JP2007170545A - シフトレンジ切換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力、ならびにレンジ位置切換手段および自動変速機の負荷が低減されるシフトレンジ切換装置を提供する。
【解決手段】SBW−ECU31は、レンジセレクタ14から入力されるシフトレンジの切換パターンによってモータ33へ供給する駆動電流の大きさを複数の設定値のいずれかに制御している。自動変速機60のシフトレンジがPレンジからRレンジへ切り換えられるとき、他の切換パターンと比較して、シフトレンジの切り換えに大きな力を必要とする。そのため、自動変速機60のシフトレンジの切換パターンに応じてSBW−ECU31がモータ33へ適切な電流を供給することにより、モータ33における消費電力が低減されるとともに、モータ33からは過剰な駆動力が発生せず、駆動力伝達部70および自動変速機60に加わる負荷を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動変速機のシフトレンジを切り換えるシフトレンジ切換装置に関し、特にシフトバイワイヤシステムに適用される自動変速機のシフトレンジ切換装置に関する。
近年、車両制御の分野において、車両状態を変化させるアクチュエータを車両搭乗者の指令によってバイワイヤ制御回路により電気制御するバイワイヤシステムが採用されつつある。例えば、車両搭乗者の指令によって車両の自動変速機のシフトレンジを変化させるシフトバイワイヤシステムが公知である(特許文献1参照)。
特開2001−271917号公報
シフトバイワイヤシステムの場合、自動変速機のシフトレンジはレンジ制御手段から出力された駆動電流によってレンジ位置切換手段が切り換える。このとき、レンジ制御手段は、自動変速機のシフトレンジを確実に切り換えるため、常にレンジ位置切換手段のモータが自動変速機のシフトレンジの切り換えに十分な駆動力を発生するように駆動電流を設定している。
一方、自動変速機は、シフトレンジの切換パターンによって切り換えに必要な駆動力は異なっている。例えば、自動変速機のシフトレンジがPレンジにあるとき、自動変速機はロック機構により機械的に出力軸の回転が規制されている。そのため、自動変速機のシフトレンジをPレンジからRレンジへ切り換えるとき、ロック機構を解除するための力が必要となる。その結果、シフトレンジをPレンジからRレンジへ切り換えるとき、レンジ位置切換手段のモータには最も大きな駆動力が要求される。そこで、レンジ位置切換手段のモータの出力は、自動変速機のシフトレンジをPレンジからRレンジへ切り換えるときに必要な駆動力を基準として設定されている。
しかしながら、自動変速機のシフトレンジの切換パターンがPレンジからRレンジへの切り換え以外のとき、モータから出力される駆動力が小さくてもシフトレンジを切り換えることができる。これにより、シフトレンジの切換パターンがPレンジからRレンジへの切り換え以外のときでも、モータにはPレンジからRレンジへ切り換え可能な最大駆動力に対応する駆動電流が供給される。その結果、モータにおける消費電力が増大するとともに、大きな駆動力によってレンジ位置切換手段および自動変速機に加わる負荷が増大するという問題がある。
そこで、本発明の目的は、消費電力、ならびにレンジ位置切換手段および自動変速機の負荷が低減されるシフトレンジ切換装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、レンジ制御手段はシフトレンジの切換パターンによってモータへ供給する駆動電流の大きさを複数の設定値のいずれかに制御している。そのため、自動変速機のシフトレンジの切り換えに必要な駆動力が小さいとき、レンジ制御手段はモータへ出力する駆動電流を低減する。したがって、モータにおける消費電力を低減することができる。また、シフトレンジの切換パターンによってレンジ位置切換手段から自動変速機へ加わる駆動力は増減する。したがって、レンジ位置切換手段および自動変速機に加わる負荷を低減することができる。
上記のように、シフトレンジをPレンジからRレンジへ切り換えるとき、自動変速機のロック機構を解除するため、自動変速機のシフトレンジの切り換えには他の切換パターンよりも大きな駆動力を必要とする。そこで、請求項2記載の発明では、自動変速機のシフトレンジの切換パターンがPレンジからRレンジへの切り換えのとき、レンジ制御手段はモータへ複数の設定値のうちの最大の駆動電流を出力する。これにより、シフトレンジがPレンジからRレンジへ切り換えられるとき、レンジ位置切換手段は最大駆動力によって自動変速機のシフトレンジを切り換える。したがって、自動変速機のシフトレンジをPレンジからRレンジへ確実に切り換えることができる。
ところで、シフトレンジをRレンジからPレンジへ切り換えるとき、自動変速機のロック機構を作動させる必要がある。そのため、自動変速機のシフトレンジをRレンジからPレンジへ切り換える場合、PレンジからRレンジへの切り換えに必要な駆動力程ではないとしても、比較的大きな駆動力を必要とする。そこで、請求項3記載の発明では、自動変速機のシフトレンジの切換パターンがRレンジからPレンジへの切り換えのとき、レンジ制御手段はモータへ複数の設定値のうちの最大の設定値と最小の設定値との間の駆動電流を出力する。これにより、シフトレンジがRレンジからPレンジへ切り換えられるとき、レンジ位置切換手段は十分な駆動力によって自動変速機のシフトレンジを切り換える。したがって、自動変速機のシフトレンジをRレンジからPレンジへ確実に切り換えることができるとともに、消費電力を低減することができる。
請求項4記載の発明では、自動変速機のシフトレンジの切換パターンがPレンジからRレンジへの切り換え、およびRレンジからPレンジへの切り換え以外のとき、レンジ制御手段はモータへ複数の設定値のうちの最小の駆動電流を出力する。これにより、シフトレンジがPレンジからRレンジへの切り換え、およびRレンジからPレンジへの切り換え以外のとき、レンジ位置切換手段は必要十分な小さな駆動力によって自動変速機のシフトレンジを切り換える。したがって、自動変速機のシフトレンジをそれぞれ確実に切り換えることができるとともに、消費電力を低減することができる。
レンジ位置切換手段は、モータで発生した駆動力を自動変速機に伝達する駆動力伝達部を有している。このように駆動力伝達部を有するシフトレンジ切換装置では、車両の運転開始時など、モータの回転角度が不明な場合やシフトレンジの設定位置が不明な場合がある。そのため、シフトレンジ切換装置では、モータに通電し、駆動力伝達部の可動範囲の一方の限界位置までモータを回転させる突当制御を実施する場合がある。そして、モータを駆動力伝達部の可動範囲の限界まで回転した位置を、モータの回転角度の基準位置として設定している。このように突当制御を実施するとき、PレンジからRレンジへの切り換えの場合のように、モータから大きな駆動力が発生すると、レンジ位置切換手段の駆動力伝達部および自動変速機に無用な負荷を加えることとなる。そこで、請求項5記載の発明では、突当制御を実行するとき、レンジ制御手段はモータへ複数の設定値のうちの最小の駆動電流を出力する。これにより、レンジ制御手段は、必要十分の小さな駆動力によって駆動力伝達部を突当制御する。したがって、自動変速機の消費電力を低減することができるとともに、駆動力伝達部および自動変速機へ与える負荷を低減することができる。
レンジ位置切換手段は、モータへ供給される駆動電流の大きさによって自動変速機を駆動する駆動力が制御される。そのため、モータの抵抗およびバッテリの電圧によって、レンジ位置切換手段から発生する駆動力は変化する場合がある。モータの抵抗は、モータの近傍の温度によって変化する。そこで、従来の場合、モータの近傍の温度が所定の最高温度であって、バッテリの電圧が所定の最小電圧であっても、PレンジからRレンジへの切り換えを確実に行うために、これらの最高温度および最小電圧でPレンジからRレンジへの切り換えに十分な駆動力を発生するようにレンジ制御手段はモータへ供給する駆動電流を設定している。しかし、通常の運転の場合、モータの近傍の温度が最高温度付近に達することはなく、バッテリの電圧が最小電圧に達することもない。そのため、通常の運転の場合、モータは過剰な出力を発生し、消費電力の増大を招くとともに、レンジ位置切換手段および自動変速機の負荷の増大を招くという問題がある。
そこで、請求項6記載の発明では、レンジ制御手段は、モータの近傍の温度およびバッテリの電圧からモータへ出力する駆動電流を補正している。これにより、モータの出力が過剰になることはない。したがって、消費電力を低減することができるとともに、レンジ位置切換手段および自動変速機の負荷を低減することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、電子制御ユニットを「ECU」と略記する。
図1は、本発明の一実施形態によるシフトレンジ切換装置を適用した車両制御システム10を示している。例えば、四輪車両に搭載されている車両制御システム10は、自動変速機制御装置20、シフトバイワイヤ装置(以下、シフトバイワイヤ装置を「SBW装置」とする。)30、エンジン制御装置40、および統合ECU11などから構成されている。
自動変速機制御装置20、SBW装置30およびエンジン制御装置40は、それぞれAT−ECU21、SBW−ECU31およびEC−ECU41を有している。統合ECU11、AT−ECU21、SBW−ECU31およびEC−ECU41は、いずれもマイクロコンピュータを主体に構成された電気回路である。統合ECU11、AT−ECU21、SBW−ECU31およびEC−ECU41は、それぞれ車内のLAN回線12を経由して電気的または光学的に相互に接続されている。また、統合ECU11、AT−ECU21、SBW−ECU31およびEC−ECU41は、車両の電源であるバッテリ13と電気的に接続しており、このバッテリ13から供給された電力によって作動する。統合ECU11は、上述のAT−ECU21、SBW−ECU31およびEC−ECU41と共同して車両制御システム10の全体を制御する。バッテリ13の電圧は、統合ECU11によって検出される。すなわち、統合ECU11は、電圧検出手段としても機能する。
自動変速機制御装置20は、車両の自動変速機60を油圧により駆動する。自動変速機制御装置20は、自動変速機60のシフトレンジおよび変速段を切り換える油圧回路61を備えている。自動変速機60には、走行レンジとして前進レンジであるDレンジおよび後進レンジであるRレンジと、非走行レンジとして駐車レンジであるPレンジおよび中立レンジであるNレンジなどのシフトレンジが設定されている。自動変速機60は、レンジ位置を選択するマニュアルバルブ62を有している。マニュアルバルブ62は、移動することにより油圧回路61を切り換える。マニュアルバルブ62が油圧回路61を切り換えることにより、自動変速機60は上記のシフトレンジのいずれかに設定される。自動変速機60は、いずれかのシフトレンジまたは変速段で締結する複数の摩擦係合要素を備えている。これにより、各摩擦係合要素は、電磁弁63から供給される油圧によって締結または解放される。
AT−ECU21は、油圧回路61の電磁弁63などの電気要素に電気的に接続している。これにより、AT−ECU21は、各電磁弁63からの出力油圧を電気的に制御する。AT−ECU21によって電磁弁63からの出力油圧を制御することにより、自動変速機60の各摩擦係合要素は締結または解放される。また、本実施形態の場合、AT−ECU21は、例えば自動変速機60の出力軸の回転数などから車両の速度を検出する車速センサ22と電気的に接続している。AT−ECU21は、車速センサ22から出力された検出信号を受信して車両の速度を検出し、各電磁弁63を制御する。
SBW装置30は、自動変速機60のマニュアルバルブ62を駆動するレンジ位置切換手段としてのアクチュエータ32を備えている。電磁駆動式のアクチュエータ32は、モータ33、エンコーダ34および駆動力伝達部70を有している。SBW−ECU31は、モータ33に駆動信号を出力する。これにより、モータ33は、SBW−ECU31から入力された駆動信号にしたがって図示しない軸部材を回転させる。モータ33の回転運動は、図示しない減速機構で減速された後、駆動力伝達部70に伝達される。駆動力伝達部70は、モータ33から出力された回転駆動力をマニュアルバルブ62に伝達する。このように、SBW−ECU31は、アクチュエータ32のモータ33へ供給する駆動電流の大きさを制御するレンジ制御手段である。
駆動力伝達部70は、図2に示すように駆動軸部材71、ディテントプレート72およびストッパ73などを有している。駆動軸部材71は、モータ33の図示しない軸部材に接続し、モータ33によって回転駆動される。ディテントプレート72は、駆動軸部材71から径方向外側に伸びて駆動軸部材71と一体に構成されている。これにより、ディテントプレート72は、駆動軸部材71と一体にモータ33によって回転駆動される。ディテントプレート72には、駆動軸部材71と平行に突出するピン74が設置されている。ピン74は、マニュアルバルブ62と接続している。その結果、ディテントプレート72が駆動軸部材71とともに回転することにより、マニュアルバルブ62は軸方向へ往復移動する。すなわち、駆動力伝達部70は、モータ33の回転駆動力を直線運動に変換してマニュアルバルブ62に伝達する。
ディテントプレート72は、径方向において駆動軸部材71と反対側に図3に示すように複数の凹部81、82、83、84を有している。凹部81、82、83、84は、それぞれ自動変速機のシフトレンジである「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」および「Dレンジ」に対応して形成されている。ストッパ73は、図2に示すように板ばね75の先端に支持されている。ストッパ73がディテントプレート72の凹部81、82、83、84のいずれかと噛み合うことによって、マニュアルバルブ62の軸方向の位置は決定される。駆動軸部材71を経由してディテントプレート72に回転力が加わると、ストッパ73は隣接する他の凹部へ移動する。その結果、モータ33によって駆動軸部材71を回転させることにより、マニュアルバルブ62の軸方向の位置が変化し、自動変速機60はシフトレンジが変更される。
自動変速機60には、図2に示すようにパーキングロック部90が設置されている。パーキングロック部90は、パーキングギヤ91の外周部に形成されている凹部92にロックアーム93の爪94を噛み合わせることにより、自動変速機60の出力軸の回転を規制する。パーキングロック部90のロッド95は、略L字形状に形成されている。ロッド95は、一端がディテントプレート72に固定され、他端がテーパコーン状のコーンヘッド96に接続している。コーンヘッド96は、スプリング97によって軸方向へ往復移動可能にロックアーム93側へ押し付けられている。ディテントプレート72の回転によってコーンヘッド96が軸方向へ往復移動することにより、コーンヘッド96はロックアーム93を図2の上下へ駆動する。ディテントプレート72の凹部81とストッパ73とが噛み合う角度までディテントプレート72が回転すると、マニュアルバルブ62が「Pレンジ」に切り換えられるとともに、コーンヘッド96がロックアーム93を押し付け、ロックアーム93の爪94がパーキングギヤ91の凹部92に噛み合う。その結果、自動変速機60の出力軸は、機械的に回転が規制される。
図1に示すニュートラルスイッチ36は、自動変速機60の実際のシフトレンジ(以下、「実レンジ」という。)を検出する実レンジ検出手段である。ニュートラルスイッチ36は、マニュアルバルブ62の軸方向の位置を検出する。ニュートラルスイッチ36は、図2に示す駆動軸部材71の回転角度、あるいはディテントプレート72の回転角度からマニュアルバルブ62の軸方向の位置、すなわちマニュアルバルブ62が「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」または「Dレンジ」のいずれにあるかを検出する。ニュートラルスイッチ36は、検出したマニュアルバルブ62の位置を電気信号としてSBW−ECU31に出力する。なお、ニュートラルスイッチ36は、ディテントプレート72の回転角度に限らず、マニュアルバルブ62の軸方向の位置を直接検出する構成としてもよい。また、ニュートラルスイッチ36は、駆動軸部材71の回転角度からマニュアルバルブ62の位置を検出する構成としてもよい。
SBW−ECU31は、図1に示すようにアクチュエータ32のモータ33およびエンコーダ34、ニュートラルスイッチ36、ならびに車両のレンジセレクタ14のセレクタセンサ15と電気的に接続している。車両の搭乗者は、レンジセレクタ14から所望のシフトレンジを入力する。セレクタセンサ15は、車両の搭乗者がレンジセレクタ14を操作することにより指令されたレンジ(以下、「指令レンジ」という。)を検出する。セレクタセンサ15は、検出した信号をSBW−ECU31へ出力する。
エンコーダ34は、例えばロータリエンコーダなどであり、モータ33の回転角度に応じたパルス信号を出力する。SBW−ECU31は、エンコーダ34から出力されたパルス信号をカウントすることでモータ33の回転角度を検出する。自動変速機60のシフトレンジは、モータ33の回転角度によって変化する。そのため、エンコーダ34のパルス信号をカウントすることにより検出されるモータ33の回転角度は、自動変速機60で実現されている実レンジを間接的に示している。本実施形態の場合、ニュートラルスイッチ36は、マニュアルバルブ62の軸方向の位置を検出し、その信号をSBW−ECU31へ出力する。これにより、SBW−ECU31は、ディテントプレート72を経由して駆動されるマニュアルバルブ62の位置、すなわち自動変速機60の実レンジを検出する。このように、エンコーダ34、ニュートラルスイッチ36およびセレクタセンサ15から出力信号を受信したSBW−ECU31は、それらの検出信号が表す物理量に基づいてモータ33へ出力する信号を制御する。
SBW−ECU31は、アクチュエータ32の近傍の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ37と接続している。温度センサ37は、検出した温度に対応する電気信号をSBW−ECU31に出力する。SBW−ECU31は、温度センサ37から入力された電気信号により、アクチュエータ32の近傍の温度を入手する。温度センサ37は、アクチュエータ32の近傍に取り付けてもよく、エンジン42が搭載されている車両のエンジンルームの温度を検出する温度センサであってもよい。
EC−ECU41は、車両のエンジン42のスロットル43、インジェクタ44およびアクセルペダル45のアクセルセンサ46と電気的に接続している。スロットル43は、エンジン42の吸気通路を流れる吸気の流量を調整する。インジェクタ44は、エンジン42の吸気通路または各気筒へ噴射する燃料の量を調整する。アクセルセンサ46は、車両の搭乗者によるアクセルペダル45の操作量を検出し、検出した信号をEC−ECU41に出力する。このような構成により、EC−ECU41は、車両の搭乗者によってアクセルペダル45が操作されると、その操作に基づいてスロットル43およびインジェクタ44などを電気的に制御する。その結果、EC−ECU41は、エンジン42の回転数および出力トルクを調整する。
次に、上記の構成による車両制御システム10の作動を図4に基づいて説明する。
(1)SBW−ECU31は、レンジセレクタ14からシフトレンジの切り換えの指示が入力されたか否かを検出する(S101)。車両の搭乗者によってレンジセレクタ14が操作されると、セレクタセンサ15からSBW−ECU31へ切り換えられたシフトレンジに応じて電気信号が入力される。SBW−ECU31がシフトレンジの切り換えを検出すると、SBW−ECU31は切換パターンを検出する。切換パターンとは、切り換え前のシフトレンジと切り換え後のシフトレンジとの違いである。本実施形態のように、レンジセレクタ14にシフトレンジが「P、R、N、D」と配列されているとき、以下の切換パターンが設定される。
Pレンジ→Rレンジ
Rレンジ→Nレンジ
Nレンジ→Dレンジ
Dレンジ→Nレンジ
Nレンジ→Rレンジ
Rレンジ→Pレンジ
SBW−ECU31は、切換パターンに応じてモータ33へ出力する電流の値を複数の設定値のうちのいずれかに設定する。本実施形態の場合、SBW−ECU31が設定する設定値は、Imax、Imid、Iminのいずれかである。Imaxは、これら複数の設定値のうちの最大の電流値である。また、Iminは、これら複数の設定値のうちの最小の電流値である。Imidは、これら複数の設定値のうちImaxとIminとの間の中間的な電流値である。
なお、例えば車両の搭乗者がレンジセレクタ14を「Pレンジ」から「Nレンジ」へ直接切り換える場合、SBW−ECU31はシフトレンジの切換パターンを「Pレンジ→Rレンジ」および「Rレンジ→Nレンジ」の二つの連続した切換パターンと認識する。
(2)SBW−ECU31は、レンジセレクタ14から入力された切換パターンが「Pレンジ→Rレンジ」であるか否かを判断する(S102)。切換パターンが「Pレンジ→Rレンジ」のとき、SBW−ECU31はモータ33へ出力する駆動電流の設定値を最大のImaxに設定する(S103)。自動変速機60のシフトレンジが「Pレンジ」にあるとき、パーキングロック部90のロックアーム93の爪94はパーキングギヤ91の凹部92に噛み合っている。そのため、「Pレンジ」から「Rレンジ」へ移行するとき、モータ33から発生する駆動力には、ディテントプレート72の回転にともなうマニュアルバルブ62の移動のための力だけでなく、パーキングロック部90のロックを解除する力も必要となる。特に、車両が坂路などに停車されているとき、ロックアーム93の爪94とパーキングギヤ91とが固く噛み合う場合がある。このような場合、ディテントプレート72とともにコーンヘッド96を駆動し、パーキングロック部90のロックを解除するためには大きな力を必要とする。一方、モータ33から発生する駆動力は、モータ33へ供給される電流の大きさに概ね相関する。そこで、SBW−ECU31は、モータ33へ出力する駆動電流の値を最大値Imaxに設定する。
(3)SBW−ECU31は、レンジセレクタ14から入力された切換パターンが「Pレンジ→Rレンジ」でないとき、切換パターンが「Rレンジ→Pレンジ」であるか否かを判断する(S104)。切換パターンが「Rレンジ→Pレンジ」のとき、SBW−ECU31はモータ33へ出力する駆動電流の設定値をImidに設定する(S105)。自動変速機60を「Pレンジ」に移行させるとき、上記の「Pレンジ」から「Rレンジ」へ切り換える場合とは逆に、パーキングロック部90をロックさせる必要がある。そのため、「Rレンジ」から「Pレンジ」へ移行するとき、モータ33から発生する駆動力には、ディテントプレート72の回転にともなうマニュアルバルブ62の移動のための力だけでなく、パーキングロック部90をロックする力も必要となる。一方、「Rレンジ」から「Pレンジ」へ移行する場合、パーキングロック部90のロックアーム93の爪94とパーキングギヤ91の凹部92との同期がとれていなければ、パーキングスプリング97は圧縮する必要がある。車軸が回転し、ロックアーム93の爪94とパーキングギヤ91の同期がとれるとパーキングスプリング97の圧縮された力が解放され、爪94とパーキングギヤ91が噛み合う。その結果、切換パターンが「Rレンジ→Pレンジ」のとき、モータ33に要求される駆動力は切換パターンが「Pレンジ→Rレンジ」のときよりも小さくなる。但し、パーキングロック部90を駆動する力が必要になるため、SBW−ECU31はモータ33へ出力する駆動電流の設定値をImaxとIminとの中間値であるImidに設定する。
(4)SBW−ECU31は、レンジセレクタ14から入力された切換パターンが「Pレンジ→Rレンジ」でも「Rレンジ→Pレンジ」でもないとき、モータ33へ出力する駆動電流の設定値を最小のIminに設定する(S106)。自動変速機60を「Pレンジ」から「Rレンジ」または「Rレンジ」から「Pレンジ」へ移行するとき以外では、モータ33から発生する駆動力によってマニュアルバルブ62のみが駆動される。そのため、モータ33は、マニュアルバルブ62を駆動する力を発生すれば十分である。これにより、切換パターンが「Pレンジ→Rレンジ」でも「Rレンジ→Pレンジ」でもないとき、モータ33に要求される駆動力は切換パターンが「Rレンジ→Pレンジ」のときよりもさらに小さくなる。そこで、SBW−ECU31は、モータ33へ出力する駆動電流の値をImidよりさらに小さなIminに設定する。
(5)SBW−ECU31は、切換パターンに応じた駆動電流の値を設定すると、温度センサ37からモータ33近傍の温度を入手するとともに、統合ECU11からバッテリ13の電圧を入手する(S107)。モータ33は、電気的な負荷すなわち電気抵抗を含んでいる。そのため、モータ33の近傍の温度が変化すると、モータ33の抵抗が変化する。バッテリ13から供給される電圧が一定であると仮定した場合、モータ33の抵抗が変化すると、モータ33へ流れる電流が変化する。その結果、図5に示すように、モータ33の近傍の温度が上昇すると、モータ33の出力は低下する。一方、モータ33の近傍の温度が一定であると仮定した場合、バッテリ13の電圧が変化すると、モータ33へ流れる電流が変化する。その結果、図6に示すように、バッテリ13の電圧が低下すると、モータ33の出力は低下する。したがって、モータ33の出力は、モータ33の近傍の温度およびバッテリ13の電圧によって変化する。
ところで、自動変速機60のシフトレンジを切り換えるマニュアルバルブ62は、アクチュエータ32のモータ33によって駆動される。そのため、モータ33の出力が不足すると、マニュアルバルブ62を所定の位置へ駆動することができず、自動変速機60のシフトレンジの切り換えを適切に実行できない場合がある。そこで、従来は、モータ33近傍の温度が想定される最高温度Tmaxであり、バッテリ13の電圧が想定される最低電圧Vminであっても、モータ33の出力が最大、すなわちシフトレンジを「Pレンジ」から「Rレンジ」へ移行できるようにモータ33へ供給する電流を設定している。その結果、例えばシフトレンジを「Nレンジ」から「Dレンジ」へ移行するときのように、モータ33に大きな駆動力を要求しない場合でも、モータ33には大きな駆動力を発生するための電流が供給される。これにより、モータ33の消費電力の増大を招くとともに、モータ33を含むアクチュエータ32、駆動力伝達部70、およびマニュアルバルブ62を含む自動変速機60には過大な負荷が加わることがある。
(6)そこで、本実施形態の場合、SBW−ECU31は、切換パターンに応じた駆動電流の値が設定されると、温度センサ37から入手したモータ33近傍の温度、および統合ECU11から入手したバッテリ13の電圧から、設定された駆動電流の値を補正している(S108)。これにより、モータ33からは、マニュアルバルブ62による自動変速機60のシフトレンジの切り換えに必要十分な駆動力が発生する。したがって、モータ33を含むアクチュエータ32、駆動力伝達部70、およびマニュアルバルブ62を含む自動変速機60に加わる負荷を低減することができる。
なお、モータ33へ供給される電流の最大値を制限する制御系すなわち電流制限制御を行う場合、SBW−ECU31は切換パターンに応じて設定した電流値を上限として供給する電流を制御すれば足りる。そのため、電流制限制御を行う場合、上述のモータ33近傍の温度およびバッテリ13の電圧による補正は省略してもよい。
(7)SBW−ECU31は、設定値を補正した電流をモータ33へ出力する(S109)。これにより、モータ33は駆動力を発生する。モータ33から発生した適切な駆動力は、駆動力伝達部70を経由してマニュアルバルブ62に伝達される。これにより、自動変速機60のシフトレンジは、レンジセレクタ14から入力されたシフトレンジへ切り換えられる。
以上の手順により、モータ33からは切換パターンに応じた適切な駆動力が発生する。そのため、モータ33へ過剰な電流が供給されることはない。したがって、モータ33の消費電力を低減することができるとともに、過剰な駆動力によってモータ33、駆動力伝達部70および自動変速機60に加わる負荷を低減することができる。
(その他の実施形態)
上述した車両制御システム10において、SBW−ECU31は、駆動力伝達部70の突当制御を実行する設定としてもよい。上述のように、モータ33から出力された駆動力は、図示しない減速機構および駆動力伝達部70を経由してマニュアルバルブ62へ伝達される。このようにSBW装置30を備える車両制御システム10では、運転の開始時やモータ33の回転角度が不明な場合、回転基準となる位置を検出するため、突当制御を実行する。突当制御を実行する場合、SBW−ECU31は、駆動力伝達部70が可動範囲の一方の限界位置に突き当たるまでモータ33を回転させる。詳細には、SBW−ECU31は、駆動軸部材71をモータ33によって回転駆動する。そして、SBW−ECU31は、ストッパ73と、ディテントプレート72のPレンジのRレンジ側またはRレンジとは反対側の壁とが突き当たるまで、モータ33によって駆動軸部材71を回転させる。SBW−ECU31は、ストッパ73とディテントプレート72との壁とが突き当たり、駆動軸部材71の回転が停止した位置を、駆動軸部材71の回転制御の基準位置、すなわちモータ33の回転の基準位置として記憶する。
このように突当制御を実行する場合、SBW−ECU31は、ストッパ73がディテントプレート72の壁に突き当たるまで自動変速機60のシフトレンジが変更されない程度にモータ33を回転させる。突当制御では、自動変速機60のシフトレンジの切り換えをともなわないため、モータ33から発生する駆動力は小さな力でよい。そこで、SBW−ECU31は、突当制御を実行する場合、モータ33へ出力する駆動電流の設定値をIminに設定する。これにより、突当制御を実行するとき、モータ33で消費される電力を低減することができるとともに、モータ33や駆動力伝達部70に加わる負荷を低減することができる。なお、突当制御を実行するとき、SBW−ECU31はモータ33へ出力する駆動電流の設定値をIminよりもさらに小さな値としてもよい。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の一実施形態によるシフトレンジ切換装置を適用した車両制御システムを示す模式図。 本発明の一実施形態によるシフトレンジ切換装置を適用した車両制御システムの駆動力伝達部を示す概略図。 本発明の一実施形態によるシフトレンジ切換装置を適用した車両制御システムのディテントプレートを示す概略図。 本発明の一実施形態によるシフトレンジ切換装置を適用した車両制御システムの作動の流れを示す概略図。 本発明の一実施形態によるシフトレンジ切換装置を適用した車両制御システムにおいて、モータ近傍の温度とモータ出力との関係を示す概略図。 本発明の一実施形態によるシフトレンジ切換装置を適用した車両制御システムにおいて、バッテリの電圧とモータの出力との関係を示す概略図。
符号の説明
10 車両制御システム(シフトレンジ切換装置)、11 統合ECU(電圧検出手段)、13 バッテリ、30 SBW装置、31 SBW−ECU(レンジ制御手段)、32 アクチュエータ(レンジ位置切換手段)、33 モータ、37 温度センサ、42 エンジン、60 自動変速機、70 駆動力伝達部

Claims (6)

  1. エンジンから入力されたトルクを変速して出力する自動変速機のシフトレンジを切り換えるシフトレンジ切換装置であって、
    モータによって駆動され、前記自動変速機のシフトレンジを切り換えるレンジ位置切換手段と、
    前記モータを駆動する駆動電流を出力し、前記自動変速機のシフトレンジをPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジのいずれかのシフトレンジに制御するとともに、シフトレンジの切換パターンによって前記モータへ供給する駆動電流の大きさを複数の設定値のうちのいずれかに制御するレンジ制御手段と、
    を備えるシフトレンジ切換装置。
  2. 前記レンジ制御手段は、前記自動変速機のシフトレンジの切換パターンがPレンジからRレンジへの切り換えのとき、前記モータへ前記複数の設定値のうちの最大の駆動電流を出力する請求項1記載のシフトレンジ切換装置。
  3. 前記レンジ制御手段は、前記自動変速機のシフトレンジの切換パターンがRレンジからPレンジへの切り換えのとき、前記モータへ前記複数の設定値のうちの最大の設定値と最小の設定値との間の駆動電流を出力する請求項1または2記載のシフトレンジ切換装置。
  4. 前記レンジ制御手段は、前記自動変速機のシフトレンジの切換パターンがPレンジからRレンジへの切り換え、およびRレンジからPレンジへの切り換え以外のとき、前記モータへ前記複数の設定値のうちの最小の駆動電流を出力する請求項1、2または3記載のシフトレンジ切換装置。
  5. 前記レンジ位置切換手段は、前記モータから前記自動変速機へ駆動力を伝達する駆動力伝達部を有し、
    前記レンジ制御手段は、前記駆動力伝達部を可動範囲の一方の限界位置まで回転させる突当制御を実施するとき、前記モータへ前記複数の設定値のうちの最小の駆動電流を出力する請求項1から4のいずれか一項記載のシフトレンジ切換装置。
  6. 前記モータの近傍の温度を検出する温度検出手段と、
    前記モータへ電力を供給するバッテリの電圧を検出する電圧検出手段と、をさらに備え、
    前記レンジ制御手段は、前記温度検出手段で検出した前記モータの近傍の温度、および前記電圧検出手段で検出した前記バッテリの電圧から、前記モータへ出力する駆動電流の設定値を補正する請求項1から5のいずれか一項記載のシフトレンジ切換装置。



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