JPH11206183A - 回転電機内蔵用インバータ及びそれを用いたインバータ内蔵形回転電機 - Google Patents

回転電機内蔵用インバータ及びそれを用いたインバータ内蔵形回転電機

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JPH11206183A
JPH11206183A JP10004211A JP421198A JPH11206183A JP H11206183 A JPH11206183 A JP H11206183A JP 10004211 A JP10004211 A JP 10004211A JP 421198 A JP421198 A JP 421198A JP H11206183 A JPH11206183 A JP H11206183A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐熱性を向上し冷却フィン寸法や回転電機の小
形化に結び付く回転電機内蔵用インバータを提供する。 【解決手段】回転電機内蔵用のインバータ1aは、回転
電機に内蔵されて用いられ複数個のモジュール33( 33a,
33b,33c)を含み形成されたインバータ回路を有するもの
であって、モジュール33を構成するパワートランジスタ
およびダイオードは、Tj=160℃以上〜300℃以下のジ
ャンクション温度特性を有している。従って、同一使用
温度環境であれば、冷却フィンとしての正極板15及び負
極板16の寸法を従来より小さくすることができ、インバ
ータ1a自体や内蔵されて用いられる回転電機の小形化
に結び付くものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機、特に電
気車の電動機に内蔵して用いられるための損失,冷却,
小型化等の面を考慮したインバータに係り、該インバー
タを内蔵した回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】電気車、特に電気自動車においては、航
続距離の向上から効率の良い駆動システムが要求されて
おり、堅牢な誘導電動機に代わって小型化・高効率を図
るために永久磁石を用いた同期電動機が多用されてお
り、さらに、インバータが電動機に内蔵される方向に進
んできている。そして、電動機を含む回転電機の小型化
を損なわずにインバータを内蔵する技術が開発されてい
る。
【0003】すなわち、内蔵して用いられる従来技術の
インバータとしては、SiC半導体の低損失化を活かし
てSiC半導体からなる3相全波整流器を車両用交流発
電機の後端壁以外の部位へ固定することができるように
して内蔵する車両用交流発電機用のインバータが、特開
平8−336268公報に開示されている。また、イン
バータを電動機に内蔵した従来技術のインバータ内蔵形
回転電機としては、ヒートシンクを介して電動機とコン
トローラ(含むインバータ)を一体にして内蔵する技術
が、特開平5−292703号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の回転電機内蔵用インバータおよびインバータ内
蔵形回転電機には、小形化することが困難であるという
共通の問題がある。即ち、インバータとしては、インバ
ータ主回路の素子としてSi(シリコン)を用いた半導体
が用いられており、その熱損失が大きく半導体の耐熱保
護の面から設ける冷却フィン寸法に制約がある。具体的
には、IGBTと呼称されている半導体、または、上記
特開平8-336268公報に記載のSiC半導体の接合部の許
容温度値が155℃位にあるため、冷却フィンを小形化
するには限度がある。逆に、インバータの使用温度環境
が高くなればなるほど冷却フィン寸法は大きくなる。
【0005】一方、インバータを内蔵する回転電機とし
ては、回転電機の内部が150℃〜180℃位になり、
インバータ、即ち、半導体の冷却を考慮すると、小型化
を損なわずに内蔵することが難しいという問題がある。
特に、内燃機関と電動機を使用したハイブリッドシステ
ムカーの場合の電動機では、エンジンの発熱の影響を受
けるためインバータの温度環境は200℃前後となるの
で、高温動作可能でかつ低損失なインバータが要望さ
れ、この点からも小型化を損なわずインバータを電動機
に内蔵する技術の必要に迫られている。
【0006】従って、本発明の目的は、冷却フィンを小
形化できる回転電機内蔵用インバータを提供することに
ある。また、他の目的は、回転電機内蔵用インバータを
内蔵しつつ小型化したインバータ内蔵形回転電機を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明による回転電機内蔵用インバータの特徴は、複数個の
半導体モジュールを含み形成されたインバータ回路を回
転電機に内蔵して成る回転電機内蔵用インバータであっ
て、前記半導体モジュールを構成するパワートランジス
タ及びダイオードは、Tj=160℃以上〜300℃以下のジ
ャンクション温度特性を有している点にある。そして、
前記パワートランジスタは、SiC組成材を用いたSI
T形半導体から成り、前記ダイオードは、SiC組成材
を用いたSiC形ダイオードから成ることが望ましい。
【0008】また、本発明によるインバータ内蔵形回転
電機の特徴は、複数個の半導体モジュールにより形成さ
れたインバータを内蔵するインバータ内蔵形回転電機で
あって、前記インバータの前記半導体モジュールを構成
するパワートランジスタ及びダイオードは、Tj=160
℃以上〜300℃以下のジャンクション温度特性を有して
いるところにある。そして、前記半導体モジュールの前
記パワートランジスタおよび前記ダイオードの前記Tj
を、220℃以上〜300℃以下の範囲とすることが望まし
い。更に、前記半導体モジュールは、前記インバータ内
蔵形回転電機のステータコイルエンド近傍に配設されて
いることが好ましい。
【0009】本発明によれば、インバータ回路を形成す
る半導体モジュールのジャンクション温度特性が高いの
で、同一使用温度環境であれば冷却フィン寸法は従来よ
り小さくすることができ小形化に結び付く回転電機内蔵
用インバータが提供される。また、耐熱性を向上した回
転電機内蔵用インバータを、回転電機内部の比較的空い
ている高温雰囲気スペースに、例えば、ステータコイル
エンド近傍に内蔵することにより、スペース効率の向上
を図ってインバータ内蔵形回転電機の小形化が達成され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。まず、本発明による
回転電機内蔵用インバータの第1の実施例について、図
1〜図6を参照して説明する。図1は、本発明による一
実施例の回転電機内蔵用インバータを示す正面図であ
る。回転電機内蔵用インバータの一例としてのインバー
タ1aを示している。図2は、図1の回転電機内蔵用イ
ンバータを示す側面図である。即ち、図1のQ矢視図で
ある。
【0011】図1,図2において、インバータ1aは、
u,v,w端子をそれぞれ突き出している3個の半導体モ
ジュールとしてのモジュール33(33a,33b,33c)と、 該各
モジュール33をボルト20及びナット21を介して電気的に
接続しつつ圧接挟持する円環形状の正極板15及び負極板
16と、各モジュール33のゲート端子に電気接続している
信号線(G端子)24aと、正・負極板15,16に電気接続して
いる電源線(正極のP端子及び負極のN端子)26とから構
成される。
【0012】尚、正・負極板15,16は、 モジュール33、
即ち、半導体を冷却するために設けられる冷却フィンを
兼用しているものである。そして、本実施例では冷却フ
ィンとしての正・負極板15,16を一体形の円環形状とし
たが、冷却フィンを3個にそれぞれ分割し、即ち、正・
負極板を3個にそれぞれ分割してなる3個の分割した半
導体モジュールから構成して、該半導体モジュールから
形成されるインバータ(図示省略)であっても可である。
【0013】一方、図3は、本発明による一実施例のモ
ジュールを示す断面図である。そして、図4は、図3の
モジュールの回路構成図である。図3,図4において、
モジュール33は、即ち、モジュール33a,33b,33cは、
2個のパワートランジスタ38(以下、パワトラ38)と、2
個のダイオード39と、コレクタ35と、エミッタ36と、中
間端子体37と、2個のゲート32(含むゲート電線32a及び
ゲート電極32b)と、成形体31とから構成される。所謂、
モジュール33は、2つのパワトランジスタと2つのダイ
オードからインバータ回路を形成する構造のものであ
り、図示した内部回路で構成されている。そして、コレ
クタ35と、一方のパワトラ38及びダイオード39の対と、
中間端子体37と、他方のパワトラ38及びダイオード39の
対と、エミッタ36とを順に積層し、成形体31にて一体に
組付けた半導体モジュールの構造である。
【0014】なお、インバータ回路に用いられる半導体
モジュールは、2つのダイオードを含まず2つのパワト
ランジスタだけにて構成することも可である。さらに、
前述の分割した構成のインバータであれば、上記のコレ
クタ35及びエミッタ36を、冷却フィンとしての正・負極
板と兼用した半導体モジュールから構成して、該半導体
モジュールから形成されるインバータ(図示省略)とする
ことも可である。
【0015】更に、図1〜図3に示すように、 モジュ
ール33a,33b,33cは、圧接挟持する導電体であり且つ熱
良導体(例えば、アルミ板)としての正極板15及び負極板
16に、コレクタ35の正極側接触面(点)15s及びエミッタ3
6の負極側接触面(点)16sを介して電気的に接続されてい
ると同時に、モジュール33内の半導体としてのパワトラ
38及びダイオード39で発生する熱をコレクタ35及びエミ
ッタ36を経て正極板15及び負極板16から放散している。
そして、該正極板15及び負極板16に接続された電源線26
から、各電極のP端子及びN端子が取り出されている。
また、モジュール33(33a,33b,33c)の信号線24aに接続さ
れるゲート32から、G端子が取り出されている。 更
に、2個のパワトラ38の中立点としての中間端子体37か
ら、u端子(及びv,w端子)が取り出されている。
【0016】なお、本実施例のモジュール33の各u,
v,w端子は、後述する同期電動機30のステータコイル
3との直接接続が可能である構造としている。また、3
相交流の場合として、3個のモジュール33を用いてい
る。さらに、インバータ1aの形状は、ステータコイル
エンドに沿って行われる配設が容易に可能とするために
円環形状(含む半円環形状や馬蹄形状)から成っていて、
同期電動機30の空きスペースの有効活用を促進してい
る。
【0017】そして、本発明による回転電機内蔵用イン
バータの特徴とする構成は、半導体モジュールを構成す
るパワートランジスタ及びダイオードが、 Tj=160℃
以上〜300℃以下のジャンクション温度特性を有してい
る点にある。 上記のTj=160℃以上〜300℃以下のジ
ャンクション温度特性を有する半導体モジュールについ
て説明する。図5は、本発明による一実施例の回転電機
内蔵用インバータに用いられる半導体モジュールのジャ
ンクション温度特性を示す図である。縦軸はもれ電流
(A)を、横軸はジャンクション温度Tj(℃)を示し、モ
ジュール温度に対するもれ電流の変化状態を表わしてい
る。
【0018】図5において、図3に示した本発明品(例
えば、SiC-SIT)の半導体モジュール(すなわち、内
部の半導体としてのパワートランジスタ及びダイオー
ド)は、約230℃の近辺においてもれ電流値が急増し、
所謂、もれ電流が発生していることが分かる。 これに
対して、従来品(例えば、Si−IGBT,SiC−MO
SFET)の半導体モジュールは、約155℃の近辺からも
れ電流が発生していることが分かる。従って、半導体モ
ジュールの接合部の許容温度値(保証温度値)としてのジ
ャンクション温度Tjが高くなっていて、図5に示す本
発明品の半導体モジュールを構成するパワートランジス
タ及びダイオードは、 Tj=230℃のジャンクション温
度特性を有している。 これに対し従来品は、Tj=155
℃のジャンクション温度特性を有している。尚、現時点
の従来品のTjは、160℃未満である。
【0019】さらに、具体的な例として、Tj=160℃
以上〜300℃以下のジャンクション温度特性を有する半
導体モジュールのパワートランジスタ38は、SiC組成
材を用いたSIT形半導体から構成される。また、ダイ
オード39は、SiC組成材を用いたSiC形ダイオード
から構成されている。従って、SiC組成材を用いたS
IT形半導体のパワートランジスタ38と、SiC形ダイ
オードのダイオード39とから構成される半導体モジュー
ルとしての、本第1の実施例に取り上げたモジュール33
は、SiC形モジュールである。
【0020】なお、最近の各種検討によって、Tj=16
0℃以上〜300℃以下の範囲にある半導体としてのパワー
トランジスタ及びダイオードが得られている。 さら
に、Tj=300℃ を越える半導体(含む半導体モジュー
ル)を得ることも可能であるが回転電機用の半導体(含む
半導体モジュール)としては、 (1)回転電機の実用限界
温度を越える、 (2)ウェハーの歩留まりが悪化する、
(3)生産性が悪く高価になる、(4)大形化するなどの点か
ら、Tj=300℃を越えることは好ましくない。また、
SiC組成材以外の他の材料を採用したワイドギャップ
形半導体にて、Tj=160℃以上〜300℃以下の範囲にあ
る半導体モジュールを作成できることを把握している。
【0021】そして、上記のTj=160℃以上〜300℃以
下のジャンクション温度特性を有したパワートランジス
タ及びダイオード(または、パワートランジスタのみ)か
ら構成された半導体モジュールによって形成されたイン
バータ回路を有する回転電機内蔵用インバータは、同一
使用温度環境の場合においては、冷却フィン寸法を従来
より小さくすることができる。 換言すれば、従来品の
Tj=155℃に比べて、Tj=230℃とした本実施例のイ
ンバータの場合であれば、 冷却フィン寸法を小さくし
た分だけ温度上昇しても耐えられることになり、冷却フ
ィンとしての正・負極板15,16が小形化されることにな
る。さらに、Tj=230℃である本実施例の半導体モジ
ュールを用いた回転電機内蔵用インバータであれば、耐
熱性を有しているので、回転電機の内部が150℃〜1
80℃位になる場合であっても内蔵することが十分に可
能であり、さらにまた、例えば、回転電機の冷却ファン
を大きくすることもなく内蔵することができるという効
果が得られる。
【0022】従って、複数個の半導体モジュールを含み
形成されたインバータ回路を回転電機に内蔵して成る回
転電機内蔵用インバータであって、半導体モジュールを
構成するパワートランジスタ及びダイオードは、Tj=
160℃以上〜300℃以下のジャンクション温度特性を有し
ている本発明による回転電機内蔵用インバータの構成で
あれば、耐熱性が向上し、冷却フィン寸法や回転電機の
小形化に結び付けることができる。また、複数個の半導
体モジュールを含み形成されたインバータ回路を回転電
機に内蔵して成る回転電機内蔵用インバータであって、
半導体モジュールを構成するパワートランジスタは、T
j=160℃以上〜300℃以下のジャンクション温度特性を
有している回転電機内蔵用インバータであっても、上記
と同様な効果が得られることは明らかである。
【0023】一方、SiC組成材を用いたSIT形半導
体のパワートランジスタ38は、前述のように高温動作可
能であることに加えて、低損失である、即ち、発熱量が
少ないことが判明した。図6は、本発明による一実施例
の半導体モジュールを構成するパワートランジスタの定
格電圧VCE(コレクタ・エミッタ間の定格電圧)に対する
オン抵抗特性を示す図である。 縦軸はオン抵抗(mΩ・cm
2)を、横軸は定格電圧VCE(V)を示し、 図5に示した
本発明品(SiC−SIT)のTj=230℃のジャンクシ
ョン温度特性を有しているパワートランジスタのオン抵
抗特性を、従来品(Si−IGBT,SiC−MOSFE
T)のオン抵抗特性と比べて表わしている。
【0024】図6において、本発明品のSiC組成材を
用いたSIT形半導体としてのパワートランジスタは、
従来品のパワートランジスタに比べて、定格電圧VCE
広い範囲に亘って、オン抵抗が小さいことが分かる。具
体的には、本実施例の回転電機内蔵用インバータを電気
車用の永久磁石形同期電動機に用いて、定格電圧VCE
600V〜3000Vの範囲と、スイッチング周波数10k
Hz〜100kHzの範囲とで動作させると、半導体モ
ジュールの順方向飽和電圧が、従来形半導体モジュール
(例えば、IGBTモジュール)の1/6の0.3Vとす
ることができて、低熱損失化されることが判明した。ま
た、 本実施例の回転電機内蔵用インバータを、車両用
交流発電機(定格電圧VCE=24〜100Vの範囲)に採用し
ても、同様の低熱損失効果が得られることは、図6から
明らかに理解できる。
【0025】したがって、パワートランジスタ38が、S
iC組成材を用いたSIT形半導体から成る半導体モジ
ュールにより形成されたインバータ回路を有する回転電
機内蔵用インバータは、高耐熱性と低熱損失性とを備え
るので、さらに、冷却フィンを小形化すると言える。即
ち、回転電機の小型化を損なわずインバータを該回転電
機に内蔵することができ、回転電機の小形化に結び付く
回転電機内蔵用インバータが提供される。
【0026】次に、図7〜図9を参照して第2の実施例
について説明する。図7は、本発明による他の実施例の
回転電機内蔵用インバータを示す正面図である。回転電
機内蔵用インバータとしての一体型インバータ1bを示
している。図8は、図7の回転電機内蔵用インバータを
示す側面図である。即ち、図7のR矢視図である。
【0027】図7,図8において、一体型インバータ1b
は、u,v,w端子をそれぞれに有する3個の半導体モジ
ュールとしてのモジュール13(13a,13b,13c)と、 3個の
コンデンサ14(14a,14b,14c)と、 各モジュール13と各コ
ンデンサ14をボルト20及びナット21を介して電気的に接
続しつつ圧接挟持する円環形状の正極板15及び負極板16
と、各モジュール13に電気接続している信号線(Co端
子)24bと、正・負極板15,16に電気接続している電源線
(P及びN端子)26とから構成される。尚、第1と第2の
実施例にて表示した同一符号は、同一構成を表わしてい
る。
【0028】また、図9は、図7の一体型インバータ1
bのモジュール13の回路構成図である。図9において、
モジュール13は、所謂2素子イン1インテリジェントモ
ジュールと呼称される構造のものであり、 3個のうち
の一つのモジュール13aは、2個のパワートランジスタ
(以下、パワトラ)18aと、2個のダイオード19aと、1個
のインテリジェントドライバ(以下、ドライバ)17aとか
ら、 図示した内部回路で構成されている。
【0029】そして、図7〜図9に示すように、モジュ
ール13aとコンデンサ14aとは、圧接挟持する導電体とし
ての正極板15及び負極板16自体を介して、 正極側接触
点15s及び負極側接触点16sにて電気的に接続し、 正極
板15及び負極板16に接続した電源線26を介してそれぞれ
のP端子及びN端子が取り出されている。本実施例の場
合も、正・負極板15,16は、半導体を冷却するために設け
られる冷却フィンを兼用しているものである。また、ド
ライバ17aからは、信号線24のCo端子が取り出され、更
に、2個のSIT18aの中立点からは、u端子が取り出
されている。 尚、モジュール13b及び13cの構成はモジ
ュール13aと同様である。
【0030】すなわち、第2の実施例の一体型インバー
タ1bの第1の実施例のインバータ1aとの構成の違い
は、パワトラ18とダイオード19とドライバ17とを一体に
成形したモジュール13と、平滑用のコンデンサ14とを、
正極板15及び負極板16によって圧接挟持して、一体にし
て組み立てた点にある。尚、ドライバ17は、1チップド
ライバIC(集積回路)から構成されていて、このドライ
バ17を、2つのパワトランジスタ(本実施例ではパワト
ラ18)及び2つのダイオード(本実施例ではダイオード1
9)と一体にしてインバータ回路を形成した構成のそのも
のは、公知技術であり、図示説明は省略する。また、一
体型インバータ1bは一体形状であるので、ドライバ17
及びコンデンサ14は、パワトラ18やダイオード19と同等
の耐熱性(即ち、同じ使用環境温度で正常に作動する機
能)を有することが望ましい。例えば、ドライバ17内部
の半導体はSiC組成材を用いたものであり、コンデン
サ14は、セラミック形コンデンサである。
【0031】一方、本実施例の3個のモジュールの各
u,v,w端子は、ステータコイル3との直接接続が可
能である構造と成っている。耐熱性を向上した本実施例
のモジュールを、回転電機内部の比較的空いている高温
雰囲気スペースとしてのステータコイルエンド近傍に配
設することによって、スペース効率の向上を図りインバ
ータ内蔵形回転電機の小形化を達成することができる。
従って、上記3個のモジュール13a,13b,13cからなる
一体型インバータ1bの形状は、空きスペースの有効活
用を促進し、かつ、ステータコイルエンドに沿って行わ
れる配設が容易に可能とするために、 円環形状(含む半
円環形状や馬蹄形状)から成っていることが好ましい。
【0032】そして、本第2の実施例の一体型インバー
タ1bに用いられている半導体モジュールを構成するパ
ワートランジスタ及びダイオードは、第1の実施例のイ
ンバータ1aに用いられている半導体モジュールと同様
に、Tj=160℃以上〜300℃以下のジャンクション温度
特性を有している。すなわち、半導体モジュールのパワ
ートランジスタ18は、SiC組成材を用いたSIT形半
導体素子から成り、ダイオード19は、SiC組成材を用
いたSiC形ダイオード素子から成っている。従って、
SiC組成材を用いたSIT形半導体素子のパワートラ
ンジスタ18とSiC形ダイオード素子のダイオード19か
ら構成される半導体モジュールとしての第2の実施例の
モジュール13も、SiC形モジュールである。
【0033】従って、本第2の実施例の一体型インバー
タ1bは、第1の実施例のインバータ1aと同様の効果
を発揮し、即ち、冷却フィン寸法を従来より小さくする
ことができる。また、低熱損失化される効果によって、
さらに、冷却フィンを小形化すると言える。そして、ド
ライバ17やコンデンサ14をも含めて一体化したので、更
に、回転電機の小型化を損なわずインバータを該回転電
機に内蔵することができ、回転電機の小形化に結び付く
回転電機内蔵用インバータが提供される。
【0034】ところで、第1の実施例に示すインバータ
1aに用いた半導体モジュールは、一体型インバータ1
bからコンデンサ14とドライバ17とを分離し、パワトラ
38及びダイオード39だけをモジュール化した分離型のモ
ジュール33である。従って、図1に示した3個のモジュ
ール33を用いたインバータ1aの場合は、コンデンサ14
は、例えば、同期電動機30の外に設置し、該モジュール
33のドライバ制御を実行するドライバ17は、例えば、後
掲する図11に示すように、コントローラ35の一部とし
て、同期電動機30の外に設置することになる。従って、
インバータ1aを採用する場合は、別に設けられるコン
デンサ14やドライバ17の耐熱性は、従来品と同等で十分
である。尚、インバータ1aを採用する場合であって
も、コンデンサ14やドライバ17の耐熱性に問題が起きな
いならば、同期電動機30の内部に該コンデンサ14やドラ
イバ17を設置するも可である。
【0035】次に、本発明によるインバータ内蔵形回転
電機について、回転電機の一種類としてのハイブリッド
システムカーや電気自動車に用いられる永久磁石形同期
電動機を例示した、図10を参照して説明する。まず、
インバータ内蔵形回転電機としての永久磁石形同期電動
機の構成について説明する。図10は、本発明による一
実施例の回転電機内蔵用インバータを用いたインバータ
内蔵形回転電機の構成を示す半断面図である。即ち、前
述のインバータ1aまたはインバータ1bを内蔵した同
期電動機30を示している。図10に示す本実施例の同期
電動機30は、インバータ1c(例えば前述のインバータ
1aまたは1b)と、リアブラケット6,アルミブレーム
7及びフロントブラケット8などを含むモータボデイ10
と、ロータコア4や永久磁石5などを含むロータ11と、
ステータコア2やステータコイル3などを含むステータ
12とを含んで構成される。
【0036】即ち、永久磁石5は、ロータコア4の内部
に分割して挿入されており、ステータコア2に巻かれた
ステータコイル3に印加する3相電圧・電流を制御する
ことにより、 同期電動機30からハイブリッドシステム
カーや電気自動車の駆動力(トルクや回転速度)を得てい
る。 ステータコア2は、リアブラケット6とアルミブ
ラケット7の内部水路を流れる冷却水により冷却されて
いる。フロントブラケット8は、電気自動車の架台やハ
イブリッドシステムカーの内燃機関に取り付けられる構
造である。
【0037】そして、インバータ1cを、高温雰囲気で
あるが同期電動機30の内部にあっては比較的空いている
スペースであって、かつ、インバータ1cとの直結構造
による電気接続の簡素化することが可能な、耐絶縁許容
温度(MAX220℃)を満たすステータコイル3に近接して配
設する構成とする。例えば、インバータ1cのu,v,w
端子を同期電動機30のステータコイル3に直接接続する
構成とする。
【0038】一般的に、図10に示したように同期電動
機30においては、その内部空間はほとんど隙間がない位
に有効に使われており、内蔵されるインバータに対する
要求として、(1)インバータを小形化する、(2)内部空間
を有効に利用する等がある。そして、比較的空いている
スペース部分として、例えば、高温雰囲気ではあるが耐
絶縁許容温度(MAX220℃)以下を満たすように設計されて
いるステータコイル3のエンドコイル近傍がある。従っ
て、耐熱性が向上した回転電機内蔵用インバータであれ
ば、スペースの有効利用によって回転電機の小形化が図
られると考えられる。
【0039】即ち、本発明によるインバータ内蔵形回転
電機の特徴とする構成は、半導体モジュールを構成する
パワートランジスタ及びダイオードがTj=220℃以上
〜300℃以下のジャンクション温度特性を有している該
半導体モジュールにより形成されたインバータを内蔵し
ている点にある。更に、半導体モジュールをステータコ
イルエンドに直結する構造によって電気接続の簡素化に
も繋がるので、インバータが電動機のステータコイルエ
ンドに直結されていることが好ましいと言える。
【0040】次に、上記構成のインバータ内蔵形回転電
機の動作について、回転電機内蔵用インバータの動作を
絡めて、図1,図7ならびに図10〜図12を参照して
説明する。図11は、図1のインバータ1aを、同期電
動機30の駆動回路に実装した場合の回路構成を示してい
る。図12は、図7の一体型インバータ1bを、同期電
動機30の駆動回路に実装した場合の回路構成を示してい
る。図10に示す同期電動機30の駆動回路は、インバー
タ1aと、電源40と、コンデンサ14と、ドライバ17を含
むコントローラ35と、 各種センサ(エンコーダ9や電流
センサ23など)と、同期電動機30とを含み構成される。
そして、インバータ1aのインバータ回路(の主回路部
分)は、前述したような3個のモジュール33から構成さ
れる。また、図11に示す同期電動機30の駆動回路は、
一体型インバータ1bと、電源40と、コントローラ25
と、 各種センサ(エンコーダ9や電流センサ23など)
と、同期電動機30とを含み構成される。 そして、一体
型インバータ1bは、前述したような3個のモジュール
13と、 3個のコンデンサ14a,14b,14c(ただし、3個を
1つ纏めて図示)とから構成される。
【0041】上記のインバータの動作は、次の通りであ
る。インバータ1a,1bは、電源40から電源線26を介
して直流電源を入力する。コンデンサ14は、直流電源を
平滑化する。それぞれのパワトラ18,38及びダイオード1
9,39からなるインバータ主回路は、信号線24a,24bを介
してコントローラ25,35から受けた制御信号に基づき、
ドライバ17が実行するドライバ制御に従って、直流電源
を交流電源に変換する。変換された交流電源は、各u,
v,w端子から出力される。そして、本実施例のインバ
ータ1a,1bは、耐絶縁許容温度(MAX220℃)以下を満
たしつつ高温雰囲気に置かれたステータコイル3のエン
ドコイル近傍に直結されているが、その耐熱性によって
正常に動作することができる。
【0042】一方、同期電動機30の駆動回路の動作は、
コントローラ25が、電源40の直流電源を交流電源に変換
するインバータ1cのドライバ17を介した変換制御を実
行すると同時に、エンコーダ9や電流センサ23などから
の各種センサ信号を用いて、PWM駆動制御を実行して
同期電動機30を駆動するものである。即ち、電流センサ
23を用いて各U、V,W電流を検出し、マイコンなどか
ら構成されるコントローラ25により所定値となるようデ
ジタル制御し、更に、エンコーダ9によりA,B相信号
と位置信号を取り込んでベクトル制御を行い、最も効率
が良くなるように同期電動機30のPWM運転を実行して
いる。
【0043】上記の構成と動作によって、該インバータ
を、高温雰囲気であるが電動機の内部にあっては比較的
空いているスペースであって、また、インバータとの直
結構造による電気接続の簡素化に繋がる、耐絶縁許容温
度(MAX220℃)のステータコイルに近接して配設すること
ができるようになり、スペース効率の向上を図り電動機
の小形化を達成することができる。即ち、高耐熱や低熱
損失の回転電機内蔵用インバータを内蔵し小形化したイ
ンバータ内蔵形回転電機が提供される。
【0044】ところで、ハイブリッドシステムカーや電
気自動車に用いられる同期電動機30の各部の環境温度
は、永久磁石の許容温度150℃,ステータコイルの耐絶縁
許容温度温度220℃,他の内部雰囲気温度150℃〜200℃な
どから定められるものである。この環境温度に依り、同
期電動機30において、Tj=220℃以上〜300℃以下のジ
ャンクション温度特性を有している複数個の半導体モジ
ュールにより形成されたインバータ回路を有するインバ
ータを内蔵した。
【0045】しかしながら、インバータ内蔵形回転電機
が、例えば、車両用交流発電機であっても、該車両用交
流発電機の比較的空いている高温雰囲気スペースに本発
明による回転電機内蔵用インバータを内蔵することが可
能となり、スペース効率の向上によって車両用交流発電
機の小形化が図られることは明らかである。即ち、従来
のSi−IGBTまたはSiC−MOSFETのジャンク
ション温度特性から定まる温度限界としての約155℃
を、SiC−SIT形半導体の特長を活かして、約155℃
より高い範囲の160℃〜300℃までに温度限界を上げて、
より高温度で作動可能とした本発明によるインバータ
であれば、回転電機内の比較的空いたスペースに実装で
きて回転電機の小形化に有効である。 尚、約155℃より
も5℃だけ高い場合であっても、半導体の自己発熱によ
る温度上昇分だけ耐熱性が向上し有効であり、インバー
タならびにインバータを内蔵する回転電機を小型化でき
る効果がある。
【0046】
【発明の効果】本発明によって、耐熱性や低熱損失性が
向上し冷却フィン寸法や回転電機の小形化に結び付く回
転電機内蔵用インバータが提供される。また、耐熱性や
低熱損失性に優れたインバータを比較的スペースの空い
た高温雰囲気空間に配設することによって、回転電機の
小形化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の回転電機内蔵用インバ
ータを示す正面図である。
【図2】図1の回転電機内蔵用インバータを示す側面図
である。
【図3】本発明による一実施例のモジュールを示す断面
図である。
【図4】図3のモジュールの回路構成を示す図である。
【図5】本発明による一実施例の回転電機内蔵用インバ
ータに用いられる半導体モジュールのジャンクション温
度特性を示す図である。
【図6】本発明による一実施例の半導体モジュールを構
成するパワートランジスタの定格電圧VCEに対するオン
抵抗特性を示す図である。
【図7】本発明による他の実施例の回転電機内蔵用イン
バータを示す正面図である。
【図8】図7の回転電機内蔵用インバータを示す側面図
である。
【図9】図7の回転電機内蔵用インバータのモジュール
の回路構成を示す図である。
【図10】本発明による一実施例の回転電機内蔵用イン
バータを用いたインバータ内蔵形回転電機の構成を示す
半断面図である。
【図11】図1の回転電機内蔵用インバータを用いたイ
ンバータ内蔵形回転電機の駆動回路構成を示す図であ
る。
【図12】図7の回転電機内蔵用インバータを用いたイ
ンバータ内蔵形回転電機の駆動回路構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1a…インバータ、1b…一体型インバータ、2…ステ
ータコア、3…ステータコイル、4…ロータコア、5…
永久磁石、6…リアブラケット、7…アルミブレーム、
8…フロントブラケット、9…エンコーダ、10…モータ
ボデイ、11…ロータ、12…ステータ、13,13a,13b,13c,3
3,33a,33b,33c…SiC形モジュール(モジュール)、14,
14a,14b,14c…コンデンサ、15…正極板、15s…正極側接
触点、16…負極板、16s…負極側接触点、17,17a,17b,17
c…インテリジェントドライバ(ドライバ)、18,18a,18b,
18c,38…SiC−SIT(SIT)、19,19a,19b,19c,39
…SiC−ダイオード(ダイオード)、20…ボルト、21…
ナット、23…電流センサ、24a…信号線(G端子)、24b…
信号線(Co端子)、25,35…コントローラ、26…電源線
(P及びN端子)、30…同期電動機、31…成形体、32…ゲ
ート、32a…ゲート電線、32b…ゲート電極、35…コレク
タ、36…エミッタ、37…中間端子体、40…電源。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の半導体モジュールを含み形成され
    たインバータ回路を回転電機に内蔵して成る回転電機内
    蔵用インバータであって、 前記半導体モジュールを構成するパワートランジスタ及
    びダイオードは、 Tj=160℃以上〜300℃以下のジャンクション温度特性
    を有していることを特徴とする回転電機内蔵用インバー
    タ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記パワートランジス
    タは、SiC組成材を用いたSIT形半導体から成り、
    前記ダイオードは、SiC組成材を用いたSiC形ダイ
    オードから成ることを特徴とする回転電機内蔵用インバ
    ータ。
  3. 【請求項3】複数個の半導体モジュールにより形成され
    たインバータを内蔵するインバータ内蔵形回転電機であ
    って、 前記インバータの前記半導体モジュールを構成するパワ
    ートランジスタ及びダイオードは、Tj=160℃以上〜3
    00℃以下のジャンクション温度特性を有していることを
    特徴とするインバータ内蔵形回転電機。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記半導体モジュール
    の前記パワートランジスタおよび前記ダイオードの前記
    Tjを、220℃以上〜300℃以下の範囲としたことを特徴
    とするインバータ内蔵形回転電機。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記半導体モジュール
    は、前記インバータ内蔵形回転電機のステータコイルエ
    ンド近傍に配設されていることを特徴とするインバータ
    内蔵形回転電機。
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