JP2007107158A - コールドオフセット印刷用新聞用紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コールドオフセット型印刷輪転機を用いた多色カラー印刷において、インキ着肉性、印刷後不透明度を顕著に向上することができ、しかもネッパリ現象、ブランケットパイリング、印刷機ロール汚れやセットオフ不良等のトラブルを発生することなく、良好な印刷作業性およびカラー印刷品質を有するコールドオフセット印刷用新聞用紙の提供。
【解決手段】原紙上に顔料と接着剤を主成分とする表面処理剤を塗布、乾燥してなるコールドオフセット印刷用新聞用紙において、吸油量が360〜500mL/100gの填料を0.5〜5.0重量%含む原紙上に、片面当たり塗工量が1.4g/m以下であり、炭酸カルシウムを全顔料に対して60重量%以上含有する表面処理剤層を設け、坪量が50g/m以下、動摩擦係数が0.45〜0.65、白色度が54%以上、印刷後不透明祖が90%以上、吸油度が60〜200秒であるコールドオフセット印刷用新聞用紙。
【選択図】なし

Description

本発明は、コールドオフセット型印刷輪転機を用いた多色カラー印刷において、インキ着肉性、印刷後不透明度を顕著に向上することができ、しかもネッパリ現象、ブランケットパイリング、印刷機ロール汚れやセットオフ不良等のトラブルを発生することなく、良好な印刷作業性およびカラー印刷品質を有するコールドオフセット印刷用新聞用紙に関する。
近年、コールドセットオフセット型輪転機が使用される新聞印刷においてはオフセット化、カラー化、高速化が急速に進んでおり、印刷媒体となる新聞用紙に関して、より優れたカラー印刷適性や印刷作業性を有する新聞用紙が求められている。加えて新聞広告をはじめとしたカラー画像には、より高い再現性を要求されるようになっている。刷版の製造工程や原画の鮮明さの進歩も顕著であるものの、通常の新聞用紙の条件でカラー印刷したものの色や鮮明さ等が通常の印刷用塗工紙などに比べ著しく劣るものであり、見た目に訴える力に欠けるものであった。
さらに、最近の新聞用紙には軽量化が求められており、これに伴い、印刷後も高い不透明度を維持しうる用紙の要求が強まっている。この要求に応えるため、紙の不透明度向上を目的としてホワイトカーボン、炭酸カルシウム、酸化チタンあるいはタルク等の無機顔料が抄紙時の填料として多く使われるようになった。また、環境面で重要視されているDIP(脱墨古紙パルプ)の高率配合化が進んできているが、DIPがGPやRGP、TMP等のメカニカルパルプに比較し不透明度が出難いため、不透明度の改良とDIPの高率配合化を両立させるのが極めて困難な状況となっている。
一方、原紙に顔料とバインダーからなる塗料を乾燥重量として、およそ8g/m以上を塗工、乾燥せしめてなる塗工紙は、表面性が良く多色カラー印刷に適しているが、塗工紙印刷ではヒートセット装置を有した印刷輪転機と酸化重合乾燥性のインキを用いており、コールドオフセット型印刷輪転機と浸透乾燥性のインキを用いる新聞印刷とはインキ乾燥システムが異なるため、これらの塗工紙をコールドオフセット新聞輪転機で印刷するとインキ乾燥が十分でない場合に発生するセットオフ不良やコスレ汚れといった印面品質や印刷作業性に関わるトラブルを引き起こす可能性があり、事実上使用できない。
コールドオフセット印刷用新聞用紙としては、吸油量が65cc/以上の顔料を含有する塗工層を設ける技術が開示されている(特許文献1参照)。しかしながら、吸油量が高い顔料を多量に含む塗工層は、湿潤状態での表面強度が弱くなる傾向があり、印刷機のブランケットへの顔料パイリングを起こしやすい。また、吸油量が高い顔料を多量に含む塗工層は、インキ中のビヒクル成分を急速に吸収するため紙面上のインキタックの急激な上昇を招き、印刷機ロールに高タックインキが付着して紙面を汚すことがあった。また、原紙の動的濡れ値を規定し、カオリンと平均粒径を規定した不定形顔料を併用することにより、インキセット適性やインキ濃度を向上させる技術が開示されているが、この方法では不透明度向上効果が小さく、また、インキセットが遅くなり、ベタツキの問題が発生することがあった(特許文献2参照)。高い不透明性を得るために、嵩高い顔料であるサチンホワイトや水和珪酸、中空有機顔料を塗布し白色度、不透明度への改善効果を開示したものもあるが、接着剤との結合強度が弱く、ブランケットパイリングが悪化するため、接着剤比の増加が必要となり、結果的に不透明度への効果が小さくなるうえにコスト的にも好ましくない(特許文献3、4、5参照)。なお、特定のラテックスと水溶性高分子をバインダーに用い、顔料に有機顔料を用いた新聞用塗被紙が開示されているが、有機顔料は白紙不透明度を向上させることには寄与するが、インキ吸収性が劣るため印刷後不透明度への寄与は低い。また、有機顔料が紙の最表面に存在すると、固定ロールや固定センサーなどの摩擦が発生する場所で粕が発生することがある(特許文献6参照)。一方、原紙での印刷後不透明度向上を狙った技術として、特定の粒子特性を満足する水和珪酸を含む原紙に澱粉やラテックスなどの外添剤を塗工する技術が開示されているが、この内添粒子では吸油量が不十分であり、また、粒子径範囲が小さすぎるため抄紙機上での歩留まりが低くなってしまう。さらに、外添剤塗布が不透明度や白色度を低下させるものであるため、高い光学的要求特性を満足させる新聞用紙を得るのは困難であった(特許文献7参照)。
以上のような状況から、浸透乾燥性インキを使用するコールドセット型高速輪転機印刷において、インキセット性が良好で、かつ、印刷作業性に優れ、印刷後不透明度が高く、カラー多色印刷での色再現性や鮮明性の良好な印刷適性を有する新聞印刷用紙が強く要望されてきた。
特開平1−174697号公報 特開平4−57988号公報 特開2000−34694号公報 特開2001−164494号公報 特開2000−314097号公報 特開H02−74698号公報 特許第3026933号公報
本発明は、多色カラー印刷方式において、浸透乾燥性インキを用いたコールドオフセット印刷時のインキ着肉性および印刷後不透明度を顕著に向上することができ、しかもコスレ汚れやセットオフ不良などの印刷トラブルを発生することなく良好な印刷作業性及びカラー印刷品質を有するコールドオフセット用新聞印刷用紙を提供するものである。
本発明者等はコールドオフセット型印刷において、使用される原紙と表面処理剤がインキ着肉性、およびインキセットなどの印刷作業性に与える影響について鋭意検討した。その結果、多色カラー印刷において、その性能が十分に発揮されるためには、原紙に強力な吸油能力を与えることが必要不可欠であり、さらに炭酸カルシウムを主体とする顔料を含む表面処理剤を少量塗布することによって、印面適性と印刷作業性を両立させることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本願は以下の発明を包含する。
(1)原紙上に顔料と接着剤を主成分とする表面処理剤を塗布、乾燥してなるコールドオフセット印刷用紙において、吸油量が360〜500mL/100gの填料を0.5〜5.0重量%含む原紙上に、片面当たり塗工量が1.4g/m以下であり、炭酸カルシウムを全顔料に対して60重量%以上含有する表面処理剤層を設け、坪量が50g/m以下、動摩擦係数が0.45〜0.65、白色度が54%以上、印刷後不透明度が90%以上、吸油度が60〜200秒であるコールドオフセット用新聞印刷用紙。
(2)前記填料が0.01〜10μmの範囲の細孔直径の積算容量が2.0〜5.0mL/g、細孔容積50%の中心細孔直径が0.05〜0.20μmの範囲にあり、0.01〜0.1μmの細孔径範囲の積算容量が1.0mL/g以上であり、レーザー法による平均粒子径が15〜40μm以下である(1)記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(3)前記表面処理剤の顔料100重量部当たりの接着剤量が40〜150重量部である(1)または(2)に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(4)前記表面処理剤の顔料100重量部当たりの接着剤量が40重量部以上、70重量部未満である(1)または(2)に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(5)前記顔料が炭酸カルシウムとカオリンを60:40〜90:10の割合で含有する(1)〜(4)のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(6)前記カオリンのレーザー法による平均粒子径が2〜8μmである(5)記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(7)前記炭酸カルシウムが立方体状軽質炭酸カルシウムである(1)〜(6)のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(8)前記接着剤が澱粉とラテックスを主成分とし、澱粉100重量部に対するラテックスの比率が10〜100重量部であり、紙表面と水との接触角が水滴下後0.1秒後の値で80°以上である(1)〜(7)のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
(9)前記ラテックスがコアシエル型のラテックスである(8)に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
本発明にかかるコールドオフセット印刷用新聞用紙は、コールドオフセット型輪転印刷機を用いた多色カラー印刷において、インキ着肉性、印刷後不透明度を顕著に向上することができ、しかもネッパリ現象、ブランケットパイリング、印刷機ロール汚れやセットオフ不良等のトラブルを発生することなく、良好な印刷作業性およびカラー印刷品質を有するという利点がある。
優れたカラー印刷適性及び良好な印刷作業性となるコールドオフセット印刷用新聞用紙を提供するためには、原紙中に吸油量360〜500mL/100gの填料が0.5〜5.0重量%、さらに好ましくは2.0〜4.5重量%含まれることが必要である。高い吸油能力があり、不透明度効果に効果的なシリカ系填料が好ましい。表面処理剤層を設けた新聞用紙は、一般的にインキセットが遅くなる傾向がある。これは、表面処理剤が原紙表面の細孔の多くをカバーしてしまうためであるが、原紙中に含まれる填料の吸油能力が強力である場合はインキセットが悪化しない。特に、0.01〜10.0μmの範囲の細孔直径の積算容積が2.0〜5.0mL/g、細孔容積50%の中心細孔直径が0.05〜0.20μmの範囲にあり、0.01〜0.1μmの細孔径範囲の積算容量が1.0mL/g以上であり、レーザー法による平均粒子径が15〜40μm以下である填料は吸油能力が高く、セットオフトラブルが発生しにくい。これらの物性の中で特に重要なのは0.01〜0.1μmの細孔径範囲の積算容量であり、この細孔径範囲の積算容量は高いほどインキ乾燥能力が優れていると考えられ、1.0mL/g以上あると必要かつ充分なインキ吸収能力を発現する。なお、これら填料の細孔容量および細孔径は水銀ポロシメーター(形式:ポアサイザ9320、マイクロメリティックス社製)を用いて測定した値である。吸油量については、360mL/100g未満では充分な吸油能力が得られず、500mL/100gを超えるとオイル吸収速度が速すぎて印刷面のインキタックの急激な上昇が起こり、印刷機上のロールにインキのトラレが発生してしまう。なお、吸油量はJISK5101の方法で測定した値である。原紙への填料含有量が0.5重量%未満では、吸油能力が不足し充分な効果が得られない。一方、填料含有量が5.0重量%を越えると、印刷機ブランケットへのトラレが発生しやすくなり、また、吸油能力が強すぎてインキタックの急激な上昇が起こり、印刷機上のロールにインキのトラレが発生してしまう。レーザー法による平均粒子径が15μmより小さいと、抄紙機での歩留まりが悪化してしまう。平均粒子径が40μmを超えると、印刷機ブランケットへの填料パイリングが激しくなり、場合によっては印刷面のカスレが発生することがある。なお、この平均粒子径は、分散剤を0.2重量%添加混合した填料スラリーをレーザー回折式粒度分布測定装置(形式:SALD-2000、島津製作所製)にて粒度分布を測定し得られたメディアン径のことをいう。
顔料と接着剤を主成分とする表面処理剤は、片面あたり塗工量が1.4g/m以下であることが必要である。1.4g/mを超えるとセットオフなどの印刷作業性に問題が発生することがある。また、0.1g/m未満の塗工量では不透明度効果が出ないため好ましくない。顔料としては炭酸カルシウムを全顔料に対して60重量%以上、さらに好ましくは70〜90重量%含有することが重要である。炭酸カルシウムとしては針状、柱状、球状、紡錘状等があるが中でも立方体状のものがインキ吸収セットオフに効果があるため好ましい。なかでも立方体状軽炭は塗工層中で粗な構造をとりやすく、インキ中のビヒクル分を吸収する能力が高いためセットオフ抑制効果が高く、また、構造的に摩擦係数が発現し易い。炭酸カルシウムの粒子径は、小さいほうが塗工層のポア径が小さくなり、また、比表面積が大きくなるため、セットオフおよび不透明度に有利となる。炭酸カルシウムは不透明度向上効果が高いが、動摩擦係数が上昇する傾向にある。高速で運転される新聞輪転の場合には摩擦係数が低いとウェブテンションがかかりにくくなりしわや紙流れ等を起こす恐れがあるが、高すぎてもしわになることがある上に版摩耗を起こす恐れがあるため、動摩擦係数を0.45〜0.65の範囲とする必要がある。動摩擦係数調整方法としては、顔料塗工量の調整だけでなく、ステアリン酸亜鉛やステアリン酸カルシウムなどの脂肪酸金属石鹸やアルキルケテンダイマー、エチレン系化合物などの一般に用いられている滑剤でも調整可能であるが、不透明度向上効果とのバランスを考えてカオリンを併用するのが好ましい。
カオリンは不透明度向上効果は炭酸カルシウムに比べると劣るがサチンや水和珪酸、有機顔料にくらべて接着剤の吸収が少ない上、表面平滑性への効果が大きいことから両者を併用することにより、少ない塗工量で表面性と不透明度のバランスをとることが可能となった。炭酸カルシウムとカオリンは60:40〜90:10の割合で含有することが好ましい、カオリンの割合を40より増やすと摩擦係数が低下しすぎ、また、不透明度が低下するため好ましくない、また10未満では動摩擦係数低下に寄与できないため好ましくない。カオリンとしてはレーザー法による平均粒子径が2〜8μmであるものが、不透明度向上効果が高いため好ましい。なお、この平均粒子径は、分散剤(商品名:アロンT-50、東亜合成製)を0.2重量%添加混合した顔料スラリーをレーザー回折式粒度分布測定装置(形式:SALD-2000、島津製作所製)にて粒度分布を測定し得られたメディアン径のことをいう
原紙中の填料の吸油度、填料含有量および片面当たりの表面処理剤塗工量、顔料中の炭酸カルシウムの配合量を規定値内とし、白色度54%以上、印刷後不透明度90以上、動摩擦係数0.45〜0.65、吸油度60〜200秒とすることにより、良好なインキ着肉性及び白色度、印刷光沢が高く、印刷物のベタツキが少ない、コールドオフセット印刷用新聞用紙が得られる。動摩擦係数は前述の理由で0.45〜0.65の範囲が好ましい。吸油度は60〜200秒が好ましく、75〜110秒がより好ましい。60秒未満では印刷機のロール汚れが発生しやすくなり、200秒を超えるとセットオフが起こりやすくなる。一般的なコールドオフセット印刷用新聞用紙での緊度や平滑度などの物性範囲においては、原紙中の填料の吸油度、填料含有量および片面当たりの表面処理剤塗工量、顔料中の炭酸カルシウムの配合量を規定値内とすることで、吸油度を所定の範囲に制御しやすくなり、良好な印刷後不透明度と印刷作業性、印面品質を両立出来るようになる。
本発明では表面処理剤に前記顔料とともに、パイリングなどに代表される表面強度に纏わるトラブルを回避するために接着剤を配合する。表面強度と不透明度の両者を高めるための接着剤としては、澱粉類および合成ラテックス類が好ましい。これらの接着剤は顔料との相溶性が良好で、塗布時に凝集などを起し難いため、特に好ましく用いられる。澱粉類は、親水性成分である繊維との接着能力が高く、固形分塗工量が片面あたり1.4g/m以下となるような少ない塗工量の場合において紙表面から脱落し易い微細繊維なども強力に接着するため好ましい。前記澱粉類としては、酵素変性澱粉、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉、カチオン化澱粉、疎水化澱粉などが例示される。なお、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロースなどの水溶性セルロース化合物、ポリビニルアルコール化合物やポリアクリルアミド類、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類などの通常使用される塗工紙用接着剤を一種類以上併用しても良い。
本発明においては、接着剤として澱粉とともにラテックスを併用するのがさらに好ましい。ラテックスのTgとしては特に制限は無いが、表面強度とネッパリのバランスを考慮して−50〜20℃のものが好ましい。このTg範囲にあるものは常温では粘着性を発現し顔料/填料への接着性が良好となるが分子の極性が非常に低く、強親水性のセルロース繊維に接着性が出にくいため、セルロース繊維との接着力が高い澱粉と併用し、澱粉のみでは弱い顔料/填料への接着性をカバーする働きを持つ。本発明のような低塗工量の場合にはこのラテックスと澱粉による相互の働きの効果が大きく影響する。ラテックスとしてはコアシェル型が望ましい。低Tgラテックスは造膜性が高く、常温でもゴム状であるため粘着性を発現し易く、顔料間を接着する能力が高い。ただし、ブランケットに貼り付き易く、ネッパリが起こり易い。一方、高Tgラテックスは、接着強度は弱いものの、ネッパリがでにくい。紙塗工用のコアシェル型ラテックスは一般にシェルを高Tgとし、コアを低Tgとしている。この構造では、ラテックス粒子の表層が大きく影響しているネッパリを抑制しながらも、コアのTgに由来する良好な造膜性、粘着性により顔料の接着強度を向上できる。シェルのTgは0〜20℃が好ましく、コアのTgは−50〜0℃が好ましい。シェルのTgが0℃未満では、粘着性が強すぎるためネッパリが発生し易くなり、20℃を超えると顔料の接着強度が低下してしまう。コアのTgが−50℃未満では強撥水成分であるスチレン量が少なくなってしまうため、吸水着肉が悪化し、0℃を超えると顔料接着能力が不足し、強度発現性が悪化する。なお、濃度勾配型と呼ばれる、粒子の内部から外部への組成が連続的に変化しているラテックスについても同様の効果があるが、コアシェル型のほうがより明確にTg制御の影響が現れるため、好ましい。
本発明においては、用紙製造工程での良好な塗工適性と良好な印刷作業性を提供する上で、接着剤の配合比を顔料100部に対するバインダーの比率が乾燥質量で40〜150重量部、さらに好ましくは40重量部以上70重量部未満となるように配合する。40重量部未満では顔料および原紙表面繊維に対して充分な接着力が得られない。150重量部を超えると、表面強度は強くなるものの、印刷後不透明度および白色度が低下し、またセットオフトラブルが発生しやすくなるため好ましくない。接着剤量は、特に40重量部以上70重量部未満の範囲とすることで充分な表面強度が得られ、かつ接着剤に起因する印刷後不透明度や白色度の低下が抑えられるため、品質的にも経済的にも好ましい。
澱粉100部に対するラテックスの比率は10〜100重量部が好ましく、10〜70部がさらに好ましい。ラテックス比率が10重量部未満では顔料や填料に対する接着性が不足し、印刷機上でパイリングなどのトラブルが起こりやすくなる。100重量部を超えると、インキ中のビヒクル分が急速に吸収されてインキタックが上昇して印刷機のロールに付着・堆積し、これに起因するコスレ汚れトラブルが起こる可能性がある。また、ドライピックが悪化することによる印面カスレの懸念がある。なお、ラテックスの配合により紙表面の水に対する接触角を向上できるが、水滴下後0.1秒後の接触角が80°以上であることが望ましい。水滴下後0.1秒後の接触角が80°以上では、インキに対しての充分な親和性が確保され、インキ着肉性が良好となる。また、コールドオフセット新聞印刷において必要とされるウェット表面強度が得やすくなる。
塗料組成物をオフセット印刷用紙原紙へ塗布するための装置としては、特に限定されるものではなく、例えば、インクラインまたはパーティカルツーロールサイズプレス、ブレードメタリングサイズプレス、ロッドメタリングサイズプレス、ゲートロールコータなどのロールコーター、トレーリング、フレキシブル、ロールアプリケーション、ファウンテンアプリケーション、ショートドゥエルなどのベベルタイプやベントタイプのブレードコーター、ロッドブレードコーター、バーコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーター、スプレーコーター、グラビアコーターなどの公知公用の装置が適宜使用される。なお、表面処理剤組成物を塗布後の湿潤塗工層を乾燥する方法としては、例えば、蒸気乾燥、ガスヒーター乾燥、電機ヒーター乾燥、赤外線ヒーター乾燥などの各種方式が採用できる。
本発明のコールドオフセット用新聞印刷用紙の製造に関しては、塗料組成物の塗工層を形成後に、各種キャレンダー装置にて平滑化処理が施されているが、かかるキャレンダー装置としては、スーパーキャレンダー、ソフトキャレンダー、グロスキャレンダー、コンパクトキャレンダー、マットスーパーキャレンダー、マットキャレンダーなどの一般に使用されているキャレンダー装置が適宜使用される。キャレンダー仕上げ条件としては、剛性ロールの温度、キャレンダー圧力、ニップ数、ロール速度、キャレンダー前水分などが要求される品質に応じて適宜選択される。さらに、キャレンダー装置は、コーターと別であるオフタイプとコーターと一体になっているオンタイプがあるが、どちらにおいても使用できる。使用するキャレンダー装置の材質は、剛性ロールでは、金属もしくは、その表面に硬質クロムメッキなどで鏡面処理したロールである。また弾性ロールはウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂、ポリアクリレート樹脂などの樹脂ロール、コットン、ナイロン、アラミド樹脂などを成形したロールが適宜使用される。なお、キャレンダーによる仕上げ後の塗工紙の調湿、加湿のための水塗り装置、静電加湿装置、蒸気加湿装置などを適宜組み合わせて使用することも可能である。
本発明にかかるコールドオフセット用新聞印刷用紙の原紙は、以下の如くして得られる。まず、原料パルプとして化学パルプ(NBKP、LBKPなど)、機械パルプ(GP、CGP、RGP、PGW、TMPなど)、古紙パルプ(DIPなど)の1種以上が適宜混合されて、紙料の調成が行なわれる。資源の有効利用の点から古紙パルプは50%配合することが好ましい。次いで、紙料中に吸油量が360〜500mL/100gの填料を製品中の含有量が0.5〜5.0重量%となるよう添加し、必要に応じてホワイトカーボン、クレー、無定形シリカ、タルク、酸化チタン、あるいは炭酸カルシウム等の填料が適宜添加され、さらに必要に応じて、紙力増強剤、歩留り向上剤、強化ロジンサイズ剤、エマルジョンサイズ剤などの内添サイズ剤、耐水化剤、紫外線防止剤などの一般に公知公用の抄紙用薬品が添加されて、従来から慣用されている抄紙機により抄紙して原紙が製造される。製品坪量としては50g/m以下、より好ましくは35〜45g/mとしたときに、本発明が所望とする効果が極めて顕著に発揮されるので、特に望ましい。かくして得られる印刷用紙は、キャレンダー通紙により、表面平滑化処理が施される。その場合、両面金属ロールによるマシンキャレンダー仕上げや、金属ロールと弾性ロールからなる加圧ニップ部に通紙するソフトキャレンダー仕上げが適宜施される。
また、サイズプレス、ビルブレード、ゲートロールコータ、プレメタリングサイズプレスを使用して、澱粉、ポリビニルアルコールなどを予備塗工した原紙や、ピグメントと接着剤を含む塗工液を1層以上予備塗工した塗工原紙も使用可能である。この原紙の物性は浸透乾燥性インキをコールドセット型高速輪転機で印刷できるに足るものである必要があり、一般の新聞用紙並みの引張強度、引裂強度、伸び等の物理的強度を有するものであればよい。
本発明のコールドオフセット用新聞印刷用紙は、白色度が54%以上、さらに好ましくは55%以上にする。白色度は高いほうが印刷発色コントラストを得られるためカラー印刷では特に高いほうがよい。また印刷後不透明度を90%以上にする。これも高ければ高いほうがよい。印刷後不透明度が低いと両面に印刷を行う新聞用紙の場合には裏面の印刷品質を低下させるため好ましくない。本発明のコールドセットオフセット印刷用紙は印刷適性すぐれ、特にカラー多色印刷時に網点の太りがなく、裏抜けも少ないため高品質な画像を得ることが可能となる。
以下に実施例を挙げて、本発明を具体的に説明する。勿論、本発明はそれらの例に限定されるものではない。また、例中の部および%は特に断らない限り、それぞれ質量部および質量%を示す。
後述のようにして得た実施例及び比較例となるコールドオフセット用新聞印刷用紙について、下記の物性を測定し、その結果を表1に示した。
本発明で使用される填料および顔料の各特性値は、粒子スラリーの場合は濾過水洗した後、粉体の場合はそのままを乾燥機にて105℃で乾燥し、この乾燥物を下記の測定方法により測定して得た。
(細孔容量、細孔直径)
水銀ポロシメーター(形式:ポアサイザ9320、マイクロメリティックス社製)を用いて測定した。なお、細孔直径105 Å以下の細孔表面積、細孔容量については、細孔直径が12Å〜105Åの細孔について測定した。
(平均粒子径)
レーザー回折式粒度分布測定装置(形式:SALD-2000、島津製作所製)において、メディアン径を平均粒子径とした。
(吸油量)
JIS K5101の方法により試料5gにJIS K5421規定の煮亜麻仁油をビュレットから滴下し、全体がパテ状の固まりになるまでに使用した煮亜麻仁油量を試料100gあたりの量に換算する。
(吸油度)
実施例および比較例で得たコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面に動粘性係数を3cStに調整した軽油を、マイクロシリンジを用いて5μL滴下し、表面の光沢がみえなくなるまでの時間を測定した。
(白色度)
本発明における白色度は、分光白色度測色計(スガ試験機社製)を使用してISO 3688に記載の方法で測定した (スガ試験機の分光白色度測色計で測定) 。
(動摩擦係数)
JIS P 8147に準拠した。
表裏−縦縦での測定で、引張速度は200mm/minで測定。
(接触角)
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙について、23℃、50%RH雰囲気下で、動的表面接触角測定装置(ダイナミックアブソープションテスタ DAT1100、Fibro社製)を用い、水滴を滴下後0.1秒後の表面接触角を測定した。
(印刷後不透明度)
JAPAN TAPPI No.45に準拠した。
(ドライピック)
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙から巾2cm長さ20cmの試料ストリップを切り取り、これをサンプル台紙(OK特アートポスト 256g/m2)に貼りつけ、RI印刷試験機(石川島産業機械製)にて、印刷インキ(紙試験 SD50紅B T&K TOKA株式会社製)を0.4cc使用して印刷を行い、印刷面のピッキングの程度を目視評価した。評価は5段階評価で行った。
〈評価基準〉
5:繊維の取られが全くみられず、白抜けが発生しない。
4:ごくわずかに繊維の取られが発生し、白抜け部がわずかに(1〜5個所/36cm程度)みられる。
3:一部で繊維の取られが発生するが、実用上問題のないレベル。白抜け部は6〜20個所/36cm程度。
2:全面で繊維の取られがみられ、白抜け部面積率が5%未満。
1:全面で繊維の取られや紙面の剥けがみられ、白抜け部面積率が5%以上。
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
(ウェットピック)
上記ドライピック試験と同様にして、各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙を貼り付けたサンプル台紙を作成し、RI印刷試験機にて、湿らせたガーゼで水を付けたゴムロールで新聞用紙面に水を付けた後、直ちに印刷インキ(T&K TOKA株式会社製)を0.5cc使用して印刷を行い、印刷面のピッキングの程度を目視評価した。評価は次の5段階評価で行った。
〈評価基準〉
5:繊維の取られが全くみられず、白抜けが発生しない。
4:ごくわずかに繊維の取られが発生し、白抜け部がわずかに(1〜5個所程度)みられる。
3:一部で繊維の取られが発生するが、実用上問題のないレベル。
2:全面で繊維の取られがみられ、白抜け部面積率が5%未満。
1:全面で繊維の取られがみられ、白抜け部面積率が5%以上。
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
(インキセット)
各実施例及び比較例で得た、コールドオフセット用新聞印刷用紙を短冊状に切り、サンプル台紙(OK特アートポスト 256g/m)に横並びに貼り付けたものを作成する。インキ練り用のゴムロールを4胴目にセットしたRI印刷試験機(石川島産業機械製)にて該当する金属ロールとの間でオフセット輪転機用新聞印刷インキ(NEWS WEBMASTER/プロセス墨G2:サカタインクス株式会社製)を0.5cc練った後、インキ練り用のゴムロールを2胴目に移動し、新たに4胴目に比較的平滑性の高いインキ転写用片面塗工紙を巻いたゴムロールを装着し、2胴目で印刷を行う。4胴目のロールにタッチした時点で一旦回転を止め、そこから一定時間毎に2cmずつ4胴目のロールにインキを転写し、その転写濃度変化を目視評価した。評価は5段階で行った。なお、下記において基準品とは比較例2で得られたオフセット用印刷用紙である。
〈評価基準〉
5:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度が明確に低い
4:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度がやや低い
3:基準品と同等のインキ濃度。
2:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度がやや高い
1:基準品と比較して、印刷終了後のコールドオフセット用新聞印刷用紙の表面を転写した片面塗工紙のインキ濃度が明確に高い
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
(コスレ汚れ)
各実施例及び比較例で得た、コールドオフセット用新聞印刷用紙をタワー型多色新聞印刷輪転機で12万部/時の速度で印刷し、そのコスレによる紙面の汚れ具合を目視で評価し、5段階での順位付けを行った。なお、下記において基準品とは比較例1で得られたオフセット用印刷用紙である。
〈評価基準〉
5:基準品と比較して、印刷物のコスレ汚れの程度が著しく優れている
4:基準品と比較して、印刷物のコスレ汚れの程度がやや優れている
3:基準品と同等のコスレ汚れの程度。
2:基準品と比較して、印刷物のコスレ汚れの程度がやや劣っている
1:基準品と比較して、印刷物のコスレ汚れの程度が著しく劣っている
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
(ネッパリ)
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙について、非画線部のみのアルミ版とブランケット(DAYインターナショナル製DAYブランケット8891)をセットしたオフセット印刷機(三菱リソピアL−BT3−1100)を用いて、インキをのせずに1〜4胴すべてで水刷りを行い、200部印刷を行った後、水供給を停止し、新聞用紙のブランケットへの貼りつき度合いを目視にて判定した。評価は次の5段階評価で行った。
〈評価基準〉
5:繊維の取られが全く発生しない。
4:ごくわずかに繊維の取られが発生。
3:繊維の取られは発生するが、実用上問題のないレベル。
2:一部で紙層破壊発生。
1:全面で紙層破壊発生。
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
コールドオフセット印刷用新聞用紙紙原紙(A)の製造
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料として吸油量が390mL/100gの水和珪酸(自製品)、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪41.2g/mで、吸油量が390mL/100gの水和珪酸を3.0%含有するコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
コールドオフセット印刷用新聞用紙紙原紙(B)の製造
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料として吸油量が450mL/100gの水和珪酸(自製品)、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪41.2g/mで、吸油量が450mL/100gの水和珪酸を3.0%含有するコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
コールドオフセット印刷用新聞用紙紙原紙(C)の製造
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料として吸油量が390mL/100gの水和珪酸(自製品)を7.5%、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪41.2g/mで、吸油量が390mL/100gの水和珪酸を4.5%含有するコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
コールドオフセット印刷用新聞用紙紙原紙(D)の製造
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料として吸油量が390mL/100gの水和珪酸(自製品)、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪41.2g/mで、吸油量が390mL/100gの水和珪酸を0.8%含有するコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
コールドオフセット印刷用新聞用紙紙原紙(E)の製造
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料として吸油量が390mL/100gの水和珪酸(自製品)、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪41.2g/mで、吸油量が390mL/100gの水和珪酸を1.2%含有するコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
コールドオフセット印刷用新聞用紙紙原紙(F)の製造
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料として吸油量が200mL/100gの水和珪酸(商品名:トクシールGU-N、株式会社トクヤマ製)、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪42.3g/mで、吸油量が200mL/100gの水和珪酸を3.0%含有するコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
コールドオフセット印刷用新聞用紙紙原紙(G)の製造
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料として吸油量が200mL/100gの水和珪酸(商品名:トクシールGU-N、株式会社トクヤマ製)、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪41.2g/mで、吸油量が200mL/100gの水和珪酸を3.0%含有するコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
コールドオフセット印刷用新聞用紙紙原紙(H)の製造
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料として吸油量が390mL/100gの水和珪酸(自製品)を3.0%、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪41.2g/mで、吸油量が390mL/100gの水和珪酸を6.0%含有するコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
コールドオフセット印刷用新聞用紙紙原紙(J)の製造
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料として吸油量が80mL/100gの軽質炭酸カルシウム(自製品)、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪41.2g/mで、吸油量が80mL/100gの軽質炭酸カルシウムを6.0%含有するコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
コールドオフセット印刷用新聞用紙紙原紙(K)の製造
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)26部、脱墨パルプ(DIP)64部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、カチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co.Ltd製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学株式会社製)を0.8%、填料として吸油量が390mL/100gの水和珪酸(自製品)、これら全てを対絶乾パルプ質量%の割合で添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪37.2g/mで、吸油量が390mL/100gの水和珪酸を3.0%含有するコールドオフセット用新聞印刷用紙原紙を得た。
実施例1
軽質炭酸カルシウム(ブリリアントS15、白石工業株式会社製)70部、カオリン(商品名:ミラグロスJ、シール株式会社製、平均粒子径4.6μm)30部に対し、分散剤(商品名:アロンT−50、東亜合成株式会社製)0.1部を添加し、分散させた60%分散スラリーにスチレン−ブタジエンラテックス(商品名:T−2635R、JSR株式会社製)8.5部、糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)55部、潤滑剤(商品名:SN8004SP、サンノプコ株式会社製)0.23部、耐水化剤(商品名:スミレーズ SPI−102A、住友化学株式会社製)0.15部、蛍光染料(商品名:カヤホールBHT、日本化薬株式会社製)0.5部からなる固形分濃度25%の塗料を調整し、これを上記原紙(A)の両面に、ゲートロールコータを使用して乾燥後の塗工量が片面あたり0.8g/mとなるように塗布、乾燥して実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例2
実施例1の原紙を原紙(B)にした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例3
実施例1の原紙を原紙(C)にした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例4
実施例1の原紙を原紙(D)にした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例5
実施例1の顔料を、軽質炭酸カルシウムを85部、カオリンを15部とした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例6
実施例1の原紙を原紙(E)とし、軽質炭酸カルシウムを60部、カオリンを40部にした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例7
実施例1の顔料を、軽質炭酸カルシウム(ブリリアントS15、白石工業株式会社製)を軽質炭酸カルシウム(自製品、平均粒子径0.8μm、吸油度45mL/100g)に変更した以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例8
実施例1の顔料を軽質炭酸カルシウムを80部とし、カオリン(商品名:ミラグロスJ、シール株式会社製、平均粒子径1.1μm)20部に替えて大粒子径カオリン(商品名:Contour1500、イメリス株式会社製、平均粒子径4.6μm)20部とした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例9
実施例1のスチレン−ブタジエンラテックス(商品名:T−2635R、JSR株式会社製)を21部とし、糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)を43部とした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例10
実施例1の糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)を65部とし、スチレン−ブタジエンラテックスを使用しなかった以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例11
実施例1のスチレン−ブタジエンラテックス(商品名:T−2635R、JSR株式会社製)を19部とし、糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)を19部とした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
比較例1
糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)100部からなる固形分濃度7%の塗料を調整し、これを上記原紙(E)の両面に、ゲートロールコータを使用して乾燥後の塗工量が片面あたり0.25g/mとなるように塗布、乾燥して実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
比較例2
実施例1の原紙を原紙(F)にした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
比較例3
実施例1の原紙を原紙(G)にした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
比較例4
実施例1の原紙を原紙(H)にした以外は実施例1と同様にして、実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
比較例5
軽質炭酸カルシウム(ブリリアントS15、白石工業株式会社製)70部、カオリン(商品名:ミラグロスJ、シール株式会社製、平均粒子径4.6μm)30部に対し、分散剤(商品名:アロンT−50、東亜合成株式会社製)0.1部を添加し、分散させた60%分散スラリーにスチレン−ブタジエンラテックス(商品名:T−2635R、JSR株式会社製)8.5部、糊化溶解した酸化トウモロコシ澱粉(商品名:王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)55部、潤滑剤(商品名:SN8004SP、サンノプコ株式会社製)0.23部、耐水化剤(商品名:スミレーズ SPI−102A、住友化学株式会社製)0.15部、蛍光染料(商品名:カヤホールBHT、日本化薬株式会社製)0.5部からなる固形分濃度45%の塗料を調整し、これを上記原紙(J)の両面に、ゲートロールコータを使用して乾燥後の塗工量が片面あたり2.8g/mとなるように塗布、乾燥して実量42.8g/mのコールドオフセット印刷用新聞用紙を得た。
比較例6
実施例1のカオリン(商品名:ミラグロスJ、シール株式会社製、平均粒子径4.6μm)を100部とし、軽質炭酸カルシウムを使用しなかった以外は実施例1と同様にしてコールドオフセット用新聞印刷用紙を得た。
比較例7
実施例1の軽質炭酸カルシウム(ブリリアントS15、白石工業株式会社製)を30部、カオリン(商品名:ミラグロスJ、シール株式会社製、平均粒子径4.6μm)を70部とした以外は実施例1と同様にしてコールドオフセット用新聞印刷用紙を得た。
Figure 2007107158

Claims (9)

  1. 原紙上に、顔料と接着剤を主成分とする表面処理剤を塗布、乾燥してなるコールドオフセット印刷用新聞用紙において、吸油量360〜500mL/100gの填料を0.5〜5.0重量%含む原紙上に、片面当たり塗工量が1.4g/m以下であり、炭酸カルシウムを全顔料に対して60重量%以上含有する表面処理剤層を設け、坪量が50g/m以下、動摩擦係数が0.45〜0.65、白色度54%以上、印刷後不透明度90%以上、吸油度60〜200秒であることを特徴とするコールドオフセット印刷用新聞用紙。
  2. 前記填料が、0.01〜10.0μmの範囲の細孔直径の積算容積が2.0〜5.0mL/g、細孔容積50%の中心細孔直径が0.05〜0.20μmの範囲にあり、0.01〜0.1μmの細孔径範囲の積算容量が1.0mL/g以上であり、レーザー法による平均粒子径が15〜40μm以下であることを特徴とする請求項1に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
  3. 前記表面処理剤の顔料100重量部当たりの接着剤量が40〜150重量部であることを特徴とする請求項1または2に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
  4. 前記表面処理剤の顔料100重量部当たりの接着剤量が40重量部以上、70重量部未満であることを特徴とする請求項1または2に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
  5. 前記顔料が炭酸カルシウムとカオリンを60:40〜90:10の割合で含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
  6. 前記カオリンのレーザー法による平均粒子径が2〜8μmであることを特徴とする請求項5に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
  7. 前記炭酸カルシウムが立方体状軽質炭酸カルシウムであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
  8. 前記接着剤が澱粉とラテックスを主成分とし、澱粉100重量部に対するラテックスの比率が10〜100重量部であり、紙表面と水との接触角が水滴下後0.1秒後の値で80°以上である請求項1〜7のいずれか1項に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。
  9. 前記ラテックスがコアシェル型のラテックスであることを特徴とする請求項8に記載のコールドオフセット印刷用新聞用紙。

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