JP2007002255A - インク組成物、インク組成物を含むインクカートリッジおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

インク組成物、インク組成物を含むインクカートリッジおよびインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】最適の動的表面張力を確保し、泡生成を最小化することにより、ヘッドカートリッジのインク流路をインクが流れる間にインクの流動性を均一に維持し、さらにインクが流れる最中に泡生成によるインクフローの妨害、またはノズル詰まりに起因したミシングドットの生成を事前に防止するできるインク組成物、インク組成物を含むインクカートリッジおよびインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】着色剤と、イオン性乳化剤および両性イオン性乳化剤から選択される少なくとも一つ以上である第1乳化剤と、非イオン性乳化剤である第2乳化剤と、水とを含み、第1乳化剤の含有量は、着色剤100質量部を基準として、150質量部以下であり、第2乳化剤の含有量は、第1乳化剤含有量の20倍以下であることを特徴とするインク組成物である。
【選択図】なし

Description

本発明は、インク組成物に係り、さらに詳細には、動的表面張力の安定性が確保されることにより、ヘッドカートリッジのインク流路でインクフローを均一に維持し、インク液滴形成および吐出を均一、かつ安定的に維持するインク組成物に関する。また、インクフローの間に生成された泡による不均一なインクフローおよびインク流路や、泡がノズルを塞ぐことを防止するインク組成物に関する。
一般的に、インクジェットのインク組成物は、表面張力を調節するために、多種の乳化剤を使用する。
乳化剤は、表面張力を調節する以外にも、ノズルクロッギング(clogging)を防止するために使用される。特許文献1では、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ポリエチレングリコールモノオレイルエーテルのような乳化剤を0.5〜25質量%で適用した技術が開示されている。特許文献2では、染料で構成されたカラーインクにおけるにじみを調節するために、両性イオン性乳化剤および非イオン性乳化剤を臨界ミセル濃度(CMC:Critical Micelle Concentration)以上に適用した技術が開示されている。特許文献3では、一般用紙におけるインク乾燥特性を向上させ、1秒以内に乾かすために、0.01〜5質量%の高分子乳化剤および補助溶媒を適用して調節する技術が開示されている。
上記の通り、インク組成物に多量の乳化剤を適用する、または高分子乳化剤を適用すれば、表面張力調節および単純にインク浸透の向上による乾燥時間短縮の効果は確保することができる。
特開昭63−165465号公報 米国特許第5,116,409号明細書 米国特許第5,156,675号明細書
しかし、従来技術のインク組成物において、同じような表面張力を有するインク組成物でも、ヘッドチップとインクカートリッジのインク流路内で、インクフローを均一に維持する特性が不良であり、かつ泡抑制特性が悪い。また、インク組成物を継続して使用している間、あるいはインクタンクからインクカートリッジにインク組成物が循環する間、インク組成物内に気泡が形成されるだけではなく、さらに形成された気泡をなくす消泡性が脆弱になる。さらに、インク組成物を長期保管中に、温度変化によるインク組成物の体積膨脹によって泡が発生する、またはインクフローの速度が不均一になるという環境変化に対し、インク組成物の物性および性能を安定に維持することができない。従って、結局、プリンティングするとき、ドットの形成が均一ではなく、特に、ミッシングドット(missing dot)が多くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、多様な環境変化でも、インク流路でのインクフローを安定的に、かつ均一に維持し、吐出されたインク液滴のサイズおよび形を常に均一に維持することができるインク組成物、インク組成物を含むインクカートリッジ、およびインクカートリッジを具備するインクジェット記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、着色剤と、イオン性乳化剤および両性イオン性乳化剤から選択される少なくとも一つ以上である第1乳化剤と、非イオン性乳化剤である第2乳化剤と、水とを含み、第1乳化剤の含有量は、着色剤100質量部を基準として、150質量部以下であり、第2乳化剤の含有量は、第1乳化剤含有量の20倍以下であるインク組成物が提供される。
本発明によれば、インク組成物の構成において、第1乳化剤(イオン性乳化剤および/または両性イオン性乳化剤)および第2乳化剤(非イオン性乳化剤)の含有量を最適化できるので、最適の動的表面張力を実現できる。また、インク組成物の長時間の使用および長期間保存や、インクカートリッジ内のインク組成物に対する温度変化または環境変化でも、インク組成物で発生する泡を抑制できる。従って、インク組成物のインク流路内におけるインクフローを安定的にかつ均一に維持し、吐出されるインク組成物の液滴サイズおよび形を均一に維持できる。よって、本発明のインク組成物を具備するインクカートリッジをインクジェット記録装置に用いると、所望のプリンティングドットの数を得ることができるので、画像の光学密度および解像度を向上させることができる。
第1乳化剤および第2乳化剤の総含有量は、着色剤100質量部を基準として、1〜300質量部であってよい。
イオン性乳化剤は、炭素数1〜20のアルキルカルボン酸塩、炭素数1〜20のアルキルスルホン酸エステル塩、炭素数1〜20のアルキルスルホン酸塩、炭素数1〜20のアルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数1〜20の脂肪酸アミン塩、第四級アンモニウム塩、スルホニウム塩およびホスホニウム塩からなる群から選択される少なくとも一つ以上であってよい。また、両性イオン性乳化剤は、炭素数1〜20のアルキルアミンスルホン酸塩、炭素数1〜20のアルキルアミンカルボン酸塩、または炭素数1〜20のアルキルアミンホスホニウム塩からなる群から選択される少なくとも一つ以上であってよい。
非イオン性乳化剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン第2級アルコールエーテル、ポリオキシエチレン−オキシプロピレンブロック共重合体、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタンモノエステルアルコキシレート、アセチレン型ポリアルキレンオキシド、アセチレン型ジオールからなる群から選択される少なくとも一つ以上であってよい。
着色剤は、顔料、染料または自己分散顔料のうちの一つであってよい。
共溶媒および/またはアミド化合物から構成される有機溶媒がさらに含まれてよい。
共溶媒は、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、t−ブチルアルコールおよびイソブチルアルコールから構成されるアルコール類化合物;1,6−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,2,4−ブタントリオール、1,5−ペンタンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、トリメタノールプロパン、へキシレングリコール、グリセロール、ポリ(エチレングリコール)から構成される多価アルコール系化合物;アセトン、メチルエチルケトン、ジアセトンアルコールから構成されるケトン類化合物;酢酸エチル、乳酸エチルから構成されるエステル系化合物;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテルから構成される低級アルキルエーテル系化合物;ジメチルスルホキシド、テトラメチレンスルホン、チオグリコールから構成される含有硫黄系化合物;からなる群より選択される少なくとも一つ以上の化合物を含むことができる。
アミド化合物は、2−ピロリドン、2−ピペリドン、N−メチル−2−ピロリドン、カプロラクタム、テトラヒドロ−2−ピリミドン、3−メチル−テトラヒドロ−2−ピリミドン、2−イミダゾリジノン、ジメチルイミダゾリジノン、ジエチルイミダゾリジノン、ブチルウレア、1,3−ジメチルウレア、エチルウレア、プロピルウレア、イソプロピルウレア、1,3−ジエチルウレアからなる群から選択される少なくとも一つ以上の化合物を含むことができる。
有機溶媒の含有量は、着色剤100質量部を基準として、100〜2,000質量部であってよい。
水の含有量は、着色剤100質量部を基準として、100〜3,000質量部であってよい。
インク組成物の20℃における表面張力は、15×10-3〜70×10-3N/mであってよく、インク組成物の20℃における粘度は、1×10-3〜20×10−3Pa・Sであってよい。
イオン性乳化剤は、ドデシル硫酸ナトリウムであってよく、両性イオン性乳化剤は、N,N−ジメチルドデシルアミン−N−オキシドであってよい。
非イオン性乳化剤は、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールまたは2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4−(エチレンオキシド)−7−(エチレンオキシド)−ジオールを含むことができる。ここで、m、nは、エチレンオキシドのモル数であり、m+n=10であってよい。
第1乳化剤の含有量は、着色剤100質量部を基準として、1〜150質量部であってよい。
第2乳化剤の含有量は、第1乳化剤の含有量の1〜15倍であってよい。
有機溶媒の含有量は、着色剤100質量部を基準として、50〜2,000質量部であってよい。
アミド化合物の含有量は、有機溶媒の総含有量100質量部を基準として、5〜80質量部であってよい。
上記課題を解決するために、本発明の第2の観点によれば、着色剤と、イオン性乳化剤および両性イオン性乳化剤から選択される少なくとも一つ以上である第1乳化剤と、非イオン性乳化剤である第2乳化剤と、水とを含むインク組成物を含むインクカートリッジであり、第1乳化剤の含有量は、着色剤100質量部を基準として、150質量部以下であり、第2乳化剤の含有量は、第1乳化剤含有量の20倍以下であるインクカートリッジが提供される。
上記課題を解決するために、本発明の第3の観点によれば、着色剤と、イオン性乳化剤および両性イオン性乳化剤から選択される少なくとも一つ以上である第1乳化剤と、非イオン性乳化剤である第2乳化剤と、水とを含むインク組成物を含むインクカートリッジを具備するインクジェット記録装置であり、第1乳化剤の含有量は、着色剤100質量部を基準として、150質量部以下であり、第2乳化剤の含有量は、第1乳化剤含有量の20倍以下であるインクジェット記録装置が提供される。
インクジェット記録装置は、10,000個以上のノズルを備え、インク組成物を吐出するアレイヘッドを具備することができる。
インクカートリッジの底面に位置し、記録媒体シートの幅方向に沿う所定の長さを有するプリンタヘッドをさらに含むことができる。
以上説明したように本発明によれば、インク組成物の長時間使用、長期間保管、または長距離のインクカートリッジでインク組成物を運搬する際の温度変化、別途のインクタンクを適用してインク組成物を循環するなどように、多様な環境変化でも、インク流路でのインクフローを安定的に、かつ均一に維持し、吐出されたインク組成物の液滴のサイズおよび形を常に均一に維持することができる。従って、本発明のインク組成物を具備するインクカートリッジをインクジェット記録装置に用いると、所望のプリンティングドットの数を得ることができるので、画像の光学密度および解像度を向上させることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。本発明の実施形態に係るインク組成物は、第1乳化剤として、イオン性乳化剤および両性イオン性乳化剤から選択される少なくとも一つ以上と、第2乳化剤として、非イオン性乳化剤とを含有する。また、本発明の実施形態に係るインク組成物は、着色剤および水を含む。
第1乳化剤の含有量は、着色剤100質量部を基準として、150質量部以下であり、1〜150質量部である。さらに、第1乳化剤の含有量は、着色剤100質量部を基準として、特に、0.1〜100質量部である。もし、第1乳化剤の含有量が150質量部を超えると、泡が多発して画像形成性能が悪くなるので、望ましくない。
第2乳化剤の含有量は、第1乳化剤含有量の20倍以下であることが望ましく、さらに1〜15倍であることが望ましい。もし、第2乳化剤の含有量が第1乳化剤含有量の20倍を超える場合には、ノズル表面でのウェッテイングが深刻になり、インク組成物の所望の吐出様態および速度を維持できないだけではなく、各色のノズルを介したインク組成物の逆流が著しくなり、混色現象が発生するので、望ましくない。
本発明の実施形態において、第1乳化剤および第2乳化剤の総含有量は、着色剤100質量部を基準として、1〜300質量部であることが望ましい。もし、第1乳化剤および第2乳化剤の総含有量が上記範囲を外れる場合には、初期の動的表面張力が低すぎて、インクフローの速度を調節できないので、インク吐出速度の均一性を確保できない。また、インクフローの速度を調節できないために、一般用紙におけるインク組成物の浸透性もひどくなり、画像濃度が急激に低下するので望ましくない。すなわち、もし、インクフローの速度が調節されなければ、一般用紙(例えば、紙)に吐出されるインク組成物は、紙の上でにじみ、画像濃度を低下させるという傾向を発現することがある。
本発明の実施形態に係るインク組成物を利用して、10×10cmのソリッドパターン(solid pattern)を50%の範囲でプリンティングするとき、ミッシングドット、つまり不均一な形状のドットが形成される程度が、プリンティングドットの20%を超えることはない。つまり、本発明の実施形態に係るインク組成物を用いると、所望のプリンティングドットの数を得ることができるので、画像の光学密度および解像度を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態をさらに詳細に説明する。インク組成物は、インク組成物の一定の表面張力を確保するために、一種以上の乳化剤を適用するのが一般的である。ところで、かかる乳化剤を使用して確保されたインク組成物の表面張力は、ほとんど「静的表面張力」であり、これは、一定量のインク組成物を容器に込めたとき、インク組成物の表面と空気の界面との間の表面張力をいう。
しかし、インクジェット記録装置において、インク組成物は、インク組成物が込められているチャンバ内における静的な状態で吐出されるのではなく、インクタンクまたはインクカートリッジからインク供給チャンネルを経て、ヘッドチップに所定の流速で供給される。また、インク組成物は、ヘッドチップ内でも流路を経てインクチャンバおよびヘッドノズルまで所定の流速に基づいて移動するだけではなく、さらに均一に移動しなければならないので、静的表面張力よりは、所望の数値を有する動的表面張力を確保することがさらに重要である。
最近では、インクジェット記録装置の画像解像度を向上させるために、例えば、数pl〜10plほどの小さなインク液滴を何回も吐出させている。また、プリンティング速度を向上させるために、同時に吐出できるヘッドのノズル数を増加したり、アレイプリンティングを適用することが重要視されている。このようなインクジェット記録装置から小さなインク液滴を速く、かつ均一に吐出するためには、動的表面張力の最高値が50×10−3N/m以下でなければならず、ノズルから吐出された後の1,000msec後には、40×10−3N/m以下に維持しなければならない。もし、動的表面張力の最高値が50×10−3N/mを超えれば、10pl余り以下の小さな液滴の形成および吐出が容易ではなくなる。図1は、インク組成物を吐出したときに生成されるメインドロップとサテライトドロップとを表した図面である。図1を参照して、動的表面張力とインク組成物の液滴形成および吐出について、説明する。図1のように、いったんインク液滴がヘッドチップから吐出された後に、ノズル表面から分離される過程で、1滴のメインドロップと1滴以上の小ドロップとが形成される。この際に形成された幾つかの小ドロップがメインドロップに合体しなければ、多数のサテライトドロップを形成してしまうため、インク組成物の液滴形成および吐出を均一に行うことができない。また、動的表面張力が10msec並びに1,000msec以後に25×10−3N/m以下になれば、上記のサテライトドロップの形成が過度に増加し、画質の鮮明性を維持できない。
従って、上述の範囲内の値を有する動的表面張力を得ることが重要であり、そのためには、二種以上の乳化剤を適切に使用しなければならない。本発明の実施形態では、第1乳化剤および第2乳化剤の含有量を最適化できるため、最適の動的表面張力を実現できるので、均一なインクフロー、吐出されるインク組成物の液滴サイズおよび形状を均一に維持できる。
また、複雑になったヘッド−カートリッジ構造において、インク組成物のフローを均一に維持することが重要であり、併せて、かかるインクフローを行っている間、インク組成物を長期間使用する間または長期間保管する間に、環境変化やインク組成物の移動により泡が発生すれば、その泡がインク液滴の吐出を妨害したり、またはノズルを塞ぐことになる。これにより、インク組成物がそれ以上吐出されなくなったり、またインク組成物の吐出を円滑に行うことができないというような致命的な要因になる。さらに、発生した泡がすぐに消滅しないことがより大きい問題を誘発する。従って、このように、インク組成物の泡生成を防止するために、シリコンやフッ素を含む高分子消泡剤または消泡性の強いサルファー化合物を適用する。
しかし、上記の高分子消泡剤を適用する場合には、高分子消泡剤とインク組成物との互換性が良好ではなく、インクチャンバおよび/またはノズル内でインク組成物が固まって吐出が困難になりやすい。このような傾向は、インク組成物の液滴を小さくして、かつ印刷速度の速くなったプリンティングシステムで、さらに深刻な問題となる。また、高分子消泡剤とは異なり、サルファー化合物は、インク組成物との互換性は良好である。しかし、インク組成物に少量のサルファー化合物だけ適用しても、一般用紙におけるインク組成物の浸透があまりにも著しくなるため、インク組成物の一般用紙に対するにじみが悪化し、画像濃度も低下して、所望の画質を得ることができない。さらに問題になるのは、サルファー化合物を使用するときには、ノズル表面において、インク組成物が速く乾燥することにより、クロッギングが著しくなって、それ以上インク組成物を吐出できなくなることである。また、サルファー化合物の種類によって、その臭いが鼻を突くようであり、インク組成物に適用することが望ましくない。
従って、上記した高分子消泡剤やサルファー化合物を適用せずに、インク組成物の消泡性を向上させ、泡によるノズル詰まりを防止するためには、インク組成物の泡を誘発する物質を確認し、それに対する根本的な対応が必要である。
泡を発生させる代表的な物質が乳化剤であるから、インク組成物の消泡性を確保するためには、乳化剤の特性および含有量を適切に適用することが望ましい。特に、イオン性乳化剤または両性イオン性乳化剤の含有量を最少に適用する。このとき、所望の動的表面張力を確保するためには、非イオン性乳化剤の含有量で調節することが望ましい。従って、所望の消泡性と動的表面張力とを得るために、適用する各々の乳化剤の含有量は、上述の通りである。本発明の実施形態では、第1乳化剤および第2乳化剤の含有量を最適化できるため、インク組成物で発生する泡を防止することができるので、インクフローを均一にかつ安定に維持でき、ミッシッグドットを低減することができる。
本発明の実施形態に係るインク組成物は、上述の組成の乳化剤を使用する。従って、本発明の実施形態に係るインク組成物は、インク組成物で発生する泡を防止し、かつ所望の動的表面張力を備えることができるため、インク組成物を長時間使用したり、長期間保管する際でも、インク組成物のフローが均一であり、かつ安定しているので、所望の吐出を具現できる。また、環境変化に応じてインク組成物で生成された泡や残余泡によってノズルが詰まることにより発生するミッシングドットの程度を最適化させることができ、さらに所望しないインク組成物の液滴により画像解像度を失ってしまうことを防止することができる。
本発明の実施形態において、イオン性乳化剤は、C〜C20(炭素数1〜20)のアルキルカルボン酸塩、C〜C20(炭素数1〜20)のアルキルスルホン酸エステル塩、C〜C20(炭素数1〜20)のアルキルスルホン酸塩、C〜C20(炭素数1〜20)のアルキルベンゼンスルホン酸塩、C〜C20(炭素数1〜20)の脂肪酸アミン塩、第四級アンモニウム塩、スルホニウム塩およびホスホニウム塩などからなる群から選択される少なくとも一つ以上の化合物を使用する。その具体的な例は、ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、ジシクロヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、スルホン酸ナトリウムなどである。
そして、両性イオン性乳化剤は、C〜C20(炭素数1〜20)のアルキルアミンスルホン酸塩、C〜C20(炭素数1〜20)のアルキルアミンカルボン酸塩、またはC〜C20(炭素数1〜20)のアルキルアミンホスホニウム塩などからなる群から選択される少なくとも一つ以上の化合物を使用する。その具体的な例は、N,N−ジメチルドデシルアミン−N−オキシド、N,N−ジメチル−N−オクタデシルアミンオキシドなどである。
また、本発明の実施形態に係るインク組成物を構成する非イオン性乳化剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン第2級アルコールエーテル、ポリオキシエチレン−オキシプロピレンブロック共重合体、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタンモノエステルアルコキシレート、アセチレン型ポリアルキレンオキシド、アセチレン型ジオールなどからなる群から選択される少なくとも一つ以上の化合物を使用する。その具体的な例は、サーフィノール465(登録商標、Air Product社)、サーフィノール104(登録商標、Air Product社)、Tergitol(登録商標、ICI社)、Pluronics(登録商標、BASF社)、Tritons(登録商標、Rohm&Haas社)などである。ここで、サーフィノール104は、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールであり、サーフィノール465は、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4−(エチレンオキシド)−7−(エチレンオキシド)−ジオールである。サーフィノール465において、m、nは、エチレンオキシドのモル数であり、m+n=10となる。
本発明の実施形態に係るインク組成物において、水の含有量は、着色剤100質量部を基準として、100〜3,000質量部であることが望ましい。換言すると、インク組成物が着色剤と同一含有量以上の水を含み、着色剤含有量の30倍まで含むことができる。もし、水の含有量が100質量部未満ならば、インク水溶液の着色剤密度が高すぎて粘度が高まり、3,000質量部を超えれば、着色剤の含有量が少なすぎるので、色相発現が困難になるため、望ましくない。
本発明の実施形態に使われる有機溶媒は、共溶媒(cosolvent)、アミド化合物、またはその混合物などを使用できる。有機溶媒の総含有量は、着色剤100質量部を基準として、50〜2,000質量部であり、特に100〜2,000質量部である。もし、有機溶媒の含有量が50質量部未満ならば、湿潤性効果および保存安定性が発現し難しく、2,000質量部を超えれば、粘度が高まって粒子サイズが急上昇するため、望ましくない。
上記共溶媒は、アルコール類化合物、多価アルコール系化合物、ケトン類化合物、エステル系化合物、低級アルキルエーテル系化合物、含有硫黄系化合物などからなる群から選択される少なくとも一つ以上の化合物で構成されるが、これらに限定されない。アルコール類化合物は、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、t−ブチルアルコールまたはイソブチルアルコールなどから構成される。多価アルコール系化合物は、1,6−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,2,4−ブタントリオール、1,5−ペンタンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、トリメタノールプロパン、へキシレングリコール、グリセロール(グリセリン)、ポリ(エチレングリコール)などから構成される。ケトン類化合物は、アセトン、メチルエチルケトン、ジアセトンアルコールなどから構成される。エステル系化合物は、酢酸エチル、乳酸エチルなどから構成される。低級アルキルエーテル系化合物は、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテルなどから構成される。含有硫黄系化合物は、ジメチルスルホキシド、テトラメチレンスルホン、チオグリコールなどから構成される。
本発明の実施形態において、有機溶媒の上記アミド化合物は、2−ピロリドン、2−ピペリドン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、カプロラクタム、バレロラクタム、テトラヒドロ−2−ピリミドン、3−メチル−テトラヒドロ−2−ピリミドン、2−イミダゾリジノン、ジメチルイミダゾリジノン、ジエチルイミダゾリジノン、ブチルウレア、1,3−ジメチルウレア、エチルウレア、プロピルウレア、イソプロピルウレア、1,3−ジエチルウレアなどからなる群から選択される少なくとも一つ以上を使用する。
もし、本発明の実施形態において、有機溶媒として、上述の共溶媒とアミド化合物とを共に使用する場合、アミド化合物の含有量は、有機溶媒の総含有量100質量部に対し、5〜80質量部である。
本発明の実施形態に係るインク組成物は、上記の構成要素以外に粘度調節剤のような添加剤などをさらに含むことができる。
本発明の実施形態において、使われる着色剤は、自己分散顔料または分散剤と共に使われる一般的な染料または顔料などのうちの一つが使われる。
上記着色剤の例は、C.I.Basic Black 2(登録商標)、C.I.Direct Yellow 44(登録商標)、C.I.Basic Blue 26(登録商標)、C.I.Direct Red 227(登録商標)、Raven 5250(登録商標、Columbian社製)、Regal 330(登録商標、Cabot社製)、Direct Turquoise Blue(登録商標、Clariant社製)、Direct Blue 199(登録商標、Hodogaya社製)、Basacid Rot 495(登録商標、BASF社製)、Acid Red 52(登録商標、Hodogaya社製)、Yellow GGN(登録商標、Spectra社製)、Basacid Yellow 099(登録商標、BASF社製)などがある。
また、本発明の実施形態に係るインク組成物には、酸または塩基などがさらに含まれることもある。ここで、酸または塩基は、溶媒に対する湿潤剤の溶解度を向上させ、顔料を安定化させる役割を果たす。
上記過程によって得た本発明の実施形態のインク組成物の20℃における表面張力は、15×10−3〜70×10−3N/mであり、20℃における粘度は、1×10−3〜20×10−3Pa・Sである。そして、本発明の実施形態に係るインク組成物は、一般用紙における乾燥時間が0.05秒〜3秒以下、特に、0.1〜1秒であり、その乾燥速度も非常に速い。
一方、本発明の実施形態のインク組成物は、その用途が特別に制限されず、インク組成物以外にも、トナー組成物、各種塗料、コーティング液などに使用可能である。望ましくは、本発明の実施形態のインク組成物は、アレイヘッドを採用したインクジェットプリンタカートリッジに有用に使われる。
アレイヘッドを採用したインクジェットプリンタは、1個のチップを移送して印刷するシャトル型インクジェットプリンタとは異なり、複数のチップを利用して高速に印刷するので、プリンタの処理量を増加させることができる。
図2は、本発明の実施形態に係るインク組成物を含むインクカートリッジを具備したインクジェット記録装置の図面である。図2に図示されているように、本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置は、本発明の実施形態に係るインク組成物を含むインクカートリッジ11を具備する。プリンタカバー8は、プリンタ5の本体13と連結される。移動性ラッチ10の互いに噛み合った領域は、ホール7を介して突出される。移動性ラッチ10は、固定性ラッチ9と互いに噛み合うように形成されており、固定性ラッチ9は、プリンタカバー8が閉じられるとき、プリンタカバー8の内部に連結される。プリンタカバー8は、ホール7を介して突出する移動性ラッチ10の領域に対応するリセス14を具備する。インクカートリッジ11は、インクカートリッジ11の下部を通過する紙3にインクを配置できるように装着される。
図3は、本発明の実施形態に係るインク組成物を含むインクカートリッジの断面図である。インクカートリッジ100は、カートリッジ本体110、インク保存器112、内部カバー114、外部カバー116を具備する。カートリッジ本体110は、インク保存器112を形成する。内部カバー114は、インク保存器112のトップ領域をカバーする。外部カバー116は、内部カバー114と所定間隔で離隔され、インク保存器112と内部カバー114とをシーリングする。ここで、インクカートリッジ100において、外部カバー116が形成される側を上とし、当該上方向に対向する側を底とする。
インク保存器112は、垂直バリア壁123によって第1チャンバ124および第2チャンバ126に区画される。第1チャンバ124と第2チャンバ126との間に配置される垂直バリア壁123の底に、インク通路128が形成される。インク組成物は、第1チャンバ124およびスポンジ129を充填し、第2チャンバ126を充填する。第2チャンバ126に対応するベントホール126aが内部カバー114に形成される。
フィルタ140は、第2チャンバ126の下部に形成され、インク組成物内の不純物および微細バブルを濾過し、プリンタヘッド130の排出ホールがクロッギングされることを防止する。フック142は、フィルタ140のエッジ(縁領域)上に形成され、スタンドパイプ132のトップ領域に配置(coupling)される。インク保存器112のインク組成物は、プリンタヘッド130の排出ホールを通過して小さな液滴状で印刷媒体に排出される。
本発明の実施形態に係るプリンタヘッド130は、10,000個以上のノズルを使用するアレイヘッドに利用されることが望ましい。プリンタヘッド130は、ラインタイププリンタヘッドなので、インク吐出するたびに、印刷データの全体ラインが印刷されるように、記録媒体の幅に相応する長さを有する。つまり、プリンタヘッド130は、インクカートリッジ100の底面に位置し、記録媒体シートの幅方向に沿う所定の長さを有する。
以下、本発明について下記実施例を挙げて説明するが、本発明が下記実施例のみに限定されるものではない。
(実施例1〜8)
(着色剤)
Black 1:Raven 5250(登録商標、Columbian社製)
Black 2:Regal 330(登録商標、Cabot社製)
Cyan 1:Direct Turquoise Blue(登録商標、Clariant社製)
Cyan 2:Direct Blue 199(登録商標、Hodogaya社製)
Magenta 1:Basacid Rot 495(登録商標、BASF社製)
Magenta 2:Acid Red 52(登録商標、Hodogaya社製)
Yellow 1:Yellow GGN(登録商標、Spectra社製)
Yellow 2:Basacid Yellow 099(登録商標、BASF社製)
(有機溶媒)
EG:エチレングリコール
DEG:ジエチレングリコール
Gly:グリセリン
1,2,6−hex:1,2,6−ヘキサントリオール
DEGMBE:ジエチレングリコールモノブチルエーテル
(アミド化合物)
2−P:2−ピロリドン
NMP:N−メチル−2−ピロリドン
Cyclo−P:シクロヘキシルピロリドン
C−lactam:カプロラクタム
V−lactam:バレロラクタム
(乳化剤)
乳化剤1(イオン性乳化剤):CTEC社のジシクロヘキシルスルホコハク酸ナトリウム
乳化剤2(イオン性乳化剤):Aldrich社のスルホン酸ナトリウム
乳化剤3(両性イオン性乳化剤):Aldrich社のN,N−ジメチルドデシルアミン−N−オキシド
乳化剤4(両性イオン性乳化剤):Aldrich社のN,N−ジメチル−N−オクタデシルアミンオキシド
乳化剤5(非イオン性乳化剤):ICI社のTergitol(登録商標)
乳化剤6(非イオン性乳化剤):Air Product社のサーフィノール465(登録商標)
乳化剤7(非イオン性乳化剤):BASF社のPluronics(登録商標)
乳化剤8(非イオン性乳化剤):Rohm&Haas社のTritons(登録商標)
上記の着色剤、乳化剤および有機溶媒などを適用し、次のような方法で表1のインク組成物のサンプルを作った。まず、250mLのビーカーに有機溶媒(共溶媒、アミド化合物)、乳化剤、着色剤の各々を、下記表1のような組成で、インク特性に合うように添加した後で水を添加し、最終的に100gとなるようにした。その後、700rpmの撹拌器で30分以上撹拌して均一な状態にし、最後に、0.45μmのフィルタペーパーを介して濾過し、最終のインク組成物を得た。この方法で作成した実施例1〜8および比較例1〜8のサンプルの組成を表1に示す。
Figure 2007002255
(実験例1:動的表面張力テスト)
実施例1〜実施例8および比較例1〜比較例8で得られたインク組成物を、Kruss社のBubble Pressure Tensiometer−BP2機器を利用して測定した。測定した値のうち、インク組成物がノズルから吐出された後の10msec後および1,000msec後における表面張力値を下記表2に表した。
(実験例2:消泡性テスト)
実施例1〜実施例8および比較例1〜比較例8で得られたインク組成物を、10mlメスシリンダに3mlを入れてふたをした後、上下に20回強く振った後で生成された泡の体積を、初期のインク組成物の体積と比較して百分率で表し、次の通りに評価した。その評価結果を下記表2に表した。ここで、Aは、インク組成物で発生する泡の程度を示す。
A=[(最終のインク組成物の体積−初期のインク組成物の体積)/初期のインク組成物の体積]×100(%)
◎:A<20
O:20≦A<50
×:50≦A≦80
××:A>80
(実験例3:ミッシングドットテスト)
実施例1〜実施例8および比較例1〜比較例8で得られたインク組成物を、三星インクカートリッジに充填して、10×10cmのソリッドパターンを50%の範囲でプリントするとき、ミッシングドットの程度を次の通り評価した。その評価結果を下記表2に表した。ここで、Bは、プリントされる際の全体ドット数に対して、発生するミッシングドット数(不均一な形状のドット数)の割合を示す。
B=(ミッシングドット数/全体ドット数)×100(%)
◎:B<10
O:10≦B<20
×:20≦B≦30
××:B>30
(実験例4:カートリッジ保存安定性テスト)
実施例1〜実施例8および比較例1〜比較例8で得られたインク組成物を、三星インクカートリッジに充填して、常温(25℃)、低温(−5℃)のそれぞれの温度で二週間ずつ保存した後でプリントを行ったとき、ノズルがふさがってインクを排出できない程度を次の通り評価した。その評価結果を下記表2に表した。
◎:既存のノズル数の5%以下のノズルで詰まりが観察される
O:既存のノズル数の6〜10%のノズルで詰まりが観察される
×:既存のノズル数の11〜20%のノズルで詰まりが観察される
××:既存のノズル数の21%以上のノズルで詰まりが観察される
(実験例5:乾燥性テスト)
実施例1〜実施例8および比較例1〜比較例8で得られたインク組成物を、インクカートリッジM−50(三星社製)に充填した後、プリンタ(MJC−3300P、三星社製)で棒の絵(3×20cm)を用紙に印刷した。印刷直後に当該用紙の印刷面上にロールを押し当てて、圧着ロールテスト機に当該用紙を通過させたとき、棒の絵から転移された画像の光学密度(OD;Optical Density)を圧着ロール通過前の画像ODと比較して百分率で表し、次の通り評価した。その評価結果を下記表2に表した。ここで、Cは、印刷直後の画像ODに対する圧着ロールによって転移された画像ODの割合を示す。
C=(転移された画像のOD/元の棒の絵のOD)×100(%)
◎:C<15
O:15≦C<30
×:30≦C≦45
××:C>45
Figure 2007002255
表2の結果より、インク組成物が吐出された10ms後の比較例5、比較例6の動的表面張力が50×10−3N/mを超えているため、インク組成物の小さいサイズの液滴を形成および吐出できない。また、インク組成物が吐出された10ms後の比較例2〜4の動的表面張力も25×10−3N/mに近い低い値なので、上述のサテライトドロップのインク組成物がより多く発生するため、画像形成が鮮明にできない。これに対して、インク組成物が吐出された10ms後の実施例1〜8の動的表面張力は、50×10−3N/mを超えなくて、かつ25×10−3N/mより大きい値を備えるため、最適な値である。また、インク組成物が吐出された1000ms後の比較例1〜4の動的表面張力が25×10−3N/mより低いため、画像形成が鮮明にできないし、比較例5〜8の動的表面張力が40×10−3N/mより大きいため、インク組成物の小さいサイズの液滴を形成および吐出できない。これに対して、インク組成物が吐出された1000ms後の実施例1〜8の動的表面張力は、40×10−3N/mを大きく超えなくて、かつ25×10−3N/mより大きい値を備えるため、最適な値である。
さらに比較例1〜8に比べて、実施例1〜8の消泡性、ミッシングドット、保存安定性および乾燥性は、優れている。これにより、本発明の実施形態のインク組成物は、最適の動的表面張力を確保でき、泡生成を最小化できることにより、ヘッドカートリッジのインク流路をインク組成物が流れる間にインク組成物の流動性を均一に維持し、さらにインク組成物が流れる間に泡生成によるインクフローの妨害、またはノズル詰まりに起因したミッシングドットの生成を事前に防止することができる。従って、連続印刷時に均一な印刷品質を具現でき、長期間の保存および使用安定性を確保することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明のインク組成物、インク組成物を含むインクカートリッジおよびインクジェット記録装置は、例えば、インクジェットプリンティング関連の技術分野に効果的に適用可能である。
インク組成物を吐出したときに生成されるメインドロップおよびサテライトドロップを表した図面である。 本発明の実施形態に係るインク組成物を含むインクカートリッジを具備したインクジェット記録装置の図面である。 本発明の実施形態に係るインク組成物を含むインクカートリッジの断面図である。
符号の説明
3 紙
5 プリンタ
7 ホール
8 プリンタカバー
9 固定性ラッチ
10 移動性ラッチ
11 インクカートリッジ
13 本体
100 インクカートリッジ
110 カートリッジ本体
112 インク保存器
114 内部カバー
116 外部カバー
123 垂直バリア壁
124 第1チャンバ
126 第2チャンバ
126a ベントホール
128 インク通路
129 スポンジ
130 プリンタヘッド
132 スタンドパイプ
140 フィルタ
142 フック

Claims (21)

  1. 着色剤と;
    イオン性乳化剤および両性イオン性乳化剤から選択される少なくとも一つ以上である第1乳化剤と;
    非イオン性乳化剤である第2乳化剤と;
    水と;
    を含み、
    前記第1乳化剤の含有量は、前記着色剤100質量部を基準として、150質量部以下であり、
    前記第2乳化剤の含有量は、前記第1乳化剤含有量の20倍以下であることを特徴とする、インク組成物。
  2. 前記第1乳化剤および前記第2乳化剤の総含有量は、前記着色剤100質量部を基準として、1〜300質量部であることを特徴とする、請求項1に記載のインク組成物。
  3. 前記イオン性乳化剤は、炭素数1〜20のアルキルカルボン酸塩、炭素数1〜20のアルキルスルホン酸エステル塩、炭素数1〜20のアルキルスルホン酸塩、炭素数1〜20のアルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数1〜20の脂肪酸アミン塩、第四級アンモニウム塩、スルホニウム塩およびホスホニウム塩からなる群から選択される少なくとも一つ以上であり、
    前記両性イオン性乳化剤は、炭素数1〜20のアルキルアミンスルホン酸塩、炭素数1〜20のアルキルアミンカルボン酸塩、または炭素数1〜20のアルキルアミンホスホニウム塩からなる群から選択される少なくとも一つ以上であることを特徴とする、請求項1または2に記載のインク組成物。
  4. 前記非イオン性乳化剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン第2級アルコールエーテル、ポリオキシエチレン−オキシプロピレンブロック共重合体、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタンモノエステルアルコキシレート、アセチレン型ポリアルキレンオキシド、アセチレン型ジオールからなる群から選択される少なくとも一つ以上であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のインク組成物。
  5. 前記着色剤は、顔料、染料または自己分散顔料のうちの一つであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のインク組成物。
  6. 共溶媒および/またはアミド化合物から構成される有機溶媒がさらに含まれることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のインク組成物。
  7. 前記共溶媒は、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、t−ブチルアルコールおよびイソブチルアルコールから構成されるアルコール類化合物;1,6−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,2,4−ブタントリオール、1,5−ペンタンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、トリメタノールプロパン、へキシレングリコール、グリセロール、ポリ(エチレングリコール)から構成される多価アルコール系化合物;アセトン、メチルエチルケトン、ジアセトンアルコールから構成されるケトン類化合物;酢酸エチル、乳酸エチルから構成されるエステル系化合物;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテルから構成される低級アルキルエーテル系化合物;ジメチルスルホキシド、テトラメチレンスルホン、チオグリコールから構成される含有硫黄系化合物;からなる群より選択される少なくとも一つ以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項6に記載のインク組成物。
  8. 前記アミド化合物は、2−ピロリドン、2−ピペリドン、N−メチル−2−ピロリドン、カプロラクタム、テトラヒドロ−2−ピリミドン、3−メチル−テトラヒドロ−2−ピリミドン、2−イミダゾリジノン、ジメチルイミダゾリジノン、ジエチルイミダゾリジノン、ブチルウレア、1,3−ジメチルウレア、エチルウレア、プロピルウレア、イソプロピルウレア、1,3−ジエチルウレアからなる群から選択される少なくとも一つ以上の化合物を含むことを特徴とする、請求項6または7に記載のインク組成物。
  9. 前記有機溶媒の含有量は、前記着色剤100質量部を基準として、100〜2,000質量部であることを特徴とする、請求項6〜8のいずれかに記載のインク組成物。
  10. 前記水の含有量は、前記着色剤100質量部を基準として、100〜3,000質量部であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のインク組成物。
  11. 前記インク組成物の20℃における表面張力は、15×10-3〜70×10-3N/mであり、前記インク組成物の20℃における粘度は、1×10-3〜20×10−3Pa・Sであることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載のインク組成物。
  12. 前記イオン性乳化剤は、ドデシル硫酸ナトリウムであり、前記両性イオン性乳化剤は、N,N−ジメチルドデシルアミン−N−オキシドであることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載のインク組成物。
  13. 前記非イオン性乳化剤は、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールまたは2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4−(エチレンオキシド)−7−(エチレンオキシド)−ジオールを含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載のインク組成物。
  14. 前記第1乳化剤の含有量は、前記着色剤100質量部を基準として、1〜150質量部であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載のインク組成物。
  15. 前記第2乳化剤の含有量は、前記第1乳化剤の含有量の1〜15倍であることを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載のインク組成物。
  16. 前記有機溶媒の含有量は、前記着色剤100質量部を基準として、50〜2,000質量部となることを特徴とする、請求項6〜15のいずれかに記載のインク組成物。
  17. 前記アミド化合物の含有量は、前記有機溶媒の総含有量100質量部を基準として、5〜80質量部となることを特徴とする、請求項6〜16のいずれかに記載のインク組成物。
  18. 着色剤と;
    イオン性乳化剤および両性イオン性乳化剤から選択される少なくとも一つ以上である第1乳化剤と;
    非イオン性乳化剤である第2乳化剤と;
    水と;
    を含むインク組成物を含むインクカートリッジであり、
    前記第1乳化剤の含有量は、前記着色剤100質量部を基準として、150質量部以下であり、
    前記第2乳化剤の含有量は、前記第1乳化剤含有量の20倍以下であることを特徴とする、インクカートリッジ。
  19. 着色剤と;
    イオン性乳化剤および両性イオン性乳化剤から選択される少なくとも一つ以上である第1乳化剤と;
    非イオン性乳化剤である第2乳化剤と;
    水と;
    を含むインク組成物を含むインクカートリッジを具備するインクジェット記録装置であり、
    前記第1乳化剤の含有量は、前記着色剤100質量部を基準として、150質量部以下であり、
    前記第2乳化剤の含有量は、前記第1乳化剤含有量の20倍以下であることを特徴とする、インクジェット記録装置。
  20. 前記インクジェット記録装置は、10,000個以上のノズルを備え、前記インク組成物を吐出するアレイヘッドを具備することを特徴とする、請求項19に記載のインクジェット記録装置。
  21. 前記インクカートリッジの底面に位置し、記録媒体シートの幅方向に沿う所定の長さを有するプリンタヘッドをさらに含むことを特徴とする、請求項19または20に記載のインクジェット記録装置。

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