JP2004165862A - ディジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】チャンネル選択の操作性に優れた放送受信装置を提供する。
【構成】リモコン送信機10に設けた「1」乃至「12」の数字が表記されたワンタッチキーの各々に一つの放送事業者(複数チャンネル)が対応付けられている。そして、前記ワンタッチキーが操作される度に対応するチャンネル群のなかで順次に別のチャンネルを選局していく第1処理と、前記ワンタッチキーが操作されたときに対応するチャンネル群のリストを受像管16aに表示してユーザ操作により選択されたチャンネルを選局する第2処理とのいずれかが、各ワンタッチキーのチャンネル数に応じて自動選択される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、ディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
衛星や地上波を用いたディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置は、衛星アンテナや地上波アンテナを通して受け取った複数の放送波のなかから任意の放送波をディジタルチューナによって選択し、この選択した放送波に含まれる複数のチャンネルのなかから任意のチャンネルをデマルチプレクス処理によって選択し、この選択したチャンネルのディジタル信号を取り出し、これをデコードすることによって映像・音声信号を出力する。
【0003】
ところで、このようなディジタル放送では、放送事業者ごとにキー(ワンタッチキー,プリセットキー等)を割り当て、当該割当キーを操作することでダイレクトに所望の放送事業者のチャンネルを選択できるようにすることが考えられている。これに関する従来技術としては、所定の釦に対応して割り当てられている一つの放送事業者の複数のチャンネルのなかから一つのチャンネルを選局するものがある(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−149451号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ディジタル放送では、同一の放送事業者(同一の放送局)、ネットワーク等が一つのグループとして様々な形態で複数チャンネル放送を行うことが可能であり、例えば標準画質放送、ハイビジョン放送、ラジオ放送、データ放送等を行うことができる。従って、個々のチャンネルにワンタッチキーを割り当てるとすると、キー数が膨大になり、リモコン送信機を肥大化させてしまう。また、前述の従来公報の技術のごとく、プリセットキーにて放送事業者の複数のチャンネルのなかから一つのチャンネルを選局できるとしても、ユーザが当該複数のチャンネルのなかの他のチャンネルを見てみたいと希望する場合、チャンネルアップ/ダウンキーを操作してチャンネル変更を行うことになり、この場合、プリセットキーから指先をチャンネルアップ/ダウンキーに移しかえなくてはならず、チャンネルの操作性が悪い。また、かかるチャンネルアップ/ダウンキーによる選局は、各プリセットキーに割り当てられたチャンネル数を何ら考慮しない選局処理となる。
【0006】
この発明は、上記の事情に鑑み、割当キーのチャンネル数を考慮して選局操作性を向上させたディジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明のディジタル放送受信装置は、上記の課題を解決するために、グループ化されたチャンネル群を割当キーに対応付ける手段と、前記チャンネル群の選局関連情報を格納する手段と、前記割当キーが操作されたときに対応するチャンネル群のなかの一つのチャンネルの選局処理を行う手段と、を備え、前記割当キーが操作されてから目的のチャンネルを選択するための選局操作処理が二以上用意されており、各割当キーのチャンネル数が所定数を上回るかどうかに応じて選局操作処理が自動選択されるように構成されたことを特徴とする。
【0008】
上記の構成であれば、各割当キーのチャンネル数に応じて選局操作処理が自動選択されるので、チャンネル数が所定数以下のときにはチャンネル数が少ない場合に好適とされる選局操作処理を自動選択し、所定数を上回るときにはチャンネル数が比較低多い場合に有利とされる選局操作処理を自動選択することが可能になり、選局操作性が向上する。
【0009】
前記選局操作処理として、前記割当キーが操作される度に対応するチャンネル群のなかで順次に別のチャンネルを選局していく第1処理と、前記割当キーが操作されたときに対応するチャンネル群のリストを画面表示してユーザ操作により選択されたチャンネルを選局する第2処理とが用意されており、チャンネル数が所定数以下のときには第1処理が自動選択され、所定数を上回るときには第2処理が自動選択されるようにしてもよい。
【0010】
前記所定数はデータとして予めメモリに格納されていてもよく、この場合、前記所定数として年代別にデータが用意されており、ユーザにより入力された年齢情報に基づいて前記所定数が選択されるようになっていてもよい。また、前記所定数はユーザに実行させた模擬選局操作の結果に基づいて設定されるようになっていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図1乃至図7に基づいて説明する。図1は地上波ディジタル放送を受信するこの実施形態のディジタル放送受信装置30を示したブロック図であり、図2はリモコン送信機の平面図であり、図3はリスト表示画面例を示した説明図であり、図4は選局処理時の画面遷移を例示した説明図であり、図5はワンタッチキー操作による選局操作所要時間測定画面を例示した説明図であり、図6は表示リストによる選局操作所要時間測定画面を例示した説明図であり、図7は選局操作所要時間測定結果を示した説明図である。
【0012】
図1において、地上波アンテナ1は屋外において所定の方向に向けて配置されており、地上波ディジタル放送信号を受信する。この地上波アンテナ1は受信した信号を地上波ディジタルチューナ2に与える。
【0013】
地上波ディジタルチューナ2は、映像・音声データを含む高周波ディジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出す。また、地上波ディジタルチューナ2は、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路などを備え、選択したディジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する。
【0014】
デマルチプレクサ(DEMUX)3は、前記トランスポート・ストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group2)のビデオストリーム、オーディオストリーム、及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)等に分離する。デマルチプレクサ3は、ビデオストリームとオーディオストリームをAVデコーダ4に供給し、PSI/SIに含まれる番組情報等をCPU13に供給する。なお、トランスポート・ストリームには複数のチャンネルが多重化されており、このなかから任意のチャンネルを選択するための処理は、前記PSI/SIから任意のチャンネルがトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているかといったデータを取り出すことで可能となる。また、トランスポート・ストリームの選定もPSI/SIの情報に基づいて行うことができる。
【0015】
AVデコーダ4は、ビデオストリームに対してデコードを行うビデオデコーダ、及びオーディオストリームに対してデコードを行うオーディオデコーダを備える。ビデオデコーダは、入力された可変長符号を復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き補償制御などを行う。オーディオデコーダは、入力された符号化信号を復号して音声データを生成する。デコードにより生成された映像データは映像処理回路5に出力され、音声データは音声処理回路6に出力される。
【0016】
映像処理回路5はAVデコーダ4から映像データを受け取ってD/A変換を行い、例えばコンポジット映像信号に変換する。音声処理回路6はAVデコーダ4から出力された音声データを受け取ってD/A変換を行い、例えば右(R)音のアナログ信号及び左(L)音のアナログ信号を生成する。
【0017】
映像出力回路7及び音声出力回路8は出力抵抗や増幅器等を備えて成る。AV出力端子9には、出力部(左右音声出力端子等や映像出力端子等のセット)が設けられており、この出力部には、映像/音声コード17によって受像管16a及びスピーカ16bを備えるモニタ16が接続される。
【0018】
OSD(オンスクリーンディスプレイ)回路12は、CPU13から出力指示された文字情報や色情報に基づく映像データを加算器20に出力する。加算器20は前記映像データをAVデコーダ4から出力される受信映像データに組み込む処理を行う。上記OSD回路12により、メニュー画面や各種設定画面などの表示が行えることになる。
【0019】
リモコン送信機10は、図2に示しているように、各種のキーを備えて当該放送受信装置30に各種指令を送出するものであり、前記キーを操作すると、そのキーに対応した指令を意味する信号光(リモコン信号)が発光部から送出される。リモコン受光器11は、前記信号光を受光し、これを電気信号に変換してCPU13に与える。なお、この実施形態においては、リモコン送信機10に設けた「1」乃至「12」の数字が表記されたキーを割当キー(以下、ワンタッチキーという)とする。そして、ここでは一つの放送事業者が一つのトランスポートストリームで放送を行っている場合を想定し、一つのワンタッチキーには一つの放送事業者を対応させるものとする。
【0020】
メモリ(例えば、RAM、EEPROM、フラッシュメモリ等)14には、EPG画面を表示するための情報の他、チャンネル情報(周波数情報、リモコンキーIDに対応させたチャンネルリストや放送局名などの情報)、各種設定情報などが格納される。
【0021】
CPU13は、このディジタル放送受信装置30における全体制御を行うものであるが、特にこの発明にかかる処理として、チャンネルサーチ処理、リモコンキーIDの取得処理、ワンタッチキーの割当処理、ワンタッチキー操作に対する選局処理等を行う。
【0022】
(チャンネルサーチ処理)
例えば、初回電源投入時に自動的にチャンネルサーチを実行する。すなわち、CPU13は、チューナ2に地上波ディジタル放送が送信されるUHF帯域の最も低い周波数を選局させて有局判定を行う。有局と判断した場合には、その周波数情報、局情報(放送局系列名等)、チャンネルリストデータを抽出し、メモリ14に記憶する。この処理を、順次周波数を上げて最も高い周波数まで続ける(例えば、12ch乃至61chまで)。
【0023】
(リモコンキーIDの取得処理)
上述したチャンネルサーチに際し、有局の周波数において、トランスポートストリームからPSIを分離し、そのなかのNIT(Network Information Table)のリモコンキーID(TS番号記述子)を取得し、上述した周波数情報等と対応付けてメモリ14に記憶する。
【0024】
(ワンタッチキーの割当処理)
取得したリモコンキーIDが示す番号のワンタッチキーに当該放送局を受信するための周波数情報等を対応させる。すなわち、○○放送局がTS番号記述子にリモコンキーIDとして「8」を付加して送信することにより、受信装置の側ではこの情報を受信してリモコンキーIDを取得し、リモコン送信機10のワンタッチキー「8」に○○放送局を設定する。以降、ユーザによってリモコン送信機10のキー「8」が押下されると、○○放送局のチャンネルが選局されるようになる。
【0025】
(ワンタッチキー操作による初回選局処理)
上記のごとく、ユーザによってリモコン送信機10のワンタッチキー「8」が押下されると、○○放送局のチャンネルを選局する処理を行うが、ディジタル放送では各放送局で複数のチャンネルを用意することが可能であることから、前記チャンネルリストのなかの一つのチャンネルを選択する処理を行う。ここで、各放送局は、提供しているチャンネル群のなかで代表的なチャンネルの番号を小さく(若く)する傾向にあると考えられるので、最初に選局するチャンネルをそのチャンネル群のなかの最も小さい番号のチャンネルとするようにしている。
【0026】
(チャンネル変更のための次操作)
▲1▼ワンタッチキー連続操作による順次選局
ユーザによってワンタッチキー「8」が引き続いて押下された場合には、前記チャンネルリストのなかで次に番号が小さいチャンネルを選択する。同様に、同ワンタッチキーが押下される度に次に番号が小さいチャンネルを選択することになり、何回か押下することで最初のチャンネルに戻ることになる。
【0027】
▲2▼表示リスト上での方向キー操作による順次選局
ワンタッチキー「8」が押下されることにより最も小さい番号のチャンネルが選局された後、引き続いてワンタッチキー「8」が押下された場合には、OSD表示機能により、図3に示すように、画面上にチャンネル群の内容を示すリストを表示する。受信装置30はリモコン送信機10のキーの操作の有無を検出しており、方向キーの信号を検出したときには表示リスト上のカーソル位置を遷移させる。そして、リモコン送信機10の決定キーの操作を検出すると、そのときにカーソルが位置しているところのチャンネルを選局する処理を行う。
【0028】
以上のように、この実施形態においては、ワンタッチキーの連続操作にて順次チャンネルを変更選局する方法(以下、ワンタッチキー連続操作選局という)と、画面表示されたチャンネルリスト上でカーソルを移動させることによりチャンネルを変更選局する方法(以下、表示リスト上カーソル移動選局という)とが用意されている。
【0029】
(選局操作所要時間測定処理)
図4は、前述したワンタッチキー連続操作選局と表示リスト上カーソル移動選局とを用いて、ワンタッチキー「8」に割り当てられたチャンネル群中のch743を選局するまでの画面遷移をそれぞれ示したものである。図4(a)はワンタッチキー連続操作選局を説明しており、チャンネルリスト中で最初のch141を表示させた状態からch743を受信するまでにワンタッチキー「8」を合計5回押下している。一方、図4(b)は表示リスト上カーソル移動選局を説明しており、同様にch141を表示させた状態からワンタッチキーを1回、下方向キーを5回、決定キーを1回押下しており、合計7回のキー操作でch743を受信している。
【0030】
これら二つの選局処理を比較すると、キー操作回数はワンタッチキー連続操作選局の方が少ないが、表示リスト上カーソル移動選局であればリストが表示された段階で一目で目的のチャンネル(この例ではch743)を確認することができる。このため、ワンタッチキーの割当チャンネル数が所定数以上となる場合には、一般に、表示リスト上カーソル移動選局の方が選局操作性に優れると考えられ、ワンタッチキーの割当チャンネル数が所定数より少ない場合には、ワンタッチキー連続操作選局の方が選局操作性に優れると考えられる。そこで、この発明の一つの実施形態では、ワンタッチキーの割当チャンネル数が所定数以上か否かに基づき、表示リスト上カーソル移動選局とワンタッチキー連続操作選局のいずれかを自動選択するように構成している。なお、上記所定数については、実験的に求めることができ、また、利用者の年代を区分して実験するとすれば、年代別で所定数が異なる場合もあると考えられる。年代別で所定数のデータをメモリ14に格納しておく場合、ユーザに年齢の入力を行わせることで、上記所定数を選定することができる。
【0031】
上記例では、所定数が固定的に設定されることになるが、実際にユーザ毎に合わせた所定数が設定されるのが望ましい。以下、かかる処理例について説明していく。
【0032】
ユーザは、例えば、メニュー画面より「選局操作所要時間測定」の項目を選択し、画面指示に従って操作を行うことにより、選局操作にかかる所要時間を測定する。CPU13はこの所要時間測定の対象とするワンタッチキーとして、割当チャンネル数が最も多いワンタッチキーを選出する。そして、表示リスト上カーソル移動選局とワンタッチキー連続操作選局とについて、チャンネルの移動量毎にユーザの選局操作所要時間を測定する。ここで、ch141、ch142、ch441、ch741、ch742、ch743の6つのチャンネルが割り当てられたワンタッチキー「8」が選出された場合において、例えばch141からch441へのチャンネル移動量は2、ch141からch741へのチャンネル移動量は3となる。
【0033】
(ワンタッチキー連続操作選局の所要時間測定)
図5はワンタッチキー連続操作選局における所要時間を測定するための画面を例示している。ここでは、ユーザは、第1回目の測定内容としてch441の選局を指示されている。図4(a)の画面遷移図に示したとおり、ユーザはワンタッチキー「8」を2回押下することによりch441を選局することができる。CPU13はch441を選局するのに要した時間を測定し、例えば測定結果である「3秒」をワンタッチキー連続操作選局における移動量2の操作時間としてメモリ14に記憶する。同様の処理により、移動量3から移動量5までの選局所要時間を順次測定する。
【0034】
(表示リスト上カーソル移動選局の所要時間測定)
図6は表示リスト上カーソル移動選局についての移動量2の測定画面が例示されており、ユーザはch441の選局を指示されている。図4(b)の画面遷移図に示したとおり、ユーザはワンタッチキー「8」を1回押下してリストを表示させ、更に下方向キー2回及び決定キーを押下することによりch441を選局する。CPU13はch441を選局するのに要した時間を測定し、例えば測定結果である「3.5秒」を表示リスト上カーソル移動選局における移動量2の操作時間としてメモリ14に記憶する。同様の処理により、移動量3から移動量5までの選局所要時間を順次測定する。
【0035】
(選局処理切り替えチャンネル数決定処理)
図7は選局処理時間測定処理の結果を例示した説明図である。これによれば、チャンネルの移動量が2であるときにはワンタッチキー連続操作選局による操作時間の方が短く、移動量が3以上である場合には表示リスト上カーソル移動選局による操作時間の方が短いことが分かる。すなわち、移動量3が当該ユーザの閾値となり、チャンネル移動量が3未満であればワンタッチキー連続操作選局を用い、3以上であれば表示リスト上カーソル移動選局を用いることで選局操作に要する時間を短縮することができる。
【0036】
しかしながら、ユーザによるワンタッチキー初回押下時に、ユーザが選局を所望するチャンネルが当該ワンタッチキーに割り当てられたチャンネル群中でどのチャンネルであるかを判断することは不可能であるので、チャンネル移動量を事前に知ることはできない。そこで、「ワンタッチキーの割当チャンネル数/2」を当該ワンタッチキーの平均移動量とみなすことにより、「測定により求められた移動量の閾値(上記の例であれば3)×2」を選局処理切り替えチャンネル数とするのがよい。選局処理切替チャンネル数が「6」であれば、以降のユーザによる選局操作において、チャンネル数が5つであるワンタッチキー「2」が押下された場合にはワンタッチキー連続操作選局を自動採用し、チャンネル数が6つであるワンタッチキー「8」が押下された場合には、表示リスト上カーソル移動選局を自動採用することになる。これにより、ワンタッチキーに割り当てられたチャンネル数に応じて、ユーザ毎に適した選局処理を提供することができるようになる。
【0037】
また、上記の例では、チャンネルサーチを12ch乃至61chまで全て行うこととしたが、地域コードとその地で受信可能とされるチャンネルリストとを対応付けたテーブルをメモリに格納しておき、ユーザによる地域コードの入力によって前記リスト中のチャンネルについてだけ受信して情報を取り込むようにしてもよい。また、取得したリモコンキーIDに基づいてワンタッチキーを対応付けることとしたが、リモコンキーIDによらずに、各放送事業者のチャンネル群(グループ)をユーザが好みの番号のワンタッチキーに対応させることとしてもよい。また、ワンタッチキーの操作において最初に選局するチャンネルをそのチャンネル群のなかの最も小さい番号のチャンネルとする場合を例示したが、これに限るものではなく、いわゆるラストチャンネルを最初に選局するチャンネルとするようにしてもよい。また、上記の例では、一つの放送事業者が一つのトランスポートストリームで放送を行っている場合を想定し、一つのワンタッチキーには一つの放送事業者を対応させることとしたが、一つの放送事業者(放送局)が複数のトランスポートストリームを使って放送を行っている場合、或いは、逆に一つのトランスポートストリーム中に複数の放送事業者(放送局)が存在する場合を考慮すると、必ずしもワンタッチキーで放送事業者を選ぶということに限定されず、一つ或いは二以上のトランスポートストリーム内のチャンネル群を一つのグループとするようにしてもよい。すなわち、ワンタッチキーをどのようなグループ単位で設定するかは、放送がどのような形態で行われているかに対応して任意に決めることとすればよい。また、上記実施形態では、表示リスト上カーソル移動選局とワンタッチキー連続操作選局の二つを用意していずれかを自動選局するようにしたが、これら以外の選局を用意してもよいものである。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明においては、複数の選局操作方法が用意されており、各割当キーのチャンネル数に応じて、最適な選局操作方法が自動選択されて、当該選局操作方法にてユーザは選局操作を行うことができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のディジタル放送受信装置を示したブロック図である。
【図2】リモコン送信機を示した平面図である。
【図3】チャンネルリストが表示された状態を示した説明図である。
【図4】選局処理時の画面遷移を例示した説明図である。
【図5】ワンタッチキー操作による所要時間測定画面を例示した説明図である。
【図6】表示リストによる所要時間測定画面を例示した説明図である。
【図7】選局操作の所要時間測定結果を示した説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 チューナ
3 デマルチプレクサ(DEMUX)
4 AVデコーダ
12 OSD回路
13 CPU
14 メモリ

Claims (5)

  1. グループ化されたチャンネル群を割当キーに対応付ける手段と、前記チャンネル群の選局関連情報を格納する手段と、前記割当キーが操作されたときに対応するチャンネル群のなかの一つのチャンネルの選局処理を行う手段と、を備え、前記割当キーが操作されてから目的のチャンネルを選択するための選局操作処理が二以上用意されており、各割当キーのチャンネル数が所定数を上回るかどうかに応じて選局操作処理が自動選択されるように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  2. 請求項1に記載のディジタル放送受信装置において、前記選局操作処理として、前記割当キーが操作される度に対応するチャンネル群のなかで順次に別のチャンネルを選局していく第1処理と、前記割当キーが操作されたときに対応するチャンネル群のリストを画面表示してユーザ操作により選択されたチャンネルを選局する第2処理とが用意されており、チャンネル数が所定数以下のときには第1処理が自動選択され、所定数を上回るときには第2処理が自動選択されることを特徴とするディジタル放送受信装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のディジタル放送受信装置において、前記所定数はデータとして予めメモリに格納されていることを特徴とするディジタル放送受信装置。
  4. 請求項3に記載のディジタル放送受信装置において、前記所定数として年代別にデータが用意されており、ユーザにより入力された年齢情報に基づいて前記所定数が選択されることを特徴とするディジタル放送受信装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載のディジタル放送受信装置において、前記所定数はユーザに実行させた模擬選局操作の結果に基づいて設定されることを特徴とするディジタル放送受信装置。
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