上げ途上から上方の跳上げ位置まででスタンド脚部7の引張りを解除するよう引張り力の強弱変換可能に配線されている。
そのケーブルワイヤ11により、スタンド脚部7はシートクッションの跳上げまたはシート全体のダイブダウンに連動させて収納可能で、シートクッションまたはシート全体の着座戻しに連動させて立脚出し可能に備え付けられている。
このように構成するチップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシートでは、シート全体が着座姿勢(図1参照)にあってリクライニングロック機構,チップアップロック機構が施錠状態(図2参照)にあるときは、制動リンク82の下端側がクッションブラケット5’に設けたストッパピン83で受止め係止されている。また、制動リンク82の誘導ピン81がリクライニング用のリンクプレート84に設けたガイド穴84bの後端側に位置することから、シート全体の着座位置が定められている。
シート全体の着座姿勢からシートクッション1をチップアップするときは、図10で示すようにシートクッション5’の前部下側に備えた作動レバー94を引張り操作すると、チックアップ用のリンクプレート93が支軸84aを支点に上方に揺動すると共に、カム92も一体に揺動し、カム92の下部側がラッチ91の係止段部91cより窪み部に向けて移動する。
カム92の下部側がラッチ91の係止段部91cより窪み部91dに移動すると、図11で示すようにカム92の下部側がラッチ91の窪み部91dと嵌り合う。そのカム92の嵌込み状態では、ラッチ91の窪み部91dが係止段部91cの段部縁より切欠歯90aと突起歯91bとの噛合代分より深くて設けることから、カム92がラッチ91を大幅に掛け上げる。このため、ラッチ91の突起歯91dをクッションブラケット5’の切欠歯90aとの噛合状態から確実に解除できる。
そのチップアップロックの開錠状態から、作業員が手を操作レバー94に掛けたままでシートクッションを前部側より上方に持ち上げると、図12aで示すようにラッチ91の突起歯91bがクッションブラケット5’の切欠歯90aより離脱状態に保たれるため、クッションブラケット5’の枢軸6を支点とし、図12b,図12cで示すようにシートクッション5を着座位置よりシートバック1の相対側まで跳ね上げられる。
そのチップアップロック開錠機構の操作時には、チップアップ用のリンクプレート93が制動リンク82の誘導ピン81と開口縁93bで当接逃げする(図12a参照)ため、制動リンク82の誘導ピン81がチックアップ用のリンクプレート93で上方に引き上げられないため、リクライニングロック機構は開錠しない。
シートクッション5の跳上げ状態(図12c参照)から、チップアップ用の作動レバー94を引張り解除すると、図13で示すようにチップアップ用のリンクプレート93,カム92,ラッチ91の機構全体が自重で下り復帰し、カム92の下部側がラッチ91の係止段部91cに当接すると共に、ラッチ91の突起歯91bがクッションブラケット5’の切欠歯90bと噛合状態に保たれる。これにより、シートクッション5はチップアップロック機構の施錠で跳上げ姿勢に保たれる。
その跳ね上げたシートクッション5を着座戻しするときは、上述したと同様にチップアップ用の作動レバー94を引張り操作すれば、チップアップロック機構を開錠できるため、シートクッションを着座位置まで前倒しできる。
シート全体が着座姿勢にあって両機構が施錠状態にあるとき(図1参照)に、リクライニングロック機構を開錠するときは、作業員がシートバック1の背部上側に備えた作動レバー85を引張り操作すると、図14で示すようにリクライニング用のリンクプレート84が支軸84aを支点に上方に揺動する。これに伴っては、制動リンク82の誘導ピン81がリクライニング用のリンクプレート84に設けたガイド穴84bの後端側に位置することからチップアップ用のリンクプレート93の開口穴93aと当接している(図7参照)ため、チップアップ用のリンクプレート93も上方に揺動する。
リクライニング用のリンクプレート93が上方に揺動すると、図15で示すように制動リンク82の誘導ピン81がガイド穴84aで上方に引き上げられ、リクライニングロック機構の作動軸4と下端側で連結された屈伸可能なリンクバー80が上方に引き上げられる。これにより、リクライニングロック機構が開錠すると共に、上述したようにチップアップ用のリンクプレート93も上方に揺動するため、チップアップロック機構も開錠できる。
リクライニングロック機構,チップアップロック機構の開錠により、図16aで示すようにシートバック1を後倒しに角度調整するようにできる。そのシートバック1の角度調整後に、リクライニング用の作動レバー85の引張りを解除すると、図16bで示すようにリクライニング用のリンクプレート84,制動リンク82,リンクバー80の機構全体、並びに、チップアップ用のリンクプレート93,カム92,ラッチ91の機構全体が自重で下り復帰することから、リクライニングロック機構,チップアップロック機構を施錠できてシート全体を着座姿勢に保てる。
また、リクライニングロック機構,チップアップロック機構の開錠により、図17a,図17bで示すようにシートバック1を前倒しさせてシート全体を車体フロアFの下段側fにダイブダウン収納するようにもできる。この場合には、図18a,図18bで示すようにリクライニング用のリンクプレート84,制動リンク82,リンクバー80の機構全体、並びに、チップアップ用のリンクプレート93,カム92,ラッチ91の機構全体が自重で下り復帰できないことから、リクライニングロック機構,チップアップロック機構は開錠状態に保たれる。
そのシート全体のダイブダウン収納にあたっては、作業者がリクライニング用の作動レバー85を手で持ってシート全体をある程度まで前倒ししたならば、チップアップ用の作動レバー94に持ち代えて車体フロアFの下段部fまで持ち下げるようにするとよい。
ダイブダウン収納したシート全体を着座姿勢に戻すときには、リクライニングロック機構,チップアップロック機構が開錠状態にあることから、作業者がリクライニング用の作動レバー85を手で持ってシートバック1を持ち上げれば、図19a,図19bで示すようにシートバック1からシートクッション5を着座姿勢に容易に戻せる(図1参照)。
シートクッション5がチップアップロック機構で跳上げ状態に施錠されているときには、図20で示すようにクッションブラケット5’から突出するストッパピン83が制動リンク82の下部側より離れ、制動リンク82が自重で下がるため、制動リンク82の誘導ピン81がリクライニング用のリンクプレート84に設けたガイド穴84bの前端側に移動している。
そのシートクッション5のチップアップ状態から、シートバック1と共に前倒しさせてダイブダウン収納するようリクライニング用の作動レバー85を引張り操作すると、図21で示すようにリクライニング用のリンクプレート84が上方に揺動し、ガイド穴84bの前端側に位置する制動リンク82の誘導ピン81がリクライニング用のリンクプレート84で上方に引き上げられるため、上述したようにリクライニングロック機構を開錠できる。
そのリクライニングロック機構を開錠操作しても、チップアップ用のリンクプレート93には、シートクッション5のチップアップ状態からリクライニングロック機構の開錠に伴って制動リンク82の誘導ピン81と当接逃げ可能な開口縁93cが上方に伸びるよう設けられているため、チップアップ用のリンクプレート93が揺動しないため、チップアップロック機構が施錠状態に保たれる。
これにより、チップアップロック機構が施錠状態に保たれているから、図22a,図22bシートクッション5が倒れ出さないでシートバック1と一体に前倒しでき、図23で示すようにシート全体をダイブダウン収納するようにできる。
そのシート全体のダイブダウン収納にあたっては、作業者が上述したと同様にリクライニング用の作動レバー85を手で持ってシート全体をある程度まで前倒ししたならば、チップアップ用の作動レバー94に持ち代えて車体フロアFの下段部fまで持ち下げればよい。これにより、チップアップロック機構も開錠させてシート全体をダイブダウン収納するようにできる。
上述したようにリクライニングロック機構を作動レバー85の引張り操作で開錠しても、チップアップロック機構が施錠状態に保たれるため、図24で示すようにシート全体をチップアップ状態で後倒しに角度調整することもできる。
上述したシート全体の姿勢変え中で、シートクッション5の跳上げ(図12b,図12c参照)またはシート全体のダイブダウン(図17a,図17b参照)に連動させてスタンド脚部7をシートクッションの下部側に収納でき、シート全体の着座戻し(図19a,図19b参照)または跳ね上げたシートクッション5の着座戻しに連動させてスタンド脚部7を車体フロアFの下部側fに立脚出しさせることができる。
上述した各機構は片側のクッションブラケット,バックブラケットに備えるものに基づいて説明したが、各機構は両側のクッションブラケット,バックブラケットに夫々備え付けられる。両側の各機構は、リクライニング用の作動レバー85,チップアップ用の作動レバー94から連続する各二本のワイヤケーブルで同期させて開錠動きさせるよう構成できる。
本発明に係るチップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシートを示す側面図である。 図1の自動車用リクライニングシートに備えられるリクライニングロック機構、リクライニングロック開錠機構、チップアップロック機構、チップアップロック開錠機構を示す側面図である。 図2の各機構を示す正面図である。 図2のリクライニングロック開錠機構に組み付けられるリンクバー,誘導ピン付きの制動リンクを示す側面図である。 図2のチップアップロック機構に組み付けられるラッチを示す側面図である。 図2のチップアップロック機構による施錠状態を原理的に示す説明図である。 図2のチップアップロック開錠機構に組み付けられるリンクプレートを示す側面図である。 図1の自動車用リクライニングシートに備えられるスタンド脚部を示す側面図である。 図8のワイヤケーブルによるスタンド脚部の引張状態をシートバック側で示す説明図である。 図8のワイヤケーブルによるスタンド脚部の引張解除途上状態をシートバック側で示す説明図である。 図8のワイヤケーブルによるスタンド脚部の引張解除状態をシートバック側で示す説明図である。 図2のチップアップロック機構の開錠動きを示す説明図である。 図10のチップアップロック機構の開錠状態を示す説明図である。 図11のチップアップロック機構の開錠によるシートクッションの跳上げ途上を示す説明図である。 図1の自動車用リクライニングシートをシートクッションの跳上げ途上で示す側面図である。 図1の自動車用リクライニングシートをシートクッションの最終跳上げ状態で示す側面図である。 図12aのチップアップロック機構の施錠戻り状態を示す説明図である。 図2のリクライニングロック機構の開錠動きを示す説明図である。 図14のリクライニングロック機構の開錠状態を示す説明図である。 図1の自動車用リクライニングシートをシートバックの後倒しによる角度調整状態で示す側面図である。 図1の自動車用リクライニングシートをダイブダウン収納途上で示す側面図である。 図1の自動車用リクライニングシートをダイブダウン収納状態で示す側面図である。 図17aのダイブダウン収納途上にある自動車用リクライニングシートのリクライニングロック開錠機構,チップアップロック開錠機構を示す説明図である。 図17bのダイブダウン収納状態にある自動車用リクライニングシートのリクライニングロック開錠機構,チップアップロック開錠機構を示す説明図である。 図17bのダイブダウン収納状態にある自動車用リクライニングシートの着座戻し初期手順を示す説明図である。 図19aの自動車用リクライニングシートを着座戻し途上で示す説明図である。 図13のチップアップロック機構の施錠状態を示す説明図である。 図20のチップアップロック機構をリクライニングロックの開錠状態で示す説明図である。 図21のチップアップロック機構をシート全体のダイブダウン収納途上で示す説明図である。 図22aのチップアップロック機構によるシート全体のダイブダウン収納途上を示す側面図である。 図21のチップアップロック機構をシート全体のダイブダウン収納直前状態で示す説明図である。 図12cのシートクッションを跳ね上げたシート全体の後倒しによる角度調整状態で示す側面図である
符号の説明
1 シートバック
1’ バックブラケット
2 ベースブラケット
3 リクライニングロック機構
4 リクライニングロック機構の作動軸
5 シートクッション
5’ クッションブラケット
6 クッションブラケットの枢軸
7 スタンド脚部
80 リンクバー
81 誘導ピン
82 制動リンク
83 ストッパピン
84 リクライニング用リンクプレート
84a リクライニング用リンクプレートの支軸
84b リクライニング用リンクプレートのガイド穴
85 リクライニング用作動レバー
86 リクライニング用ワイヤケーブル
90a,90b 切欠歯
91 ラッチ
91a ラッチの支軸
91b ラッチの突起歯
91c ラッチの係止段部
91d ラッチの窪み部
92 カム
93 チップアップ用リンクプレート
93a〜93c チップアップ用リンクプレートの開口穴
94 チップアップ用作動レバー
95 チップアップ用ワイヤケーブル
10 スタンド脚部の引張バネ
11 スタンド脚部のワイヤケーブル
ラッチの支軸中心
カムの支軸中心
P カムの当接点
ラッチの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線
カムの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線

Claims (4)

  1. 作動軸の回動で開錠し乃至は戻りで施錠可能なリクライニングロック機構を車体フロアの上段側に立設したベースブラケットとバックブラケットの下部側との間に備えるシートバックと、クッションブラケットの上方に湾曲する後部側を枢軸でバックブラケットの下部寄りに枢着し、車体フロアの下段側に立脚するスタンド脚部をクッションブラケットの前部側に備え、チップアップロック機構をクッションブラケットの後部側とバックブラケットの間に備えるシートクッションとからなり、
    シートバックをリクライニングロック機構の施錠で着座姿勢に保ち、リクライニングロック機構の開錠で角度調整可能に構成し、また、クッションブラケットの枢軸を支点とするシートクッションをチップアップロック機構の開錠でシートバック側まで跳ね上げ、跳上げ姿勢をチップアップロック機構の施錠で保ち、更に、シートクッションを跳ね上げたシート全体、或いは、シートバックを前倒ししたシート全体を車体フロアの下段側にダイブダウン収納可能に構成するチップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシートにおいて、
    リクライニングロック開錠機構は、屈伸可能なリンクバーを下端側でリクライニングロック機構の作動軸に連結し、側方に突出する誘導ピンを上端側に設けた制動リンクを中腹部でリンクバーの上端側に支軸で揺動可能に装着し、制動リンクの下端側を下方より受止め係止するストッパピンをクッションブラケットの枢軸より上方で側方に突出させて板面に設け、
    リクライニング用のリンクプレートを後部側でバックブラケットの板面に支軸で揺動可能に装着し、そのリンクプレートには制動リンクの支軸を中心とする円弧状で誘導ピンを挿通するガイド穴を板面に設け、該リンクプレートの前部側とケーブルワイヤで連結する引張り操作用の作動レバーをシートバックの背部上側に備え、
    作動レバーの引張り操作により、リクライニング用のリンクプレート,制動リンク,リンクバーの機構全体を引き上げてリクライニングロック機構を開錠し、作動レバーの引張り解除により、機構全体を自重で降下させてリクライニングロック機構を施錠可能に組み付けてなり、
    チップアップロック機構は、枢軸を中心としてクッションブラケットの後部側上縁を略半円弧形に形成し、シートクッションの着座位置用,跳上げ位置用の切欠歯をクッションブラケットの後部側上縁で略半円弧形の前後方向に設け、クッションブラケットの切欠歯と択一に噛合乃至は離脱可能な突起歯を後部側下辺に設けたラッチを前部側でバックブラケットの板面に支軸で揺動可能に装着し、更に、下部側をラッチの後部側下辺に向けるカムを上部側でリクライニング用のリンクプレートの支軸と同軸で揺動可能に装着し、カムの揺動を下部側の当接で規制する係止段部をラッチの後部側上辺に設けてなり、
    チップアップロック開錠機構は、係止段部の段部縁より少なくとも切欠歯と突起歯との噛合代分だけ深くてカムの揺動を許容する窪み部をラッチの後部側上辺に設け、
    チップアップ用のリンクプレートを後部側でリクライニング用のリンクプレートの支軸と同軸でカムと一体に揺動可能に装着し、そのリンクプレートには制動リンクの誘導ピンとシート全体の着座姿勢時に当接し、シートクッションのチップアップ時、また、シートクッションのチップアップ状態からリクライニングロック機構の開錠時に当接逃げ可能な開口穴を板面に設け、該リンクプレートの前部側とケーブルワイヤで連結する引張り操作用の作動レバーをシートクッションの前部下側に備え、
    作動レバーの引張り操作により、カムをラッチの窪み部に移動させてラッチの突起歯をクッションブラケットの切欠歯より離脱し、作動レバーの引張り解除により、チップアップ用のリンクプレート,カム,ラッチの機構全体を自重で復帰させてラッチの突起歯をクッションブラケットの切欠歯と噛合可能に組み付けてなることを特徴とするチップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシート。
  2. ラッチの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線を基準に、カムの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線で描く角度の鋭角に相応させてカムの角度向きを設定し、ラッチの突起歯とクッションブラケットの切欠歯との噛合状態を該カムの角度向きで保つチップアップロック機構を備えてなることを特徴とする請求項1に記載のチップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシート。
  3. 下部側を半楕円状に形成したカムを備え、カムの下部側が当接する略J字状を呈する係止段部に加え、該係止段部の段部縁より切欠歯と突起歯との噛合代分より深くてカムの下部側と整合する略U字状を呈する窪み部をラッチの揺動許容兼掛上げ用としてラッチの後部側上辺に設けたチップアップロック開錠機構を備えてなることを特徴とする請求項1または2に記載のチップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシート。
  4. 上端寄りをクッションブラケットの前寄り下部に支軸で枢着したスタンド脚部を備え、そのスタンド脚部をバネでシートクッションの下部側に対する収納方向に付勢支持すると共に、片ワイヤ端を支軸によるスタンド脚部の枢着位置よりも上端側に連結し、他ワイヤ端をシートバック側に連結し、通常時はスタンド脚部をバネに抗して立脚方向に引張り、シートバックの前倒し途上またはシートクッションの跳上げ途上でスタンド脚部の引張り力を強から弱に、シートバックの戻し途上またはシートクッションの戻し途上でスタンド脚部の引張り力を弱から強に変換可能なケーブルワイヤで引張支持してなることを特徴とする請求項1に記載のチップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシート。
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