JPH11188660A - 窓ガラス破壊装置 - Google Patents

窓ガラス破壊装置

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Publication number
JPH11188660A
JPH11188660A JP9354274A JP35427497A JPH11188660A JP H11188660 A JPH11188660 A JP H11188660A JP 9354274 A JP9354274 A JP 9354274A JP 35427497 A JP35427497 A JP 35427497A JP H11188660 A JPH11188660 A JP H11188660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
leaf spring
breaking
breaking head
broken
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9354274A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Kamei
義久 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI PLASTIC KOGYO KK
Original Assignee
ASAHI PLASTIC KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ASAHI PLASTIC KOGYO KK filed Critical ASAHI PLASTIC KOGYO KK
Priority to JP9354274A priority Critical patent/JPH11188660A/ja
Publication of JPH11188660A publication Critical patent/JPH11188660A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の、衝突事故および水中への転落事故
時の衝撃により脱落することがなく、車外の視界を減ず
ることなく、即用可能な位置に取り付けることができ、
取り扱いが容易で確実に窓ガラスを破壊可能な装置を提
供する。 【解決手段】 厚み方向に揺動可能な、板バネ1の先端
に破壊ヘッド2を取り付け、ケース5に摺動可能に取り
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急脱出を要する
際の、避難経路を確保するために使用する、窓ガラス破
壊装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の窓ガラス破壊装置は、破壊ヘッド
を有するハンマー等の手持ち工具で、車内に備え付けら
れたハンマー等の手持ち工具を取外して、手に持って使
用するものが既に提供されている。(例えば、特開平8
−229849号・特開平7−237523号公報参
照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の破壊工具は、運
転席に備え付けるようになっているが、容易に取り外せ
る構造であるため、衝突や水中への落下事故時等の衝撃
により、破壊工具が備え付け位置より脱落することがあ
り、また、手に持った破壊工具を誤って落としてしまっ
た場合、特に車内が水没状態である場合と、夜間の事故
で自動車の電気系統が故障し、車内が真っ暗な状態で破
壊工具を捜し出すことは非常に困難であり、たとえ破壊
工具を発見できたとしても、緊急脱出を要する事態にお
いて、破壊工具を捜すといった無駄な時間が致命的とな
るといった問題がある。
【0004】そして、従来の手持ち工具では、操作者の
手は窓ガラスが破壊される時点で窓ガラスに最も近付い
た状態となり、手が窓ガラスに衝突するか、または破壊
されたガラスの破片により怪我をする可能性があり危険
であると共に、怪我をするのではないかといった恐怖心
からためらいが生じ、窓ガラスを破壊できるだけの力を
こめられないといった問題があった。
【0005】本発明は、衝突や水中への落下事故時等の
衝撃により脱落することがなく、使用時に恐怖心を抱く
ことなく、容易かつ安全に脱出経路を確保できる、窓ガ
ラス破壊装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の窓ガラス破壊装置においては、ケースに摺
動可能にバネを取り付け、バネの先端に破壊ヘッドを取
り付る。
【0007】破壊ヘッドを被破壊物に対して、ほぼ直角
に衝突させるため、バネは横揺れの少ない厚さ0.5〜
1.0mm程度の板状のものとし、材質はバネ鋼とする
ことが望ましい。
【0008】破壊ヘッドは、被破壊物に及ぼす衝撃力を
得るため、比重が大きい金属製であることが望ましく、
衝撃力を被破壊物の一点に集中させるために、衝突する
部分の先端を尖らせておくとよい。
【0009】窓ガラス面に破壊ヘッドおよび板バネが被
さらないようにするため、板バネ部がケースの中に摺動
して収納される構造としておき、未使用時には常時板バ
ネ部をケース内に収納しておくが、収納時と緊急時に使
用する場合は板バネが所定の位置(収納端と振出端)に
てロックする機構としておくとよい。
【0010】窓ガラス破壊装置は、窓ガラスの直近に直
接ねじ止めするか、ケースに板状の取り付け具を固着さ
せ、この取付け具の先端をドアと窓ガラスの隙間に差込
み取り付ける方法(市販の所謂カップホルダー等の取り
付け方法と同一)を採ることができる。
【0011】前記は、窓ガラス破壊装置を後付けする方
法であり、自動車の製造段階でドア内に組込むのが望ま
しく、フロントガラスを破壊する目的の場合は、ダッシ
ュパネル部に組込めばよく、またリアガラスの取り付け
枠へも組み込むことも可能である。
【0012】建築物の窓ガラス破壊用として使用する場
合は、後付式を窓ガラスの直近の壁等に直接ねじ止めし
ておけばよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。
【0014】
【実施例】図1に示される実施例では、収納ケース5の
内部の板バネ摺動溝8に設けられたストッパ摺動溝7の
溝幅は、ストッパ6が摺動するように、ストッパ6の外
幅よりやや広くしており、摺動により板バネ1とその先
端の破壊ヘッド2が抜けることがないように、ストッパ
摺動溝7は収納ケース5の上面内にしている。
【0015】板バネ摺動溝8の溝幅は、板バネ1が上下
方向に摺動するように、板バネ1の外幅よりやや広くし
ている。
【0016】ノブ4は指先を掛けて手前に引張れるよう
になっており、板バネ1の弾性により、エッジ3の付い
た破壊ヘッド2とともに、引くことができる構造として
いる。
【0017】エッジ3は破壊対象物の1点に衝突荷重を
集中させるため尖らせ、破壊ヘッド2は慣性による破壊
力を得るため、重い金属製としている。
【0018】図2の、第2の実施例は、窓ガラス破壊装
置を自動車の右前席のドアbの内側に組込んだものであ
り、収納ケース5はドアbの上面の室内側に組込んであ
る。
【0019】図6は、第1実施例の窓ガラス破壊装置
を、自動車のドアに後付けするために窓ガラス破壊装置
のケース5の外面にフック9を付けた例を示すもので、
フック9の先端をドアbと窓ガラス収納孔hの間の隙間
に差込んで取付ける構造としている。
【0020】図8の、第3の実施例は、予め破壊ヘッド
2を引出し、安全ピン10にて板バネ1の湾曲状態を保
持するようしており、緊急時以外の未使用時にはカバー
11にて窓ガラス破壊装置を覆う構造として、使用時に
はカバー11を取去り、安全ピン10を抜くと、破壊ヘ
ッド2が板バネ1の弾性復帰力によりガラスを破壊する
もので、ガラスを破壊した後は避難経路を確保するた
め、破壊ヘッド2は収納ケース5に押込むことができる
ように、第1及び第2の実施例と同様の構造としてい
る。
【0021】なお、本発明の窓ガラス破壊装置は、自動
車での実施例を主に、用途ならびに特徴を説明している
が、自動車だけの使用に限定しているわけではなく、建
築物等の窓ガラス破壊装置としても使用可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0023】窓ガラスが破壊される時点で、操作者の手
が破壊される窓ガラスから遠ざかっているため、破壊さ
れたガラスの破片の落下による、怪我を防止することが
できる。
【0024】また、一連の破壊操作は、操作者の手が破
壊する窓ガラスから遠ざかることにより行われるため、
手がガラス面に衝突したり、ガラスの破片の落下により
怪我をする心配がないので、恐怖心を持つことなく、緊
急時の破壊操作が可能となる。
【0025】窓ガラス破壊装置自体を固定または組込ん
でいるため、自動車の、衝突事故および水中への転落事
故時の衝撃により、窓ガラス破壊装置が脱落することが
ないので、緊急脱出を要する場合に、速やかに窓ガラス
を破壊することができる。
【0026】ケースから破壊ヘッドを引出し、破壊ヘッ
ドを手前に引き、手を離すだけで窓ガラスを破壊できる
ため、取扱いが容易で確実に窓ガラスを破壊可能であ
る。
【0027】被破壊物の直近で使用する構造であるた
め、即用可能な位置に取り付けることができる。
【0028】破壊ヘッドを取付けた板バネを摺動式とし
てあるため、収納時は窓ガラス面への突出物がないの
で、車外の視界を減ずることなく、窓ガラス破壊装置を
取付けることができるため、自動車のドア部だけではな
く、フロントガラスや後部ガラスへの取り付けが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の、第2の実施例を示す斜視図である。
【図3】第2の実施例にて、ノブを引くことにより、板
バネが湾曲した状態を示す斜視図である。
【図4】図3のノブを放した後、湾曲した板バネが弾性
復帰し、窓ガラスに衝突した状態を示す斜視図である。
【図5】窓ガラスが破壊された状態を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の、第2の実施例にフックを取付けた状
態を示す斜視図である。
【図7】図6の窓ガラス破壊装置を自動車のドアへ取付
けた状態を示す断面図である。
【図8】本発明の、第3の実施例を示す正面図及び側面
図である。
【符号の説明】
1 板バネ 2 破壊ヘッド 3 エッジ 4 ノブ 5 収納ケース 6 ストッパ 7 ストッパ摺動溝 8 板バネ摺動溝 9 フック 10 安全ピン 11 カバー 12 安全ピン挿入孔 a ガラス b ドア c ドアロック d ドアノブ e 窓ガラス昇降ハンドル f 衝突点 g パッキン h 窓ガラス収納孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに摺動可能に取り付けられたバネ
    と、前記バネの先端に取り付けられた破壊ヘッドから成
    る窓ガラス破壊装置。
JP9354274A 1997-12-24 1997-12-24 窓ガラス破壊装置 Pending JPH11188660A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9354274A JPH11188660A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 窓ガラス破壊装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9354274A JPH11188660A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 窓ガラス破壊装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11188660A true JPH11188660A (ja) 1999-07-13

Family

ID=18436445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9354274A Pending JPH11188660A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 窓ガラス破壊装置

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JP (1) JPH11188660A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100371007B1 (ko) * 2000-08-10 2003-02-06 박도준 차량 긴급 탈출용 강화유리 파괴장치
CN102009631A (zh) * 2009-12-26 2011-04-13 潘锟海 助力击打方法及其装置
JP2012506342A (ja) * 2008-10-24 2012-03-15 マセラティ・ソシエタ・ペル・アチオニ 車両のリアウィンドウを壊すための装置
CN102745164A (zh) * 2012-07-31 2012-10-24 黄斌 一种机动车快速破窗器
JP2013505806A (ja) * 2009-11-02 2013-02-21 ソロモン テクノロジー カンパニー リミテッド 非常脱出用ガラス窓破壊装置
CN103072541A (zh) * 2013-01-23 2013-05-01 黄斌 一种快速机动车破窗装置

Cited By (7)

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