JP2007003237A - 電流センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 体格を小型化でき、且つ、検出精度のばらつきを低減することができるホール素子を備えた電流センサを提供すること。
【解決手段】 電流経路に被検出電流Iが導通したときに生じる被検出磁界による磁束Bを、半導体基板10に設けたホール素子20により検出する構成の電流センサ100であって、半導体基板10の表面に対して垂直方向に流れる駆動電流がホールプレートHPに供給された状態で、被検出電流Iによって半導体基板10の表面に平行な成分を有する磁束BがホールプレートHPに作用すると、作用磁束Bの大きさに応じたホール電圧を発生するように縦型のホール素子20を構成し、ホール素子20の形成された半導体基板10の一面上に、絶縁膜30を介して電流経路としての配線部40を一体的に設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電流経路に被検出電流が導通したときに生じる被検出磁界による磁束を、半導体基板に設けたホール素子により検出する構成の電流センサに関するものである。
従来、ホール素子の形成された半導体基板表面に対して垂直方向の磁束を検出する所謂横型のホール素子を用いて、電流経路に被検出電流が導通したときに生じる被検出磁界による磁束を検出する電流センサが知られている。この電流センサとしては、略C字状の集磁コアに対して電流経路を貫通配置するとともに、集磁コアの端面間にホール素子を有するセンサチップを配置して、端面間に生じる垂直方向の磁束をホール素子にて検出する構成が一般的である。しかしながら、この構成の場合、集磁コアを必要とするため、センサ体格を小さくしがたい。
これに対し、例えば特許文献1には、横型ホール素子が形成された磁気センサの上面に、磁束を収束する軟磁性材料の磁気収束板を載置し、磁気収束板の両端部に対応する位置にホール素子を配置する構成とすることで、基板表面に対して垂直方向の磁束をホール素子に与える構成の電流センサが開示されている。この構成によれば、集磁コアを不要とできるので、上記構成の電流センサよりも体格を小型化することも可能である。
特開2003−262650号公報
しかしながら、特許文献1に示す構成も、集磁コアよりは小型化が可能ではあるものの、基板表面に対して垂直方向の磁束をホール素子に与えるために磁気収束板を必要とする。このように、集磁コアや磁気収束板といった磁気収束部材を必要とする構成においては、磁気収束部材自体の大きさの分、電流センサの体格小型化には限界がある。
また、被測定電流による磁束をホール素子によって精度良く検出するためには、電流経路、ホール素子、及び磁気収束部材を位置決めする必要がある。このように、3つの要素を位置決めする構成においては、位置のばらつき(すなわち、検出精度のばらつき)が生じやすい。
本発明は上記問題点に鑑み、体格を小型化でき、且つ、検出精度のばらつきを低減することができるホール素子を備えた電流センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1〜6に記載の発明は、電流経路に被検出電流が導通したときに生じる被検出磁界による磁束を、半導体基板に設けたホール素子により検出する構成の電流センサに関するものである。
先ず、請求項1に記載の発明は、ホール素子が、半導体基板の表面に対して垂直方向に流れる駆動電流が供給された状態で、被検出電流によって半導体基板の表面に水平な成分を有する磁束が作用すると、作用磁束の大きさに応じたホール電圧を発生するように構成され、電流経路が、ホール素子と電気的に絶縁された状態で、半導体基板の表面上に配置されていることを特徴とする。
このように本発明によると、ホール素子が所謂縦型ホール素子として構成されており、電流経路が被検出電流の導通に伴って半導体基板の表面に水平な成分を有する磁束を生じるように半導体基板の表面上に配置されている。従って、従来のように磁気収束部材を必要としないので、従来よりもセンサの体格を小型化することができる。
また、本発明の構成によると、被測定電流による磁束をホール素子によって精度良く検出するために、電流経路とホール素子の2つの要素を位置決めすれば良いので、従来よりも位置のばらつきが生じにくい。すなわち、高精度に位置決めしやすく、検出精度のばらつきを低減することができる。
請求項2に記載のように、電流経路が、半導体基板の表面に固定された絶縁部材を介して、半導体基板上に一体的に配置された構成とすることが好ましい。この場合、電流経路とホール素子とを、所定の位置関係に保持することができる。また、絶縁部材の厚さによって、被測定電流による磁束をホール素子が精度良く検出するように、電流経路とホール素子との間の距離を調整することができる。
請求項3に記載のように、絶縁部材としての絶縁膜を介して半導体基板上に形成された配線部を電流経路とすると尚良い。この場合、半導体プロセスによって、ホール素子及び電流経路としての配線部を、同一の半導体基板に作り込むことができるので、両者をより高精度に位置決めすることができる。すなわち、検出精度が向上する。また、製造工程を簡素化することができる。
尚、電流経路は、半導体基板の表面上に配置されていれば良い。例えば、両表面にそれぞれ配置された構成としても良いし、ホール素子が設けられた半導体基板表面の裏面に配置された構成としても良い。なかでも請求項4に記載のように、ホール素子が設けられた半導体基板の一面上に電流経路としての配線部を形成する構成とすると、製造プロセスを簡素化することができる。
請求項5に記載のように、電流経路を、半導体基板の平面方向において、駆動電流が供給されるホール素子のホールプレートを少なくとも覆うように配置された構成とすれば良い。この場合、ホール素子は半導体基板の表面に水平な成分を有する磁束を安定して検出することができる。尚、ホール素子全体を覆うように配置しても良い。
尚、請求項6に記載のように、同一の半導体基板に、ホール素子とももにその処理回路部(例えば、ホール素子の駆動回路や電源回路等)を形成した構成としても良い。集積化することで、センサ体格をより小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施形態における電流センサの概略構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のL1−L1断面図、(c)は(a)のL2−L2断面図である。尚、図1(a)においては、ホール素子の構成を説明する都合上、半導体基板表面に形成された絶縁膜を省略し、絶縁膜上に形成された配線部(2本の一点鎖線間の領域)を透過させて図示している。
図1(a)〜(c)に示すように、電流センサ100は、半導体基板10に形成されたホール素子20と、ホール素子20の形成された半導体基板10の一面側に絶縁層30を介して形成された配線部40とにより構成される。尚、ホール素子20の構成及び製造方法については、本出願人が先に出願した特願2005−5653号に詳細に記載されているので、本実施形態においては、その概略を説明する。
半導体基板10は、特に限定されるものではない。本実施形態においては、面方位(100)面をカット面とするP型のシリコン基板(P−sub)を採用しており、これにより、応力の印加に起因して生じるオフセット電圧を低減する構成としている。
ホール素子20は、半導体基板10に所謂縦型のホール素子として構成されている。本実施形態においては、半導体基板10の基板表面に例えばN型不純物が導入されて拡散層として形成されたN型の半導体領域(Nwell)21を有しており、この半導体領域21は半導体基板10に囲繞される形で形成されている。また、半導体基板10には、当該ホール素子20を他の素子と素子分離すべく例えばP型不純物が導入されて拡散層として形成されたP型の拡散分離壁(Pwell)22が形成されている。そして、半導体領域21の表面にあって、拡散分離壁22にて囲まれる領域(活性領域)には、同表面の不純物濃度が選択的に高められる形でコンタクト領域(N拡散層)23a〜23eが形成されている。
これにより、これら各コンタクト領域23a〜23eとそこに配設される配線との間に良好なオーミックコンタクトが形成されることとなる。そして、コンタクト領域23a〜23eは、そこに配設される配線を介して、それぞれの接続端子S,G1,G2,V1,及びV2と電気的に接続されている。コンタクト領域23b,23cは、それぞれコンタクト領域23aと対をなしてホール素子20に駆動電流を供給する電流供給対を形成しており、コンタクト領域23d,23eは、ホール電圧出力対の各端部に相当している。尚、図1(a)において、各コンタクト領域23a〜23eは、便宜上配線部40形成領域においてそれぞれの接続端子S,G1,G2,V1,及びV2と接続するように図示しているが、実際は配線部40を介して、配線部40の形成領域外にて、それぞれの接続端子S,G1,G2,V1,及びV2と接続する構成となっている。
また、拡散分離壁22にて囲まれる活性領域は、図1(a)に示すように、各拡散層によるpn接合分離を通じて、P型の拡散分離壁22a,22bを互いに隔てた素子領域21a〜21cに分割されている。ここで、拡散分離壁22a,22bは、図1(c)に示すように半導体領域21よりも浅い拡散深さをもち、半導体領域21の底面近傍を選択的に狭めて電流通路を形成している。そして、図1(c)に示されるように、上記素子領域21a〜21cにおいては、基板内部においても電気的に区画された領域が形成されている。
さらに詳しくは、素子領域21aにコンタクト領域23a,23d,及び23eが、素子領域21bにコンタクト領域23bが、素子領域21cにコンタクト領域23cがそれぞれ形成されている。そして、コンタクト領域23aは、コンタクト領域23b,23cと、これらコンタクト領域に直交するコンタクト領域23d,23eの双方に挟まれる形で配置されている。すなわち、コンタクト領域23aは、拡散分離壁22a,22bを隔ててコンタクト領域23b,23cの各々に対向するような配置となっている。
このように構成されるホール素子20において、素子領域21aの基板内部に電気的に区画される領域にあってコンタクト領域23d,23eにて挟まれる領域(図中において破線で囲んだ領域)が、所謂ホールプレート(磁気検出部)HPとなっている。ここで、電流供給対の一端を相当するコンタクト領域23aが、ホール電圧出力対を構成するコンタクト領域23d,23eに挟まれ、電流供給対の他端に相当するコンタクト領域23b,23cがホール電圧出力対に関して線対称に配置されている。従って、ホールプレートHPを横方向に流れる電流(基板表面に対して平行に流れる電流)に対して生じるホール電圧が打ち消され、検出対象とする基板表面に平行な成分を有する磁束を精度良く検出することができる。また、拡散分離壁22a,22bが設けられているので、基板表面に平行な方向への電流がこれらに阻止され、これによっても検出精度の向上が図られている。
絶縁膜30は、ホール素子20と配線部40とを電気的に絶縁するものである。本実施形態においては、ホール素子20が形成された半導体基板10の一面上に、例えば酸化シリコン膜が所定の厚さをもって形成されている。この絶縁膜30の厚さは、配線部40に被検出電流が導通した際に生じる被検出磁界による基板表面に平行な成分を有する磁束が、ホール素子20のホールプレートHPに作用するように設定されている。
配線部40は、被検出電流が導通される電流経路であり、本実施形態においては、絶縁膜30を介して半導体基板10の表面上に一体的に形成されている。具体的には、蒸着法によって銅からなる配線部40が形成されている。このように、絶縁膜30、配線部40を含む電流センサ100の各要素を半導体プロセスにより形成する構成とすると、製造工程を簡素化することができる。また、絶縁膜30及び配線部40を、ホール素子20の形成された半導体基板10の一面上に設けているので、製造プロセスをより簡素化することができる。さらには、半導体プロセスによって、同一の半導体基板10にホール素子20、絶縁膜30、及び配線部40を作り込むので、ホール素子20と配線部40を高精度に位置決めすることができる。従って検出精度を向上することができる。
また、配線部40は、図1(a)に示すように、被検出電流Iの導通方向に対して直交する方向において、ホール素子20の半導体領域21を完全に被覆するように配置されている。従って、配線部40に被検出電流Iが導通した際に、ホールプレートHPは基板表面に平行な磁束を安定して検出することができる。
このように構成される電流センサ100において、例えば端子Sから端子G1へ、また端子Sから端子G2へそれぞれ一定の駆動電流を流すと、その電流は、基板表面に形成されたコンタクト領域13aからホールプレートHP、拡散分離壁12a,12bの下方を通じて、コンタクト領域13b,13cへとそれぞれ流れる。すなわち、ホールプレートHPには、基板表面に垂直な成分を含む電流が流れることとなる。従って、この駆動電流が供給された状態で配線部40に被検出電流Iが導通し、被検出電流Iによって生じた被検出磁界のうち、基板表面に平行な成分を有する磁束(図中におけるB)がホールプレートHPに作用すると、ホール効果によって端子V1,V2間に、作用磁束の大きさに応じたホール電圧Vが発生する。従って、数式1,2に示す関係から、端子V1,V2を通じてホール電圧信号を検出することで、被検出電流を求めることができる。
(数1) V=(RB/d)cosθ
(数2) B=μI/2πr
尚、R:ホール係数、I:駆動電流、d:ホールプレートHPの厚さ(拡散分離壁22a,22b間の対向距離)、θ:ホール素子20と磁界のなす角、μ:真空透磁率(4π×10−7N/A)、I:被検出電流、r:ホールプレートHPと配線部40との間の距離である。
このように、本実施形態に示す電流センサ100によると、ホール素子20が所謂縦型ホール素子であり、電流経路が被検出電流Iの導通に伴って半導体基板10の表面に水平な成分を有する磁束Bを生じるように半導体基板10の表面上に形成された配線部40である。従って、従来のように磁気収束部材を必要としないので、従来よりもセンサの体格を小型化することができる。
また、本実施形態に示す構成によると、被測定電流Iによる磁束Bをホール素子20によって精度良く検出するために、配線部40とホール素子20の2つの要素を位置決めすれば良いので、従来よりも位置のばらつきが生じにくい。すなわち、高精度に位置決めしやすく、検出精度のばらつきを低減することができる。
尚、本実施形態においては、電流経路としての配線部40が、ホール素子20の形成された半導体基板10の一面上に配置される例を示した。しかしながら、電流経路は、被検出電流が導通した状態で、ホールプレートHPに基板表面に平行な磁束Bが作用するように半導体基板10の表面上に配置されていれば良い。例えば、図2に示すように、配線部40を、ホール素子20が形成された半導体基板10表面の裏面に配置した構成としても良い。図2は、本実施形態に示す電流センサ100の変形例を示す断面図であり、図1(c)に対応している。この構成の場合、各コンタクト領域23a〜23eと接続端子S,G1,G2,V1,及びV2との接続構成を簡素化できる。また、それ以外にも、半導体基板10の上下両表面にそれぞれ配置した構成としても良い。しかしながら、本実施形態に示したように、ホール素子20が形成された半導体基板10の一面上に、絶縁膜30を介して配線部40を形成する構成とすると、製造プロセスを簡素化することができる。
また、本実施形態においては、配線部40が、被検出電流Iの導通方向に対して直交する方向において、ホール素子20の半導体領域21を完全に被覆するように配置されている例を示した。しかしながら、図3に示すように、少なくとも磁気検出部であるホールプレートHPを完全に被覆するように配置されていれば良い。これにより、ホール素子20は半導体基板10の表面に水平な成分を有する磁束Bを安定して検出することができる。図3は、本実施形態に示す電流センサ100の変形例を示す断面図であり、図1(c)に対応している。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を、図4に基づいて説明する。図4は、本実施形態における電流センサ100の概略構成を示す平面図である。尚、図4においても、便宜上、半導体基板10表面に形成された絶縁膜30を省略し、絶縁膜30上に形成された配線部40(2本の一点鎖線間の領域)を透過させて図示している。
第2の実施形態における電流センサ100は、第1の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
本実施形態における電流センサ100は、図4に示すように、ホール素子20の形成された半導体基板10に、ホール素子20の処理回路部50が一体的に形成されている。この処理回路部50は、例えばホール素子20に駆動電流を供給する駆動回路やホール電圧信号を処理する信号処理回路である。
このように、本実施形態における電流センサ100は、同一の半導体基板10に、ホール素子20とももにその処理回路部50を集積化した構成であるので、センサ体格をより小型化することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を、図5に基づいて説明する。図5は、本実施形態における電流センサ100の概略構成を示す断面図であり、図1(c)に対応している。
第3の実施形態における電流センサ100は、第1,2の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
本実施形態における電流センサ100は、図5に示すように、絶縁部材31を介して、電流経路としての配線部材41が、半導体基板10の表面上に設けられている点にある。具体的には、絶縁材料(例えば樹脂)からなる枠状の絶縁部材31が、半導体基板10の表面に例えば接着固定され、固定面の裏面に、金属板(例えば銅板)を所定形状に加工してなる配線部材41が例えば接着固定されている。
このように、半導体プロセス以外の製造工程によって、縦型のホール素子20を有する半導体基板10に、絶縁部材31を介して配線部材41を一体的に配置した構成とすることもできる。しかしながら、第1の実施形態で示したように、半導体プロセスを適用したほうが、ホール素子20と電流経路との位置精度を向上することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、種々変更して実施することができる。

尚、ホール素子20の構成については、本実施形態に示す例に特に限定されるものではない。縦型のホール素子20であれば良い。
第1の実施形態における電流センサの概略構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のL1−L1断面図、(c)は(a)のL2−L2断面図である。 変形例を示す断面図である。 変形例を示す断面図である。 第2の実施形態における電流センサの概略構成を示す平面図である。 第3の実施形態における電流センサの概略構成を示す断面図である。
符号の説明
10・・・半導体基板
20・・・ホール素子
21・・・半導体領域
21a〜21c・・・素子領域
22,22a,22b・・・拡散分離壁
23a〜23e・・・コンタクト領域
30・・・絶縁膜(絶縁部材)
40・・・配線部(電流経路)
50・・・処理回路部
100・・・電流センサ
HP・・・ホールプレート

Claims (6)

  1. 電流経路に被検出電流が導通したときに生じる被検出磁界による磁束を、半導体基板に設けたホール素子により検出する構成の電流センサであって、
    前記ホール素子は、前記半導体基板の表面に対して垂直方向に流れる駆動電流が供給された状態で、前記被検出電流によって前記半導体基板の表面に水平な成分を有する磁束が作用すると、作用磁束の大きさに応じたホール電圧を発生するように構成されており、
    前記電流経路は、前記ホール素子と電気的に絶縁された状態で、前記半導体基板の表面上に配置されていることを特徴とする電流センサ。
  2. 前記電流経路は、前記半導体基板の表面に固定された絶縁部材を介して、前記半導体基板上に一体的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記電流経路は、前記絶縁部材としての絶縁膜を介して、前記半導体基板上に形成された配線部であることを特徴とする請求項2に記載の電流センサ。
  4. 前記電流経路は、前記ホール素子が設けられた前記半導体基板の一面上に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の電流センサ。
  5. 前記電流経路は、前記半導体基板の平面方向において、前記駆動電流が供給される前記ホール素子のホールプレートを覆うように配置されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の電流センサ。
  6. 前記半導体基板には、前記ホール素子の処理回路部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の電流センサ。
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