JP2000059879A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JP2000059879A
JP2000059879A JP19603498A JP19603498A JP2000059879A JP 2000059879 A JP2000059879 A JP 2000059879A JP 19603498 A JP19603498 A JP 19603498A JP 19603498 A JP19603498 A JP 19603498A JP 2000059879 A JP2000059879 A JP 2000059879A
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vibrator
movable body
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JP19603498A
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Masao Fujihira
正男 藤平
Akira Yamagishi
亮 山岸
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Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2209/00Details of transducers of the moving-coil, moving-strip, or moving-wire type covered by H04R9/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2209/027Electrical or mechanical reduction of yoke vibration

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  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのスピーカでスピーカ装置の音放射力に
対する反作用力を支える様にする。 【解決手段】 スピーカボックス21にスピーカAを内
蔵したスピーカ装置のスピーカAを構成する振動系と磁
気回路、振動板7並にスピーカボックス21に等価質量
とスチフネス成分を付与する為に発泡性合成樹脂等の可
動体27とウエイト28から成る振動体26を固定させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型軽量なスピーカ
ボックスにスピーカを内蔵させて好適なスピーカ装置に
係わり、特にスピーカ又はスピーカボックスに振動体を
配置し、スピーカ振動板の音放射力の反作用力を相殺或
いは減衰させる様に成したスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からスピーカの取り付けられたスピ
ーカボックスのバッフルボードの振動を抑制するため
に、振動板により加振されたスピーカの加振方向に対
し、逆方向に加振させる加振器或いはトランスデューサ
を有するスピーカ装置は例えば、特開昭63−2120
00号公報、特開平1−307398号公報等に詳記さ
れて公知である。
【0003】上述の特開昭62−212000号公報に
は図15に示す様なスピーカ装置が示されている。図1
5で1はリング状のマグネットを示し、2および3はこ
のマグネット1を挟むように取付けられ、その一部に磁
気空隙4を形成したプレートおよびヨークを示す。プレ
ート2にはスピーカAのフレーム5が取付けられてお
り、この振動板7の外周部にはエッジ6が設けられ、こ
のエッジ6によってコーン型の振動板7の外周部がフレ
ーム5に保持されている。
【0004】一方、振動板7の内周部にボイスコイルボ
ビン8が取付けられており、このボイスコイルボビン8
にはボイスコイル9が巻装され、このボイスコイル9は
プレート2およびヨーク3によって形成された磁気空隙
4内に挿入されている。以上符号1〜9で示した構成は
周知の動電型スピーカAの基本構造である。
【0005】上記スピーカAのヨーク3の裏面側中央に
はビス10の一端がねじ込まれており、このビス10の
他端には上述したスピーカAにおけるマグネット1、プ
レート2及びヨーク3と全く同一構成のマグネット1
1、プレート12およびヨーク13から成る磁気回路が
取付けられている。
【0006】そしてプレート12にはフレーム14が取
付けられており、さらにこのフレーム14には2枚のダ
ンパー15,16が取付けられていて、このダンパー1
5,16によって駆動コイルボビン17が保持されてい
る。
【0007】この駆動コイルボビン17の一方端には駆
動コイル18が巻装され、この駆動コイル18はプレー
ト12およびヨーク13より形成された磁気空隙19内
に挿入されている。又、駆動コイルボビン17の他端側
にはウエイト20が取付けられており、このウエイト2
0を含む振動系はスピーカAにおけるコーン型の振動板
7を含む振動系の等価質量にほぼ等しいものに成されて
いる。以上符号11〜20で示した構成は電気・振動ト
ランスデューサBを示す。
【0008】上述の構成においてスピーカA及び電気・
振動トランスデューサBはスピーカボックス21のバッ
フルボード22に取付けられている。今、スピーカAの
ボイスコイル9に電気信号を通電すれば周知の作用によ
りボイスコイル9は図中左右方向に振動し駆動力F1
生じ、コーン型の振動板7を駆動して音響再生を行う。
【0009】この時、上記電気・振動トランスデューサ
Bにおける駆動コイル18にも同一の電気信号を印加す
ると、駆動コイル18も図中左右方向に振動し駆動力F
2 を生じ、ウエイト20を同方向に駆動する。ここでス
ピーカAにおける振動板7等を含む振動系と、電気・振
動トランスデューサBにおけるウエイト20等を含む振
動系の等価質量がほぼ等しければ、スピーカAが振動系
によって受ける反作用力−F1 と電気・振動トランスデ
ューサBにおける振動系の反作用力−F2 とがほぼ等し
くなる。
【0010】従ってスピーカAが振動板7の駆動によっ
て受ける反作用は上記電気・振動トランスデューサBに
よって打ち消されてスピーカボックス21のバッフルボ
ード22の振動及びスピーカボックス21の揺動が抑制
されることになる。
【0011】更に、上述した特開平1−307398号
公報では二つのスピーカの振動板のコーン開口部を反対
方向に向けて第1のスピーカの振動板の作用力F1 によ
って生ずる反作用力−F1 を第2のスピーカの振動板の
作用力F2 の反作用力−F2でキャンセルさせるスピー
カ装置も開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した、従来構成の
スピーカ装置ではスピーカボックス21の容積を小さく
し、小型化を図って廉価なスピーカ装置を得ようとする
要求があるが、スピーカボックスの容積を小さくする
と、低域再生限界が上昇するため、スピーカの振幅を増
す様に成している。
【0013】然し、小型のスピーカの振幅を増すことで
スピーカボックス21内の音圧が上昇し、周波数特性に
山谷が生ずる。この様な問題を解決する方法として、位
相反転型のスピーカボックスを用いて振動板の背面から
出る音波を有効に利用して低音域を歪なく放射させる様
に成したスピーカ装置も広く利用されている。
【0014】図15で示したスピーカを上述の小型の位
相反転型のスピーカボックス21に内蔵させるには一対
の略同一構造のスピーカAと電気振動トランスデューサ
B或いは特開平1−307398号公報の様に一対のス
ピーカを互いに背中合わせに配設しなければならず、ス
ピーカボックスの奥行方向が大きくなり、小型化が図り
難くなるだけでなく高価になる問題があった。
【0015】本発明は叙上の問題点を解消したスピーカ
装置を提供しようとするものであり、発明が解決しよう
とする課題はスピーカを1個用いて小型のスピーカの最
低共振周波数f0 やスピーカボックスの容積を変えずに
共振鋭度Qを高めて、小型スピーカの音放射作用力を高
めて低域音圧の拡大と低域放射を行なうと共に軽量なス
ピーカボックスの揺動を防止可能なスピーカ装置を得よ
うとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のスピーカ装置は
スピーカ又はスピーカボックスに発泡性合成樹脂又はゴ
ム等の可動体とウエイトで構成した振動体を配設する様
に成したものである。
【0017】本発明のスピーカ装置によれば、スピーカ
装置の小型化が図られて電気−音響変換能率が向上し、
1つのスピーカ及び1つの振動体でスピーカの振動板の
音放射力の反作用力を相殺或いは減衰出来て、スピーカ
ボックスのバッフルボードと背面板間の奥行を狭くして
小型化出来て振動体も経時変化のない廉価な構成と成し
得る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスピーカ装置の1
形態例を図1乃至図14によって説明する。尚、図15
で示したスピーカ装置との対応部分には同一符号を付し
て示している。
【0019】図1は本例のスピーカ装置の側断面図を示
し、図15で示したと同様のスピーカAを位相反転型の
ダクト23を有するスピーカボックス21内に配設した
場合を示すもので、スピーカボックス21は図15と以
下説明する以外は同一構成であるので重複部分の説明は
省略する。
【0020】図1のスピーカ装置に於いて、スピーカボ
ックス21はABS樹脂等で略々直方体状に成型され、
バッフル板22に穿ったスピーカ放音孔22aに対向し
て、図15で詳記したと同様のスピーカAが固定されて
いる。
【0021】スピーカAの下側にはバッフルボード22
から延設され、開口23aを有するダクト23を有す
る。
【0022】スピーカAは全体として本例の小型のスピ
ーカを示し、ヨーク3は純鉄等の板材から成る円盤状部
と、この円盤状部の中心位置に立設された円柱状のセン
ターポール3aと、このセンターポール3aと同心円状
に円盤状部に形成された段部から成るマグネットガイド
3bが一体に形成されている。
【0023】上述のヨーク3の円盤状部上にフェライト
等の厚み方向に着磁されたリング状の駆動用のマグネッ
ト1を接着剤を介して接着させる。リング状の駆動用の
マグネット1の内径はヨーク3の円盤状部に形成された
マグネットガイド3bの段部に嵌合されて、位置決めさ
れる。
【0024】この駆動用のマグネット1にプレート2を
接合する。この場合はギャップガイドをセンタポール3
aに差し込んだままにして置き、駆動用のマグネット1
の上面に接着剤を塗布し、プレート2の内径をギャップ
ガイドの外径に挿入して接着固定する。プレート2は純
鉄等を円盤状となし、中心部に透孔が穿たれた打抜板材
で透孔の内径周縁とセンターポール3aの外径間に形成
される磁気空隙4内にボイスコイルボビン9及びボイス
コイル8が配設される。
【0025】プレート2上には鋼材等で漏斗状に形成さ
れたフレーム5を固定することで磁気回路の金物部分が
構成される。
【0026】上述の磁気回路の磁気空隙4内には円筒状
のボイスコイルボビン9に巻回したボイスコイル8を挿
入し、上下方向に揺動可能に波形のコルゲーションを有
する通気性のあるダンパ18を介してボイスコイルボビ
ン9を保持する。
【0027】ダンパ18の内径部はボイスコイルボビン
9の上端に接着剤を介して接合され、外径部はフレーム
5の底面部の外周に接合されている。更に、紙等から成
るフリー或いはフィックスエッジ6の付いた漏斗状の振
動板7の内径をボイスコイルボビン9の上部外径部に接
合し、振動板7の最大直径部をフレーム5の上部開口周
縁部にガスケット25を介して固定する。
【0028】更に、本発明では磁気回路を構成するヨー
ク3の底部に接着剤を介して振動体26を接合する。
【0029】図1で示す振動体26は例えば略々円柱体
状に成型した発泡性合成樹脂又はゴム等の可動体(弾性
体)27をヨーク3のセンタポール3aと対向する様に
ヨーク3の背面に接着剤を介して接合する。
【0030】更に、例えば円柱状の非磁性材から成るウ
エイト28を可動体27の頂部に接着剤を介して接合さ
せ、等価質量M2 、加速度α2 の与えられる振動体26
を構成させる。この場合、可動体27は振動体26を構
成する為に所定のスチフネス(バネ性)が付与される様
に選択される。
【0031】図1に示すスピーカAでボイスコイル8は
錦糸線30を介して入力端子29に接続されているの
で、音響信号を入力端子29に供給することで、振動板
7は例えば矢印F1 で示す方向に駆動されF1 =M1
α1 の音放射力が働く(ここで、M1 はスピーカAの振
動系の等価質量、α1 はスピーカAの振動板7に働く加
速度である。)ことで振動板7には矢印で示す反作用力
−F1 が働く。
【0032】本発明では振動体26はスピーカAの磁気
回路を構成するヨーク3に固定され、スピーカAの振動
系に対し固定部を構成している為に振動系の働きを止め
ようとする慣性によって振動板7のF1 方向の音放射力
1 =M1 ・α1 に対して逆方向のF2 =M2 ・α
2 (ここで、M2 は振動体26の等価質量、α2 は可動
体27及びウエイト28を含む振動体26に働く加速
度)が働くことで振動体26には矢印で示す反作用力−
2 が働くことになる。
【0033】この逆方向の作用力F2 は振動板7の作用
力F1 の反作用力−F1 で励起された作用力と考えるこ
とが出来る。
【0034】従って、振動板7の音放射力F1 に対する
反作用力−F1 と振動体26の可動体27及びウエイト
28に働く作用力F2 に対する反作用力−F2 とはF1
=M1 ・α1 ≒F2 =M2 ・α2 とすることで互いに相
殺或いは減衰させることが出来る。
【0035】図1の構成ではスピーカボックス21は位
相反転型を構成し、ダクト23を有する為にダクトの開
口23aの音放射力FD1=MD1・αD1(ここでMD1はダ
クトの等価質量、αD1はダクトの中の空気が動く加速度
である。)を生ずる為に振動体26が振動板7の反作用
力−F1 を相殺或は減衰させる為の釣合式は F1 +FD1≒F2 とすればよい。この式は M1 ・α1 +MD1・αD1≒M2 ・α2 ここでスピーカの振動板7の面積をS、ダクト23の断
面積をSD1として、 とすると、 これから、 として(1)式から振動体26のウエイト28の等価質
量M2 を簡単に求めることが出来る。
【0036】即ち、本発明では簡単な振動体26を磁気
回路に固定するだけで振動板7で生ずる反作用力−F1
をなくすことが出来る。
【0037】図2は本発明のスピーカ装置の他の形態例
を示す側断面であり、図1との対応部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。
【0038】図2は、図1と同様の目的を達成するため
のスピーカ装置の更に他の形態例を示すものであり、図
2では図1で説明したと同様の振動体26をキャンセル
マグネットを設けた磁気回路のシールド用ケース36に
接着剤を介して接着させたものである。
【0039】図2の場合は振動体26の構成は図1と同
一構成であるので対応部分を同一符号で示してある。ス
ピーカAの図1と異なる点のみを以下説明する。
【0040】先ず、本例のスピーカAのダンパ18は布
等のダンパ表面に樹脂溶液を含浸させて、気密性とな
し、ダンパ18の下側の第1の空間部(ダンパ18とプ
レート2間の空間及びセンターポール3aの外径部とマ
グネット1の内径間の空間)24a及びヨーク3の底面
に接着剤を介して接合したキャンセルマグネット42の
内径及びヨーク3の底面とシールド用ケース43の底面
で囲まれた第2の空間部24bをヨーク3に穿った透孔
44を介して連通させ、第1及び第2の空間部24a及
び24b内を気密に保ち、振動板7に対し、所定のコン
プライアンスを与える様にする。
【0041】又、ヨーク3の下側に接合されたリング状
のキャンセルマグネット42はマグネット1とは同極同
志が対向する様に着磁され、カップ状に形成されたシー
ルド用ケース43の円筒部内径とプレート2の外周は同
極同志に成る様に接合されている。
【0042】図2の構成でも音放射力F1 及び振動体2
6の作用力F2 の夫々の反作用力−F1 及び−F2 は−
1 ≒−F2 とすることで互いに支え合うと共に第1及
び第2の空間部24a及び24b間のヨーク3に穿った
透孔44で気密な空間部内で空気が圧縮及び膨張するた
めF3 及び−F3 で示す作用力がスピーカAの振動板7
の振動方向に対応して発生し、これらが振動体26の作
用力F2 或いは振動板7の音放射力F1 に加算され、よ
り低音の放射力を高めることが出来る。
【0043】図3は本発明の更に他の形態例を示すもの
であり、スピーカAの磁気回路のうち、センタポール3
aの頂部に振動体26を接着剤等を介して接合させたも
のである。
【0044】図3に用いる可動体は通気性のよい発泡性
合成樹脂或はゴム等の比較的薄い可動体27を円形に切
断し、その外径がボイスコイルボビン9の内径に接しな
い大きさに選択し、更に、所定の等価質量M2 を付与さ
せるためのウエイト28は非磁性部材の例えば合成樹脂
或はアルミニウム等で構成される。従って、これら振動
体26はボイスコイルボビン9内に配設される。
【0045】更に、位相反転型のダクト23はダブルダ
クトを構成させるために第1のダクト23の一部をオー
バーラップする様に、且つ第1のダクト23より直径の
大きい第2のダクト23bをスピーカボックス21の背
面板31よりスピーカボックス21内に延設させ、第2
のダクト23bの開口23cとバッフルボード22の内
側との間に所定の間隔をあけて、互のダクト23及び2
3bが垂直断面に於いて同心円状に成る様に構成させて
いる。
【0046】従って、第1のダクト23のダクトの開口
23aからの音放射力FD1=MD1・αD1の反作用力−F
D1は第2のダクト23bの開口23cの空気入射時の作
用力FD2=MD2・αD2(ここでMD2は第2のダクト23
bの等価質量、αD2は第2のダクト23bの中を動く空
気の加速度であり、MD1≒MD2,αD1≒αD2に選択され
る)は互に相殺或は減衰するので、スピーカボックス2
1内ではスピーカAの駆動時の反作用力−F1 を相殺す
る様にすれば軽量なスピーカボックス21はスピーカ駆
動時の揺動を抑制出来ることになる。
【0047】図3の場合は、このスピーカAの音放射力
1 の反作用力−F1 を励起力として振動体26がF2
で示す方向の駆動力を受け、この振動体26のF2 方向
の駆動力の反作用力−F2 でスピーカ3の反作用力−F
1 が相殺或は減衰する様になり、第1及び第2のダクト
23及び23b間では互に放射音は相殺及び減衰されて
いるのでスピーカAの釣合式はF1 ≒F2 の条件を満た
せばよいことになる。
【0048】図4A乃至図4Dは図3で詳記した本発明
のスピーカ装置に用いる振動体の他の取付説明図を示す
ものである。
【0049】図4A乃至図4DはスピーカAの要部の側
断面図を図4Eはスピーカ全体の側断面図を示してい
る。図4Aでは磁気回路を構成するセンタポールの頂部
に振動板26を接着剤を介して接合する際に通気性のあ
る円柱又は角柱等の発泡性合成樹脂又はゴム等の可動体
27を下側に、円盤又は方形状の非磁性材のウエイト2
8を発泡性合成樹脂又はゴム等の可動体27の上側に接
合し、ボイスコイルボビン9及びキャップ38内に配設
させ、キャップ39の頂部に透孔39を穿つことでボイ
スコイルボビン9内の空気の流入を容易に成して振動体
26の揺動を大きくする様に成した場合である。
【0050】図4Bの構成の振動体26は磁気回路を構
成するセンタポール3aの中心部分に頂部から底部に貫
通する透孔40を穿って、振動体26を嵌通固定する。
この振動体26は中心部分に円柱状の非磁性体から成る
ウエイト28を円柱状の発泡性合成樹脂の可動体27の
中心孔に挿通接合したもので構成されている。キャップ
38には透孔39が穿たれていない場合である。
【0051】図4Cの形態例では振動板26は磁気回路
を構成するセンタポール3aの外径とマグネット1の内
径間で構成する第1の空間部24a内のヨーク3上に、
リング状のゴム又は発泡体等の可動体27を下側にして
同じく、リング状で非磁性のウエイト28を可動体27
上に接合させる様にしたものである。
【0052】図4Dは磁気回路の第1の空間部24a内
のマグネット1の内径に円筒状のゴム又は発泡体等の可
動体27を接合し、リング状の非磁性のウエイト28を
可動体27の内径上に接合して振動体26を構成させた
場合で、図4C及び図4Dの構成では振動体26はプレ
ート2をマグネット1上に接合する前に配設される。
【0053】図4Eの形態例に於いては例えば、フィッ
クエッジ型の振動板7のエッジ6の外周をフレーム5の
最大開口直径部に接合するガスケット25を振動体26
に兼用させた場合である。
【0054】一般的にはガスケット(矢紙)25はエッ
ジ6の最大外周部をフレーム5の最大開口直径部に接着
剤等で接合し、例えばフィクスエッジ型の振動板7の外
周をフレーム5に固定させているが、本例ではガスケッ
ト25の代わりにリング状に形成した可動体(弾性体)
27及び同じくリング状のウエイト(この場合は磁性体
でもよい)28を接合した振動体26で振動板7或はエ
ッジ6の最外周をフレーム5上に固着させる様にしたも
のである。
【0055】更に、図4Eではボイスコイルボビン9に
一端(内径)を接合し、他端(外径)をフレーム5の底
部に接合する様に成されたダンパ18の外径をフレーム
5の底部に接合する際にリング状の可動体27とウエイ
ト28より成る振動体26′を介して接合する様に成さ
れている。
【0056】図4Eの構成では振動体26及び26′で
振動板7とダンパ18を保持した例を説明したが、これ
らは一方の振動体26又は26′だけであってもよい。
【0057】叙上の各々の構成によれば、スピーカA単
独で考えれば、スピーカの音放射力F1 の反作用力−F
1 を振動体26の作用力F2 の反作用力−F2 で相殺或
は減衰させることの出来るスピーカAが得られる。
【0058】図5A乃至図5Dは本発明の更に他の形態
例を示すスピーカ装置に用いるスピーカの平面及び側断
面図を示すものである。
【0059】図5A及び図5BのスピーカAは合成樹脂
発泡体から成る例えば直径26φ程度のリング状の可動
体27上にリング状のウエイト28を接合した振動体2
6を接着剤を介して振動板7の上側にキャップ38と同
心的に接合させた場合である。
【0060】図5C及び図5DのスピーカAは同様に合
成樹脂発泡体或はゴム等の可動体(弾性体)27を長方
形状に所定の厚みで切断し、振動板7のキャップ38の
中心から例えば120度の角度範囲で振動板7の放射方
向に長方形状の可動体27の長手方向を合わせて接着剤
で接合し、可動体27上に長方形状のウエイト28を接
合させた振動体26を3個配設させたものである。
【0061】図6A乃至図6Eは振動板7上に配設する
各種振動体26の取付方法説明図である。
【0062】図6Aは軽量なリング状の発泡性合成樹脂
の可動体27の底部と振動板7の傾斜部間に接着剤49
を介して、可動体27の高さ方向を振動板7の振動方向
(Y軸方向)に垂直に立設させる様に接合し、可動体2
7上にリング状のウエイト28を接合して、振動体26
を構成させた場合である。
【0063】図6Bの場合は振動板7の放射方向に沿っ
た偏平なリング状の可動体27とリング状のウエイト2
8より成る振動体26を振動板7上に接合させた場合で
ある。
【0064】図6Cは図6Bの変形例であり、図6Bの
A部拡大図を示す。図6Cでは振動体26の可動体27
が接合される下側に細孔46が穿たれている場合であ
る。この場合は可動体27が通気性があるとすると、ス
ピーカボックス21中の圧力変動を駆動源とした空気の
作用力F3 及びその反作用力−F3 を発生する。
【0065】今、スピーカボックス21中に配したスピ
ーカAの振動板7が動いていない時の気圧(通常1気
圧)をPB とし、スピーカボックス21内の容積をVB
とし、スピーカAの振動板7の表面積を前記した様にS
とし、この振巾をXとすれば次の(2)が駆動時の圧力
と成る。
【0066】ここで、−SXは振動板7が外側(F1
向)に+SXは振動板7が内側(−F1 方向)に駆動さ
れた場合となる。
【0067】従って、図6Cの場合は−F1 を相殺或は
減衰させる反作用力は−F2 +(−F3 )とすることが
出来る。
【0068】図6Dの形態例は可動体27としてスピー
カAのダンパ18等と同様構成の弾性部材を用いたもの
であり、この可動体27はリング状或は図6Dの様に筒
状のベローズ状のものでもよく、リング状のウエイト2
8と、これらの可動体27を例えば、合成樹脂等で一体
に成形して振動体26を構成させてもよい。
【0069】上述の図5A乃至図5D、図6A乃至図6
Dの構成のスピーカAでは可動体27を発泡体や軽量な
合成樹脂とし、振動板7の等価質量の1/10程度に選
択されていることと、振動体26の等価質量M2 は振動
板7の動く方向と逆のため、スピーカAの振動系の等価
質量に付加されることはほとんどないと考えて良く、振
動板7の不要な共振を防止できる(例えば、第2次共振
モードの節等に振動体26を貼着する)ので音質改善が
図れる。
【0070】図6Eの形態例は振動体26を振動板7及
びボイスコイルボビン9の外径間に接合させた場合であ
る。可動体27はリング状に成型され、ボイスコイルボ
ビン9の外径に接着剤を介して接合すると共に可動体2
7の底面と振動板7の傾斜部間にも接着剤49を介して
振動板7に接合されている。
【0071】この様な構成ではボイスコイルボビン9は
振動板7の中心孔から上方に長く突出させなければなら
ないので振動系の等価質量M1 は増加するので図6Eに
示す様に、ボイスコイル8の駆動力を増す為にマグネッ
ト1の内径内に第2のリング状のマグネット47と第2
のプレート48を設けて磁気空隙4内での磁束密度を上
げる様にするを可とする。この構成に於いても、スピー
カ振動板7の音放射時の作用力F1 の反作用力−F1
駆動される振動体26の作用力F2 の反作用力−F2
振動板7の反作用力−F1 を相殺或は減衰可能で、発泡
体で構成した可動体27は高域周波数をカットする効果
も生ずる。
【0072】図7A乃至図7Cは本発明のスピーカ装置
に用いる振動体取付説明図の他の構成を示すものであ
り、これらの各構成では振動体26はボイスコイルボビ
ン9の外径或は内径内に取り付けられている。
【0073】図7AのスピーカAではボイスコイルボビ
ン9を図5Eと同じ様に振動板7の中心孔より上方に長
く延設させ、ボイスコイルボビン9の上方の外径に嵌り
合うリング状の発泡合成樹脂の可動体27を接着剤を介
して接合し、反射器兼用のウエイト28aを略キャップ
状に構成してキャップ状の開口部を可動体27の外径部
に接合させる様に成したものである。
【0074】又、図7Bはボイスコイルボビン9の頂部
には通常のスピーカの様にキャップ38を有すると共
に、このキャップ38の下側にリング状のゴム等の弾性
部材から成る可動体27を介して、リング状の非磁性の
ウエイト28を接合した振動体26を接着した場合であ
る。
【0075】図7Cは略円盤状の通気性のある、例えば
発泡合成樹脂の可動体27の上に円盤状のウエイト28
を接着した振動体26をボイスコイルボビン9の上端内
径内に接着剤を介して接合し、キャップ38をボイスコ
イルボビン9の外径部に接着させた場合である。
【0076】上述の図7A乃至図7Cの構成に於いても
スピーカの反作用力−F1 を振動体26の反作用力−F
2 で相殺或は減衰可能であり、図7Cの構成ではボイス
コイルボビン9内の空洞共振が可動体27により減衰し
て音質の改善に役立つ効果を得ることも出来る。
【0077】図8は、スピーカA及びスピーカボックス
21の構成は図1と全く同様であり、振動体26もゴム
又は発泡性合成樹脂等の可動体27とウエイト28で構
成されていて、適当なスチフネスが付与された振動体2
6によって、スピーカAの振動板7の作用力F1 に対す
る反作用力−F1 を駆動源として励起される際の駆動力
2 の反作用−F2 でスピーカボックス21の前後方向
への揺動を防止するためにスピーカボックス21の背面
板31に振動体26が可動体27を下にして接着剤等で
固定されている。
【0078】尚、振動体26はスピーカAのヨーク3の
センタ位置(センタポール3aの中心位置)に振動体2
6のセンタが合う様にスピーカAの磁気回路と対向して
配設する様に成されている。
【0079】図9及び図10は本例の更に他のスピーカ
装置の側断面図を示すものであり、これらの場合はスピ
ーカボックス21の背面板31の外側に振動体26を接
合せた場合である。図9及び図10でスピーカA及びス
ピーカボックス21の構造は図8と全く同一の小型スピ
ーカ及び小容量のスピーカボックスを示す。
【0080】図9の場合は、背面板31の外側にスピー
カの磁気回路と対向する位置に振動体26を接合させた
もので振動体26の構成は図8と全く同一である。
【0081】図10の構成は振動体26をスピーカAの
磁気回路と対向する背面板31の外側に取り付けるが、
振動体26の構成は発泡性合成樹脂等の可動体27の形
状をリング状となし、略円盤状の合成樹脂盤或はアルミ
ニウム盤等のウエイト28を可動体27の内径の空洞部
を覆う様に接着剤を介して接合させたものである。
【0082】上述の図9及び図10の構成に於ける場合
も、スピーカAの作用力F1 の反作用力−F1 を励起力
として振動体26で生ずる作用力F2 の反作用力−F2
でスピーカAの反作用力−F1 を相殺或は減衰可能なス
ピーカ装置が得られる。
【0083】図9及び図10の構成でスピーカボックス
21を630ccと小型軽量にし、スピーカAの口径を
57mmφとして、これらスピーカAの最低共振周波数
0を変えずに図9の振動体26のウエイト28を変化
させた場合の音圧レベル−周波数特性曲線及びインピー
ダンス−周波数特性曲線を図11及び図12に示す。
【0084】図11は振動体26のウエイト28の等価
質量を5.3gとした場合の音圧レベル−周波数特性は
曲線32の様な成り最低共振周波数f0 =166Hzで
の共振鋭度Q=1.52であった。図11でインピーダ
ンス−周波数特性曲線33で34部分はスピーカAの共
振部分、35部分はダクト23の共振部分であり、これ
らの影響でスピーカAの最低共振周波数f0 の共振峰位
置36及びバスレフ効果によるダクト23の共振峰位置
37は低域側に遷移している。
【0085】図12は図9の構成と同一のスピーカAと
振動体26を用い、振動体26のウエイト28の等価質
量を1.3gに減少させた場合である。この場合はf0
=166HzでのQは1.53となった。
【0086】通常、口径57mmφのスピーカAを63
0ccの容積のスピーカボックス21に収納駆動した場
合のf0 =166HzでのQの値は1.39程度である
が、本例では振動体26を付加するのみで他にスピーカ
A及びスピーカボックス21を変更せずにQを1.39
から1.52乃至1.53と大とすることが可能となっ
た。
【0087】上述の様に一般にスピーカAのQは振動板
7の作用力F1 =M1 ・α1 で表されるので で表せる。ここでWE はスピーカAへの入力電圧、Bg
は磁気空隙4の磁束密度、Vv はボイスコイル8の有効
体積、δはボイスコイル8の材質の比抵抗である。
【0088】上述の(3)式から明らかな様にQを増加
させられることはスピーカA及びスピーカボックス21
の特性を変えずに小型スピーカでの低音域の音放射力F
1 =M1 ・α1 を増加させ、音放射力の増大につながる
ことになる。
【0089】図13は図10で示した構成の振動体26
をスピーカボックス21に外付けし、図9と同一構造の
スピーカAを内蔵させ、振動体26のウエイト28の等
価質量を4.25gとした場合の周波数特性曲線を示す
もので、この場合もf0 =166HzでのQは1.51
と従来の1.39に比べて大きくなっている。
【0090】上述の構成では振動体26をスピーカボッ
クス21の背面板31に固定させた場合を説明したが、
図14に示す様にバッフルボード22の内面或は外側に
取り付けたり、スピーカボックス21の上下左右板の内
外に取り付けても上述と同様の効果が得られることは明
らかで例えば図14の場合、バッフルボードは実際には
剛体でないのでスピーカAの反作用力−F1 で振動体2
6がF2 の作用力を生ずる様になる。
【0091】
【発明の効果】本発明のスピーカ装置によればスピーカ
の音放射の反作用力を磁気回路の振動板、振動系、スピ
ーカボックス等に配設した簡単な振動体の反作用力で相
殺或いは減衰させることが出来て、スピーカの音放射力
を通常より大きくすることが出来ると共に電気・振動ト
ランスデューサの様に駆動用のボイスコイルが不用な構
造によってスピーカの音放射の反作用力を支えることが
出来てスピーカボックスの揺動等も抑制可能なものを得
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカ装置の側断面図である。
【図2】本発明の他のスピーカの側断面図である。
【図3】本発明の更に他のスピーカの側断面図(I)で
ある。
【図4】本発明のスピーカ装置に用いる振動体取付説明
図(I)である。
【図5】本発明のスピーカ装置に用いるスピーカの正面
及び側断面図である。
【図6】本発明のスピーカ装置に用いる振動体取付け説
明図(II)である。
【図7】本発明のスピーカ装置に用いる振動体取付け説
明図(III )である。
【図8】本発明の更に他のスピーカ装置の側断面図(I
I)である。
【図9】本発明の更に他のスピーカ装置の側断面図(II
I)である。
【図10】本発明の更に他のスピーカ装置の側断面図
(IV)である。
【図11】本発明の音圧レベル−周波数及びインピーダ
ンス−周波数特性曲線図(I)である。
【図12】本発明の音圧レベル−周波数及びインピーダ
ンス−周波数特性曲線図(II)である。
【図13】本発明の音圧レベル−周波数及びインピーダ
ンス−周波数特性曲線図(III)である。
【図14】本発明の更に他のスピーカ装置の側断面図
(V)である。
【図15】従来のスピーカ装置の一部断面図である。
【符号の説明】
A‥‥スピーカ、B‥‥電気・振動トランスデューサ、
7‥‥振動板、20,28‥‥ウエイト、26‥‥振動
体、27‥‥発泡性合成樹脂可動体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカ又はスピーカボックスに発泡性
    合成樹脂又はゴム等の可動体とウエイトで構成した振動
    体を配設して成ることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 前記スピーカを構成する磁気回路の背面
    に前記振動体を配設させて成ることを特徴とする請求項
    1記載のスピーカ装置。
  3. 【請求項3】 前記スピーカを構成する磁気回路のセン
    タポール上又は該センタポールに穿った透孔内に前記振
    動体を配設させて成ることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のスピーカ装置。
  4. 【請求項4】 前記スピーカを構成する磁気回路のセン
    タポール外径とマグネット内径で囲繞される空間内の所
    定位置に前記振動体を配設させて成ることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3記載のいずれか1項記載のスピー
    カ装置。
  5. 【請求項5】 前記スピーカを構成する振動板に前記振
    動体を配設させて成ることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4記載のいずれか1項記載のスピーカ装置。
  6. 【請求項6】 前記スピーカを構成するボイスコイルボ
    ビンの外径又は内径内に前記振動体を配設させて成るこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5記載のいずれか1
    項記載のスピーカ装置。
  7. 【請求項7】 前記スピーカを構成する振動板又は/及
    びダンパの外周をフレームに保持するガスケットを前記
    振動体と成したことを特徴とする請求項1乃至請求項6
    記載のいずれか1項記載のスピーカ装置。
  8. 【請求項8】 前記スピーカボックスのバッフルボード
    内、又は該バッフルボードの背面板の内側或は外側に前
    記振動体を配設させて成ることを特徴とする請求項1乃
    至請求項7記載のいずれか1項記載のスピーカ装置。
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