JP2007096691A - 楽音発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 音響用振動板から良好な音質の楽音を容易に発生させるようにする。
【解決手段】 音響用振動板21をアナログ楽音信号に基づいて振動させるための振動素子16a、16bの質量の合計と、音響用振動板21の質量とが略同じになるようにする。これにより、2つの振動素子16a、16bから音響用振動板21へ振動を伝搬させる際の損失(ロス)を少なくことができ、広い周波数帯域で良好な音響出力を得ることができる。したがって、演奏に合わせてアナログ楽音信号を補正しなくても、音響用振動板21から良好な音質の楽音を発生させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、楽音発生装置に関し、特に、音響用振動板を振動させて楽音を発音するために用いて好適なものである。
従来から、音響用振動板を振動させて、音響用振動板から楽音を発音することが行われている。このように音響用振動板を振動させる場合、従来は、誘導性のインピーダンスを有する振動素子を備えた振動板駆動装置を用いて、電磁力の作用により音響用振動板を駆動するようにすることが一般的に行われている。
そして、音響用振動板に所望の振動を行わせるようにして、音響用振動板から良好な音質の楽音を発生させるために、振動素子へ与える信号を補正して、音響用振動板における音響出力の周波数特性を改善する提案がなされている。
しかしながら、前述した従来の技術では、振動素子へ与える信号を、演奏の状態毎に補正しなければならない。例えば、電子ピアノにおいて和音が打鍵された場合、和音の数、打鍵のタイミング、打鍵の速度、及び音響用振動板の振動の状態等を算出し、算出した結果に基づいて、振動素子へ与える信号を補正しなければならない。様々な演奏が行われる電子ピアノにおいては、これら和音の数、打鍵のタイミング、打鍵の速度、及び音響用振動板の振動の状態の組み合わせは膨大な数になる。したがって、これらの組み合わせに対応して、振動素子へ与える信号を補正することは非現実的であり、音響用振動板から良好な音質の楽音を発生させることが困難であった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、音響用振動板から良好な音質の楽音を容易に発生させるようにすることを目的とする。
本発明の楽音発生装置は、音響用振動板と、前記音響用振動板に取り付けられ、前記音響用振動板を楽音信号に基づいて振動させるための振動素子とを有し、前記音響用振動板の質量と、その音響用振動板に取り付けられた前記振動素子の質量とが略同じであるとことを特徴とする。
本発明によれば、音響用振動板の質量と、その音響用振動板に取り付けられた振動素子の質量とが略同じになるようにしたので、振動素子から音響用振動板へ振動を伝搬させる際の損失を少なくことができる。したがって、音響用振動板から良好な音質の楽音を容易に発生させることができる。
(第1の実施形態)
次に、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、楽音発生装置が電子楽器である場合を例に挙げて説明する。
図1は、電子楽器の概略構成の一例を示したブロック図である。
図1において、電子楽器100は、中央処理装置(以下、CPUと称する)1と、フラッシュメモリ2と、ランダムアクセスメモリ(以下、RAMと称する)3と、外部記憶媒体装着部4と、外部入出力用インターフェース部5と、信号バス6と、キースキャン回路7と、鍵盤8と、パネルスキャン回路9と、操作パネル10と、楽音発生部11と、波形フラッシュメモリ12と、デジタル/アナログ変換部(以下、D/A変換部と称する)13と、アナログ信号処理部14と、パワーアンプ15と、振動素子16とを有している。
図1に示すように、CPU1、フラッシュメモリ2、RAM3、キースキャン回路7、パネルスキャン回路9、楽音発生部11、外部記憶媒体装着部4、及び外部入出力用インターフェース部5は、それぞれ信号バス6に接続され、相互に通信することが可能である。
(鍵盤)
鍵盤8は、複数の鍵と、それら複数の鍵の各々に対応して設けられた複数の鍵スイッチとを有している。電子楽器のユーザは、前記複数の鍵を押鍵及び離鍵して所望の演奏を行う。
(キースキャン回路)
キースキャン回路7は、鍵盤8の各鍵スイッチのスキャン処理を行うためのものである。
(操作パネル)
操作パネル10は、各種操作子や表示装置を有している。本実施形態の電子楽器では、表示装置として、例えばLCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)が設けられている。このLCDは、各種操作子の選択状態や設定状態等を表示する。
前記操作子として、例えば、電子楽器に電源を供給するための電源スイッチや、電子楽器の設定状態を初期値にリセットするためのリセットスイッチや、テンポや音量を設定するためのダイアルや、音色を選択するための音色選択スイッチ等が設けられている。ただし、前記操作子はこれらのものに限定されるものではないということは言うまでもない。
(パネルスキャン回路)
パネルスキャン回路9は、操作パネル10に設けられている各種操作子のスキャン処理を行うためのものである。
(CPU)
CPU1は、本実施形態の電子楽器の全体を統括制御するためのものであり、フラッシュメモリ2に格納されている制御プログラムに従って、RAM3をワークメモリとして利用しながら、例えば次のような処理を行う。
CPU1は、パネルスキャン回路9によりスキャン処理された結果を入力し、操作パネル10の操作内容を識別する。
また、CPU1は、キースキャン回路7によりスキャン処理された結果を入力して、鍵の操作内容(押鍵及び離鍵)を識別する。
そして、その鍵の操作内容(鍵の押鍵及び離鍵)に基づく演奏データや、操作パネル10の操作内容に基づくデータを楽音発生部11に割り当てる処理を行う。
この演奏データは、前記各鍵の操作が押鍵(キーオン)であるか離鍵(キーオフ)であるかを示すキーオン/オフ信号や、音高データである音高や、音量制御データであるベロシティデータや、演奏のテンポの絶対値を示すテンポ情報(以下、必要に応じて単にテンポ情報と称する)や、各鍵の動作スピードに関するキータッチレスポンス信号などから構成される。
なお、CPU1は、前述したものの他に種々の処理を行うということは言うまでもない。
(フラッシュメモリ)
フラッシュメモリ2は、読み出し可能なメモリであり、CPU1の制御プログラムの他に、種々のデータを格納する。
(RAM)
RAM3は読み書きが可能なメモリであり、CPU1のプログラム実行過程において各種の必要なデータを一時的に記憶したり、編集可能なパラメータデータを記憶したりする記憶領域を有している。このRAM3の一部あるいは全部はバッテリーバックアップされており、必要なデータを、電子楽器の電源がオフにされても保持しておくことができるようにしている。
(外部記憶装置装着部)
外部記憶媒体装着部4は、例えば、CD−RWドライブである。そして、CPU1は、CD−RWドライブに装着されたCD−ROMに記憶されている制御プログラムや各種データを読み出して必要な処理を行う。なお、外部記憶媒体装着部4は、CD−RWドライブに限定されず、フレキシブルディスク(FD)装置や、光磁気ディスク(MO)装置などであってもよいということは言うまでもない。
(外部入出力用インターフェース部)
外部入出力用インターフェース部5は、外部装置との間で、演奏情報などのデータのやり取りを行うためのものである。具体的に、この外部入出力用インターフェース部5は、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)である。
(波形メモリ)
波形メモリ12は、音色や音域に応じた種々の楽音波形データを記憶している。
(楽音発生部)
楽音発生部11は、前述したようにしてCPU1により割り当てられた演奏データと、操作パネル10の操作内容に基づくデータとに基づいて、波形メモリ12から必要な楽音波形データを読み出し、デジタル楽音信号を発生させる。なお、本実施形態の電子楽器100では、ステレオ信号を発生させるようにしている。したがって、楽音発生部11は、右チャネル用のデジタル楽音信号と、左チャネル用のデジタル楽音信号を発生させる。
(D/A変換部)
D/A変換部13は、楽音発生部11で発生されたデジタル楽音信号をアナログ楽音信号に変換する機能を有する。
(アナログ信号処理部)
アナログ信号処理部14は、D/A変換部13でD/A変換されたアナログ楽音信号に対し、フィルタ処理(ノイズ除去処理)や音質調整、信号レベル(ゲイン)調整等を施す機能を有する。
(パワーアンプ)
パワーアンプ15は、アナログ信号処理部14でノイズ除去処理が施されたアナログ楽音信号に対し、増幅処理を施して適当なレベルに増幅する。
(振動素子)
振動素子16は、図2に示すように、鍵盤8よりも上方で演奏者と略正対する位置に設けられた音響用振動板21を、パワーアンプ15で増幅処理が施されたアナログ楽音信号に基づいて振動させるためのものである。具体的に振動素子16は、所謂ムービングコイルを備えて構成され、誘導性のインピーダンスを有し、電磁力の作用により音響用振動板21を振動させる。このように、本実施形態では、振動素子17による音響用振動板21の振動によって楽音を発音する面音源のスピーカが形成されている。
前述したように、本実施形態の電子楽器100には、ステレオ信号を発生させるようにしている。このため、右チャネル用の楽音信号に基づいて、音響用振動板21を振動させるための振動素子16aと、左チャネル用の楽音信号に基づいて、音響用振動板21を振動させるための振動素子16bとが並列に接続されて電子楽器100に設けられている。これら2つの振動素子16a、16bは、同じ構成を有するものであり、例えば接着剤を用いて音響用振動板21に取り付けられている。なお、音響用振動板21は、例えば、スプルース(木)製の板を用いて形成される。
そして、本実施形態では、音響用振動板21に取り付けられている2つの振動素子16a、16bの質量の合計と、音響用振動板21の質量とが略同じになるようにしている。このようにすることは以下の理由による。
2つの振動素子16a、16bから音響用振動板21へ振動を伝搬させる場合、2つの振動素子16a、16bと、音響用振動板21との間には、同じ大きさの反対向きの力が及ぼされ、作用反作用の法則が適用される。このため、2つの振動素子16a、16bの自重と、音響用振動板21の自重とが互いに作用し合うことになり、この作用に基づいて振動伝搬における伝搬特性が決定される。そして、この作用は、2つの振動素子16a、16bの質量の合計と、音響用振動板21の質量とが等しいときに最も小さくなる。したがって、2つの振動素子16a、16bの質量の合計と、音響用振動板21の質量とを略同じにすれば、2つの振動素子16a、16bから音響用振動板21へ振動を伝搬させる際の損失(ロス)を少なくことができ、音響用振動板21から良好な音質の楽音を発生させることができる。
ここで、振動素子16a、16bの質量の合計と、音響用振動板21の質量とを略同じにするとは、振動素子16a、16bの質量の合計が、音響用振動板21の質量の0.5倍以上、2倍以下、好ましくは0.75倍以上、1.5以下、より好ましくは0.9倍以上、1.1倍以下にすることをいう。なお、振動素子16a、16bの質量の合計と、音響用振動板21の質量とが厳密に同じであるのが最も好ましいということは言うまでもない。
図3に、音響用振動板21の質量が、振動素子16a、16bの質量の合計の約2倍である場合の音響出力と周波数との関係を示す。図4に、音響用振動板21の質量と、振動素子16a、16bの質量の合計とが略等しい場合の音響出力と周波数との関係を示す。図5に、音響用振動板21の質量が、振動素子16a、16bの質量の合計の約0.5倍である場合の音響出力と周波数との関係を示す。図3〜図5に示すように、音響用振動板21の質量と、振動素子16a、16bの質量の合計とが略同じであると、広い周波数帯域で良好な音響出力が得られていることが分かる。
以上のように本実施形態では、音響用振動板21をアナログ楽音信号に基づいて振動させるための振動素子16a、16bの質量の合計と、音響用振動板21の質量とが略同じになるようにしたので、2つの振動素子16a、16bから音響用振動板21へ振動を伝搬させる際の損失(ロス)を少なくことができる。よって、広い周波数帯域で良好な音響出力を得ることができると共に、アコースティックのグランドピアノと同様に広い範囲で高い音圧勾配を持たせるようにすることができる。したがって、演奏に合わせてアナログ楽音信号を補正しなくても、音響用振動板21から良好な音質の楽音を発生させることができる。
なお、本実施形態では、振動素子16a、16bが、同じ構成を有する場合を例に挙げて説明したが、振動素子16a、16bの質量の合計が、音響用振動板21の質量と略同じであれば、振動素子16a、16bが、同じ構成を有していなくてもよい。例えば、振動素子16a、16bは、大きさや形状が異なっていてもよい。
また、音響用振動板21に取り付けられる振動素子16の数が2つである場合を例に挙げて説明したが、音響用振動板21に取り付けられる振動素子16の数は、幾つであってもよい。なお、振動素子16の数が1つの場合には、その1つの振動素子16の質量と、音響用振動板21の質量とが略同じになるようにするということは言うまでもない。
さらに、本実施形態のように、音響用振動板21を、アコースティックのピアノの響板と同じ材質のスプルース(木)製の板を用いて形成すれば、よりアコースティックのピアノに近い音色を再現することができ好ましいが、音響用振動板21はスプルース(木)製の板に限定されない。例えば、音響用振動板21が金属製や鋳物製等であってもよい。
また、本実施形態では、電子楽器100の楽音発生部11で発生された楽音信号に基づいて音響用振動板21を振動させるようにしたが、CDプレーヤで発生された楽音信号等、種々の楽音信号に基づいて音響用振動板を振動させることができる。
この他、音響用振動板21の取り付け位置は、鍵盤よりも上方で鍵盤8を操作する演奏者と略正対する位置に限定されるものではないということは言うまでもない。例えば、音響用振動板21を電子楽器100の側面に取り付けるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
前述した第1の実施形態では、1つの音響用振動板21に振動素子16a、16bを取り付けるようにしているが、本実施形態では、2つの音響用振動板に振動素子を取り付けるようにしている。このように、本実施形態と、前述した第1の実施形態とは、音響用振動板と、振動素子とが異なるだけであるので、以下の説明において、前述した第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図5に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態の電子楽器200には、鍵盤8よりも上方で演奏者と略正対する位置に設けられた音響用振動板21の他に、鍵盤8よりも下方で演奏者と略正対する位置に設けられた音響用振動板61が設けられている。音響用振動板61は、例えば、スプルース(木)製の板を用いて形成される。
音響用振動板61には、パワーアンプ15で増幅処理が施されたアナログ楽音信号に基づいて音響用振動板61を振動させるための2つの振動素子16c、16dが、例えば接着剤を用いて取り付けられている。これら2つの振動素子16c、16dは、前述した第1の実施形態の振動素子16a、16bと同様に、並列に接続されている。また、これら2つの振動素子16c、16dは、同じ構成を有し、前述した第1の実施形態の振動素子16a、16bと同様に、所謂ムービングコイルを備えて構成される。本実施形態では、これら振動素子16c、16dの質量の合計と、音響用振動板61の質量とが略同じになるようにしている。
以上のように本実施形態では、鍵盤8よりも上方で演奏者の上半身と略正対する位置に設けられた音響用振動板21の質量と、振動素子16a、16bの質量の合計とが略同じになるようにすると共に、鍵盤8よりも下方で演奏者と略正対する位置に設けられた音響用振動板61の質量と、振動素子16c、16dの質量の合計とが略同じになるようにしたので、振動素子16c、16dから音響用振動板61へ振動を伝搬させる際の損失(ロス)も少なくことができる。これにより、前述した第1の実施形態に加え、より多くの音響用振動板を効率よく振動させることができ、より一層アコースティックのピアノに近い音質の楽音を発生させることができるという効果が得られる。
なお、本実施形態では、音響用振動板21と音響用振動板61とが同じ材質を用いて形成されるようにしたが、音響用振動板21と音響用振動板61とが異なる材質を用いて形成されるようにしてもよい。また、音響用振動板21と音響用振動板61の大きさ及び形状は、同じであっても異なっていてもよい。さらに、音響用振動板61がスプルース(木)製の板を用いて形成されたものである場合を例に挙げて説明したが、音響用振動板61はスプルース(木)製の板に限定されない。例えば、音響用振動板61が金属製や鋳物製等であってもよい。
また、振動素子16c、16dが、同じ構成を有する場合を例に挙げて説明したが、振動素子16c、16dの質量の合計が、音響用振動板61の質量と略同じであれば、振動素子16c、16dが、同じ構成を有していなくてもよい。例えば、振動素子16c、16dは、大きさや形状が異なっていてもよい。さらに、振動素子16c、16dは、前述した第1の実施形態の振動素子16a、16bと同じ構成を有している必要もない。
また、音響用振動板61に取り付けられる振動素子16の数が2つである場合を例に挙げて説明したが、音響用振動板61に取り付けられる振動素子16の数は、幾つであってもよい。なお、振動素子16の数が1つの場合には、その1つの振動素子16の質量と、音響用振動板61の質量とが略同じになるようにするということは言うまでもない。
この他、音響用振動板61の取り付け位置は、鍵盤8を操作する演奏者の下半身と略正対する位置に限定されるものではないということは言うまでもない。例えば、音響用振動板61を電子楽器200の側面に取り付けるようにしてもよい。
なお、前述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態を示し、電子楽器の概略構成の一例を示したブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、電子楽器の概略構造の一例を示した図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は図2(a)のA−A´から見た断面図である。 本発明の第1の実施形態を示し、音響用振動板の質量が、振動素子の質量の合計の約2倍である場合の音響出力と周波数との関係を示した図である。 本発明の第1の実施形態を示し、音響用振動板の質量と、振動素子の質量の合計とが略等しい場合の音響出力と周波数との関係を示した図である。 本発明の第1の実施形態を示し、音響用振動板の質量が、振動素子の質量の合計の約0.5倍である場合の音響出力と周波数との関係を示した図である。 本発明の第2の実施形態を示し、電子楽器の概略構造の一例を示した図であり、図6(a)は正面図、図6(b)は図6(a)のB−B´から見た断面図である。
符号の説明
1 CPU
2 フラッシュメモリ
3 RAM
4 外部記憶媒体装着部
5 外部入出力用インターフェース部
6 信号バス
7 キースキャン回路
8 鍵盤
9 パネルスキャン回路
10 操作パネル
11 楽音発生部
12 波形メモリ
13 D/A変換部
14 アナログ信号処理部
15 パワーアンプ
16 振動素子
21、61 音響用振動板
100、200 電子楽器

Claims (5)

  1. 音響用振動板と、
    前記音響用振動板に取り付けられ、前記音響用振動板を楽音信号に基づいて振動させるための振動素子とを有し、
    前記音響用振動板の質量と、その音響用振動板に取り付けられた前記振動素子の質量とが略同じであるとことを特徴とする楽音発生装置。
  2. 前記音響用振動板に前記振動素子が複数取り付けられており、
    前記音響用振動板の質量と、その音響用振動板に取り付けられた前記複数の振動素子の質量の合計とが略同じであるとことを特徴とする請求項1に記載の楽音発生装置。
  3. 前記音響用振動板を複数備え、それら複数の音響用振動板に前記振動素子が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の楽音発生装置。
  4. 前記複数の音響用振動板の材質が異なることを特徴とする請求項3に記載の楽音発生装置。
  5. 演奏を行うために演奏者により操作される演奏操作子と、
    前記演奏操作子の操作に基づくデジタル楽音信号を出力する楽音信号発生手段と、
    前記楽音信号発生手段により出力されたデジタル楽音信号をアナログ楽音信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換されたアナログ楽音信号を増幅する増幅手段とを有し、
    前記振動素子は、前記増幅手段により増幅されたアナログ楽音信号に基づいて、前記音響用振動板を振動させることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の楽音発生装置。
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