JP2007161163A - 乗員保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】展開部(エアバッグ袋体)に形成する主膨張部(膨張部)の内圧変化が急激な変化が起こる点を解決することで、乗員にかかる衝撃を円滑に吸収することができる乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)を可能にする。
【解決手段】膨張部70に、乗員28,29の着座位置に位置する主膨張部(第1・第2の主膨張部)71,76と、これらの主膨張部71,76に縮径部(第1・第2・第3縮径部)72,74,77を介して常時連通させるとともに乗員28,29の着座位置から外した位置に設ける副膨張部(第1・第2・第3の副膨張部)73,75,78と、を備え、これらの副膨張部73,75,78に、膨張によって破断させ副膨張部73,75,78の体積を増加させる破断部(第1〜第3破断部)85〜87を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、窓の上縁(ルーフ側縁)に沿わせてエアバッグ袋体(展開部)を備えるとともに、エアバッグ袋体にガスを供給するインフレータを車体側に備え、車両衝突時に車室側方の窓領域を覆うことができる乗員保護装置に関するものである。
乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)として、例えば、車両の側部へ衝撃を受けたときに、特に乗員の頭部の保護性能を高めるための開発が進められている。
この種の乗員保護装置には、例えば、ルーフから窓の上縁にかけてサイドカーテンエアバッグを設け、所定の衝撃力が車体に加わったときに窓(サイドガラス)に沿ってカーテン状に展開させるとともに所定の部分を膨出させる技術が開発されている。
このような乗員保護装置として、窓の上縁に沿わせてエアバッグ袋体を折畳んだ状態で取付け、インフレータを車体に取付け、インフレータからエアバッグ袋体内にガスを供給し、エアバッグ袋体をサイドガラスに沿わせてカーテン状に膨出展開するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−320920公報(第7頁、図1)
特許文献1の技術を説明する。
図10は従来の基本構成を説明する図であり、乗員保護装置210は、エアバッグ袋体213に乗員の衝撃吸収を目的とした第1・第2の主膨張部(クッション室)214,215を設け、この第1の主膨張部214に連続させて第1の主膨張部214の内圧をコントロールする第1の副膨張部216を設け、第1の主膨張部214及び第1の副膨張部216の間を第1の主膨張部214が所定圧力を超えたときに接着材が剥がれて第1の主膨張部214の流体ガスを第1副膨張部に逃がす第1破断部218を形成し、同様に、第2の主膨張部216に連続させて第2の主膨張部216の内圧をコントロールする第2の副膨張部217を設け、第2の主膨張部215及び第2の副膨張部217の間を第2の主膨張部215が所定圧力を超えたときに接着材が剥がれて第2の主膨張部215の流体ガスを第2の副膨張部217に逃がす第2破断部219を形成したものである。
しかし、乗員保護装置では、第1・第2の主膨張部214,215に所定圧力を超えたときに第1・第2の主膨張部214,215の流体ガスを第1・第2の副膨張部216,217に逃がすものであり、第1・第2の主膨張部214,215に連通させて形成した第1・第2の副膨張部216,217を一気に開くことになり、第1・第2の主膨張部214,215の急激な圧力変化が起こり得る。
すなわち、乗員保護装置210では、車両に側突や横転などの不慮の状態が発生したときに、乗員の衝撃吸収を図る第1・第2の主膨張部214,215に急激な圧力変化が起こるので、乗員にかかる衝撃を円滑に吸収することは困難であると考えられる。
すなわち、車両に側突や横転などの不慮の状態が発生したときに、乗員にかかる衝撃を円滑に吸収することができる乗員保護装置が望まれる。
本発明は、展開部(エアバッグ袋体)に形成する主膨張部(膨張部)の内圧変化が急激な変化が起こる点を解決し、乗員にかかる衝撃を円滑に吸収することができる乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体の窓の上縁に沿って車両衝突時に窓の車室内側を覆う展開部を設け、この展開部に乗員の衝撃吸収をするために流体ガスで膨張させる膨張部を設けた乗員保護装置において、膨張部に、乗員の着座位置に位置する主膨張部と、この主膨張部に縮径部を介して常時連通させるとともに乗員の着座位置から外した位置に設ける副膨張部と、を備え、この副膨張部に、膨張によって破断させて副膨張部の体積を増加させる破断部を設けたことを特徴とする。
すなわち、膨張部に、乗員の着座位置に位置する主膨張部を設け、この主膨張部に縮径部を介して常時連通させた副膨張部を設け、この副膨張部に、膨張によって破断させて副膨張部の体積を増加させる破断部を設けることで、主膨張部の膨出展開時から少しづつ副膨張部も膨張させておき、主膨張部の内圧が所定圧力を超えた時点から破断部を破断させる。
また、乗員の着座位置に位置する主膨張部を設け、乗員の着座位置から外した位置に副膨張部を設けることで、乗員に副膨張部が干渉することを避ける。
請求項2に係る発明は、破断部を、所定の長さを持たせて形成したことを特徴とする。
破断部を、所定の長さを持たせて形成することで、破断部の破断開始後も、主膨張部の内圧を徐々に下げる。
請求項3に係る発明は、破断部を、副膨張部の側面に設けたことを特徴とする。
破断部を、副膨張部の側面に設けることで、破断部を設けるために副膨張部を特別な形状にする必要性を回避する。
請求項1に係る発明では、膨張部に、乗員の着座位置に位置する主膨張部を設け、この主膨張部に縮径部を介して常時連通させた副膨張部を設け、この副膨張部に、膨張によって破断させて副膨張部の体積を増加させる破断部を設けたので、主膨張部の膨出展開時から少しづつ副膨張部も膨張させておき、主膨張部の内圧が所定圧力を超えた時点から破断部を破断させることができる。これにより、主膨張部の内圧の急激な変化を回避できるとともに、主膨張部の乗員保護のための所定圧力を比較的長い時間保持することができる。この結果、主膨張部で乗員を包込むように受け止めることができ、乗員にかかる衝撃を円滑に吸収することができるという利点がある。
また、乗員の着座位置に位置する主膨張部を設け、乗員の着座位置から外した位置に副膨張部を設けたので、乗員に副膨張部が干渉することを避けることができる。この結果、主膨張部の保護機能を妨げることなく、副膨張部で主膨張部の内圧のコントロールをすることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、破断部を、所定の長さを持たせて形成したので、破断部の破断開始後も、主膨張部の内圧を徐々に下げることができる。この結果、さらに、乗員にかかる衝撃を円滑に吸収することができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、破断部を、副膨張部の側面に設けたので、破断部を設けるために副膨張部を特別な形状にする必要性を回避することができる。この結果、乗員保護装置の生産性の向上を図ることができるとともに、乗員保護装置のコストの低減を図ることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る乗員保護装置を採用した車両の側面図であり、図中、10は車両、11は車体、12は車室、13はフロントウインドウ、14はフロントバンパ、15はフロントフェンダ、16は前輪、17は後輪、18は前ドア、19は後ドア、21はリヤウインドウ、22はリヤバンパ、23はボンネット、24はルーフ、25はステアリング、26は運転席、27は後部座席、28は運転者(乗員)、29は乗員である。
本発明に係る乗員保護装置(車両用乗員保護装置)40は、車両10に側突や横転があったときに展開させることで、乗員28,29にかかる衝撃を円滑に吸収するようにしたサイドカーテンエアバッグである。
図2は本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ展開前の車室の斜視図であり、車両10は、車体11の窓31、32の上縁31a,32aに沿って(車体11のルーフ24の側縁に沿わせて)乗員保護装置40を備える。乗員保護装置40は、エアバッグ袋体41を収納状態(折畳んだ状態若しくは巻込んだ状態)で設けるとともに、必要に応じてエアバッグ袋体41を膨出展開させて乗員28,29の保護を図る。なお、31b,32bは窓31、32の下縁を示す。
車体11は、フロントピラー35、センタピラー36及びリヤピラー37を車体11前方から後方に向けて順に設けたものであり、フロントピラー35の上端部からセンタピラー36の上端部を経てリヤピラー37の上端部までルーフサイドレール38を延ばしたものである。
ルーフサイドレール38は、ルーフ24の側縁に沿って設けた。また、ルーフサイドレール38に乗員保護装置(車両用乗員保護装置)40を設置する。
フロントピラー35とセンタピラー36との間に前ドア(フロントサイドドア)18を開閉自在に設け、センタピラー36とリヤピラー37との間に後ドア(リヤサイドドア)19を設ける。
前ドア18の上半分には窓(窓ガラス)31を設けるとともに、前ドア18の車室12内には運転席(ドライバーズシート)26を隣接させる。
後ドア19の上半分には窓(窓ガラス)32及びクォータ窓ガラス33を設けるとともに、後ドア19の車室12内には後部座席(リヤシート)27を隣接させる。
乗員保護装置40は、エアバッグ袋体41にインフレータ42を連通した状態でエアバッグ袋体41を折畳み(巻込み)、折畳んだエアバッグ袋体41を車体11のルーフ24の側縁に沿わせて取付けるとともに、インフレータ42をリヤピラー37(車体11側)に取付けたものである。
さらに、乗員保護装置40は、インフレータ42からエアバッグ袋体41内にガスを供給することにより、窓(フロントサイドドア窓ガラス)31及び窓(リヤサイドドア窓ガラス)32に沿わせてエアバッグ袋体41を膨出展開させる。
インフレータ42は、流体ガス(ガス)を供給するインフレータ本体44を備え、インフレータ本体44にエアバッグ袋体41の図3に示すガス導入部(ガス導入管)45を延ばし、ガス導入部45の側面から流体ガスをエアバッグ袋体41内に導くようにしたものである。
また、インフレータ本体44は、取付ブラケット46でリヤピラー37に4本のボルト48・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)で取付けたものである。
エアバッグ袋体41は、インフレータ本体44に図3に示すガス導入部45を接続し、ガス導入部45の下側の後述する展開部61を折畳んだ(巻いた)状態で配置し、折畳んだ展開部61及びガス導入部45を筒状カバー49内に収納し、この筒状カバー49を複数のストラップ51・・・で束ね、筒状カバー49内から複数の取付片52・・・を上向きに突出させ、これらの取付片52・・・をそれぞれ取付具(不図示)を介してボルト54・・・でルーフサイドレール38に取付けたものと言える。なお、エアバッグ袋体41の詳細構造は図3で述べる。
筒状カバー49及びストラップ51・・・は、エアバッグ袋体41が膨出展開する際に、エアバッグ袋体41自体で破断できるように、例えば、破断させる部位にミシン目(図示せず)などを形成する。
図3は本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ袋体の側面図であり、エアバッグ袋体41は、図2に示す窓(フロントサイドドア窓ガラス)31、窓(リヤサイドドア窓ガラス)32及びクォータ窓ガラス33をカーテン状に覆う展開部61と、この展開部61を膨出展開するために形成したガス導入部45と、展開部61の上部から延出した複数の取付片52・・・と、展開部61の前部から延ばした取付点としての前取付部62と、展開部61の後部から延ばした取付点としての後取付部63と、からなる。
展開部61は、主膨張部としての第1の主膨張部71と、この第1の主膨張部71に縮径部としての第1縮径部(連通部)72を介して接続した副膨張部としての第1の副膨張部73と、第1の主膨張部71に縮径部としての第2縮径部(連通部)74を介して接続した副膨張部としての第2の副膨張部75と、主膨張部としての第2の主膨張部76と、この第2の主膨張部76に第3縮径部(連通部)77を介して接続した副膨張部としての第3の副膨張部78と、からなる。
すなわち、膨張部70は、第1・第2の主膨張部71,76と、第1〜第3の副膨張部73,75,78と、から構成する。
第1の副膨張部73は、第1の副膨張部73の体積を増加させる破断部としての第1破断部85を備え、第2の副膨張部75は、第2の副膨張部75の体積を増加させる破断部としての第2破断部86を備え、第3の副膨張部78は、第3の副膨張部78の体積を増加させる破断部としての第3破断部87を備える。
第1〜第3破断部85〜87は、所定の長さを持たせて形成することで、時間をかけて徐々に破断するようにしたものであって、第1〜第3の副膨張部73,75,78の破断開始後も、第1・第2の主膨張部の内圧を徐々に下げるようにしたものである。この結果、乗員28,29にかかる衝撃を円滑に吸収することができる。
図中、45aはガス導入部45の第1導入部、45bはガス導入部45の第2導入部、71aは第1の主膨張部71の前室、71bは第1の主膨張部71の中間室、71cは第1の主膨張部71の後室、76aは第2の主膨張部76の前室、76bは第2の主膨張部の後室である。
次に流体ガスの流れを説明する。
先ず、インフレータ42で発生させた流体ガスを矢印a1,a2の如くガス導入部45の第1・第2導入部45a,45bに導入する。
流体ガスを矢印a3〜a5の如く第1の主膨張部71の前室71a、中間室71b及び後室71cにそれぞれ流すことで、第1の主膨張部71を膨出展開する。
このときに、第1縮径部72から矢印a6の如く第1の副膨張部73に少しずつ流体ガスを供給するとともに、第2縮径部74から矢印a7の如く第2の副膨張部75に少しずつ流体ガスを供給する。この結果、第1の副膨張部73及び第2の副膨張部75は、第1の主膨張部71の膨出展開開始時から徐々に膨張させておくことができる。
一方、流体ガスを矢印a3〜a5の如く第1の主膨張部71に流すと同時に、
流体ガスを矢印a9の如く第2の主膨張部76の前室76aに流すとともに、流体ガスを矢印a10の如く第2の主膨張部76の後室76bに流すことで、第2の主膨張部76を膨出展開する。
このときに、第3縮径部77から矢印a11の如く第3の副膨張部78に少しずつ流体ガスを供給する。この結果、第3の副膨張部78は、第2の主膨張部76の膨出展開開始時から徐々に膨張させておくことができる。
次に、第1の主膨張部71に流体ガスが満ちた状態で、且つ第1・第2の副膨張部73,75に流体ガスが満ちた状態で乗員28が第1の主膨張部71に当接したときに、第1・第2の副膨張部73,75の第1・第2破断部85,86を徐々に破断させることで、第1・第2の副膨張部73,75の体積を徐々に増加して第1の主膨張部71の内圧を下げ、乗員28にかかる衝撃を円滑に吸収する。
同様に、第2の主膨張部76に流体ガスが満ちた状態で、且つ第3の副膨張部78に流体ガスが満ちた状態で乗員29が第2の主膨張部76に当接したときに、第3の副膨張部78の第3破断部87を徐々に破断させることで、第3の副膨張部78の体積を徐々に増加して第2の主膨張部76の内圧を下げ、乗員29にかかる衝撃を円滑に吸収する。
図4(a),(b)は図3の4−4線断面図であり、(a)はエアバッグ袋体41の第1の副膨張部73の第1破断部85の破断前の状態を示し、(b)は、エアバッグ袋体41の第1の副膨張部73の第1破断部85の破断後の状態を示す。
(a)において、第1の副膨張部73は、図3に示す第1縮径部72から徐々に流体ガスの供給を受けるので、第1の副膨張部71の膨出展開中から膨出を開始する。
(b)において、図3で説明したように乗員28が第1の主膨張部71に当接したときに、第1の副膨張部73の所定の長さの第1破断部85を徐々に(所定の時間をかけて)破断させることで、第1の副膨張部73の体積を矢印b1,b1及び矢印b2,b2の如く徐々に増加して第1の主膨張部71の内圧を下げ、乗員28にかかる衝撃を円滑に吸収することができる。
図5は本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ展開後の車室の斜視図であり、乗員保護装置40は、車体11の窓31,32の上縁31a,32aに沿って車両衝突時に窓31,32の車室12内側を覆う展開部61を設け、この展開部61に乗員28,29(図3参照)の衝撃吸収をするために流体ガスで膨張させる膨張部70を設けた乗員保護装置において、膨張部70に、乗員28,29の着座位置に位置する主膨張部(第1・第2の主膨張部)71,76と、これらの主膨張部71,76に縮径部(第1・第2・第3縮径部)72,74,77を介して常時連通させるとともに乗員28,29の着座位置から外した位置に設ける副膨張部(第1・第2・第3の副膨張部)73,75,78と、を備え、これらの副膨張部73,75,78に、膨張によって破断させ副膨張部73,75,78の体積を増加させる破断部(第1〜第3破断部)85〜87を設けたものと言える。
例えば、展開部(エアバッグ袋体)に形成する主膨張部(膨張部)の内圧を徐々に下げていくことができるとすれば、主膨張部で乗員を包込むように受け止めることができるので、乗員にかかる衝撃を円滑に吸収することができるので好ましいことである。
そこで、乗員28,29の着座位置に位置するところにそれぞれ主膨張部(第1・第2の主膨張部)71,76を設け、これらの主膨張部(第1・第2の主膨張部)71,76に縮径部(第1・第2・第3縮径部)72,74,77を介して常時連通させるとともに乗員28,29の着座位置から外した位置に設ける副膨張部(第1・第2・第3の副膨張部)73,75,78を設け、これらの副膨張部73,75,78に、膨張によって破断させて副膨張部73,75,78の体積を増加させる破断部(第1〜第3破断部)85〜87を設けた。
すなわち、膨張部70に、乗員28,29の着座位置に位置する主膨張部(第1・第2の主膨張部)71,76と、これらの主膨張部71,76に縮径部(第1・第2・第3縮径部)72,74,77を介して常時連通させるとともに乗員28,29の着座位置から外した位置に設ける副膨張部(第1・第2・第3の副膨張部)73,75,78と、を備え、これらの副膨張部73,75,78に、膨張によって破断させて副膨張部73,75,78の体積を増加させる破断部(第1〜第3破断部)85〜87を設けることで、主膨張部71,76の膨出展開時から少しづつ副膨張部73,75,78も膨張させておき、主膨張部71,76の内圧が所定圧力を超えた時点から破断部85〜87を破断させる。これにより、主膨張部71,76の内圧の急激な変化を回避できるとともに、主膨張部71,76の乗員28,29保護のための所定圧力を比較的長い時間保持することができる。この結果、主膨張部71,76で乗員を包込むように受け止めることができ、乗員28,29にかかる衝撃を円滑に吸収することができる。
また、乗員28,29の着座位置に位置する主膨張部71,76を設け、乗員28,29の着座位置から外した位置に副膨張部73,75,78を設けることで、乗員28,29に副膨張部73,75,78が干渉することを避けた。この結果、主膨張部71,76の保護機能を妨げることなく、副膨張部73,75,78で主膨張部の内圧のコントロールをすることができる。
破断部85〜87を、所定の長さを持たせて形成することで、破断部85〜87の破断開始後も、主膨張部71,76の内圧を徐々に下げる。この結果、さらに、乗員28,29にかかる衝撃を円滑に吸収することができる。
さらに、破断部85〜87を、副膨張部73,75,78の側面に設けることで、破断部85〜87を設けるために副膨張部73,75,78を特別な形状にする必要性を回避することができる。この結果、乗員保護装置40の生産性の向上を図ることができるとともに、乗員保護装置40のコストの低減を図ることができる。
図6は本発明に係る乗員保護装置の作用を説明するグラフであり、横軸は時間、縦軸はエアバッグ袋体の圧力を示す(符号は図3参照)。
実線の圧力曲線Aは、実施例であるエアバッグ袋体41の主膨張部(第1の主膨張部)71の圧力曲線であり、乗員保護装置40では、時間t1〜t2を乗員保護に必要な圧力保持時間とするときに、主膨張部71の膨出展開時から少しづつ副膨張部73,75も膨張させておき、主膨張部71,76の内圧が所定圧力を超えた時点から所定の長さを持たせて形成した破断部85,86を破断させるようにしたので、乗員保護に必要な圧力保持時間の間所定圧力を保つことができる。この結果、乗員28,29にかかる衝撃を円滑に吸収することができる。
一点鎖線の圧力曲線Bは、比較例のエアバッグ袋体(不図示)の主膨張部の圧力曲線であって、例えば、主膨張部に副膨張部を破断部を介して接続して、破断部を一気に破断させることを想定した圧力曲線である。圧力曲線Bでは、急激に破断部を破断させるものなので、主膨張部の所定の乗員保護に必要な圧力保持時間の間の圧力の低下が大きいと考えられる。
また、破線の圧力曲線Cは、実施例のエアバッグ袋体41の副膨張部(第1の副膨張部)73の圧力曲線であり、主膨張部71の膨出展開とともに徐々に膨張させて、乗員28が当接後も破断部85を時間をかけて破断させることで、急激な圧力の増加を防ぐことができる。この結果、主膨張部71の急激な圧力低下を回避して、乗員保護に必要な圧力保持時間t1〜t2の間所定圧力P1を保つことができる。
図7は本発明に係る乗員保護装置のエアバッグ袋体を膨出展開させたときの位置関係を示す模式図であり、乗員保護装置40は、前・後取付部62,63を結ぶ線をテンションラインTと呼ぶときに、テンションラインTを、窓31,32の下縁31b,32bよりも下方に設けた。
すなわち、乗員保護装置40は、車体11(図1参照)の窓31,32の上縁31a,32aに沿って車両衝突時に窓の車室12内側を覆う展開部61を設けた乗員保護装置において、展開部61は、窓31,32を挟んで車体前後方向に複数の取付点(前・後取付部)62,63にて車体11側に取付けたものであり、取付点62,63の2点を結んだ線を展開部61を、車体前後方向に引張るテンションラインTと呼ぶときに、このテンションラインTを、窓31,32の下縁31b,32bよりも下方に設けたものと言える。
例えば、展開部の全域に渡ってほぼ均一の乗員保護性能を発揮させることができるとすれば、乗員保護装置の乗員保護性能の向上を図ることができるので好ましいことであり、乗員保護装置の軽量化やコストの低減を図ることができるとすれば、安価な車両にまで乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)を搭載することができ、乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)を普及させることができるのでさらに好ましいことである。
展開部61を、窓31,32を挟んで車体前後方向に複数の取付点(前・後取付部)62,63にて車体11側に取付け、取付点62,63の2点を結んだ線を展開部61を、車体前後方向に引張るテンションラインTと呼ぶときに、このテンションラインTを、窓31,32の下縁31b,32bよりも下方に設けることで、展開部61の全域に渡ってほぼ均一の乗員保護性能を発揮させることができる。この結果、乗員保護装置40の乗員保護性能の向上を図ることができる。
また、上記構成を採用することで、乗員保護装置40の軽量化やコストの低減を図ることができる。この結果、安価な車両にまで乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)40を搭載することができ、乗員保護装置(サイドカーテンエアバッグ)40を普及させることができる。
さらに、乗員保護装置40では、テンションラインTを、展開部61の下側61aに沿って位置させたもの、若しくは、テンションラインTを、展開部61の下側61aに略平行に沿わせたものと言える。
テンションラインTを、展開部61の下側61aに沿って位置させたもの、若しくは、テンションラインTを、展開部61の下側61aに略平行に沿わせることで、展開部61を最小にした状態で窓31,32領域を覆うことができる。この結果、展開部61の収納体積の低減を図ることができ、乗員保護装置40をコンパクトにすることができる。
図8(a),(b)は本発明に係る乗員保護装置の副膨張部の別実施例を示す断面図であり、副膨張部としての第1の副膨張部93を示す。
(a)において、第1の副膨張部93は、エアバッグ袋体91の窓31側を表面材96、エアバッグ袋体91の車室12側を裏面材97とするときに、裏面材97に破断部94,95を設けたものである。なお、一点鎖線で示す矢印c1はガス流体の流れである。
(b)において、エアバッグ袋体91の窓31側を表面材96、エアバッグ袋体91の車室12側を裏面材97とするときに、裏面材97に破断部94,95を設けることで、破断部94,95を破断させたときに、第1の副膨張部93の窓31側の膨出を回避することができる。なお、第1の副膨張部93は、乗員28(図1参照)の着座位置から外した位置に設けるものなので、車室12(図3参照)側に膨出させることは乗員28に干渉するものではない。
図9(a),(b)は本発明に係る乗員保護装置の副膨張部のさらなる別実施例を示す断面図であり、エアバッグ袋体101の副膨張部としての第1の副膨張部103を示す。
(a)において、第1の副膨張部103は、エアバッグ袋体101の窓31側を表面材106、エアバッグ袋体101の車室12側を裏面材107とするときに、これらの表面材106及び裏面材107の間に第1の副膨張部103の膨張を規制する規制部材105を設け、この規制部材105の上下長さを短く設定するために、規制部材105の中間で縫い合わせ所定の圧力で破断する破断部104を設けたものである。
ここで、破断部104及び規制部材105は、紙面奥行き方向にそれぞれ所定長さの奥行きを有するものであり、表面材106及び規制部材105で囲まれる部屋部分を右室108、裏面材107及び規制部材105で囲まれる部屋部分を左室109とするときに、右室108及び左室109を連通させたものである。例えば、規制部材105に連通孔を設けたもの、若しくは、第1の副膨張室103の紙面紙面奥行き方向の長さに対して規制部材105の長さを短く設定したものであってもよい。
(b)において、第1の副膨張部103が所定圧に達したときに、破断部104を徐々に破断させることで、第1の副膨張部103のさらなる膨出展開を可能にする。
第1の副膨張部103は、内部に破断部104を設けたので、エアバッグ袋体101の外観性の向上を図れるとともに、感触のよいエアバッグ袋体101を実現することができる。また、上記構造を採用することで、エアバッグ袋体101を膨出展開させる流体ガスの漏れを防止することができる。
尚、本発明に係る乗員保護装置は、図3に示すように、第1の主膨張部71に第1・第2の副膨張部73,75を設け、第2の主膨張部76に第3の副膨張部78を設けた、これに限るものではなく、主膨張部に設ける副膨張部の個数は任意であり、主膨張部に設ける副膨張部の個数を限定するものではない。
本発明に係る乗員保護装置は、図3に示すように、展開部61に第1・第2の主膨張部71,76を設けたが、これに限るものではなく、必要に応じて主膨張部を増加・削減することを妨げるものではない。
本発明に係る乗員保護装置は、図3に示すように、副膨張部73に一つの破断部85を設けたが、これに限るものではなく、一つの副膨張部に二つ以上の破断部を設けたものであってもよい。
本発明に係る乗員保護装置は、図3に示すように、例えば、副膨張部75及び副膨張部78は独立した部分であったが、これに限るものではなく、副膨張部同士が繋がっているものであってもよい。また、副膨張部の形状は任意である。
本発明に係る乗員保護装置は、図3、図8及び図9に示すように、破断部85〜87、破断部94,95及び破断部104は、縫製(縫い合わせたもの)であったが、これに限るものではなく、破断部を接着などにより接合したものであってもよい。
本発明に係る乗員保護装置は、ワゴンやセダンなどの乗用車のサイドカーテンエアバッグに採用するのに好適である。
本発明に係る乗員保護装置を採用した車両の側面図である。 本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ展開前の車室の斜視図である。 本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ袋体の側面図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明に係る乗員保護装置を採用したエアバッグ展開後の車室の斜視図である。 本発明に係る乗員保護装置の作用を説明するグラフである。 本発明に係る乗員保護装置のエアバッグ袋体を膨出展開させたときの位置関係を示す模式図である。 本発明に係る乗員保護装置の副膨張部の別実施例を示す断面図である。 本発明に係る乗員保護装置の副膨張部のさらなる別実施例を示す断面図である。 従来の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…車両、11…車体、31,32…窓、31a,32a…上縁、31b,32b…下縁、40…乗員保護装置、61…展開部、70…膨張部、71,76…主膨張部(第1・第2の主膨張部)、72,74,77…縮径部(第1・第2・第3縮径部)、73,75,78…副膨張部(第1・第2・第3の副膨張部)、85〜87…破断部(第1〜第3破断部)。

Claims (3)

  1. 車体の窓の上縁に沿って車両衝突時に窓の車室内側を覆う展開部を設け、この展開部に乗員の衝撃吸収をするために流体ガスで膨張させる膨張部を設けた乗員保護装置において、
    前記膨張部は、乗員の着座位置に位置する主膨張部と、この主膨張部に縮径部を介して常時連通させるとともに乗員の着座位置から外した位置に設ける副膨張部と、を備え、
    この副膨張部に、膨張によって破断させて副膨張部の体積を増加させる破断部を設けたことを特徴とする乗員保護装置。
  2. 前記破断部は、所定の長さを持たせて形成したものであることを特徴とする請求項1記載の乗員保護装置。
  3. 前記破断部を、前記副膨張部の側面に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乗員保護装置。
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