JP2007093227A - 挟み込み検知装置 - Google Patents

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JP2007093227A
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Naoteru Kato
直輝 加藤
Masaru Hoshina
勝 星名
Hironori Koeda
裕典 小枝
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Abstract

【課題】
物体の挟み込みをより正確に検知できる挟み込み検知装置を提供すること。
【解決手段】
車両に形成された開口2を開閉すべく作動するスライドドア3と、スライドドア3の端部31に保持され、中空部51を有するプロテクタ5と、中空部51に収容され、作動中のスライドドア3がプロテクタ5を介して物体6と接触した場合にスライドドア3に対して変位する圧電センサ4とを備え、圧電センサ4の変位を物体6の挟み込みとして検知する挟み込み検知装置1において、中空部51に設けられ、中空部51における圧電センサ4の位置を弾性力により保持する保持部材7をさらに備える構成としたこと。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の開口を開閉すべく作動する開閉体に物体が接触したことを検知する挟み込み検知装置に関する。
公知の挟み込み検知装置として、後述の特許文献1に記載のものがある。この装置は、車両のボディ開口を開閉すべく作動するスライドドアと、スライドドアにおける作動方向の端部に保持され、中空部を有するプロテクタと、中空部に収容され、作動中のスライドドアがプロテクタを介して物体と接触した場合にスライドドアに対して変位する圧電センサとを備え、圧電センサの変位を物体の挟み込みとして検知するものである。圧電センサを収容するプロテクタは、ゴム・エラストマー等で形成される。
特開2005−114395号公報
上述の装置においては、製造に係る要件から、中空部の寸法には公差を設ける必要がある。この構造においては、中空部に収容された圧電センサと中空部との間に隙間が形成されてしまうので、スライドドアがプロテクタを介して物体と接触しなくても、車両の振動等によって圧電センサが隙間の範囲内で変位し得る。このため、車両の振動等が「物体の挟み込み」として誤って検知される可能性があった。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、物体の挟み込みをより正確に検知できる挟み込み検知装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にて講じた技術的手段は、請求項1に記載の様に、車両に形成された開口を開閉すべく作動する開閉体と、該開閉体における作動方向の端部に保持され、中空部を有する可撓部材と、前記中空部に収容され、作動中の前記開閉体が前記可撓部材を介して物体と接触した場合に前記開閉体に対して変位する圧電センサと、を備え、前記圧電センサの変位を前記物体の挟み込みとして検知する挟み込み検知装置において、前記中空部に設けられ、該中空部における前記圧電センサの位置を弾性力により保持する弾性部材をさらに備える構成としたことである。
好ましくは、請求項2に記載の様に、前記可撓部材には、前記物体と接触し弾性変形する一側と前記開閉体に保持される他側とが設けられ、前記圧電センサは、前記一側に隣接し、前記弾性部材とは干渉位置関係にあると良い。
好ましくは、請求項3に記載の様に、前記圧電センサは、前記一側と面で接触すると良い。
本発明によれば、中空部における圧電センサの位置が、弾性部材の弾性力によって保持される。この構造によれば、開閉体が可撓部材を介して物体に接触しない限り、圧電センサは開閉体に対して変位することがない。このため、車両の振動等によって圧電センサが変位することがなく、物体の挟み込みがより正確に検知される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
図1は、本発明に係る挟み込み検知装置1の概略的な斜視図である。車両には、乗員が出入りするための開口2が形成されている。スライドドア3(開閉体)は、開口3を開閉すべく、図示しない駆動機構の駆動力により、前後方向に作動する。スライドドア3における前後方向の端部31には、圧電センサ4を収容したプロテクタ5が保持されている。
図2は、図1におけるII−II線に沿う断面図である。スライドドア3は、外板32と内板33とから形成されている。外板32の端部は、内板33の端部と重ね合わされ、フランジ部34を形成している。フランジ部34は、プロテクタ5を保持している。プロテクタ5は、EPDM、シリコンゴム、エラストマー等(ゴム系の発泡材)で形成されている。プロテクタ5には、中空部51が設けられている。中空部51には、圧電センサ4が収容されている。圧電センサ4は、作動中のスライドドア3がプロテクタ5を介して物体に接触した場合に、スライドドア3に対して変位する。挟み込み検知装置1は、圧電センサ4の変位を「物体の挟み込み」として検知する。圧電センサ4またはプロテクタ5を所定の形状の部材で圧縮した際の単位変位当たりの圧縮荷重を圧縮率として定義すれば、プロテクタ5の圧縮率は、圧電センサ4の圧縮率よりも小さく設定されている。
図3は、圧電センサ4を収容するプロテクタ5の構造を示す図である。プロテクタ5の後部52(他側)は、スライドドア3のフランジ部34に保持されている。プロテクタ5の前部53(一側)は、物体6と接触した場合に弾性変形する。中空部51は、プロテクタの前部53に隣接して形成されている。中空部51には、保持部材7(弾性部材)が設けられている。保持部材7は、ゴム系の発泡材から形成されている。保持部材7の発泡率は、プロテクタ5の発泡率よりも大きく、保持部材7は、プロテクタ5よりも変形しやすい(やわらかい)。保持部材7は、弾性変形した状態で中空部51に設けられ、圧電センサ4に圧接している(図中点線は、弾性変形前の形状)。つまり、圧電センサ4は、保持部材7と干渉位置関係にある。これにより、中空部51における圧電センサ4の位置が、保持部材7の弾性力により保持される。なお、保持部材7としては、図4に示す様な構造も適用可能である。
圧電センサ4は、中空部51において、前部53に隣接するように配置されている。これにより、スライドドア3がプロテクタ5を介して物体6に接触した場合に、圧電センサ4がスライドドア3に対してより変位しやすく、検知の精度が向上する。さらに、圧電センサ4は、プロテクタ5の前部53と曲面54で接触している(面接触)。これにより、圧電センサ4のプロテクタ5に対する接触部位が増え、中空部51における圧電センサ4の位置がより確実に保持される。
以上説明した様に、本発明に係る挟み込み検知装置1によれば、中空部51における圧電センサ4の位置が、保持部材7の弾性力によって保持される。この構造によれば、スライドドア3がプロテクタ5を介して物体6に接触しない限り、圧電センサ4はスライドドア3に対して変位することがない。このため、車両の振動等によって圧電センサ4が変位することがなく、物体6の挟み込みがより正確に検知される。
本発明に係る挟み込み検知装置1の概略的な斜視図。 図1におけるII−II線に沿う断面図。 圧電センサ4を収容するプロテクタ5の構造を示す図。 保持部材7の他の実施形態を示す図。
符号の説明
1 挟み込み検知装置
2 開口
3 スライドドア(開閉体)
4 圧電センサ
5 プロテクタ(可撓部材)
6 物体
7 保持部材(弾性部材)
31 端部
51 中空部
52 後部(他側)
53 前部(一側)
54 曲面(面)

Claims (3)

  1. 車両に形成された開口を開閉すべく作動する開閉体と、
    該開閉体における作動方向の端部に保持され、中空部を有する可撓部材と、
    前記中空部に収容され、作動中の前記開閉体が前記可撓部材を介して物体と接触した場合に前記開閉体に対して変位する圧電センサと、
    を備え、
    前記圧電センサの変位を前記物体の挟み込みとして検知する挟み込み検知装置において、
    前記中空部に設けられ、該中空部における前記圧電センサの位置を弾性力により保持する弾性部材をさらに備えることを特徴とする挟み込み検知装置。
  2. 前記可撓部材には、前記物体と接触し弾性変形する一側と前記開閉体に保持される他側とが設けられ、
    前記圧電センサは、前記一側に隣接し、前記弾性部材とは干渉位置関係にあることを特徴とする請求項1に記載の挟み込み検知装置。
  3. 前記圧電センサは、前記一側と面で接触することを特徴とする請求項2に記載の挟み込み検知装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302837A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Aisin Seiki Co Ltd 車両用タッチセンサ装置
JP2009269445A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Mazda Motor Corp 車両のスライドドア構造
JP2013147195A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Railway Technical Research Institute 戸挟み検出装置
JP2013159215A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Railway Technical Research Institute 戸挟み検出装置

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