JP2007105908A - 紙サイズ検知手段 - Google Patents

紙サイズ検知手段 Download PDF

Info

Publication number
JP2007105908A
JP2007105908A JP2005296491A JP2005296491A JP2007105908A JP 2007105908 A JP2007105908 A JP 2007105908A JP 2005296491 A JP2005296491 A JP 2005296491A JP 2005296491 A JP2005296491 A JP 2005296491A JP 2007105908 A JP2007105908 A JP 2007105908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
conveying
image forming
pair
roller pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005296491A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoya Shinjo
亮哉 新庄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005296491A priority Critical patent/JP2007105908A/ja
Publication of JP2007105908A publication Critical patent/JP2007105908A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

【課題】 シート搬送装置において、確実にシートサイズを判別する手段を提供する。
【解決手段】 シート幅方向に往復動する手段に反射型フォトセンサを搭載し、該センサによりシート両端部を検知することでシートサイズを判別する際に、該センサの上下流両側から2対のローラ対で挟持して用紙にテンションを与えながら搬送することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタ、FAX、複写機などの画像形成装置に付随するシートを搬送するためのシート搬送装置に関する。
プリンタ、FAX、複写機等の画像形成装置において、インクジェットプリンタに代表されるラインプリンタでは、シート幅方向に往復動する画像形成手段を有している。該画像形成装置において、該画像形成手段に付随する反射型フォトセンサを有し、該反射型フォトセンサによってシート幅方向の長さを検出することによりシートサイズを特定することを特徴とする装置としては、次のような技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
以下に図5を用いて、B5サイズのシート検知を例にして前記従来技術を具体的に説明する。図に示すようにシート収納手段2に収納されたB5サイズのシートPは、給紙ローラ5により給紙が行われ、シート搬送経路部Aを通って、画像形成部Bにシートを送り出す為の画像形成ローラ対9、10まで搬送される。さらに、該画像形成ローラ対により、その下流に位置するプラテン18上まで搬送され、キャリッジ11がシート幅方向に往復動する際に、該キャリッジに備えられた反射型のフォトセンサ23によってシートの両端部を検出する。シート端部を検出した時のキャリッジ位置からシート幅を算出することにより、シートサイズを特定することができるようになっている。つまり、例えば、前記のシート幅検知手段によって、シート幅長さが210mmと算出されればA4サイズ、182mmと算出されればB5サイズと判別する。しかしながら、実際にはシート幅にはバラツキがあり、またセンサ検出誤差もあるので、算出されるシート幅長さは、同サイズのシートであっても一定値にはならず、その点を考慮してある程度の測定マージンを設けている。すなわち、例えば、B5サイズであれば任意の値αmmをマージンとし、182mm±αmmでB5サイズと判別するように設定されている。(以下、前記の「シート定型長さ」±「測定マージン」のことを「シートサイズ判別範囲」と呼ぶ事とする。)尚、任意の値αは、センサ検出精度などによって変わってくる。
特開平4−122661号公報
前述の従来技術において、EXECTIVEサイズのシートサイズ判別範囲は、184.2mm±βmmとなる。また、前述のとおりB5サイズの判別範囲は182mm±αmmである。従って、B5サイズとEXECTIVEサイズの判別範囲が重ならないようにしなければならないので、αmm+βmm<2.2mm(=184.2mm−182.0mm)とする必要がある。そのため、αもβも大きな値が取れずに、シートサイズ判別範囲は狭い範囲に設定せざるを得ない。
その為、図6(b)に示すようにシートが幅方向で波うちを起こした場合は、図6(a)の本来のシート幅に対して見かけ上の長さが短くなってしまうため、例えば、EXECTIVEサイズの算出幅長さがB5サイズの判別範囲である182mm±αmm内に含まれてしまう可能性がある。すると、EXECTIVEサイズをB5サイズと誤検知してしまう恐れがある。
シート幅方向の波うちは、外気の温度や湿度などによって自然発生する場合と、インクジェットプリンタにおける画像形成部で行うコックリング制御により積極的に発生させる場合とがある。「コックリング」とはインクが記録用シート材である紙に付着し吸収されることにより紙のその部分が膨潤し浮き上がることを言い、「コックリング制御」とは画像形成部において意図的に用紙を波うたせコックリングを制御することを言う。従って、特に図5に示すように、コックリング制御を行うプラテン18上で該反射型フォトセンサ23によって検出を行うような従来技術では、前記のような誤検知が起こり得ていた。
シートを収納する為のシート収納手段と、該シートを搬送するための搬送ローラ対と、該搬送ローラ対の上流に位置してシート幅方向に往復動する反射型フォトセンサと、該センサ上流に位置して該搬送ローラ対によるシート搬送に対して軽負荷を与えるもう1対の搬送ローラ対(負荷ローラ対)とを有し、搬送される該シートがテンションを保った状態で、該センサによりシート幅方向の長さを検出することでシートサイズの特定を行うことを特徴とする。
また、例えば、前記シート搬送装置のシート幅方向に往復動する該反射型フォトセンサが、シート幅方向に往復動する画像形成手段に付随することを特徴とする。
また、例えば、前記シート搬送装置の該負荷ローラ対が、該搬送ローラ対の搬送速度に対してより遅い速度で搬送することで軽負荷を与えることを特徴とする。
また、例えば、前記シート搬送装置の該負荷ローラ対が、シート搬送に対してシートとの接触摩擦によりつれ回りすることで、軽負荷を与えることを特徴とする。
また、例えば、前記シート搬送装置の該搬送ローラ対が、画像形成部にシートを送り出す為の画像形成ローラであることを特徴とする。
シートの幅方向の端部を検知することによりシートサイズの判定を行うシート搬送装置において、シートの波うちなどによるサイズの誤検知を減らし、確実にシートサイズの判別を行う手段を提供する。
以下、本発明の実施形態を、図を用いて詳細に説明する。
図1、2、3は本発明の実施の形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタの断面図、斜視図、及びシート収納手段の斜視図である。
1はインクジェットプリンタ装置本体、11は記録ヘッド、また12は記録ヘッド11を載置するためのキャリアである。
該記録ヘッド11は印字面に対向した面の副走査方向に不図示の複数のノズル列を持ち、ノズル列ごとに異なる色のインクを吐出するようになっている。なお、この記録ヘッド11には各色のノズルに対して各々の供給チューブ13を介してインクタンク14より各色のインクが供給されるようになっている。また、キャリア12は、装置本体1のフレーム15に両端部が固定され、互いに平行に配置されたガイドシャフト16とガイドレール17に沿って摺動可能に支持されている。
尚、25は記録ヘッド回復手段であり、該記録ヘッド回復手段は該記録ヘッド11の移動可能範囲の一端付近に設けられたホームポジションと対向可能な位置に設けられている。そして、該ヘッド回復手段25を待機中及び記録動作前後もしくは1行毎の記録の合間に作動させ、記録ヘッド11に対してキャッピング、吸引、ワイピング等の動作を行わせることにより、記録ヘッド11の目詰まり等を防止して記録ヘッド11の性能を保持するようにしている。
給紙カセット2は装置本体1に着脱自在に装着され、シート束Pを収納している。該給紙カセット2には、該シート束Pを回動可能に積載支持するためのシート支持板3と、該シート支持板に積載されているシートの幅方向の位置を規制するためのシート側端規制板4から構成されている。該シート側端規制板4は、該給紙カセット2の底面に設けられており、シート幅方向自在に移動可能で、異なるサイズのシートに合わせてシート側端を規制できる。該シート支持板3は、該給紙カセット2に回動自在に取り付けられ、延長方向下向きから不図示のシート規制板付勢バネの荷重を受けることにより、図1に図示された矢印方向に回動する。従って、該シート支持板3上に積層されたシート束Pは、装置本体1に設けられている給紙ローラ5に圧接される。該給紙ローラ5は、不図示の給紙モータから駆動を与えられて図の反時計方向に回転することにより、該シート支持板3によって圧接したシート束Pの最上位紙P1を送り出す。その際、最上位紙P1とその下位の用紙P2との間に発生した摩擦力により下位のシートP2が追従してくる場合があるが、下位のシートP2は分離ローラ6の摩擦抵抗力により搬送を阻止される。ただし、該分離ローラ6が最上位紙P1の搬送まで阻止しないようになっている。すなわち、該給紙ローラ5とシートPの間に発生する摩擦力をF1、シート同士の間に発生する摩擦力をFP、シートPと該分離パット6の間に発生する摩擦力をF3とすると、その関係は、F1>F3>FPとなるよう設定されている。よって、最上位紙P1だけが、該給紙カセット2からシート搬送路Aへと送り出される。
該シートP1は、やがて搬送路中の1対の搬送ローラ対C7、8のニップ部に到達し、さらに該ローラ対から搬送力を得て搬送され、やがて画像形成ローラ対9、10のニップ部に到達する。そして、シートP1は該画像形成ローラ対9、10によって該記録ヘッド11と対向する画像形成位置に設けられたプラテン18上まで搬送される。
そして、該記録ヘッド11の直下まで搬送されてきたシートPに向け、キャリア12を往復動させながら記録ヘッド11よりインクを吐出することによって、シート上に画像が記録されるようになっている。なお、このキャリア12は不図示の駆動モータとベルト駆動装置とにより往復動されるようになっている。
ここで、本実施の形態においては、記録ヘッド11による1走査分の印字が終了すると、一旦印字動作を中断し、プラテン18上に位置するシートP1を画像形成ローラ9にて所定量だけ搬送し、次いで再び記録ヘッド11をガイドシャフト16に沿って移動させながら次の1走査分の画像形成を行うようにしている。そして、プラテン18上で順次記録ヘッド11による印字が行われた後、シートPは排紙ローラ19と排紙拍車20にて搬送され、排紙トレイ24上に排紙される。
本実施形態では、点線で囲まれた画像形成部Bの上流に画像形成ローラ対9、10が位置し、さらにその上流に画像形成手段11に付随する反射型フォトセンサ23が位置し、さらにその上流に搬送ローラ対C7、8が位置している。本実施例では、該搬送ローラ対C7、8によるシート搬送速度は、該画像形成ローラ対9、10によるシート搬送速度よりも遅くなるように設定しているので、該搬送ローラ対C7、8がシート搬送に対して軽負荷を与え、前記2対のローラ対に挟持されている区間において、シートはテンションを保って搬送される。従って、該反射型フォトセンサ23直下の搬送路では、シートはテンションを保ち続け、シートの波うちは抑制される。従って、前述したような従来技術でのシートの波うちによる誤検知という問題を未然に防止することができ、確実なシートサイズ検知手段を提供することができる。
また、図4は、本発明の別の実施形態であるインクジェットプリンタの構成を示す概略図である。本実施形態では、搬送ローラ対D21、22の上流に画像形成手段11に付随する反射型フォトセンサ23が位置し、さらにその上流にもう1つの搬送ローラ対C7、8が位置している。該搬送ローラ対C7、8によるシート搬送速度は、該搬送ローラ対D21、22によるシート搬送速度よりも遅くなるように設定しているので、該搬送ローラ対C7、8がシート搬送に対して軽負荷を与え、前記2対のローラ対に挟持されている区間においては、シートはテンションを保ったまま搬送される。従って、該反射型フォトセンサ23直下の搬送路では、シートはテンションを保つことによりシートの波うちを抑制し、前述したような従来技術でのシートの波うちによる誤検知という問題を防止している。さらに、該搬送ローラ対D21、22に対して、該画像形成ローラ対9、10はシート搬送速度が遅く設定されている為、画像形成ローラ対9、10と搬送ローラ対D21、22で挟持している区間において、シートは撓んで搬送されるため、精度を要する画像形成ローラ対9、10の搬送に対して負荷にならないような配慮がされている。
本発明の実施形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタの概略構成を示す断面図 上記プリンタの概略構成を示す斜視図 上記プリンタのシート収納手段の斜視図 上記実施形態とは別の一例であるインクジェットプリンタの概略構成を示す断面図 従来のプリンタの一例であるインクジェットプリンタの概略構成を示す断面図 シート幅方向のシート断面図、(a) 本来のシート幅、(b) (波うち時の)見かけ上のシート幅
符号の説明
A シート搬送路
B 画像形成部
P シート(シート束)
P1 シート最上位紙
1 インクジェット装置本体
2 シート収納手段(給紙カセット)
3 シート支持板
4 シート側端規制板
5 給紙ローラ
6 分離ローラ
7、8 搬送ローラ対C
9、10 画像形成ローラ対
11 記録ヘッド
12 キャリア
13 供給チューブ
14 インクタンク
15 本体フレーム
16 ガイドシャフト
17 ガイドレール
18 プラテン
19 排紙ローラ
20 排紙拍車
21、22 搬送ローラ対D
23 反射型フォトセンサ
24 排紙トレイ
25 ヘッド回復手段

Claims (5)

  1. シートを収納する為のシート収納手段と、該シートを搬送するための搬送ローラ対と、該搬送ローラ対の上流に位置してシート幅方向に往復動する反射型フォトセンサと、該センサ上流に位置して該搬送ローラ対によるシート搬送に対して軽負荷を与えるもう1対の搬送ローラ対(負荷ローラ対)とを有し、搬送される該シートがテンションを保った状態で、該センサによりシート幅方向の長さを検出することでシートサイズの特定を行うことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記シート搬送装置のシート幅方向に往復動する該反射型フォトセンサが、シート幅方向に往復動する画像形成手段に付随することを特徴とする請求項1のシート搬送装置。
  3. 前記シート搬送装置の該負荷ローラ対が、該搬送ローラ対の搬送速度に対してより遅い速度で搬送することで軽負荷を与えることを特徴とする請求項1および請求項2のシート搬送装置。
  4. 前記シート搬送装置の該負荷ローラ対が、シート搬送に対してシートとの接触摩擦によりつれ回りすることで、軽負荷を与えることを特徴とする請求項1および請求項2のシート搬送装置。
  5. 前記シート搬送装置の該搬送ローラ対が、画像形成部にシートを送り出す為の画像形成ローラであることを特徴とする請求項1から請求項4までのシート搬送装置。
JP2005296491A 2005-10-11 2005-10-11 紙サイズ検知手段 Withdrawn JP2007105908A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005296491A JP2007105908A (ja) 2005-10-11 2005-10-11 紙サイズ検知手段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005296491A JP2007105908A (ja) 2005-10-11 2005-10-11 紙サイズ検知手段

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007105908A true JP2007105908A (ja) 2007-04-26

Family

ID=38032156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005296491A Withdrawn JP2007105908A (ja) 2005-10-11 2005-10-11 紙サイズ検知手段

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007105908A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014139002A (ja) * 2012-12-17 2014-07-31 Brother Ind Ltd 液体吐出装置、液体吐出方法及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014139002A (ja) * 2012-12-17 2014-07-31 Brother Ind Ltd 液体吐出装置、液体吐出方法及び記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006272772A (ja) 画像記録装置
JP2007175948A (ja) インクジェットプリンタ
JP5112626B2 (ja) シート排出システム
JP2006151693A (ja) シート処理装置
JP2008036839A (ja) 記録装置
JP2007160879A (ja) 画像記録装置
JP4692763B2 (ja) 被記録媒体支持装置、記録装置、液体噴射装置
JP2007105908A (ja) 紙サイズ検知手段
JP4779751B2 (ja) 画像記録装置
JP4182353B2 (ja) 被記録媒体給送装置、記録装置
JP2010202305A (ja) 記録紙ガイド機構およびロール紙プリンター
JP2007161376A (ja) シート給送装置及び記録装置
WO2004096682A1 (ja) 給送装置及び記録装置
JP2007161371A (ja) 給紙装置
JP4147416B2 (ja) 被記録材の検出装置、記録装置及び液体噴射装置
JP4292384B2 (ja) 記録装置
JP2000025285A (ja) プリンタ
JP3797411B2 (ja) 給紙装置および記録装置
JP2007161385A (ja) 給紙装置
JP4070617B2 (ja) 給紙機構及びそれを用いる画像形成装置
JP2009274784A (ja) 被記録材搬送装置、該被記録材搬送装置を備えた電子機器
JP2007145466A (ja) 紙送り装置及びこれを用いる記録装置
JP4289684B2 (ja) 画像形成装置
JP2006117339A (ja) 給紙装置
JP2001058738A (ja) 印字用紙搬送機構

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090106