JP2007012559A - 電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高温環境下における安全性および充放電効率を向上させることができる電池を提供する。
【解決手段】 正極21と負極22とが電解質層24を介して積層されている。電解質層24は、電解液とフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物とを含有している。負極22は、結着剤としてスチレン−ブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースおよびその塩からなる群のうちの少なくとも1種と、フッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物とを含有してる。負極活物質層22Bにおけるフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物の含有量は0.2質量%以上1質量%以下である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、結着剤としてフッ化ビニリデンなどを用いた電池に関する。
近年、カメラ一体型VTR(videotape recorder),携帯電話あるいはラップトップコンピュータなどのポータブル電子機器が多く登場し、その小型化および軽量化が図られている。それに伴い、これら電子機器のポータブル電源として、電池、特に二次電池について、エネルギー密度を向上させるための研究開発が活発に進められている。中でも、負極に黒鉛などの炭素材料を用いたリチウムイオン二次電池は、従来の水系電解液二次電池である鉛電池あるいはニッケルカドミウム電池と比較して大きなエネルギー密度が得られるため、非常に期待されている。
このようなリチウムイオン二次電池では、一般に負極の結着剤としてスチレン−ブタジエンゴムおよびカルボキシメチルセルロース、あるいはポリフッ化ビニリデンが用いられている(例えば、特許文献1,2参照)。しかし、ポリフッ化ビニリデンを用いた場合、高温環境下では、充電状態の黒鉛とポリフッ化ビニリデンとの反応により安全性が低下してしまう。これは、ポリフッ化ビニリデンの熱分解により生成したフッ酸と、黒鉛の活性部位あるいは析出したリチウム金属との反応による発熱が原因であると考えられる。特に、天然黒鉛などは、メソカーボンマイクロビーズ(MCMB)よりも活性なエッヂ部が多いので、より安全性が低くなってしまう。このため、結着剤としてスチレン−ブタジエンゴムおよびカルボキシメチルセルロースを用いた場合の方が、高温における安全性は向上する。
特開平4−342966号公報 特開平10−154513号公報
しかしながら、ポリフッ化ビニリデンを含むゲル状の電解質を用いた電池では、結着剤としてスチレン−ブタジエンゴムとカルボキシメチルセルロースとを用いた場合、負極と、ゲル状電解質およびセパレータとの接着性が十分ではなく、充放電反応の不均一化あるいは負極におけるリチウム金属の析出により、長期的なサイクル特性が低下してしまうという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、高温環境下における安全性および充放電効率を向上させることができる電池を提供することにある。
本発明による電池は、正極と、負極集電体に負極活物質層が設けられた負極と、これらの間に設けられた電解質とを備え、電解質は、フッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物を含有し、負極活物質層は、負極活物質と、スチレン−ブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースおよびその塩からなる群のうちの少なくとも1種と、フッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物とを含有し、負極活物質層におけるフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物の含有量は、0.2質量%以上1質量%以下の範囲内のものである。
本発明の電池によれば、電解質にフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物を含有すると共に、負極にフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物を含有し、負極活物質層におけるフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物の含有量を0.2質量%以上とするようにしたので、負極と電解質との接着性を向上させることができ、充放電効率を向上させることができる。また、負極に、スチレン−ブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースおよびその塩からなる群のうちの少なくとも1種とを含むようにすると共に、負極活物質層におけるフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物の含有量を1質量%以下とするようにしたので、高温環境下における安全性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る二次電池の一構成例を分解して表すものである。この二次電池は、正極リード11および負極リード12が取り付けられた巻回電極体20をフィルム状の外装部材31の内部に収納した構成を有している。
正極リード11および負極リード12は、外装部材31の内部から外部に向かい例えば同一方向にそれぞれ導出されている。正極リード11および負極リード12は、例えば、アルミニウム(Al),銅(Cu),ニッケル(Ni)あるいはステンレスなどの金属材料によりそれぞれ構成されており、それぞれ薄板状または網目状とされている。
外装部材31は、例えば、ナイロンフィルム,アルミニウム箔およびポリエチレンフィルムをこの順に貼り合わせた矩形状のラミネートフィルムにより構成されている。外装部材31は、例えば、ポリエチレンフィルム側と巻回電極体20とが対向するように配設されており、各外縁部が融着あるいは接着剤により互いに密着されている。
なお、外装部材31は、上述したラミネートフィルムに代えて、他の構造を有するラミネートフィルム,ポリプロピレンなどの高分子フィルムあるいは金属フィルムにより構成するようにしてもよい。
図2は、図1に示した巻回電極体20のII−II線に沿った断面構造を表すものである。巻回電極体20は、正極21と負極22とをセパレータ23および電解質層24を介して積層し、巻回したものであり、最外周部は保護テープ25により保護されている。
正極21は、例えば、正極集電体21Aと、この正極集電体21Aの両面あるいは片面に設けられた正極活物質層21Bとを有している。正極集電体21Aには、長手方向における一方の端部に正極活物質層21Bが設けられず露出している部分があり、この露出部分に正極リード11が取り付けられている。正極集電体21Aは、例えば、アルミニウム,ニッケルあるいはステンレスなどの金属材料により構成されている。
正極活物質層21Bは、正極活物質として、例えば電極反応物質であるリチウム(Li)を吸蔵および放出することが可能な正極材料のいずれか1種または2種以上を含んでおり、必要に応じて黒鉛などの導電剤およびポリフッ化ビニリデンなどの結着剤を含んでいてもよい。リチウムを吸蔵および放出することが可能な正極材料としては、例えば、TiS2 ,MoS2 ,NbSe2 あるいはV2 5 などのリチウムを含有しない金属硫化物あるいは酸化物などや、またはリチウム酸化物,リチウム硫化物あるいはリチウムを含む層間化合物などのリチウム含有化合物、または高分子材料が挙げられる。
特に、エネルギー密度を高くするには、一般式Lix MIO2 で表されるリチウム複合酸化物あるいはリチウムを含んだ層間化合物が好ましい。なお、MIは1種類以上の遷移金属であり、例えばコバルト(Co),ニッケル,マンガン(Mn),鉄(Fe),アルミニウム,バナジウム(V)およびチタン(Ti)のうちの少なくとも1種が好ましい。xは電池の充放電状態によって異なり、通常0.05≦x≦1.10の範囲内の値である。このようなリチウム複合酸化物などの具体例としては、LiCoO2 ,LiNiO2 ,Liy Niz Co1-z 2 (yおよびzは電池の充放電状態によって異なり、通常0<y<1、0.7<z<1の範囲内の値である)あるいはLiMn2 4 などが挙げられる。また、オリビン型結晶構造を有するLiMIIPO4 (MIIは1種以上の遷移金属である)などのリチウムリン酸化合物も高いエネルギー密度を得ることができるので好ましい。
負極22は、例えば、正極21と同様に、負極集電体22Aと、この負極集電体22Aの両面あるいは片面に設けられた負極活物質層22Bとを有している。負極集電体22Aには、例えば長手方向における一方の端部に負極活物質層22Bが設けられず露出している部分があり、この露出部分に負極リード12が取り付けられている。負極集電体22Aは、例えば、銅,ニッケルあるいはステンレスなどの金属材料により構成されている。
負極活物質層22Bは、負極活物質として、例えば電極反応物質であるリチウムを吸蔵および放出することが可能な負極材料のいずれか1種または2種以上と、結着剤とを含んで構成されている。
リチウムを吸蔵および放出することが可能な負極材料としては、例えば、鱗状天然黒鉛,鱗片状天然黒鉛,球形化した天然黒鉛,人造黒鉛などの黒鉛、炭素繊維、難黒鉛化性炭素あるいは易黒鉛化性炭素などの炭素材料が挙げられる。これら炭素材料は、充放電時に生じる結晶構造の変化が非常に少なく、高い充放電容量を得ることができると共に、良好な充放電サイクル特性を得ることができるので好ましい。中でも黒鉛、特に天然黒鉛は、容量が大きく、高いエネルギー密度を得ることができるので好ましい。なお、球形化した天然黒鉛は、例えば、特開平11−263612号公報に記載されたように、ジェット気流により、鱗片状天然黒鉛を循環流動させると共に、衝突させることにより作製することができる。
リチウムを吸蔵および放出することが可能な負極材料としては、また、リチウムを吸蔵および放出することが可能であり、金属元素および半金属元素のうちの少なくとも1種を構成元素として含む材料も挙げられる。このような材料を用いれば、高いエネルギー密度を得ることができるからである。特に、炭素材料と共に用いるようにすれば、高エネルギー密度を得ることができると共に、優れたサイクル特性を得ることができるのでより好ましい。この負極材料は金属元素あるいは半金属元素の単体でも合金でも化合物でもよく、またこれらの1種または2種以上の相を少なくとも一部に有するようなものでもよい。なお、本発明において、合金には2種以上の金属元素からなるものに加えて、1種以上の金属元素と1種以上の半金属元素とを含むものも含める。また、非金属元素を含んでいてもよい。その組織には固溶体,共晶(共融混合物),金属間化合物あるいはそれらのうちの2種以上が共存するものがある。
この負極材料を構成する金属元素あるいは半金属元素としては、例えば、マグネシウム(Mg),ホウ素(B),アルミニウム,ガリウム(Ga),インジウム(In),ケイ素(Si),ゲルマニウム(Ge),スズ(Sn),鉛(Pb),ビスマス(Bi),カドミウム(Cd),銀(Ag),亜鉛(Zn),ハフニウム(Hf),ジルコニウム(Zr),イットリウム(Y),パラジウム(Pd)あるいは白金(Pt)が挙げられる。これらは結晶質のものでもアモルファスのものでもよい。
中でも、この負極材料としては、短周期型周期表における4B族の金属元素あるいは半金属元素を構成元素として含むものが好ましく、特に好ましいのはケイ素およびスズの少なくとも一方を構成元素として含むものである。ケイ素およびスズは、リチウムを吸蔵および放出する能力が大きく、高いエネルギー密度を得ることができるからである。
リチウムを吸蔵および放出することが可能な負極材料としては、更に、他の金属化合物あるいは高分子材料も挙げられる。他の金属化合物としては、酸化鉄,酸化ルテニウムあるいは酸化モリブデンなどの酸化物や、あるいはLi3 Nなどが挙げられ、高分子材料としてはポリアセチレンなどが挙げられる。
結着剤は、スチレン−ブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースおよびその塩からなる群のうちの少なくとも1種と、フッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物とを含有している。スチレン−ブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースあるいはその塩とを含むことにより、高温環境下における安全性の低下を抑制することができるからである。また、これらのみでは、例えば後述するように、電解質層24がフッ化ビニリデンを成分とする高分子化合物を含む場合に、負極22と電解質層24との接着性が低下してしまうが、結着剤としてフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物を用いることにより、これらの接着性を向上させることができ、充放電効率を向上させることができるからである。カルボキシメチルセルロースの塩としては、例えば、ナトリウム塩,カリウム塩あるいはアンモニウム塩が挙げられる。
結着剤に用いられるフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物は、具体的には、ポリフッ化ビニリデンあるいはフッ化ビニリデンの共重合体などがある。共重合体としては、例えばフッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体,フッ化ビニリデン−クロロトリフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、あるいはこれらに更に他のエチレン性不飽和モノマーを共重合したものなどが挙げられる。共重合可能なエチレン性不飽和モノマーとしては、例えば、アクリル酸エステル,メタクリル酸エステル,酢酸ビニル,アクリロニトリル,アクリル酸,メタクリル酸,無水マレイン,ブタジエン,スチレン,N−ビニルピロリドン,N−ビニルピリジン,グリシジルメタクリレート,ヒドロキシエチルメタクリレートあるいはメチルビニルエーテルなどが挙げられる。フッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物は、1種を単独で用いてもよく、複数種を混合して用いてもよい。
負極活物質層22Bにおけるフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物の含有量は、、0.2質量%以上1質量%以下の範囲内である。少ないと接着性向上の効果が十分ではなく、多いと高温環境下における安全性が低下してしまうからである。
セパレータ23は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン,ポリプロピレンあるいはポリエチレンなどの合成樹脂製の多孔質膜、またはセラミック製の多孔質膜により構成されており、これら2種以上の多孔質膜を積層した構造とされていてもよい。
電解質層24は、例えば、電解液と、この電解液を保持する高分子化合物とを含み、いわゆるゲル状となっている。高分子化合物としては、フッ化ビニリデンを成分として含むものを含んでいる。具体的には、ポリフッ化ビニリデン、あるいはフッ化ビニリデンの共重合体が挙げられ、その共重合体モノマーとしてはヘキサフルオロプロピレンあるいはテトラフルオロエチレンなどが挙げられる。これらの高分子化合物は、酸化還元安定性が高いので好ましい。フッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物は、1種を単独で用いてもよく、複数種を混合して用いてもよい。
高分子化合物としては、これらに加えて、他の高分子化合物を用いてもよい。他の高分子化合物としては、例えば、ポリエチレンオキサイドあるいはポリエチレンオキサイドを含む架橋体などのエーテル系高分子化合物、ポリアクリロニトリル、ポリメタクリレートあるいはポリアクリレートを繰返し単位として含むもの挙げられる。他の高分子化合物には、いずれか1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
電解液は、例えば、非水溶媒などの溶媒と、この溶媒に溶解された電解質塩とを含有している。
溶媒としては、従来より非水電解液に使用されている種々の非水溶媒を用いることができる。具体的には、炭酸プロピレン、炭酸エチレン、炭酸ブチレン、炭酸ジエチル、炭酸ジメチル、炭酸エチルメチル、1,3−ジオキソール−2−オン,4−ビニル−1,3−ジオキソラン−2−オン、エチレンスルフィド、γ−ブチロラクトン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、ジエチルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニトリル、プロピオニトリル、酢酸エステル、酪酸エステル、プロピオン酸エステルなどが挙げられる。特に、酸化安定性の点からは、炭酸エステルを含めることが好ましく、中でも、炭酸プロピレンを含めるようにすれば、高いイオン伝導性が得られるのでより好ましい。
電解質塩としては、例えば、LiPF6 ,LiAsF6 ,LiBF4 ,LiClO4 ,LiB(C6 5 4 ,LiCH3 SO3 ,LiCF3 SO3 ,LiN(CF3 SO2 2 ,LiN(C2 5 SO2 2 ,LiN(C4 9 SO2 )(CF3 SO2 ),LiC(CF3 SO2 3 ,LiC4 9 SO3 ,LiAlCl4 、LiSiF6 、LiClあるいはLiBrなどのリチウム塩が挙げられ、これらのいずれか1種または2種以上を混合して用いてもよい。中でも、LiPF6 は、高い導電率を得ることができるので好ましい。
リチウム塩の電解液における含有量(濃度)は、0.1mol/l〜2.0mol/lの範囲内、または0.1mol/kg〜2.0mol/kgの範囲内であることが好ましい。これらの範囲内において良好なイオン伝導度を得ることができるからである。
この二次電池は、例えば、次のようにして製造することができる。
まず、例えば、正極活物質と、導電剤と、結着剤とを混合して正極合剤を調製し、この正極合剤をN−メチル−2−ピロリドンなどの溶剤に分散させてペースト状の正極合剤スラリーとする。続いて、この正極合剤スラリーを正極集電体21Aに塗布し溶剤を乾燥させたのち、ロールプレス機などにより圧縮成型し、正極活物質層21Bを形成し、正極21を作製する。続いて、例えば、正極集電体21Aに正極リード11を、例えば超音波溶接あるいはスポット溶接により接合する。そののち、電解液と、高分子化合物と、混合溶剤とを含む前駆溶液を用意し、正極活物質層21Bの上、すなわち正極21の両面あるいは片面に塗布し、混合溶剤を揮発させて、電解質層24を形成する。
また、例えば、負極活物質と、スチレンーブタジエンゴム、カルボキシメチルセルロースあるいはその塩、およびフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物を含有する結着剤とを混合して負極合剤を調製し、この負極合剤をN−メチル−2−ピロリドンなどの溶剤に分散させてペースト状の負極合剤スラリーとする。続いて、この負極合剤スラリーを負極集電体22Aに塗布し溶剤を乾燥させたのち、ロールプレス機などにより圧縮成型して負極活物質層22Bを形成する。続いて、負極集電体22Aに負極リード12を、例えば超音波溶接あるいはスポット溶接により接合すると共に、負極活物質層22Bの上、すなわち負極22の両面あるいは片面に、正極21と同様にして電解質層24を形成する。
そののち、電解質層24が形成された正極21と負極22とをセパレータ23を介して積層して巻回し、最外周部に保護テープ25を接着して巻回電極体20を形成する。最後に、例えば、外装部材31に巻回電極体20を挟み込み、外装部材31の外縁部同士を熱融着などにより密着させて封入する。その際、正極リード11および負極リード12と外装部材31との間には密着フィルム32を挿入する。これにより、図1および図2に示した二次電池が完成する。
この二次電池では、充電を行うと、正極活物質層21Bからリチウムイオンが放出され、電解液を介して、負極活物質層22Bに吸蔵される。また、放電を行うと、負極活物質層22Bからリチウムイオンが放出され、電解液を介して正極活物質層21Bに吸蔵される。ここでは、負極活物質層22Bに、結着剤としてスチレンーブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースあるいはその塩と、所定量のフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物とが含まれており、また、電解質層24にフッ化ビニリデンを成分として含有する高分子化合物が含まれているので、高温環境下における安全性が改善されると共に、負極22と電解質層24との密着性が改善され、充放電効率が向上する。
このように本実施の形態によれば、電解質層24にフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物を含有すると共に、負極22にフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物を含有し、負極活物質層22Bにおけるフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物の含有量を0.2質量%以上とするようにしたので、負極22と電解質層24との接着性を向上させることができ、充放電効率を向上させることができる。また、負極22に、スチレン−ブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースおよびその塩からなる群のうちの少なくとも1種とを含むようにすると共に、負極活物質層22Bにおけるフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物の含有量を1質量%以下とするようにしたので、高温環境下における安全性を向上させることができる。
更に、本発明の具体的な実施例について、図1,2を参照し同一の符合を用いて詳細に説明する。
(実施例1−1〜1−3,2−1〜2−3,3−1〜3−3)
まず、炭酸リチウム(Li2 CO3 )と炭酸コバルト(CoCO3 )とを、Li2 CO3 :CoCO3 =0.5:1(モル比)の割合で混合し、空気中において900℃で5時間焼成して焼成物を得た。得られた焼成物についてX線回折測定を行った結果、JCPDSファイルに登録されたLiCoO2 のスペクトルと良く一致していることが確かめられた。次いで、この焼成物を粉砕してレーザ回折法により得られる累積50%粒径が15μmのLiCoO2 粉末とした。
続いて、このLiCoO2 粉末と、導電剤としてケッチェンブラックと、結着剤としてポリフッ化ビニリデンとを、LiCoO2 粉末:ケッチェンブラック:ポリフッ化ビニリデン=94:3:3の質量比で混合して正極合剤を調製した。そののち、この正極合剤を溶剤であるN−メチル−2−ピロリドンに分散して正極合剤スラリーとし、厚み20μmの帯状アルミニウム箔よりなる正極集電体21Aの両面に均一に塗布して乾燥させ、ロールプレス機で圧縮成型して正極活物質層21Bを形成し、正極21を作製した。そののち、正極集電体21Aに正極リード11を取り付けた。
また、負極活物質と、結着剤として、スチレン−ブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースと、ポリフッ化ビニリデンとを混合して負極合剤を調製した。その際、負極活物質と、スチレン−ブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースと、ポリフッ化ビニリデンとは、負極活物質:スチレン−ブタジエンゴム:カルボキシメチルセルロース:ポリフッ化ビニリデン=97.8:1:1:0.2,または97.5:1:1:0.5,または97.0:1:1:1の質量比で混合し、負極活物質は実施例1−1〜1−3ではメソカーボンマイクロビーズ(MCMB)とし、実施例2−1〜2−3では球形化した天然黒鉛とし、実施例3−1〜3−3では鱗片状天然黒鉛とした。続いて、この負極合剤を溶剤であるN−メチル−2−ピロリドンに分散して負極合剤スラリーとし、厚み15μmの帯状銅箔よりなる負極集電体22Aの両面に均一に塗布して乾燥させ、ロールプレス機で圧縮成型して負極活物質層22Bを形成し、負極22を作製した。そののち、負極集電体22Aに負極リード12を取り付けた。
続いて、溶媒として炭酸エチレンと炭酸プロピレンとを混合した溶媒に、電解質塩としてLiPF6 を溶解させ電解液を作製した。
次に、電解液と高分子化合物としてフッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体と、混合溶剤として炭酸ジエチルとを混合し前駆溶液を作製した。共重合体におけるヘキサフルオロプロピレンの割合は、6.9質量%とした。得られた前駆溶液を正極21および負極22のそれぞれに均一に塗布したのち、混合溶剤を揮発させゲル状の電解質層24を形成した。
そののち、電解質層24をそれぞれ形成した正極21と負極22とを、ポリエチレンフィルムからなるセパレータ23を介して積層し、巻回して巻回電極体20を作製した。
得られた巻回電極体20をラミネートフィルムよりなる外装部材31に挟み込み、減圧封入することにより図1および図2に示した二次電池を作製した。
実施例1−1〜1−3,2−1〜2−3,3−1〜3−3に対する比較例1−1〜1−3,2−1〜2−3,3−1〜3−3として、結着剤であるポリフッ化ビニリデンの混合比を変化させて負極を作製したことを除き、他は実施例1−1〜1−3,2−1〜2−3,3−1〜3−3と同様にして二次電池を作製した。具体的には、負極活物質:スチレン−ブタジエンゴム:カルボキシメチルセルロース:ポリフッ化ビニリデン(質量比)は、比較例1−1,2−1,3−1では98:1:1:0とし、比較例1−2,2−2,3−2では97.9:1:1:0.1とし、比較例1−3,2−3,3−3では96.5:1:1:1.5とした。
作製した実施例1−1〜1−3,2−1〜2−3,3−1〜3−3および比較例1−1〜1−3,2−1〜2−3,3−1〜3−3について、充放電を行いサイクル特性を調べると共に、加熱安全性試験を行い、高温における安全性を調べた。
サイクル特性は次のようにして調べた。まず、23℃の恒温槽中で、上限電圧4.2V、電流1C、総充電時間3時間とする定電流定電圧充電を行ったのち、電流1C、終止電圧3.0Vまでの定電流放電を行った。この充放電を繰り返して放電容量の経時変化を測定した。サイクル特性は、1サイクル目の放電容量(初回放電容量)に対する300サイクル目の放電容量の維持率、すなわち、(300サイクル目の放電容量/1サイクル目の放電容量)×100(%)から求めた。結果を表1に示す。なお、1Cは理論容量を1時間で放電しきる電流値である。
また、安全性は次のようにして調べた。まず、23℃で、上限電圧4.25V、電流0.2C、総充電時間10時間とする定電流定電圧充電を行い充電状態とした。次いで、充電状態の各電池3個ずつを150℃,155℃または160℃でそれぞれ1時間放置した。そののち、電池の状態を確認した。破裂あるいは発火があったものの個数を表1に示す。なお、0.2Cは理論容量を5時間で放電しきる電流値である。
Figure 2007012559
表1から分かるように、負極活物質層22Bにおけるポリフッ化ビニリデンの含有量を0.2質量%以上1質量%以下とした実施例1−1〜1−3,2−1〜2−3,3−1〜3−3によれば、ポリフッ化ビニリデンの含有量を0.2質量%未満とした比較例1−1,1−2,2−1,2−2,3−1,3−2よりもそれぞれ放電容量維持率が向上し、また、ポリフッ化ビニリデンの含有量を1質量%超とした比較例1−3,2−3,3−3よりも、それぞれ破裂あるいは発火があったものの電池の数が少なかった。
すなわち、電解質層24にフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物を含有するようにすると共に、負極22に、結着剤としてスチレン−ブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースおよびその塩からなる群のうちの少なくとも1種と、フッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物とを含有し、負極活物質層22Bにおけるフッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物の含有量を0.2質量%以上1質量%以下とするようにすれば、サイクル特性を向上させることができると共に、高温環境下における安全性を向上させることができることが分かった。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態および実施例では、正極21および負極22を巻回する場合について説明したが、正極と負極とを複数積層するようにしてもよく、また、折り畳むようにしてもよい。更に、本発明は、外装部材に缶を用いた円筒型、角型、コイン型、ボタン型などの電池にも適用することができる。
また、上記実施の形態および実施例では、電極反応物質としてリチウムを用いる場合について説明したが、ナトリウム(Na)あるいはカリウム(K)などの長周期型周期表における他の1族の元素、またはマグネシウムあるいはカルシウム(Ca)などの長周期型周期表における2族の元素、またはアルミニウムなどの他の軽金属、またはリチウムあるいはこれらの合金を用いる場合についても、本発明を適用することができ、同様の効果を得ることができる。その際、電極反応物質を吸蔵および放出することが可能な正極活物質あるいは溶媒などは、その電極反応物質に応じて選択される。
更に、上記実施の形態および実施例では、電解液を高分子化合物などの保持体に保持させたいわゆるゲル状の電解質について説明したが、これらの電解質に加えて、他の電解質を混合して用いるようにしてもよい。他の電解質としては、例えば、イオン伝導性を有する固体電解質が挙げられる。
固体電解質には、例えば、イオン伝導性を有する高分子化合物に電解質塩を分散させた高分子固体電解質、またはイオン伝導性ガラスあるいはイオン性結晶などよりなる無機固体電解質を用いることができる。このとき、高分子化合物としては、例えば、ポリエチレンオキサイドあるいはポリエチレンオキサイドを含む架橋体などのエーテル系高分子化合物、ポリメタクリレートあるいはポリアクリレートなどのエステル系高分子化合物を単独あるいは混合して、または分子中に共重合させて用いることができる。また、無機固体電解質としては、窒化リチウムあるいはヨウ化リチウムなどを用いることができる。
本発明一実施の形態に係る二次電池の構成を表す分解斜視図である。 図1に示した巻回電極体のII−II線に沿った構成を表す断面図である。
符号の説明
11…正極リード、12…負極リード、20…巻回電極体、21…正極、21A…正極集電体、21B…正極活物質層、22…負極、22A…負極集電体、22B…負極活物質層、23…セパレータ、24…電解質層、25…保護テープ、31…外装部材、32…密着フィルム

Claims (3)

  1. 正極と、負極集電体に負極活物質層が設けられた負極と、これらの間に設けられた電解質とを備え、
    前記電解質は、フッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物を含有し、
    前記負極活物質層は、負極活物質と、スチレン−ブタジエンゴムと、カルボキシメチルセルロースおよびその塩からなる群のうちの少なくとも1種と、フッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物とを含有し、
    前記負極活物質層における前記フッ化ビニリデンを成分として含む高分子化合物の含有量は、0.2質量%以上1質量%以下の範囲内である
    ことを特徴とする電池。
  2. 前記負極活物質は、黒鉛を含むことを特徴とする請求項1記載の電池。
  3. 前記黒鉛は、鱗状天然黒鉛,鱗片状天然黒鉛および球形化された天然黒鉛からなる群のうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項2記載の電池。
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