JP2007142681A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007142681A
JP2007142681A JP2005332118A JP2005332118A JP2007142681A JP 2007142681 A JP2007142681 A JP 2007142681A JP 2005332118 A JP2005332118 A JP 2005332118A JP 2005332118 A JP2005332118 A JP 2005332118A JP 2007142681 A JP2007142681 A JP 2007142681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
imaging
display
authentication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005332118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4663491B2 (ja
Inventor
Takashi Fujii
貴史 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Imaging Corp
Original Assignee
Olympus Imaging Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Imaging Corp filed Critical Olympus Imaging Corp
Priority to JP2005332118A priority Critical patent/JP4663491B2/ja
Publication of JP2007142681A publication Critical patent/JP2007142681A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4663491B2 publication Critical patent/JP4663491B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 本発明では、ネットワーク環境を意識しないで各撮像装置間でそれぞれの有する画像を相互に閲覧することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】 画像データが格納されている格納手段と、ネットワークに接続して外部装置と通信可能とする通信手段と、前記外部装置にアクセスするアクセス手段と、前記外部装置からのアクセスに対して認証を行う認証手段と、前記認証手段による前記認証結果に基づいて、前記外部装置から画像データを取得する外部画像データ取得手段と、前記格納されている前記画像データと前記外部画像データ取得手段により取得した前記画像データのうち少なくとも一方を表示させる制御を行う表示形態制御手段と、を備える撮像装置により、上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークに接続可能な撮像装置に関する。
近年、画像を撮影してデジタルデータとして記憶することが可能なデジタルカメラ等の撮像装置が普及している。また、インターネット等のネットワークを利用して、電子メールやホームページの閲覧等を行うことも一般的になっている。
このような技術に基づいて、例えば、特許文献1では、IPアドレスをカメラが所有し、当該カメラは、ネットワーク経由で画像の送信要求を受けると、要求された画像をネットワーク上に公開するシステムが開示されている。
また、デジタル化社会、ネットワーク社会の到来により、情報の安全保障が求められている。例えば、特許文献2では、記録媒体と装置の双方に鍵データを有し、その記録媒体とその装置との間で相互に権利確認を行い、適切な権利下で使用されたデータの来歴情報を蓄積し、決済を行うことが開示されている。
特開2003−143518号公報 特開2001−332023号公報
しかしながら、特許文献1では、ユーザは、欲しい画像を有するカメラのIPアドレスを予め知っている必要があり、ネットワークに関する知識を有するユーザ以外にユーザが利用するのが難しかった。
また、特許文献2では、機器と記録媒体間での相互権利確認を行うことについて言及されているが、同じ情報をもつ媒体を装填された機器同士の権利確認については言及されていなかった。
上記の課題に鑑み、本発明では、ネットワーク環境を意識しないで各撮像装置間でそれぞれの有する画像を相互に閲覧することができる撮像装置を提供する。
本発明にかかる撮像装置は、画像データが格納されている格納手段と、ネットワークに接続して外部装置と通信可能とする通信手段と、前記外部装置にアクセスするアクセス手段と、前記外部装置からのアクセスに対して認証を行う認証手段と、前記認証手段による前記認証結果に基づいて、前記外部装置から画像データを取得する外部画像データ取得手段と、前記格納されている前記画像データと前記外部画像データ取得手段により取得した前記画像データのうち少なくとも一方を表示させる制御を行う表示形態制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記外部装置は、前記撮像装置であることを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記格納手段は、着脱可能な記録媒体であることを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記記憶媒体には、前記認証のための第1の認証情報が格納されていることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記認証のための第1の認証情報が格納されている着脱可能な記憶媒体を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、着脱可能な記録媒体から第1の認証情報を取得する認証情報取得手段を備え、前記認証手段は、前記外部装置から第2の認証情報が送信された場合、該第2の認証情報と前記取得した前記第1の認証情報とに基づいて、前記認証を行うことを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記表示形態制御手段により制御された前記画像を表示させる表示手段と、前記表示手段に前記画像データを表示させるための第1の表示用記憶手段と、前記外部装置からのアクセスに対応して前記画像データが配置される第2の表示用記憶手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記認証手段は、前記認証の結果に基づいて、前記外部装置からの前記第2の表示用記憶手段に配置された前記画像データの閲覧を許可することを特徴とする。
また、前記撮像手段は、さらに、前記許可がなされた場合、前記画像データのうち第1の画像データより情報量の少ない画像データであって該第1の画像データに対応する該画像データである第2の画像データを、前記第2の表示用記憶手段に配置する画像データ配置手段を備えることを特徴とする。
また、前記撮像手段は、さらに、前記外部装置からの、前記第2の表示用記憶手段に配置される前記画像データの閲覧を禁止する閲覧禁止手段を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記閲覧禁止手段は、前記格納手段に格納されている画像のうち前記画像データ配置手段による前記第2の表示用記憶手段への配置の対象外の画像とすることを特徴とする。
また、前記撮像手段は、さらに、前記外部装置からのアクセスに基づく、前記第2の表示用記憶手段に配置された前記画像データの消去または編集を禁止するデータ編集禁止手段を備えることを特徴とする。
また、前記撮像手段は、さらに、所定の操作が行われることにより前記表示形態制御手段に該操作に基づく指示を与える操作手段を備え、前記表示形態制御手段は、該操作手段による操作に基づいて、前記外部装置に格納されている前記画像データの表示を制御することを特徴とする。
また、前記撮像手段は、さらに、前記外部装置の有する前記画像データを当該撮像装置に複製する複製手段を備えることを特徴とする。
また、前記外部装置は、前記撮像装置であり、前記複製手段は、前記外部装置の有する前記第2の表示用記憶手段に配置された前記第2の画像データに対応する前記第1の画像を当該撮像装置の前記第1の表示用記憶手段に複製することを特徴とする。
本発明にかかる、外部装置とネットワークを介して接続可能な撮像装置の制御方法は、前記外部装置にアクセスし、前記外部装置からのアクセスに対して認証を行い、前記外部装置との間で相互に認証を行った後、当該撮像装置の有する記憶手段に格納されている画像と前記外部装置に格納されている画像のうち少なくとも一方を表示させる制御を行うことを特徴とする。
本発明を用いることにより、ネットワークに関しての知識の少ないユーザでもネットワーク環境を意識しないで各撮像装置間でそれぞれの有する画像を相互に閲覧することができる。
図1は、本実施形態における画像シェアシステムの概念図を示す。画像シェアシステム1は、少なくとも、アクセスポイント2、ネットワーク3、撮像装置4、着脱メモリ5から構成される。
撮像装置4は、例えば、デジタルカメラであり、被写体を撮影して画像データとして記録する機能を有する。ネットワーク3は、インターネット、LAN、WAN、専用線、有線、または無線等の通信網である。
アクセスポイント2は、撮像装置4をネットワーク3に接続するための基地局である。本実施形態では、撮像装置4は、無線によりアクセスポイント3と通信をしてネットワーク3と接続することができる。無線は、例えば無線LANであってもよい。なお、本実施形態では撮像装置4とネットワーク3とを無線により接続したが、これに限定されず、撮像装置4を有線でネットワークと接続してもよい。
着脱メモリ5には、この着脱メモリ5を装填した撮像装置4が簡単にネットワーク3へ接続できるように、その接続に必要な情報や、他方の撮像装置を認証するためのID情報が格納されている。
図1の画像シェアシステム1によれば、無線でアクセスポイント2に接続できる少なくとも2つの撮像装置4のそれぞれに、共通の情報(または、1対の所定の情報)を持つカードを装填すると、他の撮像装置内に格納されている画像を閲覧することができる。
このような閲覧環境下において、例えば自分の撮像装置で画像を閲覧する場合、当該撮像装置に格納されている画像に引き続いて、他の撮像装置の画像を閲覧することができる。このとき、当該自分の撮像装置の操作部材を用いて、一定条件下で、その他の撮像装置の画像を操作することができる。
図2は、本実施形態における撮像装置4の背面を示す。撮像装置4の背面には、一例として、操作部材11、表示部材12、ファインダー13が設けられている。操作部材11には、例えば、フラッシュボタン、セルフタイマーボタン、マクロボタン、メニューボタン、決定ボタン、十字キー等がある。
図3は、本実施形態における撮像装置4のハードウェア構成の概要を示す。撮像装置4は、レンズ21、撮像素子22、撮像回路23、AE(自動露出)制御回路24、AF(オートフォーカス)制御回路25、画像処理回路26、着脱メモリ5、内蔵メモリ28、通信手段29、パワーSW(スイッチ)30、電池31、電源回路32、CPU33、閲覧禁止設定手段34、モードSW(スイッチ)35、操作部材11、第1記憶手段37、第2記憶手段38、表示駆動回路39、表示部材12、及びバス41から構成される。
レンズ21は、被写体像を撮像素子22へ結像する。撮像素子22は、撮影レンズ21の作用により撮像素子22上に結像されている被写体像を光電変換して画像を表現している電気信号を出力する。撮像素子22は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)である。
撮像回路23は、ノイズ成分を低減させるCDS(Correlated DoubleSampling)、信号レベルを安定化させるAGC(Automatic Gain Control)、及びアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換するA/D等を有する。そうして、この撮像回路23は、撮像素子22から出力されたアナログ電気信号のノイズ成分を低減させると共に、信号レベルを安定化させ、それをデジタル電気信号に変換して出力する。
AE(自動露出)制御回路24は、露出の制御を行う機構である。AF(オートフォーカス)制御回路25は、画像データを用いてコントラストAF処理又は測距センサによるAF処理を行う回路である。
画像処理回路26は、画像データの記録の際に行うガンマ補正やホワイトバランス補正等の補正処理や、画像を構成する画素数を増減させる画像の拡大・縮小処理(リサイズ処理)、等といった各種の画像処理を行う。
着脱メモリ5は、このデジタルカメラに着脱可能な記録媒体であって、このデジタルカメラで撮影された静止画若しくは動画を表現している画像データ等が記録される保存用の記録媒体である。例えば、この着脱メモリ5は、xDカード、スマートメディア(登録商標)やコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード等である。この着脱メモリ5は、撮像装置4に設けられた不図示のインターフェースと接続することにより、撮像装置4と着脱メモリ5との間でのデータの授受を行う。
なお、本実施形態では、着脱メモリ5には、後述する所定のID及びアクセスポイント2に接続するために必要な情報(例えば、接続先ネットワークのSSID(Service Set ID)、アドホック・モードまたはインフラストラクチャ・モードの指定、チャンネル、WEP暗号化を行う場合の暗号化用の文字列、通信モード(速度) 等)が格納されている。
内蔵メモリ28は、本実施形態において、例えば、撮像回路23から出力されるデジタル電気信号である画像データ(静止画若しくは動画を表現している画像データ、以下同じ)や画像処理回路7による各種画像処理における処理中の画像データ等の一時保存用として使用されたり、CPU33による制御処理の実行のためのワークエリアとして使用されたり、または一定量のデータを格納する保存用等として使用されたりするメモリの総称である。尚、この内蔵メモリ28は、電気的に書き換え動作を行わせることも可能な不揮発性メモリであり、CPU33により実行されるカメラプログラムの他、そのカメラプログラムの実行中に使用される各種データ等が格納される。
通信手段29は、アクセスポイント2と通信するための送信機能及び受信機能をするインターフェースである。
CPU33は、中央演算処理部である。CPU33は、内蔵メモリ28に格納されている所定のカメラプログラムを読み出して実行することで、このデジタルカメラ全体の動作を制御する。
パワーSW(スイッチ)30は、電源回路32を介して電池31からの電力を撮像装置4の構成要素となる各回路に供給させるためのスイッチである。電源回路32は、昇圧回路や保護回路などを備えた回路である。
閲覧禁止手段34は、後述するシェアモードにおいて、ネットワークを介して他の撮像装置から自身の有する画像の閲覧を禁止する機能を有する。後述するように、閲覧禁止手段34の閲覧禁止機能をONにして撮影した画像は、他の撮像装置から閲覧することはできない。また、閲覧禁止機能をOFFのまま撮影した後であっても、表示部材12での閲覧を禁止したい画像を選択して、その選択した画像に対して閲覧禁止機能をONにして閲覧禁止とすることもできる。また、閲覧禁止機能をONにすることにより閲覧禁止とされた画像を、閲覧禁止機能をOFFにすることで再び閲覧可能にすることもできる。
モードSW(スイッチ)35は、撮像時の各種モードまたは再生時の各種モードを切り替えたり、またはシェアモードとノンシェアモードとを切り替えたりするためのスイッチである。
操作部材11は、撮影者からの各種指示を受け付け、それをCPU33へ通知するための各種ボタン等である。操作部材11は、例えば、メニューボタン、十字ボタン、OKボタン、レリーズボタン、録音開始ボタン、録音終了ボタン等である。
メニューボタンは、表示部材12へのメニュー表示指示を可能にさせるためのものである。十字ボタンは、表示部材12に表示されている各種項目や画像等の選択を可能にさせるためのものである。OKボタンは、選択されている項目や画像等の決定指示を可能にさせるためのものである。レリーズボタンは、撮影指示を可能にさせるためのものである。
第1記憶手段37と第2記憶手段38はそれぞれ、画像を表示させるための表示用メモリであり、例えば、SDRAM(Synchronous DRAM)である。第1記憶手段37は、自身の表示部材12で画像を表示させるための表示用メモリである。第2記憶手段38は、他機の表示部材12で画像を表示させるための表示用メモリである。
表示部材12は、例えば、LCDディスプレイ、液晶ディスプレイ、または有機ELディスプレイ等である。表示駆動回路39は、表示部材12を駆動させて、表示部材12に画像が表示できる状態にするための回路である。
バス41は、CPU33が各種回路や機構等を制御するためにそのような回路(機構)と接続するためのバスである。バス41は、さらに、不図示の映像信号生成回路、圧縮伸長回路とも接続されている。
映像信号生成回路(不図示)は、画像処理回路26により画像処理された画像データから、表示部材12が表示可能な映像信号を生成してこの表示部材12へ出力する、等といった処理を行う。これにより、表示部材12には、その映像信号に基づく映像(静止画や動画等)が表示される。
圧縮伸長回路(不図示)は、画像データの記録・再生のための、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式等による画像データの圧縮・伸張処理を行う。
次に、本発明において実現する機能を、図4〜図6を用いて、説明する。
図4は、2台の撮像装置がノンシェア(非共有)モードでの、それぞれの撮像装置の表示部材に表示される画像を示す。ここでは、2台の撮像装置をそれぞれ、カメラA、カメラBとする。
図4(a)は、カメラAで表示される画像を示す。これらの画像は、カメラAに格納された画像である。カメラAでは、画像A−1〜A−10を表示することができる。画像A−1〜A−10は、着脱メモリ5、または内蔵メモリ28に格納されており、CPU33により読み出されて、第1記憶手段37に展開されて表示部材12に表示される。
図4(b)は、カメラBで表示される画像を示す。これらの画像は、カメラBに格納された画像である。カメラBでは、画像B−1〜B−13を表示することができる。画像B−1〜B−13は、着脱メモリ5、または内蔵メモリ28に格納されており、CPU33により読み出されて、第1記憶手段37に展開されて表示部材12に表示される。
同図において、それぞれのカメラに格納されている画像は、それぞれのカメラでしか表示させることができない。すなわち、カメラAに格納されている画像A−1〜A−10はカメラAでしか表示できない。また、カメラBに格納されている画像B−1〜B−13はカメラBでしか表示できない。これは、従来の個々独立したカメラが自身に格納されている画像しか参照できないのと同様である。
図5は、本実施形態におけるシェア(共有)モードでの、それぞれの撮像装置の表示部材に表示される画像を示す。同図は、図4で説明したカメラA,カメラBをシェアモードにしたものである。
図5(a)は、カメラAで表示される画像を示す。カメラAでは、画像A−1〜A−10及び画像B−1〜B−13を表示することができる。画像A−1〜A−10は、カメラAに格納された画像である。このカメラAで閲覧できる画像B−1〜B−13は、カメラBに格納されている画像B−1〜B−13のサムネイル画像である。
画像A−1〜A−10は、カメラAの着脱メモリ5または内蔵メモリ28に格納されており、CPU33により読み出されて、第1記憶手段37に展開されて表示部材12に表示される。また、カメラAで閲覧できる画像B−1〜B−13は、カメラBに格納されている画像B−1〜B−13がカメラB自身の第2記憶手段38にサムネイル画像として展開され、そのサムネイル画像を、ネットワーク3を経由して、カメラA側で閲覧したものである。
図5(b)は、カメラBで表示される画像を示す。カメラBでは、画像B−1〜B−13及び画像A−1〜A−10を表示することができる。画像B−1〜B−13は、カメラBに格納された画像である。このカメラBで閲覧できる画像A−1〜A−10は、カメラAに格納されている画像A−1〜A−10のサムネイル画像である。
画像B−1〜B−13は、カメラBの着脱メモリ5または内蔵メモリ28に格納されており、CPU33により読み出されて、第1記憶手段37に展開されて表示部材12に表示される。また、カメラBで閲覧できる画像A−1〜A−10は、カメラAに格納されている画像A−1〜A−10がカメラA自身の第2記憶手段38にサムネイル画像として展開され、そのサムネイル画像を、ネットワーク3を経由して、カメラB側で閲覧したものである。
同図において、それぞれのカメラに格納されている画像は、相互に相手方のカメラで表示させることができる。すなわち、カメラAに格納されている画像A−1〜A−10はカメラAでも表示できるし、カメラBでもサムネイル画像として表示させることができる。また、カメラBに格納されている画像B−1〜B−13はカメラBでも表示できるし、カメラAでもサムネイル画像として表示させることができる。
図6は、シェアモードにおける、一方の撮像装置Bに格納されている画像を他方の撮像装置Aにコピーした場合の一例を示す。同図では、図5(a)の状態から画像B−2を閲覧している側の撮像装置Aにコピーした様子である。
図6(a)は、図5(a)と比べて、画像A−11が追加されている。これは、画像B−2(サムネイル画像)の本画像を画像A−11としてコピーしたものである。
図6(b)は、図5(a)と比べて、画像A−11が追加されて、画像B−2(サムネイル画像)が消去されている。これは、画像B−2(サムネイル画像)の本画像を画像A−11としてコピーし、その代わりにサムネイル画像B−2を削除したものである。
次に、上述したノンシェアモード及びシェアモードでの撮像装置の詳細な処理を以下に説明する。
図7は、本実施形態における撮像装置の基本動作フローを示す。まず、ユーザはパワーSW30をONにして撮像装置4を起動させる(ステップ1、以下、ステップを「S」と称する)。
次に、CPU33は、撮像装置4のSW35により切り替えられたカメラモードが「撮影モード」か「再生モード」かを検知する(S2)。CPU33は、モードSW35の切り替えに応じて発信される信号を検知することにより、ユーザによりどちらのモードが選択されたかを判定する。
S2で、CPU33は、撮像装置4のカメラモードが「撮影モード」であると判定した場合、撮像装置4のモードを撮影モード状態に移行する(S3)。ここでは、CPU33は、撮像装置4の各構成要素の初期化等、撮像装置4が撮影動作を行なうために必要な各種の初期設定の処理を行う。さらに、内蔵メモリ28に格納されている本実施形態にかかるプログラムがCPU33より読み出され、後述のフローが実行される。
S2で、撮像装置4のカメラモードが「再生モード」であると判定した場合、CPU33は、さらに「シェアモード」か「ノンシェアモード」かを検知する(S4)。CPU33は、上述の通り、モードSW35の切り替えに応じて発信される信号を検知することにより、ユーザによりどちらのモードが選択されたかを判定する。
S4で、CPU33は、撮像装置4のカメラモードが「ノンシェアモード」であると判定した場合、通常再生モード状態に移行する(S5)。ここでは、CPU13は、撮像装置4の表示部材12に画像を再生させるために必要な各種の初期設定の処理を行う。例えば、内蔵メモリ28に格納されている本実施形態にかかるプログラムがCPU33より読み出され、後述のフローが実行される。
S4で、CPU33は、撮像装置4のカメラモードが「シェアモード」であると判定した場合、シェアモードで動作させるのに必要な認証処理の準備(認証準備)のための処理を行う(S6)。ここでは、例えば、着脱メモリ5が装填されているかどうかを検知したり、その着脱メモリ5にIDが記録されているかどうかを検知したり、検知したIDを認証用の記録領域に格納したりする。
S6での認証準備処理後、CPU33は、後述するシェア再生モードに移行する(S7)。
次に、撮影モードにおける撮影処理のフローチャートについて説明する。撮影モードには、撮影した画像の閲覧を禁止する設定をした場合に実行されるフローと、撮影した画像の閲覧を禁止しない設定をした場合に実行されるフローとがある。この設定は閲覧禁止設定手段34により設定することができる。この設定に応じて、図7のS3から移行して、図8または図9のフローが実行される。
図8は、本実施形態における撮影モード(閲覧禁止設定をしていない場合)のフローチャートを示す。まず、CPU33は、シャッターボタンが半押しされているか否かを判定する(S11)。ここでは、CPU33は、シャッターボタンの押下状態に応じて発信される信号のうち半押しされると発信される信号を検知した場合、シャッターボタンが半押しされていると判定する。
シャッターボタンが半押しされていると判定した場合、CPU33は、さらに、シャッターボタンが全押しされているか否かを判定する(S12)。ここでは、CPU33は、シャッターボタンの押下状態に応じて発信される信号のうち全押しされると発信される信号を検知した場合、シャッターボタンが全押しされていると判定する。
シャッターボタンが全押しされていると判定した場合、CPU33は、AF(オートフォーカス)等の撮影条件をセットする(S13)。例えば、CPU33は、操作部材11により入力された情報または各種センサー等により入力された情報に基づいて、AE制御回路24を駆動させて、AE制御回路24にAE制御をさせたり、またはAF制御回路25を駆動させて、AF制御回路25にAF制御をさせたりする。そして、CPU33は、撮影処理を行い、画像データを取得して、着脱メモリ5にその画像を記録する(S14)。
S12で、シャッターボタンが全押しされていないと判定した場合、CPU33は、既にAF(オートフォーカス)等の撮影条件のセットが完了しているか否かを判定する(S15)。
S15で、CPU33は、既にAF(オートフォーカス)等の撮影条件のセットが完了していると判定した場合、S11の処理へ戻る。S15で、CPU33は、未だAF(オートフォーカス)等の撮影条件のセットが完了していないと判定した場合、CPU33は、AF(オートフォーカス)等の撮影条件をセットして(S16)、S11の処理に戻る。なお、S16の処理は、S13と同様である。
S11でシャッターボタンが半押しされていないと判定した場合、またはS14の処理が終了した場合、CPU33は、撮像装置4に対して設定操作がなされたか否かを判定する(S17)。ここでは、CPU33は、操作部材11により操作されるとその操作内容に応じて発信される信号を検知した場合、CPU33は、その操作に応じた設定を行う。
S17で、撮像装置4に対して設定操作がされたと判定した場合、CPU33は、その操作の設定内容(操作信号)に基づいて、撮像装置4の設定を行う(S18)。全て操作に応じた設定が終わるまでS18を繰り返す(S19)。
S17で操作設定がされていないと判定した場合、またはS19が終了した場合、CPU33は、モード変更がなされたか否かを判定する(S20)。ここでは、モードSW35が切り替えられた(設定された)場合に発信される切り替え後のモードを通知する信号を検知する。
S20で、モードが変更(設定)されたことを検知した場合、その変更(設定)後のモードへ移行する(S21)。
CPU13は、パワーSW30により電源がOFFになるまで、上述のS11〜S21の処理を繰り返す(S22)。パワーSW30により電源がOFFにされた場合、CPU33は撮像装置4をパワーオフ状態へ遷移させる(S23)。
このようにして撮影が終了したら、CPU33は、本フローを終了し、遷移元の図7のフローへ処理が戻る。
図9は、本実施形態における撮影モード(閲覧禁止設定をしている場合)のフローチャートを示す。同図は、図8のフローにS30〜S31の処理を追加したものである。よって、ここでは、この追加した処理についてのみ説明し、その他の処理は図8と同様であるのでその説明は省略する。
CPU33は、S11でシャッターボタンが半押しされていないと判定した場合、またはS14の処理が終了した場合、S14で撮影された画像を公開するか否かを判定する(S30)。ここで、画像を公開するか否かの設定は、操作部材11で設定することができるので、CPU33は、撮像装置4に対してその設定による指示信号の検知結果に基づいて、S14で撮影された画像を公開するか否かを判定することができる。なお、ここでの公開とは、後述するシェアモードにおいて、ネットワーク上にその画像を公開することを意味する。
S30で検知した指示信号が撮影した画像の公開の禁止を示す場合、CPU33は、公開の禁止を示す旨の情報をその画像に付加する(S31)。
S30で検知した指示信号が撮影した画像の公開を示す場合、または、S31の処理が終了した場合、CPU33は、その画像を記録する(S32)。ここでは、CPU33は、撮影した画像を着脱メモリ5に格納する(なお、内蔵メモリ28に格納するようにしてもよい)。
なお、S18で、CPU33は、その操作の設定内容(操作信号)に基づいて、撮像装置4の設定を行うが、この設定内容の中には、上記の公開を禁止するか否かの設定も含まれる。
図10は、本実施形態における通常再生モードのフローチャートを示す。同図のフローは、図7のS5の処理の詳細を示す。まず、CPU33は、再生対象となる画像を着脱メモリ5(再生対象となる画像が内蔵メモリ28に格納されている場合は内蔵メモリ28)より読み出して、第1記憶手段37にマウントする(S41)。ここでは、CPU33は、画像をマウントする以外にも、例えば、その画像に付随する情報をマウントしたり、着脱メモリ5に記憶されている画像の枚数をマウントしたり等する。
次に、CPU33は、操作部材11の各操作に応じて発信される信号を検知し、それぞれに操作に応じた処理を行う。コマ送り操作がされた場合(S42)には、CPU33は、次の画像を表示させる(S43)。コマ戻し操作がされた場合(S44)には、CPU33は、前の画像を表示させる(S45)。
先頭コマ出し操作がされた場合(S46)には、CPU33は、先頭画像を表示させる(S47)。最終コマ出し操作がされた場合(S48)には、CPU33は、最終画像を表示させる(S49)。再生機能各種操作がされた場合(S50)、CPU33は、操作に応じた機能を実行する(S51)。
公開禁止設定操作がされた場合(S52)、CPU33は、対象画像に禁止情報を付加する(S53)。公開禁止設定は、図9で説明したように撮影時にも設定できるが、再生時にも設定することができる。この公開禁止設定は、表示部材12に表示されるメニュー画面から遷移できる所定の設定画面で設定することができる。
CPU33は、モードSW35によりモード変更操作がなされた場合(S54)、その変更(設定)されたモードへ移行する(S55)。
パワーSW30により電源がOFFになるまで、CPU33は、S42〜S55の処理を繰り返し実行する(S56)。なお、再生が終了するとは、例えば、再生モードから他のモード(撮影モード等)に切り替わったり、その他の割り込み処理が入ったりした場合等である。以降で説明するフローについても同様である。パワーSW30により電源がOFFにされた場合、CPU33は撮像装置4をパワーオフ状態へ遷移させる(S57)。
このようにして撮影が終了したら、CPU33は、本フローを終了し、遷移元の図7のフローへ処理が戻る。
次に、図7のS6で説明したシェアモードでのID認証準備処理について詳述する。シェアモードのID認証準備処理の一例として、2つの認証タイプについて説明する。1つは、撮像装置4に装填された着脱メモリ5から所定の情報を読み出すことにより行われる認証タイプ(以下、タイプ1)(図11参照)と、もう1つは、事前に記憶されている所定の情報を読み出すことにより行われる認証タイプ(以下、タイプ2)(図12参照)である。以下では、これらの認証タイプの処理のフローについて説明する。
図11は、本実施形態における認証準備処理のフローチャート(タイプ1)を示す。まず、CPU33は、着脱メモリ5が装填されているかどうかを判定する(S61)。着脱メモリ5が装填されていると判定した場合、CPU33は、その着脱メモリから所定の情報(例えば、所定の規格に則った情報)を読み出すことにより、その着脱メモリ5がシェアIDカードか否かを判定する(S62)。
S62で装填されている着脱メモリ5がシェアIDカードであると判定した場合、CPU33は、その着脱メモリ5からIDを読み取る(S63)。
S63でのIDの読み取り後、CPU33は、ID認証のための準備処理(ID認証準備)を行う(S64)。ここで、ID認証準備とは、シェアモード時において他の撮像装置(他機)が自分(自機)にアクセスした場合に、その他機が正規の撮像装置か否かを認証するための事前の準備作業のことをいう。たとえば、CPU33は、その取得したIDを、後述するID認証処理時に使用される内蔵メモリ28の所定の領域に格納する処理などを行う。
S64のID認証準備後、CPU33は、着脱メモリ5からさらに無線通信に必要な情報を読み出して、それを設定して、アクセスポイント2と通信を開始し(S65)、本フローは終了する。
なお、S61で着脱メモリ5が装填されていないと判定した場合、またはS62で着脱メモリ5がシェアIDカードでないと判定した場合も、本フローは終了する。
図12は、本実施形態における認証準備処理のフローチャート(タイプ2)を示す。まず、CPU33は、内蔵メモリ28を読み込んで、ID情報が既に格納されているかどうかを判定する(S71)。
ID情報が格納されている場合、CPU33はそのID情報を読み取り、ID認証準備を行った後(S72)、アクセスポイント2と通信を開始する(S73)。S72、S73はそれぞれ、図11のS64、S65に対応する処理である。そして、本フローは終了する。
ID情報が格納されていない場合、CPU33は、着脱メモリ5が装填されているかどうかを判定する(S74)。着脱メモリ5が装填されていると判定した場合、CPU33は、その着脱メモリ5から所定の情報を読み出すことにより、その着脱メモリ5がシェアIDカードか否かを判定する(S75)。
S75で装填されている着脱メモリ5がシェアIDカードであると判定した場合、CPU33は、その着脱メモリ5からIDを読み出す(S76)。そして、CPU33は、そのIDに基づいて、ID認証準備(図11のS64に対応する処理)を行い、さらに、そのIDを着脱メモリ5または内蔵メモリ28に記憶する(S77)。
S77の認証準備後、CPU33は、着脱メモリ5からさらに無線通信に必要な情報を読み出して、それを設定して、アクセスポイント2と通信を開始し(S78)、本フローは終了する。
なお、S75で着脱メモリ5が装填されていないと判定した場合、またはS75で着脱メモリ5がシェアIDカードでないと判定した場合、本フローは終了する。
次に、図7のS7で説明したシェア再生モードについて詳述する。このシェア再生モードは、自身の撮像装置内に記録されている画像と共に、ネットワークを介して接続されている撮像装置に記録されている画像を閲覧することができるモードである。なお、このシェア再生モードは、自身の撮像装置内に記録されている画像は編集できるが、当該自身の撮像装置からは、他方の撮像装置内に記録されている画像を編集することはできない。それでは、図13を用いて、このシェア再生モードを詳述する。
図13は、本実施形態におけるシェア再生モードのフローチャートを示す。同図において、一方の撮像装置について添え字aを付与して表し、他方の撮像装置について添え字bを付与して表す。
まず、CPU33aは、再生対象となる画像を着脱メモリ5aより読み出して、第1記憶手段37aにマウントする(S81)。ここでは、CPU33aは、画像をマウントする以外にも、例えば、その画像に付随する情報を第1記憶手段37aにマウントしたり、着脱メモリ5aに記憶されている画像の枚数を第1記憶手段37aにマウントしたり等する。
次に、撮像装置4aのCPU33aは、通信可能な他の撮像装置4bが存在するか否かを判定する(S82)。ここでは、当該撮像装置4aは既にネットワーク3に参加した環境下にいる。そこで、当該撮像装置4aはネットワーク3に対して、例えば、所定のアクセス要求情報を送信する。ネットワーク上に他の撮像装置4bが存在する場合、そのアクセス要求情報を受信した撮像装置4bのCPU33bは応答情報を送信する。その応答情報を受信した撮像装置4aのCPU33aは、自身のIDをその撮像装置4bへ送信する。そのIDを受信した撮像装置4bは、自身の内蔵メモリ28の所定の領域に格納したIDと、その受信したIDとが一致するか否か(または対のIDか否か)を判定する。その判定の結果2つのIDが一致した場合、CPU33bは撮像装置4aを正規の撮像装置(または正規のユーザ)とみなして、撮像装置4aに、自身(撮像装置4b)の第2記憶手段38bへのアクセス許可(認証)をする。このようにして、撮像装置4aは、撮像装置4bの第2記憶手段38bへアクセスするための認証を受けることができる。なお、反対の場合(撮像装置4bから撮像装置4aへのアクセス許可要求)についても同様である。
次に、CPU33aは、認証を受けた撮像装置4bの再生対象画像をその撮像装置4bの第2記憶手段にマウントさせるように撮像装置4bに要求する(S83)。ここでは、撮像装置4aのCPU33aは、撮像装置4bに対して、撮像装置4bの有する再生対象画像を、撮像装置4bの備える第2記憶手段38bにマウントさせる旨の指示情報を送信する。ネットワーク3を介して、その指示情報を受信した撮像装置4bのCPU33bは、再生対象画像を第2記憶手段38bにマウントする。撮像装置4bの第2記憶手段38bにマウントされた再生対象画像は、ネットワーク3を介して撮像装置4a側の表示部材12で閲覧することができる。
次に、CPU33aは、操作部材11aの各操作に応じて発信される信号を検知し、それぞれに操作に応じた処理を行う。
コマ送り操作がされた場合(S84)には、CPU33aは、それまで表示されていた画像が自機(すなわち、撮像装置4a)に格納されている画像であるか否かを判定する(S85)。
S85で、それまで表示されていた画像が自機4aに格納されている画像でない場合(すなわち、他機4bの画像である場合)、CPU33aは、その他機4bに格納されている次の画像を表示させる(S87)。
S85で、それまで表示されていた画像が自機4aに格納されている画像である場合、CPU33aはその画像が自機4aに格納されている画像のうちの最終画像であるか否かを判定する(S86)。
S86で、その画像が自機4aの最終画像である場合、CPU33aは他機4bに格納されている画像のうち先頭画像を表示させる(S88)。S86で、その画像が自機4aの最終画像でない場合、CPU33aは、自機4aに格納されている次の画像を表示させる(S87)。
次に、コマ戻し操作がされた場合(S89)には、CPU33aは、それまで表示されていた画像が他機4bに格納されている画像であるか否かを判定する(S90)。
S90で、それまで表示されていた画像が他機4bに格納されている画像でない場合(すなわち、自機4aの画像である場合)、CPU33aは、その自機4aに格納されている前の画像を表示させる(S92)。
S90で、それまで表示されていた画像が他機4bに格納されている画像である場合、CPU33aはその画像が他機4bに格納されている画像のうちの先頭画像であるか否かを判定する(S91)。
S91で、その画像が自機4bの先頭画像である場合、CPU33aは自機4aに格納されている画像のうち最終画像を表示させる(S93)。S91で、その画像が他機4bの先頭画像でない場合、CPU33aは、他機4bに格納されている前の画像を表示させる(S92)。
先頭コマ出し操作がされた場合(S94)には、CPU33aは、自機4aに格納されている先頭画像を表示させる(S95)。
最終コマ出し操作がされた場合(S96)には、CPU33aは、他機4bに格納されている最終画像を表示させる(S97)。
コピー操作がされた場合(S98)には、CPU33aは、対象画像(対象のサムネイル画像)の本画像データを他機4bの着脱メモリ5から自機4aの第1記憶手段37a、内蔵メモリ28a、または着脱メモリ5aにコピーする(S99)。具体的には、CPU33aは、撮像装置4bに対して、対象画像(対象のサムネイル画像)の本画像データを送信する旨の指示情報を送信する。撮像装置4b側において、この指示信号を受信したCPU33bは、撮像装置4bの対象画像(対象のサムネイル画像)の本画像データを、撮像装置4bに対して送信する。撮像装置4a側において、この本画像データを受信したCPU33aは、この本画像データを自機4aの第1記憶手段37a、内蔵メモリ28a、または着脱メモリに格納する。
再生機能各種操作がされた場合(S100)、CPU33aは、現在、表示部材12aに表示されている画像が他機4bの画像であるか否かを判定する(S101)。S101で、現在、表示部材12aに表示されている画像が他機4bの画像である場合、CPU33aは、その画像について編集等の画像の内容を更新する操作に対してはその操作の実行を許可しない。
S101で、現在、表示部材12に表示されている画像が他機4bの画像でない場合(すなわち、自機4aの画像である場合)、CPU33aは、その操作に応じた機能を実行する(S102)。
CPU33は、モード変更操作がなされた場合(S103)、その変更(設定)されたモードへ移行する(S104)。
パワーSW30により電源がOFFになるまで、CPU13は、S82〜S104の処理を繰り返し実行する(S105)。
S82で、撮像装置4aのCPU33aは、通信可能な他の撮像装置4bが存在しないと判定した場合、図10で説明したノンシェアモードの同様の処理を行う。具体的には、CPU33は、操作部材11の各操作に応じて発信される信号を検知し、それぞれに操作に応じた処理を行う。
コマ送り操作がされた場合(S106)には、CPU33aは、自機4aの次の画像を表示させる(S107)。
コマ戻し操作がされた場合(S108)には、CPU33aは、自機4aの前の画像を表示させる(S109)。
先頭コマ出し操作がされた場合(S110)には、CPU33aは、自機4aの先頭画像を表示させる(S111)。
最終コマ出し操作がされた場合(S112)には、CPU33aは、自機4aの最終画像を表示させる(S113)。
再生機能各種操作がされた場合(S114)、CPU33aは、操作に応じた機能を実行する(S115)。
CPU33は、モード変更操作がなされた場合(S116)、その変更(設定)されたモードへ移行する(S117)。
パワーSW30により電源がOFFになるまで、CPU33aは、S106〜S117の処理を繰り返し実行する(S118)。
S105またはS118で、パワーSW30により電源がOFFにされた場合、CPU33aは撮像装置4aをパワーオフ状態へ遷移させる(S119)。
このようにして再生が終了したら、CPU33aは、本フローを終了し、遷移元の図7のフローへ処理が戻る。
なお、本実施形態では、2台の撮像装置間で画像を共有する場合について説明したが、これに限定されず、3台以上の撮像装置間で画像を共有してもよい。
以上より、本発明によれば、同じIDを認識した撮像装置間相互で画像の閲覧が可能となる。また、IDは、着脱メモリ(専用カードでもよい)に記録されていて、カードが撮像装置に装填されIDが認識されると、同じID(または対になるID)を認識している他の撮像装置との間で相互に画像の閲覧が可能になる。
なお、この着脱メモリにはネットワークへアクセスするために必要な情報が格納されており、この着脱メモリを撮像装置に装填するだけでネットワークに参加することができる。したがって、ネットワークに関する知識の乏しいユーザも簡単にネットワークにアクセスすることができる。
また、このように、ID及びネットワークアクセス情報が格納された着脱メモリは、複数製造することができる。したがって、同一のID(または対応するID)が格納された着脱メモリをそれぞれの撮像装置に装填するだけで、それらの撮像装置間で画像の閲覧を容易に行うことが可能となる。
本実施形態にかかる撮像装置は、自機が動作するために必要な情報を展開するメモリ(第1記憶手段)と、他機がアクセスするためのメモリ(第2記憶手段)とを備えている。このようにメモリを物理的に2つに分けることにより、他機が当該自機の画像を閲覧している場合も、自機側で閲覧したり、操作したりするときの動作パフォーマンスを落とすことがないため、快適に操作することができる。
また、撮像装置は、装填された着脱メモリのIDを認識すると、ネットワークにワイヤレスで接続を行い、他の撮像装置の他機アクセス用メモリ(第2記憶手段)をそのアクセス要求した撮像装置に対して開放する。これにより、正規の撮像装置に対してのみアクセス許可を出すことができる。
また、画像ごとや画像組ごとに他機からの閲覧を禁止することができる。これにより他人に見せなくない画像を予め設定することができる。
また、他機の画像を閲覧する場合、自機の操作部材を用いて操作することができる(例えば、コマ送り、コマ戻し、先頭画像表示、最終画像表示等)が、一定の操作については制限されている(例えば、消去や編集はできない)。
また、自機で他機の画像を閲覧する場合、その画像はデータ容量の小さいサムネイル画像であるため、ネットワークのトラフィックジャム等が生じ難い。そのため、快適なネットワーク環境で他機の画像を自機で閲覧することができる。
また、他機の画像を自機の記憶装置等にコピーする場合、サムネイル画像ではなく本画像をコピーすることができる。コピーした画像は、自機の最終コマの次のコマとして表示される。このとき、他機のコピーした当該コマ(サムネイル画像)そのまま見えるようにしてもよいし、見えなくしてもよい。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
本実施形態における画像シェアシステムの概念図を示す。 本実施形態における撮像装置4の背面を示す。 本実施形態における撮像装置4のハードウェア構成の概要を示す。 2台の撮像装置がノンシェア(非共有)モードでの、それぞれの撮像装置の表示部材に表示される画像を示す。 本実施形態におけるシェア(共有)モードでの、それぞれの撮像装置の表示部材に表示される画像を示す。 シェアモードにおける、一方の撮像装置に格納されている画像を他方の撮像装置にコピーした場合の一例を示す。 本実施形態における撮像装置の基本動作フローを示す。 本実施形態における撮影モード(閲覧禁止設定をしていない場合)のフローチャートを示す。 本実施形態における撮影モード(閲覧禁止設定をしている場合)のフローチャートを示す。 本実施形態における通常再生モードのフローチャートを示す。 本実施形態における認証準備処理のフローチャート(タイプ1)を示す。 本実施形態における認証準備処理のフローチャート(タイプ2)を示す。 本実施形態におけるシェア再生モードのフローチャートを示す。
符号の説明
1 画像シェアシステム
2 アクセスポイント
3 ネットワーク
4 撮像装置
5 着脱メモリ
11 操作部材
12 表示部材
13 ファインダー
21 レンズ
22 撮像素子
23 撮像回路
24 AE制御回路
25 AF制御回路
26 画像処理回路
28 内蔵メモリ
29 通信手段
30 パワーSW
31 電池
32 電源回路
33 CPU
34 閲覧禁止設定手段
35 モードSW
37 第1記憶手段
38 第2記憶手段
39 表示駆動回路
41 バス

Claims (16)

  1. 画像データが格納されている格納手段と、
    ネットワークに接続して外部装置と通信可能とする通信手段と、
    前記外部装置にアクセスするアクセス手段と、
    前記外部装置からのアクセスに対して認証を行う認証手段と、
    前記認証手段による前記認証結果に基づいて、前記外部装置から画像データを取得する外部画像データ取得手段と、
    前記格納されている前記画像データと前記外部画像データ取得手段により取得した前記画像データのうち少なくとも一方を表示させる制御を行う表示形態制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記外部装置は、前記撮像装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記格納手段は、着脱可能な記録媒体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記記憶媒体には、前記認証のための第1の認証情報が格納されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像装置は、さらに、
    前記認証のための第1の認証情報が格納されている着脱可能な記憶媒体
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像装置は、さらに、
    着脱可能な記録媒体から第1の認証情報を取得する認証情報取得手段を備え、
    前記認証手段は、前記外部装置から第2の認証情報が送信された場合、該第2の認証情報と前記取得した前記第1の認証情報とに基づいて、前記認証を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像装置は、さらに、
    前記表示形態制御手段により制御された前記画像を表示させる表示手段と、
    前記表示手段に前記画像データを表示させるための第1の表示用記憶手段と、
    前記外部装置からのアクセスに対応して前記画像データが配置される第2の表示用記憶手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記認証手段は、前記認証の結果に基づいて、前記外部装置からの前記第2の表示用記憶手段に配置された前記画像データの閲覧を許可する
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像手段は、さらに、
    前記許可がなされた場合、前記画像データのうち第1の画像データより情報量の少ない画像データであって該第1の画像データに対応する該画像データである第2の画像データを、前記第2の表示用記憶手段に配置する画像データ配置手段
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像手段は、さらに、
    前記外部装置からの、前記第2の表示用記憶手段に配置される前記画像データの閲覧を禁止する閲覧禁止手段
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  11. 前記閲覧禁止手段は、前記格納手段に格納されている画像のうち前記画像データ配置手段による前記第2の表示用記憶手段への配置の対象外の画像とする
    ことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記撮像手段は、さらに、
    前記外部装置からのアクセスに基づく、前記第2の表示用記憶手段に配置された前記画像データの消去または編集を禁止するデータ編集禁止手段
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  13. 前記撮像手段は、さらに、
    所定の操作が行われることにより前記表示形態制御手段に該操作に基づく指示を与える操作手段を備え、
    前記表示形態制御手段は、該操作手段による操作に基づいて、前記外部装置に格納されている前記画像データの表示を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  14. 前記撮像手段は、さらに、
    前記外部装置の有する前記画像データを当該撮像装置に複製する複製手段
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  15. 前記外部装置は、前記撮像装置であり、
    前記複製手段は、前記外部装置の有する前記第2の表示用記憶手段に配置された前記第2の画像データに対応する前記第1の画像を当該撮像装置の前記第1の表示用記憶手段に複製する
    ことを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
  16. 外部装置とネットワークを介して接続可能な撮像装置の制御方法であって、
    前記外部装置にアクセスし、
    前記外部装置からのアクセスに対して認証を行い、
    前記外部装置との間で相互に認証を行った後、当該撮像装置の有する記憶手段に格納されている画像と前記外部装置に格納されている画像のうち少なくとも一方を表示させる制御を行う
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
JP2005332118A 2005-11-16 2005-11-16 撮像装置 Expired - Fee Related JP4663491B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005332118A JP4663491B2 (ja) 2005-11-16 2005-11-16 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005332118A JP4663491B2 (ja) 2005-11-16 2005-11-16 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007142681A true JP2007142681A (ja) 2007-06-07
JP4663491B2 JP4663491B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=38205036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005332118A Expired - Fee Related JP4663491B2 (ja) 2005-11-16 2005-11-16 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4663491B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2290576A1 (en) 2009-08-31 2011-03-02 Ricoh Company, Ltd. Photographing apparatus and communication establishing method and program
JP2014131104A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Canon Inc 通信装置、その制御方法、プログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001222046A (ja) * 1999-12-03 2001-08-17 Sharp Corp デジタルカメラ、デジタルカメラ回収システムおよび画像閲覧方法
JP2001332023A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Sony Corp データ記録装置、データ再生装置、データ処理装置およびデータ記録媒体
JP2002369120A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Nikon Corp 電子画像装置
JP2003143518A (ja) * 2001-11-05 2003-05-16 Sony Corp 撮像装置および画像記録再生装置
JP2003209796A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体
JP2003234933A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Konica Corp 撮像装置
JP2003304478A (ja) * 2002-04-08 2003-10-24 Nikon Corp 電子カメラのレンタルサービスシステム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001222046A (ja) * 1999-12-03 2001-08-17 Sharp Corp デジタルカメラ、デジタルカメラ回収システムおよび画像閲覧方法
JP2001332023A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Sony Corp データ記録装置、データ再生装置、データ処理装置およびデータ記録媒体
JP2002369120A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Nikon Corp 電子画像装置
JP2003143518A (ja) * 2001-11-05 2003-05-16 Sony Corp 撮像装置および画像記録再生装置
JP2003209796A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体
JP2003234933A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Konica Corp 撮像装置
JP2003304478A (ja) * 2002-04-08 2003-10-24 Nikon Corp 電子カメラのレンタルサービスシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2290576A1 (en) 2009-08-31 2011-03-02 Ricoh Company, Ltd. Photographing apparatus and communication establishing method and program
US8477202B2 (en) 2009-08-31 2013-07-02 Ricoh Company, Ltd. Photographing apparatus and communication establishing method and program
JP2014131104A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Canon Inc 通信装置、その制御方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4663491B2 (ja) 2011-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5084640B2 (ja) データ受信装置、データ送信装置、それらの制御方法及びプログラム。
JP4101225B2 (ja) 電子機器及び情報処理装置及びそれらの制御方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体
KR101435963B1 (ko) 설정 장치, 화상출력장치 및 그것들의 제어 방법
US9377848B2 (en) Image processing apparatus, control method thereof, and recording medium for performing data transmission
JP2011170194A (ja) 撮影装置及び撮影制御方法
JP2014123888A (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP2007156812A (ja) 撮像装置
JP5268960B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、プログラム
JP2007221727A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4663491B2 (ja) 撮像装置
JP4909006B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、及びプログラム
JP5836578B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
JP4883803B2 (ja) 通信装置、その制御方法及びプログラム
JP2003259281A (ja) デジタルカメラおよびデジタル画像ファイル作成装置
JP5019566B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
JP2015111817A (ja) 撮像装置、操作端末及びそれらの制御方法、システム、並びにプログラム
JP5535183B2 (ja) 通信装置、その制御方法及びプログラム
JP5555103B2 (ja) 画像記録装置、方法及びプログラム
JP5750688B2 (ja) 画像データ送信装置、画像データ送信方法、およびプログラム
JP2011066806A (ja) 画像処理装置
JP2007072210A (ja) 撮像装置、その制御方法およびプログラム
JP2009118428A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
JP2003189223A (ja) デジタルカメラシステム、画像蓄積装置、デジタルカメラおよびデジタルカメラバック
JP6042935B2 (ja) 画像データ送信装置および画像データ送信方法
JP2004030281A (ja) データ転送方法、データ転送装置、及びデジタルカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110105

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4663491

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees