JP2007171504A - カメラモジュール - Google Patents

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【課題】オートフォーカス等における分解能を向上させると共に、小型化した場合でも製造が容易であり耐衝撃性能に優れたカメラモジュールを提供すること。
【解決手段】カメラモジュール1は、ハウジング2と、レンズユニット3と、レンズユニット3を収容し、レンズユニット3の光軸方向に沿って移動可能なホルダ4と、ホルダ4を下方に付勢するコイルスプリング5と、ハウジング2に回転可能に支持され、ホルダ4を支持するための3個のカム64と側部外周に形成されている第1ウォームホイール65とを有する回転リング6と、回転リング6の側方に配設され回転リング6の第1ウォームホイール65と噛合している第2ウォームホイール7と、第2ウォームホイール7の側方に配設され、第2ウォームホイール7と噛合しているウォームギア8と、ウォームギア8を駆動するステッピングモータ9と、レンズユニット3の下方に配設されている撮像素子11とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、比較的小型のデジタルカメラやカメラ付携帯電話などのカメラ付き小型電子機器に用いることができるカメラモジュールに関する。
比較的小型のデジタルカメラやカメラ付携帯電話などのカメラ付き小型電子機器に用いることができるカメラモジュールにおいて、オートフォーカスやズームを目的として、レンズユニットを収容しているレンズホルダを光軸方向に機械的に可動させるステッピングモータを備えたカメラモジュールが知られている。
特許文献1は図5に示すようなカメラモジュールを開示している。このカメラモジュールのレンズ駆動機構100は、レンズユニット101を収容したレンズホルダ110と、レンズホルダ110の下方に配設されている回転リング120と、回転リング120の側方に配置されているステッピングモータ130と、レンズホルダ110の上方に配設されているコイルバネ140とから構成されている。
レンズホルダ110は円筒状の枠体であり、その中央部に形成されている中央孔にレンズユニット101を収容している。レンズホルダ110は、その周壁に3本のロッド111を有し、これら3本のロッド111は水平方向に突出している。また、レンズホルダ110の外周壁には、1本の案内凸部112が形成されている。この案内凸部112は、カメラモジュールのカバー(図示せず)の内壁に形成されている案内凹部(図示せず)と摺動可能に係合しており、レンズホルダ110の回転を阻止すると共に、レンズホルダ110が光軸方向Lに沿った方向に移動するように案内している。
回転リング120は円筒状の枠体であり、カメラモジュールのハウジング(図示せず)に回転可能に支持されている。回転リング120の中央部には中央孔が形成されている。この中央孔は上記レンズホルダ110が収納可能な大きさを有している。回転リング120の上面には、3個のカム121が形成されており、また、回転リング120の段部下面には、リングギア122が形成されている。レンズホルダ110と回転リング120は、上記3本のロッド111が、それぞれ対応する3個のカム121の表面に当接するように配置されている。
ステッピングモータ130は回転軸を有し、その回転軸の先端部にはギア131が設けられている。このギア131は上記リングギア122と噛合しており、ステッピングモータ130が駆動されると回転リング120が回転する。そして、ステッピングモータ130は、その回転軸が回転リング120に対して突出するように配置されている。
コイルバネ140は、その上方がカメラモジュールのハウジングに固定されており、その下方が上記3本のロッド111と当接している。
レンズユニット101を光軸方向Lに沿って移動させる場合、ステッピングモータ130に電流を供給してこれを駆動し、回転リング120を回転させる。回転リング120が回転すると、回転リング120の3個のカム121の表面に当接されている3本のロッド111が光軸方向Lに沿って移動し、レンズホルダ110が光軸方向Lに沿って上下動する。
特開2005−115138
上記のカメラモジュールのレンズ駆動機構100では、ステッピングモータ130の回転がギア131とリングギア122により減速されている。しかし、ステッピングモータの回転は連続的な回転ではなく、所定の回転角度(例えば、22.5度)毎に段階的に回転する。このため、リングギア122の回転も段階的な回転となる。一方、オートフォーカス等において、レンズホルダ110の光軸方向Lに沿った方向での移動は連続的であることが望ましい。従って、リングギア122が段階的な回転を行うと、オートフォーカス等において正確な焦点調整を実行することができず、カメラモジュールの分解能が低下するという問題がある。
さらに、カメラモジュールの小型化に伴い、レンズ駆動機構も小型化することが求められている。しかし、レンズ駆動機構を小型化すると、製造が困難となる上、耐衝撃性能が低下するという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑み、オートフォーカス等におけるカメラモジュールの分解能を向上させると共に、カメラモジュールを小型化した場合でも製造が容易であり耐衝撃性能に優れたカメラモジュールを提供することを目的とする。
本発明に係るカメラモジュールは、ハウジングと、カメラモジュールの光学系を構成するレンズユニットと、前記レンズユニットを収容すると共に前記レンズユニットの光軸方向に沿って移動可能なホルダと、前記ホルダを下方に付勢する弾性部材と、前記ハウジングに回転可能に支持されると共に、前記ホルダを支持するための3個以上のカムと側部外周に形成されている第1ウォームホイールとを有する回転リングと、前記回転リングの側方に配設されると共に、前記回転リングの第1ウォームホイールと噛合している第2ウォームホイールと、前記第2ウォームホイールの側方に配設されると共に、前記第2ウォームホイールと噛合しているウォームギアと、前記ウォームギアを駆動するステッピングモータと、前記レンズユニットの下方に配設されている撮像素子とを有することを特徴とする。
本発明に係るカメラモジュールは、さらに、前記ステッピングモータを固定するための板状部材を有し、前記板状部材は前記ステッピングモータの上側部と当接すると共に、前記第2ウォームホイールの頂部を付勢して前記第2ウォームホイールの回転軸方向の移動を規制していることが好ましい。
本発明に係るカメラモジュールは、前記回転リングが中央孔を有し、前記ハウジングは、中央孔と、前記ハウジングの前記中央孔の周囲に形成されている円筒状の縁部と、前記ハウジングの前記縁部の周囲に形成されている複数の凸部とを有し、前記回転リングの前記中央孔の内周壁と前記ハウジングの前記縁部の外周壁とが摺動し、前記回転リングの底面は前記ハウジングの複数の前記凸部により回転可能に支持されていることが好ましい。
本発明に係るカメラモジュールは、前記ホルダが、前記回転リングの前記中央孔の前記内周壁と摺動する外周壁を有していることが好ましい。
本発明に係るカメラモジュールは、前記ホルダが、前記回転リングの前記3個以上のカムと対応する3個以上の凸部を有し、前記3個以上の凸部は、前記ホルダと一体に形成されていることが好ましい。
本発明に係るカメラモジュールは、前記ホルダが前記回転リングの外側へ水平方向に突出したアーム部を有し、前記アーム部の下方には前記ホルダが前記レンズユニットの光軸方向に沿って移動可能にするための複数の案内ロッドを有し、前記ホルダと前記アーム部と前記案内ロッドは一体に成型され、前記ハウジングは前記各案内ロッドに対応する複数の案内孔を有することが好ましい。
本発明に係るカメラモジュールは、前記弾性部材がコイルスプリングであり、前記コイルスプリングは前記アーム部の上部に配設されていることが好ましい。
請求項1記載の発明に係るカメラモジュールは、回転リングの側部外周に形成されている第1ウォームホイールと、第1ウォームホイールと噛合している第2ウォームホイールと、第2ウォームホイールの側方に配設されると共に、第2ウォームホイールと噛合しているウォームギアとを有しているため、ステッピングモータの回転を十分に減速することができる。従って、回転リングをより精密に回転させることができるため、オートフォーカス等における正確な焦点調整を行うことができ、カメラモジュールの分解能を高めることができる。
また、第2ウォームホイールを設けることにより、ステッピングモータの配設位置に対して自由度を与えることができる。即ち、ステッピングモータは、その回転軸を回転リングに対して突出するように配置する必要がなく、回転リングに沿うように配設することも可能である。このため、ステッピングモータを収容するハウジングの小型化を達成することができる。
請求項2記載の発明に係るカメラモジュールは、ステッピングモータの上側部と当接し、第2ウォームホイールの頂部を付勢して固定する板状部材を備えているため、ステッピングモータと第2ウォームホイールを容易にハウジング内に取付けることができ、カメラモジュールを小型化した場合でも組立作業の効率化を図ることができる。また、ステッピングモータと第2ウォームホイールに対する衝撃は、この板状部材により緩和させるため、カメラモジュールの耐衝撃性能を向上させることができる。
請求項3記載の発明に係るカメラモジュールは、回転リングの中央孔の内周壁とハウジングの縁部の外周壁とが摺動するように構成されているため、回転リングの回転中心軸を精密に保持することができる。また、回転リングの底面は、ハウジングの凸部により支持されているため、回転リングとハウジングとの間の摩擦抵抗を減少することができる。従って、回転リングを精密且つ円滑に回転することが可能となり、オートフォーカス等における正確な焦点調整を行うことができる。
請求項4記載の発明に係るカメラモジュールは、回転リングの中央孔の内周壁とホルダの外周壁とが摺動するように構成されているため、ホルダと回転リングとの相対的な回転軸を正確に維持することができる。
請求項5記載の発明に係るカメラモジュールは、ホルダと一体に形成した凸部により、ホルダが回転リングのカムによって支持されている。このため、カムによって支持される部材をホルダの別部材として設ける必要がなく、また、凸部により、回転リングとホルダとの間の摩擦抵抗を減少することができる。
請求項6記載の発明に係るカメラモジュールは、ホルダとアーム部と案内ロッドが一体に成型され、案内ロッドがハウジングの案内穴に案内されることにより、ホルダがレンズユニットの光軸方向に沿って移動可能となるように構成されている。このため、ホルダの移動を案内する手段をカバー等に設ける必要がない。このためホルダの組付け作業をハウジング及び回転リングに対してのみ行えば良く、カメラモジュールの組立作業を容易且つ迅速に行うことができる。
請求項7記載の発明に係るカメラモジュールは、コイルスプリングが、案内ロッドが形成されているアーム部に配設されているため、コイルスプリングによる付勢力をホルダへ正確に与えることができる。
以下、本発明に係る実施形態のカメラモジュール1について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本実施形態のカメラモジュール1におけるレンズ駆動機構の説明図であり、図2はカメラモジュール1のカバーを外した状態を示す平面図であり、図3は図2に示すA−A線断面図であり、図4はハウジングと回転リングの対応状態を示す斜視図である。なお、本明細書において用いられている上及び下という文言は、カメラモジュールのカバー15が配設されている方向を上、また、基板12が配設されている方向を下としている。
カメラモジュール1は、ハウジング2と、カメラモジュール1の光学系を構成するレンズユニット3と、レンズユニット3を収容すると共に、レンズユニット3の光軸方向に沿って移動可能なホルダ4と、ホルダ4を下方に付勢する弾性部材であるコイルスプリング5と、ハウジング2に回転可能に支持されると共に、ホルダ4を支持するための3個のカム64と側部外周に形成されている第1ウォームホイール65とを有する回転リング6と、回転リング6の側方に配設されると共に、回転リング6の第1ウォームホイール65と噛合している第2ウォームホイール7と、第2ウォームホイール7の側方に配設されると共に、第2ウォームホイール7と噛合しているウォームギア8と、ウォームギア8を駆動するステッピングモータ9と、レンズユニット3の下方に配設されている撮像素子11とを有することを特徴とする。
ハウジング2は、図3及び図4に示すように、合成樹脂製の直方体形状の部材であり、その上部は金属製のカバー15により覆われている。
図4に示すように、ハウジング2の中央部には中央孔21が形成され、また中央孔21の側部にステッピングモータ9を収容するためのステッピングモータ収容部22が形成されている。中央孔21の周囲には円筒状の縁部21aが形成されている。この縁部21aの外周壁21bは、後述するように、回転リング6の中央孔61の内周壁62と摺動する。また、縁部21aの周囲には、3個の凸部21cが形成されており、後述するように回転リング6の底面66を回転可能に支持している。
さらにハウジング2は、後述するように、ホルダ4の2本のアーム部43の下方に形成した2本の案内ロッド44に対応する案内穴23a、23bを有している。この案内穴23aは円形の水平断面を有する穴であり、23bは小判型の水平断面を有する穴である。この案内穴23bの直径は、図3に示すように、中央孔21の径方向において長くなるように形成されている。このため、2本の案内ロッド44間の距離に若干の誤差がある場合でも、これら案内ロッド44を案内穴23a、23bに挿入することができる。
レンズユニット3は、図3に示すように、ホルダ4の内部空間40内に収容されており、3枚のレンズ31〜33により構成されている。
ホルダ4は、図1〜図3に示すように、レンズユニット3を内部空間40において支持する合成樹脂製の円筒状部材である。このホルダ4の外周面には、水平方向に突出した2本のアーム部43が形成されている。このアーム部43は、ホルダ4がレンズユニット3の光軸方向に沿って移動する際にこのアーム部43が回転リング6と干渉しないように、後述する回転リング6の外側まで突出している。アーム部43の上方には、ホルダ4を下方に付勢する弾性部材であるコイルスプリング5が配設されている。このコイルスプリング5の下部を支持するために、アーム部43の上部にはスプリング支持穴45が形成されている。
2本のアーム部43の下方には、夫々円筒状の案内ロッド44が形成されている。即ち、ホルダ4とアーム部43と案内ロッド44は一体に成型されている。各案内ロッド44は、ホルダ4がレンズユニット3の光軸方向に沿って移動するように、夫々ハウジング2の案内穴23a、23bに案内されている。この案内ロッド44と案内穴23a、23bにより、ホルダ4がハウジング2に対して回転することが防止される。
また、ホルダ4の段部41の底面には3個の凸部42が形成されている。後述するように、この凸部42は、夫々対応する回転リング6のカム64によって支持されている。また、段部41の下方に延在するホルダ4の外周壁41aは、後述する回転リング6の内周壁62と摺動している。このため、ホルダ4と回転リング6との相対的な回転軸を正確に維持することができる。
2個のコイルスプリング5は、図1及び図3に示すように、その上部がカバー15と当接し、その下部がアーム部43のスプリング支持穴45により支持されている。このコイルスプリング5は、ホルダ4を下方に付勢している。
回転リング6は、図1に示すように、合成樹脂製の円筒状部材である。この回転リング6の上面63には、3個のカム64が形成されており、このカム64によってホルダ4の段部41の底面に形成されている凸部42が3点支持されている。即ち、回転リング6が回転することにより、各カム64における各凸部42との当接位置が移動し、ホルダ4がレンズユニット3の光軸方向に沿って上昇したり下降したりする。また、この各カム64と各凸部42との当接は、コイルスプリング5によって常に付勢されている。
回転リング6の側部外周には第1ウォームホイール65が形成されている。この第1ウォームホイール65は、後述する第2ウォームホイール7と噛合している。また、回転リング6の底面66は、ハウジング2の縁部21aの周囲に形成されている凸部21cにより3点支持されており、回転リング6とハウジング2との間の摩擦抵抗を減少させている。
第2ウォームホイール7は、回転リング6の側方に配設されるように、ハウジング2に回転可能に支持されている。そして、第2ウォームホイール7は、回転リング6の第1ウォームホイール65と噛合し、また、後述するように、ウォームギア8と噛合している。
ウォームギア8は、図1に示すように、ステッピングモータ9の回転軸92に取付けられている。このため、ステッピングモータ9が駆動されると、ウォームギア8の回転が第2ウォームホイール7と第1ウォームホイール65により順次減速され、回転リング6が回転する。
ステッピングモータ9は、超小型ステッピングモータであり、図2に示すように、ハウジング2の延在方向に対して回転軸92が平行になるように取付けられている。また、第2ウォームホイールを介在させて第1ウォームホイール65にステッピングモータ9の回転力を伝達することができるため、ステッピングモータ9を回転リング6の2本のアーム部43が延在する方向に沿わせるように配設することができる(図2参照)。このステッピングモータ9は、板状部材である板バネ10によりハウジング2のステッピングモータ収容部22内に取付けられている。
板バネ10は、図2に示すように、ハウジング2にネジ10aにより螺着されている。そして、この板バネ10はステッピングモータ9の上側部91と当接しており、ステッピングモータ9をステッピングモータ収容部22内へ押圧している。さらに、板バネ10は、第2ウォームホイール7の頂部を下方に向かって押圧するための一組の押圧片10bを有している。この押圧片10bにより、第2ウォームホイール7の回転軸方向の移動が規制されている。
なお、図3において、符号11はレンズユニット3の下方に配設されている撮像素子を示し、この撮像素子11は基板12に取付けられている。また、符号13は下部ベースを、符号14はIRカットフィルタを示している。
以下、本実施形態の作用効果を説明する。本実施形態においては、回転リング6の側部外周に形成されている第1ウォームホイール65と、第1ウォームホイール65と噛合している第2ウォームホイール7と、第2ウォームホイール7の側方に配設されると共に、第2ウォームホイール7と噛合しているウォームギア8とを有しているため、ステッピングモータ9の回転を十分に減速することができる。このため、回転リング6をより精密に回転させることができるため、オートフォーカス等における正確な焦点調整を行うことができ、カメラモジュールの分解能を高めることができる。
また、第2ウォームホイール7を設けることにより、ステッピングモータ9の配設位置に対して自由度を与えることができる。本実施形態においては、ステッピングモータ9は、その回転軸92が回転リング6に対して突出するように配置されておらず、回転リング6に沿うように配設されている。このため、ステッピングモータ9を収容するハウジング2の小型化を達成することができる。
さらに、本実施形態によれば、ステッピングモータ9の上側部と当接し、第2ウォームホイール7の頂部を付勢して固定する板状部材である板バネ10を備えているため、ステッピングモータ9と第2ウォームホイール7を容易にハウジング2に取付けることができ、カメラモジュール1を小型化した場合でも組立作業の効率化を図ることができる。また、ステッピングモータ9と第2ウォームホイール7に対する衝撃は、この板バネ10により緩和させるため、カメラモジュール1の耐衝撃性能を向上させることができる。
さらに、本実施形態によれば、回転リング6の中央孔61の内周壁62とハウジング2の縁部21aの外周壁21bとが摺動するように構成されているため、回転リング6の回転中心軸を精密に保持することができる。また、回転リング6の底面66は、ハウジング2の凸部21cにより支持されているため、回転リング6とハウジング2との間の摩擦抵抗が減少される。従って、回転リング6を精密且つ円滑に回転することが可能となり、オートフォーカス等における正確な焦点調整を行うことができる。
さらに、本実施形態によれば、回転リング6の中央孔61の内周壁62とホルダ4の外周壁41aとが摺動するように構成されているため、ホルダ4と回転リング6との相対的な回転軸を正確に維持することができる。
さらに、本実施形態によれば、ホルダ4と一体に形成した凸部42により、ホルダ4は回転リング6のカム64によって支持されている。このため、カム64によって支持される部材をホルダ4の別部材として設ける必要がなく、また、凸部42により、回転リング6とホルダ4との間の摩擦抵抗を減少することができる。
さらに、本実施形態によれば、ホルダ4とアーム部43と案内ロッド44は一体に成型され、案内ロッド44がハウジング2の案内穴23a、23bに案内されることにより、ホルダ4がレンズユニット3の光軸方向に沿って移動可能となるように構成されている。このため、ホルダ4の移動を案内する手段をカバー等に設ける必要がない。このためホルダ4の組付け作業をハウジング2及び回転リング6に対してのみ行えば良く、カメラモジュール1の組立作業を容易且つ迅速に行うことができる。
さらに、本実施形態によれば、コイルスプリング5は案内ロッド44が形成されているアーム部43に配設されているため、コイルスプリング5による付勢力をホルダ4へ正確に与えることができる。
上記実施形態においては、オートフォーカスについてのレンズ駆動機構について説明したが、オートフォーカス機構の他、ズーム機構にも同様の構成を用いることができる。
本発明に係る実施形態のカメラモジュール1におけるレンズ駆動機構の説明図である。 図1に示すカメラモジュール1のカバーを外した状態を示す平面図である。 図2に示すA−A線断面図である。 図1に示すカメラモジュール1のハウジング2と回転リング6の対応状態を示す斜視図である。 公知のカメラモジュールのレンズ駆動部100を示す斜視図である。
符号の説明
1 カメラモジュール
2 ハウジング
21 中央孔
21a 縁部
21b 外周壁
21c 凸部
22 ステッピングモータ収容部
23a、23b 案内穴
3 レンズユニット
31、32、33 レンズ
4 ホルダ
40 内部空間
41 段部
41a 外周壁
42 凸部
43 アーム部
44 案内ロッド
45 スプリング支持穴
5 コイルスプリング
6 回転リング
61 中央孔
62 内周壁
63 上面
64 カム
65 第1ウォームホイール
66 底面
7 第2ウォームホイール
8 ウォームギア
9 ステッピングモータ
91 上側部
92 回転軸
10 板バネ
10a ネジ
10b 押圧片
11 撮像素子
12 基板
13 下部ベース
14 IRカットフィルタ
15 カバー
100 レンズ駆動機構
101 レンズユニット
110 レンズホルダ
111 ロッド
112 案内凸部
120 回転リング
121 カム
122 リングギア
130 ステッピングモータ
131 ギア
140 コイルバネ

Claims (7)

  1. ハウジングと、
    カメラモジュールの光学系を構成するレンズユニットと、
    前記レンズユニットを収容すると共に前記レンズユニットの光軸方向に沿って移動可能なホルダと、
    前記ホルダを下方に付勢する弾性部材と、
    前記ハウジングに回転可能に支持されると共に、前記ホルダを支持するための3個以上のカムと側部外周に形成されている第1ウォームホイールとを有する回転リングと、
    前記回転リングの側方に配設されると共に、前記回転リングの第1ウォームホイールと噛合している第2ウォームホイールと、
    前記第2ウォームホイールの側方に配設されると共に、前記第2ウォームホイールと噛合しているウォームギアと、
    前記ウォームギアを駆動するステッピングモータと、
    前記レンズユニットの下方に配設されている撮像素子とを有することを特徴とするカメラモジュール。
  2. 前記カメラモジュールは、さらに、前記ステッピングモータを固定するための板状部材を有し、前記板状部材は前記ステッピングモータの上側部と当接すると共に、前記第2ウォームホイールの頂部を付勢して前記第2ウォームホイールの回転軸方向の移動を規制している請求項1記載のカメラモジュール。
  3. 前記回転リングは中央孔を有し、
    前記ハウジングは、中央孔と、前記ハウジングの前記中央孔の周囲に形成されている円筒状の縁部と、前記ハウジングの前記縁部の周囲に形成されている複数の凸部とを有し、
    前記回転リングの前記中央孔の内周壁と前記ハウジングの前記縁部の外周壁とが摺動し、前記回転リングの底面は前記ハウジングの複数の前記凸部により回転可能に支持されている請求項1記載のカメラモジュール。
  4. 前記ホルダは、前記回転リングの前記中央孔の前記内周壁と摺動する外周壁を有している請求項3記載のカメラモジュール。
  5. 前記ホルダは、前記回転リングの前記3個以上のカムと対応する3個以上の凸部を有し、前記3個以上の凸部は、前記ホルダと一体に形成されている請求項1記載のカメラモジュール。
  6. 前記ホルダは前記回転リングの外側へ水平方向に突出したアーム部を有し、前記アーム部の下方には前記ホルダが前記レンズユニットの光軸方向に沿って移動可能にするための複数の案内ロッドを有し、前記ホルダと前記アーム部と前記案内ロッドは一体に成型され、
    前記ハウジングは前記各案内ロッドに対応する複数の案内孔を有する請求項1記載のカメラモジュール。
  7. 前記弾性部材はコイルスプリングであり、前記コイルスプリングは前記アーム部の上部に配設されている請求項6記載のカメラモジュール。
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