JP2007137312A - 緊急脱出補助用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性にすぐれた緊急脱出補助用具を提供すること。
【解決手段】使用者に把持される把持部(2)と、把持部に略対向して配設され使用者が把持部を把持した時に使用者の指部分を保護するための指保護部(3)とが、第1、第2連結部(4,5)で結ばれている。第2連結部(5)は外側に向かって丸く突出した中間部分を有し、その中間部分にシートベルトを切断するためのベルト切断部(6)が配設され、ベルト切断部は第2連結部材の外側から把持部に向かって延伸する切り込み(7)と、切り込みの底部に設けられたカッター(8)とを含む。第2連結部(5)の指保護部(3)との略境界部に窓を破壊するための打点金具(9)が配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車内部に取り外し可能に配置され、事故が発生したときに、乗員が緊急脱出するために、シートベルトを切断し窓ガラスを破壊するために使用する緊急脱出補助用具に関する。
自動車内部に取り外し可能に配置され、事故が発生したときに、乗員が緊急脱出するために、シートベルトを切断し窓ガラスを破壊するために使用する緊急脱出補助用具が開発され使用されている。全体が棒状のものでは、落下しやすく、落下させないためにはしっかりと握り続けなければならない。また、落下させると、シートベルトによる拘束、あるいは、車体形状、横転していた場合にはその車体姿勢等によって落下させた緊急脱出補助用具を取ることができない可能性も充分にある。
そこで、特許文献1は全体をリング状に形成して落下しにくいようにした緊急脱出補助用具を開示している。この特許文献1の装置は把持部に平行に指保護部が配置され、シートベルトを切断するためのベルト切断部と、窓ガラスを破壊するための打点金具部が、指保護部の外側に配置されている。
ところが、ベルト切断部は把持部に略平行に設けられた使用時に使用者の手を保護するための保護部の直線状に延びる外側の面に切り込みを入れ、その切り込みの底部にカッターを設けて形成されている。そのために、ベルトを切り込みに入れ切断する際、打点具を使用者側に向けて使用するか、もしくは逆方向に向けて使用される。打点具を使用者側に向けた場合は、打点具が使用者に向いているためベルトを切断する際、怪我をする可能性があり、逆に向けて使用する場合にはシートベルトを持ち上げて、セーフティーハンマーを入れる分のスペースを作らなければならず、事故の際にシートベルトがきつく締まっていた場合には使用することが難しい。
また、打点金具とベルト切断部が同じ側にあるので、切断する際に打点金具部がベルトに引っかかりやすい。
特開平11−028256号公報
本発明は、上記問題に鑑み、操作性にすぐれた緊急脱出補助用具を提供することを目的とする。
請求項1の発明によれば、自動車内に取り外し可能に配置される緊急脱出補助用具であって、使用者に把持される把持部と、把持部に略対向して配設され使用者が把持部を把持した時に使用者の指部分を保護するための指保護部とが、2つの連結部で結ばれて、中央に空間を有するリング状に形成されていて、前記2つの連結部の一方は外側に向かって丸く突出した中間部分を有し、該外側に向かって丸く突出した中間部分にシートベルトを切断するためのベルト切断部が配設され、ベルト切断部は連結部材の外側から把持部に向かって延伸する切り込みと、切り込みの底部に設けられたカッターとを含んでおり、前記外側に向かって丸く突出した中間部分を有する一方の連結部の指保護部との略境界部に窓を破壊するための打点金具部が配設されている、緊急脱出補助用具が提供される。
請求項2の発明では、ベルト切断部のカッターの刃面が、ほぼ、把持部の内側の面の延長線上に位置するようにされている。
請求項3の発明では、ベルト切断部のカッターの刃面は、把持部の延長軸線方向から指保護部側へ微少角度傾いた方向に延伸するようにされている。
請求項4の発明では、打点金具部は把持部の延長軸線方向に対して略垂直な方向に向かって突出するようにされている。
本発明によれば、ベルト切断部は特許文献1のように把持部の直線状に延びる外側の面に切り込みを入れ、その切り込みの底部にカッターを設けて形成されておらず、把持部と指保護部を連結する連結部材の丸く突出して形成された中間部分に配設され、ベルトを容易にカッターの配設された切り込みに導き入れることができる。
また、打点金具はベルト切断部が異なる面にあるので、切断する際に打点金具部がベルトに引っかかることがおきにくい。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の緊急脱出補助用具を使用時の移動平面に対して垂直な方向から見た図である。
緊急脱出補助用具1は使用者により把持される把持部2、把持部2に対向して配置され使用者が把持部2を把持した時に使用者の指を保護する指保護部3を有する。把持部2と指保護部3は、図中下側の第1連結部4と、図中上側の第2連結部5により結ばれている。把持部2と指保護部3、及び、第1連結部4と第2連結部5は一体成形されている。
第2連結部5の中間部分が外側に向かって丸く突出して形成され、第2連結部の丸く突出して形成された中間部分にベルト切断部6が配設され、第2連結部5と指保護部2との略境界部分に打点金具部9が配設されている。打点金具部9は第2連結部5から、把持部2の長手軸線X2に対して略垂直に、外側に突出する突起10を含んでいる。
ベルト切断部6は第2連結部5の中間部の外側から把持部2に向かって斜めに延伸する切り込み7と、切り込み7の底部に設けられたカッター8とを含む。切り込み7は把持部2の長手軸線X2に対して約60度の角度だけ打点金具部9の側へ傾斜して形成されている。
カッター8は、ほぼ、把持部2の内面2’の延長線X1上に配設され、その刃面8aは把持部2の長手軸線X2から打点金具部9の側へ若干傾斜するように取り付けられている。
図2は、図1の緊急脱出補助用具1の分解組み立て図である。緊急脱出補助用具1は2つの半割体1a、1bを複数のネジ11で結合して形成される。それに応じて、把持部2は把持部半割体2a,2bを結合して形成され、指保護部3は指保護部半割体3a,3bを結合して形成され、第1連結部4は第1連結部半割体4a,4bを結合して形成され、第2連結部5は第2連結部半割体5a,5bを結合して形成され、切り込み7は切り込み半割体7a,7bを結合して形成される。
打点金具部9は、第2連結部半割体5a,5bにそれぞれ形成された打点金具支持部材半割体11a,11bにより支持される。カッター8も第2連結部半割体5a,5bにそれぞれ形成されたカッター支持部材半割体12a,12bに挟持される。カッター支持部材半割体12a,12bの合わせ面には、互いに相補的に係合するように、12aの方には凸部13aが、12bの方には凹部13bが形成されており、凸部13aにカッター8に形成されている穴8aが係合される。
本発明は、自動車内に取り外し可能に配置される緊急脱出補助用具に適用することができる。
本発明の緊急脱出補助用具を使用時の移動平面に対して垂直な方向から見た図である。 図1の緊急脱出補助用具の分解組立て図である。
符号の説明
1 緊急脱出補助用具
2 把持部
3 指保護部
4 第1連結部
5 第2連結部
6 ベルト切断部
7 切り込み
8 カッター
9 打点金具部

Claims (4)

  1. 自動車内に取り外し可能に配置される緊急脱出補助用具であって、
    使用者に把持される把持部と、把持部に略対向して配設され使用者が把持部を把持した時に使用者の指部分を保護するための指保護部とが、2つの連結部で結ばれて、中央に空間を有するリング状に形成されていて、
    前記2つの連結部の一方は外側に向かって丸く突出した中間部分を有し、該外側に向かって丸く突出した中間部分にシートベルトを切断するためのベルト切断部が配設され、ベルト切断部は連結部材の外側から把持部に向かって延伸する切り込みと、切り込みの底部に設けられたカッターとを含んでおり、
    前記外側に向かって丸く突出した中間部分を有する一方の連結部の指保護部との略境界部に窓を破壊するための打点金具部が配設されている、
    ことを特徴とする緊急脱出補助用具。
  2. ベルト切断部のカッターの刃面が、ほぼ、把持部の内側の面の延長線上に位置せしめられている、ことを特徴とする請求項1に記載の緊急脱出補助用具。
  3. ベルト切断部のカッターの刃面は、把持部の延長軸線方向から指保護部側へ微少角度傾いた方向に延伸している、ことを特徴とする請求項1または2に記載の緊急脱出補助用具。
  4. 打点金具部は把持部の延長軸線方向に対して略垂直な方向に向かって突出している、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の緊急脱出補助用具。
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