JP2007069644A - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インフレータの点火時に開口部から外気を効率的に引込むことができない点を解決することで、効果的なアスピレーション機能を発揮させ、エアバッグ内に外気を取込むことを可能にする。
【解決手段】 車両10の緊急時に乗員を拘束するエアバッグ31と、このエアバッグ31に流体を噴出するインフレータ34と、を備えた車両用エアバッグ装置において、インフレータ34及びエアバッグ31の間に形成することでインフレータ34からの流体をエアバッグ31へ導入する導入部43と、この導入部43の脇に且つエアバッグ31に形成することでエアバッグ31の内外を連通する開口部45と、を備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、緊急時にエアバッグを膨出展開させることで乗員を保護する車両用エアバッグ装置に関するものである。
車両用エアバッグ装置として、エアバッグを膨出展開させて乗員を拘束するものが実用に供されている。
実用の車両用エアバッグ装置は、乗員を拘束するエアバッグと、このエアバッグに流体を噴出するインフレータと、を設けるようにすれば実用上十分であった。
このような車両用エアバッグ装置として、エアバッグに内外を連通させる開口を設けたり、インフレータを収納するケースに孔を開けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3275771号公報(第7頁、図1) 特開平9−76866号公報(第8頁、図9)
特許文献1の技術内容を次図にて説明する。
図11は従来の基本構成を説明する図であり、車両用エアバッグ装置200は、シートバック(不図示)の側方に設けるサイドエアバッグ装置であり、エアバッグ201を、乗員を保護する上部膨出部202及び下部膨出部203と、シートバッグに支持する支持部204と、この支持部204の上部に(インフレータ206の近傍に)開けることで内圧を調整する開口部205と、から構成し、インフレータ206を、支持部204の内部に設けたものである。
特許文献2の技術内容を次図にて説明する。
図12は従来の別基本構成を説明する図であり、車両用エアバッグ装置210は、車体側に支持させるモジュールケース(ケース体)211と、このモジュールケース211に収納するインフレータ212と、このインフレータ212で膨出展開させるためにモジュールケース211のケース開口213に取付けたエアバッグ214と、から構成し、モジュールケース211にインフレータ212の点火時に外気をモジュールケース211内に引込む開口部215を設けたものである。
ここで、インフレータの点火時に開口部から外気を引込むことを「アスピレーション機能」と呼ぶときに、効果的なアスピレーション(aspiration)機能を得るためには、インフレータで発生させたガスの流速を速めることが必要である。
車両用エアバッグ装置200では、インフレータ206の近傍に内圧を調整する開口部205を設けただけものであり、開口部205付近でインフレータ206で発生させたガスの流速を速めることのできる構成ではなく、インフレー206タの点火時に開口部205から外気を効率的に引込むことはできない。すなわち、効果的なアスピレーション機能を得ることはできない。
また、車両用エアバッグ装置210では、モジュールケース211にインフレータ212の点火時に外気をモジュールケース211内に引込む開口部215を設けたものであり、この付近はインフレータで発生させたガスの流れが安定しないので、同様に、効果的なアスピレーション機能を得ることはできない。
すなわち、エアバッグの膨出展開時に効果的なアスピレーション機能を発揮させ、エアバッグ内に外気を取込むことができる車両用エアバッグ装置が望まれる。
本発明は、インフレータの点火時に開口部から外気を効率的に引込むことができない点を解決し、効果的なアスピレーション機能を発揮させ、エアバッグ内に外気を取込むことができる車両用エアバッグ装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両の緊急時に乗員を拘束するエアバッグと、このエアバッグに流体を噴出するインフレータと、を備えた車両用エアバッグ装置において、この車両用エアバッグ装置に、インフレータ及びエアバッグの間に形成することでインフレータからの流体をエアバッグへ導入する導入部と、この導入部の脇に且つエアバッグに形成することでエアバッグの内外を連通する開口部と、を備えたことを特徴とする。
例えば、インフレータの点火時に開口部から外気を効率的に引込むことができれば、少量のインフレータで体積の大きなエアバッグを膨出展開させることができるので好ましいことである。
そこで、導入部でインフレータから噴出させた流体の流れる方向を一定に規制するとともに、流体の流速を速めるようにして、導入部の脇に設けたエアバッグの内外を連通する開口部から外気を効率的に引込むようにした。
なお、インフレータの点火時に開口部から外気を引込むことを「アスピレーション機能」と呼ぶときに、効果的なアスピレーション(aspiration)機能を得るためには、インフレータで発生させたガスの流速を速めることが必要である。
請求項2に係る発明は、導入部を、エアバッグに併設したことを特徴とする。
導入部を、エアバッグに併設することで、導入部をエアバッグと同一の素材にて形成し、折畳み可能にする。
請求項3に係る発明は、導入部のインフレータ側に、インフレータから噴出させた流体を一時的に貯留するチャンバ部を設けたことを特徴とする。
導入部のインフレータ側に、インフレータから噴出させた流体を一時的に貯留するチャンバ部を設けることで、インフレータから噴出させた流体を一旦チャンバ部に貯留する。
請求項4に係る発明は、エアバッグの膨出展開時にエアバッグ内に向けて突出する筒状体を変形可能に設けたことを特徴とする。
エアバッグの膨出展開時にエアバッグ内に向けて突出する筒状体を変形可能に設けることで、エアバッグの膨出展開時にエアバッグ内に向けて突出して筒状体を形成し、効率的なアスピレーション機能(効果)を得る。
請求項5に係る発明は、開口部が、エアバッグの内外を連通する管体であることを特徴とする。
開口部をエアバッグの内外を連通する管体にすることで、エアバッグに大きな開口を形成する。
請求項6に係る発明は、管体に、エアバッグの外方向への流体の移動を禁止する一方向弁を設けたことを特徴とする。
管体に、エアバッグの外方向への流体の移動を禁止する一方向弁を設けることで、エアバッグ外への流体の流失を防止する。
請求項7に係る発明は、インフレータが、ケース体に収納したものであり、導入部をケース体から延出したことを特徴とする。
インフレータをケース体に収納し、導入部をケース体から延出することで、エアバッグ側の形状を簡易な形状に形成する。
請求項8に係る発明は、導入部を、エアバッグ側の導入開口をインフレータ側の導入開口よりも小さく形成したことを特徴とする。
導入部を、エアバッグ側の導入開口をインフレータ側の導入開口よりも小さく形成することで、導入部内で流体の流速を増加させる。
請求項1に係る発明では、車両用エアバッグ装置に、インフレータ及びエアバッグの間に形成することでインフレータからの流体をエアバッグへ導入する導入部と、この導入部の脇に且つエアバッグに形成することでエアバッグの内外を連通する開口部と、を備えたので、インフレータの点火時に開口部から外気を効率的に引込むことができる。この結果、少量のインフレータで体積の大きなエアバッグを膨出展開させることができる。すなわち、効果的なアスピレーション(aspiration)機能を発揮することができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、導入部を、エアバッグに併設したので、導入部をエアバッグと同一の素材にて形成することができるとともに、折畳み可能にすることもできる。この結果、車両用エアバッグ装置をコンパクトに且つ容易に形成することができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、導入部のインフレータ側に、インフレータから噴出させた流体を一時的に貯留するチャンバ部を設けたので、インフレータから噴出させた流体を一旦チャンバ部に貯留することができる。この結果、導入部の流体の流れをさらに均一で安定したものとすることができるという利点がある。
請求項4に係る発明では、エアバッグの膨出展開時にエアバッグ内に向けて突出する筒状体を変形可能に設けたので、エアバッグの膨出展開時にエアバッグ内に向けて突出して筒状体を形成し、効率的なアスピレーション機能(効果)を得ることができる。
また、変形可能なので外気の流入が少なくなるエアバッグの膨出時にはエアバッグの内部に貼付いて内部の流体の移動(流失)を規制することができる。
さらに、乗員拘束時にはエアバッグ外に突出させてエアバッグから流体を放出してエアバッグの内圧を適正に保つができる。すなわち、エアバッグから流体を放出してエアバッグの内圧を適正に保つというベントホール機能を発揮させることができる。
請求項5に係る発明では、開口部をエアバッグの内外を連通する管体にしたので、エアバッグに大きな開口を形成することができる。この結果、十分なアスピレーション機能(効果)を得ることができるという利点がある。
請求項6に係る発明では、管体に、エアバッグの外方向への流体の移動を禁止する一方向弁を設けたので、エアバッグ外への流体の流失を防止することができる。この結果、エアバッグを効率よく膨出展開することができるという利点がある。
請求項7に係る発明では、インフレータをケース体に収納し、導入部をケース体から延出したので、エアバッグ側の形状を簡易な形状に形成することができる。この結果、エアバッグを膨出展開し易くすることができるとともに、エアバッグを簡易に製造することができるという利点がある。
請求項8に係る発明では、導入部を、エアバッグ側の導入開口をインフレータ側の導入開口よりも小さく形成したので、導入部内で流体の流速を増加することができる。この結果、さらにアスピレーション機能(効果)を発揮させることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る第1実施形態の車両用エアバッグ装置を搭載した車両の側面図であり、10は車両、11車体、12は前輪、14はボンネット、15はフロントグリル、16は前照灯、17はフロントバンパ、18はフロントウインドウ、19はルーフ、21は前ドア、23はドアミラー、25はシート、26は車室である。
本発明に係る車両用エアバッグ装置30は、エアバッグ31を膨出展開させるときにエアバッグ31の外部から内部に外気を取込むようにすることで、エアバッグ31を効率よく膨出展開することができるようにした装置である。
図2は本発明に係る第1実施形態の車両用エアバッグ装置の側面断面図であり、車両用エアバッグ装置30は、車両の緊急時に乗員を拘束するエアバッグ31と、このエアバッグ31を収納するケース体32と、このケース体32のケース開口48に被せるケース蓋33と、エアバッグ31の底46に且つケース体32の底部49に配置したインフレータ34と、からなる。
エアバッグ31は、ケース体32の内側形状に倣わせた箱状部41と、この箱状部41から延出することで略筒状に形成した導入部43と、この導入部43の先端に連続的に形成することで緊急時に乗員を保護するエアバグ本体44と、このエアバッグ本体44に形成するとともに導入部43の脇に形成した開口部45・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、からなる。43aは導入部43の入口開口(導入開口)、43bは導入部43の出口開口(導入開口)、46はエアバッグ31の底を示す。
なお、開口部45は、導入部43の出口開口(導入開口)43bの側近に形成したものとも言える。
ケース体32は、エアバッグ31を膨出展開させるケース開口48と、インフレータ34を固定する底部49と、を備える。
ケース蓋33は、エアバッグ31を膨出展開させるときに破断させる脆弱部51,51を備える。なお、脆弱部51は、薄肉に形成したの破断線の部分であり、この破断線をティアラインと呼ぶことがある。
インフレータ34は、流体を噴出させるために火薬(不図示)を内蔵させたインフレータ筒体52と、このインフレータ筒体52を支持する支持金具53と、この支持金具53をケース体32側にか止めるナット54と、からなる。56・・・は流体を噴出させる噴出口である。
図3(a),(b)は本発明に係る第1実施形態の車両用エアバッグ装置の膨出展開の初期を示す作用図である。
(a)において、ケース体32にエアバッグ31収納状態の車両用エアバッグ装置30を示し、ケース蓋33の脆弱部(ティアライン)51,51も破断前であることを示す。
(b)において、インフレータ34を点火することで、インフレータ34から流体を噴出させ、エアバッグ31の箱状部41、導入部43、エアバッグ本体44の順に流体を送り、エアバッグ31を膨出展開を開始する。なお、エアバッグ31の膨出展開初期においては、脆弱部(ティアライン)51,51を破断したエアバッグ31は先ずは白抜き矢印a1の如く直線的に膨出展開を開始する。
インフレータ34の点火時に開口部45からエアバッグ31に外気を引込むことを「アスピレーション機能」と呼ぶときに、効果的なアスピレーション(aspiration)機能を得るためには、インフレータ34で発生させたガスの流速を速めることが必要であることが知られる。
そこで、略筒状に形成した導入部43では箱状部41やエアバッグ本体44に比べて径を小さく形成することで、流体の流速を速めることができる。この結果、導入部43の近傍(出口近傍)に形成した開口部45から白抜き矢印a2の如く効果的に外気を引込むことができる。
図4(a),(b)は本発明に係る第1実施の形態の車両用エアバッグ装置の膨出展開の終盤を示す作用図である。
(a)において、直線的に膨出展開を開始したエアバッグ31は、この段階でエアバッグ本体44の頂点とインフレータ34を結ぶ直線に対して直交方向に白抜き矢印の如くa3,a4の如く膨出展開をする。インフレレータ34から噴出させた流体の速度が鈍るまでは白抜き矢印a5の如く開口部45から外気を継続して引込むことができる。
(b)において、箱状部41、導入部43及びエアバッグ本体44で構成にエアバッグ31に流体が充満する。この状態から白抜き矢印a6の如く開口部45から流体の流失が開始する。開口部45から流体の流失が開始することで、開口部45はエアバッグ31の内圧を調整するベントホールの役目をなす。
車両用エアバッグ装置30は、車両10(図1参照)の緊急時に乗員を拘束するエアバッグ31と、このエアバッグ31に流体を噴出するインフレータ34と、を備えた車両用エアバッグ装置において、インフレータ34及びエアバッグ31の間に形成することでインフレータ34からの流体をエアバッグ31へ導入する導入部43と、この導入部43の脇に且つエアバッグ31に形成することでエアバッグ31の内外を連通する開口部45と、を備えたものと言える。
例えば、インフレータ34の点火時に開口部から外気を効率的に引込むことができれば、少量のインフレータ34で体積の大きなエアバッグを膨出展開させることができるので好ましいことである。
また、インフレータ34の点火時に開口部45から外気を引込むことを「アスピレーション機能」と呼ぶときに、効果的なアスピレーション(aspiration)機能を得るためには、インフレータ34で発生させたガスの流速を速めることが必要である。
そこで、導入部43でインフレータ34から噴出させた流体の流れる方向を一定に規制するとともに、流体の流速を速めるようにして、導入部43の脇に設けたエアバッグ31の内外を連通する開口部45から外気を効率的に引込むようにした。
すなわち、車両用エアバッグ装置30に、インフレータ34及びエアバッグ31の間に形成することでインフレータ34からの流体をエアバッグ31へ導入する導入部43と、この導入部43の脇に且つエアバッグ31に形成してエアバッグ31の内外を連通する開口部45と、を備えることで、インフレータ34の点火時に開口部45から外気を効率的に引込むことができる。この結果、少量のインフレータ34で体積の大きなエアバッグ31を膨出展開させることができる。すなわち、効果的なアスピレーション(aspiration)機能を発揮することができる。
車両用エアバッグ装置30は、導入部43を、エアバッグ31に併設したものとも言える。
導入部43を、エアバッグ31に併設することで、導入部43をエアバッグ31と同一の素材にて形成することもできるとともに、折畳み可能にすることもできる。この結果、車両用エアバッグ装置30をコンパクトに且つ容易に形成することができる。
図5は本発明に係る第2実施形態の車両用エアバッグ装置の側面断面図であり、車両用エアバッグ装置60は、車両の緊急時に乗員を拘束するエアバッグ61と、このエアバッグ61を収納するケース体62と、このケース体62のケース開口78に被せるケース蓋63と、エアバッグ61の底76に且つケース体62の底部79に配置したインフレータ64と、からなる。
エアバッグ61は、ケース体62の内側形状に倣わせた箱状部71と、この箱状部71から連続的に形成することでインフレータ64から噴出させた流体を一時的に貯留するチャンバ部72と、このチャンバ部72から延出することで略筒状に形成した導入部73と、この導入部73の先端に連続的に形成することで緊急時に乗員を保護するエアバグ本体74と、このエアバッグ本体74に形成するとともに導入部73の脇に形成した開口部75・・・と、からなる。73aは導入部43の入口開口(導入開口)、73bは導入部43の出口開口(導入開口)、76はエアバッグ61の底を示す。
なお、開口部75は、導入部73の出口開口(導入開口)73bの側近に形成したものとも言える。
ケース体62は、図3に示すケース体32と同一構成のケースであり、78はケース開口、79は底部を示す。
ケース蓋63は、図3に示すケース蓋33と同一構成のケースである、81,81は脆弱部(ティアライン)を示す。
インフレータ64は、図3に示すインフレータ34と同一構成のインフレータであり、82はインフレータ筒体、83は支持金具、84はナット、86・・・は噴出口を示す。
車両用エアバッグ装置60は、導入部73のインフレータ64側に、インフレータ64から噴出させた流体を一時的に貯留するチャンバ部72を設けたものと言える。
導入部73のインフレータ64側に、インフレータ64から噴出させた流体を一時的に貯留するチャンバ部72を設けることで、インフレータ64から噴出させた流体を一旦チャンバ部72に貯留することができる。この結果、導入部73の流体の流れをさらに均一で安定したものとすることができる。
図6は本発明に係る第3実施形態の車両用エアバッグ装置の側面断面図であり、車両用エアバッグ装置90は、車両の緊急時に乗員を拘束するエアバッグ91と、このエアバッグ91を収納するケース体92と、エアバッグ91の底106に且つケース体92の底部109に配置したインフレータ94と、からなる。
エアバッグ91は、ケース体92の内側形状に倣わせた箱状部101と、この箱状部101から連続的に形成することでインフレータ94から噴出させた流体を一時的に貯留するチャンバ部102と、このチャンバ部102から延出することで略筒状に形成した導入部103と、この導入部103の先端に連続的に形成することで緊急時に乗員を保護するエアバグ本体104と、このエアバッグ本体104に形成するとともに導入部103の脇に形成した開口部105・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、からなる。103aは導入部43の入口開口(導入開口)、103bは導入部43の出口開口(導入開口)、106はエアバッグ61の底を示す。
なお、開口部105は、導入部73の出口開口(導入開口)73bの側近に形成したものとも言える。
開口部105は、エアバッグ91の膨出展開時にエアバッグ91内に向けて突出する変形可能な筒状体107を備える。筒状体107は、開口部105側の径を大きく、先端107a側の径を小さく形成したものである。
ケース体92は、図3に示すケース体32と略同一構成のケースであり、108はケース開口、109は底部を示す。
インフレータ94は、図3に示すインフレータ34と同一構成のインフレータであり、112はインフレータ筒体、113は支持金具、114はナット、116・・・は噴出口を示す。
図7(a)〜(c)は本発明に係る第3実施形態の車両用エアバッグ装置の膨出展開を示す作用図である。
(a)において、エアバッグ91の膨出展開当初を示し、導入部103に流速の速い流体を白抜き矢印b1の如く流すことで、開口部105からエアバッグ本体104内に外気白抜き矢印b2,b2の如く引込む。また、筒状体107,107をエアバッグ91内に向けて突出する変形可能に形成したので、エアバッグ91内に外気を白抜き矢印b2,b2の如く引込むことでエアバッグ91内に倒立した状態にすることができる。
(b)において、エアバッグ91の膨出展開の終盤では、エアバッグ91は膨らんだ状態となるので、導入部103の流体の流速が矢印b3の如く弱まる。導入部103の流体の流速が弱まることで開口部105,105からの外気も吸引も弱まり、変形可能な筒状体107,107は矢印b4,b4の如くエアバッグ91内に横たわる状態となり、エアバッグ91から流体が漏れることを防止することができる。
(c)において、乗員119がエアバッグ91に白抜き矢印b5の如く当たることでエアバッグ91の内圧が上昇する。変形可能な筒状体107,107は白抜き矢印b6,b6の如くエアバッグ91外に突出し、エアバッグ91内の流体を放出してエアバッグ91の内圧を適正に保つことができる。
車両用エアバッグ装置90は、エアバッグ91の膨出展開時にエアバッグ91内に向けて突出する筒状体107,107を変形可能に設けたものと言える。
エアバッグ91の膨出展開時にエアバッグ91内に向けて突出する筒状体107,107を変形可能に設けることで、エアバッグ91の膨出展開時にエアバッグ91内に向けて突出して筒状体107,107を形成し、効率的なアスピレーション機能(効果)を得ることができる。
また、変形可能なので外気の流入が少なくなるエアバッグ91の膨出展開の終盤にはエアバッグ91の内部に貼付いて流体の移動(流失)を規制することができる。
さらに、乗員119拘束時にはエアバッグ91外に突出させてエアバッグ91から流体を放出してエアバッグ91の内圧を適正に保つことができる。すなわち、エアバッグ91から流体を放出してエアバッグ91の内圧を適正に保つというベントホール機能を発揮させることができる。
図8は本発明に係る第4実施形態の車両用エアバッグ装置の側面断面図であり、車両用エアバッグ装置120は、車両の緊急時に乗員を拘束するエアバッグ121と、このエアバッグ121を取付けるケース体122と、ケース体122に配置したインフレータ124と、からなる。
ケース体122は、インフレータ124を収納する収納部131と、この収納部131に連続的に設けることでインフレータ124で発生させた流体をエアバッグ121に導入する導入部132と、この導入部132の左右に設けることで導入部132からエアバッグ121に流体を導入するときに外気をエアバッグ121に吸入する開口部としての管体133,133と、からなる。
導入部132は、根元に拡径部139を備える。すなわち、導入部132は、インフレータ124側の導入開口(入口)134の径をD1、エアバッグ121側の導入開口(出口)135の径をD2とするときに、導入開口(出口)135の径を、導入開口(入口)134の径D1をよりも小さく形成(D2<D1)することで、導入部132で流体の流速を増加させるようにしたものである。
また、管体133は、外気吸引口136に一方向弁138を備えた。
インフレータ124は、流体を噴出させるために火薬(不図示)を内蔵させたインフレータ筒体142と、このインフレータ筒体142を支持する支持金具143と、この支持金具143をケース体122側にか止めるナット144,144と、からなる。146・・・は流体を噴出させる噴出口である。
図9は本発明に係る第4実施形態の車両用エアバッグ装置の斜視図であり、車両用エアバッグ装置120は、インフレータ124を点火することで矢印c1・・・の如く流体を噴出させ、導入部132からエアバッグ121に白抜き矢印c2の如く流体を流す。導入部132に流体を速く流すことで、外気吸引口136,136から外気を矢印c3・・・,c3・・・の如く吸引し、白抜き矢印c4,c4の如くエアバッグ121に流入させる。
すなわち、車両用エアバッグ装置120は、開口部133が、エアバッグ121の内外を連通する管体としたものである。
開口部133をエアバッグ121の内外を連通する管体にすることで、エアバッグ121に大きな開口を形成することができる。この結果、十分なアスピレーション機能(効果)を得ることができる。
また、車両用エアバッグ装置120は、管体(開口部)133に、エアバッグ121の外方向への流体の移動を禁止する一方向弁138(図8参照)を設けたものと言える。
管体(開口部)133に、エアバッグ121の外方向への流体の移動を禁止する一方向弁138を設けることで、エアバッグ121外への流体の流失を防止することができる。この結果、エアバッグ121を効率よく膨出展開することができる。
車両用エアバッグ装置120は、インフレータ124が、ケース体122に収納したものであり、導入部132をケース体122から延出したものであり、インフレータ124をケース体122に収納し、導入部132をケース体122から延出することで、エアバッグ121側の形状を簡易な形状に形成することができる。この結果、エアバッグ121を膨出展開し易くすることができるとともに、エアバッグ121を簡易に製造することができる。
さらに、車両用エアバッグ装置120は、導入部132を、エアバッグ121側の導入開口135をインフレータ124側の導入開口134よりも小さく形成したものである。
導入部132を、エアバッグ121側の導入開口135をインフレータ124側の導入開口134よりも小さく形成することで、導入部132内で流体の流速を増加することができる。この結果、さらにアスピレーション機能(効果)を発揮させることができる。
図10は本発明に係る第5実施形態の車両用エアバッグ装置の側面断面図であり、車両用エアバッグ装置120(図8参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。
車両用エアバッグ装置150は、車両の緊急時に乗員を拘束するエアバッグ121と、
このエアバッグ121を取付けるケース体152と、ケース体152に配置したインフレータ124と、からなる。
ケース体152は、インフレータ124を収納する収納部161と、この収納部161に連続的に設けることでインフレータ124で発生させた流体をエアバッグ121に導入する導入部162と、この導入部162の左右に設けることで導入部162からエアバッグ121に流体を導入するときに外気をエアバッグ121に吸入する開口部としての管体163,163と、からなる。
図中、142はインフレータ筒体、143は支持金具、144,144はナット、146・・・は噴出口、168は管体163の外気吸引口166に設けた一方向弁を示す。
導入部162は、インフレータ124側の導入開口(入口)164の径をD3、エアバッグ121側の導入開口(出口)165の径をD4とするときに、導入部162をテーパに形成することで、導入開口(出口)165の径D4を、導入開口(入口)134の径D3をよりも小さく形成(D4<D3)したものである。すなわち、導入部162をテーパに形成することで、導入部162での流体の円滑な速い流れを実現することができ、アスピレーション機能(効果)の増大を図ることができる。
尚、本発明に係る第1〜第3実施形態車の両用エアバッグ装置は、図2,図5,図6に示すように、導入部43,73,103をストレートに形成したが、これに限るものではなく、エアバッグ側の開口をインフレータ側の開口よりも小さく形成し、流体の流速を速めるようにしたものであってもよい。
また、本発明に係る第4実施形態車の両用エアバッグ装置は、図8に示すように、導入管132の根元に拡径部139を設けることで、エアバッグ121側の導入開口135をインフレータ124側の導入開口134よりも小さく形成したが、これに限るものではなく、図10に示すように、導入部162にテーパを付けることでエアバッグ121側の導入開口165をインフレータ124側の導入開口164よりも小さく形成したものであってもよい。
本発明に係る車両用エアバッグ装置は、図1若しくは図7に示すように、緊急時に乗員を拘束するエアバッグであったが、これに限るものではなく、車室外に取付けることで歩行者を保護するためのエアバッグ装置とするものであってもよい。
本発明に係る車両用エアバッグ装置は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
本発明に係る第1実施形態の車両用エアバッグ装置を搭載した車両の側面図である。 本発明に係る第1実施形態の車両用エアバッグ装置の側面断面図である。 本発明に係る第1実施形態の車両用エアバッグ装置の膨出展開の初期を示す作用図である。 本発明に係る第1実施の形態の車両用エアバッグ装置の膨出展開の終盤を示す作用図である。 本発明に係る第2実施形態の車両用エアバッグ装置の側面断面図である。 本発明に係る第3実施形態の車両用エアバッグ装置の側面断面図である。 本発明に係る第3実施形態の車両用エアバッグ装置の膨出展開を示す作用図である。 本発明に係る第4実施形態の車両用エアバッグ装置の側面断面図である。 本発明に係る第4実施形態の車両用エアバッグ装置の斜視図である。 本発明に係る第5実施形態の車両用エアバッグ装置の側面断面図である。 従来の基本構成を説明する図である。 従来の別基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…車両、30,60,90,120,150…車両用エアバッグ装置、31,91,121…エアバッグ、34,64,124…インフレータ、43,73,132…導入部、45…開口部、72…チャンバ部、107…筒状体、122…ケース体、133…開口部(管体)、134,135,164,165…導入開口、138…一方向弁。

Claims (8)

  1. 車両の緊急時に乗員を拘束するエアバッグと、このエアバッグに流体を噴出するインフレータと、を備えた車両用エアバッグ装置において、
    このエアバッグ装置は、前記インフレータ及び前記エアバッグの間に形成することで前記インフレータからの流体を前記エアバッグへ導入する導入部と、この導入部の脇に且つ前記エアバッグに形成することで前記エアバッグの内外を連通する開口部と、を備えたことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  2. 前記導入部を、前記エアバッグに併設したことを特徴とする請求項1記載の車両用エアバッグ装置。
  3. 前記導入部の前記インフレータ側に、前記インフレータから噴出させた流体を一時的に貯留するチャンバ部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用エアバッグ装置。
  4. 前記開口部に、前記エアバッグの膨出展開時にエアバッグ内に向けて突出する筒状体を変形可能に設けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両用エアバッグ装置。
  5. 前記開口部は、前記エアバッグの内外を連通する管体であることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
  6. 前記管体に、前記エアバッグの外方向への前記流体の移動を禁止する一方向弁を設けたことを特徴とする請求項5記載の車両用エアバッグ装置。
  7. 前記インフレータをケース体に収納し、前記導入部を前記ケース体から延出したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の車両用エアバッグ装置。
  8. 前記導入部は、前記エアバッグ側の導入開口を前記インフレータ側の導入開口よりも小さく形成したものであることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項記載の車両用エアバッグ装置。
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