JP2007068829A - ミシンにおける切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長尺の被縫製部品を切断するに係る各種動作を単一の駆動源にて行うミシンにおける切断装置の提供。
【解決手段】 駆動手段は、縫い付け動作に支障のない退避位置から長尺の被縫製部品を切断可能な所定の切断位置へと、本体部を移動する。本体部は、所定形状からなる引掛け部を有する。駆動手段により前記退避位置から前記切断位置へと本体部を移動すると、それに応じて前記引掛け部が被縫製部品を引掛ける。そして、本体部に固定的に取り付けられた固定刃と、本体部に連動可能に取り付けられた切断刃とで、該引掛け部に引掛けられた被縫製部品を切断する。このようにすると、退避位置から切断位置へと本体部を移動するための駆動と、被縫製部品を引掛け部に引掛けるための駆動とを同じ駆動手段にて行うことができることから、切断装置には単一の駆動源を設けるだけでよい。
【選択図】 図12

Description

本発明は、テープやコードなどの長尺の被縫製部品を本縫いによって布地に縫い付ける形式のミシンに関する。特に、縫い付け作業終了時などにおいて長尺の被縫製部品を切断する切断装置に関する。
従来から、上下に駆動される針棒と、針棒の下端部に取付けられた縫い針と、針棒と同軸心上に組付けられてその軸心回りの回転が自由な回転体と、この回転体に取付けられて縫い針の針元位置へ長尺の被縫製部品(例えばテープやコードなどの紐状の刺繍材であって、以下では紐状部材とも呼ぶ)を案内する案内手段(ガイド)とを備え、刺繍データに基づく布地の移動方向に応じて回転体を回転制御し、針元への紐状部材の案内方向が適正となるようにガイドの向きを変更しつつ、この紐状部材を本縫いにより布地に縫い付ける形式のミシンが知られている。こうしたミシンの一例としては、下記に示す特許文献1に記載のミシンがある。下記の特許文献1には前記形式のミシンにおいて、紐状部材を切断する切断装置が開示されている。この特許文献1に記載の切断装置について簡単に説明すると、切断装置は縫い付け動作に支障のない退避位置と縫い針の針元付近の進出位置とに移動される担持体と、該担持体に設けられ、針元の紐状部材を引掛けるための進退動が可能なフック部材とを備えている。前記担持体は、縫い付け動作時においては常に退避位置に位置されており、縫い付け作業終了後などの縫い付けに用いた紐状部材を切断する必要がある時に進出位置に移動させることができるようになっている。そして、前記担持体が進出位置にあるときにフック部材を進退動させることによって、針元の紐状部材を引掛けて担持体へと引き寄せてから紐状部材を切断するようになっている。このとき、紐状部材とともに上糸も同時に切断されるようになっている。
特開平4-163361号公報
ところで、上記特許文献1に開示されているような従来知られた切断装置においては、担持体を退避位置と進出位置とに移動させるための駆動源と、紐状部材(長尺の被縫製部品)を引掛けるためにフック部材を進退動させるための駆動源とが、それぞれ専用の駆動源として個別に設けてある。しかし、このような複数の駆動源により駆動される切断装置はコストが高くなりまた切断装置自体が大型なものとなることから、ミシンもコスト高でありまた小型化が難しい、という問題点があった。また、従来の切断装置として、紐状部材を実際に切断する切断用の刃(切断刃)を駆動させる3つめの駆動源を備えたものがあるが、こうしたものは更なるコスト高や装置の大型化を招くこととなり都合が悪い。
また、紐状部材(長尺の被縫製部品)を縫い付ける際には、縫い始めにおいて確実に布地に対して紐状部材が縫い付けられるように、ガイドから出しておくべき紐状部材及び縫い針の先に残しておくべき上糸にある程度の長さが必要となる。しかしながら、上記特許文献1に開示されている従来知られた切断装置においては、担持体を退避位置から縫い針の針元付近の進出位置に移動させてから針元の紐状部材を上糸とともに引き寄せて切断するようにしていることから、切断後にガイドから出ている紐状部材及び縫い針の先に残る上糸の長さは僅かなものとなっていた。そうした場合、紐状部材及び上糸の切断後に、再度縫い付けを行うときにはガイドから僅かに出ている紐状部材及び縫い針の先に僅かに残る上糸をある程度の長さだけ引き出す必要があり、特に複数のミシンヘッドを有する多頭ミシンにおいては各ミシンヘッド毎に紐状部材及び上糸の引き出しを行わなければならず、非常に手間がかかり面倒である、という問題点があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、退避位置から切断位置へと移動するための駆動と、紐状部材(長尺の被縫製部品)を引掛けるための駆動とを単一の駆動源により行うことのできる切断装置を提供しようとするものである。
また、退避位置から切断位置へと移動するための駆動源にて切断刃も駆動させるようにした切断装置を提供しようとするものである。
さらには、紐状部材の切断後においてガイドから出しておく紐状部材(長尺の被縫製部品)を従来よりも長く確保することのできるようにした切断装置を提供しようとするものである。
本発明に係る切断装置は、上下に駆動される針棒と、針棒の下端部に取付けられた縫い針と、縫い動作に応じて針元へ長尺の被縫製部品を案内する案内手段とを有し、この被縫製部品を本縫いにより布地に縫い付ける形式のミシンにおいて、常には縫い付け動作に支障のない退避位置にあり、前記被縫製部品を切断する際にのみ所定の切断位置へと動作する切断装置であって、所定形状からなる引掛け部を有する本体部と、前記本体部に固定的に取り付けられた固定刃と、前記本体部に連動可能に取り付けられた切断刃と、前記本体部を前記退避位置から前記切断位置へと移動する駆動手段とを具備してなり、前記駆動手段による前記本体部の移動に応じて、前記引掛け部に被縫製部品を引掛けるようにしたことを特徴とする。
本発明の好ましい実施例としては、前記駆動手段と前記切断刃とを連結する連結手段と、前記駆動手段の駆動に伴い動作する前記連結手段の動きを規制する規制手段とを備えてなり、前記駆動手段の駆動に応じて前記本体部を移動して前記引掛け部に長尺の被縫製部品を引掛けるとともに、さらなる前記駆動手段の駆動に応じて前記切断刃を連動して前記引掛け部に引掛けた被縫製部品を切断することを特徴とする。
また、前記被縫製部品が縫い付けられた布地を前記縫い針の針元位置から前記針元位置から離れた所定位置まで移動させ、前記針元位置から前記所定位置までの前記布地の移動量に応じた長さ分だけ前記被縫製部品を前記案内手段から引っ張り出してから、前記駆動手段を駆動して前記被縫製部品を切断するよう制御する制御手段を備えることを特徴とする。
これによると、縫い付け動作に支障のない退避位置から長尺の被縫製部品を切断可能な所定の切断位置へと本体部を移動すると、それに応じて前記本体部が有する所定形状からなる引掛け部が被縫製部品を引掛ける。駆動手段は、前記退避位置から前記所定位置へと本体部を移動する。前記本体部は、所定形状からなる引掛け部を有する。駆動手段により前記退避位置から前記切断位置へと本体部を移動すると、前記引掛け部に長尺の被縫製部品を引掛ける。そして、前記本体部に固定的に取り付けられた固定刃と、前記本体部に連動可能に取り付けられた切断刃とで、該引掛け部に引掛けられた被縫製部品を切断する。このようにすると、退避位置から切断位置へと本体部を移動するための駆動と、被縫製部品を引掛け部に引掛けるための駆動とを同じ駆動手段にて行うことができ、したがって切断装置には単一の駆動源を設けるだけでよく、切断装置のコストを低く抑えるとともに小嵩に納めることができるようになる。
また、前記駆動手段と前記切断刃とを連結手段により連結し、前記駆動手段の駆動に伴い動作する前記連結手段の動きを規制手段により規制する。こうすると、退避位置から切断位置へと本体部を移動するための駆動と、被縫製部品を引掛け部に引掛けるための駆動と、切断刃を連動するための駆動とを、全て単一の駆動手段にて行うことができる。
さらに、前記被縫製部品を切断する際に、被縫製部品が縫い付けられた布地を前記縫い針の針元位置から前記針元位置から離れた所定位置まで移動させることで、前記案内手段から余分に被縫製部品を引っ張り出すようにした。こうすると、切断後においても充分な長さの被縫製部品を案内部材から出しておける。
本発明によれば、退避位置から切断位置へと本体部を移動させる際に長尺の被縫製部品を引掛け部に引掛けるようにしたので、退避位置から切断位置へと本体部を移動するための駆動と被縫製部品を引掛け部に引掛けるための駆動とを、単一の駆動源にて行うことができ、これにより切断装置のコストを低く抑えるとともに小嵩に納めることができるようになる、という優れた効果を奏する。
また、単一の駆動源にて被縫製部品を切断する切断刃も駆動させるようにしたので、よりコストを低く抑えるとともに切断装置を小嵩に納めることができるようになる。
さらに、被縫製部品が縫い付けられた布地を縫い針の針元位置から前記針元位置から離れた所定位置まで移動させてから、被縫製部品を切断するようにしたので、被縫製部品の切断後において従来よりも長く被縫製部品を案内部材から出しておくことができるようになる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、本発明に係る切断装置を適用した刺繍ミシンの一部を示す外観正面図である。図2は、図1に示した刺繍ミシンを左側から見た左側面図である。主としてこれら図1〜図2に示した各図によって、当該刺繍ミシンの構造について説明する。なお、実際の刺繍ミシンにおけるミシンフレームMの前面(ここでは図1の手前側、図2の右側がそれぞれ前面に相当する)には複数個のミシンヘッドHが一定の間隔で配置されているのであるが、この実施例では説明を理解し易くするために1つのミシンヘッドHのみを示している。
ミシンフレームMの前面にはミシンヘッドHが配設してあるとともに、支持部材1がミシンヘッドH上部の所定位置にボルト等によって固定されている。主に図2から理解できるように、この支持部材1においてミシンフレームMの前面に固定されている一端と反対側の端は、刺繍ミシンの前面側(図2の右側)へ水平に延びるアーム部を有した形状に形成されており、さらにこのアーム部の先端部にはボビン軸2が固定してある。このボビン軸2は、例えばテープやコードなどのような紐状部材A(長尺の被縫製部品)が巻装されたボビン3を、ボビン3が落下することのないようにかつボビン3が回転自在であるようにして着脱可能に装着することができるようになっている。
また、支持部材1には、ボビン10の上方部へと延びるように支持プレート4が設けてあり、この支持プレート4の基端部は支持部材1に固定された駆動モータ5のモータ軸に回動自在に支持してある。支持部材1に固定された駆動モータ5のモータ軸には駆動プーリ6が固定してあり、この駆動プーリ6と支持部材1にて支持プレート4の駆動モータ5の軸心に沿った移動が規制されている。支持プレート4の先端部には従動プーリ7が回転可能に設けてあり、従動プーリ7と駆動プーリ6には丸ベルト8が掛け渡してある。従動プーリ7は支持プレート4の先端部に回転可能に支持されたシャフト9の一端に固定してあり、シャフト9の他端には回転プーリ10が固定してある。回転プーリ10は、ボビン3に巻装された紐状部材Aと当接している。こうした構成によると、駆動モータ5の駆動によって駆動プーリ6が回転することに伴い、その回転が丸ベルト8により従動プーリ7へと伝達されて、従動プーリ7と共通のシャフト9に固定されている回転プーリ10が回転されることになる。すなわち、駆動モータ5の駆動にあわせて、駆動モータ5から発せられた回転力が駆動プーリ6、丸ベルト8、従動プーリ7、シャフト9、回転プーリ10へと順次に伝達されて、伝達された回転力により最終的にボビン3を回転させることができるようになっている。
支持プレート4は駆動モータ5のモータ軸に回動自在に支持されていることから、縫い付け作業の進行に従って紐状部材Aが消費されていくことに伴いボビン3に巻装された紐状部材Aの量が少なくなるのにあわせて、支持プレート4の先端部がその部分における自重によって時計方向(図2において下向き)に回動される。これによって、ボビン3に巻装された紐状部材Aの量が少なくなっても、回転プーリ10とボビン3に巻装された紐状部材Aとの当接が維持されて、確実にボビン3を回転させることができる。なお、回転プーリ10がより確実にボビン3に巻装された紐状部材Aと当接するように、支持プレート4に時計方向(図2において下向き)の付勢力を与える付勢手段を設けるようにしてもよい。また、回転プーリ10の表面に例えばゴムなどの滑り止め部材を設け、ボビン3が回転プーリ10の回転にあわせて確実に回転されるようにしてあってよい。
ボビン3の下方には、ボビン3から送り出される紐状部材Aを下方向へと案内するガイド部材11が設けてある。このガイド部材11は、支持部材1のボビン軸2を固定するアーム部よりも下方位置にボルト等で固定された、刺繍ミシンの前面側(図2の右側)へと水平に延びるガイドベース12に固定してある。ガイド部材11の前面にはカバー13を固定的に取りつけることができるようになっており、このガイド部材11とカバー13とによって形成される空間を介して紐状部材Aを下方向へと案内するようにしている。ガイド部材11の下方には棒状のロッド14が設けてあり、このロッド14の両端はミシンヘッドHを挟む左右の所定位置に揺動可能に支持されている一対の揺動アーム15,16の下端部に固定されている。一対の揺動アーム15,16はそれぞれのアームの略中間部を、図1において左側に配置される揺動アーム15についてはガイドベース12に、図1において右側に配置される揺動アーム16についてはガイド部材11に、揺動自在に支持される。この揺動アーム15,16は、紐状部材Aが縫い付けられることに伴い紐状部材Aに対して加わるテンションにより、前記ロッド14が刺繍ミシンの前面側(図2の右側)に移動されることに伴って、ガイドベース12又はガイド部材11に支持された略中心部を支点として揺動する。左側に配置される揺動アーム15の上端部には、磁石17が固定してある。ガイドベース12において、揺動アーム15に固定された磁石17に対してその一部の面が対向するようにしてブラケット19が固定されており、このブラケット19の前記一面には磁気センサ18を取りつけることができる。こうすると、揺動アーム15に固定された磁石17に対向する位置に磁気センサ18を配置することができることから、この互いに対向するようにして配置された磁気センサ18と磁石17とによって揺動アーム15(及び同様の動作を行う揺動アーム16)の揺動を検出するようにしている。なお、ブラケット19には、カバー20が取りつけてある。
また、図1又は図2に示すように、ガイド部材11にはカバー13の一部を覆うようにしてブラケット22が固定されており、該ブラケット22には駆動モータ5の駆動を制御するタイマ21及びスイッチ23がそれぞれ設けられている。タイマ21は周知のアナログ式のタイマであって、該タイマ21の先端部にあるダイヤル式の操作子21aにて設定された時間に応じて所定の制御を行わせるためのものであり、本実施例では揺動アーム15,16の揺動が磁気センサ18により検出された時点から時間の計測を開始して、前記ダイアル21aにて設定された時間だけ駆動モータ5を駆動するように制御する。スイッチ23は、例えば縫い付け作業前などの紐状部材Aを縫い付け可能にセットする際に、揺動アーム15,16が揺動しても駆動モータ5が駆動することのないように、タイマ21からの駆動モータ5に対する駆動信号を遮断するかしないかを設定するためのものである。
ミシンヘッドHの前面(図1の手前側、図2の右側)にはブラケット24を介してホルダ25が固定してあり、該ホルダ25には紐状部材Aを通す可撓性の第1チューブ26が固定してある。この第1チューブ26の先端には、第1チューブ26より容易に撓む第2チューブ(例えばスパイラルチューブ)27が接続してある。第2チューブ27の先端は、後述する回転ブッシュ37(図3参照)に固定したホルダアーム28に固定してある。これにより、ガイド部材11により下方へと案内された紐状部材Aを、ロッド14の奥側(図2の左側)に当接させた状態で両チューブ26,27に通し、さらに後述するガイド46(図3参照)を介して、常に縫い針29(図3参照)の針先にあたる正しい位置(針元位置)に紐状部材Aを導くようにしている。
ここで、ミシンヘッドHの詳細な構造について、主に図3を用いて説明する。図3は、ミシンヘッドHの一部断面側面図である。この図3に示すミシンヘッドHは周知のものであり、下端部に縫い針29を備えた針棒30が上下動可能に設けてある。ミシンヘッドHの底板にはガイドパイプ31が固定してあり、ガイドパイプ31内には布押え駆動パイプ32が上下動及びその軸心回りを回転可能に組み付けてある。この布押え駆動パイプ32の内部には、針棒30が上下動可能に挿通してある。布押え駆動パイプ32の上端部外周には係合リング33が固定してあり、係合リング33にはモータ34の駆動によって上下動されるストロークアーム35が係合してある。布押え駆動パイプ32の下端部には、布押え36が固定してある。ガイドパイプ31の外周には、回転ブッシュ37が針棒30の軸心回りを回転可能に設けてある。回転ブッシュ37の上端部外周にはタイミングプーリ部38が形成してあり、タイミングプーリ部38はモータ39の駆動によって回転される駆動プーリ40とタイミングベルト41にて連結してある。こうした構成により、モータ39を駆動することに伴い回転ブッシュ37が回転されることとなる。
上記回転ブッシュ37には下方向に延びる係合部材42が固定してあり、係合部材42の先端の係合部42aは布押え36の外周に対して上下方向に沿って形成した溝36aに係合してある。これにより、布押え36は上下動作しつつ回転ブッシュ37と共に針棒30の軸心回りに回転されることとなる。回転ブッシュ37の外周には連動部材43が上下動可能で、かつ回転ブッシュ37と共に回転するように設けてある。連動部材43の外周に形成された溝部には、図示しない駆動源によって上下動されるリング44が相対回転可能に設けてある。回転ブッシュ37の外周には、ガイドレバー45(例えばチドリ振りレバー)が回転自在に設けてある。ガイドレバー45は連動部材43の上下動に連動して回動するように連動部材43と連結してあり、このガイドレバー45の下端には紐状部材Aを縫い針28の針元位置へ案内するためのパイプ形状のガイド46が固定してある。
次に、上述したような構成の刺繍ミシンにおいて、紐状部材Aを切断するための切断装置Sについて、図4〜図9を用いて説明する。図4は、退避位置にある切断装置を示す正面図である。図5は、図4に示した切断装置を左側から見た左側面図である。図6は、切断位置にある切断装置を示す正面図である。図7は、図6に示した切断装置を左側から見た左側面図である。当該切断装置Sは、ミシンフレームMにおいて、図1に示すようなミシンヘッドHの右側の所定位置に配置されている。ここで、退避位置とは紐状部材Aの縫い付け動作に支障のない位置であり、切断位置とは縫い付けに用いた紐状部材Aを切断する位置である。
これらの図から理解できるように、ミシンフレームMにはブラケット47がボルト等で固定されており、該ブラケット47にはスペーサ48を介してベース部材49が固定されている。ベース部材49には空気圧により動作するロータリーアクチュエータ50が、その有する回転軸51がベース部材49を貫通するようにして固定されており、該回転軸51には駆動レバー52が固定してあるとともに、平板状のメスベース53が回動自在に支持してある。駆動レバー52とメスベース53との間には図示しないトーションバネが設けてあり、トーションバネの両端部をそれぞれ駆動レバー52とメスベース53に形成されている所定のトーションバネの端部を嵌挿させるための孔(図示せず)に嵌挿させることで、互いを連結するようにしている。これにより、ロータリーアクチュエータ50の駆動にあわせて駆動レバー52が回動されると、トーションバネを介してメスベース53も一緒に回動されるようになっている。メスベース53は、常には図4及び図5に示すような紐状部材Aの縫い付け動作に支障のない退避位置に位置されており、紐状部材Aを切断する必要のあるときには図6及び図7に示すような紐状部材Aを切断する切断位置に回動させるようにしている。ベース部材49には前記退避位置又は切断位置のそれぞれにおいて回動されたメスベース53が当接することで、メスベース53を前記各位置に位置付けるストッパ54が所定位置に設けてある。一方、メスベース53には、駆動レバー52の回動範囲を規制する一対のストッパ61,62が設けてある。また、メスベース53の先端部には引掛け部53aが形成してあるとともに、引掛け部53aからテーパ状に続く切断凹部53bがきり込み状に形成してある。そして、これにあわせて切断装置Sの下方には、メスベース53を回動させるときに引掛け部53aが入り込む溝部63aを有するプレート63が周知のミシンテーブル上に固定してある。
図8は図7に示した切断装置SにおけるI−I線断面図であり、図9は図8に示した切断装置の下方部を右側から見た右側面図である。これらの図から理解できるように、メスベース53には固定メス55が固定してあるとともに、可動メス56が回動可能に支持してある。可動メス56は略中間部を支持ピン57によって回動可能に、かつ、支持ピン57の軸線に沿った移動が可能に支持してあり、支持ピン57には可動メス56を固定メス55に接する方向へと付勢するコイルバネ58が設けてある。可動メス56の一端は連結板59を介して駆動レバー52の先端と連結してある。可動メス56は、常にはその有する刃先がメスベース53の切断凹部53bの下端部と同一高さとなる回動位置に位置している。固定メス56は、その有する刃先がメスベース53の切断凹部53bの上端部と略同一高さに設けてある。こうした固定メス55と可動メス56とによって、メスベース53を切断位置に回動させたときに、メスベース53の引掛け部53aにて引掛けて切断凹部53bへと導き入れた紐状部材Aを切断するようになっている。 また、可動メス56の側面に接するようにして案内部材60が配置されており、この案内部材60は可動メス56の刃先を固定メス55側に付勢することで、紐状部材Aの切断を確実に行うことができるようにしている。
次に、上述したような構成の刺繍ミシンにおいて、本縫いにより紐状部材Aを布地(図示しない)に縫い着ける作業について説明する。
まず、ボビン3に巻装された紐状部材Aを繰り出して、既に説明したようにガイド部材11、ロッド14の奥側、第1チューブ26、第2チューブ27、ガイド46を経て縫い針29の針元位置へと前記繰り出した紐状部材Aを導く。この状態で図示しない布地を所定の刺繍データに基づきXY方向へ移動制御するとともに、針棒30を上下に駆動して縫い針29と図示しない釜との機能によって周知の本縫いを行う。この際に、モータ34の駆動によって布押え36は、針棒30の上下駆動に対して所定のタイミングで上下動されて布押えの機能を果たすことは周知のとおりである。リング44は針棒30の上下駆動に対し所定のタイミングで上下に駆動され、これに伴う連動部材43の上下動作によってガイドレバー45が回動される。これによって、ガイドレバー45の下端に固定されたガイド46により縫い針29の針先位置へと案内されている紐状部材Aは、例えば針棒30の一往復毎(一縫い毎)に針元位置の左右に振られることとなる。これによって紐状部材Aは、いわゆるチドリ縫いによって順次布地に縫い付けられることとなる。
この際に、回転ブッシュ37はモータ39の駆動によって駆動プーリ40、タイミングベルト41、タイミングプーリ部38を介して回転され、これに伴いガイド46は布地の移動に基づくミシンヘッドHの相対的な進行方向の前面に位置するように制御される。これにより、紐状部材Aを縫い針29の針元位置へ適正に案内することができる。なお、回転ブッシュ37を360°以上回転させると第2チューブ27がミシンヘッドHに絡む可能性があるため、回転ブッシュ37を360°以上回転させないように刺繍データを作成しておくことが必要とされる。
上記のようにして紐状部材Aが布地に縫い付けられていくことに伴って、ロッド14が紐状部材Aに引張られて手前に移動されるので、このロッド14の移動にあわせて一対の揺動アーム15,16が共に揺動される。揺動アーム15が揺動されると磁気センサ18がその揺動を検出するので、これに基づきタイマ21にて設定された時間だけ駆動モータ5が駆動されてボビン3が回転されることになり、ボビン3から紐状部材Aが繰り出される。続いて、紐状部材Aが布地に縫い付けられていくことに伴って、再び揺動アーム15,16が揺動されると上記した動作が同様に行われて、ボビン3が回転され紐状部材Aが繰り出される。このようにして、布地への紐状部材Aの縫い付けの際には、紐状部材Aが縫い付け作業に応じて引張られることに伴ってボビン3が回転及び停止を繰返すことによって、紐状部材Aをスムーズに縫い針29の針元位置に適正に繰り出すことができるようにしている。
次に、紐状部材Aの縫い付け終了後に行われる、切断装置Sによる紐状部材Aの切断動作について説明する。ここで、図10は、紐状部材Aを切断した状態にある切断装置Sを左側から見た左側面図である。図11は、縫い付け終了時に紐状部材Aを移動させる先の縫い付け終了点を示す概念図である。図12は、メスベース53の引掛け部53aにおける紐状部材Aの引掛け動作を説明するための概念図である。
布地への紐状部材Aの縫い付け作業が終了したら、布地において紐状部材Aが縫い付けられている最終位置が縫い針29の針元位置から図11に示す縫い付け終了点Eへと位置するように、紐状部材Aが縫い付けられた状態のままで布地をXY方向へと移動する。勿論、この布地の移動時には針棒30を上下に駆動して縫い針29と図示しない釜とによる周知の縫いを行わないことは言うまでもない。布地の移動に伴って、該布地の移動量に応じた長さ分だけ紐状部材Aがボビン3から繰り出される。前記縫い付け終了点Eは、ボビン3から新たに繰り出された紐状部材Aの一部がプレート63の溝部63a上を通るように所定位置に設定される。紐状部材Aの一部がプレート63の溝部63a上に位置する状態で、切断装置Sのロータリーアクチュエータ50を駆動して駆動レバー52を時計方向に回動する(図5参照)。駆動レバー52が回動されるとトーションバネ(図示せず)を介してメスベース53も一緒に回動され、メスベース53を図5に示す水平状態にある「待避位置」から図7に示す垂直状態にある「切断位置」へと回動させる。このメスベース53が待避位置から切断位置へと回動されるとき、図12に示すようにメスベース53の引掛け部53aがプレート63の溝部63a上に位置する紐状部材Aを引掛け、更なるメスベース53の回動によって引掛けられた紐状部材Aは切断凹部53bへと導かれる。このようなメスベース53が切断位置へと回動されたときの紐状部材Aの状態を示すと、例えば図3に示すようになる。
メスベース53が切断位置へと回動された後(図7参照)もロータリーアクチュエータ50の駆動は継続されて、駆動レバー52がさらに回動される。ただし、メスベース53は切断位置にてストッパ54と当接するので、これ以上の回動が規制されてメスベース53は回動を停止する。メスベース53の回動が停止する一方で駆動レバー52のみがさらに回動されると、連結板59を介して可動メス56の回動が開始される。図9に示すように、この可動メス56の回動は、駆動レバー52の回動にあわせて連結板59が上下動することに応じて、支持ピン57を支点に反時計方向に回動する。駆動レバー52は、下側のストッパ61に当接する図10に示す位置まで回動される。こうした駆動レバー52の回動にあわせて可動メス56は図10に示す位置まで回動されるので、切断凹部53bに導かれた紐状部材Aを可動メス56と固定メス55との間で挟み込むようにして切断する。なお、この紐状部材Aの切断の際には、布地から縫い針29へと続いている上糸(図示せず)も同時に切断する。
紐状部材A(及び上糸)の切断後には、ロータリーアクチュエータ50を逆回転にて駆動して、駆動レバー52を反時計方向に回動する。駆動レバー52が図10に示す位置から図7に示す位置に回動されるまで、つまり駆動レバー52が下側のストッパ61と当接した状態から上側のストッパ62と当接した状態となるまでは、トーションバネ(図示せず)によって駆動レバー52のみが回動される。これにより、可動メス56が元の位置へと回動される。その後のロータリーアクチュエータ50の駆動によって、駆動レバー52とメスベース53が一緒に回動されて、メスベース53は図7に示す切断位置から図5に示す待避位置へと回動される。
以上のように、上記実施例に示した刺繍ミシンによれば、メスベース53を待避位置から切断位置に回動させることによって、メスベース53の引掛け部53aに紐状部材Aが引掛けられ、切断凹部53bに切断可能に導かれるため、切断装置Sの退避位置から切断位置への移動と紐状部材Aを引掛けるための駆動を単一のロータリーアクチュエータ50にて行うことができる。また、可動メス56もロータリーアクチュエータ50によって回動させるようにした。これにより、コストを低く抑えるとともに、切断装置Sを小嵩に納めることができることとなる。さらに、切断装置Sを縫い針29から離れた位置に配置し、紐状部材Aの切断時に布地を移動させて、紐状部材A(及び上糸)が新たに所定量だけ引き出されるようにした。これにより、再度紐状部材Aの縫い付けを行うときに、ユーザがわざわざガイド46から紐状部材A(及び縫い針29の先に残る上糸)を引き出す必要がなくなる。
なお、切断装置Sを配置する位置は、切断後にガイド46から出ている紐状部材A(及び縫い針29の先に残る上糸)の長さが、再度縫い付けを行うのに必要な長さを確保することができればどのような位置であってもよい。
なお、空気圧式のロータリーアクチュエータ50はパルスモータなど他のアクチュエータであってもよい。
なお、ロータリーアクチュエータ50の回転軸51の先端部を支持する軸受部材を設けるようにしてもよい。
なお、メスベース53に、切断された紐状部材Aの端部を保持する保持部材を設けてもよい。この保持部材を設けたときは、メスベース53を紐状部材Aの切断後も切断位置に位置させておき、再度縫い付けを開始したときに待避位置に回動させるようにしてもよい。
なお、上述した実施例においては、メスベース53に可動メス56を回動可能に支持した例を示したがこれに限らず、可動メス56を摺動可能に設けておき、該可動メス56を固定メス55に対して摺動させることで紐状部材Aを切断するようにしてもよい。
本発明に係る切断装置を適用した刺繍ミシンの一部を示す外観正面図である。 図1に示した刺繍ミシンを左側から見た左側面図である ミシンヘッドの一部断面側面図である。 退避位置にある切断装置を示す正面図である。 図4に示した切断装置を左側から見た左側面図である。 切断位置にある切断装置を示す正面図である。 図6に示した切断装置を左側から見た左側面図である。 図7に示した切断装置SにおけるI−I線断面図である。 図8に示した切断装置の下方部を右側から見た右側面図である。 紐状部材を切断した状態にある切断装置を左側から見た左側面図である。 縫い付け終了時に紐状部材を移動させる先の縫い付け終了点を示す概念図である。 メスベースの引掛け部における紐状部材Aの引掛け動作を説明するための概念図である。
符号の説明
1…支持部材、2…ボビン軸、3…ボビン、4…支持プレート、5(34、39)…駆動モータ、6…駆動プーリ、7…従動プーリ、8…丸ベルト、9…シャフト、10…回転プーリ、11…ガイド部材、12…ガイドベース、13…カバー、14…ロッド、15(16)…揺動アーム、17…磁石、18…磁気センサ、19(22、24、47)…ブラケット、20…ブラケットカバー、21…タイマ、21a…ダイヤル、23…ブラケットスイッチ、25…ホルダ、26…第1チューブ、27…第2チューブ、28…ホルダアーム、29…縫い針、30…針棒、31…ガイドパイプ、32…布押え駆動パイプ、33…係合リング、35…ストロークアーム、36…布押え、36a…溝、37…回転ブッシュ、38…タイミングプーリ部、40…駆動プーリ、41…タイミングベルト、42…係合部材、42a…係合部、43…連動部材、44…リング、45…ガイドレバー、46…ガイド、48…スペーサ、49…ベース部材、50…ロータリーアクチュエータ、51…回転軸、52…駆動レバー、53…メスベース、53a…引掛け部、53b…切断凹部、54(61、62)…ストッパ、55…固定メス、56…可動メス、57…支持ピン、58…コイルバネ、59…連結板、60…案内部材、63…プレート、63a…溝部、A…紐状部材、M…ミシンフレーム、H…ミシンヘッド

Claims (3)

  1. 上下に駆動される針棒と、針棒の下端部に取付けられた縫い針と、縫い動作に応じて針元へ長尺の被縫製部品を案内する案内手段とを有し、この被縫製部品を本縫いにより布地に縫い付ける形式のミシンにおいて、常には縫い付け動作に支障のない退避位置にあり、前記被縫製部品を切断する際にのみ所定の切断位置へと動作する切断装置であって、
    所定形状からなる引掛け部を有する本体部と、前記本体部に固定的に取り付けられた固定刃と、前記本体部に連動可能に取り付けられた切断刃と、前記本体部を前記退避位置から前記切断位置へと移動する駆動手段とを具備してなり、
    前記駆動手段による前記本体部の移動に応じて、前記引掛け部に被縫製部品を引掛けるようにしたことを特徴とする切断装置。
  2. 前記駆動手段と前記切断刃とを連結する連結手段と、前記駆動手段の駆動に伴い動作する前記連結手段の動きを規制する規制手段とを備えてなり、前記駆動手段の駆動に応じて前記本体部を移動して前記引掛け部に長尺の被縫製部品を引掛けるとともに、さらなる前記駆動手段の駆動に応じて前記切断刃を連動して前記引掛け部に引掛けた被縫製部品を切断することを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
  3. 前記被縫製部品が縫い付けられた布地を前記縫い針の針元位置から前記針元位置から離れた所定位置まで移動させ、前記針元位置から前記所定位置までの前記布地の移動量に応じた長さ分だけ前記被縫製部品を前記案内手段から引っ張り出してから、前記駆動手段を駆動して前記被縫製部品を切断するよう制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の切断装置。
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