JP2007022157A - 車両用充電制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】減速時の強制充電により車両のドライバビリティ悪化を防止することを可能とした車両用充電制御装置を提供することにある。
【解決手段】エンジン1を搭載した車両40の充電制御装置は、エンジン1により駆動されるオルタネータ13と、オルタネータ13での発電電力を充電するバッテリ14とを備え、減速時にオルタネータ13の発電電圧を高めてオルタネータ13による発電電力をバッテリ14に強制充電する。また、減速時の強制充電によりエンジン1の負荷が増大するときに、エンジン1の出力を微増させるための出力調整手段を備える。出力調整手段は、吸気通路2にスロットルバルブ5を迂回して設けられるバイパス通路11と、同通路11に設けられるアイドル・スピード・コントロール・バルブ(ISCバルブ)12と、ISCバルブ12を強制充電に合わせて開閉制御する電子制御装置(ECU)30とを含む。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エンジンを搭載した車両に設けられ、エンジンにより駆動されるオルタネータと、オルタネータにより発電される電力を充電するバッテリとを備え、車両の減速時にオルタネータの発電電圧を高めてオルタネータにより発電される電力をバッテリに強制充電するように制御する車両用充電制御装置に関する。
従来、この種の充電制御装置として、例えば、下記の特許文献1及び2に記載された技術が知られている。特許文献1に記載された従来技術は、車両制動時などにオルタネータで発電される電力をバッテリに充電することで、車両の持つ減速エネルギーを回生するようにした減速エネルギー回生装置に関する。この装置は、ブレーキをかけて車両が減速するとき、慣性エネルギーにより車両を惰性走行させてエンジンを惰性で回転させ、これによりオルタネータで発電させてその電力をバッテリに充電するようになっている。
また、特許文献2に記載された従来技術は、エンジンの減速時に発電機(オルタネータ)の発電電圧を高めてバッテリを強制充電すると共に、その強制充電後には、強制充電中にバッテリにした充電量に応じた所定時間だけオルタネータの発電電圧を下げて無発電とするようになっている。これにより、強制充電で回収した電力量に応じた分だけ無発電時に放電させることができ、燃費改善とエンジン回転低下防止を満たしながらバッテリの充電状態低下に伴う性能低下を防止するようになっている。
特開平10−285706号公報 特開2003−244998号公報
ところが、特許文献2に記載の従来技術では、エンジン減速時にオルタネータの発電電圧を高めてバッテリに強制充電することでオルタネータの負荷が高くなるので、減速後に車両が停止したときには、エンジンに急激な回転低下が起こりエンストのおそれがあった。また、エンジンの急激な回転低下によりエンジンに振動が生じることもあり、車両のドライバビリティが悪化するおそれがあった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、減速時の強制充電により車両のドライバビリティが悪化するのを防止可能とした車両用充電制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、エンジンを搭載した車両に設けられる車両用充電制御装置であって、エンジンにより駆動されるオルタネータと、オルタネータにより発電される電力を充電するバッテリとを備え、車両の減速時にオルタネータの発電電圧を高めてオルタネータにより発電される電力をバッテリに強制充電するように制御する車両用充電制御装置において、強制充電によりエンジンの負荷が増大するときにエンジンの出力を微増させる出力調整手段を備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、車両の減速時には、オルタネータの発電電圧が高められて発電が行われ、その電力がバッテリに強制充電される。このとき、オルタネータの発電電圧が高められることでエンジンの負荷が増大するが、強制充電によりエンジンの負荷が増大するときに出力調整手段がエンジンの出力を微増させるので、エンジンの急激な回転低下が抑えられる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、出力調整手段は、エンジンの吸気通路に設けられる吸気調整手段と、吸気調整手段を強制充電に合わせて駆動制御する制御手段とを含むことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、車両の減速時には、オルタネータの発電電圧が高められて発電が行われ、その電力がバッテリに強制充電される。このとき、オルタネータの発電電圧が高められることでエンジンの負荷が増大するが、強制充電によりエンジンの負荷が増大するときに制御手段が吸気調整手段を駆動制御することでエンジンの出力を微増させるので、エンジンの急激な回転低下が抑えられる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、出力調整手段は、エンジンの吸気通路にスロットルバルブを迂回して設けられるバイパス通路と、バイパス通路に設けられるアイドル・スピード・コントロール・バルブと、アイドル・スピード・コントロール・バルブを強制充電に合わせて開閉制御する電子制御装置とを含むことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、車両の減速時には、オルタネータの発電電圧が高められて発電が行われ、その電力がバッテリに強制充電される。このとき、オルタネータの発電電圧が高められることでエンジンの負荷が増大するが、強制充電によりエンジンの負荷が増大するときに電子制御装置がアイドル・スピード・コントロール・バルブを開閉制御することで、スロットルバルブを迂回してバイパス通路を流れる吸気量が調整され、エンジンの出力が微増するので、エンジンの急激な回転低下が抑えられる。
請求項1乃至3の何れかに記載の発明によれば、強制充電時における車両のドライバビリティ悪化を防止することができる。
以下、本発明の車両用充電制御装置を具体化した一実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態における車両用充電制御装置を含むエンジンシステムを概略構成図により示す。このエンジンシステムは、車両40に搭載された多気筒のエンジン1を含む。エンジン1は、吸気通路2を通じて供給される燃料と空気との可燃混合気を、各気筒の燃焼室で爆発・燃焼させ、燃焼後の排気を排気通路3へ排出させることにより、ピストン(図示しない)を動作させてクランクシャフト4を回転させ、動力を得るようになっている。エンジン1の動力は、車両40の駆動輪41に伝達されるようになっている。
吸気通路2に設けられたスロットルバルブ5は、同通路2を流れて各気筒に吸入される空気量(吸入空気量)Gaを調節するために開閉される。このバルブ5は、運転席に設けられたアクセルペダル6の操作により開閉されるようになっている。スロットルバルブ5に対して設けられたスロットルセンサ21は、このバルブ5の開度(スロットル開度)TAを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力する。また、スロットルセンサ21は、スロットルバルブ5が全閉となったときにそのことを示すアイドル信号idS(オン信号)を出力する。吸気通路2に設けられたエアフローメータ22は、吸気通路2を通じて各気筒に吸入される吸入空気量Gaを計測し、その計測値に応じた電気信号を出力する。
各気筒に対応して設けられた複数の燃料噴射弁(インジェクタ)7は、各気筒の吸気ポートに対して燃料を噴射する。各インジェクタ7には、燃料供給装置(図示略)により燃料が圧送されて供給される。インジェクタ7に供給された燃料は、インジェクタ7が通電により開弁することで噴射される。
各気筒に対応してエンジン1に設けられた点火プラグ8は、イグナイタ9から出力される高電圧を受けて動作する。各点火プラグ8の点火時期は、イグナイタ9から出力される高電圧の出力タイミングにより決定される。つまり、点火プラグ8による点火時期は、イグナイタ9が制御されることで制御される。
排気通路3には、酸素センサ23が設けられる。この酸素センサ23は、エンジン1から排気通路3へ排出される排気中の酸素濃度Oxを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力する。エンジン1に設けられた回転速度センサ24は、クランクシャフト4の回転角速度、即ち、エンジン回転速度NEを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力する。エンジン1に設けられ水温センサ25は、エンジン1の内部を流れる冷却水の温度(冷却水温)THWを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力する。
吸気通路2には、スロットルバルブ5を迂回してバイパス通路11が設けられる。このバイパス通路11には、同通路11を開閉するアイドル・スピード・コントロール・バルブ(ISCバルブ)12が設けられる。ISCバルブ12は、電気的に開閉駆動されるバルブであり、バイパス通路11を流れる空気量(ISC流量)を微調整可能に設けられる。この実施形態では、これらバイパス通路11及びISCバルブ12により、本発明の吸気調整手段が構成される。
この実施形態の充電制御装置は、エンジン1により駆動されるオルタネータ13と、オルタネータ13により発電される電力を充電するバッテリ14とを備える。オルタネータ13とバッテリ14は、エンジン1に関わる複数の電気機器15(電気負荷に相当する)にそれぞれ接続され、それら電気機器15に電力を供給するようになっている。
この実施形態で、電子制御装置(ECU)30は、スロットルセンサ21、エアフローメータ22、酸素センサ23、回転速度センサ24及び水温センサ25から出力される各種信号を入力する。ECU30は、これらの入力信号に基づいて燃料噴射制御及び点火時期制御等を実行し、各インジェクタ7及びイグナイタ9をそれぞれ制御する。また、ECU30は、充電制御を実行し、ISCバルブ12及びオルタネータ13を制御する。
ここで、燃料噴射制御とは、エンジン1の運転状態に応じて各インジェクタ7を制御することにより、燃料噴射量及び燃料噴射タイミングを制御することである。点火時期制御とは、エンジン1の運転状態に応じてイグナイタ9を制御することにより、各点火プラグ8による点火時期を制御することである。充電制御は、オルタネータ13を制御することでオルタネータ13からバッテリ14への充電を制御することと、減速時の強制充電によりエンジン1の負荷が増大するときにエンジン1の出力を微増させるためにISCバルブ12を制御することを含む。
この実施形態で、ECU30は中央処理装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及びバックアップRAM等よりなる周知の構成を備えたものである。ROMは、前述した各種制御に係る所定の制御プログラムを予め記憶している。ECU(CPU)30は、これらの制御プログラムに従って前述した各種制御等を実行する。この本実施形態で、ECU30は、本発明の制御手段に相当する。また、バイパス通路11、ISCバルブ12及びECU30により、本発明の出力調整手段が構成される。
次に、ECU30が実行する充電制御の内容について説明する。図2に「充電制御ルーチン」をフローチャートに示す。ECU30は、このルーチンを所定時間毎に周期的に実行する。
エンジン1の運転時に、ステップ100で、ECU30は、減速運転か否かを判断する。ECU30は、この判断をスロットルセンサ21から出力されるアイドル信号idSの有無に基づいて判断する。この判断結果が肯定である場合、ECU30は、処理をステップ110へ移行する。
ステップ110で、ECU30は、減速時の充電回生制御であるか否かを判断する。すなわち、減速運転に伴う駆動輪41の惰性回転力をエンジン1を介してオルタネータ13に与えてオルタネータ13で発生する電力をバッテリ14に強制充電する制御が行われているか否かを判断する。この充電回生制御を実行する場合、ECU30は、バッテリ14に対する充電電圧cVOを変更することにより、オルタネータ負荷aLDを変更するようになっている。このステップ110の判断結果が肯定である場合、ECU30は、処理をステップ120へ移行する。
ステップ120で、ECU30は、充電回生制御時に、回転速度センサ24で検出されるエンジン回転速度NEが、目標エンジン回転速度tNEに所定の設定値αを加算した値以下であるか否かを判断する。この判断結果が肯定である場合、ECU30は、処理をステップ130へ移行する。
ステップ130で、ECU30は、エンジン回転速度偏差dNEを算出する。すなわち、ECU30は、目標エンジン回転速度tNEに対する現在のエンジン回転速度NEの差をエンジン回転速度偏差dNEとして算出する。また、ステップ140で、ECU30は、オルタネータ負荷aLDを読み込む。
ステップ150で、ECU30は、ISC増量EGSを算出する。ここで、ECU30は、上記算出されてエンジン回転速度偏差dNEと、上記読み込まれたオルタネータ負荷aLDとに基づき、図3に示すような関数データ(2次元マップ)を参照することにより、ISC増量EGSを算出する。図3の2次元マップでは、エンジン回転速度偏差dNEがマイナス側へ大きくなるに連れてISC増量EGSが大きくなるように、かつ、オルタネータ負荷aLDが大きくなるに連れてISC増量EGSが大きくなるように設定されている。
ステップ160で、ECU30は、今回算出されたISC増量EGSの分だけISC流量EGCを増加させる。ISC流量EGCは、ISCバルブ12の開度に相当する値として設定される。そして、ECU30は、その増加されたISC流量EGCに基づき、ISCバルブ12の開度を制御することにより、バイパス通路11における実際のISC流量を制御する。このISC流量制御により、減速時のバッテリ14に対する強制充電によりエンジン1の負荷が増大するときにエンジン1の出力を微増させる。
そして、ステップ170で、ECU30は、減速運転からの復帰か、又は、エンジン回転速度NEが、目標エンジン回転速度tNEに設定値αを加算した値より高いか否かを判断する。この判断結果が否定である場合、ECU30は、処理をステップ130へ戻し、ステップ130からの処理を繰り返す。
一方、ステップ170の判断結果が肯定である場合、ステップ180で、ECU30は、ISC増量EGSによるISC流量EGCの増加を終了させる。そして、ECU30は、そのISC流量EGSに基づいてISCバルブ12の開度を制御することにより、実際のISC流量を通常の流量に戻す。
また、ステップ100〜120の判断結果が否定である場合も、ECU30は、ステップ180で、ISC増量EGSによる増加をさせないISC流量EGCに基づいてISCバルブ12の開度を制御することにより、実際のISC流量を通常の流量に保つ。
ここで、図4に、上記充電制御に関わる各種パラメータの挙動をタイムチャートにより示す。時刻t1〜t2で、スロットル開度TAが増加すると、エンジン回転速度NEが上昇して車速SPDが上昇する。このとき、エンジン負荷eLDが増加することから、オルタネータ負荷aLDが下げられ、充電電圧cVOも低下する。
その後、時刻t2〜t3で、スロットル開度TAが一定に保たれると、エンジン回転速度NEが一定に保たれ、車速SPDもほぼ一定に保たれる。この間、エンジン負荷eLD、オルタネータ負荷aLD及び充電電圧cVOも一定に保たれる。
その後、時刻t3で、スロットル開度TAが全閉になると、エンジン回転速度NEが降下し始め、車速SPDも下がり始める。このとき、エンジン負荷eLDが減少し始めるので、オルタネータ負荷aLDが上げられ、充電電圧cVOも上昇する。また、このとき、エンジン1では、減速運転時の燃料カット(F/C)が行われる。
そして、時刻t4で、エンジン回転速度NEが、目標エンジン回転速度tNEに設定値αを加算した値以下となると、そのタイミングでISC流量EGCが増加し、燃料カット(F/C)が終わる。
その後、時刻t5で、車両40が停止すると(車速SPDがゼロになると)、ISC流量EGCの増加が終了し、オルタネータ負荷aLDが下げられ、充電電圧cVOが低下する。ここで、エンジン1の減速時に、時刻t4〜t5で、ISC流量EGCを増加させているので、実際のISC流量が増加し、エンジン1の負荷が増大するときにエンジン1の出力を微増させている。このため、従来例では、図4(a),(h)に破線で示すように、エンジン負荷eLDが急激に変動してエンジン回転速度NEが急激に落ち込んでいたのに対し、本実施形態では、同図4(a),(h)に実線で示すように、エンジン負荷eLD及びエンジン回転速度NEとも滑らかに低下するようになる。
以上説明したこの実施形態の構成によれば、車両40の減速時(エンジン1の減速時)には、オルタネータ13の発電電圧が高められて発電が行われ、その電力がバッテリ14に強制充電される。このとき、オルタネータ13の発電電圧が高められることでエンジン負荷eLDが増大するが、この強制充電によりエンジン負荷eLDが増大するときに、ISCバルブ12によりバイパス通路11のISC流量が調整されてエンジン1の出力を微増させている。従って、エンジン1の減速後に車両40が停止しても、エンジン1の急激な回転低下が抑えられる。このため、エンストを未然に防止することができ、エンジン1の急激な回転低下によりエンジン1に振動が生じるのを防止することができ、車両40のドライバビリティを良好に保つことができる。
特に、この実施形態では、エンジン1の減速時にオルタネータ負荷aLDの増加分をISC流量EGCの増加分(ISC増量EGS)だけ増大させているので、エンジン1の減速感を損なわずにエンジン1の急激な回転低下を抑えることができる。また、エンジン1の急激な回転低下を抑えることで、車速SPDが「0」になるまでバッテリ14に対する強制充電を行うことができる。更に、車両40に急ブレーキをかけたときにも、オルタネータ13によりバッテリ14に強制誘電することができ、バッテリ上がりを防止することができる。
尚、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更することにより以下のように実施することができる。
前記実施形態では、強制充電によりエンジン負荷eLDが増大するときにエンジン1の出力を微増させ出力調整手段を、バイパス通路11、ISCバルブ12及びECU30により構成した。これに対し、上記出力調整手段を、バイパス通路11、ISCバルブ12及びISCバルブ12以外の要素により構成するようにしてもよい。ここで、出力調整手段を構成する吸気調整手段として、例えば、スロットルバルブをモータにより駆動させる電子スロットル装置を使用することができる。この構成においても、前記実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
エンジンシステムを示す概略構成図。 充電制御ルーチンを示すフローチャート。 関数データを示す2次元マップ。 各種パラメータの挙動を示すタイムチャート。
符号の説明
1 エンジン
2 吸気通路
5 スロットルバルブ
11 バイパス通路(出力調整手段、吸気調整手段)
12 ISCバルブ(出力調整手段、吸気調整手段)
13 オルタネータ
14 バッテリ
30 ECU(電子制御装置、制御手段)
40 車両

Claims (3)

  1. エンジンを搭載した車両に設けられる車両用充電制御装置であって、
    前記エンジンにより駆動されるオルタネータと、
    前記オルタネータにより発電される電力を充電するバッテリと
    を備え、前記車両の減速時に前記オルタネータの発電電圧を高めて前記オルタネータにより発電される電力を前記バッテリに強制充電するように制御する車両用充電制御装置において、
    前記強制充電により前記エンジンの負荷が増大するときに前記エンジンの出力を微増させる出力調整手段を備えたことを特徴とする車両用充電制御装置。
  2. 前記出力調整手段は、前記エンジンの吸気通路に設けられる吸気調整手段と、前記吸気調整手段を前記強制充電に合わせて駆動制御する制御手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用充電制御装置。
  3. 前記出力調整手段は、前記エンジンの吸気通路にスロットルバルブを迂回して設けられるバイパス通路と、前記バイパス通路に設けられるアイドル・スピード・コントロール・バルブと、前記アイドル・スピード・コントロール・バルブを前記強制充電に合わせて開閉制御する電子制御装置とを含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用充電制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009076844A1 (zh) * 2007-12-04 2009-06-25 Chery Automobile Co., Ltd. 一种电动汽车用电池的管理方法和管理***
US8090261B2 (en) 2007-12-26 2012-01-03 Hitachi, Ltd. Network system, optical line terminating apparatus, and optical network apparatus
JP2015101299A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 トヨタ自動車株式会社 エンジン制御装置

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