JP2007013896A - 編集内容共有システム、編集内容共有用サーバ装置、編集内容共有機能付き記録装置及び編集内容共有方法 - Google Patents

編集内容共有システム、編集内容共有用サーバ装置、編集内容共有機能付き記録装置及び編集内容共有方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のユーザ間でコンテンツの編集内容を効率的に共有する。
【解決手段】 編集内容共有システム10は、記録再生装置100、記録再生装置200及びサーバ装置300が夫々ネットワーク11に収容されてなる。各記録再生装置で記録された放送コンテンツが手動で編集された場合、コンテンツを特定する情報、編集位置を表す編集時間情報及び編集内容情報などを含む編集データ400が生成され、サーバ装置300にアップロードされる。アップロードされた編集データ400は、サーバ装置300に備わるデータベース331に放送コンテンツ毎に登録される。一方、放送コンテンツ毎に登録される大量の編集データは、適宜記録再生装置側からのダウンロード要求に応じて適宜配信される。編集データがダウンロードされた記録再生装置では、係る編集データに基づいて記録された放送コンテンツが自動で編集される。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、複数の記録装置間で放送コンテンツの編集内容を共有するための編集内容共有システム、編集内容共有用サーバ装置、編集内容共有機能付き記録装置及び編集内容共有方法の技術分野に関する。
この種の技術分野として、例えば、特許文献1に開示される書き換え可能なディスクメディア向けの編集及び共有システム(以下、「従来の技術」と称する)がある。
従来の技術によれば、編集情報は、編集ポイントファイルを含んでおり、個々の消費者又は評価グループを含む様々なエンティティにより作成及び編集することができ、公的にアクセス可能な記憶媒体又はプライベートネットワークに接続される媒体にアップロードされ、次いで所望のようにダウンロードすることができるため、ユーザは、ネットワークに接続された他者と編集情報を共有することが可能であるとされている。
特表2003−514418号公報
放送番組など多種類に渡るコンテンツに対する編集ファイルを複数のユーザ間で共有しようとした場合、現実的には、膨大な編集ファイルの中からユーザが所望するコンテンツの編集ファイルを検索する必要が生じる。ところが、従来の技術は、そのような機能を有さないため、実質的にユーザが膨大な編集ファイルの中から所望する編集ファイルを取得することが困難である。即ち、従来の技術には、複数のユーザ間でコンテンツの編集内容を効率的に共有することが困難であるという技術的な問題点がある。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、複数のユーザ間でコンテンツの編集内容を効率的に共有し得る編集内容共有システム、編集内容共有用サーバ装置、編集内容共有機能付き記録装置及び編集内容共有方法を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するために、請求項1の編集内容共有システムは、ネットワークに収容され、サーバ装置及び複数の記録装置を含み、前記複数の記録装置各々は、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段と、前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信手段とを具備し、前記サーバ装置は、前記送信される編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する第1記憶手段と、前記各々に対し、前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記各々から送信される要求データに対応する編集データを配信する配信手段とを具備し、前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツである対象コンテンツを、前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集することを特徴とする。
上述した課題を解決するために、請求項14の編集内容共有システムは、ネットワークに収容され、複数の記録装置を含み、前記複数の記録装置各々は、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、前記ネットワークに収容される他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データを送信する送信手段とを具備し、前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記他の記録装置から送信される編集データに対応する放送コンテンツを前記他の記録装置から送信される前記編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集することを特徴とする。
上述した課題を解決するために、請求項15の編集内容共有システムは、ネットワークに収容され、サーバ装置及び複数の記録装置を含み、前記複数の記録装置各々は、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データのうち(i)前記特定情報を含み且つ(ii)前記内容情報を除く部分編集データを送信する送信手段とを具備し、前記サーバ装置は、前記送信される部分編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される部分編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、前記送信される部分編集データを前記特定された放送コンテンツ及び前記送信される部分編集データの送信元となる前記記録装置に対応付けて記憶する記憶手段とを具備し、前記各々は、所望の前記放送コンテンツに対応する前記内容情報を要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段を更に具備し、前記送信手段は、(i)前記記憶された部分編集データの中から前記所望の放送コンテンツに合致するものとして選択された部分編集データに対応する前記送信元の記録装置に対し、前記ネットワークを介して前記要求データを更に送信すると共に(ii)前記他の記録装置から送信される前記要求データに応じて、前記他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記要求データに対応する前記内容情報を更に送信し、前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち、前記他の記録装置から前記要求データに応じて送信される内容情報に対応する放送コンテンツである対象コンテンツを、前記他の記録装置から前記要求データに応じて送信される内容情報の少なくとも一部に基づいて編集することを特徴とする。
上述した課題を解決するために、請求項16の編集内容共有用サーバ装置は、ネットワークに収容され、複数の記録装置を含み、該複数の記録装置各々が、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段、所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段、前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信手段を備え、前記編集手段が更に、前記ネットワークを介して前記編集データが配信された場合に、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツを、前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する編集内容共有システムにおける編集内容共有用サーバ装置であって、前記送信される編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する記憶手段と、前記記録装置に対し、前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記送信される要求データに対応する編集データを配信する配信手段とを具備することを特徴とする。
上述した課題を解決するために、請求項17の編集内容共有機能付き記録装置は、ネットワークに収容され、サーバ装置を含み、該サーバ装置が、前記ネットワークを介して送信される、放送コンテンツを特定するための特定情報及び前記放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データに対応する前記放送コンテンツを、前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段、前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する記憶手段及び前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記送信される要求データに対応する編集データを配信する配信手段を具備する編集内容共有システムにおいて、前記ネットワークを介して前記サーバ装置と通信可能な記録装置であって、前記放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に、該入力操作に応じて編集された放送コンテンツに対応する前記編集データを生成する編集データ生成手段と、所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段と、前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信手段とを具備し、前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツを、前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集することを特徴とする。
上述した課題を解決するために、請求項18の編集内容共有機能付き記録装置は、ネットワークに収容される複数の記録装置の一つであって、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、前記ネットワークに収容される他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データを送信する送信手段とを具備し、前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記他の記録装置から送信される編集データに対応する放送コンテンツを前記他の記録装置から送信される前記編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集することを特徴とする。
上述した課題を解決するために、請求項19の編集内容共有方法は、ネットワークに収容されるサーバ装置を介して、該ネットワークに収容される複数の記録装置間で放送コンテンツの編集内容を共有するための編集内容共有方法であって、前記複数の記録装置各々において、前記放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録工程と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力手段を介した入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する第1編集工程と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成工程と、所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成工程と、前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信工程とを具備し、前記サーバ装置において、前記送信される編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定工程と、前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する記憶工程と、前記記録装置に対し、前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記送信される要求データに対応する編集データを配信する配信工程とを具備し、前記各々において、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツである対象コンテンツを前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する第2編集工程を更に具備することを特徴とする。
上述した課題を解決するために、請求項20の編集内容共有方法は、ネットワークに収容される複数の記録装置間で放送コンテンツの編集内容を共有するための編集内容共有方法であって、前記記録装置各々において、前記放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録工程と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力手段を介した入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する第1編集工程と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成工程と、前記ネットワークに収容される他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データを送信する送信工程と、前記記録された放送コンテンツのうち前記他の記録装置から送信される編集データに対応する放送コンテンツを前記他の記録装置から送信される前記編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する第2編集工程とを具備することを特徴とする。
<編集内容共有システムの第1実施形態>
本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態は、ネットワークに収容され、サーバ装置及び複数の記録装置を含み、前記複数の記録装置各々は、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段と、前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信手段とを具備し、前記サーバ装置は、前記送信される編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する第1記憶手段と、前記各々に対し、前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記各々から送信される要求データに対応する編集データを配信する配信手段とを具備し、前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツである対象コンテンツを、前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する。
本発明における「ネットワーク」とは、記録装置及びサーバ装置相互間における各種データの授受を実現し得るデータ通信網を包括する概念であり、例えば、電話回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線若しくは光ファイバケーブルなどの有線通信網又は少なくとも一部が無線通信網として構成された、インターネット、LAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)などを指す。
本発明における「放送コンテンツ」とは、アナログ若しくはデジタル形式の地上波放送若しくは衛星放送又はケーブルテレビジョン放送などの各種放送形態の下に伝送されるコンテンツ及びIP(Internet Protocol)通信網を介して配信される動画などのコンテンツを包括する概念であり、例えば、ドラマ、映画、ニュースなどの報道番組、スポーツ番組、バラエティ番組、ドキュメンタリ番組又はアニメーション番組などの各種放送番組を指す。
このような放送コンテンツは、記録装置に備わる記録手段によって所定の記録媒体に記録される。ここで、本発明おける「所定の記録媒体」とは、放送コンテンツを記録することが可能な記録媒体を包括する概念であり、例えば、DVD、BD(Blu−ray Disc)又はHD(Hard Disk)などを指す。或いは、SDメモリーカードなどの各種フラッシュメモリなどであってもよい。従って、本発明に係る記録装置とは、例えば、DVD録画再生装置又はHD付きDVD録画再生装置などの各種録画再生装置や、これら記録媒体を使用可能なパーソナルコンピュータシステムなどの諸形態を採る。或いは各種フラッシュメモリを使用可能なPDA(Personal Digital Assistance)や携帯電話などの端末装置であってもよい。尚、放送コンテンツを記録可能な限りにおいて、記録媒体の態様は何ら限定されず、記録装置の形態もそれに応じて適宜変化してよい趣旨である。このような放送コンテンツを記録する記録手段とは、上述した記録媒体の各種態様に応じた各種態様を採ってよく、例えば、BD,DVD若しくはHD用の各種光ピックアップ装置若しくはそれらを備える各種ドライブ装置又はそれらを制御する制御装置若しくは映像処理装置などを含んでもよい。
記録装置には入力手段が備わる。記録装置に備わる入力手段とは、記録媒体に記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な手段を包括する概念であり、例えば、キーボード、レバー、ボタンスイッチ、ダイヤルスイッチ、又はマウス、トラックボール若しくはタッチパッドなどの各種ポインティングデバイスなどを指す。尚、これら入力手段は、記録装置本体に備わっていてもよいし、例えばリモートコントローラのように記録装置本体とは別途に設けられていてもよい。
編集手段は、係る入力手段を介した入力操作に応じて、記録された放送コンテンツを編集する。ここで、本発明において「編集する」とは、放送コンテンツを記録時の形態から幾らかなりとも変化させることを包括する概念である。例えば、放送コンテンツが編集された状態とは、放送コンテンツからコマーシャルに関する映像又は画像部分が削除された状態、所望の登場人物の登場シーンのみが集められるなど何らかのテーマに沿って映像又は画像部分が削除又は挿入された或いは組み替えられた状態、チャプターマークなどが挿入された状態、又はテロップやコメントなどの付加情報が挿入された状態或いは記録媒体に記録する際のデータ量が変更された状態(例えば、レート変換処理が施された状態)などを指す。
一方、係る入力操作に応じて放送コンテンツが編集された場合、編集データ生成手段によって編集データが生成される。尚、編集データは、入力操作に応じて放送コンテンツが編集された場合に必然的に生成される類のデータでなくともよい。即ち、編集データは、入力操作に応じて記録された放送コンテンツが編集された場合に生成される限りにおいて、必ずしもこのような場合の全てについて生成されなくてもよい。例えば、編集データは、ユーザがこのような編集を行った際に、更に編集データの生成を所望する旨の入力を行った時点で生成されてもよい。
本発明に係る「編集データ」は、少なくとも特定情報と内容情報とを含むデータである。
ここで、特定情報とは、放送コンテンツを特定するための情報を包括する概念であり、係る概念が担保される限りにおいて、特定情報の態様は何ら限定されない。例えば、特定情報とは、放送コンテンツが放送された日時、放送地域及び放送チャンネル(放送局)などの情報であってもよいし、EPG(Electronic Program Guide:電子番組表)などの情報であってもよい。尚、特定情報は、人為的な入力操作によって与えられてもよいし、記録装置側で自動的に与えられてもよい。
また、内容情報とは、放送コンテンツの編集内容を規定するための情報を包括する概念であり、係る概念が担保される限りにおいて、内容情報の態様は何ら限定されない。例えば、内容情報とは、コンテンツの一部の削除、チャプターマーク挿入、サムネイル画像の指定又はレート変換の実行などを表す情報であってもよい。
尚、編集データには、特定情報及び内容情報が含まれる限りにおいて、その他の情報が含まれていてもよい。例えば、編集データのタイトルや識別情報、ユーザのコメントなどの付加的な情報などが含まれていてもよい。生成された編集データは、ネットワークを介してサーバ装置へ送信される。尚、本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態において、記録装置はネットワークに複数収容される。この複数の記録装置各々において、上述した如き放送コンテンツの記録及び編集或いは編集データの生成及び送信などが、個々のユーザに応じた所望のタイミングで実行される。尚、個々の記録装置間でこれらの動作が協調する必要はない。また、ネットワークに収容される複数の記録装置の全てが本発明に係る記録装置である必要はない。
本発明におけるサーバ装置は、パーソナルコンピュータ又はワークステーションなどのコンピュータシステムを包括する概念であり、複数の記録装置と共にネットワークに収容されている。サーバ装置は特定手段を備える。特定手段は、記録装置各々から送信される編集データに夫々対応する放送コンテンツを編集データに含まれる特定情報に基づいて特定する。編集データには前述の如く特定情報が含まれており、サーバ装置では、簡便に係る特定を行うことができる。
送信された編集データは、この特定された放送コンテンツに対応付けられる形で、第1記憶手段に記憶される。ここで、第1記憶手段とは、例えば、サーバ装置に内蔵又は外付けされる記憶装置を指すが、編集データを記憶することが可能である限りにおいて、その態様は何ら限定されない。尚、放送コンテンツに対応付けるとは、第1記憶手段の少なくとも一部が所謂データベースとして機能することを表す。尚、この場合、サーバ装置には、第1記憶手段をデータベースとして機能させる制御系が備わっていてもよく、このような制御系と共に、第1記憶手段が構成されていてもよい。
一方で、記録装置には、要求データ生成手段が備わる。要求データ生成手段は、所望の放送コンテンツに対応する編集データを要求する旨を表すデータである。ここで、「所望の放送コンテンツ」とは、典型的にはサーバ装置の第1記憶手段に記憶されている編集データに対応する放送コンテンツであるが、第1記憶手段に記憶されていない、即ち、編集データがサーバ装置上に存在しない放送コンテンツであってもよい。要求データは、編集データと同様に、送信手段によってサーバ装置に送信される。尚、編集データと要求データとは、送信のタイミングは相互に異なっていてよい。
サーバ装置では、記憶された編集データの中から送信された要求データに対応する編集データが選択されると共に、選択された編集データが、配信手段によりネットワークを介して係る要求データの送信元である記録装置に配信される。
記録装置では、配信された編集データに含まれる内容情報の少なくとも一部に基づいて、編集手段が対象コンテンツを編集する。尚、対象コンテンツとは、記録媒体に記録された放送コンテンツのうち、配信された編集データに対応する放送コンテンツを指す。この結果、記録装置では、ある放送コンテンツに対し、ネットワークに収容される他の記録装置で行われた編集を同様に実行することが可能となる。即ち、編集内容を複数の記録装置間で共有することが可能となるのである。
尚、記録媒体に記録されていない放送コンテンツに対応する編集データを要求する旨の要求データが送信され、サーバ装置からそれらに対応する編集データが配信された場合、対象コンテンツは存在しないのであるが、未来的に対象コンテンツとなり得る放送コンテンツを記録することが可能である(例えば、対象コンテンツが再放送される場合など)ならば、そのような現時点では不要な編集データが一時的に何らかの記憶手段にダウンロード済みのデータとして記憶されてもよい。尚、サーバ装置と記録装置との間で何らかの規格又はプロトコルなどが制定され、記録装置が要求データを生成する際に、記録媒体に記録されていない放送コンテンツに関しては要求データが生成されないように、要求データ生成手段が制御されてもよい。或いは、要求データが送信されても、サーバ装置側で、そのような編集データについては配信を行わないように配信制御を行うことも可能である。
尚、本発明に係るサーバ装置は、上述した記録装置とのデータ通信を、ネットワーク(例えば、インターネット)上で運営される所定のウェブサイトを介して実行してもよい。この場合、有料か無料かの別によらず記録装置を介してアクセスされたウェブサイト上で、何らかの表示画面を介して視覚的に得られる情報に基づいて(例えば、アイコンやリストなどが選択されるなどして)上述した編集データの送信(例えば、アップロード)や要求データの送信及び配信される編集データの受信(例えば、ダウンロード)などが実行されてもよい。
このように、本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態によれば、放送コンテンツに対応する編集データには特定情報と内容情報が含まれるため、サーバ装置側では、複数の記録装置からランダムに送信される無数の編集データを、夫々放送コンテンツに対応付けて記憶(即ち、管理)することができる。従って、記録装置から送信される要求データに対応する編集データを検索することも容易にして可能であり、複数のユーザ間で放送コンテンツの編集内容を効率的に共有することが可能となるのである。
本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態の一の態様では、前記各々は、前記記録された放送コンテンツ、前記編集された放送コンテンツ及び前記編集された対象コンテンツを再生する再生手段を更に具備する。
この態様によれば、記録装置が再生手段を備えるため、記録された放送コンテンツ、編集された放送コンテンツ及び編集された対象コンテンツを効率的に視聴することが可能となる。尚、再生手段とは、記録手段と少なくとも一部が同一のハードウェア構成を有していてもよい。このようなハードウェア構成とは、例えば、記録媒体の態様に応じた光ピックアップ装置、各種情報処理装置及び各種画像(映像)処理装置などであってもよい。
本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態の他の態様では、前記各々は、前記対象コンテンツを複製する複製手段を更に具備し、前記編集手段は、前記複製された対象コンテンツを編集する。
この態様によれば、複製手段によって複製された対象コンテンツが編集されるため、元々記録媒体に記録されていたオリジナルの対象コンテンツが保存される。従って、編集データに基づいた編集が気に入らなかったり、失敗したりした場合に効果的である。
本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態の他の態様では、前記入力手段は更に、前記配信された編集データに含まれる内容情報の中から所望の一部を指定するための入力操作が可能に構成されており、前記編集手段は、前記指定された一部に基づいて前記対象コンテンツを編集する。
この態様によれば、記録装置に備わる入力手段は、配信された編集データに含まれる内容情報の中から所望の一部を指定するための入力操作が可能に構成されており、編集手段は、この指定された一部に基づいて対象コンテンツを編集するため、記録装置のユーザの嗜好を反映した編集が可能となり好適である。
例えば、配信された編集データの内容情報が、コマーシャルカット及びチャプターマーク挿入である場合、ユーザがコマーシャルカットのみを所望する場合には、内容情報の中からコマーシャルカットに対応する部分のみを指定することによって、編集内容をコマーシャルカットのみに留めることも可能である。
本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態の他の態様では、前記各々は、前記生成された編集データ及び前記配信された編集データを記憶する第2記憶手段を更に具備する。
この態様によれば、記録装置が第2記憶手段を備え、各種編集データを記憶することが可能であるから、ユーザは一度サーバ装置からダウンロードした(配信された)編集データや、生成した編集データを比較的自由に保持することが可能となって好適である。尚、第2記憶手段の態様は、編集データを記憶しておくことが可能である限りにおいて何ら限定されない。例えば、放送コンテンツを記録するための記録媒体の少なくとも一部であってもよいし、それらとは別個に設けられた、専用の記憶装置などであってもよい。
尚、この態様では、前記入力手段は更に、前記配信された編集データの少なくとも一部を変更するための入力操作が可能に構成されており、前記第2記憶手段は更に、前記変更された編集データを記憶してもよい。
この場合、入力手段は更に、配信された編集データの少なくとも一部を変更するための入力操作が可能に構成される。従って、ユーザの嗜好を反映した一層充実したコンテンツの編集が可能となって好適である。例えば、配信された編集データだけでは、編集内容が物足りない場合、ユーザは、入力手段を介して編集データを更に詳細に規定することが可能である。反対に、配信された編集データに基づいた編集内容では所望の部分が欠落してしまう場合などには、入力手段を介して、係る欠落部分を消去するような作業も可能である。このように変更された編集データは、第2記憶手段に記憶されるため、ユーザは所望のタイミングで変更した編集データに基づいた編集を行うことが可能となり好適である。
本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態の他の態様では、前記要求データ生成手段は、所定頻度で前記要求データを生成し、前記送信手段は、前記所定頻度で前記要求データを送信し、前記配信手段は、前記所定頻度で前記編集データを配信する。
記録装置とサーバ装置とはネットワークに収容されているため、ユーザの意思とは無関係に、常時データ通信を行うことも可能である。この態様によれば、所定頻度で要求データが生成され、サーバ装置に対し送信され、順次この所定頻度に基づいたタイミングでサーバ装置から編集データが配信されるため、効率的に編集内容を共有することが可能である。
尚、所定頻度とは、予め固定値として設定された頻度であってもよいし、その都度設定される頻度であってもよい。また、所定頻度とは、一定の時間間隔として規定されていてもよいし、不定の時間間隔として規定されていてもよい。或いは、所定頻度とは、ある放送コンテンツが記録された時点から所定の時間経過、例えば、サーバ装置に係る放送コンテンツに関する編集データが登録されたと推定される時間経過を経たタイミングであってもよい。
また、このように自動的に生成される要求データは、如何なる放送コンテンツの編集データを要求するものであってもよい。例えば、サーバ装置に新規に登録された編集データを要求するものであってもよいし、所望のカテゴリに属する編集データを要求するものであってもよいし、或いは、所望の放送コンテンツを要求するものであってもよい。
尚、この態様では、前記要求データ生成手段は、現時点で前記記録媒体に記録されている全ての前記放送コンテンツについて前記要求データを生成してもよい。
この場合、要求データ生成手段が、その時点で記録媒体に記録されている全ての放送コンテンツに対応する編集データを要求する旨の要求データを自動的に生成するため、記録された放送コンテンツの編集に関するバリエーションを効率的に拡充することが可能となる。
尚、このような要求データに応じて配信される編集データが多数に上る場合も有り得る。そのような場合に備え、予め、このような所定頻度の配信要求によって取得可能な編集データ数の上限値が自由に設定可能となっていてもよい。或いは、何らかのアルゴリズムに従って、又はサーバ装置側の処理によって、編集内容が重複する編集データについては、重複して配信されないように設定することが可能にシステムが構成されていてもよい。
本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態の他の態様では、前記編集データは、前記編集内容に対応する編集位置を表す位置情報を更に含み、前記編集手段は更に、前記配信された編集データに含まれる前記位置情報に基づいて前記対象コンテンツを編集する。
ここで、位置情報の態様は、編集内容に対応する編集位置を表すことが可能な限りにおいて何ら限定されない。例えば、位置情報は、放送コンテンツの記録が開始されてからの経過時間であってもよい。
この態様によれば、編集データには更に位置情報が含まれるため、編集内容を比較的正確に対象コンテンツに反映させることが可能となる。
尚、この態様では、前記編集データは、前記編集位置の基準を与える基準情報を更に含み、前記編集手段は更に、前記配信された編集データに含まれる前記基準情報に基づいて前記対象コンテンツを編集してもよい。
例えば、同一の放送コンテンツであっても、編集データの生成元(編集元)である記録装置と、編集データを共有しようとする(共有先の)記録装置との間で記録開始時刻が相違する可能性がある。記録開始時刻が相違すると、編集元の位置情報で規定される編集元の放送コンテンツ上の編集位置と、編集元の位置情報で規定される対象コンテンツ上の編集位置とが相違することとなり、編集内容が正確に共有され難い。
このような記録装置間の編集位置のズレは、基準情報によって補正することが可能である。本発明に係る「基準情報」とは、このような相違を補正し、編集データに含まれる位置情報によって規定される編集位置を、編集元と共有先とで相互に一致させ得る限りにおいてどのような態様を有していてもよい。例えば、放送コンテンツ上の特徴的な一場面に関する画像の登場時刻を表す情報であってもよい。
このように編集データに基準情報が含まれ、係る基準情報に基づいて対象コンテンツが編集されることによって、編集元と共有先との編集位置の相違を補正することが可能となり、正確に編集内容を共有することが可能となる。
更にこの場合、前記入力手段は更に、前記対象コンテンツにおいて前記基準情報に対応する基準位置を指定するための入力操作が可能に構成されており、前記編集手段は更に、前記指定された基準位置に基づいて前記対象コンテンツを編集してもよい。
この場合、入力手段から基準情報に対応する基準位置を指定するための入力操作を実行することが可能となるため、簡便に編集元と共有先との編集位置の相違を補正することが可能となる。
また、この場合、前記各々は、前記対象コンテンツにおいて前記基準情報に対応する基準位置を検出する基準位置検出手段を更に具備し、前記編集手段は更に、前記検出された基準位置に基づいて前記対象コンテンツを編集してもよい。
この場合、基準位置検出手段の作用によって、基準情報に対応する基準位置が自動的に検出される。従って、効率良く編集元と共有先との編集位置の相違を補正することが可能となる。
尚、基準位置検出手段の態様は、対象コンテンツ上で、基準情報に対応する基準位置を検出することが可能である限りにおいて何ら限定されない。例えば、公知の画像認識技術、パターン認識技術又は音声認識技術などに基づいて、基準情報によって表される基準位置が検出されてもよい。尚、基準位置は、基準情報を検出することによって検出されてもよい。
尚、基準情報によって与えられる編集位置の基準は、放送コンテンツ上の如何なる位置であってもよい。例えば、編集位置の基準は、放送コンテンツの開始時点で与えられてもよいし、終了時点で与えられてもよい。例えば、放送コンテンツの終了時点で編集位置の基準が与えられる場合、対象コンテンツも概ね終了時点付近で基準位置が検出されるが、このようにして検出された基準位置から時間軸を遡るようにして、対象コンテンツが編集されてもよい。
尚、この態様では更に、前記基準情報は、前記放送コンテンツにおける画像の一部を指定する情報であってもよい。
基準情報が画像の一部として与えられる場合には、比較的基準位置を検出し易いので好適である。この場合、前述した如く画像認識技術やパターン認識技術に基づいて基準位置が検出されてもよい。
<編集内容共有システムの第2実施形態>
本発明の編集内容共有システムに係る第2実施形態は、ネットワークに収容され、複数の記録装置を含み、前記複数の記録装置各々は、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、前記ネットワークに収容される他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データを送信する送信手段とを具備し、前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記他の記録装置から送信される編集データに対応する放送コンテンツを前記他の記録装置から送信される前記編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する。
本発明の編集内容共有システムに係る第2実施形態によれば、複数の記録装置間で直接編集データの授受が行われ、所謂ピア・ツー・ピアと称される通信形態で編集データが共有される。従って、ネットワーク上に特定のサーバ装置を必要とせず、編集内容共有システムに係る第1実施形態と同様に複数のユーザ間で効率良く放送コンテンツの編集内容を共有しつつ、第1実施形態と比較してシステム構成を簡略化することが可能となる。
この際、編集内容共有システムに係る第1実施形態のように編集データのデータベースとして機能するサーバ装置は存在しないため、記録装置各々において、所望の編集データを検索するための処理が増えるが、特定情報によって放送コンテンツを特定することは可能であり、本発明に係る効果は担保されている。
尚、この場合、ネットワークがIPv6(Internet Protocol Version 6)に準拠したネットワークであれば、記録装置各々が固有のネットワークアドレスを有することが出来るため一層効率的に編集内容を共有することが可能となる。
<編集内容共有システムの第3実施形態>
本発明の編集内容供給システムに係る第3実施形態は、ネットワークに収容され、サーバ装置及び複数の記録装置を含み、前記複数の記録装置各々は、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データのうち(i)前記特定情報を含み且つ(ii)前記内容情報を除く部分編集データを送信する送信手段とを具備し、前記サーバ装置は、前記送信される部分編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される部分編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、前記送信される部分編集データを前記特定された放送コンテンツ及び前記送信される部分編集データの送信元となる前記記録装置に対応付けて記憶する記憶手段とを具備し、前記各々は、所望の前記放送コンテンツに対応する前記内容情報を要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段を更に具備し、前記送信手段は、(i)前記記憶された部分編集データの中から前記所望の放送コンテンツに合致するものとして選択された部分編集データに対応する前記送信元の記録装置に対し、前記ネットワークを介して前記要求データを更に送信すると共に(ii)前記他の記録装置から送信される前記要求データに応じて、前記他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記要求データに対応する前記内容情報を更に送信し、前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち、前記他の記録装置から前記要求データに応じて送信される内容情報に対応する放送コンテンツである対象コンテンツを、前記他の記録装置から前記要求データに応じて送信される内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する。
本発明の編集内容共有システムに係る第3実施形態によれば、記録装置で生成される編集データのうち、少なくとも特定情報を含む一部が部分編集データとしてサーバ装置に送信される。この部分編集データには、内容情報が含まれていないため、記憶手段に記憶される部分編集データのデータサイズは、上述した第1実施形態に較べて著しく縮小される。これに伴い、サーバ装置側の負荷は著しく改善され、システム全体として処理速度が向上し得る。
一方、サーバ装置に記憶される部分編集データは、放送コンテンツ及び部分編集データの送信元たる記録装置に夫々対応付けられているから、所望の放送コンテンツに対する編集データが、ネットワークに収容される如何なる記録装置で生成されたとしても、その所在は容易に特定される。従って、記録装置は、要求データを、所望の放送コンテンツに対する部分編集データの送信元たる記録装置に送信することによって所望の放送コンテンツに対する内容情報を容易に取得することができる。
尚、要求データを受け取った記録装置が、内容情報を所望する記録装置に対し、如何なる態様で内容情報を送信するかについては、ネットワークを介する限りにおいて様々な形態を採り得る。例えば、サーバ装置において、部分編集データが送信元の記録装置に対応付けられて記憶されていることに鑑みれば、内容情報を所望する記録装置から、ネットワークを介して直接送信元の記録再生装置にアクセスし、同じく直接内容情報を受け取ることも容易にして可能である。一方で、送信元の記録装置が、サーバ装置を介在させて内容情報を送信することもできる。この場合、サーバ装置は、記録装置から要求データが送信された場合にのみ、該当する記録装置に対して内容情報を要求し、ネットワークを介して対応する内容情報を取得することとなる。この場合、内容情報は、上述の第1実施形態の如くサーバ装置を介して記録装置に配信される。このように、必要時のみサーバ装置が内容情報に関する比較的処理負荷の大きいデータの授受を行うことによって、システム全体における処理の効率化を図ることが可能となる。即ち、編集データを、記録装置及びサーバ装置間で分割して(記録装置は編集データ全体を所有していてもよい)保持することによって、効率的なシステム運用が可能となり、効率的に編集内容が共有されるのである。
<編集内容共有用サーバ装置の実施形態>
本発明の編集内容共有用サーバ装置に係る実施形態は、ネットワークに収容され、複数の記録装置を含み、該複数の記録装置各々が、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段、所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段、前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信手段を備え、前記編集手段が更に、前記ネットワークを介して前記編集データが配信された場合に、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツを、前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する編集内容共有システムにおける編集内容共有用サーバ装置であって、前記送信される編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する記憶手段と、前記記録装置に対し、前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記送信される要求データに対応する編集データを配信する配信手段とを具備することを特徴とする。
本発明の編集内容共有システム用サーバ装置に係る実施形態によれば、上述した本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態におけるサーバ装置と同等の各手段の動作によって、ネットワークに収容される複数の記録装置から送信(アップロード)される編集データを放送コンテンツに対応付けて記憶すると共に、記録装置から送信される要求データに対応する編集データを配信することが可能となる。従って、複数のユーザ間で放送コンテンツの編集内容を効率的に共有することができる。
<編集内容共有機能付き記録装置の第1実施形態>
本発明の編集内容共有機能付き記録装置に係る第1実施形態は、ネットワークに収容され、サーバ装置を含み、該サーバ装置が、前記ネットワークを介して送信される、放送コンテンツを特定するための特定情報及び前記放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データに対応する前記放送コンテンツを、前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段、前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する記憶手段及び前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記送信される要求データに対応する編集データを配信する配信手段を具備する編集内容共有システムにおいて、前記ネットワークを介して前記サーバ装置と通信可能な記録装置であって、前記放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に、該入力操作に応じて編集された放送コンテンツに対応する前記編集データを生成する編集データ生成手段と、所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段と、前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信手段とを具備し、前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツを、前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する。
本発明の編集内容共有機能付き記録装置に係る第1実施形態によれば、上述した本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態における記録装置と同等の各手段の動作によって、ネットワークに収容される他の記録装置との間で、サーバ装置を介して効率良く放送コンテンツの編集内容を共有することが可能となる。即ち、複数のユーザ間で効率良く放送コンテンツの編集内容を共有することが可能となるのである。
<編集内容共有機能付き記録装置の第2実施形態>
本発明の編集内容共有機能付き記録装置に係る第2実施形態は、ネットワークに収容される複数の記録装置の一つであって、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、前記ネットワークに収容される他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データを送信する送信手段とを具備し、前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記他の記録装置から送信される編集データに対応する放送コンテンツを前記他の記録装置から送信される前記編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する。
本発明の編集内容共有機能付き記録装置に係る第2実施形態によれば、上述した本発明の編集内容共有システムに係る第2実施形態における記録装置と同等の各手段の動作によって、ネットワークに収容される他の記録装置との間で効率的に放送コンテンツの編集内容を共有することが可能となる。即ち、複数のユーザ間で効率的に放送コンテンツの編集内容を共有することが可能となるのである。
<編集内容共有方法の第1実施形態>
本発明の編集内容共有方法に係る第1実施形態は、ネットワークに収容されるサーバ装置を介して、該ネットワークに収容される複数の記録装置間で放送コンテンツの編集内容を共有するための編集内容共有方法であって、前記複数の記録装置各々において、前記放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録工程と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力手段を介した入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する第1編集工程と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成工程と、所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成工程と、前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信工程とを具備し、前記サーバ装置において、前記送信される編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定工程と、前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する記憶工程と、前記記録装置に対し、前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記送信される要求データに対応する編集データを配信する配信工程とを具備し、前記各々において、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツである対象コンテンツを前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する第2編集工程を更に具備する。
本発明の編集内容共有方法に係る第1実施形態によれば、上述した本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態における各手段と同等な各工程における動作によって、複数のユーザ間で効率的に放送コンテンツの編集内容を共有することが可能となる。
<編集内容共有方法の第2実施形態>
本発明の編集内容共有方法に係る第2実施形態は、ネットワークに収容される複数の記録装置間で放送コンテンツの編集内容を共有するための編集内容共有方法であって、前記記録装置各々において、前記放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録工程と、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力手段を介した入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する第1編集工程と、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成工程と、前記ネットワークに収容される他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データを送信する送信工程と、前記記録された放送コンテンツのうち前記他の記録装置から送信される編集データに対応する放送コンテンツを前記他の記録装置から送信される前記編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する第2編集工程とを具備する。
本発明の編集内容共有方法に係る第2実施形態によれば、上述した本発明の編集内容共有システムに係る第2実施形態における各手段と同等の各工程における動作によって、複数のユーザ間で効率的に放送コンテンツの編集内容を共有することが可能となる。
以上説明したように、本発明の編集内容共有システムに係る第1実施形態によれば、記録装置各々が、記録手段、入力手段、編集手段、編集データ生成手段、要求データ生成手段及び送信手段を備え、サーバ装置が、特定手段、第1記憶手段及び配信手段を備えるので、複数のユーザ間で放送コンテンツの編集内容を効率的に共有することができる。
以上説明したように、本発明の編集内容共有システムに係る第2実施形態によれば、記録装置各々が、記録手段、入力手段、編集手段、編集データ生成手段及び送信手段を備えるので、複数のユーザ間で放送コンテンツの編集内容を効率的に共有することができる。
以上説明したように、本発明の編集内容共有システムに係る第3実施形態によれば、記録装置各々が、記録手段、入力手段、編集手段、編集データ生成手段、要求データ生成手段及び送信手段を備え、サーバ装置が、特定手段及び記憶手段を備えるので、複数のユーザ間で放送コンテンツの編集内容を効率的に共有することができる。
以上説明したように、本発明の編集内容共有用サーバ装置に係る実施形態によれば、特定手段、記憶手段及び配信手段を備えるので、複数のユーザ間で放送コンテンツの編集内容を効率的に共有することができる。
以上説明したように、本発明の編集内容共有機能付き記録装置に係る第1実施形態によれば、記録手段、入力手段、編集手段、編集データ生成手段、要求データ生成手段及び送信手段を備えるので、複数のユーザ間で放送コンテンツの編集内容を効率的に共有することができる。
以上説明したように、本発明の編集内容共有機能付き記録装置に係る第2実施形態によれば、記録手段、入力手段、編集手段、編集データ生成手段及び送信手段を備えるので、複数のユーザ間で放送コンテンツの編集内容を効率的に共有することができる。
以上説明したように、本発明の編集内容共有方法に係る第1実施形態によれば、記録装置各々において、記録工程、第1編集工程、編集データ生成工程、要求データ生成工程、送信工程及び第2編集工程を具備し、サーバ装置において、特定工程、記憶工程及び配信工程を備えるので、複数のユーザ間で放送コンテンツの編集内容を効率的に共有することができる。
以上説明したように、本発明の編集内容共有方法に係る第2実施形態によれば、記録工程、第1編集工程、編集データ生成工程、送信工程及び第2編集工程を備えるので、複数のユーザ間で放送コンテンツの編集内容を効率的に共有することができる。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされる。
以下、適宜図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
<第1実施例>
<実施例の構成>
<編集内容共有システムの概要>
始めに、図1を参照して、本発明の第1実施例に係る編集内容共有システムの構成について説明する。ここに、図1は、編集内容共有システム10の概念図である。
図1において、編集内容共有システム10は、夫々がネットワーク11に収容された記録再生装置100、記録再生装置200及びサーバ装置300を備える。ネットワーク11は、例えば、インターネットなどの広域通信網である。
記録再生装置100は、ユーザ100Aに所有されており、放送局12から各種放送波に重畳されて供給される放送コンテンツを記録再生することが可能に構成された、本発明に係る「記録装置」及び「編集内容共有機能付き記録装置」の一例である。尚、放送コンテンツは、例えば、ドラマ番組、スポーツ番組、ニュース番組、バラエティ番組又はドキュメンタリ番組などの各種形態を採る。
記録再生装置200は、ユーザ100Aとは異なる場所に存在するユーザ200Aに所有されており、記録再生装置100と同様に放送局12から供給される放送コンテンツを記録再生することが可能に構成された、本発明に係る「記録装置」及び「編集内容共有機能付き記録装置」の他の一例である。
サーバ装置300は、運営業者300Aに所有されており、ネットワーク11を介して記録再生装置100及び200とデータの送受が可能に構成された、本発明に係る「サーバ装置」及び「編集内容共有用サーバ装置」の一例である。
尚、編集内容共有システム10は、運営業者300Aによって運営される会員制のシステムであり、ユーザ100A及び200Aは、夫々編集内容共有システム10の会員であるとする。サーバ装置300は、各会員が、所有する記録再生装置からネットワーク11を介してサーバ装置300にアクセスを行った際は、所定の認証処理を経た後、各ユーザに対し、編集内容共有システム10に係る様々なサービスを提供することが可能に構成されている。
<記録再生装置の詳細構成>
次に、図2を参照して、記録再生装置100の詳細な構成について説明する。ここに、図2は、記録再生装置100のブロック図である。
図2において、記録再生装置100は、制御部110、通信部120、記録再生部130、HD141及び入力装置150を備える。
制御部110は、図示せぬCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備え、記録再生装置100の動作全体を制御する制御ユニットであり、本発明に係る「編集手段」、「編集データ生成手段」「要求データ生成手段」及び「複製手段」の夫々一例として機能するように構成されている。
通信部120は、ネットワーク11を介して、サーバ装置300との間で、後述する編集データ400のアップロード及びダウンロードを行うことが可能に構成された通信インターフェースであり、本発明に係る「送信手段」の一例である。
記録再生部130は、制御部110に上位制御され、前述した各種放送コンテンツの記録及び再生を行うことが可能に構成された、本発明に係る「記録手段」及び「再生手段」の夫々一例である。
記録再生部130は、放送コンテンツの記録時において、図示せぬアンテナを介して取得した放送波から放送コンテンツに関する映像データ、音声データ及び付加データなどを取り出し、HD141又はDVD142への記録に適したデータ形式に変換すると共に、図示せぬドライブ装置などを介してHD141又はDVD142に放送コンテンツデータとして記録を行うことが可能に構成されている。また、記録再生部130は、放送コンテンツの再生時において、HD141又はDVD142に記録されている放送コンテンツデータを読み出し、各種情報処理及び画像処理を施して、図示せぬディスプレイ装置などに表示用の映像データ及び音声データなどとして供給することが可能に構成されている。
HD141は、本発明に係る「記録媒体」の一例たるハードディスクであり、記録再生部130に備わる不図示のHDD(Hard Disk Drive)内部に備わっている。また、HD141は、本発明に係る「第2記憶手段」の一例としても機能するように構成されている。一方、DVD142は、本発明に係る「記録媒体」の他の一例たるDVDであり、ユーザ100Aによって適宜換装される記録媒体である。本実施例では、放送コンテンツをHD141及びDVD142のいずれか記録媒体に記録させるかについて、ユーザ100Aが適宜選択を行うことが可能に構成されている。
入力装置150は、記録再生装置100に備わるリモートコントローラ(リモコン)を含む操作系であり、記録再生装置100の機能操作に関する各種操作ボタン(不図示)を複数備えた本発明に係る「入力手段」の一例である。
尚、記録再生装置200は記録再生装置100と同一のハードウェア構成を有しており、上記した制御部110、通信部120、記録再生部130、HD141、DVD142及び入力装置150に夫々対応する制御部210、通信部220、記録再生部230、HD241、DVD242及び入力装置250を備えるものとして詳細な説明を省略する。
<サーバ装置の詳細構成>
次に、図3を参照して、サーバ装置300の詳細な構成について説明する。ここに、図3は、サーバ装置300のブロック図である。
図3において、サーバ装置300は、制御部310、通信部320及び記憶部330を備える。
制御部310は、図示せぬCPU、ROM及びRAMなどを備え、サーバ装置300の動作を制御する制御ユニットであり、本発明に係る「特定手段」の一例である。
通信部320は、ネットワーク11を介して、記録装置100及び記録装置200からアップロードされる編集データ400を受信すると共に記録装置100及び記録装置200に対し適宜編集データ400を配信することが可能に構成された、本発明に係る「配信手段」の一例である。
記憶装置330は、比較的大容量のハードディスク装置であり、本発明に係る「第1記憶手段」の一例として機能するように構成されている。また、記憶装置330には、各記録装置から送信される編集データ400が放送コンテンツ毎に分類されたデータベース331が構築されている。
<実施例の動作>
<編集内容共有サービスの詳細>
次に、本実施例の動作として、図4を参照して編集内容共有システム10において提供される編集内容共有サービスの詳細について説明する。ここに、図4は、編集内容共有サービスのタイミングチャートである。尚、同図において、上方から下方に向かって時間が流れるものとする。
図4において、記録再生装置100においてコンテンツCT(即ち、本発明に係る「放送コンテンツ」の一例)が記録される(ステップA10)。尚、本実施例において、コンテンツCTはプロ野球に関する放送番組であり、記録装置100のHD141に記録される。
一方、コンテンツCTは、記録再生装置100においてHD141に記録されているのと同様の時間帯に、記録再生装置200でも記録される(ステップC10)。コンテンツCTは、記録再生装置200においても、記録再生装置100と同様HD241に記録される。尚、これ以降適宜、記録再生装置100において記録されたコンテンツCTをコンテンツCT1、記録再生装置200において記録されたコンテンツCTをコンテンツCT2と表現することとする。
コンテンツCTの記録後、相応の時間経過を経て、記録再生装置100においてコンテンツCT1が手動編集される(ステップA11)。ここで、「手動編集される」とは、ユーザ100Aによる入力装置150を介した操作入力に応じて編集が行われることを表す。尚、「編集」とは、早送り、巻き戻し又は一時停止など視聴に関する処理とは異なり、例えば、削除、チャプターマークの挿入、サムネイル画像の指定或いはレートの変換など、記録されている放送コンテンツデータそのものを記録時の状態から変化させる処理を包括する概念である。尚、このような編集作業に際しては、記録再生装置に接続された各種表示装置にコンテンツCT1が視覚的な情報として表示されているものとする。
この際、入力装置150を介した操作入力の内容に応じて、制御部110がコンテンツCT1を編集する。編集されたコンテンツCT1は、記録再生部130によって、編集前の放送コンテンツに上書きされる形でHD141に記録される。この際、一連の編集操作に応じた編集処理が終了した時点で制御部110が記録再生部130を制御し、編集済みのコンテンツCT1を記録させてもよいし、制御部110による編集処理と並行する形で逐次記録再生部110が編集中のコンテンツCT1を記録してもよい。
手動編集が終了すると、制御部110は、実行された手動編集に関する編集データ400を生成する(ステップA12)。ここで、図5を参照して、編集データ400の詳細について説明する。ここに、図5は、編集データ400の模式図である。尚、編集データ400は、このように手動編集に伴って必然的に生成されなくともよく、ユーザ100Aによる何らかの要求操作に応じて生成されてもよい。
図5において、編集データ400は、識別情報410、特定情報420、編集時間情報430、編集内容情報440及び付加情報450を含んで構成される。
識別情報410は、編集データ400のタイトル及び送信者(ユーザ100A)のID番号など、編集データの属性を規定する情報である。編集データのタイトルは、記録再生装置100に備わる入力装置150を介して、ユーザ100Aによって入力される。また、ID番号は、前述した如く編集内容共有サービスの会員に付与されるユーザ識別用の番号であり、例えば、記録再生装置100において一度設定すれば、以後生成される編集データにおける識別情報欄に自動的に記載される。尚、ID番号も、編集データのタイトルと同様入力装置150を介して編集データの生成時に逐次入力されてもよい。
特定情報420は、放送地域、放送日時又は放送チャンネルなど、放送コンテンツを特定するための情報である。特定情報420は、ユーザ100Aが、識別情報410と同様、入力装置150を介して入力してもよいし、記録再生部130が放送波に重畳されるEPG情報などの付加情報を取得することが可能に構成される場合には、係るEPG情報に基づいて制御部110によって自動的に入力されてもよい。
編集時間情報430は、放送コンテンツ(ここでは、コンテンツCT1)における編集位置を、放送コンテンツの記録開始時刻からの経過時間として表した情報であり、本発明に係る「位置情報」の一例である。
編集内容情報440は、放送コンテンツに対し行われた編集の内容を表す情報であり、編集時間情報と相互に対応付けられた情報である。例えば、図5において、編集時間「00:35:00:01」で表される編集位置において、チャプターマークが挿入されている。尚、編集時間情報430及び編集内容情報440は、放送コンテンツが手動編集される際、夫々制御部110のRAMなどにバッファリングされて順次記憶されており、編集データ400を生成する際に、制御部110がRAMからバッファリングされたデータを読み出して自動的に入力を行うことが可能である。また、RAMなどを利用した揮発的な記憶ではなく、手動編集が行われた際、編集時間情報430及び編集内容情報440に相当する情報についてのみ入力された未完成の編集データ(プレ編集データ)が、手動編集された放送コンテンツに対応付けられる形でHD141に保存されてもよい。そして然るべき時間経過の後、編集データ400が生成される場合に、係るプレ編集データが読み出され、未入力の部分(例えば、識別情報410や特定情報420など)が入力されてもよい。
付加情報450は、例えば、ユーザ100Aのコメントなど、編集データ400に付加すべき情報としてユーザ100Aが比較的自由に入力することが可能に構成された情報である。また、付加情報450には、基準情報460が含まれる。基準情報460は、編集時間情報430によって表される編集位置の基準を与える情報であり、本発明に係る「基準情報」の一例である。本実施例において、基準情報460は、放送コンテンツ内の特徴的な画像(映像)を、その放送コンテンツの記録時間と対応付けて表した情報であり、この基準情報460によって、相互に異なる記録再生装置間で編集位置を一致させることが可能である。尚、基準情報460による編集位置の補正については後述する。
編集データ400内の各情報が正常に入力されると(例えば、未記入部分が無くなると)、制御部110は、通信部120を制御して、編集データ400を一データファイルとしてサーバ装置300に送信する(ステップA13)。この際、例えば、パスワードチェックなどの所定の認証処理を経て、サーバ300が記録再生装置100のアクセスを許可した場合に、サーバ装置300と記録再生装置100との間の通信が確立され、編集データ400の送信が完了する。
コンテンツCT1についての編集データ400が送信されると、サーバ装置300は、コンテンツCT1についての編集データ400を記憶部330内部のデータベース331に登録する(ステップB10)。即ち、コンテンツCT1に対する編集データ400がアップロードされる。尚、この際、サーバ装置300の制御部310は、送信される編集データ400に含まれる特定情報420に基づいて放送コンテンツを特定し、放送コンテンツ毎に編集データ400を管理する。即ち、サーバ装置300は、特定情報420によって、記録再生装置100及び記録再生装置200に限らず編集内容共有サービスを享受する全ての記録再生装置から送信されてくる大量の編集データも容易に放送コンテンツに対応付けて管理することが可能に構成されている。
一方、このような編集データ400のアップロードに加え、編集内容共有サービスの会員は、サーバ装置300のデータベース331に登録されている編集データを自由にダウンロードすることができる。
この場合、例えば、ユーザ200Aは、記録再生装置200を使用してサーバ装置300にアクセスを行う。サーバ装置300では、前述した所定の認証処理を経て記録再生装置200アクセスを許可し、記録再生装置200に対し、編集データダウンロード用の画面に関するデータを送信する。記録再生装置200では、係る編集データダウンロード用の画面に関するデータを受信し、表示装置などの表示手段に編集データダウンロード用画面340を表示させる。ユーザ200Aは、係る編集データダウンロード用画面340を介して、視覚的に所望の編集データ400を検索することが可能である。
ここで、図6を参照して、編集データダウンロード用画面340の詳細について説明する。ここに、図6は、編集データダウンロード用画面340の模式図である。
編集データダウンロード用画面340は、放送コンテンツを特定する特定用アイコン341を備える。ユーザ200Aは、この特定用アイコン341を利用して、所望する放送コンテンツ(ここでは、コンテンツCT)を検索する。この特定用アイコン341の下方には、係る放送コンテンツに対し編集データが登録されている場合には、その編集データのタイトル情報342が示される。この際、新規にデータベース331に登録された(例えば、登録後の経過時間が所定値未満である)編集データ400に関しては、その旨を表す新着マーク343が付与される。図6において、前述した、記録再生装置100から送信されたコンテンツCT1に関する編集データ400が、係る新着の編集データとして示されている。ユーザ200Aは、ここで、所望のタイトル情報342を選択することにより、サーバ装置300に対し、選択したタイトル情報342に対応する編集データ400のダウンロードを要求することができる。ここでは、係る新着の編集データが選択されたものとする。
再び図4に戻り、記録再生装置200において、編集データ400の選択に伴い要求データが生成され、サーバ装置300へ送信される(ステップC11)。この要求データの送信がダウンロードの要求として扱われる。
サーバ装置300では、この記録再生装置200から送信されてくる要求データに応じて制御部310がデータベース331の中から編集データ400を検索し(ステップB11)、通信部320を介して記録再生装置200に配信される(ステップB12)。
尚、編集データ400をダウンロードする際の態様は、このような編集データダウンロード用画面340を介したものに限定されない。例えば、記録再生装置200が、ユーザ200Aによる操作とは無関係に、所定のタイミングでサーバ装置300にアクセスし、編集データ400をダウンロードしてもよい。所定のタイミングとは、例えば、放送コンテンツが新たに記録された後、所定の経過時間を経た時点であってもよいし、このような放送コンテンツの記録とは無関係な一定又は不定に訪れる時刻であってもよい。所定の経過時間を経た時点でダウンロード要求がなされる場合には、制御部210が、放送コンテンツを特定するための情報と、ユーザ200AのID番号情報などを含んだ要求データを自動で生成し、サーバ装置300に対し送信してもよい。また、放送コンテンツの記録と無関係にダウンロード要求が行われる場合には、現時点でHD241又はDVD242に記録されている全ての放送コンテンツに関して未だダウンロードされていない編集データを全て要求するような要求データが生成されサーバ装置300に対し送信されてもよい。
一方、記録再生装置200では、配信された編集データ400が、通信部220を介してダウンロードされる。制御部210は、係るダウンロードされた編集データ400をHD141の所定領域に記憶する(ステップC12)。制御部210は更に、記録再生部230を制御して、ダウンロードした編集データ400に対応する放送コンテンツ、即ち、コンテンツCT2(本発明に係る「対象コンテンツ」の一例)をHD141から読み出し、コピーする(ステップC13)。
制御部210は、コンテンツCTに関する編集データ400に基づいて、このコピーされたコンテンツCT2を自動編集する(ステップC14)。ここで、自動編集とは、前述した手動編集とは異なり、編集データ400に含まれる編集時刻情報430及び内容情報440によって規定される編集内容を、編集対象となるコンテンツに対し反映させる一連の処理を指す。この結果、記録再生装置200において、記録再生装置100で行われた手動編集と同様の編集がコンテンツCT2で実現され、コンテンツCTに関する編集内容が共有される。
尚、本実施例では、編集データ400がダウンロードされた後、対象となる放送コンテンツのコピー及び自動編集が一連の処理として実行されているが、無論一例に過ぎず、編集データのダウンロード後、ユーザ200Aによって入力装置250を介して編集の実行が促された場合に、係る自動編集に関する処理が実行されてもよい。
ここで、基本的には、このように、ダウンロードされた編集データ400に基づいて自動編集が行われることによって、記録再生装置100と記録再生装置200との間で編集内容が共有化されるのであるが、例えば、記録再生装置100と記録再生装置200と間で放送コンテンツの記録開始時間が異なる場合、記録再生装置200におけるコンテンツの編集位置が記録再生装置100における編集位置と一致しない場合がある。このことについて、図7を参照して説明する。ここに、図7は、コンテンツCT1とコンテンツCT2との編集位置の比較図である。
図7において、例えば、コンテンツCT1が、図7(a)のように手動編集されたとする。この場合、前述した編集時間情報430及び編集内容情報440は、例えば、「記録開始時点からの経過時間T1〜T2にかけてコンテンツを削除する」旨を表す情報となる。経過時間T3〜T4及び経過時間T5〜T6についても同様である。
一方、コンテンツCT2が、コンテンツCT1よりも遅れて記録を開始されたとする。例えば、図7(a)に示す経過時間T1が経過した時点で、記録再生装置200におけるコンテンツCTの記録が開始されたとする。ここで、記録再生装置100で生成された、即ち、コンテンツCT1に関する編集時間情報430及び編集内容情報440を含む編集データ400を、そのままコンテンツCT2に適用すると、本来、削除されるべき(別言すれば、残されるべき)映像部分が誤って残されて(削除されて)しまうこととなる(図(b)参照)。
この場合、コンテンツCT1の編集内容、即ち、ダウンロードした編集データ400によって規定される編集内容を正確にコンテンツCT2に反映しようとするならば、コンテンツCT1における編集時間を、コンテンツCT2における編集時間に変換し、編集位置(編集時間)を補正する必要がある(図7(c)参照)。この場合、例えば、前述した「記録開始時点からの経過時間T1〜T2にかけてコンテンツを削除する」旨を表す情報は、「記録開始時点〜経過時間T1にかけてコンテンツを削除する」旨を表す情報に変換される。同様に、経過時間T3〜T4は、経過時間T7〜T3に、また経過時間T5〜T6は、経過時間T4〜T5に夫々変換される。
このような編集位置の補正を行うために、本実施例では編集位置補正処理が実行される。編集位置補正処理には、編集データ400に含まれる基準情報460が利用される。基準情報460は、コンテンツCT内の一場面を規定する映像(画像)情報である。編集位置補正処理は、コンテンツCT2内で係る基準情報を検出し、編集データ400に示される基準情報の出現時間(記録開始時刻からの経過時間)と、コンテンツCT2における基準情報の出現時間の相互比較に基づいて記録装置間の編集時間のズレを補正する処理である。
ここで、図8を参照して、編集位置補正処理の詳細について説明する。ここに、図8は、コンテンツCT1及びCT2における基準情報の出現時間を表す模式図である。尚、同図において、図7と重複する箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
図8において、基準情報460は、特定の選手が仲間の選手とハイタッチしている映像である。この基準情報460は、コンテンツCT1における記録開始時点からの経過時間がT8となった時点で現れる。一方、コンテンツCT1よりも遅れて記録が開始されたコンテンツCT2では、基準情報460は、記録開始からの経過時間がT9となった時点で現れる。
制御部210は、表示装置などにプレビューされるコンテンツCT2に対し、画像認識処理又はパターン認識処理などを行って、基準情報460を検出する。基準情報460が検出されると、検出された時間(記録開始からの経過時間)がRAMに記録され、編集データ400に含まれる基準情報460によって規定される出現時間と比較されることによって、記録装置間の編集位置のズレが時間値として算出される。この場合、編集位置のズレは、「T8−T9」に相当する時間となる。
制御部210は、編集データ400に基づいてコンテンツCT2を自動編集する際、編集データ400の編集時間情報430を全てこの算出されたズレに相当する時間分シフトし、編集時間情報430をコンテンツCT2に整合した正しい編集時間に補正する。こうして、例えば、図7(c)に示される如き正しい編集が実現される。
尚、コンテンツCT2における基準情報の検出は、制御部210によって行われずとも良い。例えば、ユーザ200AがコンテンツCT2をプレビューし、基準情報460と一致する場面を確認した時点で、入力装置250から基準情報を検出した旨を表す操作入力を行ってもよい。この操作入力が行われた時間は、前述した、制御部210が画像認識処理などによって基準情報460を検出した時間と同等に扱われ、編集位置補正処理が実行されてもよい。
<第2実施例>
編集内容共有システムは、サーバ装置を介することなく実現されてもよい。ここで、図9を参照して、このような本発明の第2実施例に係る編集内容共有システム20について説明する。ここに、図9は、編集内容共有システム20の模式図である。尚、同図において、図1と重複する箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
図9において、編集内容共有システム20は、ネットワーク21に記録再生装置100及び記録再生装置200が収容された構成を有している。
ネットワーク21は、ピア・ツー・ピアと称される通信形態を実現可能な、例えば、IPv6などによって規定される広域ネットワークである。ネットワーク21上では、記録再生装置100及び記録再生装置200は、サーバ装置を介することなく、相互に一対一の通信を行うことができる。従って、生成された編集データは、ユーザ100A(或いはユーザ200A)からユーザ200A(或いはユーザ100A)に直接送信され、効率的な編集データの授受が実現される。
尚、第1実施例及び第2実施例に示されるように、編集内容共有システムはネットワークに収容されるシステムであるが、編集データの授受は、必ずしもネットワークを介して行われずともよい。例えば、FD(Floppy(登録商標) Disk)、CD、DVD又はフラッシュメモリなどの各種記録媒体を介して編集データの授受が実行されてもよい。
尚、例えば、第1実施例のようにサーバ装置を含む編集内容共有システムにおいては、サーバ装置がネットワーク上に何らかのポータルサイトを立ち上げてもよい。編集データのアップロード及びダウンロードは、係るポータルサイトの機能の一部として実現されていてもよい。この際、ダウンロードされた回数の多い編集データをアップロードした(即ち、生成した)ユーザには、ポータルサイト上で展開される何らかのサービスが優先的に与えられてもよい。このような場合、編集内容共有システムが、サーバ装置及びユーザ間の双方向的なシステムとして機能し得るので効果的である。
尚、例えば、ネットワーク或いは何らかの記録媒体を介して取得した編集データによって規定される放送コンテンツの編集内容の一部が気に入らない場合、各記録再生装置のユーザは、入力装置などを介して、編集内容情報440の中からコンテンツの編集に反映したい部分を適宜選択してもよい。或いは気に入らない部分を削除したり、新規に編集内容を追加したりするなどの作業を行い、編集データ400を更に編集してもよい。即ち、編集データは書換え可能に構成されていてもよい。
<第3実施例>
編集内容共有システムは、サーバ装置を介しつつ第1実施例と異なる態様を採ることも可能である。ここで、図10を参照して、本発明の第3実施例について説明する。ここに、図10は、編集内容共有システム30の模式図である。尚、同図において、図1と重複する箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
図10において、編集内容共有システム30は、記録再生装置100、記録再生装置200及びサーバ装置300を備える。サーバ装置300は、図10においては不図示の記憶部320に、データベース321の代わりに編集データ所在テーブル322を保持している。
編集データ所在テーブル322は、編集データ400のうち、特定情報(図示特定情報420a,420b,・・・.420xx)のみが記憶されている。一方、編集データ所在テーブル322には、これら特定情報に対応付けられる形で、各特定情報の送信元に相当する記録再生装置の情報である、所在地情報31が記憶されている。この所在地情報31は、例えば、送信元に相当する記録再生装置のネットワークアドレスなどの情報である。
ここで、例えば、記録再生装置100において、何らかの放送コンテンツに対応する編集データ(特定情報420bに対応する編集データであるとする)が所望された場合、例えば、記録再生装置100からサーバ装置300に対し、要求データが送信される(図示矢線A)。この場合、サーバ装置300が、所在地情報31を参照して、特定情報420bの送信元たる記録再生装置200に対し、編集データを要求する(図示矢線B)。要求に応じてサーバ装置300に送信される(図示矢線B)編集データは、サーバ装置300から記録再生装置100に対し送信される(図示矢線A)。
一方、記録再生装置100は、所在地情報31に基づいて、サーバ装置300を介することなく記録再生装置200に対し直接要求データを送信してもよい(図示矢線C)。この場合、要求データに応じて記録再生装置200から直接記録再生装置100に所望の編集データが送信される(図示矢線C)。或いは、サーバ装置300を介して編集データが送信されてもよい(図示矢線B及びA)。
このように、サーバ装置300に常時登録されるデータは、編集データの一部である特定情報(即ち、本発明に係る「部分編集データ」の一例)のみであり、サーバ装置300の記憶容量が著しく節減される。従って、サーバ装置300が有効利用され、編集内容共有システム30全体の効率が改善され、編集内容が効率的に共有される。
尚、このようにサーバ装置300を効率的に利用する趣旨から言えば、編集データ所在テーブル322に保持される部分的な編集データは、特定情報のみでなくともよい。例えば、識別情報その他が含まれていてもよい。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う編集内容共有システム、編集内容共有用サーバ装置、編集内容共有機能付き記録装置及び編集内容共有方法もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明の第1実施例に係る編集内容共有システムの模式図である。 図1の編集内容共有システムにおける記録装置のブロック図である。 図1の編集内容共有システムにおけるサーバ装置のブロック図である。 図1の編集内容共有システムにおいて実現される編集内容共有サービスのタイミングチャートである。 記録装置で生成される編集データの模式図である。 サーバ装置から編集データをダウンロードする際の画面の模式図である。 異なる記録再生装置で記録されたコンテンツの編集位置の比較図である。 異なる記録再生装置で記録されたコンテンツにおける基準情報の出現時間を表す模式図である。 本発明の第2実施例に係る編集内容共有システムの模式図である。 本発明の第3実施例に係る編集内容共有システムの模式図である。
符号の説明
10…編集内容共有システム、11…ネットワーク、100…記録再生装置、110…制御部、120…通信部、130…記録再生部、141…HD、142…DVD、150…入力装置、200…記録再生装置、300…サーバ装置、310…制御部、320…通信部、330…記憶部、331…データベース、400…編集データ。

Claims (20)

  1. ネットワークに収容され、サーバ装置及び複数の記録装置を含み、
    前記複数の記録装置各々は、
    放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、
    所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段と、
    前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信手段と
    を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記送信される編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、
    前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する第1記憶手段と、
    前記各々に対し、前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記各々から送信される要求データに対応する編集データを配信する配信手段と
    を具備し、
    前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツである対象コンテンツを、前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する
    ことを特徴とする編集内容共有システム。
  2. 前記各々は、前記記録された放送コンテンツ、前記編集された放送コンテンツ及び前記編集された対象コンテンツを再生する再生手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の編集内容共有システム。
  3. 前記各々は、前記対象コンテンツを複製する複製手段を更に具備し、
    前記編集手段は、前記複製された対象コンテンツを編集する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の編集内容共有システム。
  4. 前記入力手段は更に、前記配信された編集データに含まれる内容情報の中から所望の一部を指定するための入力操作が可能に構成されており、
    前記編集手段は、前記指定された一部に基づいて前記対象コンテンツを編集する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の編集内容共有システム。
  5. 前記各々は、前記生成された編集データ及び前記配信された編集データを記憶する第2記憶手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の編集内容共有システム。
  6. 前記入力手段は更に、前記配信された編集データの少なくとも一部を変更するための入力操作が可能に構成されており、
    前記第2記憶手段は更に、前記変更された編集データを記憶する
    ことを特徴とする請求項5に記載の編集内容共有システム。
  7. 前記要求データ生成手段は、所定頻度で前記要求データを生成し、
    前記送信手段は、前記所定頻度で前記要求データを送信し、
    前記配信手段は、前記所定頻度で前記編集データを配信する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の編集内容共有システム。
  8. 前記要求データ生成手段は、現時点で前記記録媒体に記録されている全ての前記放送コンテンツについて前記要求データを生成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の編集内容共有システム。
  9. 前記編集データは、前記編集内容に対応する編集位置を表す位置情報を更に含み、
    前記編集手段は更に、前記配信された編集データに含まれる前記位置情報に基づいて前記対象コンテンツを編集する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の編集内容共有システム。
  10. 前記編集データは、前記編集位置の基準を与える基準情報を更に含み、
    前記編集手段は更に、前記配信された編集データに含まれる前記基準情報に基づいて前記対象コンテンツを編集する
    ことを特徴とする請求項9に記載の編集内容共有システム。
  11. 前記入力手段は更に、前記対象コンテンツにおいて前記基準情報に対応する基準位置を指定するための入力操作が可能に構成されており、
    前記編集手段は更に、前記指定された基準位置に基づいて前記対象コンテンツを編集する
    ことを特徴とする請求項10に記載の編集内容共有システム。
  12. 前記各々は、前記対象コンテンツにおいて前記基準情報に対応する基準位置を検出する基準位置検出手段を更に具備し、
    前記編集手段は更に、前記検出された基準位置に基づいて前記対象コンテンツを編集する
    ことを特徴とする請求項10に記載の編集内容共有システム。
  13. 前記基準情報は、前記放送コンテンツにおける画像の一部を指定する情報である
    ことを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載の編集内容共有システム。
  14. ネットワークに収容され、複数の記録装置を含み、
    前記複数の記録装置各々は、
    放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、
    前記ネットワークに収容される他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データを送信する送信手段と
    を具備し、
    前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記他の記録装置から送信される編集データに対応する放送コンテンツを前記他の記録装置から送信される前記編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する
    ことを特徴とする編集内容共有システム。
  15. ネットワークに収容され、サーバ装置及び複数の記録装置を含み、
    前記複数の記録装置各々は、
    放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、
    前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データのうち(i)前記特定情報を含み且つ(ii)前記内容情報を除く部分編集データを送信する送信手段と
    を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記送信される部分編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される部分編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、
    前記送信される部分編集データを前記特定された放送コンテンツ及び前記送信される部分編集データの送信元となる前記記録装置に対応付けて記憶する記憶手段と
    を具備し、
    前記各々は、所望の前記放送コンテンツに対応する前記内容情報を要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段を更に具備し、
    前記送信手段は、(i)前記記憶された部分編集データの中から前記所望の放送コンテンツに合致するものとして選択された部分編集データに対応する前記送信元の記録装置に対し、前記ネットワークを介して前記要求データを更に送信すると共に(ii)前記他の記録装置から送信される前記要求データに応じて、前記他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記要求データに対応する前記内容情報を更に送信し、
    前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち、前記他の記録装置から前記要求データに応じて送信される内容情報に対応する放送コンテンツである対象コンテンツを、前記他の記録装置から前記要求データに応じて送信される内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する
    ことを特徴とする編集内容共有システム。
  16. ネットワークに収容され、複数の記録装置を含み、該複数の記録装置各々が、放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段、前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段、前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段、所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段、前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信手段を備え、前記編集手段が更に、前記ネットワークを介して前記編集データが配信された場合に、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツを、前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する編集内容共有システムにおける編集内容共有用サーバ装置であって、
    前記送信される編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段と、
    前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記録装置に対し、前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記送信される要求データに対応する編集データを配信する配信手段と
    を具備することを特徴とする編集内容共有用サーバ装置。
  17. ネットワークに収容され、サーバ装置を含み、該サーバ装置が、前記ネットワークを介して送信される、放送コンテンツを特定するための特定情報及び前記放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データに対応する前記放送コンテンツを、前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定手段、前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する記憶手段及び前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記送信される要求データに対応する編集データを配信する配信手段を具備する編集内容共有システムにおいて、前記ネットワークを介して前記サーバ装置と通信可能な記録装置であって、
    前記放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に、該入力操作に応じて編集された放送コンテンツに対応する前記編集データを生成する編集データ生成手段と、
    所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成手段と、
    前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信手段と
    を具備し、
    前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツを、前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する
    ことを特徴とする編集内容共有機能付き記録装置。
  18. ネットワークに複数収容される記録装置の一つであって、
    放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録された放送コンテンツを編集するための入力操作が可能な入力手段と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する編集手段と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成手段と、
    前記ネットワークに収容される他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データを送信する送信手段と
    を具備し、
    前記編集手段は更に、前記記録された放送コンテンツのうち前記他の記録装置から送信される編集データに対応する放送コンテンツを前記他の記録装置から送信される前記編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する
    ことを特徴とする編集内容共有機能付き記録装置。
  19. ネットワークに収容されるサーバ装置を介して、該ネットワークに収容される複数の記録装置間で放送コンテンツの編集内容を共有するための編集内容共有方法であって、
    前記複数の記録装置各々において、
    前記放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録工程と、
    前記記録された放送コンテンツを編集するための入力手段を介した入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する第1編集工程と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成工程と、
    所望の前記放送コンテンツに対応する前記編集データを要求する旨を表す要求データを生成する要求データ生成工程と、
    前記サーバ装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データ及び前記生成された要求データを送信する送信工程と
    を具備し、
    前記サーバ装置において、
    前記送信される編集データに対応する前記放送コンテンツを前記送信される編集データに含まれる前記特定情報に基づいて特定する特定工程と、
    前記送信される編集データを前記特定された放送コンテンツに対応付けて記憶する記憶工程と、
    前記記録装置に対し、前記ネットワークを介して、前記記憶された編集データのうち前記送信される要求データに対応する編集データを配信する配信工程と
    を具備し、
    前記各々において、前記記録された放送コンテンツのうち前記配信された編集データに対応する放送コンテンツである対象コンテンツを前記配信された編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する第2編集工程を更に具備する
    ことを特徴とする編集内容共有方法。
  20. ネットワークに収容される複数の記録装置間で放送コンテンツの編集内容を共有するための編集内容共有方法であって、
    前記記録装置各々において、
    前記放送コンテンツを所定の記録媒体に記録する記録工程と、
    前記記録された放送コンテンツを編集するための入力手段を介した入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツを編集する第1編集工程と、
    前記入力操作に応じて前記記録された放送コンテンツが編集された場合に(i)前記編集された放送コンテンツを特定するための特定情報及び(ii)前記編集された放送コンテンツの編集内容を表す内容情報を含む編集データを生成する編集データ生成工程と、
    前記ネットワークに収容される他の記録装置に対し前記ネットワークを介して前記生成された編集データを送信する送信工程と、
    前記記録された放送コンテンツのうち前記他の記録装置から送信される編集データに対応する放送コンテンツを前記他の記録装置から送信される前記編集データに含まれる前記内容情報の少なくとも一部に基づいて編集する第2編集工程と
    を具備することを特徴とする編集内容共有方法。
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