JP2007081768A - マルチメディア装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】キーワードに該当する情報が複数あった場合、自動的に最も情報量の多い情報を映像及び/または音声として出力することができるマルチメディア装置を提供する。
【解決手段】CPU11は、マイク14、音声認識部15によって抽出されたキーワードに基づいてメモリ12に記憶されているテレビ放送、ラジオ放送、データ放送の番組内容の情報を検索することにより、その時間にキーワードに該当する番組があるか否かを判定し、複数の番組がキーワードに合致した場合には、テレビ放送、ラジオ放送、データ放送の順に放送する。また、キーワードに該当する番組がなかった場合には、インターネット接続装置17によりインターネット情報や無線LAN7を介して地域情報を検索し、キーワードに該当するインターネット情報等を表示する。
【選択図】図1
【解決手段】CPU11は、マイク14、音声認識部15によって抽出されたキーワードに基づいてメモリ12に記憶されているテレビ放送、ラジオ放送、データ放送の番組内容の情報を検索することにより、その時間にキーワードに該当する番組があるか否かを判定し、複数の番組がキーワードに合致した場合には、テレビ放送、ラジオ放送、データ放送の順に放送する。また、キーワードに該当する番組がなかった場合には、インターネット接続装置17によりインターネット情報や無線LAN7を介して地域情報を検索し、キーワードに該当するインターネット情報等を表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、テレビ放送、ラジオ放送、データ放送、インターネット情報、地域情報等の複数のメディアからの情報を映像及び音声として出力するマルチメディア装置に関する。
最近、地上送信波による放送に加え、放送衛星、通信衛星、CATVによる放送、さらにはインターネット通信画像を受信する機能など、テレビジョン受像機が受信し映像及び音声として再生出力する放送、ソースは多岐に渡り拡大してきており、所望の番組を受信しようとしたり、将来放送される番組の受信予約を行う場合、番組を選択することが困難になりつつあるので、番組の選択操作を容易かつ高機能にする目的で、電子番組ガイド(EPG、Electronic Program Guide)が実用化されている。
この電子番組ガイドは、番組のタイトル、放送チャネル、放送開始・終了時刻、出演者、番組の分類、番組の概要(あらすじ)、番組を特徴づけるキーワード、番組の一場面の静止画データ、番組の一部分の音声データ、スポンサー名などの、番組に関する電子的なデータをユーザが入手し番組の選択に用いるものである。
一方、最近のデジタル放送受信システムでは、デジタル圧縮技術を用いて映像・音声信号を圧縮するとともに、複数番組の映像・音声デジタル信号を時分割多重したストリーム(トランスポートストリーム)をトランスポンダ(衛星中継器)を経由して放送を行っている。また、このようなデジタル放送を受信する放送受信装置は、アンテナを通して受け取ったデジタル放送の複数のトランスポンダの中から一つをチューナによって選択し、この一つのトランスポンダに含まれる複数のチャンネルのうち一つをデマルチプレクス処理によって選択し、この選択したチャンネルのデジタル信号をデコードすることによって映像・音声信号を出力するようになっている。
このようなデジタルテレビ放送でも、映像や音声を放送することに加え、サービス情報(番組名、番組内容、番組開始・終了時刻、番組ジャンルコード等)も送信しており、受信機側では、OSD(オンスクリーンディスプレイ)機能を用い、EPG表示を行うことで、多チャンネル放送の中からユーザが望む番組を選択することができるようになっている。また、番組ジャンルコードを用い、ユーザが指定したジャンルのコードを持つ番組を抽出し、検索結果を画面表示する機能も備えられている。
上記のように、デジタルテレビ放送受信機では、画面上に表示された番組表、メニューから、番組を選択することができるが、ユーザが希望する番組を見つけ出すためには、いくつものステップをたどらざるを得ない。
例えば、プロ野球の阪神戦を見たい場合には、まず、ジャンル検索機能を使用するための検索画面を表示させ、その検索画面上でスポーツを選択し、数多いスポーツジャンルの中から「プロ野球」を選択した後、検索結果から、阪神戦を探すことになる。
例えば、プロ野球の阪神戦を見たい場合には、まず、ジャンル検索機能を使用するための検索画面を表示させ、その検索画面上でスポーツを選択し、数多いスポーツジャンルの中から「プロ野球」を選択した後、検索結果から、阪神戦を探すことになる。
これを解消するため、選択したい番組を特定するための単語、例えば、「野球中継、阪神」をユーザに音声入力させ、入力された音声に対して音声認識処理を行ってキーワードを抽出し、抽出したキーワードに基づいて番組案内情報を検索することにより、自動的に所望の番組を選択できるようにしたデジタルテレビ放送受信機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−309257号公報
ところで、車載用マルチメディア装置のように、テレビ、ラジオ、インターネット等複数のメディアが受信できる端末装置では、例えば、野球中継など、あるエリアではテレビで放送しているが、他のエリアではテレビで放送しておらず、ラジオのみ放送している番組があり、利用者が期待する情報を取得するために、一つ一つのメディアにおいて、全ての番組を視聴し、そこから利用者が期待する情報であるかどうかを判断する作業が必要となる。しかも、そのメディアにおいて利用者が期待する情報がない場合は、別のメディアにて同様の作業を行わなければならない。
一方、上記のようにキーワードにより番組案内情報を検索して所望の番組を選択することも可能であるが、全てのメディアで同じキーワードに該当する番組が放送されている場合、ユーザは最も情報量の多い動画(テレビ放送)、次に情報量の多い音声(ラジオ放送)、最後に文字による情報(データ放送、インターネット情報)の順で視聴したいというニーズがあるが、そのためには、まず、ユーザがメディアの指定を行い、指定したメディア毎に番組検索を行わなければならず、手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、キーワードに該当する情報が複数あった場合、自動的に最も情報量の多い情報を映像及び/または音声として出力することができるマルチメディア装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係るマルチメディア装置(1)は、
複数のメディアからの情報を選択する制御手段を備えたマルチメディア装置において、
上記制御手段が、入力されたキーワードに該当する情報を検索し、情報量の多い順にメディアを選択して対応する情報を出力することを特徴とする。
複数のメディアからの情報を選択する制御手段を備えたマルチメディア装置において、
上記制御手段が、入力されたキーワードに該当する情報を検索し、情報量の多い順にメディアを選択して対応する情報を出力することを特徴とする。
また、本発明に係るマルチメディア装置(2)は、マルチメディア装置(1)において、
選択された情報の出力が終了した場合、上記制御手段が、次に情報量の多いメディアを選択して情報を出力することを特徴とし、
本発明に係るマルチメディア装置(3)は、マルチメディア装置(1)において、
キーワードに該当する情報がない場合、上記制御手段が、該当する情報がない旨を報知することを特徴とする。
選択された情報の出力が終了した場合、上記制御手段が、次に情報量の多いメディアを選択して情報を出力することを特徴とし、
本発明に係るマルチメディア装置(3)は、マルチメディア装置(1)において、
キーワードに該当する情報がない場合、上記制御手段が、該当する情報がない旨を報知することを特徴とする。
なお、マルチメディア装置(1)〜(3)のいずれかにおいて、音声入力手段と音声解析手段とを備え、上記音声解析手段が上記音声入力手段に入力された音声からキーワードを抽出するようにするのも好適である。
さらに、本発明に係るマルチメディア装置(4)は、マルチメディア装置(1)〜(3)のいずれかにおいて、
上記複数のメディアにテレビ放送、ラジオ放送、データ放送、インターネット情報、地域情報のうち少なくとも2以上が含まれ、
上記制御手段が、テレビ放送、ラジオ放送、あるいは、データ放送の番組の内容を表すデータを一定時間間隔で取り込んでメモリに蓄積することを特徴とする。
なお、上記制御手段が、キーワードが入力された時点で上記キーワードを用いてインターネット情報、または地域情報の検索を行うことが好ましい。
上記複数のメディアにテレビ放送、ラジオ放送、データ放送、インターネット情報、地域情報のうち少なくとも2以上が含まれ、
上記制御手段が、テレビ放送、ラジオ放送、あるいは、データ放送の番組の内容を表すデータを一定時間間隔で取り込んでメモリに蓄積することを特徴とする。
なお、上記制御手段が、キーワードが入力された時点で上記キーワードを用いてインターネット情報、または地域情報の検索を行うことが好ましい。
また、本発明に係るマルチメディア装置(5)は、マルチメディア装置(4)において、
上記制御手段が、入力されたキーワードの履歴に基づいて入力頻度の高いキーワードに該当するインターネット情報または地域情報を常時取り込み、メモリに蓄積することを特徴とし、
本発明に係るマルチメディア装置(6)は、マルチメディア装置(1)〜(5)のいずれかにおいて、
上記制御手段が、情報量の多い順にメディアを選択するに代えて、リアルタイム性の高い順にメディアを選択することを特徴とする。
上記制御手段が、入力されたキーワードの履歴に基づいて入力頻度の高いキーワードに該当するインターネット情報または地域情報を常時取り込み、メモリに蓄積することを特徴とし、
本発明に係るマルチメディア装置(6)は、マルチメディア装置(1)〜(5)のいずれかにおいて、
上記制御手段が、情報量の多い順にメディアを選択するに代えて、リアルタイム性の高い順にメディアを選択することを特徴とする。
さらに、本発明に係るマルチメディア装置(7)は、
複数のメディアからの情報を選択する制御手段を備えたマルチメディア装置において、
上記制御手段が、入力されたキーワードに該当する情報を検索し、設定されたメディアの出力優先順位の順にメディアを選択して対応する情報を出力することを特徴とする。
複数のメディアからの情報を選択する制御手段を備えたマルチメディア装置において、
上記制御手段が、入力されたキーワードに該当する情報を検索し、設定されたメディアの出力優先順位の順にメディアを選択して対応する情報を出力することを特徴とする。
本発明に係るマルチメディア装置(1)、(2)によれば、入力されたキーワードに基づいて情報を検索し、複数のメディアの情報が検索された場合、情報量の多い順にメディアが選択されて情報が出力されるので、自動的に最も情報量の多い情報を画像及び/または音声として出力することができ、メディアソースの切替作業及びメディア毎の番組検索作業を不要とすることができる。
また、本発明に係るマルチメディア装置(3)によれば、キーワードに該当する情報がない場合、該当する情報がないことがユーザに通知されるので、検索実行結果を明確に知ることが可能となる。
なお、音声解析手段が音声入力手段に入力された音声からキーワードを抽出するようにすれば、ユーザは音声のみで操作することができる。
なお、音声解析手段が音声入力手段に入力された音声からキーワードを抽出するようにすれば、ユーザは音声のみで操作することができる。
さらに、本発明に係るマルチメディア装置(4)によれば、テレビ放送、ラジオ放送、あるいは、データ放送の番組の内容を表すデータが一定時間間隔で取り込まれてメモリに蓄積されるので、常に放送中番組の概要把握が可能となる。
また、本発明に係るマルチメディア装置(5)によれば、入力されたキーワードの履歴に基づいて入力頻度の高いキーワードに該当するインターネット情報または地域情報が常時取り込まれてメモリに蓄積されるので、キーワード入力後のレスポンスを向上させることができる。
また、本発明に係るマルチメディア装置(5)によれば、入力されたキーワードの履歴に基づいて入力頻度の高いキーワードに該当するインターネット情報または地域情報が常時取り込まれてメモリに蓄積されるので、キーワード入力後のレスポンスを向上させることができる。
さらに、本発明に係るマルチメディア装置(6)によれば、入力されたキーワードに基づいて情報を検索し、複数のメディアの情報が検索された場合、リアルタイム性の高い順にメディアが選択されて情報が出力されるので、自動的にリアルタイム性の高い情報を出力することができる。
また、本発明に係るマルチメディア装置(7)によれば、入力されたキーワードに基づいて情報を検索し、複数のメディアの情報が検索された場合、設定されたメディアの出力優先順位の順にメディアが選択されて情報が出力されるので、ユーザが最も希望するメディアの情報を出力することが可能となる。
また、本発明に係るマルチメディア装置(7)によれば、入力されたキーワードに基づいて情報を検索し、複数のメディアの情報が検索された場合、設定されたメディアの出力優先順位の順にメディアが選択されて情報が出力されるので、ユーザが最も希望するメディアの情報を出力することが可能となる。
以下、本発明のマルチメディア装置を車載用マルチメディア装置に適用した実施例について、図1のブロック図を用いて説明する。
図1に示すように、このマルチメディア装置は、情報処理部1、TV受信部2、ラジオ受信部3、画像・音声出力部4により構成されている。
情報処理部1は、CPU11、メモリ12、操作部13、マイク14、音声認識部15、OSD表示回路16、インターネット接続装置17、映像処理回路18、音声処理回路19から構成されている。
図1に示すように、このマルチメディア装置は、情報処理部1、TV受信部2、ラジオ受信部3、画像・音声出力部4により構成されている。
情報処理部1は、CPU11、メモリ12、操作部13、マイク14、音声認識部15、OSD表示回路16、インターネット接続装置17、映像処理回路18、音声処理回路19から構成されている。
CPU11はマルチメディア装置のハードウェア各部を制御するとともに、メモリ12に記憶されている受信プログラムや検索プログラム等のプログラムを実行し、メモリ12は上記のプログラムやTV受信部2から入力されるテレビ放送やラジオ放送、あるいはデータ放送の番組情報(番組名、番組内容、番組開始・終了時刻、番組ジャンルコード等)を記憶する。
また、操作部13はリモコンキ−などであり、マルチメディア装置のオン、オフ制御やテレビやラジオのチャンネル選局、あるいは検索すべきキーワード等を入力するためのものである。
また、操作部13はリモコンキ−などであり、マルチメディア装置のオン、オフ制御やテレビやラジオのチャンネル選局、あるいは検索すべきキーワード等を入力するためのものである。
音声認識部15はマイク14から入力される音声の認識処理を行ってキーワードを抽出し、OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示回路16はCPU11から出力指示された文字情報や図形情報に基づくビットマップデータを出力する。このOSD表示回路16によりCPU11が受け取ったサービス情報に基づく電子番組ガイド(EPG)やキーワード検索画面等が作成される。
また、インターネット接続装置17はインターネット網5を介してウェブ情報集サーバ6に接続して情報を検索したり、検索出力されたホームページ等に接続して動画像、静止画像、あるいはテキストデータ等を収集するとともに、無線LAN7等を介して特定の発信地からの地域情報も取得することができる。
映像処理回路18はCPU11からのインターネット情報に含まれる映像信号を処理し、音声処理回路19はCPU11からのインターネット情報に含まれる音声信号を処理したり、テキストデータを音声に変換する処理を行う。
映像処理回路18はCPU11からのインターネット情報に含まれる映像信号を処理し、音声処理回路19はCPU11からのインターネット情報に含まれる音声信号を処理したり、テキストデータを音声に変換する処理を行う。
そして、CPU11は、マイク14または操作部13から入力されたキーワードを順次メモリ12に記憶し、その中から入力頻度の高いキーワードに基づいてインターネット接続装置17によりインターネット情報や地域情報を常時検索し、該当するホームページ等の情報をメモリ12に蓄積し、そのキーワードが再度選択された場合には、メモリ12に蓄積された情報を出力する。
一方、TV受信部2はデジタルテレビ放送を受信するもので、TVアンテナ21、TVチューナ22、DEMUX23、AVデコーダ24、映像処理回路25及び音声処理回路26よりなり、TVアンテナ21は車両外部に設置され、例えば、BS衛星から送られてくるデジタル放送信号を受信する。このTVアンテナ21は、一般に周波数変換器を備え、受信/周波数変換した信号をTVチューナ22に入力する。
TVチューナ22は、受信した高周波デジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出す処理、すなわち、デジタル放送の複数のトランスポンダのなかから一つを選択する処理を行う。また、TVチューナ22は、復調回路、逆インターリーブ回路、誤り訂正回路などを備えることにより、選択したデジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する。
デマルチプレクサ(DEMUX)23は、TVチューナ22から受け取ったトランスポート・ストリームをMPEG2のビデオトランスポートパケット、オーディオトランスポートパケット、及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)に分離し、ビデオトランスポートパケット、オーディオトランスポートパケットをAVデコーダ24に供給し、PSI/SIをCPU11に供給する。
CPU11はこのPSI/SIからテレビ放送、ラジオ放送やデータ放送の番組情報を抽出してメモリ12に記憶する。
CPU11はこのPSI/SIからテレビ放送、ラジオ放送やデータ放送の番組情報を抽出してメモリ12に記憶する。
なお、トランスポート・ストリームには複数のチャンネルが多重化されており、この中から任意のチャンネルを選択するための処理は、PSI/SIから任意のチャンネルがトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているかといったデータを取り出すことで可能となる。また、トランスポート・ストリームの選定(トランスポンダの選定)もPSI/SIの情報に基づいて行うことができる。
AVデコーダ24は、ビデオトランスポートパケットに対してデコードを行うビデオデコーダ、及びオーディオトランスポートパケットに対してデコードを行うオーディオデコーダを備え、復号した映像データを映像処理回路25に出力し、復号した音声データを音声処理回路26に出力する。
映像処理回路25はAVデコーダ24から映像データを受け取り、D/A変換を行って、例えば、NTSCフォーマットのコンポジット信号に変換する。音声処理回路26はAVデコーダ24から出力された音声データを受け取り、D/A変換を行い、左右(L、R)音のアナログ信号を生成する。
映像処理回路25はAVデコーダ24から映像データを受け取り、D/A変換を行って、例えば、NTSCフォーマットのコンポジット信号に変換する。音声処理回路26はAVデコーダ24から出力された音声データを受け取り、D/A変換を行い、左右(L、R)音のアナログ信号を生成する。
また、ラジオ受信部3は、ラジオアンテナ31とラジオチューナ32よりなり、ラジオアンテナ31は車両外部に設置されてラジオ放送信号を受信し、ラジオチューナ32はラジオアンテナ31に受信された信号の中からCPU11により指示されたラジオ局の番組を選択して出力する。
さらに、画像・音声出力部4は、加算回路41、42、映像出力回路43、音声出力回路44、ディスプレイ45及びスピーカ46よりなり、加算回路41はTV受信部2の映像処理回路25からの映像信号と情報処理部1のOSD表示回路16及び映像処理回路18からの映像信号を加算して映像出力回路43に出力し、加算回路42はTV受信部2の音声処理回路26からの音声信号とラジオ受信部3からの音声信号及び情報処理部1の音声処理回路19からの音声信号を加算して音声出力回路44に出力する。映像出力回路43、音声出力回路44は出力抵抗や増幅器等を備えており、入力された映像信号、音声信号をそれぞれディスプレイ45、スピーカ46に出力する。
このマルチメディア装置では、操作部13によりメモリ12に記憶された電子番組表の表示を選択し、ディスプレイ45に表示された番組表の中から所望の番組を選択することにより、CPU11がAVデコーダ24またはラジオチューナ32を制御し、ユーザが指定した番組の情報がディスプレイ45、スピーカ46より出力される。
なお、情報の多い情報は単位時間当りの情報量の多い情報で、動画、音声、静止画、文字の順で情報量が多く、また、リアルタイムに映像が提供されるテレビ放送、リアルタイムに音声が提供されるラジオ放送等は情報量が多く、蓄積した画像、音声、文字情報を提供する文字放送等は情報量が少ない。
なお、情報の多い情報は単位時間当りの情報量の多い情報で、動画、音声、静止画、文字の順で情報量が多く、また、リアルタイムに映像が提供されるテレビ放送、リアルタイムに音声が提供されるラジオ放送等は情報量が多く、蓄積した画像、音声、文字情報を提供する文字放送等は情報量が少ない。
一方、このマルチメディア装置では、入力されたキーワードに基づいて情報を検索して自動的に最も情報量の多い情報を画像及び/または音声として出力することができる。以下、マイク14からキーワードを入力して情報検索を行う場合の作用について、図2のフローチャートにより説明する。
なお、このとき、TV受信部2から入力されるテレビ放送やラジオ放送あるいはデータ放送の番組情報が既にメモリ12に記憶されているとともに、このメモリ12には、過去に入力されたキーワードのうち、入力頻度の高いキーワードに関するインターネット情報や地域情報が一定時間間隔で取得されて蓄積されているものとする。
なお、このとき、TV受信部2から入力されるテレビ放送やラジオ放送あるいはデータ放送の番組情報が既にメモリ12に記憶されているとともに、このメモリ12には、過去に入力されたキーワードのうち、入力頻度の高いキーワードに関するインターネット情報や地域情報が一定時間間隔で取得されて蓄積されているものとする。
ユーザが操作部13により、例えば、音声キーワード検索のボタンを押下すると、CPU11は、図2のフローチャートに示すキーワード検索のプログラムの実行を開始し、音声認識部15にマイク14から入力される音声の音声認識の実行を指示する(ステップ101)。これにより、マイク14に音声入力があった場合、マイク14に入力された音声が音声認識部15によって音声認識処理され、音声認識結果であるキーワード、例えば、「野球中継、阪神」が音声認識部15からCPU11に入力され、検索キーワードとしてメモリ12に記憶される。
音声認識部15に音声認識の実行を指示した後、CPU11は、音声認識結果であるキーワードが音声認識部15から入力されたか否かを判定しており(ステップ102)、キーワードが音声認識部15から入力されたと判定すると、入力されたキーワードによりメモリ12に記憶されているTV放送の番組内容の情報を検索することにより、その時間にキーワードに該当するTV放送番組があるか否かを判定する(ステップ103)。
キーワードに該当するTV番組があると判定した場合、CPU11は、該当番組の情報をAVデコーダ24に入力し、キーワードに該当する放送のチャンネルを選択する(ステップ104)。
キーワードに該当するTV番組があると判定した場合、CPU11は、該当番組の情報をAVデコーダ24に入力し、キーワードに該当する放送のチャンネルを選択する(ステップ104)。
すなわち、AVデコーダ24は、選択されたチャンネルのビデオトランスポートパケット、オーディオトランスポートパケットを復号して映像データ、音声データを映像処理回路25、音声処理回路26に出力し、映像処理回路25、音声処理回路26は映像データ、音声データをD/A変換して、映像出力回路43、音声出力回路44を介してディスプレイ45及びスピーカ46に出力することにより、選択されたチャンネルの番組を放送する。
一方、ステップ103でその時間にキーワードに該当するTV放送がないと判定した場合、CPU11は入力されたキーワードによりメモリ12に記憶されているラジオ放送の番組内容の情報を検索することにより、その時間にキーワードに該当するラジオ放送番組があるか否かを判定し(ステップ105)、該当するラジオ番組があると判定した場合、該当番組の情報をラジオチューナ32に入力し、キーワードに該当するラジオ放送を選択する(ステップ104)。
すなわち、ラジオチューナ32は、ラジオアンテナ31に受信された信号の中から指示されたラジオ局の番組を選択して音声出力回路44に出力し、選択されたラジオ局の放送がスピーカ46から流れる。
すなわち、ラジオチューナ32は、ラジオアンテナ31に受信された信号の中から指示されたラジオ局の番組を選択して音声出力回路44に出力し、選択されたラジオ局の放送がスピーカ46から流れる。
また、ステップ105でキーワードに該当するラジオ放送番組がないと判定した場合、CPU11は、入力されたキーワードによりメモリ12に記憶されているデータ放送の番組内容の情報を検索することにより、その時間にキーワードに該当するデータ放送があるか否かを判定する(ステップ106)。
キーワードに該当するデータ放送があると判定した場合、CPU11は、該当番組の情報をAVデコーダ24に入力し、キーワードに該当するデータ放送のチャンネルを選択する(ステップ104)。
すなわち、AVデコーダ24は、選択されたデータ放送のトランスポートパケットを復号して映像データを映像処理回路25に出力し、映像処理回路25は映像データをD/A変換して、映像出力回路43を介してディスプレイ45に出力することにより、データ放送を表示する。
すなわち、AVデコーダ24は、選択されたデータ放送のトランスポートパケットを復号して映像データを映像処理回路25に出力し、映像処理回路25は映像データをD/A変換して、映像出力回路43を介してディスプレイ45に出力することにより、データ放送を表示する。
TV番組、ラジオ番組またはデータ放送を選択した後、CPU11は選択した番組の放送が終了したか否かを判定しており(ステップ107)、選択した番組の放送が終了したと判定すると、ステップ103に戻って再びキーワードに該当するTV番組があるか否かを判定する。
したがって、例えば、TVの野球中継が終了した場合には、その次に情報量の多いラジオの野球中継を自動的に選択することができる。
したがって、例えば、TVの野球中継が終了した場合には、その次に情報量の多いラジオの野球中継を自動的に選択することができる。
また、ステップ106でその時間にキーワードに該当するデータ放送がないと判定した場合、CPU11はメモリ12に記憶されているインターネット情報や地域情報を入力されたキーワードで検索し、該当するインターネット情報や地域情報があるか否かを判定し(ステップ108)、該当するインターネット情報や地域情報があると判定した場合、メモリ12に蓄積された該当情報、例えば、動画像や静止画像、あるいはテキストデータを出力する(ステップ109)。
なお、選択されたインターネット情報や地域情報が動画像の場合、映像信号、音声信号がそれぞれ映像処理回路18、音声処理回路19を介して映像出力回路43、音声出力回路44に入力されて動画像が表示される。また、選択されたインターネット情報が静止画像の場合、静止画像の情報がOSD表示回路16に入力されてビットマップデータに変換され、映像出力回路43を介してディスプレイ45に表示される。さらに、選択されたインターネット情報がテキストデータの場合には、テキストデータがOSD表示回路16を介してディスプレイ45に表示される。
また、テキストデータの場合、ディスプレイ45に表示する代わりに、音声処理回路19により音声に変換し、音声出力回路44を介してスピーカ46から出力するようにすることも可能である。
また、テキストデータの場合、ディスプレイ45に表示する代わりに、音声処理回路19により音声に変換し、音声出力回路44を介してスピーカ46から出力するようにすることも可能である。
一方、ステップ108でキーワードに該当するインターネット情報や地域情報がメモリ12に記憶されていないと判定した場合、CPU11は、メモリ12に格納した検索キーワードのテキストデータを読み出し、インターネット接続装置17によりインターネット網5を介して、例えば、ウェブ情報収集サーバ6に送信したり、無線LAN7を介して地域情報提供施設に送信することにより、入力されたキーワードで情報検索を行う(ステップ110)。
キーワードを送信した後、CPU11は、キーワードに該当するインターネット情報や地域情報があったか否かを判定し(ステップ111)、キーワードに該当する情報がなかったと判定した場合、ディスプレイ45に該当する放送またはインターネット情報等がない旨を表示する(ステップ112)。
なお、ディスプレイ45に該当する放送またはインターネット情報等がない旨を表示する代わりに、スピーカ46から音声により該当する放送またはインターネット情報等がない旨を告げるようにしてもよい。
なお、ディスプレイ45に該当する放送またはインターネット情報等がない旨を表示する代わりに、スピーカ46から音声により該当する放送またはインターネット情報等がない旨を告げるようにしてもよい。
そして、ステップ111でキーワードに該当するインターネット情報または地域情報があったと判定した場合には、CPU11はインターネット接続装置17によりインターネット網5や無線LAN7を介して該当するホームページまたは地域情報提供施設に接続し、必要な情報を取り込んでメモリ12に記憶し、上記と同様にしてインターネット情報等を表示する。
以上のように、入力されたキーワードに基づいて情報を検索し、複数のメディアの情報が検索された場合、情報量の多い順にメディアが選択されて情報が出力されるので、自動的に最も情報量の多い情報を画像及び/または音声として出力することができ、また、キーワードに該当する情報がない場合、該当する情報がないことがユーザに通知されるので、検索実行結果を明確に知ることができる。
つまり、比較的多くのユーザは、同じ内容の番組がある場合、情報量の多い番組を好む。これはより多くの詳細な情報が得られる点(動画等により、より楽しめる)と、必要としない情報は自ら無視すれば良いからであると考えられる。例えば、野球中継の場合、多くのユーザの場合、まずテレビ放送で中継していないかを探し、次にテレビ放送が無ければラジオ放送を探す。それでも無ければ、静止画等を得られるインターネット、文字情報が得られるデータ放送を探すことが多い。
なお、この処理では、情報量の多いメディア順に情報の有無を判断して情報量の多い順にメディアを選択するようにしたが、メモリに選択するメディアの優先順位をユーザの設定操作に基づき記憶しておき、その順にメディアを選択するようにすることも可能である。
この場合には、キーワードに該当する情報の内ユーザが最も希望するメディアの情報が出力されることになる。
つまり、比較的多くのユーザは、同じ内容の番組がある場合、リアルタイム性の高い番組を好む。これは通常、人はより早く情報を知りたいという点から生じると考えられる。例えば、野球等のスポーツ中継の場合、あるいは事件等の映像の場合、多くのユーザの場合、録画放送よりも生放送を好む。
この場合には、キーワードに該当する情報の内ユーザが最も希望するメディアの情報が出力されることになる。
つまり、比較的多くのユーザは、同じ内容の番組がある場合、リアルタイム性の高い番組を好む。これは通常、人はより早く情報を知りたいという点から生じると考えられる。例えば、野球等のスポーツ中継の場合、あるいは事件等の映像の場合、多くのユーザの場合、録画放送よりも生放送を好む。
また、上記の実施例では、本発明のマルチメディア装置を車載用のマルチメディア装置に適用した実施例について説明したが、本発明のマルチメディア装置は車載以外のマルチメディア装置にも適用することが可能である。
さらに、上記の実施例では、マイクと音声認識部を利用してキーワードを入力したが、ディスプレイにキーワード入力画面を表示し、操作部によりキーワードを入力することもできる。
さらに、上記の実施例では、マイクと音声認識部を利用してキーワードを入力したが、ディスプレイにキーワード入力画面を表示し、操作部によりキーワードを入力することもできる。
また、上記の実施例では、テレビ受信装置としてデジタルテレビ放送の受信装置について説明したが、テレビ受信装置としては、通常のアナログ放送の受信装置を使用することも可能であり、また、上記の実施例では、番組情報をデジタルテレビ放送受信機から取得したが、アナログテレビ放送受信機やインターネット等から番組情報を取得するようにしてもよい。
さらに、上記の実施例では、情報量の多い順にメディアが選択されるように構成したが、リアルタイム性が高い順に選択されるようにしてもよい。例えば、野球放送においては、テレビ、ラジオは実際にゲームと殆ど時間差は無くリアルタイム性は高いが、データ放送やインターネットではデータ更新のために若干遅れ、リアルタイム性は低い。従って、キーワードに該当するメディアが複数あった場合には、リアルタイム性が高いメディアが優先的に選択される。つまり、野球中継の場合には、テレビ、ラジオ、データ放送、インターネットといった優先順位で選択されることになる。
なお、テレビとラジオの順は、情報量の差(多い方が優先)で決めれば良いが、自動車用の装置の場合、走行中はテレビ映像を表示しない場合もあるので、その際(走行中)には音声情報量の多いラジオをテレビより優先するのが好ましい(停車して映像が表示される場合は、テレビに切り替える)。
なお、テレビとラジオの順は、情報量の差(多い方が優先)で決めれば良いが、自動車用の装置の場合、走行中はテレビ映像を表示しない場合もあるので、その際(走行中)には音声情報量の多いラジオをテレビより優先するのが好ましい(停車して映像が表示される場合は、テレビに切り替える)。
また、データ更新時刻のデータがメディアの情報に含まれる場合には、その更新時刻でリアルタイム性を判断しても良い(更新時刻の後の方が優先)。
さらに、モード選択スイッチを設け、情報量の多い順にメディアが選択されるモード、リアルタイム性が高い順にメディアが選択されるモード等、複数のモードから所望のモードを選択できるようにしても良い。
さらに、モード選択スイッチを設け、情報量の多い順にメディアが選択されるモード、リアルタイム性が高い順にメディアが選択されるモード等、複数のモードから所望のモードを選択できるようにしても良い。
1 情報処理部
11 CPU
12 メモリ
13 操作部
14 マイク
15 音声認識部
16 OSD表示回路
17 インターネット接続装置
18 映像処理回路
19 音声処理回路
2 TV受信部
21 TVアンテナ
22 TVチューナ
23 DEMUX
24 AVデコーダ
25 映像処理回路
26 音声処理回路
3 ラジオ受信部
31 ラジオアンテナ
32 ラジオチューナ
4 画像・音声出力部
41、42 加算回路
43 映像出力回路
44 音声出力回路
45 ディスプレイ
46 スピーカ
11 CPU
12 メモリ
13 操作部
14 マイク
15 音声認識部
16 OSD表示回路
17 インターネット接続装置
18 映像処理回路
19 音声処理回路
2 TV受信部
21 TVアンテナ
22 TVチューナ
23 DEMUX
24 AVデコーダ
25 映像処理回路
26 音声処理回路
3 ラジオ受信部
31 ラジオアンテナ
32 ラジオチューナ
4 画像・音声出力部
41、42 加算回路
43 映像出力回路
44 音声出力回路
45 ディスプレイ
46 スピーカ
Claims (7)
- 複数のメディアからの情報を選択する制御手段を備えたマルチメディア装置において、
上記制御手段が、入力されたキーワードに該当する情報を検索し、情報量の多い順にメディアを選択して対応する情報を出力することを特徴とするマルチメディア装置。 - 請求項1に記載されたマルチメディア装置において、
選択された情報の出力が終了した場合、上記制御手段が、次に情報量の多いメディアを選択して情報を出力することを特徴とするマルチメディア装置。 - 請求項1に記載されたマルチメディア装置において、
キーワードに該当する情報がない場合、上記制御手段が、該当する情報がない旨を報知することを特徴とするマルチメディア装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載されたマルチメディア装置において、
上記複数のメディアにテレビ放送、ラジオ放送、データ放送、インターネット情報、地域情報のうち少なくとも2以上が含まれ、
上記制御手段が、テレビ放送、ラジオ放送、あるいは、データ放送の番組の内容を表すデータを一定時間間隔で取り込んでメモリに蓄積することを特徴とするマルチメディア装置。 - 請求項4に記載されたマルチメディア装置において、
上記制御手段が、入力されたキーワードの履歴に基づいて入力頻度の高いキーワードに該当するインターネット情報または地域情報を常時取り込み、メモリに蓄積することを特徴とするマルチメディア装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載されたマルチメディア装置において、
上記制御手段が、情報量の多い順にメディアを選択するに代えて、リアルタイム性の高い順にメディアを選択することを特徴とするマルチメディア装置。 - 複数のメディアからの情報を選択する制御手段を備えたマルチメディア装置において、
上記制御手段が、入力されたキーワードに該当する情報を検索し、設定されたメディアの出力優先順位の順にメディアを選択して対応する情報を出力することを特徴とするマルチメディア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005266228A JP2007081768A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | マルチメディア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005266228A JP2007081768A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | マルチメディア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007081768A true JP2007081768A (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=37941610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005266228A Pending JP2007081768A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | マルチメディア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007081768A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014035061A1 (en) * | 2012-08-29 | 2014-03-06 | Lg Electronics Inc. | Display device and speech search method |
CN106240520A (zh) * | 2016-08-19 | 2016-12-21 | 黄广明 | 一种汽车用多媒体终端设备 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11261908A (ja) * | 1998-03-06 | 1999-09-24 | Toshiba Corp | 番組及び又は情報の選択支援装置 |
JP2005236901A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Clarion Co Ltd | 番組受信方法及び番組受信装置 |
JP2005244472A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 受信装置およびユーザ所望番組構成方法 |
-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005266228A patent/JP2007081768A/ja active Pending
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US9547716B2 (en) | 2012-08-29 | 2017-01-17 | Lg Electronics Inc. | Displaying additional data about outputted media data by a display device for a speech search command |
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